JPH03285333A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH03285333A
JPH03285333A JP2082942A JP8294290A JPH03285333A JP H03285333 A JPH03285333 A JP H03285333A JP 2082942 A JP2082942 A JP 2082942A JP 8294290 A JP8294290 A JP 8294290A JP H03285333 A JPH03285333 A JP H03285333A
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JP
Japan
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line
power supply
wiring
semiconductor integrated
integrated circuit
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Application number
JP2082942A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Gomi
五味 浩
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、多層配線構造による半導体装置回路装置に
関する。
(従来の技術) 近年の半導体集積回路装置にあっては、製造プロセスで
の微細加工技術の進歩により高集積化が進み、より多く
の回路を同一チップに形成できるようになってきた。ま
た、半導体素子の形成技術の進歩により、従来ディスク
リートの部品で構成していた回路を半導体素子化して、
同一チップ上に実装できるようになってきた。一方、種
々の製品は多機能化、高機能化が進んできており、これ
に伴って回路基板の小型軽量化、高密度実装及び低価格
化が要求されるようになった。その結果、回路基板に搭
載される半導体集積回路装置の高集積化、低価格化の要
求が一段と高まっている。
しかし、従来の半導体集積回路装置の製造技術では、高
集積化の実現には半導体チップの面積増大を伴うので、
コスト増大が免れず、低価格化は極めて困難となってい
る。また、多数の機能別回路、特に高周波回路を含めて
同一チップ上に形成する場合には、回路間で信号漏れに
よる悪影響が生じないように四路配線間の距離をある程
度離さなければならず、このことがチップ面積縮小の妨
げとなっている。さらに、高集積化に伴って当然の如く
消費電力が増大するが、標準化されたパッケージの許容
電力範囲内に入らなくなった場合には、特別のパッケー
ジを製造する必要があり、このことはコスト増大の原因
となる。逆にいえば、標準化パッケージに許容電力範囲
内に収めることは高集積化の阻害要因となる。
以下、具体的な例をあげて説明する。
従来の半導体集積回路装置における回路配線では、第2
図(a)に示すように同層配線面A上に互いに隣接平行
する伝送ラインL、、L2を配線する場合、あるいは第
3図(a)に示すように回路配線面積を縮小するたわに
2層配線構造とし、各層配線面A、B上に互いに隣接平
行する伝送ラインL、、L2を配線する場合がある。こ
のように隣接平行する伝送ラインを配線するとライン間
に寄生容量が発生してしまう。このような寄生容量が発
生すると、特に互いに隣接する2つの伝送ラインのうち
、いずれか一方がAC(交流信号)伝送ラインであった
場合には、その寄生容量を介して他方のラインに不要な
信号成分が漏洩(クロストーク)して回路性能を損ねる
という問題が起こりやすい。また、互いに隣接する伝送
ラインについて・1′行配線される距離が長い場合には
、ライン間の寄生容量が一段と増加し、漏洩も増大して
回路性能に多大な悪影響を及ぼすことになる。
このため、従来では、AC伝送ラインに流れる信号成分
が隣接する他の伝送ラインに漏洩しないように、第2図
(a)の場合には伝送ラインL+L2の間隔を広くする
ことによって伝送ラインL、、L、間の寄生容量を減ら
すか、同図(b)に示すようにDCあるいはGNDの基
準電位となる伝送ラインL、を挿入することによって、
漏洩しても問題のないレベルにり、、L2間の寄生容量
を減らすようにしていた。また、第3図(a)の場合に
は、同図(b)に示すように伝送ラインLl、L2の重
なりを減らすか、またはなくすようにすることによって
伝送ラインL、、L2を離すようにしていた。
しかしながら、高集積化のためには限られた面積の中に
、かつ多(のAC伝送ラインを配線しなければならない
ので、各伝送ラインを隣接伝送ラインと十分な間隔をも
って配線させることはできない。極力満足させようとす
れば、パターン面積が増大していくことになる。また、
第2図(b)に示したように同層面A上で伝送ラインL
IL2の他に第3の伝送ラインL、を配線することは、
伝送ラインL、、L2の間隔を狭くできるものの、結局
はパターン面積の増大につながるため、好ましくない。
ところで、甲導体集積回路装置では、多段に直流結合す
ると回路の直流動作点が素子のばらつきによって変動す
るので、余り多段接続することはできない。そのために
交流結合が多く用いられ、コンデンサが不ロ■欠となっ
ている。
一般に、コンデンサを半導体チップ上に形成する場合、
第4図に示すように、P形基板1oにエピタキシャルの
N層11を拡散し、さらにこのN!I!111にN゛層
を拡散して半導体電極12を形成した後、その上面に絶
縁層13を形成する。そして、絶縁層13の一部に半導
体電極12とその端部でコンタクトするためのスルーホ
ール16を形成した後、その上面にスルーホール16を
介して接続される伝送ライン14を形成すると共に、こ
の伝送ライン14と接触しないようにして半導体電極1
2の半導体電極と対向する位置に金属電極15を形成す
る。すなわち、半導体電極12と金属電極15に挾まれ
た部分が絶縁層13を誘電体とするコンデンサを構成す
る。
しかしながら、上記構造のコンデンサを形成するには電
極に一定の面積が必要であり、容量値が大きければそれ
に比例して広い面積が必要である。
第4図の例でいえば、半導体電極12に対面する金属電
極15の部分は広い面積を必要とし、一般にトランジス
タ、抵抗の素子と比較してチ・ノブ上広い面積を占有す
る。一方、この金属電極15の上に例えば2層目に伝送
ラインを配線すると、2層目の伝送ラインと金属電極1
5が平行して長(の伝送ラインと金属電極15との間に
寄生容量が発生し、この寄生容量を介して不要に信号が
2層口の伝送ラインに漏れたり、コンデンサに漏れたり
して性能を(iねることが多い。このために、従来では
コンデンサの形成部分の上は配線を避けるか、性能を損
ねない伝送ラインに限定して配線している。従来ては、
このような制約がチップ面積を大きくするまたは小さく
できない要因となっている。特に、交流結合回路がある
以上、できるだけチップ面積を少なくすることが望まし
い。
上記のことはコンデンサに限らず、他の素子、例えばト
ランジスタや抵抗の形成部分ても同様である。
第9図は従来の1層配線によるトランジスタ及び抵抗の
素子形成部分を断面して示すもので、31はP形基板、
32は埋め込み層、33.37はエピタキシャル層で、
33はトランジスタのコレクタ領域であり、37は抵抗
領域38とP形基板31との分M 6/i域である。3
4はコレクタコンタクト領域、35はベース領域、36
はエミ・ツタ領域である。39はトランジスタ、抵抗な
ど基板上に形成される半導体素子と1層目配線間の絶縁
層である。40,42,44.46はそれぞれ1層目に
形成される伝送ラインであり、41はコレクタ電極、4
2aはベース電極、43はエミ・ツタ領域である。45
.46は抵抗領域38の端子電極である。この図ではト
ランジスタのエミ・ツタ電極43と抵抗領域38の一方
の電極45とが1層配線44によって接続されている。
このような箇所においては、トランジスタの形成部上に
交流ら号伝送ラインを配線することができない。このた
め、配線引き回しが必然的に多くなり、チップ面積が増
大してしまう。
次に、消費電力について考えてみると、一般に、回路ブ
ロックはそれぞれの持つ機能によって信号処理に必要な
ダイナミックレンジが決まる。したがって、ダイナミッ
クレンジは回路によって異なるのが普通である。電力的
には所定の余裕をもった最小のダイナミックレンジが望
ましい。必要以上の電源電圧は電力の無駄になる。つま
り、最適の電源電圧で回路ブロックを構成すると効率の
良い消費電力になる。一般的に小信号を増幅する回路ブ
ロックは比較的低い電源電圧で済むが、スピーカ、CR
T (ブラウン管)、モータ等を駆動する出力ブロック
は比較的高い電源電圧を特徴とする 特に高集積化は多く機能を有する回路ブロックを内蔵す
るが、この回路ブロック数が増加するに従って最適とす
る電源電圧の種類も増えることになる。しかし、同一チ
ップ上で構成するには、供給する電源電圧端子を一つす
ることが望ましいため、従来ては供給する電源電圧を各
回路ブロックが要求する最適電源電圧のうちで最も高い
ものに合わせて設定される。したがって、外部より供給
する電源電圧より低い電圧で済む回路ブロックにとって
は必を以上に電力消費となる。
第12図に従来の回路構成を示す。第12図において、
回路ブロックN、、N2.N、は基準電源電圧VC(と
7!京アースGNDの間にそれぞれパラレルに接続され
