JP2003105746A - 土中排水層の設計方法並びに土中排水構造物 - Google Patents

土中排水層の設計方法並びに土中排水構造物

Info

Publication number
JP2003105746A
JP2003105746A JP2001303344A JP2001303344A JP2003105746A JP 2003105746 A JP2003105746 A JP 2003105746A JP 2001303344 A JP2001303344 A JP 2001303344A JP 2001303344 A JP2001303344 A JP 2001303344A JP 2003105746 A JP2003105746 A JP 2003105746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
soil
water
layer
drainage layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001303344A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Hayashi
英雄 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAIPAA KK
Original Assignee
HAIPAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAIPAA KK filed Critical HAIPAA KK
Priority to JP2001303344A priority Critical patent/JP2003105746A/ja
Publication of JP2003105746A publication Critical patent/JP2003105746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工開始から供用後に至る全ての時点におい
て排水層への流入水量を排水し得る排水能力の排水層を
合理的、かつ経済的に設計可能にする。 【解決手段】 土中から流入した土粒子によって排水層
が目詰まりした時の排水層の排水能力低下量を求め、そ
して、土中水が排水層に流入する時の土の種類や土の状
態に応じた排水層の単位面積当たりの土粒子総量を設定
し、さらに、土粒子が排水層に流入して排水材が目詰ま
りした後の排水能力を土粒子流入総量と排水層に作用す
る圧力(圧縮応力)の大きさに応じて設定し、排水層の
排水能力が総流出水量以上になるように設計できる構成
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、盛土や地山等の土
中に敷設される排水層に土中から流入する土中水と共に
地盤中の土粒子が懸濁液として流入することにより排水
層に目詰まりが生じ、排水層の透水性が低下しても、そ
の排水能力を土粒子流入総量と排水層に作用する圧力
(圧縮応力)の大きさに応じた排水層の透水係数と層厚
と動水勾配を設定し、流入水量を施工時から供用時に至
る設計対象時期(一般に時間の経過とともに流入水量と
排水能力が変化するが、流入水量と排水能力との関係に
おいて最も厳しくなる時期)のあらゆる時点においても
排水し得る排水層を合理的、かつ経済的に設計し構築す
ることができる土中排水層の設計方法並びに土中に設置
される排水構造物の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、盛土工事において、盛土中や盛
土と軟弱基礎地盤との間等に排水層を敷設し、この排水
層を通して盛土中の浸透水や盛土の軟弱基礎地盤からの
圧蜜排水を盛土外へ排水することにより、盛土法面のは
らみや滑り、あるいは軟弱基礎地盤そのものの圧蜜時間
の遅延や残留沈下等を防ぐようにしている。このような
排水層を構成する排水材には、良質な砂や礫などの枯渇
や運搬に伴うダンプ公害などに対する環境保全と経済性
の観点から不織布系その他のジオテキスタイルが使用さ
れるようになってきている。
【0003】従来、このような排水層の設計に際して
は、あらゆる排水材の排水層において「目詰まりにより
排水層の排水能力が低下する」ことを定量的に考慮する
手法をとっていない。むしろ目詰まりの極力生じにくい
材料により、地山の土粒子の抜け出しを防止し、かつ透
水性を確保できる排水層を構成するようにしている。す
なわち、地山の土粒子の粒径と排水材の孔径を適切に設
定して排水層を設計している。このため、目詰まりによ
る排水層の排水能力の低下が明確でなく、排水層の排水
能力が如何なる時点においても流入水量以上になるとい
う保証はない。
【0004】また、従来の排水材の透水性能は、排水材
に作用する応力のもとでの圧縮後の残留厚さdと清水を
用いた透水試験で求めた透水係数kとの積で決まり、こ
れに動水勾配iを乗じることで排水層の排水能力を評価
し設計していた。また、一部においては、懸濁液をジオ
テキスタイル排水層に流入通過させ、その後の排水能力
を測定して目詰まりによる排水能力低下の難易の程度を
比較し、排水材選定の比較試験として位置付けられてい
るが、排水層の目詰まりによる透水性低下量を定量的に
設定し、設計に反映させるに至っていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、土中に設
置された排水層には、土中から流入する土中水と共に地
盤中の細かい土粒子が懸濁液として流入するために排水
層に目詰まりが発生し、排水層の透水性が低下するが、
従来の設計方式では、排水層の目詰まりによる透水性低
下を定量的に考慮していないため、排水層の最終的な排
