JPH10113801A - 2主軸対向型cnc旋盤のワーク加工装置 - Google Patents

2主軸対向型cnc旋盤のワーク加工装置

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JPH10113801A
JPH10113801A JP32523297A JP32523297A JPH10113801A JP H10113801 A JPH10113801 A JP H10113801A JP 32523297 A JP32523297 A JP 32523297A JP 32523297 A JP32523297 A JP 32523297A JP H10113801 A JPH10113801 A JP H10113801A
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spindle
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phase
spindles
turret
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JP32523297A
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English (en)
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Kosaku Suzuki
孝作 鈴木
Naoki Okuno
直起 奥野
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Nakamura Tome Precision Industry Co Ltd
Original Assignee
Nakamura Tome Precision Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2個の主軸を対向して配置した旋盤における
加工ユニットの配置及びワークの加工制御装置に関し、
第1主軸での重切削、第2主軸でのコンタリング加工、
正確で速やかなオリエンテーション動作等が可能な装置
を得る。 【解決手段】 第1主軸台2aはベース1上に固定し、
第2主軸台2bはZ軸方向にのみ移動位置決め可能と
し、第1刃物台(3a)は主軸方向及び主軸直角方向に移動
位置決め可能とし、第2刃物台(3b)は主軸直角方向にの
み移動位置決め可能とし、2個の刃物台(3a 、3b)は主軸
台(2a 、2b)より装置の奥側に配置する。各主軸には噛合
クラッチや歯車対のような機械的に連結解除自在な主軸
割出し駆動装置23と割出しモータ40と割出しエンコ
ーダ26をそれぞれ個別に設ける。2個の刃物台(3a,3
b) のタレット(9a,9b) は、刃物台(3a,3b) 相互を接近
させたときにタレット(9a,9b) 相互が互いに接近して対
向するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークを把持し
て回転する2個の主軸を対向して配置した旋盤における
加工ユニットの配置及びワークの加工制御装置に特徴が
ある装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】旋削を第1工程とする旋削加工におい
て、回転工具を備えたタレット刃物台と主軸割出し装置
を備えた旋盤により、フライス加工や孔明け加工等を同
じ機械で行わせる方式が第一次複合化として採用され
た。更に一台で完成品をとの要望から、旋削、フライス
加工のあと背面加工を同じ機械で行う事が要望され、そ
の対策として従来のテールストックの位置にサブスピン
ドルを設けてこのサブスピンドルを前進させてワークの
先端を掴み、ワークを主軸(第1主軸)からサブスピン
ドルに受け渡して背面加工を済ませるようになった。ワ
ークがバー材の場合は、バー材切断前にサブスピンドル
でバー材の先端を掴み、第1主軸とサブスピンドルをほ
ぼ同速度で回転させつつ突切り加工してワークを第1主
軸からサブスピンドルへ受け渡していた。しかしこの種
の旋盤は、テールストックを改良した程度のサブスピン
ドルであるから、背面加工も面取りと背面の仕上げ程度
の加工しかできず、背面加工の間は第1主軸が休止状態
となって能率が悪かった。
【0003】そこでこのサプスピンドルを強力な第2主
軸に替え、この第2主軸に対応するタレット刃物台を設
けて第1主軸と第2主軸の割出しを含む強力な複合加工
を可能とし、両主軸間でのワークの自動受け渡しは勿
論、正面及び背面加工を同時進行させながら連続運転の
できるマシンセル化が進められた。この場合において、
