JPH03285862A - 乾燥炉 - Google Patents

乾燥炉

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JPH03285862A
JPH03285862A JP8631290A JP8631290A JPH03285862A JP H03285862 A JPH03285862 A JP H03285862A JP 8631290 A JP8631290 A JP 8631290A JP 8631290 A JP8631290 A JP 8631290A JP H03285862 A JPH03285862 A JP H03285862A
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JP
Japan
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drying
chamber
wall
heat insulation
moisture
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JP8631290A
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English (en)
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JPH0729841B2 (ja
Inventor
Noriaki Ito
則明 伊藤
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイル、食器、フェライト等のセラミックス
材料を乾燥させる乾燥炉に関する。
(従来の技術) 従来より、タイル、磁器等の水分を含む湿式セラミック
成形品は、焼成前に水分を取り除くための乾燥を例えば
第4図に示すような乾燥炉で行う。
乾燥炉1は枠体2の周りに断熱材3を配設し、枠体2の
内部に台車に載せられた乾燥物4が保持される。乾燥室
5の内部には、乾燥物4を加熱するためのヒータ6が設
けられている。また乾燥室5の底部には温風を取入れる
ための吸入ロアが開口され、枠体2の天井面には乾燥室
5内の空気を排出する排気口8が開口されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の乾燥炉によると、乾燥室5に吸入
ロアから取り入れた温風を乾燥室5内で循環させた後排
気口8から排出するようにしているため、ヒータ6の加
熱により乾燥物4の乾燥を促進し、乾燥室5内の水分を
温風とともに排気口8から排出するようにしているので
、乾燥室5の湿度がコントロールされないで温風ととも
に水分が排気口8を通して外部に排出される。
そのため、乾燥室5内の温度のコントロールは可能であ
るが湿度のコントロールがされないまま水分が温風とと
もに外部に排出されるため、乾燥スピードの調整が困難
で乾燥物に乾燥切れ等の欠陥が発生しやすいという問題
がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたも
ので、乾燥室の温度および湿度をコントロール可能にし
、迅速な乾燥をはかるとともに乾燥炉の熱効率を向上さ
せるようにした乾燥炉を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の乾燥炉は、外壁と、前記外壁の内
部に設けられる通気性の内壁と、前記内壁で囲まれる乾
燥室と、前記内壁の外部にあり外壁によって包囲される
断熱室と、前記乾燥室を加熱する加熱手段と、前記断熱
室に設けられ該断熱室内の水分を結露させる冷却手段と
から構成されることを特徴とする。
第2の発明の乾燥炉は、前記乾燥室から前記断熱室に気
体が移動するように差圧手段を設けたことを特徴とする
(作用) 本発明の乾燥炉によれば、乾燥室内で加熱手段により乾
燥物が乾燥され、乾燥物から奪われた水分が空気ととも
に通気性の内壁を通り断熱室に流入し、この水分は冷却
手段により結露され、水滴となって炉外に排出される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図に示すように、乾燥炉10は、2重構造を構成し
ている。
鋼板からなる外壁11の周りに断熱材13が張付けられ
ている。外壁11の内部にはパンチングメタル等の穴あ
き鋼板からなる内壁12が設けられ、この内壁12の内
部に断熱セラミックファイバ14が張付けられている。
この断熱セラミックファイバ14により乾燥室15が取
囲まれている。
乾燥室15の底部には、風を取入れるための吸入口16
が開口している。風は温風でも冷風でもよい。また乾燥
室15内の乾燥物4を加熱するためのシースヒータ18
が設けられている。この場合、シースヒータ18の熱容
量に応じて前記風を温風または冷風に選択切替できるし
、また風温度調節または風量調節もできる。ここに、風
は、断熱室に湿気を含んだ空気を移送するための媒体に
なる。
、内壁12と外壁11の間の断熱室20には、断熱セラ
ミックファイバ14を透過した水分を含んだ空気との接