水能力が不明確であった。また、従来の設計方式では、
排水層の目詰まりによる透水性低下量を定量的に把握す
ることなく、目詰まり前の状態での排水材の透水性を評
価し、排水層の粒径(孔径)と排水層に接する周辺地盤
の土粒子径との関係及び目詰まり防止と土中水流入能力
との相反する機能のバランスから排水材を選定している
が、目詰まり後の排水能力には何らの配慮もなされない
ため、工事開始から供用時にわたって排水層の流入量と
排水能力が経時的に変化するにもかかわらず、如何なる
時点においても排水層の排水能力が流入水量以上である
保証はない。
【0006】本発明の目的は、目詰まりによる透水性低
下の小さい、かつ透水性の良い排水材を選定し、目詰ま
りによる透水性低下を積極的に認めた上で、施工時から
供用時の目詰まりによる透水性低下の極限状態を設定す
ることにより、施工開始から供用時に至るあらゆる時点
においても排水し得る排水層を合理的、かつ経済的に設
計し構築し得る土中排水層の設計方法を提供することに
ある。また、本発明は、盛土や地山の地下水位や水圧を
低下するのに好適な土中水の排水構造物を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水
の土中水を外部へ排出する排水層の設計方法であって、
目詰まり後の前記排水層表面での単位面積当たりの土粒
子流入負荷量を設定する第1ステップと、前記排水層の
敷設長さ方向において流入水が通過する最大長さに対応
する集水分担長を設定する第2ステップと、前記単位面
積当たりの土粒子流入負荷量と前記集水分担長との積か
ら前記排水層の下流端での単位幅当たりの土粒子流入総
量を求める第3ステップと、前記排水層に土圧に相当す
る拘束圧を作用させた状態で目詰まりの程度に応じた排
水層の集水分担長方向の透水係数を前記土粒子流入総量
から算定する第4ステップと、前記透水係数と前記拘束
圧下での排水層の残留層厚さとの積により排水層の下流
端における単位幅当たりの通水性能を算定する第5ステ
ップと、前記透水係数と前記拘束圧下での排水層の残留
層厚さとの積である通水性能と前記集水分担長内での水
頭差を集水分担長で除して得られる動水勾配との積によ
り排水層の下流端における単位幅当たりの排水能力を算
定する第6ステップと、前記排水層の表面から単位時間
に流入する流入水量と前記集水分担長との積から排水層
の下流端における単位幅当たりの総流出水量を算定する
第7ステップと、前記算定した排水能力が前記総流出水
量以上かを判定する第8ステップとを備えることを特徴
とする。
【0008】本発明の方法においては、第1ステップに
おいて、目詰まり後の前記排水層表面での単位面積当た
りの土粒子流入負荷量を設定する。第2ステップでは、
排水層の敷設長さ方向において流入水が通過する最大長
さに対応する集水分担長を設定する。第3ステップで
は、単位面積当たりの土粒子流入負荷量と集水分担長と
の積から排水層の下流端での単位幅当たりの土粒子流入
総量を求める。そして、第4ステップにおいては、排水
層に土圧に相当する拘束圧を作用させた状態で目詰まり
の程度に応じた排水層の集水分担長方向の透水係数を土
粒子流入総量から算定する。第5ステップでは、透水係
数と拘束圧下での排水層の残留層厚さとの積により排水
層の下流端における単位幅当たりの通水性能を算定す
る。第6ステップでは、透水係数と拘束圧下での排水層
の残留層厚さとの積である通水性能と集水分担長内での
水頭差を集水分担長で除して得られる動水勾配との積に
より排水層の下流端における単位幅当たりの排水能力を
算定する。さらに、第7ステップにおいては、排水層の
表面から単位時間に流入する流入水量と前記集水分担長
との積から排水層の下流端における単位幅当たりの総流
出水量を算定する。そして、第8ステップでは、算定し
た排水能力が総流出水量以上かを判定する。よって、排
水層の排水能力が総流出水量以上になるように設計する
ことが容易になり、施工開始から供用後に至る全ての時
点において排水層への流入水量を排水し得る排水能力を
有する排水層を合理的、かつ経済的に設計することがで
きる。
【0009】また、本発明は、土中に敷設され、土中の
浸透水や圧密水の土中水を外部へ排出する排水構造物で
あって、礫、砂、ジオテキスタイル等を所定の厚さに敷
き詰めてなる開口径の大きい排水層と、前記排水層の下
面と上面及び側面が覆われるように設けられ、土中から
流入する土中水の透過を許可するとともに土粒子の通過
を阻止するフィルタ層とを備えることを特徴とする。本
発明においては、盛土や地山の水抜き用の排水構造物と
して利用することができるとともに、盛土や地山等の地
下水位や水圧を低下するのに好適となる。
【0010】また、本発明は、土中に敷設され、土中の
浸透水や圧密水の土中水を外部へ排出する排水構造物で
あって、礫、砂、ジオテキスタイル等を所定の厚さと幅
及び長さを有する柱状に構築された開口径の大きい排水
ブロックと、前記排水ブロックの周囲が覆われるように
設けられ、土中から流入する土中水の透過を許可すると
ともに土粒子の通過を阻止するフィルタ層とを備えるこ
とを特徴とする。本発明においては、地山や盛土を安定
させる土止めブロックまたは地山や盛土の排水性の土止
め壁として利用することができるとともに、盛土や地山
等の地下水位や水圧を低下するのに好適となる。
【0011】また、本発明は、土中に敷設され、土中の
浸透水や圧密水の土中水を外部へ排出する排水構造物で
あって、所定の径及び長さを有するとともに周壁に多数
の孔を有する排水管と、前記排水管の外周囲が所定の厚
さで覆われるように設けられた礫、ジオテキスタイル等
からなる開口径の大きい排水層と、前記排水層の周囲が
覆われるように設けられ、土中から流入する土中水の透
過を許可するとともに土粒子の通過を阻止するフィルタ
層とを備えることを特徴とする。本発明においては、盛