正面加工と背面加工の両方に主軸割出しが含まれるとき
は、最初の旋削加工が終わったあと第1主軸をオリエン
テーション(位置決め停止)動作により原点角度に機械
的に位置決めし、その位置で第1主軸に主軸割出し駆動
装置を連結し、その位置から主軸を割出して第1主軸で
のフライス加工や孔明け加工を行い、ワークの受け渡し
の際には、第1主軸を原点角度に戻し、同様なオリエン
テーション動作により原点角度に位置決めした第2主軸
でワークの先端を掴むという動作でワークの受け渡しを
行っていた。またバー材の場合は、第2主軸でバー材の
先端をつかんだ後、第2主軸を第1主軸に追従させなが
ら比較的ゆっくりと加速を行って所定の回転数に上げ、
突切り加工を行っていた。
【0004】従来の主軸のオリエンテーション動作は、
主軸を低速で回転させながら原点角度位置にきたときに
主軸に設けた溝状部にピンやローラ等を嵌入するという
方法で行われており、ピンやローラが嵌入されたことを
検知して主軸の回転を止め、嵌入されたピンやローラが
主軸の自由回転を止めて原点角度を保持させるようにす
る。一方で主軸割出し駆動装置の方は、自ら回転して原
点角度に位置決めされる。この原点角度の位置は主軸割
出し駆動装置の連結歯車の噛合位置であり、両者の角度
決めが終わったところでシフト歯車をシフトさせて主軸
に主軸割出し駆動装置を連結するものであった。主軸が
低速になってから原点角度を探り出すまでの時間はオリ
エンテーションタイムと呼ばれ、時にはこの時間が数秒
に及びアイドルタイムとなって加工能率を低下させる原
因となっていた。
【0005】フランジ材加工の際は、大型のチャックを
使用しなければならない関係上、サブスピンドルではパ
ワー不足で加工し得るワークの大きさに制限が出る。ま
た長手寸法が比較的小さいワークの掴み換えにおいて
は、双方のチャック爪が干渉しないように第2主軸の位
相をオフセット(例えば30度)した状態で両主軸の位
相合わせを行わせる必要もあり、このような動作にも従
来構造では時間がかかっていた。
【0006】またバー材加工の際は、第2主軸を第1主
軸に追従させて回転を立ち上げる関係上、第2主軸を小
形にして慣性の小さいものにしなければならず、そのた
めに背面加工の加工能率や加工精度が制限されるという
問題があった。
【0007】また機械本体構造は、フラット形のベース
を使用して切粉収容箱をベース中心部の主軸チャックの
下部に設け、コンパクト化を図っているが、そのための
スペース的制約から、濾過の不具合によるクーラント溢
れやチップコンベヤ取付後のメンテナンス作業の不具合
などの問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、以上の問
題を解決するのに適した2主軸対向型CNC旋盤の構造
及び加工装置を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この請求項1の発明の2主軸対向型CNC旋盤は、
2台の主軸台のうちの第1主軸台2aはベース1上に固
定し、第2主軸台2bは主軸11と平行なZ軸方向にの
み移動位置決め可能とし、第1刃物台3aは主軸方向及
び主軸直角方向に移動位置決め可能とし、第2刃物台3
bは主軸直角方向にのみ移動位置決め可能とし、2個の
刃物台3a、3bは主軸台2a、2bより装置の奥側に
配置している。
【0010】請求項2の発明では、第1及び第2主軸1
1a、11bには、旋削加工用主軸モータ21と主軸の
位相を検出する主軸エンコーダ27と噛合クラッチや歯
車対のような機械的に連結解除自在な主軸割出し駆動装
置23と割出しモータ40と割出しエンコーダ26をそ
れぞれ個別に設けた構造としている。
【0011】請求項3の発明では、第1刃物台3aのタ
レット9aは第1刃物台3a上の第2主軸台2bに近い
側に配置し、第2刃物台3bのタレット9bは第2刃物
台3b上の第1主軸台2aに近い側に配置することによ
り、第1刃物台3aを第2刃物台3bに接近させたとき
に第1タレット9aと第2タレット9bとが互いに接近
して対向するようにしている。
【0012】更に請求項4の発明では、ベースとしてス
ラント型ベース1を備え、該ベース上に複数のタレット
型刃物台3とワークを保持して回転するそれぞれの主軸
11を備えた2台の主軸台2を対向させて配置し、チッ
プコンベヤ5を取付可能な切粉収容箱4をベース1の前
縁下部に別置き型で配置している。
【0013】更に請求項5ないし8の発明では、機械全
体を統合的に制御するCNC装置46を備え、主軸相互
間でのワークの受け渡しを行うために該CNC装置の指
令に基いて第2主軸11bと第1主軸11aとの位相合
わせを行う際には、前記割出しエンコーダ26の基準位
