JPH03284146A - 回転電機用フレームの溶接装置および該装置を用いた製造方法 - Google Patents

回転電機用フレームの溶接装置および該装置を用いた製造方法

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JPH03284146A
JPH03284146A JP2079504A JP7950490A JPH03284146A JP H03284146 A JPH03284146 A JP H03284146A JP 2079504 A JP2079504 A JP 2079504A JP 7950490 A JP7950490 A JP 7950490A JP H03284146 A JPH03284146 A JP H03284146A
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frame
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arrow
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Akira Aoki
晃 青木
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 この発明は、金属平板材を筒状に成形して、その外周面
に放熱フィン、取付足を溶接して接合してなる回転電機
用フレームの溶接装置および該装置を用、いた製造方法
に関するものである。
〔従来の技術] 以下に説明の都合上、電動機用フレームの溶接装置およ
び該装置を用いた製造方法を例にとって説明する。
第13図〜第15図は従来の溶接装置を示し、第13図
は溶接装置の全体構成図、第14図は第13図における
放熱フィンを溶接する放熱フィン溶接装置を示す構成図
、第15図は第13図における取付足を溶接する取付足
溶接装置を示す構成図である。図において、(1)は金
属平板材を筒状に成形されてなるフレーム胴部、(2)
はこのフレーム胴部(1)の外周部(2)添接し溶接さ
れる放熱フィン、(3)は放熱フィン(2)を溶接する
溶接ロボット、(4)は上記フレーム胸部(1)を保持
位置決めする溶接治具、(5)は放熱フィン(2)を溶
接治具(4)へ供給する供給ハンドである。
なお、フィン溶接装置(6)は上記溶接ロボット(3)
、溶接治具(4)、供給ハンド(5)とによって構成さ
れている。
(7)、はフレーム胴部El)の外周部に添接し溶接さ
れる取付足、(8)は取付足(7)を溶接する溶接ロボ
ット、(9)は上記フレーム胴部(1)を保持位置決め
する溶接治具、(10)は取付足(7)を溶接治具(9
)へ供給する供給ハンドである。
なお、取付足溶接装置(111は上記溶接ロボット(8
)、溶接治具(9)、供給ハンド(lO)とによって構
成されている。
(12)はコンベアで前工程よりのワークの搬入と、当
該上記フィン溶接装!(6)、取付足溶接装置(11)
で加工完了となったワークの次加工装置への搬入を行な
うもので、コンベア(12)、フィン溶接装置(6)、
取付足溶接装置(11)とによって電動機用フレームの
溶接装置が構成されている。
次に上記溶接装置による電動機用フレームの製造方法に
ついて、第16図〜第21図によって説明する。
図において、方形に所要寸法の板取りをされた金属材の
板状素材(IA)を成形シャフト(13)と弾性ロール
(14)で構成された第17図fa)で示した板状成形
工程で、弾性ロール(14)と成形シャフト(13)の
間に挟持され、駆動装置(図示せず)で加圧力を矢印入
方向に付与するとともに、回転力を矢印B方向に与える
ことにより、成形シャフト(13)と弾性ロール(14
)の間に巻込まれ、かつ、弾性ロール〔14)の反発力
によって成形シャフト(13)側に円曲率を有するよう
に円筒状に成形され第17図(b)に示す円弧状素材(
