JPH0328648B2 - - Google Patents

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JPH0328648B2
JPH0328648B2 JP4903785A JP4903785A JPH0328648B2 JP H0328648 B2 JPH0328648 B2 JP H0328648B2 JP 4903785 A JP4903785 A JP 4903785A JP 4903785 A JP4903785 A JP 4903785A JP H0328648 B2 JPH0328648 B2 JP H0328648B2
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JP
Japan
Prior art keywords
flame
tube
combustion
combustion chamber
air
Prior art date
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Expired
Application number
JP4903785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61208413A (ja
Inventor
Katsuhiko Uno
Katsuhiko Ishikawa
Norio Yotsuya
Tomomasa Bandai
Satoru Nitsuta
Akio Tagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4903785A priority Critical patent/JPS61208413A/ja
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  • Wick-Type Burners And Burners With Porous Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用の暖房等に用いられている燃焼
装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の燃焼装置では第3図に示す様
に、多数の小孔を有した内炎筒6と外炎筒7の外
方に透過筒18を略同心円状に配置し、外炎筒1
7の上端を透過筒18の途中で外炎筒17と透過
筒18の間の空気路20を仕切る様に二次炎リン
グを設け、さらに内炎筒6の上端は透過筒18と
ほぼ同一高さとする様に構成されており、内炎筒
6と外炎筒7間に形成される一次燃焼室8の上端
部で火炎frを形成させ、その火炎frで内炎筒6の
上部壁も赤熱させ輻射領域を広くとる様になつて
いた。(例えば実開昭57−94006号公報) 発明が解決しようとする問題点 しかし上記の様な構成では次に示す様なさまざ
まな問題を生じていた。
(1) 強燃焼時は一次燃焼室8の上端部に火炎frが
形成されるが、一次燃焼室8と二次燃焼室23
には明確は区別がないため、火炎frも不明確で
あり、黄火等も生じやすかつた。
(2) 火炎frは直上方向に形成されるので、内炎筒
6の上部に火炎frが接触し、そこで火炎frが冷
却されて一酸化炭素が発生したり、ススが付着
し、外観や燃焼特性を損ねる場合があつた。
(3) 燃焼量を絞つていくと火炎frは火炎fr′の様に
徐々に一次燃焼室内8内に落ち込み、火炎
fr′側面に多量の二次空気があたり、一次燃焼
室8内で燃焼を完結しようとしている火炎
fr′を冷却して燃焼反応を抑制するため燃焼状
態を悪化させて一酸化炭素を多量に発生する。
(4) 燃焼量を絞つた場合に燃焼の悪化を防ぐには
一次燃焼室8内での燃焼量を抑え、火炎frの落
ち込みを防止する必要があるが、そのためには
一次燃焼室8を低くしなければならず、その場
合、赤熱部16の面積が小さくなつて輻射があ
まり得られなくなる。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、
燃焼量調節幅が大きくするとともに、強燃焼時の
ススの付着、一酸化炭素の発生を防止し、かつ赤
熱部を大きくとつて幅射が多い燃焼装置を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題を解決するために本発明の燃焼装置で
は、内炎筒と透過筒上方まで伸ばし、透過筒の途
中で外炎筒の上端部に外炎筒と透過筒間に形成さ
れる空気路を仕切る様に二次炎リングを設け、
内、外炎筒間に形成される一次燃焼室の上端に内