る。この構成において、もし、回路ブロックN1が最も
高い電源電圧を必要とするならば、回路ブロックN、、
N2には必要以上の電源電圧を加えることになり、無駄
の消費電力を生ずることになる。
(発明が解決しようとしている課8) 以上のように従来の半導体集積回路装置にあっては、高
集積化が即チップ面積の増大となるため、コスト上昇を
免れず、また消費電力が増大して高集積化が困難であっ
た。また標準化したパッケージに収納する場合には、許
容電力値内に入らないなどの問題も生じている。
そこで、この発明は上記の問題を解決するためになされ
たもので、その第1の目的とするところは、回路配線間
の漏れの低減を図り、かつ配線配置の面積を相対的に増
やさずに高集積化を実現できる半導体集積回路装置を提
供することにあり、第2の目的とするところは、低消費
電力化を実現できる半導体集積回路装置を提供すること
にある。
[発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明に係る半導体集積回
路装置は、 素子が形成される半導体チップ上に少なくとも1つの中
間配線層を有する複数の配線層を形成するものであって
、その中間配線層の下側の配線層と上側の配線層に互い
に近接する第1、第2の伝送ラインを配線するとき、前
記中間配線層には前記上側、下側配線層の各伝送ライン
にそれぞれ対向する区域を少なくとも一部含むように低
インピーダンスの第3の伝送ラインを配線するようにし
たことを第1の特徴とし、 さらに第1の特徴とする構成に加えて、基準電源ライン
と、基準アースラインと、中間電源ラインと、それぞれ
所定の機能を有する第1、第2の回路ブロックと、前記
基準電源ライン及び基準アースライン間電圧の中間電圧
を発生して前記中間相WAラインに出力する中間電源囲
路ブロックとを具備し、前記第1の回路ブロックの電源
ラインを前記基準電源ラインに接続し、そのアースライ
ンを前記中間電源ラインに接続し、前記第2の回路ブロ
ックの28 J!ラインを前記中間電源ラインに接続し
、そのアースラインを前記基準アースラインに接続して
集積化するようにしたことを第2の特徴とする。
(作用) 上記第1の特徴とする構成では、第1の伝送ラインと第
2の伝送ラインとの間に配線される低インピーダンスの
第3の伝送ラインが交流的に遮断的効果を発揮するので
、異層ライン間の影響が低減し、第1及び第2の伝送ラ
インを近接して配線することができ、これによって回路
配線間の漏れの低減を図り、かつ配線配置の面積を相対
的に増やさずに高集積化を実現することができる。
上記第2の特徴する構成では、第1及び第2の回路ブロ
ックを多段型に接続し、中間電源回路ブロックで第1の
回路ブロックのアースライン、第2の回路ブロックの電
源ラインとなる中間電源ラインの電位を設定しているの
で、回路電流を有効に使用することができ、これによっ
て低消費電力化を実現することができる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
まず、この発明に係る構造上の特徴部分を順に取り上げ
て説明する。
第1図はこの発明に係る半導体集積回路装置における回
路配線の基本構造を示すもので、第2図及び第3図で説
明した寄生容量の発生、漏洩の問題を解決している。第
1図において、第2図及び第′3図と同一部分には同一
符号を付して示し、ここでは異なる部分について説明す
る。
第1図(a)は3層構造の場合の実施例を示すもので、
1層目Aに伝送ラインL、を、3層目Cに伝送ラインL
、を東行して配線するときには、LlとL2の間にDC
あるいはGNDの基準電位となる2層目Bの伝送ライン
L3を平行配線する。
この構造によれば、伝送ラインL、、L2がそれぞれ伝
送ラインL、にょって遮蔽されるため、L、、L、間の
寄生容量を低減することができ、これによって漏洩を防
ぐことができる。しかもり、、L、、L、がいずれも平
行して配線されるため、パターン面積は増えにくい。さ
らに、L+。
L2の間隔は第3図に示した2層配線の場合に比べてさ
らに狭くすることができる。
尚、伝送ラインL1の幅を伝送ラインL1L2の幅とほ
ぼ等しくてもよいが、第1図(a)に示すように伝送ラ
インL、、L2の幅より伝送ラインL、の幅を広くすれ
ば、漏洩を一層少なくすることができる。但し、伝送ラ
インL、は伝送ラインL、、L、に完全に対向させなく
ても、第1図(b)に示すように伝送ラインL、、L2
の対向する面内または面内の一部または面内を含むその
近傍に平行配線すれば、同様の効果が得られることはい
うまでもない。
ところで、前述したように、半導体集積回路装置では交
流結合が多く用いられ、コンデンサが不可欠となってい
る。
第5図は第4図で説明したコンデンサ形成における問題
を解決した実施例を示すものである。第5図において、
第4図と同一部分には同一符号を付して、その説明を省
略する。
第5図は3層構造の場合を示すもので、伝送ライン14
及び金属電極15の形成部を1層目とし、2層目の半導
体電極12及び金属電極15と対向する部分にDCある
いはGNDの基準電位となる遮蔽パターン19を形成し
、3層目の遮蔽パターン19上に信号伝送用の伝送ライ
ン21.22を形成する。尚、1層目と2層目、2層目
と3層目の間にはそれぞれ層間絶縁層17.18を形成
する。
この構造によれば、コンデンサ形成部分の上に信号伝送
用の伝送ラインを配線できるので、コンデンサ上の配線
制約が減ってAC伝送ラインを配線することが可能とな
り、ひいてはパターン面積を少なくすることができる。
上記構造において、その動作を、第6図を参照してさら
に具体的に説明する。第6図は第5図の構造のコンデン
サを用い、エミッタフォロワを構成するトランジスタQ
1の出力端とエミッタフォロワを構成するトランジスタ
Q2の入力端とを交流結合した場合の等価回路を示して
いる。
すなわち、CIは半導体電極12と金属電極15による
結合コンデンサで、伝送ライン14をトランジスタQ1
のエミッタに接続し、金属電極15をトランジスタQ2
のベースに接続して、両トランジスタQl、Q2を交流
結合する。C2は半導体電極12とP形基板10と間に
発生する寄生コンデンサである。C1は金属電極15と
2層目の遮蔽パターン19を電極として1層目と2層目
の間に発生する寄生コンデンサである。C4は3層目の
伝送ライン21.22と2層目の遮蔽パターン19を電
極とする2層目と3層目の間に発生する寄生コンデンサ
である。尚、P形基板1゜は交流的にアースされた状態
となっている。
いま、2層目の遮蔽パターン19が交流的にGNDに接
続され、3層目の伝送ライン21゜22のいずれか一方
が交流信号伝送ラインとすると、等価的には寄生コンデ
ンサc4の一方電極にクロストークの信号源Sが接続さ
れた形となる。
このため、交流信号伝送ライン21または22から寄生
コンデンサC4を介して信号が漏れる。しかし、遮蔽パ
ターン1つはGNDに接続されているので、その漏れ信
号はアース電位に流れてコンデンサC1による結合回路
に流入しない。コンデンサC2,C3については、それ
ぞれ−刃端がアース電位に接続された状態となるので、
結合コンデンサC1の両端から漏れる信号はコンデンサ
C,,C,,を介してアース電位に流れ、他の回路には
影響しない。
したがって、第6図からも明らかなように、コンデンサ
形成部分において、第5図のような配線構造とすること
により、1層目の伝送ラインと3層目の伝送ラインが対
向して寄生容量が発生し、この寄生容量を介してクロス
トークが生じる問題に対し、対向する伝送ライン間の2
層目に遮蔽パターンを配線して、かつ、その遮蔽パター
ンを交流的に接地している伝送ライン、言い換えるとイ
ンピーダンスの低い伝送ラインで構成すれば、りロスト
ークを防ぐことができる。
この場合、2層口の遮蔽パターンを全て交流的に接地さ
せる伝送ラインで構成する必要はなく、1層目と3層目
の伝送ライン間でクロストークが生じて問題になる箇所
に対応して形成すればよい。
また、2層目に配線する遮蔽パターンは回路ブロックの
中のインピーダンスの低い伝送ラインを用いればよく、
例えば基準電源ラインや基準アースライン、バイアス電
源ライン、中間電源電圧ラインであってもよい。
ところで、上記実施例において、2層目の遮蔽パターン
に用いるインピーダンスの低い伝送ラインとして基準電
源ラインや基準アースライン、バイアス電源ラインをあ
げたが、実際のパターンでは伝送ラインが長いとライン
自身のインピーダンスが高くなり、問題になる場合も生
じる。第7図にこの問題を生じる具体的な構成を示す。
第7図は回路の一部分を示しており、トランジスタQ−
,Qq、・・・、QNはそれぞれ定電流源を構成してお
り、各ベースが一つの回路ブロックの中で共通のバイア
ス電源(この例ではトランジスタQ、のエミッタから供
給)に接続されている。
このように複数個のトランジスタQ4〜Q、に共通ベー
スバイアスラインを配線すると、トランジスタ接続個数
の増大に伴って配線長が長くなり、トランジスタQ、の
エミッタからの伝送ラインが長くなる。一般に、ライン
長に比例してインピーダンスが高くなるので、このよう
な伝送ラインに対向してAC伝送ラインが平行したり交
差したりすると、寄生容量が発生してしまい、クロスト
ークが生じてベースバイアスラインに漏れ信号を誘起す
る。この場合、定電流源なるトランジスタQ4〜QNで
漏れ信号をも増幅してしまうので、各回路の性能を損ね
ることになる。特に、ベースバイアスラインが長ければ
長いほど対向する伝送ラインや交差する伝送ラインの数
