JPH03283104A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH03283104A
JPH03283104A JP8365190A JP8365190A JPH03283104A JP H03283104 A JPH03283104 A JP H03283104A JP 8365190 A JP8365190 A JP 8365190A JP 8365190 A JP8365190 A JP 8365190A JP H03283104 A JPH03283104 A JP H03283104A
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JP
Japan
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magnetic
recording
head
reproducing
thin film
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JP8365190A
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Inventor
Hirofumi Imaoka
今岡 裕文
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高トラツク密度で形成されたマルチチャンネ
ル薄膜ヘッドを用いた高速アクセス可能な磁気記録再生
装!に関する。
(従来の技術) 近年、コンピュータの外部記憶装置として、磁気ヘッド
を用いて磁気テープもしくは磁気ディス夕等の磁気記録
媒体に磁気記録・再生を行う磁気記録再生装置が広く採
用されていることは周知のことである。上記磁気記録再
生装置は大容量化と共に、書き込み、読み出しの高速ア
クセス化が要求されている。
この磁気記録再生装置として例えば第7図に示すものが
ある。
第7図中、記録媒体となる磁気ディスク101は、モー
タ102の先端に固着されたターンテーブル103上に
固定され、回転自在となっている。また磁気ディスク1
01の磁性面101a上には、図示しないヘッド移送機
構により矢印AI 、A2方向に移動自在な単一の磁気
ヘッド104が摺接している。
そして磁性面101a上の所望のトラックをアクセスす
る場合は、磁気ヘッド104を所望のトラックに移動し
て記録・再生を行っている。
また、上記とは別の構成の磁気記録再生装置として、第
8図に示す如くのものがある。
第8図中、磁気ディスク201はモータ202の先端に
固着されたターンテーブル203上に固定され、回転自
在となっている。また磁気ディスク201の磁性面20
1a上には、磁気ディスク201の径方向に一列に連な
る複数個の磁気ヘッド(マルチチャンネルヘッド) 2
04a〜204nが一体となって摺接している0、tた
上記磁気ヘッド204a〜204nの各チャンネル毎に
は、記録信号を入力し、もしくは再生信号を出力する個
別の巻線からなる記録再生用巻線205a〜205nが
巻回している。この記録再生用巻線205a〜205n
は銅線で巻回されている。そして磁気面201a上の所
望のトラックをアクセスする場合は、磁気ヘッド204
a〜204nを移動することなく所望のトラックに摺接
している例えば磁気ヘッド204bのみを動作させて記
録・再生を行っている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来の磁気記録再生装置では、第7図に
示すものの場合、■磁気ヘッド104を矢印AI 、A
2方向に移動するヘッド移送機構(図示せず)が必要と
なると共に、■磁気ヘッド104を所望のトラックに移
