JPH03283235A - マグネトロン用陽極構体 - Google Patents
マグネトロン用陽極構体Info
- Publication number
- JPH03283235A JPH03283235A JP8244590A JP8244590A JPH03283235A JP H03283235 A JPH03283235 A JP H03283235A JP 8244590 A JP8244590 A JP 8244590A JP 8244590 A JP8244590 A JP 8244590A JP H03283235 A JPH03283235 A JP H03283235A
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- JP
- Japan
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- anodic
- vane
- anode
- cylindrical body
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- Pending
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 16
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子レンジ等のマイクロ波加熱機器に用いら
れるマグネトロンの陽極構体に関する。
れるマグネトロンの陽極構体に関する。
従来の技術
一般に、マグネトロンの陽極構体は第３図に示すように
構成され、銅製円筒状の陽極筒体１内に放射状に配列さ
れた多数の銅製陽極ベイン２は、その外側面において陽
極筒体１の内周面にろう付けされる。そして、一対の相
対向する中空円錐状の磁極片３．４が陽極筒体１の両開
口端縁１ａ。
構成され、銅製円筒状の陽極筒体１内に放射状に配列さ
れた多数の銅製陽極ベイン２は、その外側面において陽
極筒体１の内周面にろう付けされる。そして、一対の相
対向する中空円錐状の磁極片３．４が陽極筒体１の両開
口端縁１ａ。
１ｂにそれぞれ気密に封着される。５は陰極を仮装的に
示したものである。
示したものである。
前記ろう付けは、陽極筒体１と陽極ベイン２とを所定の
関係位置に保持せしめた仮組立の状態で、陽極筒体１の
内周面に沿う位置Ａに配した線状ろう材を加熱溶融する
ことにより達成される。
関係位置に保持せしめた仮組立の状態で、陽極筒体１の
内周面に沿う位置Ａに配した線状ろう材を加熱溶融する
ことにより達成される。
溶融したろう材は垂れ下がり、陽極筒体１と陽極ベイン
２との当接面に急速に入り込み、ここにろう材層が形成
される。なお、ろう材の過不足等による弊害を避けるた
めに、前記当接面の下部に相当する前記内周面に円周方
向に沿った微細幅の溝を設けることが行われている。こ
のように構成すると、この溝を通じて過剰のろう材が円
周方向へ展延するので、各陽極ベインに対し溶融ろう材
を均等に支給できるのみならず、鑞材層の厚み不足を溝
部で補うことができる。
２との当接面に急速に入り込み、ここにろう材層が形成
される。なお、ろう材の過不足等による弊害を避けるた
めに、前記当接面の下部に相当する前記内周面に円周方
向に沿った微細幅の溝を設けることが行われている。こ
のように構成すると、この溝を通じて過剰のろう材が円
周方向へ展延するので、各陽極ベインに対し溶融ろう材
を均等に支給できるのみならず、鑞材層の厚み不足を溝
部で補うことができる。
また、前記気密封着は、陽極筒体１の両開口端縁１ａ、
ｌｂをその外側からアークで溶かし、当該磁極片３，４
にそれぞれ溶着せしめることにより達成される。
ｌｂをその外側からアークで溶かし、当該磁極片３，４
にそれぞれ溶着せしめることにより達成される。
発明が解決しようとする課題
ところで、陽極ベイン２をろう付けしたのちの陽極筒体
１の両開口端縁１ａ、ｌｂに両磁極片３．４をそれぞれ
圧入して位置決めし、しかるのち、両磁極片３．４を陽
極筒体１に対し前述のように加熱溶着するのであるから
、この過程で陽極ベイン２に脱落を生じることがある。
１の両開口端縁１ａ、ｌｂに両磁極片３．４をそれぞれ
圧入して位置決めし、しかるのち、両磁極片３．４を陽
極筒体１に対し前述のように加熱溶着するのであるから
、この過程で陽極ベイン２に脱落を生じることがある。
また、前記圧入にさいして陽極筒体１のと（に開口端縁
に擦傷を生じやすく、このようなことがあるとリーク発
生の原因となる。
に擦傷を生じやすく、このようなことがあるとリーク発
生の原因となる。
課題を解決するための手段
本発明は、前述のような従来の不都合を除去すべくなさ
れたもので、本発明によると、陽極筒体の内周面に、磁
極片と陽極ベインとの間に介入する環状隆起を有せしめ
、陽極ベインと前記環状隆起との当接面にろう材層を延
在せしめる。
れたもので、本発明によると、陽極筒体の内周面に、磁
極片と陽極ベインとの間に介入する環状隆起を有せしめ
、陽極ベインと前記環状隆起との当接面にろう材層を延
在せしめる。
作用
このように構成すると、前記隆起の存在によって前記陽
極筒体のとくに半径方向の機械的強度を高め得るのみな
らず、ろう材層が陽極ベインをＬ字状に囲むので、前述
のようなろう溜め用溝を設けな（でも、陽極ベインを陽
極筒体に対し堅固に固着することができる。また、前記
隆起を陽極ベインのみならず磁極片にも当接せしめるこ
とによっては、磁極片と陽極筒体との封着接合面積を拡
大せしめ得るので、陽極筒体の開口端縁にたとえ擦傷が
存在していてもリークの発生を防ぐことができる。
極筒体のとくに半径方向の機械的強度を高め得るのみな
らず、ろう材層が陽極ベインをＬ字状に囲むので、前述
のようなろう溜め用溝を設けな（でも、陽極ベインを陽
極筒体に対し堅固に固着することができる。また、前記
隆起を陽極ベインのみならず磁極片にも当接せしめるこ
とによっては、磁極片と陽極筒体との封着接合面積を拡
大せしめ得るので、陽極筒体の開口端縁にたとえ擦傷が
存在していてもリークの発生を防ぐことができる。
実施例
本発明を図示した実施例とともに説明すると、第１図に
示すように、銅製円筒状の陽極筒体６内に放射状に配列
