JPH03281868A - 人工造波池 - Google Patents

人工造波池

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JPH03281868A
JPH03281868A JP8079090A JP8079090A JPH03281868A JP H03281868 A JPH03281868 A JP H03281868A JP 8079090 A JP8079090 A JP 8079090A JP 8079090 A JP8079090 A JP 8079090A JP H03281868 A JPH03281868 A JP H03281868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
channel
watercourse
waves
naturally
Prior art date
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Pending
Application number
JP8079090A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Nishimoto
英高 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は公園や遊園地等のレジャー施設およびイベント
会場等に設けられる造波機能を有する人工池に関する。
(従来の技術) レジャー施設等やイベント会場等、人の集まる場所には
人々にやすらぎを与えるため、人工池が設けられる場合
が多い。従来の人工池は単に水を貯留するだけの貯水池
や、貯水池に噴水装置等を附設したものが主流であった
(発明が解決しようとする課題) 本発明は人々にやすらぎを与え、いこいの場を創出する
人工池に関し、自然流下水に美的な波を生じさせる造波
機能を備えた人工造波池を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) (1)一方向に傾斜させた流路底面に頂線が間隔をおい
てほず平行になるように多数の凸条体を設け、かつ、そ
れぞれの凸条体の長手方向頂線が水平になるようにし、
流路の上方から凸条体の頂線と交差するように水を自然
流下させる如くした人工造波池。
(2)自然流下させる水は流路の上方2方向から供給す
るようにしたことを特徴とする請求項1の人工造波池。
(3)一方向に傾斜させた流路底面に頂線が間隔をおい
てほず平行になるようにした多数の凸条体を流路の傾斜
方向に対して角度θを有するように設け、かつ、それぞ
れの凸条体の長手方向頂線が水平になるようにし、流路
の上方から凸条体の頂線と交差するように水を自然流下
させる如くした人工造波池。
(4)凸条体は断面が三角形状であることを特徴とする
請求項1および請求項2の人工造波池。
(作用) 傾斜した流路1の底面を前記構成の如く形成し、凸条体
7の頂線8と交差する如くして所定流量の水9を連続的
に自然流下させると第1図に示す如く平行に配設された
多数の凸条体7で形成される凹凸部を水9が越流する際
頂線8と平行に規則的な波10が生じる。
造波される波10の形状は流路1底面の凸条体7の形状
・サイズ・間隔および流下させる水9の単位時間当りの
流量によって左右され、凸条体7の頂部が鋭い程、シャ
ープな波となり、凸条体7の配置間隔は波の周期に比例
的に関係する。また波高は凸条体7のサイズにはず比例
する。流下させる水9の流量は波の発生に重要な役割が
あり、あまり流量が多くても、少くても波は発生せず、
凸条体7の頂部をわずかに覆う程度が最も良い。
造波される波10のパターンは凸条体7の頂線8と流下
させる水9の交差角θによって変化する。
即ち、凸条体7の頂線8に直交(θ・90°〉するよう
な水9の方向にすると、第2図(イ)の如く凸条体7と
平行に規則的な波10が生じ、交差角θにすると第2図
(ロ)に示す如く凸条体7に平行な波10の他に側壁か
らの反射波10bが生じこれらが干渉して網目状の波と
なる。流路1の平面形状が曲線の場合は更に複雑な模様
の波となる。また流下させる水9を凸条体7の頂線8と
直交して供給する他、第2図(ハ)に示すように上流側
から波紋10aを生じさせるような給水を加えると、2
つの波が合成して第2図(ニ)に示すような網目状の合
成波10Cが得られる。
これらの波とともに流路1の底面に規則的に設けた凸条
体7が透過して見えるため、より一層池の美観を発揮で
きる。
(実施例) 第3図および第4図は本発明の第1実施例の平面図と縦
断面図である。本実施例の人工造波池は平面四角形状の
池で、両側を側壁2で仕切った傾斜した流路1と、流路
1の上方に設けられた貯水槽3と流路1の下端に設けら
れた集水溝4と集水溝4の水を上部の貯水槽3に循環さ
せる配管5および循環ポンプ6で構成される。なお、別
に水源があれば循環ポンプ6を省略してもよい。
流路1の底面は約5%のゆるい勾配で一方向に傾斜し、
多数の凸条体7が頂18が間隔をおいて平行に、かつそ
れぞれの凸条体7の長手方向の迫[18が水平になるよ
うに設けられている。本実施例では凸条体7は底辺80
m++高さ60amの2等辺三角形状断面に製作した疑
石を流路1の底面に敷き並べているが、コンクリート成
形される流路底面を一体的に凸条に仕上げて形成しても
良い。また凸条体7の断面形状は第5図に示すように正
三角形7a、直角三角形7b、台形7c、半円形7d等
にしても良い。
水槽3は流下させる水を貯水し、一定の高さに設けた越
流堰3aから流路1にオーバーフローさせるような構造
となっている。オーバーフローさせる水の流量は実験の
結果によると、凸条体7の頂部から約5〜10m+程度