動するため、アクセス時間が長くかかってしまう等の問
題点がある。
また、第8図に示すものの場合、磁気ヘッド204a〜
204nはマルチチャンネルヘッドに形成され、機械的
な移動によるアクセス動作がなく、上記■および■の問
題点が解消される。しかしながらここで問題となるのが
、磁気ヘッド204a〜204nの各チャンネル毎に記
録再生用巻線205a〜205nを巻回した方式では、
高い再生出力を得るのに巻線を比較的多く巻回しなけれ
ばならず、このなめamで巻回している巻線が比較的広
いスペースを必要とし、高トラツク密度化が困難となり
、大容量の情報を記録・再生出来ない欠点がある。
本発明は上記問題点を解決した高トラツク密度で形成さ
れたマルチチャンネル薄膜ヘッドを用いた磁気記録再生
装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題に2みてなされたものであり、一列に
連なる一体形成された複数個の磁気ヘッドを用いて磁気
記録媒体に記録・再生を行う磁気記録再生装置であって
、記録信号を入力し、もしくは再生信号を出力する前記
各磁気ヘッドに共通の信号用巻線と、前記各磁気ヘッド
の動作を制御をする個別の制御用巻線とを備えてなり、
前記各磁気ヘッドのうち記録再生動作中の磁気ヘッドの
前記制御用巻線の端子間は非導通状態となし、非動作中
の磁気ヘッドの前記制御用巻線の端子間は短絡状態にな
るよう構成したことを特徴とする磁気記録再生装置であ
る。
また、前記装置に適用される前記各磁気ヘッドは共通の
磁気コアと個別の磁気コアとを備えてなり、前記磁気記
録媒体に摺接する摺接面側は前記共通の磁気コアと前記
個別の磁気コアとはギャップ層を介して互いに対向し、
摺接面側と反対側は前記共通の磁気コアと前記個別の磁
気コアとは磁気的に結合した構成からなるリング型のマ
ルチチャンネル薄膜ヘッドであることを特徴とする磁気
記録再生装置である。
更に、前記装置に適用される前記各磁気ヘッドは共通の
補助磁極と、個別の主磁極とを備えてなり、前記磁気記
録媒体に摺接する摺接面側は前記補助磁極と前記主磁極
とは絶縁層を介して互いに対向し、FJ接面側と反対側
は前記補助磁極と前記主磁極とは磁気的に結合した構成
からなる垂直記録型のマルチチャンネル薄膜ヘッドであ
ることを特徴とする磁気記録再生装置を提供するもので
ある。
(実施例) 以下に本発明に係わる磁気記録再生装置の一実施例を第
1図ないし第6図を参照して詳細に説明する。
第1図は本発明に係わる磁気記録再生装置の動作原理を
示した模式図、第2図は本発明に係わる磁気記録再生装
置に適用されるリング型のマルチチャンネル薄膜ヘッド
を示した一部断面斜視図、第3図は第2図の矢印Y−Y
方向に断面して示した図、第4図は同装置に適用される
一部変形例のリング型のマルチチャンネル薄膜ヘッドを
第2図の矢印Y−Y方向に断面して示した図、第5図は
は同装置に適用される他の一部変形例のリング型のマル
チチャンネル薄膜ヘッドを示した一部断面斜視図、第6
図は本発明に係わる磁気記録媒体装!に適用される垂直
記録型のマルチチャンネル薄膜ヘッドを示した一部断面
斜視図である。
第1図に示した如く、本発明に係わる磁気記録再生装置
において、基板1上に一列に連なる複数個の磁気ヘッド
2(2A〜2N>が一体形成されており、上記磁気ヘッ
ド2(2A〜2N)は磁気テープもしくは磁気ディスク
等の磁気記録媒体3の磁性面3a上に摺接している。ま
た、磁気ヘッド2(2A〜2N)はマルチチャンネルヘ
ッドである。
尚、磁気記録媒体3が磁気テープの場合には、磁気記録
媒体3は長手方向に移送され、磁気ヘッド2A〜2Nは
磁気記録媒体3の短手方向に一列に並んでほぼ垂直に摺
