JPH03287301A - 2主軸対向旋盤における防振加工方法 - Google Patents
2主軸対向旋盤における防振加工方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
によって所望の加工が不可能ないし困難になるのを防止
する方法に関するもので、特にベツドの定位置に軸着さ
れた第1主軸と該第1主軸に同一軸線上で近接離隔自在
に対向する第2主軸とを有する2主軸対向旋盤における
上記方法に関するものである。
加工ができなくなることがある。この現象は、通常ワー
クが細長いときに生し、ワークの振動のために刃物に所
望の切り込みを与えることができなくなったり、加工し
たワークの表面にワークの振動に起因するしま模様が表
れたりする。
して、ステデイレストと呼ばれる加工治具でワークを支
持する方法が採用されている。ステデイレストは、V形
の表面ないし複数のローラでワークの外周を支持するも
ので、ステデイレストでワーク加工位置の近くを支持し
てやれば、加エキにおけるワークの振動を有効に防止で
きる。
止する点では極めて有効で、非常に細長いワークを加工
する場合等には、ステデイレストを用いなければ加工す
ることができない場合も多い、しかしステデイレストは
、ワークの種類毎にそれぞれ専用のものを用意するか、
汎用のステデイレストならばワークの種類毎にその高さ
を調整して使用する必要があり、しかもステデイレスト
で支持している部分は、そのステデイレストを用いた状
態で加工することができないので、−個のワークに対し
て複数のステデイレストが必要になることもまれではな
く、ステデイレストの製作・調整や加工中の段取り替え
が煩雑になるという欠点がある。
きには、ワークの両端を第1および第2主軸で把持して
両生軸を同期回転させながら加工を行うことが可能で、
心押台でワークの先端を保持する場合よりもワーク先端
の把持剛性を高くでき、かつ両生軸の同期駆動によって
ワークのねじれ剛性も高くできるので、ワークの振動防
止の点では、車軸の旋盤より有利であり、ステデイレス
トなしで加工できるワークの範囲が若干広くなる。
という2主軸対向旋盤のハード構造の特徴を更に利用し
て、より広い範囲のワークをステデイレストを用いるこ
となく加工する方法を提供しようとするものである。
主軸11a、11bの軸線方向に移動自在な第2主軸台
2bとを有する2主軸対向旋盤において、ワークの一端
を第1主軸11aで把持して加工を行う際に、第2主軸
11bでワークの他端を把持し、その後加工しようとす
るワークの材質に応じて予め設定した軸応力をワーク内
に生成させるように第2主軸台2bを移動させ、その後
当該ワークを加工することを特徴とするものである。
力は、加工精度に影響を及ぼすような変形をワークに生
じさせない限度において高めに設定するのが良いが、加
工によるワークの熱膨張も考慮する必要があり、チャッ
ク爪のすべりを生じない範囲の応力でなければならない
という制限も考慮しなければならない。
とがある程度は可能であるとしても、旋盤自体の剛性や
刃物の剛性とも無関係ではないので、最終的には実際の
加工データを基にして決定されるべきものである。
動量は、ワーク毎に計算して加ニブログラムにインプッ
トしておくか、あるいはCNC旋盤であれば、ワークの
材質や形状を基にしてコンピュータに計算させて第2主
軸台2bの移動位置を制御しているサーボモータ12b
に移動指令を与えることによって行われる。
きくなる程高くなりかつ振幅が減少することからも容易
に理解されるように、軸方向応力を付与されることによ
ってワークの剛性が高まり、ワークの振動は抑止される
。
あり、非常に振動し易いワークを加工する際には、前述
したステデイレストを用いざるを得ないが、上記手段に
よれば、ステデイレストを用いないで加工できるワーク
の範囲を拡大できる。
をわずかに移動させるだけで良いので、加工時の作業負
担を増大させることも加工能率を低下させることもなく
、簡単なプログラムを加ニブログラムに付加するだけで
容易に実施することができる。
の一例を模式的に示した平面図である。
方向をX軸方向と言い、Z軸と直交する方向をX軸方向
という。また第1主軸11a側と第2主軸11b側との
部材を区別するために添字a、bを用いているが、特に
区別する必要がないときは、これらの添字a、bを省略
した符号を用いている。
主軸台、3aはタレット型の第1刃物台、3bは同第2
刃物台である。ベース1は、上面を45度手前側に傾斜
させたスラント型で、このベースに固定した第1主軸台
2aに対向して第2主軸台2bがXスライド6を介して
X軸方向にのみ摺動自在に配置され、主軸台2a、2b
の奥側に刃物台3a、3bが配置されている。そして第