が増えて、ますますクロストークが大きくなってしまう
これに対して、この発明では3層以上の配線構造を基本
としているので、以下の配線手段によって上記の問題に
対処することができる。第8図(a)は3層構造の場合
の実施例を示すもので、1層目Aの伝送ラインL4は交
流信号伝送ライン、2層目Bの伝送ラインL、は基準電
源(V cc)ラインまたは基準アース(GND)ライ
ン、3層目Cの伝送ラインLbは共通バイアスラインで
ある。
共通ベースバイアスラインL6には第7図のトランジス
タQ4〜QNの各ベースが共通接続されるものとする。
このような構成によれば、交流信号伝送ラインL4から
のクロストークは基準アースラインL。
で遮蔽されて、共通ベースバイアスラインL6に誘導す
るのを押さえることができる。また、逆に、何らかの経
路で共通ベースバイアスラインL6に不要な信号、特に
^周波信号が乗った場合に、伝送ラインL6と伝送ライ
ンL、による寄生容量で対アースにバイパスさせること
ができるので、共通ベースバイアスラインL6上の不要
信号を軽減させることができる。
ここで、半導体集積回路装置内に形成される回路ブロッ
クは自己の回路へのバイアス供給が必要であり、高集積
化に伴って回路ブロックが増えると必然的にバイアスラ
インも増える。一方、回路規模の削減から同一のバイア
ス電圧なら1つのバイアス7a ?djから複数の回路
ブロックへバイアスラインを接続する方法も良く用いら
れる。このような場合にバイアスラインは長くなりやす
い。第8図(a)の実施例はこの場合においても効果が
得られるのはいうまでもない。
尚、第8図(a)ではでは各層A、B、Cの伝送ライン
L4.L、、L6を全て同じ幅で示したが、これに限定
する必要はなく、むしろ電流量に合わせて、例えば第8
図(b)に示すように上層にいくに従って狭くすれば、
他の伝送ラインの引き回しに利用でき、限られたスペー
スを有効に利用することができる。
また、上記実施例において、1層目の伝送ラインL4を
共通ベースバイアスライン、3層目の伝送ラインL6を
交流信号伝送ラインとしてもよいことはもちろんである
上記のことはコンデンサに限らず、他の素子、例えばト
ランジスタや抵抗の形成部分にも応用できる。
第10図は第9図で説明したトランジスタ形成部分の上
に伝送ラインを配線する場合の実施例を示すものである
。第10図において、第9図と同一部分には同一符号を
付して、その説明を省略する。
すなわち、第10図において、47.48゜49.50
は2層目に配線される伝送ラインであり、51は1層目
配線と2層目配線間の絶縁層である。52.53.54
.55は3層目に配線される伝送ラインであり、56は
2層目配線と3層目配線間の絶縁層である。また、57
,58゜59は配線層間を電気的に接続する層間配線で
ある。層間配線57は1層目配線と3層目配線との間を
結ぶ層間配線である。58は1層目配線と2層目配線と
の間を結ぶ層間配線である。59は2層目配線と3層目
配線との間を結ぶ層間配線である。
このような構成において、例えばトランジスタ形成部分
の上に配線される配線パターン48を基準アースライン
とすれば、3層目の伝送ライン53を交流信号伝送ライ
ンとしてもコレクタ電極41、ベース電極42、エミッ
タ電極43との寄生容量が発生しないため、トランジス
タの動作に影響を与えることはない。また、層間配線5
7゜58.59の形成により、1層目のみならず2層目
、3層目を利用して配線できるので、各層での配線引き
回しを少なくすることができ、これによってチップ面積
の縮小に供することができる。
ところで、上記のように層間配線を形成した場合、伝送
ラインのインピーダンスについては、伝送ライン自身の
長さ方向に有するインピーダンス以外に、層間配線との
コンタクト抵抗を持つことになる。特に電源やアースラ
インでは回路間や回路ブロック間の共通インピーダンス
となり、他の回路や回路ブロックに不要の信号が漏れ込
む原因となるので、極力インピーダンスを低減すること
が要求される。
この場合、一つの層に電源およびアースラインがほとん
どを占めるように配線すれば伝送ラインの長さを短く、
かつ幅を広く配線し易いので、インピーダンスの低減が
容易になる。製造プロセス上、1層目と2層目との間の
層間配線は2層目配線時に同時に形成し、2層目と3層
目との間の層間配線は3層目配線時に同時に形成する。
このとき、1層−2層間のコンタクト抵抗RC,□と2
層−3層間のコンタクト抵抗RC23ができる。このた
めに、1層−3層間のコンタクト抵抗RCI 3はRC
、、とRCl、の和になり1層−2層間または2層−3
層間に対して大きくなる。したがって、1層目とつなが
る3層目の伝送ラインはコンタクト抵抗が大きくなりや
すい。このことは他の伝送ラインからの信号の漏れを受
けやすいことを意味する。さらに3層目以上の4層、5
層といった多層の配線構造を考えると、1層目との間の
コンタクト抵抗は上層はど増加することになり、影響を
受けやすい。
第11図はこの問題を解決するための実施例を示すもの
で、4層配線構造を模式的に示しており、同図(a)は
断面図、同図(b)は上部から見た図である。ここでは
配線の相対的位置を見やすくするために、層間の距離は
離して示しており、また層間を結ぶ層間配線は線で示し
ている。
この実施例は2つの回路ブロックNA、N、の間を配線
する場合の構成であり、領域70は回路ブロックNAの
素子か構成されている部分、領域7]は回路ブロックN
、の素子が構成されている部分である。1層口に伝送ラ
インL20’−L24が配線され、2層目に伝送ライン
L2.〜L28が配線され、3層[−1に伝送ラインL
29が配線され、4層目に伝送ラインし、。が配線され
る。また、伝送ラインL20と伝送ラインL、。の間は
層間配線76で接続され、伝送ラインL21と伝送ライ
ンL2.の間は層間配線77て接続され、伝送ラインL
24と伝送ラインL2hの間は層間配線78で接続され
、伝送ラインL ll’lと伝送ラインL27の間は層
間配線80で接続され、伝送ラインL24と伝送ライン
L28の間は層間配線7つで接続される。
(b)図は(a)図と相対的に位置を合わせてあり、回
路ブロックNAの回路素子(一部を表示)は領域81に
配置される。回路ブロックN8の回路素子(一部を表示
)は領域82に配置される。
(b)図において(a)図の伝送ラインのうち回路ブロ
ック間を結ぶ伝送ラインのみを示す。すなわち、伝送ラ
インL26と伝送ラインL30が回路ブロック間の伝送
ラインである。尚、接続点83゜84.85.86は各
層の伝送ラインと層間配線との層間接続点である。
ここで、回路素子間を接続する伝送ラインは極力インピ
ーダンスが小さいことが望ましいので、コンタクト抵抗
の少ない1層目と2層目に配線することが好ましいとい
える。しかし、大規模な高集積化回路のチップともなれ
ば、回路ブロック間の配線が多くなり、回路ブロック間
に伝送ラインを配線するためには領域81と82の間に
配線用の領域を設けなければならない。この領域はブロ
ック間の伝送ラインが多くなるに従って比例的に広く取
ることになる。例えば、2層目に配線される伝送ライン
L26のように、領域81と82を避けて配線する必要
があり、その分だけブロック間領域を広く取ることにな
る。
そこで、この発明ではラインL29を電源ラインまたは
アースライン等の交流的に低インピーダンスのラインと
する。これによって4層目に配線される伝送ラインL3
Llに他の伝送ライン等から交流信号が漏れるのを防ぐ
ことができ、さらに伝送ラインL30と伝送ラインL2
6の間のクロストークを防ぐことができる。また、伝送
ラインL30は領域81と82に関係なく層間接続点間
を最短の長さまたは短めの長さで配線することができる
。これによってブロック間領域をさらに広げることなく
配線することができる。また、伝送ラインL、。自体の
インピーダンスの低減にもなる。
尚、第1]図では、伝送ラインL、9を伝送ラインL、
。に対向する全部分に形成するように示しているが、必
ずしも図のようにする必要はない。例えば、2層目に配
線される伝送ラインL2bとの間で信号漏れの問題が生
じる部分に限ってもよい。
但し、2層[1に配線される伝送ラインとの対向部分が
広いほど寄生容量も大きく、回路によってはこの寄生容
量が問題になる場合もある。このような場合にはエミッ
タフォロア等の低インピーダンス囲路を構成して配線す
れば、寄生容量の影響を軽減することができる。また、
伝送ラインL29に生じる寄生容量を積極的に利用して
、伝送ラインL、い L3Llに乗った不要な高周波成
分を落とすこともてきる。
さらに、同図に示すように最上部層にブロック間ライン
がある場合には、半導体集積回路装置の設:1段階で、
プローバーなどの設備でブロック間ラインに流れる電気
信号のチエツクをすることができ、各回路ブロックの動
作の設計確認が容易にできるメリットも持つ。また、第
11図の実施例ではブロック間の説明をしたが、回路ブ
ロックの領域内においても同様に構成して同様な効果が
得られることはいうまでもない。
次にこの発明に係る回路上の特徴部分について説明する
第13図はこの発明に係る半導体集積回路装置において
、省電力化を実現する回路の基本構成を示すもので、低
い電源電圧で済む回路ブロックは多段積みのシリアル接
続とする構成にして、電源電圧を有効に使用することに
よって少ない消費電力で作動させるようにしている。尚
、第13図において第12図と同一部分には同一符号を
付してボす。
すなわち、第1′3図において、回路ブロックN 1.