IB)となる。
次工程で第18図に示すごとく、円弧状素材(IB)は
溶接治具(15)内に挿入され、矢印C方向に押し出し
ながら溶接トーチ(16)によって円弧状素材(lB)
の巻端部を接合する。接合が完了すると第19図に示す
円筒状胴部(Ic)となる。
さて、上記の工程で加工された円筒状胴体(IC)は第
13図の溶接装置に示したコンベア(12)によって矢
印り方向に移送されて、フィン溶接装置(6)の溶接治
具(4)内へ矢印E方向へ挿入装置(図示せず)によっ
て挿入し装着される。溶接治具(4)内へ挿入された円
筒状胴体(IC)は、溶接治具(4)内で保持位置決め
した後、供給ハンド(5)で放熱フィン(2)を把持し
て円筒状胴体(Ic)の外周部に押付ける。次いで、溶
接ロボット(3)で上記円筒胴体(IC)と放熱フィン
(2)との接合点を溶接するこの後、溶接治具(4)で
矢印F方向へ回動し、順次、供給ハンド(5)での放熱
フィン(2)の供給と溶接ロボット(3)による溶接接
合を繰り返して円筒状胴体(tC)の外周に所望の放熱
フィン(2)を接合する。(第14図は、12本の放熱
フィン(2)を接合するもので、最終の放熱フィン(2
)を接合する状態図である。) 次に、放熱フィン(2)を接合した円筒状胴体(Ic)
は、溶接治具(4)での保持を解除した後、第13図に
示す矢印E方向と反対の方向に押し出されコンベア(1
2)上に排出され、コンベア(12)によって矢印り方
向に移送され次の工程の加工装置である取付足溶接装置
(11)位置まで移送されて、取付足溶接装置(11)
内へ矢印G方向へ挿入されフィン溶接装置(6)と同様
、溶接治具(9)に保持位置決めされる。
溶接治具(9)内へ挿入保持された円筒状胴体(Ic)
は0、外周の取付足(7)が接合される位置と供給ハン
ド「lO)による取付足(7)の供給位置が合致するよ
うに溶接治具(9)を矢印H方向へ制御装置(図示せず
)によって回動させて位置決めされる。
次に供給ハンド(lO)で取付足(7)を円筒状胴体(
Ic)の外周部に押し付け、溶接ロボット(8)で接合
点を溶接する。この後、溶接治具(9)を更に、矢印H
方向に回動して第二の取付足(7)を前記と同様の手段
によって溶接する。(電動機の取付足は、−数的に1個
もしくは2個で1対である)。
このように工程を経て、電動機溶接のフレーム(17)
が構成される。
溶接完了後、第13図に示す矢印G方向と逆方向に溶接
治具(9)によって上記フレーム(17)が押し出され
、コンベア(12)上に排出され、矢印り方向にコンベ
ア(12)が移動し、上記フレーム(17)が後工程へ
移送される。
〔発明か解決しようとする課題〕
従来の電動機用フレームの溶接装置および該装置を用い
た製造方法においては、以上のように構成され、ている
ので、円筒状胴体(tC>の外周部に分周して放熱フィ
ン(2)、取付足(7)を溶接するのに、第22図に示
すように溶接手段、すなわち溶接トーチの寸法や溶接ト
ーチの溶接角度上の制約によって、放熱フィン(2)と
取付足(7)との最小間隔が0度以上必要となり、円筒
状胴体(Ic)の外周部に接合できる放熱フィン(2)
の数も制限され、所望の放熱効果を得ることができにく
いといった製造方法上の問題点があった。
また、フレーム(17)を製作するに、円筒状胴体(I
C)の外周部に、放熱フィン(2)、取付足(7)とを
それぞれ別個の溶接装置によって溶接せねばならず、設
備占有面積も大きくなるなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、フレーム製作にあたり、放熱フィンと取付足
との寸法的制約および設備の占有面積を従来のものと比
べ軽減、減少することができる回転電機用フレームの溶
接装置および該装置を用いた製造方法を得ることを目的
とする。
〔課題を解決るための手段〕
この発明に係る回転電機用フレームの溶接装置は、金属
材からなる放電フィンおよび取付足を筒状に形成された