触面積を広く取るように例えば第2図に示すように冷却
バイブ22が蛇行状に配設されている。冷却バイブ22
は、第1図示矢印方向に下部から上部に冷却水が流れる
ように構成されている。そして冷却バイブ22の外壁面
に結露した水分は、水滴となって該バイブ22を伝って
排水口24から外壁11の外部に排出される。冷却バイ
ブ22の上部には流量制御弁25が設けられている。流
量制御弁25の制御により冷却水の流量を制御し、湿度
を制御することができる。冷却媒体は冷却水以外の冷却
液でも良い。
乾燥物4は、例えば台車、ブツシャ等により炉室15内
を炉長方向に移動するようになっている。
この乾燥炉によると、吸入口16から炉室15内に温風
を送り込むと、温風は乾燥物4から水分を奪い、断熱セ
ラミックファイバ14を通して通気性の内壁12の穴1
2aから外部の断熱室20に流入する。断熱室20に流
入される空気(温風)中の水分は、冷却バイブ22のバ
イブ外壁に結露し水滴となってバイブ下方に流れ排出口
24から炉外に排出される。
吸入口16から炉室15内に冷風を送り込むときは、シ
ースヒータ18により加熱された温風が乾燥物4から水
分を奪い、断熱セラミックファイバ14を通して通気性
の内壁12の穴12aから外部の断熱室20に流入する
。断熱室2oに流入される空気(温風)中の水分は、冷
却バイブ22のバイブ外壁に結露し水滴となってバイブ
下方に流れ排出口24から炉外に排出される。
このとき、冷却バイブ22を流れる冷却水の流量または
水温を制御することにより、結露する水分量を調節可能
となり、乾燥速度を調節することができる。
なお、前記実施例における加熱手段は、ヒータ18を用
いているが、炉内に温風を供給する場合ヒータ18と温
風のいずれか一方の加熱手段だけであっても良い。また
これらの加熱手段に本発明は限らないことはもちろんで
ある。
第3図は、本発明の他の実施例を示すもので、冷却手段
としての冷却バイブ30の垂直方向のパイプの下部30
aを炉外へ出るようにした例である。この場合、断熱室
20で冷却バイブ30に結露した水滴をより早く炉外に
排出できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の乾燥炉によれば、乾燥炉
を外壁と内壁に囲まれる2重構造にし、内壁の内部に構
成される乾燥室内の空気中の水分を冷却手段により結露
して水分を外部に排出する構成としたので、乾燥室内の
温度および湿度を制御することで、迅速な乾燥が可能と
なり、省エネルギ等により熱効率の向上が図られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の乾燥炉を表す断面図、第2図
はその冷却手段である冷却パイプの配列状態を示す概略
構成図、第3図は他の実施例の冷却パイプの配列状態を
示す概略構成図、第4図は従来例の乾燥炉を表す断面図
である。 10・・・乾燥炉、 11・・・外壁、 12・・・内壁、 14・・・断熱セラミックファイバ (内壁)、 15・・・乾燥室、 16・・・吸入口(差圧手段)、 18・・・シースヒータ(加熱手段)、19・・・排気
口(差圧手段)、 20・・・断熱室、 22・・・冷却パイプ(冷却手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外壁と、 前記外壁の内部に設けられる通気性の内壁と、前記内壁
    で囲まれる乾燥室と、 前記内壁の外部にあり外壁によって包囲される断熱室と
    、 前記乾燥室を加熱する加熱手段と、 前記断熱室に設けられ該断熱室内の水分を結露させる冷
    却手段と、 から構成されることを特徴とする乾燥炉。
  2. (2)前記乾燥室から前記断熱室に気体が移動するよう
    に差圧手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    乾燥炉。
JP8631290A 1990-03-30 1990-03-30 乾燥炉 Expired - Lifetime JPH0729841B2 (ja)

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JP8631290A JPH0729841B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 乾燥炉

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JP8631290A JPH0729841B2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 乾燥炉

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03285862A true JPH03285862A (ja) 1991-12-17
JPH0729841B2 JPH0729841B2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=13883320

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