JPH0328011Y2 - - Google Patents

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JPH0328011Y2
JPH0328011Y2 JP1984033301U JP3330184U JPH0328011Y2 JP H0328011 Y2 JPH0328011 Y2 JP H0328011Y2 JP 1984033301 U JP1984033301 U JP 1984033301U JP 3330184 U JP3330184 U JP 3330184U JP H0328011 Y2 JPH0328011 Y2 JP H0328011Y2
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  • Screw Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、小麦粉その他の粉粒体を、タンク群
から所定の機械群(例えば充填包装設備)に分配
供給するための粉粒体分配供給装置に関する。
(考案の背景) 一般に、例えばタンク群に貯溜された小麦粉等
の粉粒体を袋包装するような一連の設備において
は、能率向上等の目的から、包装機を多数台配備
した複数ラインを同時稼動させるのが普通であ
り、またこのような場合には、粉粒体供給を一つ
のタンク毎に切換えながら行なう場合と、又は複
数のタンクより同時供給するのが通例である。
第1図イ,ロはかかる充填包装設備の代表的一
連概要を模式的に示した図であり、最上部のタン
ク1群から下方に向つて集合コンベア3、分配コ
ンベア4が順次レベルを変えて配置され、更に分
配コンベア4の下段には、複数ラインに分かれて
篩機5群、チエツクビン6群、包装機7群が配置
される。前記集合コンベア3および分配コンベア
4は通常スクリユーコンベア型が使用され、集合
コンベア3の搬送下流端より分配コンベア4上に
落下された粉粒体を、この分配コンベア4の搬送
途中複数箇所に設けた開口部より、次段の各ライ
ンに粉粒体を分配給送する構成をなし、全体とし
て相当の高さをもつ設備となつている。
また、かかる一連設備において、各タンク1,
1,…の下部排出機2,2,…より、略同一量づ
つの粉粒体を集合コンベア3上に落下排出し、各
ラインのチエツクビン6,6,…内に所定範囲の
量の粉粒体が貯溜されるようになつており、この
チエツクビン6,6,…内の貯溜量制御は、ビン
内のレベル検出に応じて分配コンベア4の開口部
をスライドダンパー等で開閉切換えさせて通常行
なわれる。
複数のタンク群から粉粒体を集合コンベア上に
同時にまたは順次に供給するのは、複数のタンク
に貯留されている粉粒体の品質の相違等を考慮し
て、分配する粉粒体の品質等を平均化するためで
ある。
ところで、かかる一連設備においては、包装機
7群の稼動状況等により分配コンベア4上に送り
込まれる粉粒量が、下方の設備への分配供給量を
オーバーするように余分に供給することが一般に
必要であるから、この分配コンベア4の搬送下流
端には、オーバーした粉粒体を最下段の戻りコン
ベア8に送る管路を接続し、更にこの戻りコンベ
ア8から戻りエレベータ9を介して粉粒体を集合
コンベア3上に戻す戻し搬送機構を併設するよう
にしている。
この戻し搬送機構の戻りコンベア8を床面ない
し床下に設け、また戻りエレベータ9への移し換
えを床下ピツト10内で行なうようにしているの
は、これらを中吊形式とするのは管理上、あるい
は作業者の衛生環境上好ましくないからである。
しかし、前記ピツト10は床下にあるため清掃
等に難点がある問題は解決されていない。
(考案の目的) 本考案は、前記したような粉粒体の分配供給を
行う一連設備において、集合と分配の作用を維持
しつつ、従来の床下に配置されていた粉粒体の戻
し搬送機構を不要として、同機構の清掃等の問題
を全く解消した粉粒体の分配供給装置を提供する
ことを目的とする。
また本考案は、前記一連の設備が構成上必要と
する高さの要求を軽減させ、当該設備を収容する
建屋の高さ減少、あるいは同一建屋内でのタンク
容量の増大を図ることを別の目的とする。
(考案の概要) 本考案は、前記一連の設備においては、集合コ
ンベアと分配コンベアが上下位置にあつて、かつ
工程上は連続する関係のものであることに着目し
てなされたものである。
すなわち、前記第1図の一連設備における戻し
搬送機構の実質的な廃止は、例えば分配コンベア
下流端より集合コンベア上流端に渡つてスネーク
コンベア等による移し換え機構を設けることで実
現されるが、これだけでは設備全高の低減は得ら
れないし、下方より上方への搬送がなくなるわけ
ではない。またスネークコンベアは粉粒体を搬送
する機構としては構造が複雑になる。
そこで本考案者は前記2つのコンベアの機能、
構造を更に詳細検討して、これらを同一水平面レ
ベルに設置することで、上下多段に各種機構が設
置される設備の全体高を低減できるようにし、か
つ下方より上方への搬送を不要とした本考案装置
をなすに至つたのである。
而して前記した目的を具体的に実現する本考案
よりなる粉粒体の分配供給装置の特徴は、複数並
設された粉粒体を貯留するタンク群と、このタン
ク群の下方に配置されていて該タンク群から落下