フレーム胴部外周面に添接し、フレーム胴部と上記放熱
フィンおよび取付足を接合する回転電機用フレームの溶
接装置において、上記フレーム胴部に上記放熱フィンを
供給する放熱フィン供給手段と、上記フレーム胴部に上
記取付足を供給する取付足供給手段と、上記フレーム胴
部を装着し周方向に回転させる保持手段と、上記フレー
ム胴部の外周部に上記放熱フィンおよび取付足を接合す
る接合手段とを一体に具備したものである。
また、別の発明による回転電機用フレームの溶接装置を
用いた製造方法は、金属材が筒状に形成されたフレーム
胴部外周面に取付足を添接し接触面を溶接にて接合して
なる回転電機用フレームの製造方法において、上記フレ
ーム胴部を周方向に回転させ上記フレーム胴部外周の所
定位置に取付足を添接し接触面を一方向より溶接にて接
合するように七だものである。
[作用] この発明における回転電機用フレームの溶接装置は、フ
レーム胴部の外周部に放熱フィンおよび取付足を接合す
る接合手段、放熱フィン供給手段および取付足供給手段
を一体に具備したことにより、放熱フィンの供給と溶接
、取付足の供給と溶接とが同一装置内で交互に行なわれ
る。
また、この発明の別の発明における回転電機用フレーム
の溶接装置を用いた製造方法は、フレーム胴部を周方向
に回転させ上記フレーム胴部外周面の所定位置に取付足
を添接し接触面を一方向よ〔9) り溶接にて接合することにより、回転電機用フレムが作
成される。
r発明の実施例〕 以下、この発明の一実施例を第1図〜第11図によって
説明する。
図において、(51)はレーザー発振器で部品を溶接す
るためのエネルギーとしてのレーザ光を発する。(52
)は溶接ユニットでY軸(53)とZ軸(54)より成
り1、Z軸(54)下端に不図示のボルトによって固定
せられた溶接ヘッド(55)を有している。溶接ヘッド
(55)は第6図にて詳細に示すペンドミラー(56)
と加工レンズ(57)が設けられ第5図に示す矢印(5
8)方向へ直進してきたレーザ光(62)をペンドミラ
ー(56)で直角方向へ屈曲させたのち、加工レンズ(
57)で受光し、矢印(58)方向ヘレーザ光(62)
を集光しつつ、焦点を形成する。(64)はノズルで、
部品溶接時に発生する溶接ヒユーム等が、加工レンズ(
57)等溶接ヘッド(55)内を汚損するのを防止して
いる。ノズル(64)はレーザ光の集光等には直接関与
していない。(65)はパイプで、レーザ光(工0) (62)が外部の塵芥等の影響で、故意に屈曲したりし
てエネルギ密度が低下しないために外部雰囲気とシャ断
するものである。前記バイブ(65)は、溶接ユニット
(53)のZ軸(54)上部に設けられたミラホルダ(
68)の一端に取付けられたパイプ(66)と矢印(6
0) f61)方向へ摺動自在に嵌合せられている。
(67)はペンドミラーで、ミラーホルダ(68)の一
端に不図示のボルトで取りつけられ、レーザー発振器(
51)、より矢印(69)方向に発信されたレーザ光C
62)を直角に矢印(58)方向へ屈曲させ、Z軸(5
4)下部に取付けられたベンドミラー(56)にレーザ
光(62)を送る。
(70)はガイドでY軸(53)に対してZ軸(54)
を支持案内している。(71)は送りネジで、軸受(7
4)によって両端を支軸され、一端を、軸継手(73)
によってサーボモータ(72)と連結されている。Z軸
(54)の矢印(58) [59)方向の移動機構は、
図示されていないが前記Y軸(53)と同一構造である
。(76)は支柱で溶接ユニット(52)を支持してい
る。(77)は溶接治具で円弧状胴体(IC)を内径側
で保持する(11) 円筒部(78)と、円筒部(78)を分周回動する駆動
装置 (79)で構成されている。(80)はサーボモ
ータで、ベルト(81)を介して溶接治具(77)の円
筒部〔78)と連結され、不図示の制御装置よりの指令
でサーボモータ(80)を回動することで円筒部(78
)を回動する。(82)は支持金で円筒部(78)の垂