 N 2 、 N −、Naはそれぞれ所定の性能を得
るのに必すな機能を121っており、詳細は図示しない
が、谷回路ブロック間は有機的に接続されている。ここ
ではそれぞれの回路ブロックに接続されるV。基準電源
ライン及びGND基準アースラインを便宜的に一本のラ
インで示している。また、回路ブロックN1の電源ライ
ンをLI3+  アースラインをL12で示し、回路ブ
ロックN2の電源ラインをLll、アースラインをL1
□で示す。
回路ブロックN、、N2は回路ブロックN2のアースラ
インLID’が回路ブロックN1のljXラインL13
に接続した2段型構成をなす。この2段型構成の回路N
、、N2、回路ブロックN3及び回路ブロックN4はそ
れぞれVccM1m源ラインとGND3準アースライン
間に接続される。回路ブロックN4はアースラインLl
□、ri源ラインL+3に中間電圧VB+を与える中間
電源となるもので、Vcc  GND間電圧電圧圧して
基準電圧V、。を発生し、このVBOとVB□とを比較
してVB+の変動に応じた制御信号を生成し、この制御
信号に基づいて回路ブロックN1またはN2、または両
者の電源電流を制御することにより、上記中間電源の電
源電圧VB+を所定の値に安定化するものである。
上記構成によれば、電源電圧を回路ブロックN3の最適
電圧に合わせても、回路ブロックN1N2を安定して低
電圧駆動することができるので、消費電力の低減を図る
ことができる。
−例として、カラーテレビジョン受像機で用いられる輝
度信号処理回路と色差信号処理回路とを1チツプに集積
化した半導体集積回路装置を考えてみる。
周知のごとく、カラーテレビジョン受像機では、受信信
号を中間周波に変換した後、テレビジョン信号を検波し
、さらに輝度信号、色差信号に分離して、各(5号につ
いて輝度信号処理、色差信号処理を行う。輝度f5号処
理、色差信号処理された各信号を合成処理回路に入力し
、ここでR,B、Gの色信号を作り、増幅してCRTを
駆動する。そこで、第13図において回路ブロックN1
を輝度信号処理回路、回路ブロックN2を色差信号処理
回路、回路ブロックN、を合成処理回路とし、基準電源
電圧VCCを12Vとする。12Vは合成処理回路の所
要電源電圧である。
すなわち、輝度信号処理回路N + 、色差信号処理回
路N2は単に信号変換を行うのみであるから、比較的低
電圧で駆動可能である。これに対し、合成処理回路N3
は電力増幅を行ってCRTを駆動するものであるから、
高い電源電圧を必要とする。
そこで、上記構成では、基準電源電圧VCCを合成処理
回路Nlに合わせ、輝度信号処理回路N、及び色差Cd
号処理回路N2を多段接続して、N1゜N2を合わせて
基準電源電圧VCCで駆動するようにしている。これに
よって、輝度信号処理回路N1、色差(i号処理回路N
2、合成処理回路N。
はいずれも最適電源電圧が与えられることになり、消費
電力の低減を図ることができる。
第14図にさらに具体的な回路を示して説明する。
第14図において、回路ブロックN1は2段のλ動増幅
回路を直結したトランジスタ増幅回路である。
トランジスタQ zはベースとコレクタとが直結され、
ダイオード構成となっている。このトランジスタQzの
エミッタは抵抗R11を介して回路ブロックN、のアー
ス(基準アースGND)ラインL+4に接続され、その
コレクタは抵抗R12を介して回路ブロックN1の電源
(中間電源■8.)ラインLzに接続され、そのベース
はトランジスタQ12のベースに接続される。このトラ
ンジスタQ+2のコレクタは直接回路ブロックN、のV
BI電源ライうLllに接続され、そのエミッタは抵抗
R13を介して回路ブロックN1のGNDアースライン
L+4に接続される。以上のトランジスタQ11゜Q1
□及び抵抗R1,〜R3,はトランジスタQ lli+
Q 1.+  Q 21 Q i’−へのベースバイア
ス電圧を生成するバイアス回路を構成している。
トランジスタQ14.Q+5は互いにエミッタが接続さ
れ、これらのエミッタはトランジスタQI3のコレクタ
に接続される。トランジスタQ+n、Q+qの各ベース
はそれぞれ前段の回路に接続する端子P、、P、に接続
され、その各コレクタはそれぞれ抵抗R,,,R,,を
介してV +++fllS源ラインL口にう続され、そ
の各コレクタはそれぞれトランジスタQ1□、019の
ベースに接続される。トランジスタQ zのベースはバ
イアス電源供給端子P、に接続され、そのエミッタは抵
抗R14を介してGNDアースラインL 14に接続さ
れる。以上のトランジスタQ 1.1〜Q I<、抵抗
RI4〜RI、は1段目の差動増幅回路を構成している
トランジスタQ1□、Q3.の各エミッタはそれぞれト
ランジスタQ++++Q+sのコレクタに接続され、そ
の各コレクタはVH+電源ライうL+3に接続される。
トランジスタQ1brQ1gの各エミッタはそれぞれ抵
抗R,7,R,8を介してGNDアースラインL+4に
接続され、その各ベースはトランジスタQI2のエミッ
タに接続される。以上のトランジスタQ16〜Q l<
1、抵抗R,7,R,8は1段目の差動増幅回路の出力
を2段目の差動増幅回路に供給するエミッタフォロア回
路を構成している。
トランジスタQ 2+1 Q 22は互いにエミッタが
共通接続され、これらのエミッタはトランジスタQ 2
0のコレクタに接続される。トランジスタQ2.。
Q22の各ベースはそれぞれトランジスタQI7101
9のエミッタに接続され、その各コレクタはそれぞれ抵
抗R,,,R,oを介してVB工電源ラうンL13に接
続される。トランジスタQzoのベースはバイアス電源
供給端子P1に接続され、そのエミッタは抵抗R2、を
介してGNDアースラインL14に接続される。以上の
トランジスタQ2o−Q2□、抵抗R19〜R2+は2
段目の差動増幅回路を構成している。
トランジスタQ 241 Q 26の各ベースはそれぞ
れトランジスタQz++Q2□のコレクタに接続され、
そのコレクタはV s+電源ラうンLllに接続され、
その各エミッタはそれぞれトランジスタQ2.。
Q25のコレクタに接続される。トランジスタQ2,1
Q25の各エミッタはそれぞれ抵抗R2□、R2,を介
してGNDアースラインL+4に接続され、その各エミ
ッタはそれぞれ次段回路の入力端子P4゜P、に接続さ
れる。以上のトランジスタQ21〜Q26、抵抗R2□
、R2,は2段目の差動増幅回路の出力を次段回路に供
給するエミッタフォロア回路を構成している。
回路ブロックN2は2段接続のエミッタ接地型トランジ
スタ増幅回路と差動増幅回路の直結増幅回路である。
トランジスタQ 27のベースは前段回路との接続端子
P、に接続され、そのエミッタは抵抗R24を介して回
路ブロックN2のアース(中間電源VBI)ラインL1
2に接続され、そのコレクタは抵抗R25を介して回路
ブロックN2の電源(M重電源V cc)ラインLl+
に接続される。トランジスタQ28のベースはトランジ
スタQ 27のコレクタに接続され、そのエミッタは抵
抗R27を介して■。C電源ラインLI11.:接続さ
れ、そのコレクタは抵抗R2bを介してVBIアースラ
インL1゜に接続される。
トランジスタQ 79のベースはトランジスタQ zs
のコレクタに接続され、そのエミッタは抵抗R28を介
してVl11アースラインL1゜に接続され、そのコレ
クタはVCC電源ラインL11に接続される。以上のト
ランンスタQ2フ〜Q291抵抗R24〜R28はエミ
ッタ接地型トランジスタ増幅回路を2段接続したもので
ある。
トランジスタQ□1 Q、2はエミッタが互いに共通接
続され、これらのエミッタはトランジスタQ、。のコレ
クタに接続される。トランジスタQ。
のベースはトランジスタQ 29のエミッタに接続され
、トランジスタQI2のベースはバイアスm 源M子P
8に接続される。トランジスタQ、。のベースはバイア
ス電1<4端子P7に接続され、そのエミッタは抵抗R
Bを介してVB□アースラインL1□に接続される。
トランジスタQ!31Q34は互いにベースが共通接続
され、かつトランジスタQ、のコレクタに接続されて第
1のカレントミラーを構成している。
トランジスタQい、Q、4の各エミッタはそれぞれ抵抗
R3゜1 R31を介してV。0電源ラインLl+に接
続される。トランジスタQ 33のコレクタはトランジ
スタQ tlのコレクタに接続される。
トランジスタQis、Qi6は互いにベースが共通接続
され、かつトランジスタQ35のコレクタに接続されて
第2のカレントミラーを構成している。
トランジスタQ j5+  036の各エミッタはそれ
ぞれ抵抗R3i R3’;を介してVCC電源ラインL
l+に接続される。トランジスタQ35のコレクタはト
ランジスタQ3□のコレクタに接続される。
トランジスタQy7.Qysは互いにベースが共通接続
され、かつトランジスタQ 37のコレクタに接続され
て第3のカレントミラーを構成している。
トランジスタQ17.0111の各エミッタはそれぞれ
抵抗R12+  R11を介してVBIアースラインL
I2に接続される。トランジスタQ37のコレクタはト
ランジスタQ34のコレクタに接続される。
すなわち、トランジスタQ、。〜Q32、抵抗R29は