供給される粉粒体をスクリユーの回転により混合
しながら一方向に搬送するスクリユー型の1条の
集合コンベアと、この集合コンベアと同一水平面
上の側方に沿つて配置されていて、該集合コンベ
アとは反対方向に粉粒体を搬送すると共に搬送途
中に粉粒体を下方に落下排出する開口部が複数設
けられているスクリユー型の1条の分配コンベア
と、上記集合コンベアの搬送下流端から分配コン
ベアの搬送上流端に粉粒体を移し換えるための掻
き上げ式の回転羽根を有する第1の移送部と、上
記分配コンベアの搬送下流端から集合コンベアの
搬送上流端に粉粒体を移し換えるための掻き上げ
式の回転羽根を有する第2の移送部とを備え、上
記分配コンベアの各開口部の下方に、それぞれ粉
粒体の処理設備が設けられているという構成をな
すところにある。
(考案の実施例とその効果) 第2図は本考案の一実施例である粉粒体充填包
装設備の一連概要を第1図と対応させて模式的に
示したものであり、これらの図において、コンベ
ア装置11が第1図の集合コンベア3および分配
コンベア4の変わりに設けられ、かつ戻し搬送機
構が省略されている点の他は、第2図は第1図と
同様の設備を示している。したがつて共通する構
成部分には同一符号を付して説明は省略した。
本実施例の特徴部分は、前記したコンベア装置
11の構成にあり、第3図イ,ロはこのコンベア
装置11の構成概要および粉粒体の動きを示して
いる。すなわち、コンベア装置11は、互いに反
対方向に粉粒体を搬送する一対のコンベアを隣接
並設してなり、その一方は集合コンベア部12、
他方は分配コンベア部13をなしている。そして
これらそれぞれのコンベア部12,13の搬送下
流端には、搬送されてきた粉粒体を隣りのコンベ
ア部に移し換えるための第1の移送部14及び第
2の移送部15が設けられ、これにより前記一対
のコンベア部は、第3図ロに示す示くA→B→C
→D→Aの順に循環する系で搬送されることにな
る。
なお、集合コンベア部12は、タンク群の下方
に位置して、粉粒体が落下積載されるようになつ
ており、また分配コンベア部13には、搬送方向
の途中に適宜の開口部16,16,…が設けられ
て、次段の各包装ラインに分配供給するようにな
つている。前記開口部にはスライドダンパー(図
示せず)が組付けられているのは第1図と同じで
ある。
第4図ないし第6図は、コンベア装置11の具
体的構造例を拡大して示したものであり、第4図
は、コンベア装置11の分配コンベア部13の下
流端側近傍部分の上方からみた構造を示してい
る。
同図において、分配コンベア部13のスクリユ
ーは図の左方から第2の移送部15に搬送されて
きた若干量の粉粒体は、隣りの集合コンベア部1
2に移し換えられる。この移し換えされた部分は
集合コンベア部12の上流端であり、粉粒体は図
の左方の下流側に向つて搬送される。なお、分配
コンベア部13の第2の移送部15の更に図の右
方は、搬送部とは逆巻きとした逆転スクリユー部
17として、移送部15への粉粒体の集りがよく
行なわれるようにしている。
第5図はコンベア装置11の部分縦断面とし
て、イは搬送途中、ロは移送部、それぞれのコン
ベア部の関係を示している。これらの図から理解
されるように、搬送途中(イ図)においては並設
された集合コンベア部12、分配コンベア部13
は、スクリユーに略外接する底部をもつU字状の
トラフ18,19内に位置され、両側トラフは中
央の隔壁(両側トラフの一部として共用)20に
より、両トラフ内の粉粒体が一方から他方に原則
的には移行できないようにされている。また第5
図ロの移送部では、両側トラフ18,19の間の
隔壁が省略され、一方のトラフ内の粉粒体が他方
のトラフ内に容易に移入できるようにされてい
る。なお第1の移送部の構造は、第3図イの符号
14部分においては集合コンベア部12から分配
コンベア部13への粉粒体の移入を行なわせるべ
く同様に設けられている。
第6図イ,ロは、第1の移送部14及び第2の
移送部15の具体的構造を示しており、スクリユ
ーを間欠した軸21部分に、粉粒体を隣りのトラ
フ内に掻き上げるための羽根22,22,22が
組付けられた構造として形成されている。
次ぎにコンベア装置11の作動について述べ
る。
多数のタンク1の下部排出機2より1箇所又は
複数ケ所連続的に排出落下される粉粒体は、集合
コンベア部12のトラフ18内に収容され、スク
リユーの回転に従つて下流側に向つて搬送され
る。そして第1の移送部14において搬送されて
きた粉粒体は分配コンベア部13に移し換えら
れ、そのスクリユーの回転に従つて下流側に向つ
て搬送される。そしてこの搬送途中の開口部1
6,16,…を通過する際に、開口部の開放状態
により下段の篩機5,5…に落下給送され、残り
は更に下流側に搬送される。分配コンベア部13
の搬送方向下流側の最後の開口部を通つてなお残
る粉粒体は第2の移送部15に至り、ここで羽根
により掻き上げられて集合コンベア部12の上流
端に移し換えられ、タンクより連続的に供給され
ている新たな粉粒体と共に再び第1の移送部14
まで搬送され、分配コンベア部13の上流端に移
し換えられる。
このように、タンク群から排出された粉粒体
は、一連の循環系をなしている一対の集合、分配
コンベアの上をエンドレスに回動され、この途中