炎筒から外方へ突出した整炎部と、この整炎部よ
り下方位置に外炎筒から内方へ突出した保炎部
と、整炎部と保炎部間の内炎筒壁面に他部よりも
開口面積の大なる空気孔群を有する二次炎口部を
設けている。
作 用 本発明は上記した構成により、一次燃焼室内の
通気抵抗が増えるとともに、燃焼ガスの流路が曲
げられるので燃焼ガスの混合が良くなる。また、
二次炎口部からは多量の空気を供給するとともに
整炎部によつて二次炎口部に形成された強い火炎
を外方に向かせるとともに、内炎筒上方の空気孔
から火炎に空気を供給することができる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて
説明する。
第1図、第2図において1は円筒状の灯芯で、
芯内筒2と芯外筒3の間に上下動自在に設定され
ている。芯内筒2と芯外筒3の上端部はそれぞれ
内火皿4、外火皿5を形成しており、内炎筒6、
外炎筒7が載置されている。内炎筒6は外炎筒7
より上方まで伸びている。灯芯1の上端は燃焼時
には内炎筒6と外炎筒7間に形成される一次燃焼
室8内に露出され、ここで燃料の気化が行なわれ
る。9は外筒で、内炎筒6、外炎筒7、外筒9は
内方より順次略同心円状に配置され、2本のクロ
スピン10で一体化し、固定されている。11は
内炎筒6および外炎筒7に多数設けられた空気孔
である。一次燃焼室8の上端部の内炎筒壁には他
部よりも開口面積の大なる空気孔群を有する二次
炎口部12が形成されている。13は一次燃焼室
8へ供給される空気と、上方へ供給される空気を
分離させるための仕切板で、上方へ空気を供給す
る整流孔14が設けてあるが、本実施例では、上
方への空気はかなり抑制し、一次燃焼室8へ多量
の空気を供給する様に整流孔14はかなり開口が
規制されている。二次炎口部12の上方にはわず
かな間隔を介して外方へ突出した整炎部15が設
けられている。16は外炎筒7の上部に設けられ
た赤熱部、17は赤熱部16に設けられた透孔で
ある。18はガラス等の透過性材料よりなる透過
筒で外筒9上に載置され、外炎筒7より上方へ、
内炎筒6と同程度の高さに設定してある。19は
外炎筒7の上端部に、外炎筒7と透過筒18の間
に形成される空気路20を仕切る様に設けられた
二次炎リングで、空気路20から上方へ空気を供
給する通気孔である。22は外炎筒7の赤熱部1
5上端部に赤熱部15より内方へ突出した保炎部
で、整炎部15より下方に設定されており、本実
施例では二次炎リング19の内方端を下方へ曲
げ、さらにその端部を内方へ屈曲させることによ
つて二次炎リング19と一体で構成している。二
次炎口部12は整炎部15と保炎部22の間に設
定されている。また、本実施例では整炎部14お
よび保炎部21は板状のもので形成しているが、
燃焼室8の通気抵抗を高める様なものであればど
のようなものでもさしつかえない。23は一次燃
焼室8の上方に内炎筒6と透過筒18との間に形
成される二次燃焼室、24は内炎筒上部から二次
燃焼室23へ空気を供給するための二次空気孔で
ある。25はトツプリングで、排ガス路26を有
し、また中央部は、下方へ屈曲させて遮蔽部27
を形成し、内炎筒6を挿入し、固定することによ
つて透過筒18を保持している。
上記構成において、灯芯1に点火すると燃焼を
開始し、燃焼による高温の燃焼ガスが一次燃焼室
8を上昇することにより熱ドラフトを生じ、燃焼
必要な空気が内炎筒6、外炎筒7の空気孔11お
よび赤熱部16の透孔17より一次燃焼室8内に
供給され、燃焼が継続され、強燃焼時には保炎部
22と内炎筒6の二次炎口部12の間に火炎Fr
(実線)が形成される。この場合、整炎部15は
一次燃焼室8内に突出しているため、一次燃焼室
8内の通気抵抗が大きくなり、透孔17および空
気孔11から一次燃焼室8内に流入する空気量が
抑えられる。したがつて一次燃焼室8内での燃焼
量が少なくなり、燃焼量を絞つた場合でも火炎
Frが燃焼室8内へ落ち込むのを防止するので、
燃焼排ガスの悪化を抑制することができる。した
がつて燃焼量を絞つた場合の燃焼排ガスの悪化を
防止する目的で一次燃焼室8の高さを低くする必
要がなく、赤熱部16を広くとつて大きな輻射を
得ることができる。また整炎部15と保炎部22
の端部付近では渦流が生じ、火炎Frを強固に保
持することができるため、燃焼量を絞つて火炎
Fs(破線)の様に小さくなつても一次燃焼室8内
への落ち込みを防止することができる。したがつ
て燃焼量の調節幅を大きくすることが可能であ
る。さらに、二次炎口部12は他部よりも開口面
積を大きくしているので、多量の空気を一次燃焼
室8上方へ供給するとともに整炎部15と保炎部
22によつて燃焼ガスの流路が曲げられる(実線
