JPH032829A - 液晶用配向膜の形成法 - Google Patents

液晶用配向膜の形成法

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JPH032829A
JPH032829A JP13845189A JP13845189A JPH032829A JP H032829 A JPH032829 A JP H032829A JP 13845189 A JP13845189 A JP 13845189A JP 13845189 A JP13845189 A JP 13845189A JP H032829 A JPH032829 A JP H032829A
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JP
Japan
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substrate
resin
solvent
fine particles
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP13845189A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamazoe
山添 博司
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高分子樹脂からなる液晶分子の配向膜の、形
成法に関する。
従来の技術 液晶分子の配向膜は、液晶デイスプレィには必須のもの
である。
前記配向膜としては、無a質の斜方蒸着膜、布等で摩擦
(すなわちラビング)された有機樹脂膜等が使われる(
液晶エレクトロニクスの基礎と応用、佐々木 昭夫り、
短繊維群を有する布の、短繊維群の一本一本は径が数1
0ミクロン、長さが1ミリ弱から数ミリ程度のものであ
る。
前記有機樹脂膜はスピナー法や印刷法によって形成され
ている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、無機質の斜方蒸着膜については、装置が
比較的高価なこと、真空プロセスなのでプロセス・コス
トが高くつくことに難がある。
一般に有機樹脂膜のラビング法が産業界では多用されて
いる。前記有機樹脂膜の形成には、実験的にはスピナー
法がよく使われる。このスピナー法は樹脂レジンの使用
効率の問題や、基板において塗布した(ない部分にマス
クすることの困難さや、このスピナー工程に要する時間
が大きい等の点で、量産にはこの工程は使用されない。
現在では、量産での有機樹脂膜の形成は専ら印刷法が用
いられる。印刷法での印刷膜の膜厚分布は、現在±5%
程度である。
現在、液晶分子の捻り角の大きいモード、すなわちスー
パー・ツィスティッド・ネマティック・モードが盛んに
生産されている。このモードでは、均一な表示品位のた
めに、配向膜として使用する有機樹脂膜の膜厚分布は、
±4%以内に抑えることが望まれる。
!!$!題を解決するための手段 本発明は前述のような課題を解決するために、樹脂高分
子の前駆体と溶剤からなるか、樹脂高分子と溶剤からな
る微粒子体を気体中に分散させ、前記微粒子体の群を適
当な手段でもって移動させ基板上に沈積させ、その後必
要とあれば加熱するような液晶用配向膜の形成法を提供
するものである。この時、前記微粒子体の群の移動の方
向に対して、基板の角度を所定の角度に設定する。また
前記加熱は、前駆体を架橋させる為の場合もあるし、た
だ単に溶剤を連発させる為だけの場合もある。
また本発明は前述のような課題を解決するために、樹脂
高分子の前駆体と溶剤からなるか、樹脂高分子と溶剤か
らなる微粒子体を気体中に分散させ、前記微粒子体の群
を適当な手段でもって移動させ基板上に沈積させ、その
後必要とあれば加熱し、更にラビングするような液晶用
配向膜の形成法を提供するものである。前記加熱は、前
駆体を架橋させる為の場合もあるし、ただ単に溶剤をl
ia?発させる為だけの場合もある。
また本発明は前述のような課題を解決するために、樹脂
高分子の前駆体と溶剤からなるか、樹脂高分子と溶剤か
らなる微粒子体を気体中に分散させ、前記微粒子体の群
を適当な手段でもって移動させ基板上に沈積させ、次に
基板を高速回転させ、その後必要とあれば加熱し、更に
ラビングするような液晶用配向膜の形成法を提供するも
のである。
前記加熱は、前駆体を架橋させる為の場合もあるし、た
だ単に溶剤を連発させる為だけの場合もある。
作用 液晶用配向膜のための有機樹脂膜を樹脂高分子の前駆体
と溶剤からなるか、樹脂高分子と溶剤からなる微粒子体
を気体中に分散させ、前記微粒子体の群を適当な手段で
もって、たとえば重力でもって、空間的に均一な密度で
、移動させ基板上に沈積させるか、または、微粒子体が
沈積した基板をさらに高速回転させることにより、従来
より均一な膜厚の有機樹脂膜を得ることができる(勿論
必要とあれば、適当な加熱処理を行って)。空間的に均
一な密度の微粒子体群を得るためには、このような微粒
子体の発生のさせ方、移動のさせ方、装置の形状、前記
高速回転の回転数等検討がl・要であった。
また前記微粒子体の群の移動の方向に対して、基板の角
度を所定の角度に設定すると、結果としてできた基板上
の沈積膜は、そのままで、または、加熱処理した状態で
、偏光解析により、前記沈積膜を措成する高分子は配向
しており、このことはこれらの基板から作製された液晶
パネルでも実証される。これは通常のラビング法を必要