1刃物台3aはXスライドとXスライドを備えたZXス
ライド7を介してZ軸及びX輪画方向に摺動自在で、第
2刃物台3bはXスライド8を介してX軸方向にのみ摺
動自在に装着されている。
工具を含む複数の工具を装着したタレフ)9a、9bを
それぞれ備え、各タレットは、インデックスモータ10
a、10bで割出し駆動されて工具の選択が行われ、各
インデックス位置において面歯車継手により刃物台3a
、3bに強固に固定される。タレットに装着した回転工
具は、ミリング用モータ39a、39bで回転駆動され
る。
2b、13a、13b、送りネジ14a、14b、15
a、15b及び図示されないポールナンドからなる送り
装置が設けられている。送りモータ12a、12b、1
3a、13bは、エンコーダ16a、16b、17a、
17bを内蔵したサーボモータが用いられており、その
回転角を制御することにより、第2主軸台2b及び第1
、第2刃物台3a、3bの移動位置決めが行われる。
bの制御ブロック図を示したもので、CNC装置46か
らの位置決め指令に基いてサーボモータ12bが回転し
てXスライド6を所定の位置に位置決めする。サーボモ
ータ12bの回転量は、エンコーダ16bによって検出
されてCNC装置46にフィードバンクされ、これによ
って2スライド6が正確に位置決めされる。
の主軸11a、41bにチャック19、チャック開閉用
のチャックシリンダ20、旋削モータ21、主軸割出し
装223、該割出し装置と主軸を係脱するシフト歯車対
24.25及び主軸エンコーダ27が装着されている。
駆動しており、主軸11の回転角は、タイミングベルト
29で主軸11と連結された主軸エンコーダ27で検出
されている。一方、シフト歯車対24.25により主軸
11と係脱される割出し装223は、精密位置決めが可
能な割出しモータ22によって駆動され、減速機30を
介して主軸11を低速回転させる。割出しモータ22の
回転は、該モータに内蔵された割出しエンコーダ26に
よって検出され、第2図と同様なサーボ制御によって主
軸110位相を制御している。
5を切り離して割出し装置23が主軸11から切り離す
。またコンタ−リングのフライス加工等で主軸11を低
速回転させるときには、シフト歯車対24.25を噛合
させて割出し装置23を主軸11に連結し、割出しモー
タ22で主軸11を回転させる。
れるときには、CNC装置46からの個別の速度指令を
受けたモータ制御部52a、52bが個々にその速度を
制御している。想像線で囲んで示す同期制御装置53は
、遅速弁別回路54、補正値設定器55、補正指令回路
56、切換器57並びに第1及び第2速度指令補正回路
58a、58bからなる。遅速弁別回路54は、ミリセ
カンド単位の微少時間における主軸エンコーダ27a、
27bの出力パルスをカウントし、その大小により第1
主軸11aと第2主軸11bとに位相差や速度差が生じ
ているかどうかを監視している。
正値が設定されている。この補正値は、CNC装置46
のプログラムで与えるようにすることもできる。補正指
令回路56は、遅速弁別回路54の出力を受けて、補正
値設定器55に設定された補正値を減算又は加算指令と
して速度指令補正回路58a、58bに与える。勿論、
位相や速度が進んだ側には減算指令として、遅れた側に
は加算指令として補正値が与えられる。速度指令補正回
路58a、58bは、CNC装置46から与えられた速
度指令にこの補正値を加減してモータ制御部52a、5
2bに速度指令を与える。この一連の制御サイクルを短
い時間間隔で連続して行うことにより、第1主軸11a
と第2主軸11bを同期させている。
は、切換器57で第1主軸側の速度指令が第1及び第2
モータ制御部52a、52bの両者に与えられるように
すると共に、補正信号が速度指令補正回路58a、58
bに与えられるように切換器57を切り換える。
で指令される。以下、この発明の防振加工方法の一実施
例を第1図のフローチャートに基いて説明する。
旋削粗削りならその旋削加工において、防振加工が指令
されると、第1図の制御ルーチンは、第2チヤツク19
bがワークを既に把持しているかどうか調べ(防振加工
はワークが第1主軸で把持されているときに指令される
ので、このことは、ワークが第1主軸と第2主軸との両
方で把持されているかどうかを調べることと同意義であ
る。)、若し第2チヤツク19bがワークを把持してい
なければ、NC画面にアラームメツセージを表示させ、
機械を停止させる。
、長さ、径等のデータを読み込み、材質やワーク毎に登
録された許容応力にワークの最小断面積を乗じてワーク
に与える軸力を算出し、この軸力をワークの両端から与
えたときのワークの歪量を算出する。そしてZ軸送りモ
ータ12bにこの歪量に対応する移動指令を与え、Zス