れを防止するためのものでシリンダ(83)の先端に、
不図示のボルトで固定されている。(84)は放熱フィ
ン(2)の−供給手段となる供給ユニットでサーボモー
ター 〔85)によって矢印(86) (88)方向に
ハンド(87)部を回動できる。ハンド(87)部はブ
ラケット(89)を介して供給ユニット(84)の可動
部(90)に不図示のボルトで固定され、可動部(90
)はサーボモーター (91)で上下すなわち、矢印(
104) (103)方向に走行させられる。(92)
は放熱フィン(2)の支持部で外部より供給された放熱
フィン(2)を支持する。(93)は取付足(7)の供
給手段となる供給ユニットで支持部(94)で外部より
供給された取付足(7)を支持する。(95)はハンド
でシリンダ(97)によって開閉する。(96)はサー
ボモーターでハン(12) ド(95)部を矢印(98) (991方向に回動する
。ハンド(95)部は、一方ブラケット(100)を介
して供給ユニット(93)の可動部(101)に不図示
のボルトで固定され、可動部(101)はサーボモータ
ー(102)で上下、矢印(104)  (1031方
向に走行せられる。供給ユニット(84) (93)は
各々ベース(105) (1口6)内にボールネジ(1
07) (103)とサーボモーター(1(19)(1
10)をそれぞれ有しハンド(871(95)部を矢印
(111) 41tz)および矢印(113) (11
41方向へ移動する機能を有している。(115)は軸
継手で前記サーボモーター(110)とボールネジ(1
08)を不図示のボルトによって連結している。(11
6)は軸継手で前記サーボモーター(109)とボール
ネジ(107)を不図示のボルトによって連結している
次に、上記放熱フィン(2)供給ユニット(84)部分
の構成について詳述する。第8図〜第1O図において、
第8図は側面図、第9図は平面図、第10図は放熱フィ
ン(2)の供給状態を示す図であり、図において、(8
7alはハンドでボルト(151)で直線ガイド(15
2)の可動部(152b)に固定されている。
(13) (152a)は直線ガイド(152)の固定部でボルト
(153)によりブラケット(154)に固定されてい
る。(155)はシリンダで、ボルト(156)により
ブラケット(154)に固定されていて、シリンダ(1
551のロッド(155a)はボルト(157)によっ
てハンド(87a)の他端(87c)と連結され、シリ
ンダ(155)のロッド(155a)の前進・後退をハ
ンド(87a)の前進・後退運動に交換する。この時、
ハンド(87a)の前後進は、直、線ガイド(152)
によって案内される。また、ハンド(87alの一端に
はシリンダ(158)がボルト(159)で固定され、
ハンド(87a)とビン(159)によって回動自在に
枢支されたハンド(87b)の他端に当接するようにロ
ッド(158a)が位置する。(166)はバネでハン
ド(87a)に対して、ハンド(87blがビン(15
91を中心に矢印(88)方向へ回動するように付勢す
るよう取付けられている。(161)はボルトでハンド
(87a)にネジ係合しており、バネ(1661の付勢
力によって開口するハンド(87b)の開口量を規制す
る。(16(1)はナツトでボルト(161)を固定す
る。(85)はサーボモーターでフレーム(167)(
14) にボルト(1651で固定され、軸(164)部はキ(
163)によって、板(1681と連結され、サーボモ
ータ(85)の回転運動を板(1681,、すなわちハ
ンド(87a)  f87b)に伝え、矢印(88) 
(86)方向へハンド(87a) (87b)を回動す
る。(1691はメタルで板(168)の回転軸(17
0)とサーボモータ(85)の軸(164>を回動自在
に支持している。
次に、上記取付足(7)供給ユニット(93)部分の構
成について詳述する。第11図、第12図において。