置位相と現在位相との指示値の差に基いて割出しモータ
40を回転させて第1主軸と第2主軸とを同位相ないし
設定された位相差に位相合わせを行う制御装置を設けて
いる。
【0014】更に上記主軸相互間の位相合わせを行う際
において、第2主軸11bと第1主軸11aを目標位相
に向けて相互逆方向に回転させる制御装置設ける構造
を、より好ましい構造として提唱している。
【0015】また上記構造を備えた第1及び第2主軸台
2a、2bの各主軸は、シフト歯車24を介して主軸割
出し駆動装置23に連結する構造とし、各主軸エンコー
ダ27で検知した主軸の基準位置位相と現在位相、およ
び割出しエンコーダ26で検出した基準位置位相と現在
位相の4ケ2組のデータから第1及び第2主軸のそれぞ
れにおけるシフト歯車対24、25の噛合位置を計算す
る手段を設け、主軸11に主軸割出し駆動装置23を連
結する際には、CNC装置46の指令に基いて前記計算
手段によって決定された噛合位置に主軸割出し駆動装置
23を回転させてシフト歯車24の噛合を行う制御装置
を採用している。
【0016】またバー材の加工においては、2台の主軸
モータ21a、21bを同期的に回転させる同期制御装
置53を設けてこの同期制御装置で両主軸11a、11
bを同期回転させながら旋削ないし突切り加工を行うこ
ととし、且つこの同期制御装置として、両主軸エンコー
ダ27が発する単位時間のパルス数の差から両者の遅速
を検知する手段と、設定された微小補正値を記憶する手
段と、前記遅速が検知されたときに該微小補正値を正逆
にしてそれぞれの主軸モータ制御部52に与える手段と
を含む装置を提唱している。
【0017】
【作用】本発明では主軸割出し駆動装置23及び割出し
エンコーダ26を第1主軸11a及び第2主軸11bに
設けて強力で精度の高い割出し加工を可能にした。ま
た、主軸割出し駆動装置23を主軸11に連結する際
に、主軸を原点角度に位置決めするオリエンテーション
動作に代えて、主軸11の停止角度を示す主軸エンコー
ダ27のカウント値に基いてシフト歯車24の噛合位置
まで割出しモータ40を回転させて主軸11に主軸割出
し駆動装置23を連結する構造とし、主軸オリエンテー
ション時の作業時間のロスを回避している。また、ワー
ク受け渡し時の第1主軸11aと第2主軸11bの位相
合わせの際には、上記手順で第2主軸11bに主軸割出
し駆動装置23bを連結したあと、割出しを終了したと
きの第1主軸の割出しエンコーダ26aのカウント値を
読んでその値と第2主軸のそれとが一致するか又は指定
された角度差になるまで割出しモータ40を回転させ、
位相合わせを行ってワークの受け渡しを行う。更にバー
材加工時には、第2主軸でバー材の先端を把持したあ
と、第1主軸と第2主軸とを同期制御装置53で同期回
転させながら回転を立ち上げて突切り加工を行う。
【0018】割出しモータ40として通常用いられてい
るサーボモータを使用すれば、主軸割出し駆動装置23
側の高速位置決めは容易に可能で、主軸11と主軸割出
し駆動装置23の連結を数秒以内で行わせることがで
き、また、ワークの受け渡し時における第1主軸11a
と第2主軸11bの位相合わせも同様にきわめて短い時
間で可能となり、ワークの受渡し時間も最短となる。一
般に第1主軸側での割出しは旋削加工の後に行われるの
で、第1主軸側での割出しが終わったときには第1主軸
11aには主軸割出し駆動装置23aが連結されてお
り、双方の主軸の位相ずれ分を両方の主軸割出し駆動装
置を相互接近方向に回転させて合致させる事も容易てあ
る。更に同期制御装置53により、バー材加工時におけ
るワークの両端を把持した状態での回転の立ち上げが速
やかに且つ円滑に行われるから、この点でも加工サイク
ルを短縮でき、第2主軸を充分な剛性を備えたものとで
きるし、ワークに過大な捩じれ負荷を作用させることも
なくなる。
【0019】ワークがフランジ材である場合には、ワー
クの長手寸法が比較的小さい場合が多いので、その場合
に第1主軸から第2主軸に掴み換えをしようとして第2
主軸を接近させたとき相互のチャック爪が干渉して衝突
するおそれがある。これを回避するには、第1主軸のチ
ャック基準位置に対し第2主軸の位相を30度(三つ爪
の場合)偏倚させる必要があるが、本発明によれば、ワ
ーク受け渡し時に偏倚角度分だけ第1主軸又は第2主軸
の回転量を補正してやればよく、この位相差をNCプロ
クラムに指定するだけの操作で済む。
【0020】更に上記同期制御装置53を付加したこと
により、第1及び第2主軸を同期回転させながらワーク
の受け渡し動作を行わせることも可能で、第1主軸側の
最終加工が旋削加工である場合にこのような動作を行わ
せることにより、主軸を一旦停止させてまた加速するの