土や地山の水抜き用の排水構造物として利用することが
できるとともに、盛土や地山等の地下水位や水圧を低下
するのに好適となる。
【0012】また、本発明は、土中に敷設され、土中の
浸透水や圧密水の土中水を外部へ排出する排水構造物で
あって、所定の径及び長さを有するとともに周壁に多数
の孔を有する排水管と、前記排水管の外周面及び内周面
の少なくとも一方が覆われるように設けられ、土中から
流入する土中水の透過を許可するとともに土粒子の通過
を阻止するフィルタ層とを備えることを特徴とする。本
発明においては、盛土や地山の水抜き用の排水構造物と
して利用することができるとともに、盛土や地山等の地
下水位や水圧を低下するのに好適となる。
【0013】また、本発明は、土中に敷設され、土中の
浸透水や圧密水の土中水を外部へ排出する排水構造物で
あって、所定の径及び長さを有するとともに周壁に多数
の孔を有する外部排水管と、前記外部排水管の内側に配
置され周壁に多数の孔を有する内部排水管と、前記外部
排水管と前記内部排水管との間に設けられ、土中から流
入する土中水の透過を許可するとともに土粒子の通過を
阻止するフィルタ層とを備えることを特徴とする。本発
明においては、盛土や地山の水抜き用の排水構造物とし
て利用することができるとともに、盛土や地山等の地下
水位や水圧を低下するのに好適となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1は本発明設計方法を盛土
の排水層に適用した場合の説明用構造図、図2は図1の
2−2線に沿う平面図、図3は本発明による土中排水層
の設計手順を示す説明図、図4は本発明における排水層
の最適含水比からのずれ率と土粒子流入負荷量との関係
を示すグラフ、図5は本発明における排水層の土粒子流
入総量と透水係数との関係を示すグラフである。
【0015】図1及び図2において、100は地盤、2
00は地盤100上に二層に締め固められた盛土であ
り、この盛土200の一層目の盛土201と地盤100
との間には、合成樹脂製の短繊維を層状にした不織布か
らなる排水層301が盛土201の法面201Aと対向
して部分的に敷設されている。また、一層目の盛土20
1と二層目の盛土202との間には、合成樹脂製の短繊
維を層状にした不織布からなる排水層302が盛土20
2の法面202Aと対向して部分敷設されている。
【0016】なお、図1において、203は排水層30
1の下流端に対向して地盤100上に設けた排水溝であ
り、204は排水層301の下流端に対向して一層目の
盛土201上に設けた排水溝である。また、図1に示す
矢印Aは盛土200に浸透した土中水及び土粒子が排水
層301または302の表面から排水層内に流入する方
向を示す。また、図2に示す矢印Bは排水層301また
は302の内部に流入した土中水が排水層301または
302の面内方向(水平方向)に下流端に向けて流れる
方向を示している。
【0017】次に、図3を参照して、本発明による土中
排水層設計方法の実施の形態について説明する。排水層
の設計に際しては、まず、盛土200中に、その横断方
向に敷設される排水層の鉛直方向の配置間隔と盛土横断
方向の長さ、及び排水層の材質と厚さを選定する(ステ
ップS11)。ここで、盛土基礎地盤100が良好な場
合は、図1に示す敷設構造を選定し、排水層の鉛直配置
間隔は経験的に選定される。また、排水層301,30
2の盛土横断方向の敷設長は5m程度とする。なお、高
い盛土の場合は、5〜6m程度の間隔に敷設される。ま
た、図1において、排水層の敷設長を5m以下にする
と、盛土の法面安定性が悪くなる。また、盛土基礎地盤
100が軟弱粘性土の場合は、一層目の盛土201と地
盤100との間の全域にわたり排水層301を敷設す
る。この場合、地盤100の圧蜜排水と盛土からの雨水
による浸透水が排水層301に流入する。
【0018】次に、図3に示すステップS12により土
粒子流入負荷量の設定を行う。土粒子流入負荷量は排水
層301,302に流入する排水層表面での単位面積当
たりの土粒子の流入量であり、盛土200中及び良質な
基礎地盤100上に直接敷設する場合、排水層の通水性
能は負荷された土粒子の目詰まりによって生じる透水係
数に低下に支配される。したがって、浸透水からの土粒
子流入負荷量は土質と締め固め含水比により大きく支配
されるが、締め固め含水比の最適含水比からのずれ率と
土粒子流入負荷量との関係を土質別に表すと図4に示す
ようになる。すなわち、排水層301,302に対する
土粒子流入負荷量は図4を参照することにより設定され
る。例えば、盛土の土質がシルト質砂の場合、その土粒
子流出量が最大値で約400×10−6g/cmであ
ることから、浸透水からの土粒子流入負荷量の安全側の
設定値は400×10−6g/cm程度となる。ま
た、盛土基礎地盤が軟弱で圧密排水がある場合、基礎地
盤からの圧密排水による土粒子流入負荷量は10×10
−6g/cm程度となる。
【0019】次に、盛土横断方向の排水層301,30
2の敷設長さに対応する集水分担長Lを設定する(ステ
ップS13)。この場合の排水層301,302の集水
分担長Lは約5m程度である。また、この集水分担長L
は、目詰まり時の排水層301,302の下流端におけ
る総流出水量、土粒子流入総量及び動水勾配に影響す
る。次に、ステップS14において土粒子流入総量の設
定を行う。ここでは、ステップS12で設定された単位
面積当たりの土粒子流入負荷量ωと集水分担長Lとの積
から排水層301,302の下流端での単位幅当たりの
土粒子流入総量Wを求める。この場合、集水分担長Lは
約5mであるので、土粒子流入負荷量ωを400×10
−6g/cmに設定すると、最大土粒子流入総量W
は、200,000×10−6g/cmとなる。
【0020】次に、排水層301,302に盛土の土圧