第11図は側面図、第12図は平面図であり、図におい
て、(95a) (95b)はハンドでビン(121)
によって回動自在に枢支され、ビン(121)の両側に
ハンド(95a)  (95b)よりの脱落を防ぐため
に止メワ(122)が係止されている。ハンド(95a
)の一端にはボルト(123)によってシリンダ(97
)が設けられ、シリンダ(97)のロッド部(97al
 は、ハンド(95b)の他端(95cl に当接する
ように位置している。シリンダ(97)に圧縮空気を給
気するとロッド部(97a)が矢印f124>方向に前
進し、ビン(121)を中心としてハンド(95b)を
矢印(125)方向に回動させ、(15) ハンド(95a)との間に、取付足(7)を挟持する。
更に、シリンダ(97)に給気した圧縮空気を解除(排
気)するシリンダ(97)のロッド部(97a)が矢印
(124)方向と反対方向に後退しバネf131)の復
原力によって、ハンド(95b)をビン(121)を中
心として矢印(126)方向へ回動し、よって、ハンド
(95a)と(95b)の間の取付足(7)の挟持を解
除する。(134)はバネ掛けでバネ(131)を係止
する。
(132) 、はボルトでハンド(95b)に加工され
たネジ部と係止して、ナツト(133)で固定される。
ポル1− (132)の先端はハンド(95a)とスキ
間を持たせて固定され、形成されたスキ間は、ハンド(
95a)と(95b)の開口量を決定する。(96)は
サーボモータでボルト(135)によってブラケット(
100)に固定されており、軸部はキー(1361を介
してプーリー (140)が取付けられている。(14
3)は軸でブラケット(100)に装着された軸受(1
44)によって回動自在に枢支され、軸(1431上に
係止されたキー(138) 、 (1391によって、
ハンド(95a)の他端(95b) と連結し、軸(1
43)とハンド(95a)を互い(16) に回動不可の関係を有している。すなわち、サーボモー
タ(96)の矢印(129) 、(1301方向の回動
によって、ハンド(95a)は矢印(99)、(98)
方向へ回動する。f145)はベルトでプーリー(14
01と(141)に巻回されている。
次に上記溶接装置による電動機用フレームの製造方法に
ついて説明する。
まず、従来の電動機用フレームの製造方法と同様に、・
第16図〜第19図のごと(、方形に板取りされた板状
素材(IA)が円弧状素材(IB)に形成された後、円
弧状素材(IB)が溶接治具(15)内に挿入されつつ
溶接トーチ(16)によって円筒状胴体(Ic)を形成
する方法、従来の電動機用フレームの製造方法と同様で
あり詳細説明は省略する。
第1図〜第12図において、コンベア(24)によって
前工程より搬入された円筒状胴体(IC)を不図示の挿
入装置によって溶接治具(77)の円筒部(78)に挿
入し、円筒部(78)の後部に設けられたシリンダ(1
17)によって円筒部(78)を外方へ拡張して、円筒
状胴体(Ic)を溶接治具(77)の円筒部(78)に
保持(17) する。次いで、ハンド(87)を不図示の駆動装置によ
って、各軸駆動用のサーボモータf85) (91) 
(109)によって放熱フィン(2)の直上に位ちさせ
て後、サーボモータ(85)を回動してハンド(87a
) (87b)を矢印(88)方向へ直下に向けたのち
、シリンダ(155)により矢印(171)方向へ下降
させる。次いで、シリンダ(158)によりハンド(8
7b)を矢印(86)方向へ回動させてフィン(2)を
把持する。次に再び、シリンダ(155)によって矢印
(171)と反対方向へ上昇させ、後に、サーボモータ
(85)によってハンド(87al (87b)を矢印
(86)方向へ回動させ第2図に示す如く、フレーム(
3【)にフィン(2)を押付可能な状態にする。すなわ
ち第1O図となる。次に、シリンダ(155)によって
矢印(172)方向へ前進させて、フィン(2)をフレ
