JPH03282016A - 変位センサ - Google Patents

変位センサ

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Publication number
JPH03282016A
JPH03282016A JP7704290A JP7704290A JPH03282016A JP H03282016 A JPH03282016 A JP H03282016A JP 7704290 A JP7704290 A JP 7704290A JP 7704290 A JP7704290 A JP 7704290A JP H03282016 A JPH03282016 A JP H03282016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
spring
differential
operating rod
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7704290A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Fushiki
正明 伏木
Hikari Hasegawa
光 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
Priority to JP7704290A priority Critical patent/JPH03282016A/ja
Publication of JPH03282016A publication Critical patent/JPH03282016A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、バネが介設されたシフト力伝達系における
変位センサに関する。
(従来の技術) 例えばシフト操作によりスプライン歯の係脱を行う連結
装置にシフト力を与える伝達系にはバネが介設されたも
のがある。このバネは待ち機構を構成しており、シフト
操作時にスプライン歯の位相が合わないときにバネが撓
み、位相が合うまでシフト待ちの状態にしてシフト装置
の破損を防止する。又、噛合ったスプライン歯が抜けな
い場合も同様である。このように、シフト操作時にバネ
の撓みによりその前段側と後段側とが相対変位を起すこ
とがあり、シフト操作を行ってもそのシフトが完了した
か否かが不明である。従って、後段側のシフト位置を確
認するためのシフト位置センサが必要である。
従来は、第3図のような構成でシフト位置の検知を行っ
ている。この図において、シフト力は操作ロッド201
(前段側部材)から待ち機構のバネ(図示されていない
)を介してシフトフォーク203(後段側部材)に伝達
され、フォーク203はこのシフト操作によりシフト位
1’A、  B、  Cに移動しシフト操作を行う。フ
ォーク203の外周には四部205か設けられている。
破線で描いた凹部207,209はフ、オーク203が
それぞれ位置B、Cへ移動したときの凹部205の位置
を示す。ケーシング211にはスイッチ213゜215
が取付けられており、これらはそれぞれのステム217
.219がフォーク203の外周と接触しているとON
状態であり、凹部205に落ちるとOFF状態になる。
同図の表に示すように位置Aではスイッチ215だけが
ON、位置Bては両方のスイッチ213.215がON
、位置Cではスイッチ213だけがONとなる。こうし
てスイッチ213.215の信号の組合わせによりシフ
ト位置が検知できる。又、この他にポテンションタイプ
のセンサを用いてシフト位置を検知する方法もある。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前者はスイッチが2個必要であって構成が複
雑であり、後者はセンサの構造が複雑な上に特別な検出
回路が必要であって、いずれもコスト高である。
そこで、この発明はバネの前段側と後段側の相対変位を
一箇のスイッチで検知しシフト位置の確認が行える変位
センサの提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明の変位センサは、シフト力をバネを介して伝達
する伝達系においてバネの前段側及び後段側の部材間に
配置され、バネの撓みによる前記両部材の相対変位によ
り作動するスイッチを備えたことを特徴とする。
(作用) シフト操作時にバネが撓み前段側と後段側の各部材が相
対移動するとスイッチが作動する。
例えば、このスイッチの信号をモニタし相対変位がない
ときだけシフト位置表示するように構成すればシフト位
置の誤表示か避けられる。
(実施例) 第1図と第2図により一実施例の説明をする。
この実施例はデファレンシャル装置に用いられており、
第2図はこのデファレンシャル装置を用いた4輪駆動(
4WD)車の動力系を示す。以下、左右の方向は第1図
での左右の方向であり、その上方はこの車両の前方(第
2図の上方)に相当する。なお、番号を附さない部材等
は図示されていない。
先ず、第2図によりこの動力系の構成を説明する。この
動力系は、エンジン1、トランスミッション3、フロン
トデフ5(前輪側のデファレンシャル装置)、前車軸7
,9、左右の前輪11,13、トランスファ15、プロ
ペラシャフト17、リヤデフ19(この実施例を用いた
後輪側のデファレンシャル装置)、後車軸21.23、
左右の後輪25.27などから構成されている。
リヤデフ19のデフケース29はベアリング31.31
を介してデフキャリヤ33内に支承されている。デフケ
ース29にはリングギヤ35がボルト36で固定されて
おり、このギヤ35はドライブピニオンシャフト37の
後端に一体形成されたドライブピニオンギヤ39と噛合
っている。このシャフト37はプロペラシャフト17側
にフランジ連結されており、ベアリング41.43によ