に必要なアイドルタイムも削減することが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】 全体構成(図1ないし図3参照) 図1ないし図3は、この発明の一実施例の全体構成を示
す図である。以下の説明において、主軸方向をZ軸方向
と言い、Z軸と直交する方向をX軸方向という(図1参
照)。図中、1はベース、2aは第1主軸台、2bは第
2主軸台、3aはタレット型の第1刃物台、3bは同第
2刃物台、4は切粉収容箱、5はチップコンベヤであ
る。ベース1は、上面を45度手前側に傾斜させたスラ
ント型で、このベースに固定した第1主軸台2aに対向
して第2主軸台2bがZスライド6を介してZ軸方向に
のみ摺動自在に配置され、この主軸台2a、2bの奥側
に刃物台3a、3bが配置されている。そして第1刃物
台3aはZスライドとXスライドを備えたZXスライド
7を介してZ及びX両方向に摺動自在で、第2刃物台3
bはXスライド8を介してX方向にのみ摺動自在に装着
されている。
【0022】刃物台3a、3bは、ミリングカッタやド
リル等の回転工具を含む複数の工具を装着したタレット
9a、9bをそれぞれ備え、各タレットは、インデック
スモータ10a、10bで割出し駆動されて工具の選択
が行われ、各インデックス位置において面歯車継手によ
り刃物台3a、3bに強固に固定される。タレットに装
着した回転工具は、ミリング用モータ39で回転駆動さ
れる。そして第1主軸台2aに装着されたワークは第1
刃物台3aの工具で、第2主軸台2bに装着されたワー
クは第2刃物台3bの工具で加工される。
【0023】各スライド6、7、8には、その送りモー
タ12a、12b、13a、13b、送りネジ14a、
14b、15a、15b及び図示されないボールナット
からなる送り装置が設けられ、送りモータ12、13の
回転角を制御することにより、第2主軸台2b及び第
1、第2刃物台3a、3bの移動位置決めが行われる。
【0024】本実施例装置が45度スラント型のベース
を採用しているのは、後記切粉の速やかな排出を図る
他、タレットの工具交換時の作業性を考慮したこと、ロ
ーダやアンローダを機械の上方や前方の任意の位置に配
置可能にすること、主軸台2や刃物台3のスライド面に
過大な偏荷重が作用するのを避けること等の理由によ
る。実際の構造では、ベース1の上面に3条のスライド
ウエイを削り出しで一体に設けて剛性を増し、積層化す
ることによるコストの増加を少なくしている。
【0025】 切粉収容箱(図2及び図3参照) 切粉収容箱4は、ベース1の前縁下部に別置き型で配置
されており、両主軸台2a、2bの間に形成される加工
領域におけるベース1の上面は、第2主軸台のZスライ
ド6と第1主軸台2aとの間に装架された伸縮自在のカ
バー18で覆われている。切粉収容箱4の底面には、横
方向にチップコンベヤ5が配置されている。従って、上
記加工領域で生成した切粉は前記カバー上を滑落して切
粉収容箱4に落下し、チップコンベヤ5で機械側方に速
やかに排出される。
【0026】旋削加工では、出来るだけ少ない時間で荒
削りを完了する為にワークを高速回転させ且つ工具に高
速送りを掛けて荒削りをする。その為に大きな加工熱が
発生するので、切削液を掛けて切粉を冷やし、生成した
切粉を速やかに加工領域から除去することが機械やワー
クの熱変形を防止して高い加工精度を維持するための重
要に要件となる。本発明の装置では、上記構造を採用す
ることによってこの問題を解決している。チップコンベ
ヤ5は、機械の後方に切粉を排出する構造とすることも
可能であるが、後方排出型は切粉収容箱の中央へ切粉を
寄せる構造とする必要があること、ベース中央にコンベ
ヤが通るためにメンテナンス作業が不便であり、一般に
機械背面には多数の制御装置が配置されているため、後
方排出型は制御装置のメンテナンスにも好ましくない。
【0027】 主軸台(図1及び図4参照) 主軸台2a、2bには、それぞれ主軸11、主軸に固定
されたチャック19、チャック開閉用のチャックシリン
ダ20、主軸モータ21、ブレーキ装置22、主軸割出
し駆動装置23、主軸割出し駆動装置と主軸とを係脱す
るシフト歯車対24、25及びエンコーダ26、27が
装着されている。主軸モータ21は、Vベルト28伝動
により主軸を駆動しており、主軸11の回転角は、タイ
ミングベルト29で主軸と連結された主軸エンコーダ2
7で検出されている。
【0028】 ブレーキ装置(図5及び図6参照) ブレーキ装置22は、主軸の回転角度位置を確保する必
要のある場合には全力でブレーキディスク31をクラン
プし、フライス加工のときは半ブレーキにしてその制動
力を自由に自動制御できるものとする。本実施例ではデ
ィスクブレーキを採用しており、主軸に固定したブレー