ーム(31)に押圧する。
次いでレーザー発振器(51)よりレーザ光〔62)を
発振させ、ペンドミラー(67)、(56)を経て加工
レンズ(57)でレーザ光(62)を集光し、ノズル(
64)部よリレーザ光(62)を照射する。次いで溶接
ユニット(52)ではレーザー発振器(51)よりの、
レーザ光(18) (62)の発振信号を受けて、不図示の制御装置により
Y軸(53)を駆動し、第5図において矢印(61)方
向へ、ノズル(64)を移動させつつ溶接をする。放熱
フィン(2)の溶接終端に、ノズル(64)が達したと
き、レーザー発振器(51)側へ、レーザ光(62)発
振停止出力を溶接ユニット(52)より出力し、レザ光
(62)の発振を停止する。次いで、溶接ユニット(5
2)のZ軸(54) Y軸(53)を矢印(59)、(
60)方向へ移動、させて、これと同時に、シリンダ(
158)の加圧を解除して、バネ(1661の付勢力に
よってハンド(87blを開放し、放熱フィン(2)の
把持を解き、シリンダ(155)を矢印(173)方向
へ後退させる。次に溶接治具(77)内の駆動装置(7
9)のサーボモータ(80)によって矢印(1181方
向へ円筒状胴体(lc)を回動して、前記、放熱フィン
(2)の供給と溶接をくり返す。所望の放熱フィン(2
)を接合しえた時、次の取付足(7)を円筒状胴体(l
c)に接合するために、放熱フィン(2)の供給ユニッ
ト(84)をハンド(87)都電サーボモータ(109
)によって矢印(111)方向へ待機させる。次いで、
ハンド(95)(19) を不図示の制御装置によって各軸駆動用のサーボモータ
(96) (1021(110)によって、取付足(7
)の真下に位ちさせて後、サーボモータ(102)を再
駆動し、ハンド(95)を矢印(104)方向へ、すな
わち、上昇させ、支持部(94)に保持された取付足(
7)の真下へ、供給ユニット(93)とサーボモータ(
102)によってハンド(95a) 、 (95b)の
回動中心である軸(1431を位置決めする。次いで、
サーボモータ(96)に、よってハンド(95a) 、
 (95b)を矢印(98)或いは、(99)方向へ回
動させて直立させる。次いで、サーボモータ(102)
によってハンドf95al (95blを上昇させ、取
付足(7)を把持できる位置へ移動させた後、シリンダ
(97)に圧縮エアーを給気して、ロッド部(97a)
を矢印(124)方向へ前進させ、ハンド(95b)を
矢印(125)へ回動し、取付足(7)をハンド(95
a)間に挟持する。次に、供給ユニット(93)とサー
ボモータ(102)  (961によって、第11図に
示す状態となるよう位置決めをする。位置決め完了後、
溶接ユニット(52)のZ軸(54)を矢印(58)方
向へ下降させ、取付足(7)接合点にレーザ光(20) (62)の焦点(63)が合致する位ちに溶接ヘッド(
55)を位ちさせる。次いで、レーザ発振器(51)よ
りレーザ光(62)を発振させ、ペンドミラー(67)
 (56)を経て加工レンズ(57)でレーザ光(62
)を集光し、ノズル(64)部より、レーザ光(62)
を照射する。次いで溶接ユニット(52)ではレーザー
発振器(51)よりのレーザ光(62)の発振信号を受
けて、不図示の制御装置によりY軸(53)を駆動し、
矢印(61)方向へ溶接へ、ラド(55)を移動させつ
つ溶接をする。
取付足〔7)の溶接終端に、溶接ヘッド(55)すなわ
ち、ノズル(64)が達した時、レーザー発振器(51
)側ヘレーザ光(62)発振停止出力を溶接ユニッ)−
(52)より出力し、レーザ光(62)の発振を停止す
る。この時点で、ハンド(95a)に固定したシリンダ
(97)のロッド部(97a)を矢印(124)と反対
方向に後退させバネ(131)の作用力によってハンド
(95b)を矢印(126)方向へ回動し、取付足(1
5)の挟持を解放する。次いで、溶接ユニット(52)
のZ軸(54) Y軸(53)を矢印(59) (60