差動増幅回路を構成している。上記第1のカレントミラ
ーは差動トランジスタQ31のコレクタ電流を検出して
同等の電流を第3のカレントミラーに入力するものであ
り、第2のカレントミラーは差動トランジスタQ17の
コレクタ電流を検出して同等の電流を出力するものであ
る。第2、第3のカレントミラーのトランジスタQ 3
61 Q suのコレクタは次段回路への出力端子P、
に接続される。
つまり、この出力端子P、からは第2のカレントミラー
で折り返される差動トランジスタQ 32のコレクタ電
流と第3のカレントミラーで折り返される差動トランジ
スタ0月のコレクタ電流とが加算されて出力されること
になる。
回路ブロックN4は差動増幅回路を利用して中間電源電
圧VB+を検出し、回路ブロックN1の電源電流を制御
する安定化回路である。
トランジスタQ 40+  041は互いにエミッタが
共通接続され、これらのエミッタはトランジスタQ 3
9のコレクタに接続される。トランジスタQ 39のベ
ースはバイアス電圧供給端子pHに接続され、そのエミ
ッタは抵抗R36を介してGND7f5準アースライン
に接続される。
トランジスタQ 40のベースは基準となる中間電源電
圧V80の供給端子P、。に接続される。トランジスタ
Q41のベースは中間電源電圧VBIに安定化させるL
1□とLllとの接続点に接続される。この接続点は端
TP+>を介してコンデンサC11に接続される。一方
、トランジスタQ 421  Q43は互いにベースが
接続され、さらにトランジスタQJ2のコレクタに接続
されてカレントミラーを構成している。
トランジスタQ4□のコレクタはトランジスタQ41の
コレクタに接続される。トランジスタQ 4nのコレク
タは■、。基準電源ラインに接続される。
トランジスタQ 471  Q4Jの各エミッタはそれ
ぞれ抵抗R,7,R、、を介してV cc7M準電源ラ
インに接続される。トランジスタQ 43のコレクタは
回路ブロックN、のトランジスタQ11のエミッタに接
続される。
上記構成において、中間電源電圧VBIを基準とする中
間電源電圧VBOに設定する動作について述べる。
中間電源電圧VB+は、コンデンサC11によって交流
成分がなくなって実質的に直流成分になり、トランジス
タQ−4,,Q4゜による差動増幅回路によって基準中
間ホJj;iホ圧v8oと比較される。このとき、トラ
ンジスタQ a+に両者の差電圧に応したコレクタ電流
が生じる。このコレクタ電流はトランジスタQ4□、Q
44によるカレントミラーによって折り返されて回路ブ
ロックN、の抵抗R01に流れる。
回路ブロックN、では、抵抗R11の両端に生じる電圧
がQ +7のエミッタ電圧を変化させるので、これに伴
ってトランジスタQ 16+ Q 18+ Q 231
Q25のコレクタ電流が変化するようなる。仮に電圧V
BIが上昇したとすると、トランジスタQ 41のコレ
クタ電流が増加するため、これに比例してトランジスタ
Q 41のコレクタ電流が増加し、抵抗R1□の両端に
/1“しる電圧が増加する。このとき、上記トランジス
タQ 12のエミッタ電位が上昇し、トランジスタQ 
1111  Q till  Q 23、Q 25のコ
レクタ電流が増加して、回路ブロックN1の電源電流を
増加させて電圧vlllを下げる方向に作用するように
なる。電圧Vlllが下降する場合は上記と逆の動作に
なる。
以上の負帰還ループの利jりを十分大きくとれば、電圧
Vll+を基準中間電圧VBOに設定し、かつ安定化す
ることができる。したがって、回路ブロックN、、N2
は11−いに影響を及はすことなく、独立して動作する
ので、多段接続がr′IJ能でなり、これによって前述
した消費電力の低減を図ることができる。
また、上記構成では、回路ブロックN、の電源電流の制
御をトランジスタQ l+++ Q 18+ 023+
Q29のコレクタ電流の制御によって行っているが、ト
ランジスタQIア、  Q191  Q241 026
はエミッタフォロアとして用いているので、多少のエミ
ッタ電流の変化ではエミッタフォロアとしての動作をほ
とんど損ねない。さらに細かく見れば、トランジスタQ
1□、Q1.のエミッタ電位が同じ方向に動くから、差
動増幅回路Qz3. Q2□のベース電位は常に等しく
、差動増幅回路の動作に影響しない。
すなわち、上記実施例では、回路ブロックN1の信号処
理回路の一部を電源電流を制御する回路として兼用して
いる。この構成によれば、独立に電源電流を制御を設け
る場合と比較すると回路構成が少なくて済み、しかも消
費する電流も少なくて済む。
尚、電源電流を制御する方法としてはエミッタフォロア
ばかりでなく、他の回路でもよい。例えばトランジスタ
Q13IQ20の電流制御でもよい。
要は電流制御によってその回路の機能が損なわれなけれ
ばよい。
ところで、上記実施例の回路ブロックN1の例では、端
子P2.P、に交流信号が入力されても、交流信号を処
理する各増幅回路のバイアス電流源が電流制御されてい
るので、GNDアースラインLI4へ交流信号が漏れる
ことはない。言い換えると、回路ブロックN1の電源電
流(第14図に具体回路で示した範囲)の合計電流とし
て交流信号成分は零になる。したがって、回路ブロック
N。
での信号が回路ブロックN2へ漏れていかない。
実際には微小の漏れが生じることもあるが、回路ブロッ
クN、のVBl電源ライうL+3がコンデンサC11を
介して接地され、低インピーダンス化されているので、
回路ブロックN2への漏れは防止できる。このように、
交流信号の漏れ量が小さいことは他回路へ悪影響を及ぼ
すことも少ないことを意味する。
回路ブロックN2はアース電流に交流信号が流れる場合
の例である。端子P6に交流信号が入力したものとする
と、抵抗R241R1211,R21R12R11を介
してVRIアースラインL、□に交流信号が流れ込む。
この交流信号はコンデンサC11を介して側路される。
この側路によって回路ブロックN1への洩れ込みを無く
すか、または軽減できる。
しかし、処理される信号が低周波成分または低周波成分
を含む信号であったり、直流成分または直流成分を含む
信号である場合には、コンデンサC11を大きくしても
十分に側路することができない。逆に高周波15号につ
いては十分に側路しやすい。よって、低周波のノイズ成
分や信号自体の直流成分の漏れを軽減するには、回路ブ
ロックN1のように電源ラインやアースラインに信号が
流れないような回路構成にする必要がある。すなわち、
回路ブロックN、てVBIの嚢動に応じた制御信号を生
成し、この制御信号で各回路部のバイアス電源を制御す
ることにより、電源またはアースに漏れる信号電流が少
なくなるので、多段型に構成したときの回路ブロック間
の漏れによる問題をなくすことかできる。
第15図は中間値7f5.源屯圧VRIを安定化する他
の実施例を小すものである。但し、第15図において第
14図と同一部分には同一符号を付して示し、ここでは
異なる部分について説明する。
第15図において、回路ブロックN、、N2は多段接続
されている。回路ブロックN4は中間値電源電圧Vil
lを設定する回路ブロックであり、具体的には、トラン
ジスタQ bar  Q b+は互いにエミッタがノ(
逆接続され、これらのエミッタはトランジスタQ、、、
のコレクタに接続される。トランジスタQ 60のベー
スは基準となる中間電源電圧VB(lの入力端子P2o
に接続される。トランジスタQ 60のコレクタはVc
c基準電源ラインに接続される。トランジスタQ。1の
コレクタは抵抗R4oを介してV(C基準電源ラインに
接続される。
トランジスタQ t++のコレクタはトランジスタQ、
、、のベースに接続され、そのベースは同トランジスタ
Q6.のエミッタに接続され、さらにトランジスタQ 
64のコレクタに接続される。トランジスタQ 6.の
コレクタはVCCt源ライシラインされる。
トランジスタQ631064の各エミッタはそれぞれ抵
抗R41,R42を介して基準GNDアースラインに接
続され、そのδベースはバイアス電圧供給端子P2□に
接続される。
上記構成において、トランジスタQ65のエミッタから
中間電源電圧VB+が出力され、ラインL12rL1−
接続点に供給されるが、前述したように、この接続点に
発生する微少な交流成分は前記端子PI2を介してコン
デンサC11へ側路される。一方、中間電源電圧VB、
はトランジスタQ 60+ 061による差動増幅回路
によって基準中間電源電圧VBOと比較されており、そ
の差電圧に応じてトランジスタQ b+のコレクタ電流
が増減する。すなわち、VBlが上がるとQ b+のコ
レクタ電流が増加し、Q 65のベース電位が下がり、
Q6.のコレクタ電流が減少して、VBIを下げる方向
に作用する。逆に、VBlが下がるとQ 61のコレク
タ電流が減少し、Q 65のベース電位が上がり、Qb
sのコレクタ電流が増加して、VBIを上げる方向に作
用する。
したがって、上記構成によれば、トランジスタ065の
帰還によって中間電源電圧VB+を安定化させることが
できる。この構成の場合、回路ブロックN、、N2への
制御信号ラインを設ける必要がないので、チップ面積の
縮小に供することができるものである。
