JPH0328692B2 - - Google Patents
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- JPH0328692B2 JPH0328692B2 JP58068072A JP6807283A JPH0328692B2 JP H0328692 B2 JPH0328692 B2 JP H0328692B2 JP 58068072 A JP58068072 A JP 58068072A JP 6807283 A JP6807283 A JP 6807283A JP H0328692 B2 JPH0328692 B2 JP H0328692B2
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- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 32
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B25/00—Eyepieces; Magnifying glasses
- G02B25/001—Eyepieces
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B23/00—Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
- G02B23/24—Instruments or systems for viewing the inside of hollow bodies, e.g. fibrescopes
- G02B23/2407—Optical details
- G02B23/2453—Optical details of the proximal end
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Astronomy & Astrophysics (AREA)
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内視鏡等に広く用いられているフア
イバスコープに係り、特にその接眼装置に関す
る。
イバスコープに係り、特にその接眼装置に関す
る。
フアイバスコープは、周知のように直径がミク
ロンオーダの光学フアイバを多数束ね、その前端
部に対物レンズを、後端部に接眼レンズを配して
構成されており、対物レンズにより光フアイバ束
の前端の入射端面に結像された観察像を、光学フ
アイバ束を透過させて光学フアイバ後端の射出端
面に導き、その像を接眼レンズにより観察すると
いう光学機能を有している。光学フアイバ束を構
成する各光学フアイバ1は、それぞれ第1図に示
すように光を透過させるコア部1aとこのコア部
1aの外周を覆う実質的に光が透過してこないク
ラツド部1bからなつており、このためこの光学
フアイバ1を多数束ね、クラツド部1b間に接着
材を入れて結束すると、多数のコア部1aは第2
図に拡大して示すようにピツチpで配列された形
となつて不連続となり、コア部1a間に暗黒部分
1cが生じる。この規則正しい配列のコア部1a
と暗黒部分1cは、接眼レンズにより光学フアイ
バ束の出射端面を拡大観察した場合、光学フアイ
バの配列ノイズとして観察されてしまい、明瞭な
像観察を阻害する原因となる。2は接眼装置の視
野枠を示す。
ロンオーダの光学フアイバを多数束ね、その前端
部に対物レンズを、後端部に接眼レンズを配して
構成されており、対物レンズにより光フアイバ束
の前端の入射端面に結像された観察像を、光学フ
アイバ束を透過させて光学フアイバ後端の射出端
面に導き、その像を接眼レンズにより観察すると
いう光学機能を有している。光学フアイバ束を構
成する各光学フアイバ1は、それぞれ第1図に示
すように光を透過させるコア部1aとこのコア部
1aの外周を覆う実質的に光が透過してこないク
ラツド部1bからなつており、このためこの光学
フアイバ1を多数束ね、クラツド部1b間に接着
材を入れて結束すると、多数のコア部1aは第2
図に拡大して示すようにピツチpで配列された形
となつて不連続となり、コア部1a間に暗黒部分
1cが生じる。この規則正しい配列のコア部1a
と暗黒部分1cは、接眼レンズにより光学フアイ
バ束の出射端面を拡大観察した場合、光学フアイ
バの配列ノイズとして観察されてしまい、明瞭な
像観察を阻害する原因となる。2は接眼装置の視
野枠を示す。
第3図はこのコア部1aと暗黒部分1cとによ
つて生じる光の強度分布を示すもので、コア部1
aに対応する部分のみが一定の強度を呈し、暗黒
部分1cについては強度は零である。コア部1a
と暗黒部分1cとの強度差はaで示されている。
このように観察像に生じる光の強度分布、すなわ
ち物体像に重なるコア部1aと暗黒部分1cの配