矢印)ので混合が良くなり、強い均一な火炎を形
成することができる。保炎部22は整炎部15の
下方に設定してあり、燃焼ガスの流れは最終的に
は整炎部15によつて外方へ広げられるので火炎
が集合して大きく立炎するのを防止することがで
きる。さらに内炎筒6の二次空気孔24から二次
燃焼室23に空気が供給されるので燃焼を促進さ
せる。また、第3図の従来例では内炎筒6上部も
赤熱させるために空気孔28の開口をかなり大き
くしているため、空気孔28から二次燃焼室28
に供給される空気の流速は小さく、したがつて火
炎frが伸びた時は内炎筒上部に火炎frが接触し、
冷却されて一酸化炭素が発生する場合があつた
が、本実施例では火炎Frを外方に形成するため、
内炎筒6上部は赤熱しない。したがつて二次空気
孔24の開口はかなり小さくすることができ、空
気の流速は大きくすることができる。したがつて
火炎Frが伸びた場合でも二次空気孔24からの
空気で火炎Frを外方へ広げることになり、スス
等の付着を防止することができる。また、二次燃
焼室23によつて火炎Frは外気から遮断され、
高温を保つことができるので、ここで燃焼は完結
し、排ガス特性は非常に良好となる。
発明の効果 以上の様に本発明の燃焼装置によれば次の効果
が得られる。
(1) 保炎部は燃焼室内に突出しているので燃焼室
内の通気抵抗が大きくなり、燃焼室内へ流入す
る空気量が抑制されるので燃焼室内での燃焼量
を少なくすることができる。したがつて燃焼量
を絞つた場合でも火炎が燃焼室内へ落ち込むの
を防止することができる。また、保炎部と整炎
部の端部付近では渦流が形成され、火炎を強固
に保持するので火炎の燃焼室内への落ち込みを
防止するのに更に効果がある。したがつて燃焼
排ガスの悪化を抑制することができ、燃焼量調
節幅を大きくとることができる。さらに燃焼排
ガスが悪化しにくいので燃焼室の高さを比較的
高くすることができ、赤熱部を高くして大きな
輻射を得ることができる。
(2) 保炎部と整炎部によつて燃焼室内を上昇する
燃焼ガスが流路を曲げられるため、燃焼ガスの
混合が良くなるとともに二次炎口部から多量の
空気が燃焼室上方に供給されるので均一な強い
火炎を形成することができる。
(3) 保炎部は整炎部より下方位置に設定してあ
り、燃焼ガスの流れは最終的には外方へ広げら
れるので火炎が集合して大きく立炎するのを避
けることができる。
(4) 二次燃焼室に二次空気孔から空気を供給する
ので燃焼が促進され、燃焼特性が良好となる。
また、火炎を外方へ広げるために、火炎が内炎
筒上部に接触し、一酸化炭素が発生したり、ス
スが付着することがなく、燃焼特性、外観とも
良好となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における燃焼装置の
要部断面図、第2図は同要部拡大断面図、第3図
は従来の燃焼装置の要部断面図である。 6……内炎筒、7……外炎筒、8……一次燃焼
室、9……外筒、11……空気孔、12……二次
炎口部、15……整炎部、18……透過筒、19
……二次炎リング、20……空気路、22……保
炎部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数の空気孔群を有する外炎筒と、この外炎
    筒より内方に位置し外炎筒上方まで伸びた多数の
    空気孔を有する内炎筒と、外炎筒外方に位置した
    外筒と、外筒上に載置され上記外炎筒上方まで伸
    びた透過筒と、透過筒の途中で外炎筒上端に載置
    され、外炎筒と透過筒間に形成される空気路を仕
    切る二次炎リングと、上記内、外炎筒間に形成さ
    れる一次燃焼室の上端に内炎筒から外方へ突出し
    た整炎部と、この整炎部の下方位置に外炎筒から
    内方へ突出した保炎部と、整炎部間の内炎筒壁面
    に設けられた他部よりも開口面積の大なる空気孔
    群を有する二次炎口部とからなる燃焼装置。
JP4903785A 1985-03-12 1985-03-12 燃焼装置 Granted JPS61208413A (ja)

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JP4903785A JPS61208413A (ja) 1985-03-12 1985-03-12 燃焼装置

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JPS61208413A JPS61208413A (ja) 1986-09-16
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