された多数の鋼製陽極ベイン２が、その外側面において
陽極筒体６の内周面にろう付けされており、一対の相対
向する中空円錐状の磁極片３，４が、陽極筒体６の両開
口端縁６ａ。
示すように、銅製円筒状の陽極筒体６内に放射状に配列
された多数の鋼製陽極ベイン２が、その外側面において
陽極筒体６の内周面にろう付けされており、一対の相対
向する中空円錐状の磁極片３，４が、陽極筒体６の両開
口端縁６ａ。
６ｂにそれぞれ圧入されている点は従来どおりである。
ただ、第２図にも示すように、陽極筒体６がその内周か
ら中心軸へ向かって突出した隆起７を有し、この隆起７
が陽極ベイン２と磁極片４との間に介入して陽極ベイン
２および磁極片４に当接している点で相違している。ま
た、陽極ベイン２の外側面を陽極筒体６の内周面にろう
付けすることにより形成されたろう材層を、隆起７と陽
極ベイン２との当接面に延在せしめる点においも従来構
造と相違している。
ら中心軸へ向かって突出した隆起７を有し、この隆起７
が陽極ベイン２と磁極片４との間に介入して陽極ベイン
２および磁極片４に当接している点で相違している。ま
た、陽極ベイン２の外側面を陽極筒体６の内周面にろう
付けすることにより形成されたろう材層を、隆起７と陽
極ベイン２との当接面に延在せしめる点においも従来構
造と相違している。
隆起７は陽極筒体６のとくに半径方向の機械的強度を高
めるのみならず陽極ベイン２の下辺に当接するので、ろ
う付は時の保持が容易となり、しかも、陽極ベイン２の
外側面を陽極筒体６の内周面にろう付けするときに形成
されるろう材層は、陽極ベイン２の下辺側へ回り込む。
めるのみならず陽極ベイン２の下辺に当接するので、ろ
う付は時の保持が容易となり、しかも、陽極ベイン２の
外側面を陽極筒体６の内周面にろう付けするときに形成
されるろう材層は、陽極ベイン２の下辺側へ回り込む。
つまり、このろう材層は陽極ベイン２をＬ字状ｉこ囲む
ので、陽極ベイン２を陽極筒体６に対し安定かつ堅固に
固着することができる。また、本実施例では隆起７を磁
極片４にも当接せしめたので、磁極片４と陽極筒体６と
の接合面積が拡大され、陽極筒体６の開口端縁６ｂにた
とえ擦傷が存在していても、それによるリークの発生を
防止せしめ得る。
ので、陽極ベイン２を陽極筒体６に対し安定かつ堅固に
固着することができる。また、本実施例では隆起７を磁
極片４にも当接せしめたので、磁極片４と陽極筒体６と
の接合面積が拡大され、陽極筒体６の開口端縁６ｂにた
とえ擦傷が存在していても、それによるリークの発生を
防止せしめ得る。
なお、前述の実施例では隆起７に対し陽極ベイン２およ
び磁極片４を当接せしめたか、陽極ベイン２のみを当接
せしめる構成となしてもよい。
び磁極片４を当接せしめたか、陽極ベイン２のみを当接
せしめる構成となしてもよい。
発明の効果
以上のように本発明によると、陽極筒体のとくに半径方
向の機械的強度を高め得るのみならず、前述のようなろ
う溜め用溝を設けなくても設けても、陽極ベインを陽極
筒体に安定かつ堅固に固着できる。また、前記隆起を磁
極片にも当接せしめることによっては、両者間の気密性
を一層高めることができ、リークの発生を軽減せしめ得
る。
向の機械的強度を高め得るのみならず、前述のようなろ
う溜め用溝を設けなくても設けても、陽極ベインを陽極
筒体に安定かつ堅固に固着できる。また、前記隆起を磁
極片にも当接せしめることによっては、両者間の気密性
を一層高めることができ、リークの発生を軽減せしめ得
る。
第１図は本発明を実施したマグネトロン用陽極構体の側
断面図、第２図は同陽極構体の一部分を分解した破断斜
視図、第３図は従来のマグネトロン用陽極構体の側断面
図である。 ２・・・・・・陽極ベイン、３，４・・・・・・磁極片
、６・・・・・・陽極筒体、７・・・・・・環状隆起。
断面図、第２図は同陽極構体の一部分を分解した破断斜
視図、第３図は従来のマグネトロン用陽極構体の側断面
図である。 ２・・・・・・陽極ベイン、３，４・・・・・・磁極片
、６・・・・・・陽極筒体、７・・・・・・環状隆起。
Claims (1)
- 陽極筒体内に放射状に配列された多数の陽極ベインの外
側面が前記陽極筒体の内周面にろう付けされ、一対の相
対向する磁極片が前記陽極筒体の両開口端縁にそれぞれ
封着され、前記陽極筒体は前記磁極片と前記陽極ベイン
との間に介入する環状隆起を内周面に有し、前記陽極ベ
インと前記環状隆起との当接面に前記ろう付けのための
ろう材層が延在していることを特徴とするマグネトロン
用陽極構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8244590A JPH03283235A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | マグネトロン用陽極構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8244590A JPH03283235A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | マグネトロン用陽極構体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03283235A true JPH03283235A (ja) | 1991-12-13 |
Family
ID=13774726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8244590A Pending JPH03283235A (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | マグネトロン用陽極構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03283235A (ja) |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP8244590A patent/JPH03283235A/ja active Pending
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