列パターンノイズは、解像力を低下させ、観察者
の目を疲労させる原因となり、さらに写真撮影の
場合は静止像となるため解像力低下が見かけ上一
層顕著になる。またTV撮影においては、光学フ
アイバ束とTV撮像管の色分解フイルタやTV走
査線との間で干渉を起し、TV画面上にモワレ縞
を生じさせるため、条件によつて非常に観察しに
くい像となる。同様のモワレ縞は共覧スコープを
フアイバスコープに装着したときにも見られ、こ
のモワレ縞もまた観察像を阻害する。そして従
来、この問題点を解決するため種々の努力がなさ
れているが、従来の開発研究はいずれも光学フア
イバ1全体を細くしたり、クラツド部1bの厚さ
を薄くする方向に向けられており、全体の径を小
とすることやクラツド部1bの薄さを薄くするこ
とには限界があるため、上記問題点を完全に解決
することはできなかつた。
つて生じる光の強度分布を示すもので、コア部1
aに対応する部分のみが一定の強度を呈し、暗黒
部分1cについては強度は零である。コア部1a
と暗黒部分1cとの強度差はaで示されている。
このように観察像に生じる光の強度分布、すなわ
ち物体像に重なるコア部1aと暗黒部分1cの配
列パターンノイズは、解像力を低下させ、観察者
の目を疲労させる原因となり、さらに写真撮影の
場合は静止像となるため解像力低下が見かけ上一
層顕著になる。またTV撮影においては、光学フ
アイバ束とTV撮像管の色分解フイルタやTV走
査線との間で干渉を起し、TV画面上にモワレ縞
を生じさせるため、条件によつて非常に観察しに
くい像となる。同様のモワレ縞は共覧スコープを
フアイバスコープに装着したときにも見られ、こ
のモワレ縞もまた観察像を阻害する。そして従
来、この問題点を解決するため種々の努力がなさ
れているが、従来の開発研究はいずれも光学フア
イバ1全体を細くしたり、クラツド部1bの厚さ
を薄くする方向に向けられており、全体の径を小
とすることやクラツド部1bの薄さを薄くするこ
とには限界があるため、上記問題点を完全に解決
することはできなかつた。
本発明は、光学フアイバを小径にしたりそのク
ラツド部の薄さを薄くするという開発動向とは無
関係に、光学フアイバのコア部とクラツド部の配
列パターンを目立たなくすることを目的になされ
たものである。
ラツド部の薄さを薄くするという開発動向とは無
関係に、光学フアイバのコア部とクラツド部の配
列パターンを目立たなくすることを目的になされ
たものである。
本発明は、複屈折性を有する光学単結晶板を用
いて、各光学フアイバの各コア部分に形成される
観察像を複数に分離させるという着想に基づいて
完成されたもので、この複屈折性光学単結晶板を
光軸方向に三枚重ねて設け、かつこの三枚の複屈
折性光学単結晶板による、コア部分の観察像の分
離方向を、互いに約60゜の角度をなすように設定
したことを特徴としている。
いて、各光学フアイバの各コア部分に形成される
観察像を複数に分離させるという着想に基づいて
完成されたもので、この複屈折性光学単結晶板を
光軸方向に三枚重ねて設け、かつこの三枚の複屈
折性光学単結晶板による、コア部分の観察像の分
離方向を、互いに約60゜の角度をなすように設定
したことを特徴としている。
このように三枚の複屈折性光学単結晶板を用
い、その像分離方向を互いに約60゜異ならせると、
コア部の周囲に略等角度間隔で6個の分離像を得
ることができ、この分離像は、コア部の間の暗黒
部分に重なるから、コアの配列パターンノイズを
減少させて見易い像が得られる。
い、その像分離方向を互いに約60゜異ならせると、
コア部の周囲に略等角度間隔で6個の分離像を得
ることができ、この分離像は、コア部の間の暗黒
部分に重なるから、コアの配列パターンノイズを
減少させて見易い像が得られる。
以下図示実施例について本発明を説明する。第
4図は本発明に用いる複屈折性を有する光学単結
晶板13単体による像の分離態様を模式的に示す
もので、11は後端部のみを示す光学フアイバ
束、12はこの光学フアイバ束11の後端射出面
11aに臨む接眼レンズである。光学単結晶板1
3は、この接眼光学系の中、例えば、図示例のよ
うに出射端面11aと接眼レンズ12の間に挿入
し、あるいは、接眼レンズ(群)12中に挿入す
る。光学フアイバ束11の前端部は、前述のよう
に対物レンズに臨み、観察部の像を該光学フアイ
バ束11を透過させて出射端面11aに導く。
4図は本発明に用いる複屈折性を有する光学単結
晶板13単体による像の分離態様を模式的に示す
もので、11は後端部のみを示す光学フアイバ
束、12はこの光学フアイバ束11の後端射出面
11aに臨む接眼レンズである。光学単結晶板1
3は、この接眼光学系の中、例えば、図示例のよ
うに出射端面11aと接眼レンズ12の間に挿入
し、あるいは、接眼レンズ(群)12中に挿入す
る。光学フアイバ束11の前端部は、前述のよう
に対物レンズに臨み、観察部の像を該光学フアイ