に相当する拘束圧を作用させた状態で目詰まりの程度に
応じた排水層301,302の集水分担長L方向(面内
方向)の透水係数kを前記土粒子流入総量Wから算定す
る(ステップS15)。図5は、排水層301,302
に不織布を使用し、この排水層301,302に作用す
る拘束圧を変更した時の土粒子流入総量Wと透水係数k
との関係をグラフに表わしたもので、このグラフは排水
層の目詰まり試験から求められる。したがって、排水層
301,302の目詰まり後の透水係数kは図5のグラ
フから設定される。
【0021】次に、ステップS15で算定した目詰まり
後の排水層301,302の透水係数kと前記拘束圧下
での排水層301,302の残留層厚さdとの積により
排水層301,302の下流端における単位幅当たりの
通水性能を算定する(ステップS16)。次に、前記透
水係数kと前記拘束圧下での排水層の残留層厚さdとの
積である通水性能と集水分担長L内での水頭差Δhを集
水分担長Lで除して得られる動水勾配iとの積により排
水層の下流端における単位幅当たりの排水能力qを算定
する(ステップS17)。次に、目詰まり後の排水層3
01,302の表面から単位時間に流入する流入水量と
集水分担長Lとの積から排水層301,302の下流端
における単位幅当たりの総流出水量Qを算定する(ステ
ップS18)。次いで、前記算定した排水能力qが前記
総流出水量Q以上かを判定する(ステップS19)。
【0022】前記判定ステップS19において、排水層
301,302の排水能力が不足する場合は、有孔パイ
プを所定の間隔に配設するなどして排水層301,30
2の集水分担長Lを変更することにより排水能力qと総
流出水量Qを調整する。また、通水性能を変えるために
排水層301,302の層厚を変更する。この場合、選
定した排水層に厚さの選択が可能な時は、適当と思われ
る厚さの排水材を選定する。また、層厚の不十分は排水
材しかない場合は、既に選定した排水材を複数積層して
敷設する。さらに、排水層自体を変更する。この時の排
水層には、不織布系その他のジオテキスタイルと砂、礫
の単体とを組み合わせた複合体、あるいはジオテキスタ
イル構造の場合は、織布、不織布、有孔膜体、板状フィ
ルタの単体またはこれらの複合体から構成されたものを
使用する。
【0023】このような土中排水層の設計方法によれ
ば、土中から流入した土粒子によって排水層が目詰まり
した時の排水層の排水能力低下量を求め、そして、土中
水が排水層に流入する時の土の種類や土の状態に応じた
排水層の単位面積当たりの土粒子総量を設定し、さら
に、土粒子が排水層に流入して排水材が目詰まりした後
の排水能力を土粒子流入総量と排水層に作用する圧力
(圧縮応力)の大きさに応じて設定し、排水層の排水能
力が総流出水量以上になるように設計できる構成にした
ので、排水層に流入する流入水量を施工時から供用時に
至るあらゆる時点においても排水し得る排水能力を有す
る排水層を合理的、かつ経済的に設計し構築することが
できる。また、排水層301,302の集水分担長L、
排水層301,302の層厚及び排水層の材質や構造を
変更することにより、排水能力qと総流出水量Qを調整
することができる。
【0024】次に、本発明方法の他の適用例について図
面を参照して説明する。図6は本発明の排水層設計方法
を浮力・漏水回避型地下構造物に適用した場合の例を示
す説明用断面図である。この図6において、60は地山
61中に構築した地下構造物、62は地山61と接する
地下構造物60の外側面及び底部下面を覆うように設け
た排水層であり、この排水層62は図1に示す排水層と
同様な手法により設計され構築されるものである。ま
た、63は底部側の排水層62に連通状態に設けた排水
渠であり、64は地下水位を表している。このような地
下構造物60において、地山61の土中水は排水層62
に流入し、排水渠63から外部は排水される。これによ
り、地下構造物60の躯体に作用する地下水位による浮
力が軽減され、躯体の浮き上がりを防止できるととも
に、躯体内部への漏水を防止できる。
【0025】図7は本発明の排水層設計方法を浮力・湧
水回避型調整池等に適用した場合の例を示す説明用断面
図である。この図7において、65は調整池等を構成す
る擁壁、66は調整池の底面地盤、67は地山68と接
する擁壁65の外側面及び底面地盤66の下面を覆うよ
うに設けた排水層であり、この排水層67は図1に示す
排水層と同様な手法により設計され構築されるものであ
る。また、69は底部側の排水層67に連通状態に設け
た排水渠であり、70は地下水位を表している。このよ
うな調整池等において、排水層67で集水された地下水
は排水渠69から外部に排水される。これにより、地下
水位は低下されるため、調整池の浮き上がり及び湧水が
防止され、経済的な擁壁構造を容易に構築できる。ま
た、調整池の底面は、通常ドライ状態であるので、遊歩
道や運動施設などとして利用できる。
【0026】図8は本発明の排水層設計方法を地山の擁
壁に適用した場合の例を示す説明用断面図である。この
図8において、71は地山72の切羽面を擁護する擁壁
であり、この擁壁71の背面と地山72の切羽面間には
鉛直方向の排水層73が敷設され、さらに、擁壁71の
中間部分と下端部に位置する地山72中には排水層7
4、75が水平方向に敷設されている。この排水層7
3,74,75は図1に示す排水層と同様な手法により
設計され構築されるものである。また、76は擁壁71
に設けた排水穴である。このような擁壁構造において、
排水層73,74,75で集水された地下水は排水穴7
6を通して擁壁71の外側へ排水される。これにより,
地下水位の上昇を抑制し,擁壁71に過度な地下水圧が
作用しないようにすることができる。
【0027】次に、本発明にかかる土中水の排水構造物