キディスク31とこれを挟持するブレーキシュー32及
びブレーキシリンダ33で構成されている。ブレーキ装
置22は、ブラケット34を介して主軸台2に固定され
る。図に示したブレーキ装置では、ブレーキシリンダの
油圧を制御してブレーキ力を調節している。
【0029】 主軸割出し駆動装置(図7及び図8参
照) 主軸割出し駆動装置23は、エンコーダ26を内蔵した
割出しモータ40、その出力軸に固定されたウォーム4
1及びこれに噛合するウォームホイール42、ウォーム
ホイール軸43に精密スプラインで軸方向移動自在に装
着されたシフト歯車24、主軸11に固着された歯車2
5、シフトフォーク44及びシフトシリンダ45で構成
されている。
【0030】歯車25とシフト歯車24とは、同歯数の
精密歯車である。旋削加工時には、シフトシリンダ45
でシフト歯車24を第7図上右移動させて歯車25との
噛合を解き、主軸モータ21で主軸11を高速回転さ
せ、フライス加工や孔明け加工のときはシフト歯車24
を逆方向に移動させて歯車25と噛合させ、割出しモー
タ40の回転をウオーム歯車対41、42で減速して主
軸11を回転させ、所定角度での位置決めや低速回転さ
せながらのコンターリングのフライス加工を行うことが
できる。ウォーム歯車対41、42に代えてハーモニッ
クドライブ式の減速機や差動減速機などを採用すること
も可能で、大きな減速比をとることにより主軸11の正
確な角度位置決めが可能になる。本実施例の割出しエン
コーダ26の主軸11上での角度分割数は36万であ
る。また主軸割出し駆動装置23と主軸11との係脱装
置についても、シフト歯車に代えて噛合式メカニカルク
ラッチ等を使用することもでき、その駆動も空圧式や電
気式であっても良い。本発明では、このような主軸割出
し駆動装置23を2つの主軸11a、11bのそれぞれ
に設けている。本実施例の主軸割出し駆動装置23で
は、モータ出力を逆転抵抗の大きなウォーム歯車対から
なる高減速比機構を介して主軸11に伝達する構造を採
用して主軸11の逆転駆動抵抗力を高めており、重切削
フライス加工を可能にしているところに特徴がある。
【0031】割出しモータ40は、CNC装置46から
の指令を受けてサーボドライバ47(図8)で制御され
る。割出しエンコーダ26の出力は、速度信号としてサ
ーボドライバ47に与えられてその速度をフィードバッ
ク制御し、位相信号がCNC装置46に与えられ、主軸
が所定の角度に位置決めされたときにCNC装置はサー
ボドライバ47に停止指令を与える。割出し動作は、サ
ーボモータを高速回転させることにより高速で行われ、
割り出し位置では、ブレーキ装置22が割出し位置を強
固に固定する。また、コンターリングのフライス加工の
場合には、CNC装置46が送り速度をサーボドライバ
47に指令し、サーボドライバ47はフィードバック制
御により指令された速度で主軸11を回転させる。この
とき、必要に応じてブレーキ装置22で主軸に半ブレー
キが掛けられ、負荷変動による主軸の振動を防止する。
【0032】 主軸割出し駆動装置の連結装置(図9
参照) この実施例のものでは、図9に示すように、主軸及び割
出しエンコーダ27、26にピッチカウンタ49、48
が設けられている。このピッチカウンタは、歯車24、
25の円周ピッチに対応する角度だけ主軸が回転したと
きに主軸エンコーダ27が発するパルス数を最大カウン
ト数とするカウンタで、歯車24、25の噛み合い点か
らの位相を検出している。ピッチカウンタ49、48
は、そのカウントアップパルス及び各エンコーダの基準
角パルス(主軸や主軸割出し駆動装置が基準位置位相に
なったときに出力されるパルス)によりリセットされ
る。従って、ピッチカウンタ49及び48は、主軸11
及び主軸割出し駆動装置23が基準位置位相となったと
きからカウントを開始し、且つ歯車25及び24が一円
周ピッチ分だけ回転する毎にリセットされて新たにカウ
ントを開始するから、両ピッチカウンタ49と48のカ
ウント数が等しければ、シフト歯車24と歯車25との
噛合を行わせることができる。分周器50は、割出しエ
ンコーダ26の分割数を主軸エンコーダの分割数まで粗
くするためのもので、例えば主軸エンコーダの分割数が
3600、割出しエンコーダ26の分割数が36万であ
れば、分周器50の分周数は100である。主軸割出し
駆動装置23を主軸11に連結するときには、CNC装
置46は、比較器51で検出されるピッチカウンタ49
と48の値の差だけ割出しモータ40に回転指令を与え
て歯車24、25を噛み合い位置に位置決めする。
【0033】これにより、主軸割出し駆動装置の連結時
における主軸11のオリエンテーション動作を無くし、
主軸11を急速に減速してそのまま停止させ、止まった