りキャリヤ33に支承されている。こうして、デフケー
ス29はエンジン1からの駆動力により回転駆動される
デフケース29内周側の左半部にはノ1ブ45が相対回
転自在に配置され、デフケース2つとの間に作動室47
を形成している。この作動室47は部材29.45間に
配置されたXリング49.51 (断面がX字状のシー
ル)とバックアップリング53.55により液密に保た
れ、その内部には高粘度のシリコンオイルか封入されて
いる。この作動室47内ではプレート57.59か交互
に配置され、デフケース2つの方とノ\ブ45の外周に
各別にスプライン係合している。こうして、ビスカスカ
ップリング61が構成されている。
デフケース29の回転は、シリコンオイルの剪断抵抗に
よりプレート57.59間で伝達され、ハブ45を回転
させる。このとき、デフケース29とハブ45間の回転
差が大きいと差動の制限力が大きく、大きな駆動力が伝
達される。又、回転差が小さいと差動は許容され、伝達
される駆動力は小さい。
デフケース29の右半部にはその内周と摺動しながら左
右移動自在にスリーブ63が配置されている。スリーブ
63に設けられた軸方向の溝65にはピニオンシャフト
67の先端が相対移動自在に係合していいる。シャフト
67にはピニオンギヤ69が回転自在に支承されており
、ギヤ69には左右のサイドギヤ71.73が噛合って
いる。
左のサイドギヤ71は左の後車軸21にスプライン連結
され、右のサイドギヤ73は右後車軸23にスプライン
連結されている。こうして、差動機構75が構成されて
いる。
この差動機構75において、スリーブ63の回転はピニ
オンシャフト67、ピニオンギヤ69からそれぞれサイ
ドギヤ71.73を介して左右の後輪25.27に分割
出力されると共に、ギヤ69の自転により、左右各側に
差動出力される。
作動室47の右側壁77と、ハブ45に連結されたリン
グ79の外周にはそれぞれスプライン歯81.83が設
けられており、スリーブ63の左端内周にはこれらと噛
合い可能なスプライン歯85が設けられている。スリー
ブ63は後述のようにシフト操作されてスプライン歯8
5が、スプライン歯81.83のいずれとも噛合わない
シフト位置A(第1図の状態)と、スプライン歯83と
だけ噛合うシフト位置Bと、両方のスプライン歯81.
83と噛合うシフト位置Cとに移動する。
シフト位置Aでは、差動機構75はビスカスカップリン
グ61及びデフケース29と切離され後輪25.27側
はフリー回転状態(フリー状態)になる。
シフト位置Bでは、スリーブ63はハブ45に連結され
、エンジン1からの駆動力はビスカスカップリング61
を介して差動機構75に与えられる(ビスカスミッショ
ン)。
シフト位置Cでは、スリーブ63はデフケース29側に
連結されるから、エンジン1からの駆動力はビスカスカ
ップリング61をバイパスしてデフケース29から直接
差動機構75に与えられ、リヤデフ19は通常のデファ
レンシャル装置として働<(コンベンショナル・デフ) スリーブ63のこのようなシフト操作は下記のようなシ
フト装置87により行われる。
デフキャリヤ33の右側下部の支持台89にはベアリン
グ91.91より中空のウオームホイール93が支承さ
れている。このホイール93はウオーム95を介して可
逆モータにより回転駆動される。ホイール93の中空部
には操作ロッド97(前段側部材)の右端部が配置され
、互いの間に設けられたねじ部99により連結されてい
る。従って、モータの回転はこのねじ部99により左右
方向のシフト力に変換される。
操作ロッド97は支持台89からキャリヤ33に嵌入し
ており、その左端部外周には中空の移動駒101,10
3が移動自在に取付けられている。
左の駒101は止め輪105により左方向に位置決めさ
れ、右の駒103はロッド97の段差部107により右
方向に位置決めされている。各駒101.103の間に
はバネ109が配置されて待ち機構を構成している。
操作ロッド97にはこれらの駒101.103を介して
フォーク111(後段側部材)のボス部113が嵌装さ
れており、ボス部′113の内周には各駒101.10
3のそれぞれ左と右に止め輪115.117が装着され
ている。キャリヤ33と支持台89には回り止めのボル
ト119が取り付けられ、その先端は操作ロッド97の
軸方向溝121に係合し周り止めを行っている。
デフケース29の右端側外周にはリング123が軸方向
移動自在に配置されており、このリング123はベアリ
ング125を介してフォーク111に連結されている。
又リング123には連結部材127が固定され、この部
材127の腕129はデフケース29に貫入し、その左
端は止め輪131によりスリーブ63の右端部に固定さ
れている。こうして、モータからバネ109を介してス
リーブ63を各シフト位置へシフト操作するシフト力の
伝達系が構成されている。
モータによるこのようなシフトは運転席から手動操作可
能か又は操舵条件や路面条件に応じて自動操作可能に構
成されている。
支持台89には回転角センサ133が取付けられており
、ウオームギヤのホイール93の回転角を検知しコント
ローラ135に回転角信号137を出力している。
フォーク111のボス部113にはスイッチ139が取
り付けられ、信号141をコントローラ135に出力し
ている。操作ロッド97にはスイッチ139のステム1
43が係合する凹部145が設けられている。このステ
ム143はノくネ109が撓まない状態で凹部145に
係合し、スイ・ソチ139はOFFになる。バネ109
が撓んで部材97,111が相対移動するとステム14
3はロッド97の外周部に乗って後退し、スイ、ソチ1
39はONになる。こうして、変位センサが構成されス
イッチ信号141によりバネ109の後段側が目的のシ
フト位置にあるか否かが検知できる。
スリーブ63のシフト操作に当ってスプライン歯85と
スプライン歯81.83の位相が合わないとき、又はこ