1方向へ移動させて、溶接治具〔77)内の駆動装置(
79)のサーボモータに(21) よって、矢印(118)方向へ、円筒状胴体(1c)を
回動して、次の接合部品の溶接に備える。ここで、続い
て他の一つの取付足(7)を接合する場合は上記動作を
くり返す。また、再度、放熱フィン(2)を接合する場
合は、供給ユニット(93)のサーボモータ(110)
を回動して、ハンド(95)部を矢印(113)方向へ
後退させて後、放熱フィン(2)用の供給ユニット(8
4)のハンド(87)部をサーボモータ(109)の回
動、によって、溶接治具(77)の円筒部(78)に保
持された円筒状胴体(lc)の側面に位置させた後、前
記、放熱フィン(2)の溶接と同様の動作をくり返し順
次部品の接合をする。以上のように順次、円筒状胴体(
lc)の外周に、部品(放熱フィン(2)と取付足(7
))を接合した後、溶接治具(77)のシリンダ(11
7)によって円筒部(78)を内方へ縮径して1円弧状
胴体(IC)を溶接治具(77)による保持から解放し
て、不図示の挿入装置によって、コンベア(24)上へ
部品の接合された円筒状胴体(tC) −−電動機用フ
レームーーを載置する。
ここで、溶接治具(77)に円筒状胴体(tC)を挿入
(22) する際の動作について追説明をする。円筒状胴体(IC
)の挿入時は、溶接治具(77)の円筒部(78)の先
端での垂れを支えるための支持金(82)をシリンダ(
83)を矢印(58)方向へ下降させて後、不図示の挿
入装置によって円筒状胴体(IC)を挿入した後、シリ
ンダ(83)を矢印(59)方向へ上昇させて支持金(
82)を円筒部(78)外周に当接させて、円筒部(7
8)が溶接ユニット(52)のY軸(53)と平行とな
るように、円筒部(78)を支持する。レーザ光(S2
)による溶接においては、加工レンズ(57)によって
集光せられた点、すなわち、焦点(63)が溶接部品の
接合点と一定の高さ関係を維持することが大事な条件と
なる。アーク溶接の場合は、溶接ワイヤを溶かし込みな
がら母材を溶融して溶接を行なうので、多少の高さ変動
は漏流れに影響しないが、レーザ溶接はレーザ光、すな
わち、高密度な光エネルギによって母材と被溶接部品の
接合面を熱溶融することで、互いの融合をはかつて溶接
するので、アーク溶接のような補給ワイヤがな(、焦点
位ちの変動が溶接条件を大きく左右することになる。
(23) 従って、支持金(82)で円筒部(78)を水平−−Y
軸(53)と平行−一にすることが必要となる。さて、
円筒部(78)に円筒状胴体(if:lを挿入した後、
前記溶接を完了して、円筒状胴体(IcIを取り出すと
きは、再び支持金〔82)をシリンダ(83)で矢印(
58)方向へ下降させて、円筒部(78)を片持ち状態
で、不図示の挿入装置によってコンベア(24)上へ移
載する。
なお、上記実施例では電動機用フレームの部品溶接につ
いて説明したが、種類の異なった部品を溶接する例えば
発電機用フレーム、変圧器用ケスであってもよく、上記
実施例と同様の効果を奏する。
また、溶接ユニットY軸を移動しながら溶接をしたが、
溶接治具を移動して、溶接ユニットのY軸を固定して溶
接をしてもよい。
また5レーザ光(62)の集光に加工レンズ(57)を
使用したが、虫メガネ様の凸状レンズで集光してもよい
。また、各軸動作制御にサーボモータを使用したが、軸
位置を計測できるエンコーダやリニ(24) アスケール等の位置確認手段を併用し、一般の電動機で
駆動してもよい。
さらにまた、溶接トーチなど物理的な制約がなくなり、
放熱フィン(2)を所定数量設けることができるので、
電動機用フレームとして、より放熱効果を高めることが
できる。また、レーザ溶接にて放熱フィン(2)、取付
足(7)を接合するようにしたので、従来のアーク溶接
に比べ歪が少なく、工程途、中で歪取りなど形状直しが
不要となる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば放熱フィンを供給する