角度位置を主軸エンコーダ27のピッチカウンタ49で
検出し、主軸割出し駆動装置23をこの検出角度位置に
合致するように急速位置決めして主軸割出し駆動装置2
3を主軸11に連結する動作が可能となる。割出しモー
タ40はサーボモータを使用しているので、急停止させ
ても位置が狂うことがなく、連結動作を短時間で終了す
ることができる。
【0034】上記構造を採用するには、連結用歯車2
4、25のピッチ精度を充分に高くすることが必要であ
る。歯車24、25のピッチ精度を期待出来ないときに
は、図9のピッチカウンタ49、48の容量を大きくし
て基準位置位相からの歯車25、24の回転角がピッチ
カウンタ49、48でカウントされるようにし、比較器
51で検出されるカウント差だけ主軸割出し駆動装置2
3を回転させてやれば良い。この場合には、歯車25と
24の噛合位置が常に一定になるので、精度の維持が容
易である。
【0035】即ち、主軸エンコーダ27としてアブソリ
ュートエンコーダを用いるだけでアイドルタイムを大幅
に短縮した連結動作が可能となり、またこれにより従来
必要としたオリエンテーション機構が不要となり、機械
構造の面でも大きなコストダウンが可能になる。
【0036】なお図9の実施例は、回路ブロック図で示
しているが、同様な動作をCNC装置のプログラムで行
わせることも可能であり、そのようなプログラムにより
制御される装置が主軸割出し駆動装置の連結装置として
採用できる。この点は、次の主軸の位相合わせ装置にお
いても同様である。
【0037】 主軸の位相合わせ装置(図9参照) ワークの受け渡しを行うときの主軸11a、11bの位
相合わせは、第1及び第2割出しエンコーダのカウンタ
60の値をCNC装置46で読み取り、両者が一致する
ようにいずれかの割出しモータに回転指令を与えるか、
又は両者が一致する方向の正逆両方向の回転指令を両割
出しモータ40に与えることによって行われる。割出し
モータとしてサーボモータを使用することにより、上記
構造での主軸11a、11b相互の位相合わせもきわめ
て短時間で行うことができる。
【0038】 主軸モータ制御装置(図10参照) 主軸モータ21の制御ブロックを図10に示す。第1及
び第2主軸モータ21a、21bは、個別運転されると
きには、CNC装置46からの個別の速度指令を受けた
モータ制御部52が個々にその速度を制御している。想
像線で囲んで示す同期制御装置53は、遅速弁別回路5
4、補正値設定器55、補正指令回路56、切換器57
並びに第1及び第2速度指令補正回路58a、58bか
らなる。遅速弁別回路54は、ミリセカンド単位の微少
時間における主軸エンコーダ27の出力パルスをカウン
トし、その大小により第1主軸11aと第2主軸11b
とに位相差や速度差が生じているかどうかを監視してお
り、補正値設定器55には、単位時間間隔毎に与える補
正値が設定されている。第1主軸と第2主軸を同期駆動
するときには、切換器57で第1主軸側の速度指令が第
1及び第2モータ制御部52a、52bの両者に与えら
れるようにすると共にフィードバック信号が速度指令補
正回路58に与えられるようにし、位相の進んだ側には
補正値を減算入力し、逆に位相の遅れた側には当該補正
値を加算入力して、この一連の制御を短い時間間隔で連
続して行うことにより、第1主軸11aと第2主軸11
bを同期させるようにしている。このようにそれぞれの
主軸モータ制御部52a、52bにCNC装置46から
発する速度指令を共通指令として前記補正をして入力さ
せることにより両主軸を同期させる制御は、従来多用さ
れて来た追従方式つまり一方を主とし他方を追従させる
方式と異なり、両軸位相の平均値を目標に追従させてい
ることになる。これによりサーボハンチングを押え、高
速回転中は速度同期を、加減速回転中は位相同期を行わ
せることにより、高速回転中でも急速加減速中でも容易
に同期運転を行うことが可能になる。
【0039】また従来技術では回転速度差の検出や位相
差の検出においてはそれぞれの偏差を検出し、その差分
に相当する指令値を計算して補正指令を与えるようにし
ていたが、それでは計算処理に時間を要し、フィードバ
ックに時間が掛かり、旋盤のように高速で且つ加減速時
間の短いものでは補正値を算出した時には両主軸の位相
差がすでに変化しているという状況が度々起こり、時間
遅れのある粗い制御となって同期精度を保つことはでき
なかった。これに対して上記同期制御装置は、フィード
バック時間を短縮するために位相差や速度差から補正指
令値を導くまでの一切の計算を省き、単に遅速を求めて
速度指令を一定の設定値だけ修正するに止めている。そ
のためにサンプリング時間はミリセカンド単位となり、
殆ど連続して補正することができ、頻繁な加速減速を繰
