JPH03284461A - 車両のピッチング抑制装置 - Google Patents

車両のピッチング抑制装置

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JPH03284461A
JPH03284461A JP8554390A JP8554390A JPH03284461A JP H03284461 A JPH03284461 A JP H03284461A JP 8554390 A JP8554390 A JP 8554390A JP 8554390 A JP8554390 A JP 8554390A JP H03284461 A JPH03284461 A JP H03284461A
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Japan
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pitching
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wheel loader
amplitude
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JP8554390A
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Tokio Kobayashi
時男 小林
Riyuutarou Kameshita
亀下 隆太郎
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TCM Corp
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Toyo Umpanki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、ホイールローダ等の車両のピッチン
グ抑制装置に関する。
(従来の技術) ホイールローダでは、車両本体に作業装置が備えられ、
この作業装置は、車両本体の前部に昇降自在に枢支され
た左右一対のブームと、車両本体の前部と各ブーム間に
介装された左右一対のブームシリンダと、ブームの前端
部に回動自在に枢支されたパケットと、車両本体の前部
とパケット間に介装されたパケットシリンダ等を有する
ところで、ホイールローダの走行時には、パケットを地
面から浮かせた状態に保持して、走行させる。
(発明が解決しようとする課題) 然しながら、作業装置は、重量物であると共に、車両本
体から前方に大きく突出しており、この作業装置を地面
から浮かせた状態での走行は極めて不安定であった。
このため、ホイールローダを走行させた際には、路面の
起伏に応して、ホイールローダが大きくピッチングして
いたのが実情であった。
本発明は、上記問題を解決できる車両のピッチング抑制
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明が採用した手段は、
車両のピッチングを検出する手段と、検出されたピッチ
ングに応してブレーキ装置を作動させる手段とを有する
点にある。
(作用) 車両を走行させた際には、路面の起伏に応して、車両が
ピッチングする。
この際、車両のピッチングが検出されると共に、この検
出されたピッチングに応じてブレーキ装置が作動せしめ
られて、車両のピッチングが抑制される。
(実施例) 以下、本発明をホイールローダに適用した一実施例を第
1図乃至第4図の図面に基づき説明すると、第1図はホ
イールローダを示し、ホイールローダは、車両本体1と
、車両本体1の前部に備えられた作業装置2とから構成
されている。
車両本体lは、前・後フレーム4.5等から成る車体6
と、前・後ドライブアクスル7.8と、これらドライブ
アクスル7.8の両端部に備えられた左右−討究の前・
後輪9.10と、キャビン11等を有する。
前・後輪9.10を制動するブレーキ装置は、前・後輪
9.10に夫々備えられた制動部13.14と、各制動
部13.14を作動させるマスクシリンダ20と、マス
クシリンダ20を作動させるブレーキペダル等を有する
各制動部13.14は、ブレーキディスク15.16と
、ブレーキディスク15.16を押圧するホイールシリ
ンダ17.18を有する。
マスクシリンダ20は、各ホイールシリンダ17.18
を作動させるもので、電磁弁21により制御され、この
電磁弁21はリレー22により制御される。
23.24ハセンサで、前・後ドライブアクスル7.8
に夫々取付けられるもので、前・後各ドライブアクスル
7.8の上下方向に関する加速度を検出する。
26は制御装置で、マイコン等から成り、演算手段と、
比較手段を有する。
演算手段は、センサ23.24により検出された前・後
ドライブアクスル7.8の加速度から前・後各ドライブ
アクスル7.8の振幅及び位相差を演算する。
比較手段は、前・後各ドライブアクスル7.8のピッチ
ングの位相差を比較すると共に、前・後各ドライブアク
スル7.8のピッチングの振幅を、設定した基準振幅と
比較する。
30はリレー制御装置で、比較手段からの信号で作動す
る。
尚、作業装置2は、前フレーム4に昇降自在に枢支され
た左右一対のブーム32と、前フレーム4と各ブーム3
2間に介装された左右一対のブームシリンダ33と、ブ
ーム32の前端部に回動自在に枢支されたパケット34
と、前フレーム4とパケット34間に介装されたパケッ
トシリンダ35等を有する。
上記のように構成した実施例によれば、ホイールローダ
を走行させると、路面の起伏に応じてホイールローダが
ピッチングする。
この際、前・後ドライブアクスル7.8の上下方向の加
速度を各センサ23.24が検出し、この検出した加速
度から、制御装置26の演算手段が、前・後ドライブア
クスル7.8の上下方向のピッチングの位相差と、振幅
を演算する。
そして、制御装置26の比較手段が、上記位相差を比較
すると共に、振幅を設定した基準振幅と比較する。
そして、第2図及び第3図に示すように、前・後ドライ
ブアクスル7.8のピッチングの位相差が1800であ
れば、ホイールローダがピッチングしていると判断し、
第2図及び第4図に示すように、位相差がなければ、ピ
ッチングしていないと判断するのである。
そして、ピッチングと判断すると、次に、演算された振
幅と基準振幅とを比較して、その差に応じて信号をリレ
ー制御装置30に出力する。