について図面を参照して説明する。図9は本発明にかか
る土中水排水構造物の第1の実施の形態を示す説明用断
面図である。この図9において、80は土中に敷設さ
れ、土中の浸透水や圧密水の土中水を外部へ排出する排
水構造物であり、この排水構造物80は、礫や砂または
ジオテキスタイル等を所定の厚さに敷き詰めてなる開口
径の大きい排水層81と、この排水層81の下面と上面
及び側面を覆うように設けられ、土中から流入する土中
水の透過を許可するとともに土粒子の通過を阻止する不
織布系その他のジオテキスタイルからなるフィルタ層8
2とから構成されている。なお、排水層81の内部に
は、その長手方向に延在する有孔パイプを配設しても良
い。このような排水構造物80は、盛土や地山の水抜き
用の排水構造物として利用することができるとともに、
盛土や地山等の地下水位や水圧を低下するのに好適とな
る。
【0028】図10は本発明にかかる土中水排水構造物
の第2の実施の形態を示す説明用断面図である。この図
10において、83は土中に敷設され、土中の浸透水や
圧密水の土中水を外部へ排出する排水構造物であり、こ
の排水構造物83は、礫や砂またはジオテキスタイル等
を所定の厚さと幅及び長さを有する柱状に構築された開
口径の大きい排水ブロック84と、この排水ブロック8
4の周囲を覆うように設けられ、土中から流入する土中
水の透過を許可するとともに土粒子の通過を阻止する不
織布系その他のジオテキスタイルからなるフィルタ層8
5とから構成されている。なお、排水ブロック84内に
は、その長手方向に延在する有孔パイプを配設しても良
い。このような排水構造物83は、地山や盛土を安定さ
せる土止めブロックとして利用できるほか、排水構造物
83を地山や盛土の法面に沿って積み上げることにより
排水性の土止め壁として利用することができ、しかも、
盛土や地山等の地下水位や水圧を低下するのに好適とな
る。
【0029】図11は本発明にかかる土中水排水構造物
の第3の実施の形態を示す説明用断面図である。この図
11において、86は土中に敷設され、土中の浸透水や
圧密水の土中水を外部へ排出する排水構造物であり、こ
の排水構造物86は、所定の径及び長さを有するととも
周壁に多数の孔87Aを有する排水管87と、この排水
管87の外周囲を所定の厚さで覆うように設けられた礫
やジオテキスタイル等からなる開口径の大きい排水層8
8と、この排水層88の周囲を覆うように設けられ、土
中から流入する土中水の透過を許可するとともに土粒子
の通過を阻止する不織布系その他のジオテキスタイルか
らなるフィルタ層89とから構成されている。また、排
水管87の一端は閉鎖されることもある。このような排
水構造物86は、地山等の盲排水渠として利用できるほ
か、地山や盛土を安定させる土止めブロックとして利用
でき、さらに、排水構造物86を地山や盛土の法面に沿
って積み上げることにより排水性の土止め壁として利用
することができ、しかも、地山の擁壁構築用ブロックや
地山の排水構造物として利用することができるととも
に、盛土や地山等の地下水位や水圧を低下するのに好適
となる。
【0030】図12(A)は本発明にかかる土中水排水
構造物の第4の実施の形態を示す説明用断面図、(B)
はその縦断側面図である。この図12において、90は
土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水の土中水を外部
へ排出する排水構造物であり、この排水構造物90は、
所定の径及び長さを有するととも周壁に多数の孔91A
を有する排水管91と、この排水管91の外周面を覆う
ように設けられ、土中から流入する土中水の透過を許可
するとともに土粒子の通過を阻止する不織布系その他の
ジオテキスタイルからなるフィルタ層92とから構成さ
れている。また、排水管91の一端は閉鎖されることも
ある。このような排水構造物90は、盛土や地山の水抜
き用の排水構造物として利用することができるととも
に、盛土や地山等の地下水位や水圧を低下するのに好適
となる。
【0031】図13(A)は本発明にかかる土中水排水
構造物の第5の実施の形態を示す説明用断面図、(B)
はその縦断側面図である。この図13において、93は
土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水の土中水を外部
へ排出する排水構造物であり、この排水構造物93は、
所定の径及び長さを有するととも周壁に多数の孔94A
を有する排水管94と、この排水管94の内周面を覆う
ように設けられ、土中から流入する土中水の透過を許可
するとともに土粒子の通過を阻止する不織布系その他の
ジオテキスタイルからなるフィルタ層95とから構成さ
れている。また、排水管94の一端は閉鎖されることも
ある。このような排水構造物93は、盛土や地山の水抜
き用の排水構造物として利用することができるととも
に、盛土や地山等の地下水位や水圧を低下するのに好適
となる。
【0032】図14(A)は本発明にかかる土中水排水
構造物の第6の実施の形態を示す説明用断面図、(B)
はその縦断側面図である。この図14において、96は
土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水の土中水を外部
へ排出する排水構造物であり、この排水構造物96は、
所定の径及び長さを有するととも周壁に多数の孔97A
を有する外部排水管97と、この外部排水管97の内側
に配置され周壁に多数の孔98Aを有する内部排水管9
8と、この外部排水管97と内部排水管98との間に設
けられ、土中から流入する土中水の透過を許可するとと
もに土粒子の通過を阻止する不織布系その他のジオテキ
スタイルからなるフィルタ層99とから構成されてい
る。また、外部排水管97および内部排水管98の一端
は閉鎖されることもある。このような排水構造物96