り返す場合にも正確な同期運転が可能である。
【0040】
【発明の効果】この発明の2主軸対向型CNC旋盤の構
造によれば、2個の刃物台が共に主軸の奥側に位置する
ので、主軸への接近性が良く、ワーク装脱時の作業性が
良く、作業上の危険もない。更に切粉や切削液の排出が
ベース手前に設置した切粉収納箱に速やかに行われるの
で、機械本体の熱変形を最小に押さえることができ、ワ
ークのローダやアンローダも各種の構造のものがそのま
ま利用できる。
【0041】また第1主軸台を固定した構造であるか
ら、第1主軸台に充分な剛性を付与することができ、バ
ー加工時にバーフィーダ上の素材が軸方向に移動すると
いう問題も生ぜず、従来から使用されているバーフィー
ダをそのまま用いることができ、第1刃物台をZ方向に
移動させることによりタレットへの工具の装脱、刃物台
の保守点検も容易に行うことができる。
【0042】そして、主軸への主軸割出し駆動装置の連
結や第1及び第2主軸の位相合わせをきわめて速やかに
行うことができ、背面加工や割出しを含むワークの複合
一貫加工における作業能率を大幅に向上させることがで
きる。また、主軸には独立した主軸割出し駆動装置で割
出し位置決めや低速回転送りが与えられるので、これら
の加工時における主軸の逆転抵抗を大きくでき、前述の
第1主軸の剛性増加と相まって強力な加工能力を備えた
2主軸対向型CNC旋盤を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベース上の機器配置を示す図
【図2】機械を模式的に示す断面図
【図3】切粉排出装置を示す斜視図
【図4】主軸割出し駆動装置の機器を展開して示す図
【図5】ブレーキ装置の詳細図
【図6】ブレーキ装置の制御系を示すブロック図
【図7】主軸割出し駆動装置の斜視図
【図8】割出しモータの制御系を示すブロック図
【図9】主軸と割出し駆動装置の連結制御系を示すブロ
ック図
【図10】主軸モータの制御系を示すブロック図
【符号の説明】
1 ベース 2(a,b) 主軸台 3(a,b) 刃物台 4 切粉収容箱 5 チップコンベヤ 9(a,b) タレット 11(a,b) 主軸 16 ワーク 21(a,b) 主軸モータ 23 主軸割出し駆動装置 24,25 シフト歯車対 26 割出しエンコーダ 27 主軸エンコーダ 40 割出しモータ 46 CNC装置 53 同期制御装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通のベース(1) に2台のタレット型刃
    物台(3) を配置すると共にワーク(16)を保持して回転す
    るそれぞれの主軸(11)を備えた2台の主軸台(2a 、2b)を
    主軸の軸線を一致させて対向型に配置した2主軸対向旋
    盤において、第1主軸台(2a)はベース(1) 上に固定し、
    第2主軸台(2b)は主軸(11)と平行なZ軸方向にのみ移動
    位置決め可能とし、第1刃物台(3a)は主軸方向及び主軸
    直角方向に移動位置決め可能とし、第2刃物台(3b)は主
    軸直角方向にのみ移動位置決め可能とし、2個の刃物台
    (3a 、3b)は主軸台(2a 、2b)より装置の奥側に配置した、
    2主軸対向型CNC旋盤のワーク加工装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2主軸(11a、11b) には旋削加
    工用主軸モータ(21)と主軸の位相を検出する主軸エンコ
    ーダ(27)と機械的に連結解除自在な主軸割出し駆動装置
    (23)と割出しモータ(40)と割出しエンコーダ(26)をそれ
    ぞれ個別に設けた、請求項1記載の2主軸対向型CNC
    旋盤のワーク加工装置。
  3. 【請求項3】 第1刃物台(3a)のタレット(9a)は第1刃
    物台(3a)上の第2主軸台(2b)に近い側に配置し、第2刃
    物台(3b)のタレット(9b)は第2刃物台(3b)上の第1主軸
    台(2a)に近い側に配置することにより、第1刃物台(3a)
    を第2刃物台(3b)に接近させたときに第1タレット(9a)
    と第2タレット(9b)とが互いに接近して対向することを
    特徴とする、請求項1記載の2主軸対向型CNC旋盤の
    ワーク加工装置。
  4. 【請求項4】 ベース(1) はスラント型で、チップコン
    ベヤ(5) を取付可能な切粉収容箱(4) をベース(1) の前
    縁下部に別置き型で配置した、請求項1、2または3記
    載の2主軸対向型CNC旋盤のワーク加工装置。
  5. 【請求項5】 共通のベース(1) に複数のタレット型刃
