JPH0328408A - 地表水の高速水はけ構造 - Google Patents

地表水の高速水はけ構造

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JPH0328408A
JPH0328408A JP16137089A JP16137089A JPH0328408A JP H0328408 A JPH0328408 A JP H0328408A JP 16137089 A JP16137089 A JP 16137089A JP 16137089 A JP16137089 A JP 16137089A JP H0328408 A JPH0328408 A JP H0328408A
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JP
Japan
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net
water
gaps
water permeable
ground
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JP16137089A
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Shigeto Kumagai
熊谷 成人
Haruo Imamura
今村 晴雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はグランド等の地表面の水はけを高速にかつ安価
に行うに好適な地表水の高速水はけ構造に関する。
[従来の技術] 第7図に示す如く、地層は地表面8の近傍の表層つと、
混合土層10と、火山砂利層11および砕石層12等が
積層ざれたものから一般に形成されている。このうち表
層8は表面の土が風化作用と接触摩擦によって粉末状態
となり、雨水により粘土状になったものからなり、年月
と共に吸水浸透がしにくい固い層体から形成される古都
になる。従って、地表面8上の雨水は表層9を浸透して
下層側に円滑に進むことができず、水はけが不十分とな
る。このため従来技術では第8図に示す如く、地層内に
孔15を掘って多孔状の中空パイプ14を埋設する手段
が採用されていた。
[発明が解決しようとする課題] 前記の如く、固い表層9を除去すべく孔15を掘り、中
空パイプ14を土砂等と共に孔15内に埋設し、その上
方に掘削した土砂を埋め戻してなる水はけ構造のもので
は地表面8の雨水は中空パイプ14内に容易に侵入し易
くなり、中空パイプ14内に侵入した雨水はその下層の
火山砂利層11側に容易に浸透することができるため円
滑な水はけは可能となる。しかしながら、多孔状の中空
パイプ14は一般に高価のものであり、これをグラウン
ド等のほぼ全面にわたって配設するとかなり高額のもの
となる問題点が生ずる。また中空バイプ14の配設作業
も時間と手間を要し、施工費用が高くなる問題点があっ
た。
本発明は以上の問題点を解決するもので、地表面の雨水
の水はけが高速に、かつ円滑にでき、施工も容易に、か
つ安価にでき、更に地層の状態に合せて最適のものが選
定できる地表水の高速水はけ構造を提供することを目的
とする。
本発明は以上の目的を達成するために、地層を地表面か
ら適宜深さ掘削し、凹溝を形戊すると共に、水が浸透可
能な微少間隙を有する部材を網状体で被包してなる浸透
水体を前記凹溝内に収納し、その上方に掘削した残土を
地表面と面一に埋め戻して点圧仕上げすることを特徴と
する地表水の高速水は(フ構造を構或するものである。
[作用] 表層からその下層の混合土層近傍までを掘削して形成さ
れる凹溝内に予め作られた浸透水体を入れて埋設する。
地表面の雨水はボーラスな浸透水体を通り、更に下府側
に浸透するため高速の水はけができる。また浸透水体の
微少間隙の度合を地層の状態に合せて変化させることが
容易にできるため、地層に応じた浸透水体を配設するこ
とができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図に示す如く、固い地層9かうその下層の混合土層
10と火山砂利層11との境目近傍までの深さの凹溝6
をポータブルトレンチャ等の掘削機により掘削する。次
に第2図に示す如く、この凹溝6内に予め製作しておい
た浸透水体1を収納する。
浸透水休1の高さは地表面8から適宜深さだけ下った位
置にその上面がくる程度のものにする。浸透水体1を予
め製作しておくと、これを凹溝6に収納する作業は極め
て容易であり、かつ迅速に行うことができる。浸透水体
1を収納した後、第3図に示す如く、その上方の間隙内
に凹溝6の掘削時に生じた残土7を埋め戻し、地表面8
とほぼ面一になるように点圧仕上げする。残土7は表層
9と混合土層io@B削した土からなり、掘削前の表面
9に較べ水の浸透性はよいものである。
第4図は浸透水体1の一実施例を示すものである。
浸透水体1は水の浸透可能な微少間隙を有する部材とこ
れを被包する網状体からなるもので、本実施例では前記
部材としては合成樹脂、例えば塩化ビニリデンの太目(
 0.1 in乃至1mmP¥度〉のI維を絡合した絡
合体2の間隙に合成樹脂の粒状体3を充填したものから