れらの歯が抜けないときは待ち機構が働いてシフト待ち
の状態となり、バネ109の前段側(シフト操作側)の
シフト位置と後段側(フォーク111からスリーブ63
まで)のシフト位置とが相違する。コントローラ135
はセンサ133からの信号137により目的のシフト位
置を知ると共にスイッチ信号141により待ち機構が働
いているか否かを知る。待ち機構が働いていなければ(
信号141がOFFであれば)スリーブ63は目的のシ
フト位置にあるから、コントローラ139は信号147
により運転席にそのシフト位置の表示ランプを点灯させ
る。
こうして、シフト87が構成されている。このようなシ
フト装置87において変位センサによる変位の検知によ
りシフト位置の誤表示が避けられる。このような機能の
ために用いられるスイッチは、従来例と異って、スイッ
チ139の1個だけであり、ポテンションタイプのセン
サも用いないから、コストが低減され構成も簡単である
こうして、リヤデフ19が構成されている。
次に、リヤデフ19の機能を第2図の車両の動力性能に
則して簡単に説明する。
エンジン1の駆動力はトランスミッション3で変速され
フロントデフ5を介して左右の前輪11゜13に分割出
力される。
リヤデフ19をフリー状態(シフト位置A)にすると、
ビスカスカップリング61と差動機構75とが切離され
車両は前輪駆動の2輪駆動状態になり、燃費が向上する
リヤデフ19をビスカスミッション(シフト位置B)に
すると、ビスカスカップリング61と差動機構75とが
連結される。この状態では、前後輪間に差動が生じたと
きだけ後輪25.27側に駆動力が送られ、その他の場
合は実質的に前輪駆動状態となる。又、ビスカスカップ
リング61の機能により、旋回は円滑に行われタイトコ
ーナブレーキング現象が防止される。
リヤデフ19をコンベンショナルφデフ(シフト位置C
)にすると、エンジン1からの駆動力はビスカスカップ
リング61をバイパスして直接差動機構75に伝達され
る。この状態では前後輪間が直結状態になり差動が停止
するから直進性が向上する。
リヤデフ19のこのような連結状態(シフト位置)は上
記のように正しく表示されるから操舵上の危険が避けら
れる。
なお、この実施例においてスイッチ139は操作ロッド
97側に設けてもよい。操作ロッド97に凸部を設けこ
の凸部の移動によりステム143を前進後退させスイッ
チ139を0N−OFF操作してもよい。
[発明の効果] この発明の変位センサは、バネを介設した伝達系におい
てバネの前段側と後段側との相対変位でスイッチが操作
されるように構成したから、例えばシフト位置を検知す
るに当って、必要なスイッチはこのスイッチ1個てすみ
ポテンショタイプのセンサも不要である。従って、それ
たけ低コストになり構造も簡単になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を用いたデファレンシャル装置の断面
図、第2図はこのデファレンシャル装置を用いた車両の
動力系を示すスケルトン機構図、第3図は従来例の構成
図である。 97・・・操作ロッド 109・・・バネ 111・・・フォーク 139・−・スイッチ (前段側部材) (後段側部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シフト力をバネを介して伝達する伝達系においてバネの
    前段側及び後段側の部材間に配置されバネの撓みによる
    前記両部材の相対変位により作動するスイッチを備えた
    ことを特徴とする変位センサ。
JP7704290A 1990-03-28 1990-03-28 変位センサ Pending JPH03282016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7704290A JPH03282016A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 変位センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7704290A JPH03282016A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 変位センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03282016A true JPH03282016A (ja) 1991-12-12

Family

ID=13622719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7704290A Pending JPH03282016A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 変位センサ

Country Status (1)

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JP (1) JPH03282016A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009180342A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Honda Motor Co Ltd シーケンシャル式有段変速機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009180342A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Honda Motor Co Ltd シーケンシャル式有段変速機

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