としないことを意味している。場合によっては、前記沈
積膜をラビングする方がパネルとした場合の液晶分子の
配向をより確実にする。
実施例 以下、本発明の詳細な説明する。
本実施例では樹脂としてポリイミド樹脂(溶剤タイプ)
と、ポリアミック酸樹脂(溶剤タイプ)を用いた。ポリ
イミド樹脂としては、ネマティック液晶に対して、低プ
レチルト角用のものであって、レジンにおいて、もとも
とポリイミドの高分子(加熱処理によっても本質的には
重合は進まない)が含まれているものである。ポリアミ
ック酸樹脂でも、所定の加熱処理により、イミド化は可
能であり、本実施例ではイミド化が可能な熱処理をした
ポリイミド樹脂としてはJIB−B(日本合成ゴム製)
と、ポリアミック酸樹脂としてはRN−626(8産化
学製)を使用した。
(実施例1) まず、ポリイミド樹脂とポリアミック酸樹脂を溶剤で粘
度調整をし、このレジンを毎分約is、oo。
回転する清浄なステンレス板上に滴下し、径がほぼ数μ
m程度の微粒子体群を、清浄な乾燥した突気中に分散し
た状態で発生させる。
前記微粒子体群を重力により落下させ、基板に沈積させ
る。前記微粒子体は基板に付着後、基板との親和力によ
り若干法がる。均一な膜厚の沈積膜を得るためには、基
板の清浄性や前記微粒子体群の発生場所と基板との距離
が重要であった。
ポリイミド樹脂レジンから微粒子体群を得る場合につい
て、基板を前記微粒子体群の落下方向に対して、はぼ4
5@となるように設置した。この沈積膜を約180℃に
1時間加熱し、これを高感度の複屈折針で測定すると僅
かな複屈折が確実に観測された。また、この樹脂膜の平
滑度は従来のものより格段に向上していた。このような
基板、2枚を所定の方向に貼り合わせ、キラル物質を適
当に調合されたネマチック液晶を注入すると、所望の光
学的振舞いを示した。すなわち、前記微粒子体の沈積の
方向を制御することにより、沈積した膜そのものが液晶
分子を配向させる能力を有することが判った0表示の均
一性も従来より優れていた。これは通常のラビング処理
を省けることを意味し、価値が大である。
ポリアミック酸樹脂レジンから微粒子体群を前述の方法
で得て、基板を前記微粒子体群の落下方向に対して、は
ぼ垂直となるように設置した。この沈積膜を約250°
Cに1時間加熱し、さらに所定の方向に通常の方法でラ
ビングした。この樹脂膜の平滑度は従来のものより格段
に向上しており、膜厚分布は±4%程度であった。この
ような基板、2枚を所定の方向に貼り合わせ、キラル吻
質を適当に調合されたネマチック液晶を注入すると、所
望の光学的振舞いを示した。スーパー・ツィスティッド
・ネマティック・モードでも、表示の均一性も従来より
優れていた。
(実施例2) 第1図のような概略の断面を有する微粒子体発生装置を
作製した0図において、1は約IO気圧以上のフィルタ
ーを通した高圧窒素を吹き出すノズル、2はポリイミド
樹脂とポリアミック酸樹脂を溶剤で粘度調整したレジン
を導くノズルであって、aは約100μmである。3は
装置の外枠、4は基板である。
第1図のような装置でレジンの微粒子を沈積させた基板
を、スピナーで毎分約2000回転以上、回転させる0
次にポリイミド樹脂を含むレジンの場合、180°C1
1時間、ポリアミック酸樹脂を含む場合、250℃、1
時間熱処理した。これを通常の方法でラビングした。こ
れらの樹脂膜の平滑度は従来のものより格段に向上して
おり、膜厚分布は±4%程度であった。これらの基板を
使って、パネルを形成した所、スーパー・ツィスティッ
ド・ネマティック・モードでも、表示の均一性も従来よ
り優れていた。
発明の効果 以上本発明は液晶分子配向用樹脂膜を得るための方法を
提供するものであり、表示装置以外にも液晶分子の配向
に関するものであれば使用でき、産業上の価値は大なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は微粒子体発生装置の構成断面図である。 l・・・・・・約lθ気圧以上のフィルターを通した高
圧窒素を吹き出すノズル、2・・・・・・ポリイミド樹
脂とポリアミック酸樹脂を溶剤で粘度調整したレジンを
導くノズル、3・・・・・・装置の外枠、4・・・・・
・基板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂高分子の前駆体と溶剤からなるか、樹脂高分
    子と溶剤からなる微粒子体を気体中に分散させ、前記微
    粒子体の群を適当な手段でもって移動させ基板上に沈積
    させ、その後必要とあれば加熱することを特徴とする液
    晶用配向膜の形成法。
  2. (2)樹脂高分子の前駆体と溶剤からなるか、樹脂高分
    子と溶剤からなる微粒子体を気体中に分散させ、前記微
    粒子体の群を適当な手段でもって移動させ基板上に沈積
    させ、その後必要とあれば加熱し、更にラビングするこ
    とを特徴とする液晶用配向膜の形成法。
  3. (3)樹脂高分子の前駆体と溶剤からなるか、樹脂高分
    子と溶剤からなる微粒子体を気体中に分散させ、前記微
    粒子体の群を適当な手段でもって移動させ基板上に沈積
    させ、次に基板を高速回転させ、その後必要とあれば加
    熱し、更にラビングすることを特徴とする液晶用配向膜
    の形成法。
JP13845189A 1989-05-31 1989-05-31 液晶用配向膜の形成法 Pending JPH032829A (ja)

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