バ束11を透過させて出射端面11aに導く。
光学単結晶板13は、複屈折性、つまり入射す
る像を分離する性質を有するものを使用する。こ
のような性質を持つ光学結晶は通常単軸結晶と呼
ばれ、その代表的なものとして方解石や水晶、あ
るいは電気石や氷等が知られているが、価格、加
工性、耐候性等の要素を勘案すると、水晶が最も
好ましい。水晶からなる光学部単結晶板13は、
第5図Bに示すように、その光学軸a−aと入射
面b−bとのなす角αが、最も好ましくは
44゜50′、好ましくは45゜±15゜となるように切り出
したものを用いる。上記角αの方向を第5図A,
Bのようにとると、この光学単結晶板13に入射
して透過した像は、第5図の矢印A方向に分離さ
せられる。一般に単軸結晶の像分離量Sは、結晶
板の厚さをd、常光線の屈折率をN1、異常光線
の屈折率をN2とすると、 S=d×(N2 2−N1 2)tanα /{N2 2tan2α+N1 2} で与えられ、上式はα=44゜50′のとき最大値をと
り、その値は S=5.9×d×10-3(mm) で与えられる。そして、上記計算式および実験に
よれば、上記αが45゜±15゜の範囲では、本発明の
目的を達しうる分離量Sが得られる。
る像を分離する性質を有するものを使用する。こ
のような性質を持つ光学結晶は通常単軸結晶と呼
ばれ、その代表的なものとして方解石や水晶、あ
るいは電気石や氷等が知られているが、価格、加
工性、耐候性等の要素を勘案すると、水晶が最も
好ましい。水晶からなる光学部単結晶板13は、
第5図Bに示すように、その光学軸a−aと入射
面b−bとのなす角αが、最も好ましくは
44゜50′、好ましくは45゜±15゜となるように切り出
したものを用いる。上記角αの方向を第5図A,
Bのようにとると、この光学単結晶板13に入射
して透過した像は、第5図の矢印A方向に分離さ
せられる。一般に単軸結晶の像分離量Sは、結晶
板の厚さをd、常光線の屈折率をN1、異常光線
の屈折率をN2とすると、 S=d×(N2 2−N1 2)tanα /{N2 2tan2α+N1 2} で与えられ、上式はα=44゜50′のとき最大値をと
り、その値は S=5.9×d×10-3(mm) で与えられる。そして、上記計算式および実験に
よれば、上記αが45゜±15゜の範囲では、本発明の
目的を達しうる分離量Sが得られる。
第6図は、このようにして単結晶板13によつ
て分離させられる分離像14の分離状態を摸式的
に示すもので、この場合分離された二つの分離像
14の明るさは、それぞれ分離前の分離像の明る
さの二分の一となる。したがつてこのときの分離
像14,14の中心軸を通る光の強度分布は、第
6図Bに示すように二つの分離像の重なり部分の
強度が高く、その外側の強度が中央部の二分の一
の強度となる山形の分布となる。
て分離させられる分離像14の分離状態を摸式的
に示すもので、この場合分離された二つの分離像
14の明るさは、それぞれ分離前の分離像の明る
さの二分の一となる。したがつてこのときの分離
像14,14の中心軸を通る光の強度分布は、第
6図Bに示すように二つの分離像の重なり部分の
強度が高く、その外側の強度が中央部の二分の一
の強度となる山形の分布となる。
本発明は、以上の光学単結晶板13の複屈折性
を利用して、これを光軸方向に三枚重ね、かつこ
れらの水晶板13による像の分離方向が互いに約
60゜をなすようにしたことを特徴としている。第
7図および第8図はその実施例を示すもので、三
枚の複屈折性光学単結晶板13a,13bおよび
13cの像分離方向をそれぞれ、c,d,eで表
わしている。直線c,d,eはそれぞれ、互いに
60゜をなしている。このように三枚の光学単結晶
板による像分離方向を定めると、中央の原像15
の周囲に6個の分離像15cが形成される。
を利用して、これを光軸方向に三枚重ね、かつこ
れらの水晶板13による像の分離方向が互いに約
60゜をなすようにしたことを特徴としている。第
7図および第8図はその実施例を示すもので、三
枚の複屈折性光学単結晶板13a,13bおよび
13cの像分離方向をそれぞれ、c,d,eで表
わしている。直線c,d,eはそれぞれ、互いに
60゜をなしている。このように三枚の光学単結晶
板による像分離方向を定めると、中央の原像15
の周囲に6個の分離像15cが形成される。
この分離像15cの配置形態は、コア部1aの
配列パターンノイズを減らす上で最も効果が高
い。すなわち原像15の周囲には、隙間なく、か
つ一部オーバラツプさせて6個の分離像15cが
形成されるため、すべての方向のノイズを取るこ
とができる。特に光学フアイバは、第2図に示す
ように、断面円形をしていて、隣り合うフアイバ
の上下に、別のフアイバが位置する千鳥状に配設
されているから、このように像分離を行なうと、
最も目が疲れない。
配列パターンノイズを減らす上で最も効果が高