接している。また、磁気記録媒体3が磁気ディスクの場
合には、磁気記録媒体3は回転駆動され、磁気ヘッド2
A〜2Nは磁気記録媒体3の径方向に沿って摺接してい
る。
また、磁気ヘッド2A〜2Nの磁気コア4a〜4nには
、記録信号を入力し、もしくは再生信号を出力するため
の各磁気ヘッド2A〜2Nに共通の巻線からなる記録再
生信号用巻線5(以下コモンコイル5と記す)が巻回さ
れており、かつ各磁気ヘッド2A〜2Nの動作を制御す
るための個別の巻線からなる制御用巻線6a〜6n(以
下ショートリングコイル6a〜6nと記す)が巻回され
ている。これらのコモンコイル5およびショートリング
コイル6a〜6nは薄膜形成された導体で形成されてい
る。
また、コモンコイル5の両端は記録再生アンプ7と接続
されており、ショートリングコイル6a〜6nの両端は
それぞれ個別の電子スイッチ8a〜8nに接続されてい
る。
上記本発明に係わる磁気記録再生装置の磁気ヘッド2A
〜2Nは、後述する薄膜形成されたリング型のマルチチ
ャンネル薄膜ヘッド10(IOA〜1ON)もしくは垂
直記録型のマルチチャンネル薄膜ヘッド20 (20A
〜2ON)を適用することが出来るように構成されてい
る。
ここで上記した構成による磁気記録再生装置の記録・再
生動作について説明する。
第1図中、磁気記録媒体3の磁性面3aに摺接している
例えば左から2番目の磁気ヘッド2Bにより記録・再生
を行う場合においては、磁気ヘッド2Bのショートリン
グコイル6bに接続されている電子スイッチ8bを予め
非導通状態の開放状態に設定しておく、一方、磁気ヘッ
ド2B以外の磁気ヘッド2A、2C〜2Nのショートリ
ングコイル6a、6c〜6nに接続されている電子スイ
ッチ8a、8c〜8nを予め短絡状態に設定しておく、
これにより磁気ヘッド2A、2C〜2Nのショートリン
グコイル6a、6c〜6nはショートリング状態となり
、磁気コア4a、4c〜4n内を周回しようとする磁束
を阻止する作用が働く。
尚、磁気ヘッド2Bのショートリングコイル6bを開放
状態にすること無く、非導通状態の高抵抗状態に接続し
ても何等の支障も生じない。
そして、上記の状態に磁気ヘッド2A〜2Nが設定され
ると、磁気ヘッド2Bにより磁気記録媒体3の磁性面3
a上に記録する際、記録再生アンプ7から出力された記
録信号はコモンコイル5に入力される。この時コモンコ
イル5から誘起された記録信号磁界は、磁気ヘッド2B
のみに発生されるため、磁気ヘッド2Bで磁性面3a上
に記録することが出来る。一方、磁気ヘッド2A、2C
〜2Nは前述した如くショートリング状態であるため、
記録信号磁界は誘起されず、記録することが出来ない。
また磁気面3a上に記録された記録信号を磁気ヘッド2
Bにより再生する際は、磁気ヘッド2Bが摺接している
トラックの記録済み信号のみが磁気ヘッド2Bにより再
生され、コモンコイル5を経由して記録再生アンプ7か
ら再生信号として出力される。一方、磁気ヘッド2A、
2C〜2Nは上記記録時と同様にショートリング状態で
あるため、記録済み信号を再生することが出来ない。
更に別なトラックを記録・再生する場合には、ショート
リングコイル6a〜6nに接続されている電子スイッチ
8a〜8nのうち所望の電子スイッチを電子的に切り換
えて開放状態に設定することにより、所望のトラックを
任意に選定することが可能となる。従って、磁気ヘッド
2A〜2Nを機械的に移動することなく、電子的に動作
制御することにより所望のトラックを直ちに記録・再生
することが出来、高速なアクセスにより装置の性能が著
しく向上する。
次に、本発明の磁気記録再生装置に適用する磁気ヘッド
の構造について第2図および第6図を用いて説明する。
第2図は、第1図に模式的に示した磁気ヘッド2(2A
〜2N)に、通常の面内(長手方向)磁気記録・再生に