なり、前記網状体はフィルタネット4から形成される。
絡合体2を太目のものとしたのは細目の場合には水の浸
透性が劣るためである。またあまり太いと適当な微少間
隙が形成されなくなるためである。粒状体3はビレット
状の合戊樹脂でもよいが、不要になった合成樹脂中空円
筒体を粉砕して形成したものであってもよい。また、粒
状体として粗砂や小砕石も使用可能である。ざらにこれ
ら合成樹脂や粗砂の粒状体は2 g!以上を混合して用
いてもよい。絡合体2の絡合間隙やその太さを適宜選定
し、かつ粒状体3の粒度を適宜選定することにより、任
意の微少間隙を有する前記部材を形成することができる
ため地層の状態に対応したものを作ることが可能となる
。またフィルタネット4の網目寸法も地層の状態に合せ
て適宜のものが選定ざれる。
第6図は以上の水はけ構造13を集排水管16の埋設ざ
れる地表面8側に形成した実施例を示すものである。集
排水管16は砕石層12内に埋設される。
その上方の地表面8側には左右にわかれて2箇所の水は
け構造13が配設される。
地表面8の雨水は比較的軟らかな残土7を通って浸透水
体1の内部に入り、絡合体2および粒状体3の微少間隙
を通って下方に進み、火山砂利層11に浸透し、更に砕
石層12を通過し集排水管16内に浸入し排水されるこ
とになる。この浸透速度は速く、高速で、かつ円滑な水
はけが可能となる。
また前記した如く、水はけ構造13は浸透水休1を掘削
した凹溝6内に収納配列するだけのもので、その施工は
極めて容易に、かつ迅速に行われ、かつ安価に実施する
ことかでぎる。
本実施例において前記部材として絡含休2と粒状体3を
用いたが、絡合体2又は粒状体3のみであっても勿論構
わない。
第5図は本発明の別の実施例を示すもので浸透水体1a
は砂又は小砕55をハニカム構造の網状体4aで被包し
たものから形成される。この砂又は小砕石5は水を浸透
し得るもので、かつ地表面側からの押圧力に耐えられる
程度の粒度を有するものであればよい。以上の構造の浸
透水体1を予め準備し、凹iM6内に収納、配設するこ
とにより前記実施例とほぼ同一の効果を上げることがで
きる。
[発明の効果] 以上の説明によって明らかな如く、本発明によれば地表
面の雨水の水はけが高速に、かつ円滑に行われ、施工も
容易で迅速、かつ安価にできると共に、地層の状態に応
じて最適のものが選定でき各種地層形状を有する地表面
の水の円潰な除去がでぎる効果を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明一実施例の施工順序を示す断
面図、第4図および第5図は実施例の浸透水体の形状を
示す斜視図、第6図は実施例の実際上の配設状態を説明
するための断面図、第7図は一般の地層の積庖状態を示
1′断面図、第8図は従来の水はけ構造を示す断面図で
ある。 1,]a・・・浸透水体、2・・・絡合体、3・・・粒
状体、4・・・網状体、4a・・・ハニカム構造の網状
体、5・・・砂又は小砕石、6・・・凹溝、7・・・残
土、8・・・地表面、9・・・表層、10・・・混合土
層、11・・・火山砂利層、12・・・砕石層、13・
・・水はけ構造、16・・・集排水管。 弟1 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地層を地表面から適宜深さ掘削し、凹溝を形成す
    ると共に、水が浸透可能な微少間隙を有する部材を網状
    体で被包してなる浸透水体を前記凹溝内に収納し、その
    上方に掘削した前記残土を地表面と面一に埋め戻して点
    圧仕上げすることを特徴とする地表水の高速浸透構造。
  2. (2)前記浸透水体が太目の合成樹脂繊維の絡合体を網
    状体で被包したものからなる特許請求の範囲第1項に記
    載の地表水の高速水はけ構造。
  3. (3)前記浸透水体が太目の合成樹脂繊維の絡合体の間
    隙に合成樹脂粒状体、適宜粒度の砂、小砕石から選ばれ
    る1種以上を充填したものを網状体で被包したものから
    なる特許請求の範囲第1項に記載の地表水の高速水はけ
    浸透構造。
  4. (4)前記浸透水が適宜粒度の砂又は小砕石を網状体で
    被包したものからなる特許請求の範囲第1項に記載の地
    表水の高速水はけ構造。
JP16137089A 1989-06-24 1989-06-24 地表水の高速水はけ構造 Pending JPH0328408A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004071159A3 (en) * 2003-02-10 2005-01-27 Edward Mccoy System and method for draining soil profiles
JP2007233018A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Sanyo Electric Co Ltd 映像表示装置
JP4672639B2 (ja) * 2006-11-27 2011-04-20 シーケーディ株式会社 流体制御機器のマニホールド構造

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