ライド6をこの歪量だけ移動させる。この状態で、ワー
クには、引張又は圧縮方向の軸力が加わり、ワークの剛
性が高くなる。
該−工程の加工が終了したら、防振加ICの実行のため
に特別に行った動作をもとに戻し、次の加工に進む。若
しプログラムにより指令された加工が防振加工でなけれ
ば、分岐ステップ61及び62で制御が分岐して防振加
工のための準備手続き及び復元手続きを通らないので、
加ニステップ63で通常どおりの加工が行われるだけで
ある。
ラムにおいて防振加工を指定するだけで加工中のワーク
の振動を抑制した状態で加工を行うことが可能となり、
ステデイレストを用いないで行うことのできる加工の範
囲を相当に拡大することができ、ステデイレストの製作
に要する費用やステデイレストの設直に要する作業時間
や人手を大幅に低減することができる。更に上記の方法
は、旋盤のハードウェア自体には何等の改変も必要とせ
ず、加ニブログラムで防振加工を指定することのみによ
って実施できるので、従来装置にも簡単に採用できると
いう特徴がある。
を示すフローチャート、第2図は2主軸対向旋盤の模式
的な平面図、第3図は第2主軸台の位置決め装置を示す
ブロック図、第4図は主軸駆動装置を示す模式的な平面
図、第5図は旋削モータの同期制御装置を示すブロック
図である。 図中、 1:ベース 2a 、 2b :主軸台6
:Zスライド 11a、11b:主軸12b=
送りモータ 19a、19b:チャック 16b=エンコーダ 21a、21b:旋削モータ 27a、27b:主軸エンコーダ
Claims (1)
- 同一軸線上で対向する第1主軸(11a)と第2主軸(
11b)とを有し、第1主軸(11a)はベース(1)
に固定され、第2主軸(11b)は主軸方向に進退自在
に装着されており、第2主軸(11b)を主軸方向に位
置決め駆動するサーボモータ(12b)が設けられてい
る2主軸対向旋盤において、ワークの一端を第1主軸(
11a)で把持して加工を行う際に、第2主軸(11b
)でワークの他端を把持し、その後加工しようとするワ
ークの材質に応じて予め決定された軸応力をワーク内に
生成させるように上記サーボモータ(12b)に移動指
令を与えて第2主軸(11b)を移動させ、その後当該
ワークを加工することを特徴とする、2主軸対向旋盤に
おける防振加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990089721A JP2835768B6 (ja) | 1990-04-03 | 2主軸対向旋盤における防振加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03287301A true JPH03287301A (ja) | 1991-12-18 |
JP2835768B2 JP2835768B2 (ja) | 1998-12-14 |
JP2835768B6 JP2835768B6 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012020387A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Komatsu Ntc Ltd | クランクシャフト旋削装置及びクランクシャフト旋削方法 |
JP2012196748A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd | 2主軸対向nc旋盤及び防振加工方法 |
JP2012525983A (ja) * | 2009-05-04 | 2012-10-25 | 株式会社森精機製作所 | 同期加工システム及び同期加工方法 |
CN113458816A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-10-01 | 芜湖哈特机器人产业技术研究院有限公司 | 一种泵轴装夹柔性定位方法 |
WO2023053696A1 (ja) * | 2021-09-30 | 2023-04-06 | 中村留精密工業株式会社 | 長尺ワークの制振加工方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023053696A1 (ja) * | 2021-09-30 | 2023-04-06 | 中村留精密工業株式会社 | 長尺ワークの制振加工方法 |
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JP2835768B2 (ja) | 1998-12-14 |
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