になるようにした方が最も波の形状が良くなる。本実施
例では、流路1の底面に設けた凸条体7の頂線8に直交
して水槽3からオーバーフローさせた水9aを自然流下
させているため頂線8に平行、かつ流路1に沿った一方
向の規則的な波10が得られる。
第6図〜第8図は第2実施例を示すものである。
人工造波池の平面形状は平行四辺形であり、流路1の底
面に設けた凸条体7の頂線8の方向は水槽3から流下さ
せる水9aの方向と直角ではなくθの角度で交差して配
設されている他は第1実施例と同様である。本実施例で
は水の流下方向と凸条体7の頂線8の方向とθの角度で
交差しているので凸条体7と平行な波10の他に側壁方
向に流れた水の反射波と干渉して網目状の波形となる。
θの角度は約45°〜60°程度にした方が好ましい。
第9図〜第13図は第3実施例を示すものである。本実
施例は、人工造波池の平面形状を略三日月の曲線形状に
し、又流路1を複数列組合せたものである。最も高所に
なる略三日月の中央部に設けた水槽3の左右に主流路1
aと3列の副流路1bをそれぞれ対称に配置し、略三日
月の両端部(流路1の最下端)に設けられた集水溝4と
戻水ビット4aは配管5で結ばれ、循環ポンプ6で前記
水槽3に戻水が循環されるようになっている。
第10図は主流路の側壁2を省略した第9図A−A矢視
である。
前記水槽3は第11図に示すように鉄筋コンクリートで
製作され、上部が蓋で覆われており、両側面の所定の^
さ位置に設けられた開口部の越流堰3aから貯水した水
をオーバーフローさせて、各流路1a、lbに供給する
ようになっている。
第12図は第9図C−C断面、即ち主流路1a、副流路
1b端部と水槽3の位置関係を示すものである。
主流路1aは略三日月の中央部から略三日月の両端部を
結ぶ線に向けて下り勾配で一方向に傾斜しており、流路
1の底面にはこの傾斜方向と直交して多数の凸条体7が
設けられている。それぞれの凸条体7は長手方向の頂線
8が水平になるように配設されている。主流路1aの最
も高所位置には、水槽3からのオーバーフロー水9aの
他に給水口11が設けられている。この給水口11はオ
ーバー70−水9aの方向とは異った方向に向けられ集
中的に1ケ所に落水させて波紋を生じさせるような水流
で給水する。
主流路1aを自然流下する水9は水槽3からのオーバー
フロー水9aが凸条体7を越流する除波10を生じさせ
るとともに、側壁2方向に流れた水が曲面で反射し、ま
た、オーバーフロー水9aと別に設けた給水口11から
波紋10aと合成されて非常に*iな波形パターンの波
を得ることができる。
副流路1bは第12図に示すように主流路1aより高い
位置に3段で設けられ、各流路1bは中仕切12で仕切
られている。
副流路1bに設けられている凸条体7は曲線状の流路方
向に直交するように配設され、第13図に示すように上
端から前記水槽3のオーバーフロー水9aを給水して自
然流下させる。流下する水は凸条体7に沿って規則的な
波を生じさせる。
(発明の効果) 本発明は一方向に傾斜させた流路1の底面に多数の凸条
体7を設けて流路1の上方から凸条体7の頂線8と交差
するように水9を自然流下させることにより造波させる
もので、交差角θを選択することにより、一方向のmm
的な波や網目状の波を得ることができ、また自然流下さ
せる水9を2方向から与えることにより、更に複雑な波
形パターンの波を得ることができる造波機能を有する人
工造波池を提供するもので、人々にやすらぎと、いこい
の場を創出する。
【図面の簡単な説明】
第1図は凸条体による造波原理説明図、第2図(イ)〜
(ニ)は造波パターンの関係図、第3図は本発明の第1
実施例平面図、第4図は第3図A−A断面図、第5図は
凸条体の側断面図、第6図は本発明の第2実施例平面図
、第7図は第6図A−A断面図、第8図は第6図B−B
断面図、第9図は本発明の第3実施例平面図、第10図
は第9図のA−A矢視図(側壁を省略)、第11図は水
槽断面図(第9図B−8断面)第12図は第9図C−C
断面図、第13図は第9図D−D断面図を示す。 1は流路、1aは主流路、1bは副流路、2は側壁、3
は水槽、3aは越流堰、4は集水溝、4aは戻水ピット
、5は配管、6は循環ポンプ、7は凸条体、8は頂線、
9は水、9aはオーバーフロー水、10は波、10aは
波紋、10 b Gt反射波、IOCは合成波、11は
給水口、12は中仕切。 第 図(ハ) 第2図(ニ) 第 図 第5図 第 12′1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方向に傾斜させた流路底面に頂線が間隔をおい
    てほゞ平行になるように多数の凸条体を設け、かつ、そ
    れぞれの凸条体の長手方向頂線が水平になるようにし、
    流路の上方から凸条体の頂線と交差するように水を自然
    流下させる如くした人工造波池。
  2. (2)自然流下させる水は流路の上方2方向から供給す
    るようにしたことを特徴とする請求項1の人工造波池。
  3. (3)一方向に傾斜させた流路底面に頂線が間隔をおい
    てほゞ平行になるようにした多数の凸条体を流路の傾斜
    方向に対して角度θを有するように設け、かつ、それぞ
    れの凸条体の長手方向頂線が水平になるようにし、流路
    の上方から凸条体の頂線と交差するように水を自然流下
    させる如くした人工造波池。
  4. (4)凸条体は断面が三角形状であることを特徴とする
    請求項1および請求項2の人工造波池。
JP8079090A 1990-03-30 1990-03-30 人工造波池 Pending JPH03281868A (ja)

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