使用するリング型のマルチチャンネル薄膜ヘッド10(
IOA〜1ON)を適用し、た一実施例の構造を示して
いる。
第2図中、リング型のマルチチャンネル薄膜ヘッド10
(IOA〜1ON)は、スパッタ等の薄膜付は作成手段
により形成されている。
上記マルチチャンネル薄膜ヘッドIOA〜1ONは、非
磁性体からなる基板11上に各チャンネルに共通の磁気
コア12(以下、下部コア12と記す)が平坦に膜付は
形成されている。尚、基板11を用いることなく下部コ
ア12のみによる方法も可能である。
またエツチング等の手段により、下部コア12の上方で
かつ磁気記録媒体と摺接する摺接面側では薄膜のギャッ
プ層13aが形成され、更にギャップ層13aと連接し
た中央部は台形状の絶縁層13bが形成されている。更
に、摺接面側と反対側で図中の後方では、下部コア12
上に後述する個別の磁気コア14a〜14nが直接添接
されている。更に個別の磁気コア14a〜14nが直接
添接された後方の下部コア12上には、薄膜の絶縁層1
5が形成されている。
また、ギャップ層13aおよび台形状の絶縁層13bの
上方には、各チャンネル毎に絶縁層16a〜16 n−
1により等間隔に分離された個別の磁気コア(以下上部
コアと記す)14a〜14nが、はぼ均一な厚さでギャ
ップ層13aおよび台形状の絶縁層13bに沿ってほぼ
台形状に膜付は形成されている。
従って、磁気記録媒体と摺接する摺接面側においては、
下部コア12と上部コア14a〜14nとはギャップ層
13aを介して互いに対向し、面内記録・再生時に記録
媒体3(第1図)を経由して磁路を形成することが可能
となっている。一方、前述した如く摺接面側と反対側で
図中の後方では、下部コア12と上部コア14a〜14
nとは直接接続され、磁気的に結合するよう接続されて
いる。
また、台形状の絶縁層13b内には、下部コア12に近
接して各マルチチャンネル薄膜ヘッド10A〜IOHに
共通の巻線からなる記録再生信号用巻線17(以下コモ
ンコイル17と記す)が薄膜形成により巻回されており
、かつコモンコイル17の上方には後述する各マルチチ
ャンネル薄膜ヘッドIOA〜IONの個別の巻線からな
る制御用巻線18a〜18n(以下ショートリングコイ
ル18a〜18nと記す)が薄膜形成により巻回されて
いる。
上記コモンコイル17は、絶縁層13b内から絶縁層1
5上に沿って2点鎖線に図示した如く、全チャンネルに
亘って共通でかつループ状に巻回されている、また絶縁
層15の上コモンコイル17の両端は記録アンプ(図示
せず)に接続されている。
また第3図に図示した如く、上部コア14a〜14nの
上方に膜付けされた各チャンネル毎のショートリングコ
イル18a〜18nのうちの例えばショートリングコイ
ル18bは、隣り合う例えば上部コア14a、14bの
間の絶縁層16aを中心として“T”の字状に形成され
ている。即ち、ショートリングコイル18bのTb1面
は、隣り合う例えば上部コア14a、14b上に添接し
、一方、T b 2面は、絶縁層16aに沿って下降し
、前述した台形状の絶縁層13b内まで到達している。
更に、絶縁層13b内では、T b 2面の下端は同形
状の隣のショートリングコイル18cのTa2面の下端
と図示した如く水平に接続されている。従ってショート
リングコイル18a〜18nは絶縁層13b内では同様
に全チャンネルにわたって共通に接続されている。しか
しながら第2図に図示した如く、各ショートリングコイ
ル18a〜18nの絶縁層15側は、それぞれ独立した
電子スイッチ19a〜19nに#続されているため、シ
ョートリングコイル18a〜18nは各チャンネル毎に
電子的に動作制御をすることが出来る構造になっている
また、絶縁層16a〜16 n−1を介した上部コア1