尚、上記実施例において、トランジスタQ64、抵抗R
4□の電流源回路として回路ブロックN1の中の一部の
回路を利用することもできる。また、トランジスタQb
、、として回路ブロックN2の中の一部の回路を利用す
ることもできる。このように回路構成の簡略化を図れば
、チップ面積の縮小が図れることはいうまでもない。
実際の応用例を第16図に示す。
すなわち、第16図は上述の実施例の一つであり、テレ
ビジョン受像機の中で、映像中間周波信号を入力して複
合映像信号を検波し、音声中間周波信号を人力して音声
信号を検波し、検波された音声信号及び復号映像信号を
出力する信号処理ブロックに適用したものである。
まず、端子P2□から人力された映像中間周波受信信号
(57MHzの変調信号)はIF増幅回路N、に供給さ
れる。このIF増幅回路N、は入力した受信信号を増幅
するもので、ここで増幅された受信信号は映像検波回路
N8に送られる。この映像検波回路N、は入力した受信
信号から複合映像信号(輝度信号と色副搬送波信号)を
検波するもので、ここで検波された復号映像信号は端子
P23から次段の映像信号処理系へ出力される。この複
合映像信号は直流分を含んだ信号である。
一方、端子P2+から入力された音声中間周波受信信号
(4,5MHzのFM信号)はリミッタ増幅回路N6に
供給される。このリミッタ増幅回路N6は入力した受信
信号を所定レベルまで増幅するもので、ここで増幅され
た受信信号は音響検波回路N7に送られる。この音響検
波回路N7は入力した受信信号から音声信号を検波する
もので、ここで検波された音声信号は端子P24から次
段の音声信号処理系へ出力される。
ここで、IF増幅回路N、は比較的高周波の小信号を処
理するので低い電源電圧で駆動できる。
一方、回路ブロックN8は複合映像信号が直流分を含ん
でおりかつ大出力を必要とするので、ダイナミックレン
ジを確保するには高い電源電圧で駆動しなければならな
い。また、リミッタ増幅回路N6は一定の振幅まで信号
増幅を行えばよいので低い電源電圧で駆動できる。一方
、音声検波回路N7は音声信号が低周波の信号成分を持
ち、同時に大出力を必要とするので、ダイナミックレン
ジを確保するには高い電源電圧で駆動しなければならな
い。
そこで、IF増幅回路N5及びリミッタ増幅回路N6は
V。2!準電源ライン及びGND基準アースライン間に
多段接続し、両回路ブロックN、。
N6間の接続点、すなわち中間電位点をVCC基準電源
ライン及びGND基準アースライン間に接続された中間
電源電圧安定化回路N、て安定化し、さらに端rP 2
−に接続されているコンデンサ(図示せず)を介して接
地する。これにより中間電位点に発生する微小変動は端
子P、へ側路され、大きな変動は安定化回路N、によっ
て安定化され、回路ブロックN、、N、、は互いに影響
されることなく独立して駆動される。また、音声検波回
路N7及び映像検波回路N8はVCC基準電源ライン及
びGND基準アースライン間にパラレルに接続する。基
準電源電圧vcCはN7.Nllのうち所用電源電圧の
高いほうに設定する。
このような構成によれば、IF増幅回路N、及びリミッ
タ増幅回路N6を安定して低電圧駆動させることができ
るので、消費電力の低減を図ることができる。このよう
に扱う信号の特徴や実現できる囲路形式に従って多段接
続するものを選択すればよい。
以上の実施例を組み合わせ、第13図の消費電力を図っ
た回路を3層配線構造で集積化する場合の実施例を第1
7図に示して説明する。
第17図は第13図の回路ブロックN、、N2の集積化
部分における各層の配線パターンの相対的位置を示すも
ので、ここでは理解しやすいように各配線層を分離して
示している。
第17図において、90は半導体基板、91は第1の配
線層、92は第2の配線層、93は第3の配線層である
。第13図のVCC基準電源ラインに接続するVCC電
源ラインL11は第3の配線層93に配設し、GND基
準アースラインに接続するGNDアースラインLI4は
第1の配線層91に配設し、回路ブロックN1のVB、
アースラインL+2と回路ブロックN2のVB+電源ラ
インL+iは第2の配線層92に配設するものとする。
94は回路ブロックN、の回路素子を配置した回路領域
、95は回路ブロックN2の回路素子を配置した回路領
域である。
上記回路領域94に対向する位置の上には回路ブロック
N、の配線パターン領域がそれぞれ第1乃至第3の配線
層91〜93に形成される。配線パターンは因中線で示
しているが、実際には導体によるラインのパターンであ
り、幅のある帯状になっている。尚、同図は説明に必要
な一部のラインのみが示されている。
96は回路ブロックN、の第1の配線層91の配線パタ
ーン領域、98は回路ブロックN、の第2の配線層92
の配線パターン領域、1ooは回路ブロックN、の第3
の配線層93の配線パターン領域である。同様に、回路
領域95に対向する位置の上には回路ブロックN2の配
線パターン領域がそれぞれ第1乃至第3の配線層91〜
93に形成される。97は回路ブロックN2の第1の配
線層9】の配線パターン領域、99は回路ブロックN2
の第2の配線層92の配線パターン領域、101は回路
ブロックN2の第3の配線層93の配線パターン領域で
ある。
回路ブロックN2のVCC電源ラインLz(図は簡単に
例を記載、以下同様)は第3の配線層93の配線パター
ン領域9】に配設される。このVCC電源ラインLll
はVCC厄準電源ラインに接続されるボンディングバッ
ト102に接続される。また、回路ブロックN2のVB
IアースラインL+2は第2の配線層92の配線パター
ン領域99に配設される。
回路ブロックN、のVBI電源ライうL11は第2の配
線層92の配線パターン領域98に配設される。ここで
、回路ブロックN2のVB+アースラインL12と回路
ブロックN1のvt++電源ラインう+iはボンディン
グバット103を介して接続される。
回路ブロックN1のGNDアースラインL14は第1の
配線層91の配線パターン領域96に配設される。この
GNDアースラインLI4は基準アースGNDに接続さ
れるボンディングパッド104に接続される。
回路ブロックN、、N、の中の配線は電源ライン、アー
スラインの他に信号が乗るACライン(信号としてDC
を含む場合もある)とバイアス供給のDCラインとがあ
り、これらは第1の配線層91の配線パターン領域96
.97と第3の配線層93の配線パターン領域100,
101に配設される。占゛い換えると、配線パターン領
域96では、GNDアースラインL+4とバイアス供給
のDCラインと(A号の乗るACラインでパターンが構
成される。また、配線パターン領域100゜97ではバ
イアス供給のDCラインと信号の乗るACラインでパタ
ーンが構成される。配線パターン領域101てはVCC
電源ラインとバイアス供給のDCラインと信号の乗るA
Cラインとでパターンが構成される。配線パターン領域
98ではVB+電源ラインL+3にのみよるDCライン
だけでパターンが構成される。配線パターン領域99で
はVBIアースラインL+2にのみよるDCラインだけ
でパターンが構成される。
上記構造の半導体集積回路装置において、その特徴とす
る点について説明する。
一般に、アナログ信号処理の半導体チップでは2層配線
であり、配線層には電源ライン、アースライン、バイア
ス供給のDCライン、信号の乗るACラインで構成され
るが、上記の3層配線構造では少なくともいずれか1つ
のラインがない構成である。したがって、同一規模の回
路であれば、より相対的に少ないパターン面積で構成す
ることができる。
ここで、前述したように、回路配線では同一層面で隣接
するラインとラインとの間、異層間で隣接するラインと
ラインと間に寄生容量が形成される。これらの互いに隣
接するラインのうち、いずれか一方に信号の乗るライン
である場合、他方のラインに寄生容量を介して不要の信
号成分が漏洩してしまい、回路性能を損ねる。
このため、上記実施例では、第1図に示した実施例を利
用して、配線パターン領域98.991:l:インピー
ダンスの低いvB1アースラインL1□と回路ブロック
N1のVB、電源ラインLI3を、第1の配線層91と
第3の配線層93との間で隣接平行するラインの間に配
設させることにより、第2の配$IFflI92を交流
的に接地した状態にして、遮蔽の効果を持たせている。
ここで、第2の配線層92の配線パターン領域98.9
91;!Vs+電源ラインう +3+ V B17− 
スラインL+2だけで構成しているから、それぞれの配
線ライン幅を広くすることは比較的容易であり、配線パ
ターン領域98.99のほとんどを覆うことができる。
言い換えると、同一パターン領域内で2層目はIN!l
[Jと3層目のライン間のクロストークを遮断するので
、1層目と3層目のライン間で隣接平行するラインを配
設し品くなり、このことはパターン設計の制約を減らし
、ひいてはパターン面積の縮小につながる。これによっ
て第1の配線層9]と第3の配線層93との間で隣接平
行するライン間の漏洩を、パターン面積を増やさずに低
減することができる。
さらに、電源ラインやアースラインでは回路間や回路ブ
ロック間の共通インピーダンスとなり、他の回路や回路