で各包装ラインに分配給送されることになつて、
他の戻し機構を設ける必要は全くなくなつた。し
かもコンベア装置11は、一対のコンベアを同一
水平面レベルにもつため、従来の上、下2段のコ
ンベアを設けた場合と比べてコンベア一段分の低
減化が可能となつて設備全高は低減され、かかる
設備を収容する建屋の高さを低くできる効果も得
られる。またこの設備全高の減少は、従来と同一
建屋内に設備を収容する場合にはタンク容量の増
大を可能とする効果ともなる。
(考案の効果) 以上述べた如く、本考案よりなる粉粒体の分配
供給装置は、例えば複数の充填包装設備等に対し
て、複数並設されている粉粒体貯留タンク群から
の粉粒体を、1条の集合コンベア上に落下させて
この上で搬送させながらスクリユーの回転で混合
させ、その後に水平側方に設けた1条の分配コン
ベアに移して、下方の複数の充填包装設備等の機
械群に粉粒体を分配供給するものであるから、複
数のタンク群から供給される粉粒体を集合混合し
て下方の充填包装設備等に分配供給する粉粒体の
平均化が従来設備と同様に実現できるという効果
があり、しかも水平に並設した各1条の集合コン
ベアと分配コンベアの間で粉粒体を移し換えるだ
けで、下方から上方への搬送を行う従来の戻り搬
送機構という独立のものを設ける必要がないとい
う効果がある。なお、実施例に示したように集合
コンベアと分散コンベアのトラフを共用すること
でコンベア装置を実質的に一つの装置として構成
することもできるという効果もある。
また実施例で代表的に説明したように、粉粒体
を分配供給するために上下方向に多段に種々の機
構を設置する必要のある設備において、その設備
の全体高を低くできるため、このような設備を設
ける場合の建屋を低くできるとか、同じ高さの建
屋であれば貯留容量の大きなタンクを設置できる
など、その実用上の効果は多大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は従来の粉粒体充填包装設備を示
し、イ図は正面全体の概要模式図、ロ図は同側面
図である。第2図は本考案の粉粒体の分配供給装
置を適用した同設備を示し、イ図は正面全体の概
要模式図、ロ図は同側面図である。第3図はコン
ベア装置を示し、イ図は模式的平面図、ロ図は粉
粒体の流れを示す説明図である。第4図ないし第
6図はコンベア装置を具体的に示すものであり、
第4図は同装置の一部平面図、第5図イ,ロは同
一部側断面図、第6図イは移送部の側面図、同ロ
図は正面図である。 1……タンク、2……排出機、3……集合コン
ベア、4……分配コンベア、5……篩機、6……
チエツクビン、7……包装機、8……戻りコンベ
ア、9……戻りエレベータ、10……ピツト、1
1……コンベア装置、12……集合コンベア部、
13……分配コンベア部、14……第1の移送
部、15……第2の移送部、16……開口部、1
7……逆転スクリユー部、18,19……トラ
フ、20……隔壁、21……軸、22……羽根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 最上部に複数並設された粉粒体を貯留するタン
    ク群と、このタンク群の下方に配置されていて該
    タンク群から落下供給される粉粒体をスクリユー
    の回転により混合しながら一方向に搬送するスク
    リユー型の1条の集合コンベアと、この集合コン
    ベアと同一水平面上の側方に沿つて配置されてい
    て、該集合コンベアとは反対方向に粉粒体を搬送
    すると共に搬送途中に粉粒体を下方に落下排出す
    る開口部が複数設けられているスクリユー型の1
    条の分配コンベアと、上記集合コンベアの搬送下
    流端から分配コンベアの搬送上流端に粉粒体を移
    し換えるための掻き上げ式の回転羽根を有する第
    1の移送部と、上記分配コンベアの搬送下流端か
    ら集合コンベアの搬送上流端に粉粒体を移し換え
    るための掻き上げ式の回転羽根を有する第2の移
    送部とを備え、上記分配コンベアの各開口部の下
    方に、それぞれ粉粒体の処理設備が設けられてい
    ることを特徴とする粉粒体の分配供給装置。
JP3330184U 1984-03-08 1984-03-08 粉粒体の分配供給装置 Granted JPS60145114U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330184U JPS60145114U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 粉粒体の分配供給装置

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JP3330184U JPS60145114U (ja) 1984-03-08 1984-03-08 粉粒体の分配供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS60145114U JPS60145114U (ja) 1985-09-26
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