    物台(3) を配置すると共にワーク(16)を保持して回転す
    るそれぞれの主軸(11)を備えた2台の主軸台(2a 、2b)を
    対向型に配置した2主軸対向旋盤において、第1主軸台
    (2a)はベース(1) 上に固定し、第2主軸台(2b)は主軸(1
    1)と平行なZ軸方向にのみ移動位置決め可能とし、ベー
    ス(1) はスラント型で、チップコンベヤ(5) を取付可能
    な切粉収容箱4をベース(1) の前縁下部に別置き型で配
    置し、第1及び第2主軸(11a、11b) には旋削加工用主軸
    モータ(21)と主軸の位相を検出する主軸エンコーダ(27)
    と機械的に連結解除自在な主軸割出し駆動装置(23)と割
    出しモータ(40)と割出しエンコーダ(26)をそれぞれ個別
    に設け、機械全体を統合的に制御するCNC装置(46)を
    備え、主軸相互間でのワークの受け渡しを行うために該
    CNC装置の指令に基いて第2主軸(11b) と第1主軸(1
    1a) との位相合わせを行う際に前記割出しエンコーダ(2
    6)の基準位置位相と現在位相との指示値の差に基いて割
    出しモータ(40)を回転させて第1主軸と第2主軸とを同
    位相ないし設定された位相差に位相合わせを行うことを
    特徴とする、2主軸対向型CNC旋盤のワーク加工装
    置。
  6. 【請求項6】 共通のベース(1) に複数のタレット型刃
    物台(3) を配置すると共にワーク(16)を保持して回転す
    るそれぞれの主軸(11)を備えた2台の主軸台(2a 、2b)を
    対向型に配置した2主軸対向旋盤において、第1主軸台
    (2a)はベース(1) 上に固定し、第2主軸台(2b)は主軸(1
    1)と平行なZ軸方向にのみ移動位置決め可能とし、ベー
    ス(1) はスラント型で、チップコンベヤ(5) を取付可能
    な切粉収容箱(4) をベース(1) の前縁下部に別置き型で
    配置し、第1及び第2主軸(11a、11b) には旋削加工用主
    軸モータ(21)と主軸の位相を検出する主軸エンコーダ(2
    7)とシフト歯車対(24、25) を介して連結解除自在な主軸
    割出し駆動装置(23)と割出しモータ(40)と割出しエンコ
    ーダ(26)とをそれぞれ個別に設け、機械全体を統合的に
    制御するCNC装置(46)と、主軸エンコーダ(27)で検知
    した主軸の基準位置位相と現在位相および割出しエンコ
    ーダ(26)で検知した基準位置位相と現在位相の4ケ2組
    のデータから第1及び第2主軸のそれぞれにおけるシフ
    ト歯車対(24、25) の噛合位置を検出する手段を備え、C
    NC装置(46)の指令に基いて主軸(11)に主軸割出し駆動
    装置(23)を連結する際に主軸エンコーダ(27)の現在位相
    によって規定される噛合位置に主軸割出し駆動装置(23)
    を回転させてシフト歯車(24)の噛合を行うことを特徴と
    する、2主軸対向型CNC旋盤におけるワーク加工装
    置。
  7. 【請求項7】 主軸相互間でのワークの受け渡しを行う
    ために第1主軸(11a) と第2主軸(11b) との位相合わせ
    を行う際において、第1主軸(11a) と第2主軸(11b) を
    目標位相に向けて相互逆方向に回転させることを特徴と
    する、請求項5記載の2主軸対向型CNC旋盤における
    ワーク加工装置。
  8. 【請求項8】 2台の旋削加工用の主軸モータ(21a、21
    b) を同期的に回転させる同期制御装置(53)を備え、位
    相合わせをした第1及び第2主軸(11a、11b) で両端を把
    持したワークを、この同期制御装置で両主軸(11a、11b)
    を同期回転させながら加減速及び旋削ないし突切り加工
    を行うことを特徴とする、請求項5、6又は7記載の2
    主軸対向型CNC旋盤のワーク加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100437528B1 (ko) * 2001-06-22 2004-06-26 주식회사 서울금속 리드스크류의 양측 단부 자동 절삭가공장치
JP2009137010A (ja) * 2008-12-09 2009-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ディスク用旋盤、ディスクの加工方法、及び、ディスク移送用媒体

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