リレー制御装置30は、上記信号により作動し、上記信
号に対応した周期及び通電時間で、リレー22に通電す
る。
これにより、電磁弁21が作動し、マスクシリンダ20
が作動して、各ホイールシリンダ17に作動油を供給し
、各制動部13.14が上記周期及び通電時間に対応し
て、制動状態、非制動状態を繰り返す。
そして、各制動部13.14が制動状態になると、ホイ
ールローダが前傾する現象、即ち、ノーズダイブ現象が
起こり、これがホイールローダのピッチングを打ち消す
ように働き、ホイールローダのピッチングが抑制される
この原理を第5図乃至第8図の図面に基づき更に説明す
ると、第5図は車両のピッチングをモデル化したもので
、今、車両の最大ピッチング角をθとすると、前輪の撓
みXは近似的に x=110 但し、II 二車両の重心から前輪までの前後方向に関
する距離 となり、上記撓みにより、下記のΔF1だけ車両が前輪
から受ける力が増大する。
ΔFl=に+  X=に+  II  θ但し、kl 
:前輪のバネ定数 又、車両が後輪から受ける力も下記のΔF2だけ減少す
る。
ΔF2=に2 12 θ 但し、k2 :後輪のバネ定数 12 :車両の重心から後輪までの前後方向に関する距
離 一方、第6図は車両の制動時をモデル化したものを示し
、今、制動により、車両がαの減速度で減速されるとす
ると、下記のように、車両には、慣性力により、力Fが
作用し、これに伴い、前輪の接地荷重がΔWf増大し、
後輪の接地荷重が△Wrだけ減少する。
F=     ・ α 但し、W:車両の重量 g:重力加速度 h:車両の重心高さ ■:軸距 従って、車両のピッチング時において、車両が第5図に
なった状態をねらって制動すると、制動による荷重移動
により、前輪の接地荷重が△Wf増大し、後輪の接地荷
重が△Wrだけ減少するから、これにより、第5図にお
いて、車両が前輪から受ける力の増大分は、ΔF1から
△Wfだけ引いたものとなる。
又、車両が後輪から受ける力の減少分は、ΔF2から△
Wrを引いたものとなる。
これにより、車両のピッチングが抑制される。
これを具体的数値を使用して次に説明する。
今、W=4550kg 1 =2.2 m 1、=124m 1□−0,96m h =0.9 m k+ =kz =1.11 X 105kg/mα−5
,85m/s” とし、前・後輪の最大撓みを仮に50肛とすると、車両
の静的ピッチング角θは =2.6’ =0.0145  (ラジアン)ΔF+=
に+1+  θ =1.11XIO’  Xl、24X0.0145=1
996(kg) △Fz=kzlz  θ =1.11xlO’  xo、96xO,0145=1
545(kg) 4550 x5.85 xO,9 9,8X2.2 =1 1 11  (kg) 従って、△W、の△F1に対する比Pはとなり、車両の
ピッチングを約56%低減できる。
又、車両の走行中におけるピッチング時のピッチング数
fを例えば、3.25cps とすると、周期Tは第7
図に示すように、 T=1/f=0.31 (秒) となる。
そして、制動は、前輪が最大に撓んだ後、中立状態に戻
るまでの時間tに行うとすると、Lは、t−0,31/
4ζ0.08(秒) となる。
仮に、ホイールシリンダの制動圧力(例えば、圧力62
kg/c1i)を、第8図に示すように、0.08秒間
のパルス波形で1回発生させたとすると、車速のダウン
は下記のようになる。
即ち、今、制動前の車速をv(+、制動後の車速をv、
とすると、 V、=v6−αt となるから、■、を17ki*/hとすると、−15,
3(km/h) となる。
実際の車両では、ホイールシリンダの制動圧力はパルス
波形にならないので、車速の変化はもっと緩やかなもの
となると考えられる。
尚、本発明はホイールローダ以外の車両にも適用可能で
ある。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、ブレーキ装置を
利用することにより、路面に起伏があっても、車両が大
きくピッチングすることを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は
ホイールローダの側面図、第2図乃至第4図は前・後ド
ライブアクスルの振動を示すグラフ、第5図はピッチン
グ時の状況を示す説明図、第6図は制動時の状況を示す
説明図、第7図は前ドライブアクスルの振動を示すグラ
フ、第8図は制動圧力を示すグラフである。 1・−・・・・車両本体、2・−・・・・作業装置、1
3.14・・・・・・制動部、20・・・・・・マスク
シリンダ、21・・・・・・電磁弁、22・・・・・・
リレー、23.24・・・・・・センサ、26・・・・
・・制御装置、30・・・・・・リレー制御装置。 第 5 図 鳩 〈− 第6 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両のピッチングを検出する手段と、検出された
    ピッチングに応じてブレーキ装置を作動させる手段とを
    有することを特徴とする車両のピッチング抑制装置。
JP2085543A 1990-03-31 1990-03-31 車両のピッチング抑制装置 Expired - Lifetime JP2639850B2 (ja)

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JP2007203810A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Hitachi Ltd ブレーキ制御装置
JP2010081684A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toyota Industries Corp 産業車両のピッチング抑制装置
WO2011118053A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 三菱重工業株式会社 産業車両

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56160257A (en) * 1980-03-19 1981-12-09 Automotive Prod Co Ltd Hydraulic pressure brake gear for automobile

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