JPH03282261A - ニワトリ抗ヒトHb特異抗体およびその製造法 - Google Patents

ニワトリ抗ヒトHb特異抗体およびその製造法

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JPH03282261A
JPH03282261A JP8104690A JP8104690A JPH03282261A JP H03282261 A JPH03282261 A JP H03282261A JP 8104690 A JP8104690 A JP 8104690A JP 8104690 A JP8104690 A JP 8104690A JP H03282261 A JPH03282261 A JP H03282261A
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JP
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human
chicken
antibody
immunized
antibodies
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Shinichi Kaneda
伸一 金田
Kenichi Abe
賢一 阿部
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Terumo Corp
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Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ニワトリ抗ヒトHb(ヘモグロビン)特異抗
体およびその製造法に関する。
〔従来の技術〕
糞便中の潜血は、消化管の潰瘍、腫瘍等による出血と密
接に関連しており、潜血検査はこれらの疾患の有力な診
断手段となる。
糞便中の潜血検査法としては、Hbのペルオキシダーゼ
様作用を利用した呈色法、抗ヒトHb抗体(ポリクロー
ナルまたはモノクローナル抗体)を用いたラテックス凝
集法、RIA、ELISA法等が考案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、呈色反応を用いた便潜血検査においては
、摂食された肉類に由来する他動物種のHbが判定を誤
まらせる原因となるため、検査に際しては動物食品、生
野菜等の食物や薬物の厳しい摂取制限が必要とされる。
また、抗ヒトHb抗体を用いて、抗原とじてHbを特異
的に検出する方法においても、ポリクローナル抗体を使
用した場合には、肉食によって糞便中に混入した他種動
物のHbとの交差反応が結果に影響を与えることとなり
、食事制限の完全な解決にはならなかった。
そこで、新たに考案されたのが、ヒト)fbとのみ反応
し、他の動物種のHbとは反応しない、ヒ)Hbに固有
のエピトープに対するモノクローナル抗体を用いる方法
である。この方法によれば、食事制限の必要なしに、ヒ
トHbの特異的な検出が可能であると考えられるが、モ
ノクローナル抗体の調製のため、コスト高になることは
避けられない。
本発明は、このような従来の便潜血測定法の問題点に鑑
み、他の動物種のHbとは反応性を有しない、抗ヒトH
b特異抗体およびそれを極めて低コストで調製する方法
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 一般に、Hbは、動物種間で免疫学的相同性が高く、選
択的抗ヒトHb抗体は哺乳動物を被免疫動物とした場合
には作りにくいと言われているが、系統発生学的に遠い
位置にあるニワトリを用いることにより、比較的高い抗
体価を持った抗体を得やすいという利点がある。しかし
、そのままではこのHb抗体は、他の動物種のHbと免
疫学的反応性を有する。そこで反応性を消失させた、す
なわち、糞便検査において誤判定の原因となり得る動物
(例えばウシ、ブタ、魚類等、この場合ニワトリは被免
疫動物であることから除外できる)のHbを吸収用抗原
とし、ニワトリHb抗体に対して吸収操作を行う。この
際、Hbを固相化したものを用いると、抗原と吸収され
なかった抗体との分離が容易である。この操作により抗
ヒトHb抗体の中で、ヒトと動物に共通のエピトープに
対する抗体は除去され、ヒトHbに固有のエピトープに
対する抗体のみが残存し、ヒトHbとのみ特異的に反応
する抗体が得られる。
また、卵黄から抗体を精製する場合には、免疫宿主に対
して何ら損傷を加えることなく、同一個体から継続的に
多量の抗体を得ることができ、抗体製造の大幅なコスト
ダウンか可能となる。さらに、卵黄からの抗体精製にお
いては、脂質含有量の高さか精製の妨げとなり、精製手
順の繁雑さの原因となっていたが、有機溶媒沈澱法及び