は、盛土や地山の水抜き用の排水構造物として利用する
ことができるとともに、盛土や地山等の地下水位や水圧
を低下するのに好適となる。
【0033】なお、本発明は盛土や地山の排水に限ら
ず、トンネルの覆工コンクリートの背面の排水やトンネ
ルの底面部の排水などにも適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる土中
排水層の設計方法によれば、目詰まりによる透水性低下
の小さい、かつ透水性の良い排水材を選定し、目詰まり
による透水性低下を積極的に認めた上で、施工時から供
用時の目詰まりによる透水性低下の極限状態を設定する
ことにより、排水層に流入する流入水量を施工時から供
用時に至るあらゆる時点においても排水し得る排水能力
を有する排水層を合理的、かつ経済的に設計し構築する
ことができる。また、本発明かかる土中水排水構造物に
よれば、地山や盛土を安定させる土止めブロックとして
利用できるほか、該排水構造物を地山や盛土の法面に沿
って積み上げることにより排水性の土止め壁として利用
することができるとともに、盛土や地山等の地下水位や
水圧を低下するのに好適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明設計方法を盛土の排水層に適用した場合
の説明用構造図である。
【図2】図1の2−2線に沿う平面図である。
【図3】本発明による土中排水層の設計手順を示す説明
図である。
【図4】本発明における排水層の最適含水比からのずれ
率と土粒子流入負荷量との関係を示すグラフである。
【図5】本発明における排水層の土粒子流入総量と透水
係数との関係を示すグラフである。
【図6】本発明の排水層設計方法を浮力・漏水回避型地
下構造物に適用した場合の例を示す説明用断面図であ
る。
【図7】本発明の排水層設計方法を浮力・湧水回避型調
整池に適用した場合の例を示す説明用断面図である。
【図8】本発明の排水層設計方法を地山の擁壁に適用し
た場合の例を示す説明用断面図である。
【図9】本発明にかかる土中水排水構造物の第1の実施
の形態を示す説明用断面図である。
【図10】本発明にかかる土中水排水構造物の第2の実
施の形態を示す説明用断面図である。
【図11】本発明にかかる土中水排水構造物の第3の実
施の形態を示す説明用断面図である。
【図12】(A)は本発明にかかる土中水排水構造物の
第4の実施の形態を示す説明用断面図、(B)はその縦
断側面図である。
【図13】(A)は本発明にかかる土中水排水構造物の
第5の実施の形態を示す説明用断面図、(B)はその縦
断側面図である。
【図14】(A)は本発明にかかる土中水排水構造物の
第6の実施の形態を示す説明用断面図、(B)はその縦
断側面図である。
【符号の説明】
100……地盤、200……盛土、301,302……
排水層、80……排水構造物、81……排水層、82…
…フィルタ層、83……排水構造物、84……排水ブロ
ック、85……フィルタ層、86……排水構造物、87
……排水管、88……排水層、89……フィルタ層、9
0……排水構造物、91……排水管、92……フィルタ
層、93……排水構造物、94……排水管、95……フ
ィルタ層、96……排水構造物、97……外部排水管、
98……内部排水管、99……フィルタ層。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水
    の土中水を外部へ排出する排水層の設計方法であって、 目詰まり後の前記排水層表面での単位面積当たりの土粒
    子流入負荷量を設定する第1ステップと、 前記排水層の敷設長さ方向において流入水が通過する最
    大長さに対応する集水分担長を設定する第2ステップ
    と、 前記単位面積当たりの土粒子流入負荷量と前記集水分担
    長との積から前記排水層の下流端での単位幅当たりの土
    粒子流入総量を求める第3ステップと、 前記排水層に土圧に相当する拘束圧を作用させた状態で
    目詰まりの程度に応じた排水層の集水分担長方向の透水
    係数を前記土粒子流入総量から算定する第4ステップ
    と、 前記透水係数と前記拘束圧下での排水層の残留層厚さと
    の積により排水層の下流端における単位幅当たりの通水
    性能を算定する第5ステップと、 前記透水係数と前記拘束圧下での排水層の残留層厚さと
    の積である通水性能と前記集水分担長内での水頭差を集
    水分担長で除して得られる動水勾配との積により排水層
    の下流端における単位幅当たりの排水能力を算定する第
    6ステップと、 前記排水層の表面から単位時間に流入する単位面積当た
    りの流入水量と前記集水分担長との積から排水層の下流
    端における単位幅当たりの総流出水量を算定する第7ス
    テップと、 前記算定した排水能力が前記総流出水量以上かを判定す
    る第8ステップと、 を備えることを特徴とする土中排水層の設計方法。
  2. 【請求項2】 前記第8ステップにおいて排水能力が総
    流出水量以下と判定された時は、前記排水層の敷設構
    造、排水層の層厚及び集水分担長を排水能力が総流出水
    量以上になるように調整することを特徴とする請求項1
    記載の土中排水層の設計方法。
  3. 【請求項3】 前記排水層は、ジオテキスタイルから構
    成されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    土中排水層の設計方法。
  4. 【請求項4】 土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水
    の土中水を外部へ排出する排水構造物であって、 礫、砂、ジオテキスタイル等を所定の厚さに敷き詰めて