4a〜14nの間隔は、ショートリングコイル18a〜
18nの膜厚に依存し、ショートリングコイル18a〜
18nのTa 〜Tn2面(第3図)の膜厚が例えば1
ミイクロン程度と非常に薄く形成されているので、上部
コア14a〜14nの間隔を狭めることが出来、高トラ
ツク密度のマルチチャンネル薄膜ヘッド10(IOA〜
1ON)に形成することが出来る。
尚、ショートリングコイル18a〜18nを絶縁層13
b内で全チャンネルにわたって共通に接続することなく
、第4図に示した如く、各上部コア14a〜14nに対
してそれぞれ独立した形状の薄膜で形成することも可能
である。この場合には、例えば隣り合う上部コア14a
と上部コア14bとの間ではショートリングコイル18
a、18bが介在するが、ショートリングコイル18a
〜18nが薄膜なため、上部コア14a〜14nの間隔
を狭めて高密度に形成することが出来る。
尚、第5図は第2図に示したリング型のマルチチャンネ
ル薄膜ヘッド10の下部コア12のみを一部変形して形
成したものである。第5図に示した如く、リング型のマ
ルチチャンネル薄膜ヘッド10の下部コア12の摺接面
側端部には、チャンネル毎に切り欠き部12aが形成さ
れている。上記切り欠き部12aを形成することにより
、サイドクロストークが軽減できる。
更に第6図は、第1図に模式的に示した磁気ヘッド2(
2八〜2N)に、垂直磁気記録・再生に使用する垂直記
録型のマルチチャンネル薄膜ヘッド20(20A〜2O
N)を適用した一実施例の構造を示している。
第6図中、垂直記録型のマルチチャンネル薄膜ヘッド2
0 (20A〜2ON)は、リング型のマルチチャンネ
ル薄膜ヘッド10(IOA〜1 ON)と同様にスパツ
ク等の薄膜付は作成手段により形成されている。
また、上記垂直記録型のマルチチャンネル薄膜ヘッド2
0 (20A〜2ON)の構造については、前述したリ
ング型のマルチチャンネル薄膜ヘッド10と興なる構造
のみについて説明する。
上記垂直記録型のマルチチャンネル薄膜ヘッド20A〜
2ONは、各チャンネル共通の補助磁極21上に台形状
の絶縁層22が厚膜に形成され、更に台形状の絶縁層2
2内には各チャンネル毎に分離された個別の主磁[! 
23 a〜23nが膜付は形成されている。
また磁気記録媒体と摺接する#lJl面接においては、
主磁極23a〜23nは図示のごとく薄膜に形成され、
かつ中央部は厚膜に形成されている。
そして摺接面側は補助磁極21と絶縁層22および主磁
極23a〜23nとが垂直な同一面に形成されている。
また摺接面側と反対側で図中の後方では、補助磁極21
上に主磁極23a〜23nが直接添接され、磁気的に結
合するよう接続されている、そして摺接面側の薄膜の主
磁極23a〜23nにより磁気記録媒体3(第1図)に
垂直磁気記録・再生を行うことが出来るようになってい
る。
また、コモンコイル24.ショートリングコイル25a
〜25n、電子スイッチ26a〜26n等の構造は、リ
ング型のマルチチャンネル薄膜ヘッド10と同一に形成
されているため説明を省略する。尚、前述したリング型
のマルチチャンネル薄膜ヘッド10の変形例と示した第
4図と同様に、ショートリングコイル25a〜25nは
、主磁極23a〜23nに対してそれぞれ独立して形成
することも可能である。
上記構成による垂直記録型のマルチチャンネル薄膜ヘッ
ド20 (20A〜2ON)も、リング型のマルチチャ
ンネル薄膜ヘッド10と同様にショートリングコイル2
5a〜25nが薄膜に形成されているため、主磁極23
a〜23nの間隔を狭めて高トラツク密度のマルチチャ
ンネル薄膜ヘッド20 (20A〜2ON)に形成する
ことが出来る。
(発明の効果) 以上詳述しなように、本発明に係わる磁気記録媒体装!