デキストラン硫酸等の硫酸化多糖類によるリポ蛋白沈澱
除去を行うことにより、抗体の回収か効率良く行えるよ
うになる。
本発明は上記知見に基づいて完成されたものであり、下
記の構成を有する。
(1)ヒト以外の動物種由来のヘモグロビン(Hb)に
対する免疫学的交差性を有しないニワトリ抗ヒトHb特
異抗体。
(2)ニワトリ抗ヒトHb抗体をヒト以外の動物種由来
のHbによる抗原吸収法によって製造された1項に記載
のニワトリ抗ヒトHb特異抗体。
(3)  ヒトHbによって免疫されたニワトリの卵黄
または血清より抽出される1項または2項に記載のニワ
トリ抗ヒ)Hb特異抗体。
(4)  ヒトHbによって免疫されたニワトリの卵黄
から有機溶媒による沈澱法または硫酸化多糖類による脂
質除去法によってニワトリ抗ヒトHb抗体を得、次いで
これをヒト以外の動物種由来のHbによる抗原吸収処理
することを特徴とするニワトリ抗ヒトHb特異抗体の製
?i法。
本発明のニワトリ抗ヒ)Hb特異抗体は、常法に従って
ヒトHbを筋注または静注によってニワトリに投与して
免疫し、抗ヒトHb抗体を免疫ニワトリから採取し、こ
れを適当な担体に固定したヒト以外の動物のHbと反応
させることによって得られる。免疫ニワトリがら抗ヒト
Hbを採取するに際しては、免疫ニワトリの卵黄から採
取すると、免疫ニワトリに損傷を5えないで繰り返し採
取することが可能であり、製造コストの而で有利である
。卵黄からの抗体の採取は、有機溶媒沈澱法またはデキ
ストラン硫酸法によって行なわれる。
血清から抗体を採取するには、常法に従って血〆hに硫
酸アンモニウム等を加えて塩析し、次いでイオン交換ク
ロマトで分離する。あるいは、血清から抗体を分離する
ことなく、血清をそのまま抗体溶液として使用すること
もできる。
かくして得られるニワトリ抗ヒトHb抗体を、食物とし
て摂取する可能性のある動物、例えばウシ、ブタ、魚類
等のHbと反応させ、その抗原を該抗体に吸収させる。
その際、Hbを固相化したものを用いると、抗原と吸収
されなかった抗体との分離が容易である。この処理によ
り、抗ヒトHb抗体の中で、ヒトと動物に共通のエピト
ープに対する抗体は除去され、ヒトHbに固有のニブト
ープに対する抗体のみが残存し、ヒトHbとのみ特異的
に反応する抗体が得られる。
〔実 施 例〕
次に実施例を示して本発明をさらに具体的に説明する。
[実施例1] ニワトリの免疫化 ホワイトレグホーン産卵鶏に対してGoodmonら(
Bfood(1953) 8.422−433)の方法
に準じて、ヒトHbの免疫を行った。すなわち、0.2
,4.7日月にヒトHb溶液400mg10.8mlを
O,1mlずつ8ケ所に筋注し、初回免疫後14日日月
260目に静注による追加免疫を行い、390目には再
度筋注による追加免疫を行った。以後免疫個体のうち、
抗体価の上昇が良好であった2個体を選択し、追加免疫
と、血清および卵黄中の抗体価追跡を行った。
なお、1個体については筋注により、他方の個体につい
ては静注による追加免疫を継続し、150日目日目個体
に静注による追加免疫を行って、免疫を終了した。
抗体価の測定は、PHA (受身赤血球凝集)反応によ
り行った。すなわち、ニワトリ赤血球をPBS (リン
酸緩衝生理食塩水)にて遠心洗浄し、ヘマトクリット値
が5%となるように、0.5%グルタルアルデヒド−P
BS溶液に浮遊させ、水浴上で1時間保持して赤血球を
固定した後、再度PBS洗浄を行い、グルタルアルデヒ
ド固定赤血球(GA−RBC)を調製した。
5%C;A−RBCを等量の0.005%タンニン酸と
混合し、37℃で10分間処理する。再びPBS洗浄を
行い、5 mg / mlのヒトHb溶液(抗原液)と
等全混合し、37℃で1時間反応させる。196非動化
正常ニワトリ血清−PBS (1%NC3PBS)で遠
心洗浄を行い、1%NC3−PBSで1.5%感作赤血
球浮遊液とした。96穴−U型マイクロプレートの各式
に1%NC3−PBSを25mを分注し、試料の倍数希
釈系列を作製した。
1.5%感作赤血球浮遊液25mを各式に加え、十分に
振盪した後、室温で一晩静置し、判定した。
判定は、感作赤血球か管底に広がった陽性、管底の中央
部に集まったものを陰性とし、陽性と判定された最大希
釈倍率を、その試料の抗体価とした。
DMA反応により、ヒトHbて免疫されたニワトリの血
清抗体価は、最大で26〜29程度であった(第1図)
。一方、卵黄中の抗体価は、25〜26と、血清抗体価
よりは低値ではあったが、被免疫固体の卵黄中に特異抗
体が存在することが確認された(第2図参照)。さらに
、卵黄中の抗体価を追従した2個体においては、最終免
疫後60日まで2 の抗体価を維持し、うち1個体は1
40日目日目いてもなお、25の抗体価を維持しており
、この長期間にわたって、多量の採血という大きな損傷