    なる開口径の大きい排水層と、 前記排水層の下面と上面及び側面が覆われるように設け
    られ、土中から流入する土中水の透過を許可するととも
    に土粒子の通過を阻止するフィルタ層と、 を備えることを特徴とする土中排水構造物。
  5. 【請求項5】 土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水
    の土中水を外部へ排出する排水構造物であって、 礫、砂、ジオテキスタイル等を所定の厚さと幅及び長さ
    を有する柱状に構築された開口径の大きい排水ブロック
    と、 前記排水ブロックの周囲が覆われるように設けられ、土
    中から流入する土中水の透過を許可するとともに土粒子
    の通過を阻止する不織布系のフィルタ層と、 を備えることを特徴とする土中排水構造物。
  6. 【請求項6】 土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水
    の土中水を外部へ排出する排水構造物であって、 所定の径及び長さを有するとともに周壁に多数の孔を有
    する排水管と、 前記排水管の外周囲が所定の厚さで覆われるように設け
    られた礫、ジオテキスタイル等からなる開口径の大きい
    排水層と、 前記排水層の周囲が覆われるように設けられ、土中から
    流入する土中水の透過を許可するとともに土粒子の通過
    を阻止するフィルタ層と、 を備えることを特徴とする土中排水構造物。
  7. 【請求項7】 土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水
    の土中水を外部へ排出する排水構造物であって、 所定の径及び長さを有するとともに周壁に多数の孔を有
    する排水管と、 前記排水管の外周面及び内周面の少なくとも一方が覆わ
    れるように設けられ、土中から流入する土中水の透過を
    許可するとともに土粒子の通過を阻止するフィルタ層
    と、 を備えることを特徴とする土中排水構造物。
  8. 【請求項8】 土中に敷設され、土中の浸透水や圧密水
    の土中水を外部へ排出する排水構造物であって、 所定の径及び長さを有するとともに周壁に多数の孔を有
    する外部排水管と、 前記外部排水管の内側に配置され周壁に多数の孔を有す
    る内部排水管と、 前記外部排水管と前記内部排水管との間に設けられ、土
    中から流入する土中水の透過を許可するとともに土粒子
    の通過を阻止するフィルタ層と、 を備えることを特徴とする土中排水構造物。
  9. 【請求項9】 前記排水管の一端が閉鎖されていること
    を特徴とする請求項6乃至8の何れか1項記載の土中排
    水構造物。
JP2001303344A 2001-09-28 2001-09-28 土中排水層の設計方法並びに土中排水構造物 Pending JP2003105746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001303344A JP2003105746A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 土中排水層の設計方法並びに土中排水構造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001303344A JP2003105746A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 土中排水層の設計方法並びに土中排水構造物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003105746A true JP2003105746A (ja) 2003-04-09

Family

ID=19123441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001303344A Pending JP2003105746A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 土中排水層の設計方法並びに土中排水構造物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003105746A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103938658A (zh) * 2014-04-04 2014-07-23 同济大学 可避免高温不稳定冻土区隧道洞口边坡冻害的结构
CN106120813A (zh) * 2016-06-27 2016-11-16 中国矿业大学 一种避免渗流隔水层形成和毛细效应的露天矿内排方法
CN109056785A (zh) * 2018-08-13 2018-12-21 浙江科技学院 挡土墙的排水系统及其施工方法
JP2019027175A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 哲郎 藤山 水抜きパイプ用フィルタ、これを用いた水抜きパイプ装置及びその製造方法並びに水抜きパイプの施工方法
CN111648383A (zh) * 2020-05-28 2020-09-11 机械工业勘察设计研究院有限公司 一种黄土高填方边坡体内部排水方法
JP2020193448A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 東急建設株式会社 液状化対策用ドレーン材、液状化対策地盤構造及び液状化対策地盤の施工方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5164709A (ja) * 1974-12-02 1976-06-04 Suiri Kogyo Kk Jisuberiboshoyokoboribooringuiwakagaerishikoho