い。すなわち原像15の周囲には、隙間なく、か
つ一部オーバラツプさせて6個の分離像15cが
形成されるため、すべての方向のノイズを取るこ
とができる。特に光学フアイバは、第2図に示す
ように、断面円形をしていて、隣り合うフアイバ
の上下に、別のフアイバが位置する千鳥状に配設
されているから、このように像分離を行なうと、
最も目が疲れない。
以上のように本発明のフアイバスコープの接眼
装置によれば、複屈折性を有する光学単結晶板を
三枚重ね、かつこれらの光学単結晶板による像分
離方向が互いに約60゜をなす方向に設定したので、
各光学フアイバのコア部の像の周囲に、等角度間
隔で6個の分離像を得ることができる。この分離
像は、コア部の間に存する暗黒部分に重なるか
ら、コア部の配列パターンによるノイズを極めて
効果的に減少させることがでできる。したがつて
配列越しに物体像を観察しているという印象がな
くなつて観察しやすくなり、見かけ上の解像力が
増すとともに、目の疲れも少なくなる。解像力の
向上は特に静止画として記録された写真撮影像の
場合に顕著に現われる。また観察像をTV撮影す
る際、または共覧スコープで観察する際には、撮
像管の色分解フイルタや走査線とコア部の配列パ
ターンが干渉することがなくなるので、モワレ縞
の発生のない、良好なTV画像、あるいは観察画
像を得ることができる。
装置によれば、複屈折性を有する光学単結晶板を
三枚重ね、かつこれらの光学単結晶板による像分
離方向が互いに約60゜をなす方向に設定したので、
各光学フアイバのコア部の像の周囲に、等角度間
隔で6個の分離像を得ることができる。この分離
像は、コア部の間に存する暗黒部分に重なるか
ら、コア部の配列パターンによるノイズを極めて
効果的に減少させることがでできる。したがつて
配列越しに物体像を観察しているという印象がな
くなつて観察しやすくなり、見かけ上の解像力が
増すとともに、目の疲れも少なくなる。解像力の
向上は特に静止画として記録された写真撮影像の
場合に顕著に現われる。また観察像をTV撮影す
る際、または共覧スコープで観察する際には、撮
像管の色分解フイルタや走査線とコア部の配列パ
ターンが干渉することがなくなるので、モワレ縞
の発生のない、良好なTV画像、あるいは観察画
像を得ることができる。
第1図は光学フアイバの端面形状の拡大摸式
図、第2図は従来のフアイバスコープによる接眼
レンズの拡大像を摸式的に示す平面図、第3図は
第1図の光学フアイバによる観察像の光の強度分
布例を示すグラフ、第4図は本発明に用いる光学
単結晶板単体による像分離の基本構成例を示す光
学系統図、第5図A,Bは複屈折性を有する光学
単結晶板の光学軸の傾きと、像分離の方向を示す
正面図と右側面図、第6図A,Bは分離した分離
像とその光の強度分布の例を示す平面図とグラ
フ、第7図A,Bは本発明による、光学単結晶板
を三枚積層した状態を示す正面図と側面図、第8
図は第7図の光学単結晶板による像分離状態の例
を示す平面図である。 1……光学フアイバ、1a……コア部、1b…
…クラツド部、1c……暗黒部分、11……光学
フアイバ束、11a……射出端面、12……接眼
レンズ、13,13a,13b,13c……複屈
折性光学単結晶板、14,15,15c……分離
像スポツト。
図、第2図は従来のフアイバスコープによる接眼
レンズの拡大像を摸式的に示す平面図、第3図は
第1図の光学フアイバによる観察像の光の強度分
布例を示すグラフ、第4図は本発明に用いる光学
単結晶板単体による像分離の基本構成例を示す光
学系統図、第5図A,Bは複屈折性を有する光学
単結晶板の光学軸の傾きと、像分離の方向を示す
正面図と右側面図、第6図A,Bは分離した分離
像とその光の強度分布の例を示す平面図とグラ
フ、第7図A,Bは本発明による、光学単結晶板
を三枚積層した状態を示す正面図と側面図、第8
図は第7図の光学単結晶板による像分離状態の例
を示す平面図である。 1……光学フアイバ、1a……コア部、1b…
…クラツド部、1c……暗黒部分、11……光学
フアイバ束、11a……射出端面、12……接眼
レンズ、13,13a,13b,13c……複屈
折性光学単結晶板、14,15,15c……分離
像スポツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 光を透過させるコア部とこのコア部の周囲の
光が透過しないクラツド部とを有する光フアイバ
を多数束ねてなる像伝達用光学フアイバ束と、こ
の像伝達用光学フアイバ束の後端射出面の像を観
察する接眼光学系とを有するフアイバスコープに
おいて、 上記接眼光学系内に、各光学フアイバの各コア
部分に形成される観察像を複数に分離させる複屈
折性光学単結晶板を、光軸方向に三枚重ねて設
け、 かつこの三枚の複屈折性光学単結晶板による、
コア部分の観察像の分離方向を、互いに約60゜の
角度をなすように設定したことを特徴とするフア