を加えることなく、産卵によって、安定して抗体の供給
か為されることが示された(第2図)。
[実施例2] ニワトリ抗ヒトHb抗体の特異性 実施例1で得られた抗ヒ)Hbニワトリ血清と、卵黄抽
出抗体について、その特異性を検討した。
卵黄からの抗体の抽出は、有機溶媒沈澱法またはデキス
トラン硫酸法により行った。有機溶媒沈澱法の手順は次
の通りである。卵黄1個当り100m1の一20℃に冷
却した2−プロパツールを、卵黄に徐々に添加し、混和
後ブフナーロート上で吸引ン濾過する。沈澱を2−プロ
パツール(−20’C)で3〜4回洗浄後、さらにアセ
トン(−20’C)で3〜4回洗浄し、乾燥すると粉末
状の抽出物が得られる。この粉末をPBSに溶解し、P
EG (ポリエチレングリコール6000)沈澱(終濃
度12%)操作を行い、沈澱物をPBSに溶解して、抗
体抽出物とする。一方、デキストラン硫酸沈澱法は、次
のような手順で行う。卵黄にTBS(トリス緩衝化生理
食塩水10a+M pH7,5)を加え、卵黄1個当り
 100m1となるようメスアップする。デキストラン
硫酸と塩化マンガンを各々終濃度で0.5%。
180mMなるよう添加し、混合後4℃で2時間静置す
る。遠心(20,000X g、  10分、10℃)
し、得られた上清についてPEG沈澱(終濃度12%)
操作を行い、沈澱をTBSにて溶解して抗体抽出物とす
る。
抗体の特異性検討は、PHA反応とDotEL I S
Aにより行った。PHA反応は実施例1で述べた手順に
よって行った。Dot−ELISAは、マイクロフィル
トレージョン装置(BIO−DOTTM Bio−Ra
d社)を用いて、ニトロセルロースメンブレン上にブロ
ッティングしたHbを、VECTASTAIN ABC
KIT(VECTORLab、 Inc、)により免疫
染色した。Hbは0.1a+g/ml濃度の溶液を、1
サンプルスリット当り 200ハ使用した。また、1次
抗体は400倍希釈で、2次抗体は300倍希釈て用い
た。発色した各サンプルスリットを58on−で比色し
、得られた各ピークの面積計算から、抗ヒトHb抗体の
特異性検討を行った。対照となる抗体としては、市販の
アフィニティー精製抗ヒトHbヤギ抗体(KPL社: 
Kirkegaard PerryLab。
Inc、 Gaithersburg)を用いた。
PI(A反応、Dot−ELISAによる他の動物種の
Hbとの交差反応性検討結果を、各々表1゜表2に示し
た。両方法での結果はほぼ相関しており、今回調査した
動物種の中では、イヌで非常に高い交差反応が認められ
た。
[実施例3] 抗原吸収法による特異抗体の調製とその交差反応性の検
討 実施例2で交差反応性の検討を行った動物種のうち、最
も交差反応の強かったイヌと、食物として摂取されるウ
シについて、各々のHbを吸収用抗原として吸収操作を
行い、吸収前後における抗ヒトHbニワトリ抗血清と、
ヒト、イヌ、ウシHbとの反応性を検討した。
すなわち、抗ヒトHbニワトリ血清と、10mg/ml
の濃度に調製したヒト、イヌ、ウシのHb溶液を各々1
対1て混合し、37℃で1時間静置した。
遠心(9,000Xg、 20分、4℃)によって得た
上清を交差反応性の検討に用いた。
交差反応性の検討は、PHA反応、EL I SAによ
って行った。PHA反応は実施例1に記載した方法によ
り行ったが、交差反応の検索のため、ヒト、イヌ、ウシ
のHbを感作した3種類の感作赤血球を用いて行った。
ELISAは大島ら〔日法医誌(1984) 38(4
)、 403〜409〕の方法に準じて行った。すなわ
ち、平底96穴(マイクロプレートの各人に1%BSA
−PBSを200ポすつ分注し、37℃で2日間インキ
ュベーションした。
PBSで洗浄後5%グルタルアルデヒド0.1taMN
 a HCOs溶液を20OIずつ分注し、4℃で1晩
固定した。PBSで洗浄後、各人に0.196Hb(ヒ
ト、イヌ、ウシ)PBSを20OIずつ分注し、4℃で
1晩静置しHbを吸着させ、PBS洗浄後抗体の反応を
行わせた。まず吸収操作を行った抗ヒトHbニワトリ血
清を、D、05%T vee口20PBS (TPBS
)で倍数希釈し、ヒト、イヌ、ウシのHbをコートした
各プレートに20OJずつ分注した。室温で1時間イン
キュベーションした後TPBSで洗浄し、TPBSで5
00倍に希釈したペルオキシダーゼ標識抗ニワトリIg
Gウサギ抗体を200ハずっ分注し、室温で1時間反応
させた。TPBSでプレートを洗浄後、基質溶液(0−
)二二レンジアミン0.24a+g/ml、  H2O
23,3%終濃度)を200Δずつ分注し、室温にて酵
素反応を行わせ、6N硫酸50Δずつを分注して反応を
停止後、495na+て比色定量を行った。
PHAとELSAの結果を表32表4に示した。
いずれの方法においても、ヒトHbて吸収操作を行うと
、ヒト、イヌ、ウシのいずれのHbとも反応しなくなる