ブロックに不要の信号が漏れ込む原因となるので、極力
インピーダンスを低減することが要求されるが、上記の
ように一つの層に電源ライン及びアースラインがほとん
どを占めるようにパターン形成すれば、ラインの長さを
短く、幅を広く配線し易いため、インピーダンスを容易
に低減することができる。
また、高集積化においては回路ブロック間を結ぶライン
も増える。しかもブロック間を結ぶラインは一般に長い
配線になる。また、ブロック間を結ぶラインが多いと、
ブロック間を結ぶラインの配線パターン領域も広くとら
なければならなくなり、チップ面積の増加になる。そこ
で、上記実施例では、回路ブロックN1と回路ブロック
N2を結ぶラインを、例えばラインLaとLbのように
異なる配線層91.93に別けて配設するようにしてい
る。すなわち、ラインLaとLbは、従来では第2図(
a)または(b)のように配線しなければならなかった
が、上記配線構造により狭い配線領域ですむ。これによ
って回路ブロックN、。
N2間の間隔をも狭めることができ、チップ面積の縮小
に供することができる。尚、ラインLa。
Lb間でりOストークを生じるような場合には、第2の
配線層92に、第1図に示したように遮蔽パターンを形
成すればクロストークの低減を図ることができる。
」二記ように回路ブロックN、、N2間を狭めた場合、
ブロック間でのクロストークをも考慮する必要がある。
このため、上記実施例ではN、のACラインを第3の配
線層93に、N2のACラインを第1の配線層91に配
線するようにして、各回路ブロックN、、N2のACラ
インの距離を離し、これによってクロストークの低減を
図っている。
以上、異層間に生じる寄生容量の影響を低減し、配!l
i1領域の縮小または増加を抑制する配置について説明
してきたが、第18図に示すような配線構造とすれば、
さらに多層配線における別の効果が得られる。
すなわち、配線パターンを形成する上で、基準電源ライ
ンと基準アースラインは特にラインのインピーダンスの
低いことが要求される。しかし、回路ブロック数が多く
なると、それぞれ基準電源や基準アースのボンディング
パッドまでのラインが長くなり、ラインのもつ自己イン
ピーダンスが回路ブロック内の個々の回路に対して共通
インビダンスとして働く。この場合、個々の回路間で互
いに信号の洩れを生じて悪影響を及ぼす。また、各回路
ブロック間において、配線の都合上、ボンディングパッ
ドまでの間に電源ライン、アースラインを一部共用せざ
るを得ない場合もある。このような場合も回路ブロック
間で共通インピーダンスを持つことになり、上記の問題
を起こしやすい。
それぞれの回路ブロック毎に電源、アースのボンディン
グパッドを設ければ良いが、いたずらにボンディングペ
ッドが増えてはチップ面積の増加となるので実用的では
ない。
第18図は多層配線構造の中の一つの配線層111の配
線配置を示すもので、電源及びアースボンディングパッ
ドまでの基準電源ラインと基準アースラインを極力短く
して配設し、回路ブロックの電源、アースラインも他の
回路ブロックの電源、アースラインと共用にならないよ
うに回路ブロックの電源ライン、アースラインを優先し
て配線するようにしている。尚、図中の各ラインは便宜
上細い線で描いているが、実際では適度な幅を有してい
る。
今、半導体チップ(配線層111の下部)上に回路ブロ
ックN14〜N18が配置されているものとする。図で
は配線層111面で回路ブロックNI4〜N1.に相対
する位置を点線の範囲で示している。
まず、配線層111面では各回路ブロックに配線する電
源、アースラインを優先して配線する。ボンディングパ
ッド112を基準アース用とし、ボンディングパッド1
13を電源用とする。
回路ブロックN14を例にとる。回路ブロックN、4の
アース点(実際は一定の面積を持つ範囲)とボンディン
グパッド112との間を極力短い距離(実際はラインの
幅があるから極力インピーダンスが低い配線)となるよ
うにアースラインL3を配線する。同様に、回路ブロッ
クN14の電源点(実際は一定の面積を持つ範囲)とボ
ンディングパッド113との間を極力短い距離(実際は
ラインの幅があるから極力インピーダンスが低い配線)
となるように電源ラインL32を配線する。
ここで、アースライン、電源ラインは、共に最も低いイ
ンピーダンスになる配線が望ましいが、他の回路ブロッ
クのアースライン、電源ラインのインピーダンスも低く
することが必要であるから、全回路ブロックN14〜N
18のアースライン、電源ラインのインピーダンスを考
慮しつつ配線する必要がある。そこで、回路ブロックN
14の電源ラインN32とアースラインNいと同様な方
法で、回路ブロックNい〜NIF+の電源ラインとアー
スラインを配線する。すなわち、回路ブロックNいは電
源ラインL+4、アースラインL11、回路ブロックN
、6は電源ラインL、6、アースラインL31、回路ブ
ロックN、7は電源ラインL40sアースラインL39
、回路ブロックN、8は電源ラインL38、アースライ
ンLj7てボンディングパッド113゜112と接続す
る。
以上の配線構成によれば、それぞれの電源ライン、アー
スラインを回路ブロックN、4〜N1fiに対してバラ
ンスをとって配線ができる。各回路ブロック内の個々の
回路の電源ライン、アースラインは、配線層111内で
各回路ブロックの電源ライン、アースラインの点から枝
別れの形で配線される。
上記配線構成において、基準電源ラインと基準アースラ
インの配線層111を半導体チップからみて最上層に配
置すれば、次のような効果が得られる。例えば、半導体
チップ上から1層目、2層目、3層V1・・とすると、
3層構造では3層目に、4層構造では4層11に上記配
線層111を構成する。このように最上層の面を主とし
て電源ライン、アースラインで配置すると、この面は半
導体チップ内外に対して静電シールドの役目を果す。例
えば、半導体チップに発振器が構成されている場合には
、発振周波数の信号やその高周波成分がチップ外に放射
されたり、他の回路に飛び込むのを抑さえることができ
る。また半導体チップに高利得の増幅器が構成されてい
る場合には、他の回路からの信号が飛び込むのを抑さえ
る等の効果も得られる。
特に、テレビジョン受像機に用いられる場合を想定する
と、テレビジョン受像機にはCRTによる非常に高電圧
の回路があるので、場所によっては半導体集積回路装置
が高電界の下に置かれることがあり得る。このような場
合、半導体チップ上の素子配置の状態によっては、電荷
誘起によって回路中のMOSトランジスタが作動してし
まう等の問題を生じる。このような場合でも、最上配線
層面の電源またはアース電位によって、半導体集積回路
装置の内部が高電界にさらされるのを抑えることができ
る。
また、4層構造では、さらに3層目と4層目を配線層1
1】として配置することもできる。例えば、3層目を電
源のラインに、4層目をアースのラインで配置する。こ
のような配線構造にすれば、電源ライン、アースライン
のもつインピーダンスをさらに低くすることができる。
3層目をアースのラインに、4層目を電源のラインでも
よいことはもちろんである。
第19図は4層構造で3層目を配線層に電源のラインを
、4層目の配線層にアースのラインを配置した時の配線
パターンを示すものである。第19図では、118図に
対応する回路ブロック、ライン、ボンディングパッドを
同一符号で示し、3層目の電源ラインと4層目のアース
ラインの配線が理解しやすいように、ラインL31とラ
インL32において、回路ブロックの主ラインを少し離
して平行に示している。ラインL33とラインL34に
ついても同様に表示している。
すなわち、ラインL31とラインL32やラインL33
とラインL34をほぼ重ねるように配線し、ラインL3
1とラインL3□、ラインL33とラインL34との間
に積極的に寄生容量を形成する。このように寄生容量を
形成すれば、例えば回路ブロックNI4の電源ラインと
アースラインとの間を高周波的に短絡し、回路ブロック
N14により発生する高周波信号の電源ライン、アース
ラインに流れた成分を他の回路ブロックへ漏れるのを低
減することができる。
さらに、第19図の実施例では、電源とアースのボンデ
ィングパッドを隣接するようにまたは近傍に配置するよ
うにしている。この構成によれば、ICの電源とアース
のビンを近くして両ビン間にコンデンサを介在させるこ
とができ、これによって配線を短くして、かつ高周波短
絡の効果を得ることができる。
尚、上記実施例において、第4図乃至第11図で説明し
た実施例を適宜利用すれば、−層効果的にチップ面積の
縮小を図れることはもちろんである。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
ても、同様な効果が得られることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、伝送ライン間や回路間
の漏れの低減を図り、かつ配線配置のIfIll積を相
対的に増やさずに高集積化を実現でき、低消費電力化を
実現iJ能な半導体集積回路装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は隣接平行する伝送ラインを配線する場合のこの