放熱フィン供給手段、取付足を供給する取付足供給手段
およびフレーム胴部の外周部に放熱フィンおよび取付足
を接合する接合手段を同一装置内に一体に設けたので、
設備の占有面積が従来の装置と比べ小さ(てすみ、工程
ごとの加工設備を必要とせず説後が安価にできる。
また、この発明の製造方法においては、フレーム胴部を
周方向に回転させ、フレーム胴部外周面の所定位置に取
付足を添接し接触断を一方向より(25) 溶接にて接合するようにしたので、フレーム胴部の外周
部に放熱フィン、取付足が順次溶接でき溶接トーチなど
物理的な制約がなくなり、放熱フィンを所定数量設ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図はこの発明の一実施例に係り、第1図
はこの発明の溶接装置の正面図、第2図はハンド部分の
詳細図、第3図は円筒状胴体と放熱フィン勇接合状態を
説明する図、第4図は本溶接装置の平面図、第5図は第
1図のA−A線より見た図、第6図はレーザ光を集光す
る状態を説明する図、第7図は円筒状胴体と取付足の接
合状態を説明する図、第8図は放熱フィン供給ハンド部
分の側面図、第9図は第8図の平面図、第10図は放熱
フィン供給部分の説明をする図、第11図は取付足供給
ハンド部分の平面図、第12図は第11図の側面図、第
13図〜第22図は従来の溶接装置を示し、第13図は
その構成図、第14図は放熱フィン溶接装置を示す構成
図、第15図は取付足溶接装置を示す構成図、第13図
〜第22図Cま従来の溶接状態を説明(26) する工程図である。 図において、(1)はフレーム胴部、(2)は放熱フィ
ン、(7)は取付足、(84)は放熱フィン供給手段(
放熱フィンの供給ユニット) 、 (93)は取付足供
給手段(取付足の供給ユニット)である。 なお、図中、同一符号ば同一、または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属材からなる放熱フィンおよび取付足を筒状に
    形成されたフレーム胴部外周面に添接し、フレーム胴部
    と上記放熱フィンおよび取付足を接合する回転電機用フ
    レームの溶接装置において、上記フレーム胴部に上記放
    熱フィンを供給する放熱フィン供給手段と、上記フレー
    ム胴部に上記取付足を供給する取付足供給手段と、上記
    フレーム胴部を装着し周方向に回転させる保持手段と、
    上記フレーム胴部の外周部に上記放熱フィンおよび取付
    足を接合する接合手段とを一体に具備してなる回転電機
    用フレームの溶接装置。
  2. (2)金属材が筒状に形成されたフレーム胴部外周面に
    取付足を添接し接触面を溶接にて接合してなる回転電機
    用フレームの製造方法において、上記フレーム胴部を周
    方向に回転させ上記フレーム胴部外周面の所定位置に取
    付足を添接し接触面を一方向より溶接にて接合すること
    を特徴とする回転電機用フレームの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013063882A1 (zh) * 2011-11-01 2013-05-10 上海锅炉厂有限公司 一种在卧式预热器中心筒的筒体上焊接耳板的加工方法

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JPS63299753A (ja) * 1987-05-27 1988-12-07 Mitsubishi Electric Corp 回転電機の脚部取付方法
JPH01318530A (ja) * 1988-06-17 1989-12-25 Mitsubishi Electric Corp フイン、足板溶接用フレーム割出装置

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