が、イヌ、ウシHbによる吸収操作では各々イヌ、ウシ
Hbに対する反応性は消失するものの、ヒトHbとの反
応性は残存しており、イヌ、ウシHbとは交差反応を示
さない、抗ヒトHblfIl?iが調製できたことが示
された。
表 1 ヤギ抗体はAf’f’1nity Purif’ied
抗ヒトHbIgG分画。
PHA反応では同力価で交差判定を行わせるため、ヒト
Hbに対するPHA価が25になるようにニワトリ全血
清を希釈して用いた。
表 (%) 表 表 抗体値は、未吸収の抗ヒトHb抗体を反応させた際に得
られた吸光度を100とした、吸光度の相対値で表現し
た。
表1は、PHA反応により、抗ヒトHbニワトリ血清と
他の動物種のHbとの反応性を、市販の抗ヒトHbヤギ
抗体を対照として調べたものである。
表2は、Dot−ELISA法により、抗ヒトHbニワ
トリ血清及び卵黄抽出抗体と他の動物種のHbとの反応
性を、抗ヒトHbヤギ抗体を対照として調べたものであ
る。
表3は、抗ヒトHbニワトリ血清及びヒト、ウシ、イヌ
のHbて吸収した抗ヒトHbニワトリ血清の、ヒトHb
、 ウシHb、イヌHbに対する反応性をPHA反応に
より調べた結果である。
表4は、抗ヒトHbニワトリ血清及びヒト、ウシ、イヌ
のHbで吸収した抗ヒトHbニワトリ血清のヒトHb、
 ウシHb、イヌHbに対する反応性をELISAによ
り検討した結果を示したものである。未吸収の抗ヒトH
bニワトリ血清を反応させた際の吸光度を100とした
、吸光度の相対値で抗体価を表現した。
〔効  果〕
ヒトHbを免疫したニワトリの卵黄もしくは血清より得
られた抗ヒトHb抗体に対して反応性を除去したい動物
種のHbによる吸収操作か為されると、その動物種のH
bとは交差反応を持たない特異的な抗ヒトHb抗体か得
られる。
さらに、抗体を卵黄から抽出することにより、被免疫個
体に何らの損傷も加えることなく長期に渡って、継続的
かつ安定して抗体を得ることができる。
従って本発明によれば、ヒト以外の動物種のHbとは交
差反応性を有しない抗ヒトHb抗体を安定して安価に供
給することができ、その結果、食事制限を必要としない
便潜血測定試薬を定コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は免疫化スケジュールとそれに伴う血清抗ヒトH
b抗体i (PHA価)の変動を示したものである。 第1図において、←は筋注、←は静注による抗原の投与
を示す。100日目日月の抗体価は被免疫個体の平均値
を示し、120日目以降は追加免疫を行なった2個体の
抗体価をそれぞれ示す。 第2図は最終免疫後の血清および卵黄中の抗ヒトHb抗
体価の経時的変動を追跡した結果を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト以外の動物種由来のヘモグロビン(Hb)に
    対する免疫学的交差性を有しないニワトリ抗ヒトHb特
    異抗体。
  2. (2)ニワトリ抗ヒトHb抗体をヒト以外の動物種由来
    のHbによる抗原吸収法によって製造された請求項1に
    記載のニワトリ抗ヒトHb特異抗体。
  3. (3)ヒトHbによって免疫されたニワトリの卵黄また
    は血清より抽出される請求項1または2に記載のニワト
    リ抗ヒトHb特異抗体。
  4. (4)ヒトHbによって免疫されたニワトリの卵黄から
    有機溶媒による沈澱法または硫酸化多糖類による脂質除
    去法によってニワトリ抗ヒトHb抗体を得、次いでこれ
    をヒト以外の動物種由来のHbによる抗原吸収処理する
    ことを特徴とするニワトリ抗ヒトHb特異抗体の製造法
JP8104690A 1990-03-30 1990-03-30 ニワトリ抗ヒトHb特異抗体およびその製造法 Pending JPH03282261A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021504706A (ja) * 2017-11-24 2021-02-15 セクレタリー オブ ステート フォー ヘルス アンド ソーシャル ケアSecretary Of State For Health And Social Care フラビウイルス診断アッセイ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021504706A (ja) * 2017-11-24 2021-02-15 セクレタリー オブ ステート フォー ヘルス アンド ソーシャル ケアSecretary Of State For Health And Social Care フラビウイルス診断アッセイ

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