発明に係る半導体集積回路装置の実施例の構造を示す断
面図、 第2図及び第3図はそれぞれ従来装置の隣接平行する伝
送ラインを配線する場合のmsを示す断面図、 第4図は従来の一般的な半導体集積回路装置の半導体コ
ンデンサを構造を示す断面図、第5図は甲導体コンデン
サ形成部分の上に伝送ラインを配線する場合のこの発明
に係る実施例の構造を示す断面図、 第6図は第5図の構造のコンデンサを交流結合用に用い
た場合の等価回路図、 第7図は伝送ラインの長さが問題となる回路の一例を示
す回路図、 第8図は第7図の回路を配線する場合のこの発明に係る
実施例の構造を示す断面図、 第9図は従来装置の1層配線によるトランジスタ及び抵
抗の素子形成部分の構造を示す断面図、第10図はトラ
ンジスタ及び抵抗の素子形成部分の上に伝送ラインを配
線する場合のこの発明に係る実施例の構造を示す断面図
、 第11図は多層配線により回路ブロック間を接続する場
合のこの発明に係る実施例を示す断面図、第12図は従
来装置の所用電源電圧が異なる回路ブロックを接続した
場合の構成を示すブロック回路図、 第13図は所用電源電圧が異なる複数の回路ブロックの
集積化において省電力化を図る場合のこの発明に係る実
施例を示すブロック回路図、第14図及び第15図はそ
れぞれは第13図の具体的な回路例を示す回路図、 第16図は第13図の応用例を示すブロック回路図、 第17図は第13図の一部の回路ブロックを集積化する
場合の実施例を示す分解斜視図、第18図及び第19図
はそれぞれ多層において電源、アースを配線する場合の
この発明に係る実施例を示す上面図である。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)素子が形成される半導体チップ上に少なくとも1
    つの中間配線層を有する複数の配線層を形成するもので
    あって、その中間配線層の下側の配線層と上側の配線層
    に互いに近接する第1、第2の伝送ラインを配線すると
    き、前記中間配線層には前記上側、下側配線層の各伝送
    ラインにそれぞれ対向する区域を少なくとも一部含むよ
    うに低インピーダンスの第3の伝送ラインを配線するよ
    うにしたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. (2)低インピーダンス出力回路を有する半導体集積回
    路装置において、前記第1、第2の伝送ラインのいずれ
    か一方の伝送ラインを前記低インピーダンス出力回路の
    出力端に接続するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の半導体集積回路装置。
  3. (3)前記低インピーダンス出力回路は前記半導体チッ
    プにトランジスタ素子を形成してなるエミッタフォロワ
    であり、前記一方の伝送ラインは前記トランジスタ素子
    のエミッタに接続するようにしたことを特徴とする請求
    項2記載の半導体集積回路装置。
  4. (4)前記第3の伝送ラインはコンデンサを介して接地
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の半導体
    集積回路装置。
  5. (5)前記第3の伝送ラインは、前記第1、第2の伝送
    ラインがそれぞれ対向する区域より広いパターンで形成
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の半導体
    集積回路装置。
  6. (6)前記第3の伝送ラインは、電源、アースの少なく
    ともいずれか一方のラインであることを特徴とする請求
    項1記載の半導体集積回路装置。
  7. (7)前記半導体チップに半導体コンデンサが形成され
    る半導体集積回路装置において、前記第1の伝送ライン
    を前記半導体コンデンサの一方の電極とし、前記半導体
    コンデンサの電極面上に前記第2の伝送ラインを配線す
    るとき、前記第3の伝送ラインを前記半導体コンデンサ
    の電極面及び前記第2の伝送ラインにそれぞれ対向する
    区域に配置するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の半導体集積回路装置。
  8. (8)前記配線層は4層以上であり、前記第3の伝送ラ
    インはその中間配線層のうち前記半導体チップから最も
    離れた層に配線するようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の半導体集積回路装置。
  9. (9)基準電源ラインと、基準アースラインと、中間電
    源ラインと、それぞれ所定の機能を有する第1、第2の
    回路ブロックと、前記基準電源ライン及び基準アースラ
    イン間電圧の中間電圧を発生して前記中間電源ラインに
    出力する中間電源回路ブロックとを具備し、前記第1の
    回路ブロックの電源ラインを前記基準電源ラインに接続
    し、そのアースラインを前記中間電源ラインに接続し、
    前記第2の回路ブロックの電源ラインを前記中間電源ラ
    インに接続し、そのアースラインを前記基準アースライ
    ンに接続して集積化するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の半導体集積回路装置。
  10. (10)前記中間電源回路ブロックは、前記中間電源ラ
    インの電位を基準中間電圧とを比較してその差電圧を検
    出する検出手段と、前記差電圧に応じて前記第1の回路
    ブロック中の電源電流の一部及び前記第2の回路ブロッ
    ク中のアース電流の一部の少なくともいずれか一方の電
    流を制御して前記中間電源ラインの電位を基準中間電圧
    に安定化する制御手段とを具備することを特徴とする請
    求項9記載の半導体集積回路装置。
  11. (11)前記中間電源回路ブロックは、前記中間電源ラ
    インの電位を基準中間電圧とを比較してその差電圧を検
    出する検出手段と、前記差電圧に応じて前記中間電源ラ
    インヘ出力する中間電圧を増減する低インピーダンス出
    力手段とを具備することを特徴とする請求項9記載の半
    導体集積回路装置。
  12. (12)前記中間電源ラインは、コンデンサを介して接
    地されることを特徴とする請求項9記載の半導体集積回
    路装置。
  13. (13)前記第1、第2の回路ブロックの少なくともい
    ずれか一方の回路ブロックは、回路中のアースラインヘ
    流れる電流を全て定電流源で一定にするようにしたこと
    を特徴とする請求項9記載の半導体集積回路装置。
  14. (14)前記第1及び第2の回路ブロックは、各回路ブ
    ロック中の素子を前記半導体チップに形成し、前記第1
    の回路ブロックの電源ラインと前記第2の回路ブロック
    のアースラインを前記中間配線層に配線し、これを前記
    第3の伝送ラインとして、前記中間配線層の下側の配線
    層と上側の配線層に互いに近接する第1、第2の伝送ラ
    インを配線するとき、前記上側、下側配線層の各伝送ラ
    インにそれぞれ対向する区域を少なくとも一部含むよう
    にパターン形成するようにしたことを特徴とする請求項
    9記載の半導体集積回路装置。
  15. (15)前記複数の配線層の互いに隣接する任意の配線
    層の一方に電源ライン、他方にアースラインを配線し、
    前記電源ラインと前記アースラインとを対抗配置して寄
    生容量を生じさせ、前記電源ライン及び前記アースライ
    ンに接続される回路によって生じる信号の高周波成分を
    前記寄生容量を介して前記回路に帰還させるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  16. (16)前記半導体チップ面に対して最上層の配線層に
    少なくとも電源ライン及びアースラインのいずれか一方
    を配線するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    半導体集積回路装置。
  17. (17)前記複数の配線層の任意の配線層に電源ライン
    、アースラインを配線し、前記半導体チップ面に対して
    最上層の配線層に前記電源ライン及びアースラインのボ
    ンディングパッドを近接配置するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  18. (18)前記半導体チップ面に対して最上層の配線層に
    信号ラインを配線するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の半導体集積回路装置。
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