JPS55144032U (ja) * 1979-04-02 1980-10-16
JPS61207711A (ja) * 1985-03-11 1986-09-16 Konoike Constr Ltd 砂地盤の液状化防止工法
JPS61155402U (ja) * 1985-03-14 1986-09-26
JPS62228515A (ja) * 1986-03-31 1987-10-07 Asahi Chem Ind Co Ltd 排水材
JPH05195523A (ja) * 1992-01-21 1993-08-03 Toyobo Co Ltd 排水補強材及びその製造方法
JPH09119128A (ja) * 1995-10-24 1997-05-06 Wakachiku Kensetsu Kk 軟弱地盤の圧密促進工法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5164709A (ja) * 1974-12-02 1976-06-04 Suiri Kogyo Kk Jisuberiboshoyokoboribooringuiwakagaerishikoho
JPS55144032U (ja) * 1979-04-02 1980-10-16
JPS61207711A (ja) * 1985-03-11 1986-09-16 Konoike Constr Ltd 砂地盤の液状化防止工法
JPS61155402U (ja) * 1985-03-14 1986-09-26
JPS62228515A (ja) * 1986-03-31 1987-10-07 Asahi Chem Ind Co Ltd 排水材
JPH05195523A (ja) * 1992-01-21 1993-08-03 Toyobo Co Ltd 排水補強材及びその製造方法
JPH09119128A (ja) * 1995-10-24 1997-05-06 Wakachiku Kensetsu Kk 軟弱地盤の圧密促進工法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103938658A (zh) * 2014-04-04 2014-07-23 同济大学 可避免高温不稳定冻土区隧道洞口边坡冻害的结构
CN106120813A (zh) * 2016-06-27 2016-11-16 中国矿业大学 一种避免渗流隔水层形成和毛细效应的露天矿内排方法
CN106120813B (zh) * 2016-06-27 2018-01-30 中国矿业大学 一种避免渗流隔水层形成和毛细效应的露天矿内排方法
JP2019027175A (ja) * 2017-07-31 2019-02-21 哲郎 藤山 水抜きパイプ用フィルタ、これを用いた水抜きパイプ装置及びその製造方法並びに水抜きパイプの施工方法
CN109056785A (zh) * 2018-08-13 2018-12-21 浙江科技学院 挡土墙的排水系统及其施工方法
JP2020193448A (ja) * 2019-05-27 2020-12-03 東急建設株式会社 液状化対策用ドレーン材、液状化対策地盤構造及び液状化対策地盤の施工方法
CN111648383A (zh) * 2020-05-28 2020-09-11 机械工业勘察设计研究院有限公司 一种黄土高填方边坡体内部排水方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112523270B (zh) 一种针对富水地区深基坑的抗浮盲沟及其施工工艺
CN206844172U (zh) 一种地下室底板集水排水构造
JP2018100506A (ja) 堤防補強構造
CN214090013U (zh) 一种针对富水地区深基坑的抗浮盲沟
JP2003105746A (ja) 土中排水層の設計方法並びに土中排水構造物
CN113502836A (zh) 排水土工格栅及支护结构和方法
JP3654424B2 (ja) 堤防のドレーン構造及びその施工方法
CN114775699A (zh) 一种后浇带结构及其施工方法
CN108396613A (zh) 排水结构和透水路面排水系统
JP3145263B2 (ja) 工事用仮設道路に用いられる排水材
CN107503322A (zh) 一种滤土排水的土石坝下游贴坡混凝土板的制备方法
JP3140982B2 (ja) ドレン管束を用いた水処理設備
JP2011032703A (ja) 雨水地中浸透施設
JP5457047B2 (ja) 地下水排除構造
Stuyt et al. Drain envelopes
CN218713801U (zh) 膨胀土包盖排水系统
JP6106643B2 (ja) 道路のアンダーパス部構造
CN221441542U (zh) 一种基于半拱形盲沟管的渣场底部排水盲沟构造
JP2634442B2 (ja) 地中壁
JPH03290541A (ja) 雨水浸透構造
KR200364453Y1 (ko) 조립식 이중필터 맹암거 우수관
JP4056522B2 (ja) 堤防強化ドレーン構造および堤防強化ドレーン工法
CN106555430A (zh) 一种海绵式雨水渗透收排系统
CN208917621U (zh) 一种改善积水的道路透水结构
JPH08338059A (ja) 雨水浸透施設および雨水浸透施設構築用ブロック

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100908

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110105