イバスコープの接眼装置。 2 特許請求の範囲第1項において、複屈折性光
学単結晶板は、水晶の単結晶板から構成され、こ
の結晶板の光学軸は、該結晶板の入射面に対し
45゜±15゜の角度を成しているフアイバスコープの
接眼装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6807283A JPS59193416A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | フアイバスコ−プの接眼装置 |
DE19843414713 DE3414713C3 (de) | 1983-04-18 | 1984-04-18 | Lichtleiterendoskop |
US06/601,468 US4676593A (en) | 1983-04-18 | 1984-04-18 | Eyepiece and photographing device for fiberscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6807283A JPS59193416A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | フアイバスコ−プの接眼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59193416A JPS59193416A (ja) | 1984-11-02 |
JPH0328692B2 true JPH0328692B2 (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=13363198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6807283A Granted JPS59193416A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | フアイバスコ−プの接眼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59193416A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614905U (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-13 | 日立電線株式会社 | イメ−ジガイドの接続部 |
JP2826328B2 (ja) * | 1988-11-18 | 1998-11-18 | オリンパス光学工業株式会社 | 撮像装置 |
JP2615248B2 (ja) * | 1989-07-10 | 1997-05-28 | 富士写真フイルム株式会社 | 光学フイルタ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5266449A (en) * | 1975-11-28 | 1977-06-01 | Sony Corp | Optical filter |
JPS5445152A (en) * | 1977-09-17 | 1979-04-10 | Victor Co Of Japan Ltd | Optical comb type filter |
JPS55143125A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-08 | Olympus Optical Co | Display device for endoscope |
-
1983
- 1983-04-18 JP JP6807283A patent/JPS59193416A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5266449A (en) * | 1975-11-28 | 1977-06-01 | Sony Corp | Optical filter |
JPS5445152A (en) * | 1977-09-17 | 1979-04-10 | Victor Co Of Japan Ltd | Optical comb type filter |
JPS55143125A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-08 | Olympus Optical Co | Display device for endoscope |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59193416A (ja) | 1984-11-02 |
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