では、請求項1記載においては、各磁気ヘッドの個別の
巻線からなる制御用巻線を電子的に動作制御することに
より、記録媒体上を高速にアクセスすることが出来る。
また、請求項2記載においては、高トラツク密度に薄膜
形成されたリング型のマルチチャンネル薄膜ヘッドを装
置に適用することにより、記録媒体上で高密度な記録・
再生が出来、大容量化が可能となる。
更に、請求項3記載においては、請求項2記載と同様に
高トラツク密度に薄膜形成され垂直記録型のマルチチャ
ンネル薄膜ヘッドを装置に適用することにより、記録媒
体上で高密度な記録・再生が出来、大容量化が可能とな
る。
この結果、本発明に係わる磁気記録再生装置は高速アク
セス化、高密度で大容量化が出来るため磁気記録再生装
置の性能向上に大いに寄与することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる磁気記録再生装置の動作原理を
示した模式図、第2図は本発明に係わる磁気記録再生装
置に適用されるリング型のマルチチャンネル薄膜ヘッド
を示した一部断面斜視図、第3図は第2図の矢印Y−Y
方向に断面して示した図、第4図は同装置に適用される
一部変形例のリング型のマルチチャンネル薄膜ヘッドを
第2図の矢印Y−Y方向に断面して示した図、第5図は
は同装置に適用される他の一部変形例のリング型のマル
チチャンネル薄膜ヘッドを示した一部断面斜視図、第6
図は本発明に係わる磁気記録再生装置に適用される垂直
記録型のマルチチャンネル薄膜ヘッドを示した一fIl
lFr面斜視図、第7図および第8図は従来例の磁気記
録再生装置の概略構成を示した図である。 2(2A〜2N)・・・磁気ヘッド、 3・・・磁気記録媒体、 5.17.24・・・記録再生信号用巻線(コモンコイ
ル5)、 6a〜6n、  18a〜18n、25a〜25n・・
・制御用巻線(ショートリングコイル)、8a〜8n、
19a〜19n、26a〜26n・・・電子スイッチ、 10(IOA〜1ON)・・・リング型のマルチチャン
ネル薄膜ヘッド、 12・・・磁気コア(下部コア)、 14a〜14n・・・磁気コア(上部コア)、20 (
20A〜2ON)・・・垂直記録型のマルチチャンネル
薄膜ヘッド、 21・・・補助磁極、 23a〜23n・・・主磁極。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一列に連なる一体形成された複数個の磁気ヘッド
    を用いて磁気記録媒体に記録・再生を行う磁気記録再生
    装置であって、記録信号を入力し、もしくは再生信号を
    出力する前記各磁気ヘッドに共通の信号用巻線と、前記
    各磁気ヘッドの動作を制御をする個別の制御用巻線とを
    備えてなり、前記各磁気ヘッドのうち記録再生動作中の
    磁気ヘッドの前記制御用巻線の端子間は非導通状態とな
    し、非動作中の磁気ヘッドの前記制御用巻線の端子間は
    短絡状態になるよう構成したことを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  2. (2)前記装置に適用される前記各磁気ヘッドは共通の
    磁気コアと個別の磁気コアとを備えてなり、前記磁気記
    録媒体に摺接する摺接面側は前記共通の磁気コアと前記
    個別の磁気コアとはギャップ層を介して互いに対向し、
    摺接面側と反対側は前記共通の磁気コアと前記個別の磁
    気コアとは磁気的に結合した構成からなるリング型のマ
    ルチチャンネル薄膜ヘッドであることを特徴とする請求
    項1記載の磁気記録再生装置。
  3. (3)前記装置に適用される前記各磁気ヘッドは共通の
    補助磁極と、個別の主磁極とを備えてなり、前記磁気記
    録媒体に摺接する摺接面側は前記補助磁極と前記主磁極
    とは絶縁層を介して互いに対向し、摺接面側と反対側は
    前記補助磁極と前記主磁極とは磁気的に結合した構成か
    らなる垂直記録型のマルチチャンネル薄膜ヘッドである
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
JP8365190A 1990-03-30 1990-03-30 磁気記録再生装置 Pending JPH03283104A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7397634B2 (en) * 2003-06-23 2008-07-08 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic head coil system and damascene/reactive ion etching method for manufacturing the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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