JPH03280105A - 加工機械のセルフメンテナンス支援方法及びセルフメンテナンス支援システム並びに該システムで用いることができる状態情報生成装置 - Google Patents

加工機械のセルフメンテナンス支援方法及びセルフメンテナンス支援システム並びに該システムで用いることができる状態情報生成装置

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JPH03280105A
JPH03280105A JP2078862A JP7886290A JPH03280105A JP H03280105 A JPH03280105 A JP H03280105A JP 2078862 A JP2078862 A JP 2078862A JP 7886290 A JP7886290 A JP 7886290A JP H03280105 A JPH03280105 A JP H03280105A
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JP2078862A
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Akira Suzuki
晃 鈴木
Kenji Furukawa
健二 古川
Kazuhiro Araki
和弘 荒木
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Amada Metrecs Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は加工機械のセルフメンテナンス支援方法及びセ
ルフメンテナンス支援システム並びに該システムで用い
ることができる状態情報生成装置に関する。
(従来の技術) 近年、各種加工機械は、FMS対応、C1M対応とされ
、高度のコンピュータ技術を駆使して。
製作され、他機との関連で加工ライン上に投入され、比
較的簡易な操作方式で統合管理されるようになってきた
したがって、近年の加工機械は、操作方式が簡易で、そ
の代りに制御装置、特に数値制御装置の構成が複雑なも
のとなってきた。
このようなFMSやCIMの対応化にあって、加工ライ
ンに機械技術者か常備される機会が少なくなり、機械、
特にその制御装置についてはメーカ側の技術者が間接的
に管理することが必要となってきた。
一例を示すと、加工ライン上であるトラブルが発生する
と、そのトラブルは加工ライン全体に影響を及ぼし、加
工ライン全体を停止させてしまう。
そこで、加工ラインのオペレータは、その原因を追求し
、某機械が原因であるとまではつき止めるが、その機械
のどの部分、特にどの制御プログラムについて異常が発
生したかまでは判らない。
そこで、当該加工ラインのオペレータは、その機械メー
カの担当者に電話をかけ、原因追求を要請するが、メー
カ側では、現状がよく判らず、結局技術者を派遣するこ
とになる。
また、電話であれやこれやと原因をさぐり、修復を試み
ることもあるが、断片的な状態情報では全体をつかめず
、かつ電話対応の情報には誤った情報も含まれており、
仲々思うようには修復できない。
これらの理由から、現場に技術者を派遣する機会は益々
多くなるばかりである。
ただし、技術者が実際現場で異常原因を調査してみると
、単に操作ミスや加ニブログラムのミスであったり、ヒ
ユーズやLSI基板を1枚取り換えれば良かったり、接
触不良を直せばよかったり、簡易に修復できる場合が多
いものである。
一方、近年の加工機械の分野では、国際化が進展してお
り、一種の機械は国内全域はもとより国際的に分布する
のが普通である。
そこで、当該機械を担当する技術者は、機械異常に対し
て国内及び世界を飛び回り、長い旅行をしながら各種異
常の対策を行っている。
したがって、機械メーカは、この種の機械異常に対する
要員確保に困難をきたし、また、ユーザは、メーカ側の
技術者到着を待ち、この量論エラインを停止せざるを得
ず生産低下を余儀なくされている。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く、従来よりの機械異常発生に対するメンテナ
ンス方法では、ユーザ側で自主的に修復できない機械異
常に対し、メーカ側から技術者派遣を行うため、機械メ
ーカは技術者確保に困難をきたし、またユーザはメーカ
側の技術者が到着するまで加工ラインを停止させなけれ
ばならないなどの問題点があった。
そこで、本発明は、機械異常に対し、極力技術者を派遣
せず、迅速に修復させることができる加工機械のセルフ
メンテナンス支援方法及びセルフメンテナンス支援シス
テム並びに該システムで用いることができる状態情報生
成装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明のセルフメンテナンス
支援方法は、機械に異常が発生したとき、機械メーカ側
の指定の書式により、機械ユーザ側で当該機械の現在な
いし過去の状態情報を生成し、 生成された一定書式の状態情報を通信回線を介してメー
カ側の情報処理装置に対7して送信し、前記メーカ側で
送信されてきた状態情報を適宜分類整理して情報記憶装
置に蓄積すると共に、当該異常に対する処置方を、ユー
ザ側に提供し、前記処置方に基いてユーザ側で前記異常
に対するメンテナンスを実行することを特徴とする。
また、この方法において、前記機械の状態情報は、異常
発生機械を制御する数値制御装置の数値状態及び操作状
態並びに動作状態であることを特徴とする。
さらに、前記数値制御装置の数値状態及び操作状態並び
に動作状態は、数値制御操作盤の表面状態そのもの及び
基板ランプの表示状態で代用され、前記書式は当該操作
盤の表示部及びスイッチ並びにランプの配列状態に合わ
せて規定されることを特徴とする。
また、本発明のセルフメンテナンス支援システムは、異
常発生機械の現在ないし過去の状態情報を生成する状態
情報生成装置を設け、 機械メーカ側に、前記状態情報生成装置から送られてく
る状態情報を適宜分類整理して記憶蓄積すると共に、適
宜当該メーカ側に常備の機械技術者による診断作業を含
めて当該異常に対する処置方を生成する情報処理装置を
設け、 前記状態情報生成装置及び前記情報処理装置を通信回線
を介して直接または間接的に接続し、前記情報処理装置
側からユーザ側に提供される処置方に基いてユーザ側で
自主的なメンテナンスを実行することを特徴とする。
また、この場合、前記異常発生機械の状態情報は、当該
機械を制御する数値制御装置の状態信号であることを特
徴とする。
また、前記通信回線は、衛星通信網を含むことを特徴と
する。
さらに、本発明は、上記セルフメンテナンス支援システ
ムで用いることができる状態情報生成装置において、 異常発生機械と接続されるコネクタを有し、該コネクタ
を介して接続された機械に対して状態抽出指令を出力す
る手段と、 前記端子を介して接続機械側から送信されてきた状態情
報を適宜書式に変換して、メーカ側の情報処理装置に対
して送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
また、状態情報生成装置の本体にICカードやフロッピ
ディスクなど記憶媒体を装着可能の媒体接続部を有し、 異常発生機械ないしその制御装置に前記記憶媒体に対し
て状態情報を抽出する状態情報抽出手段を設け、 前記記憶媒体を介して異常発生機械側から状態情報を自
動抽出することを特徴とする。
さらに、状態情報生成装置をICカードなどCPUを備
えた携帯可能の記憶媒体で形成し、その内部に機械の状
態情報を一定書式に形成するための書式記憶部及び該書
式に従って一定書式の状態情報を生成する状態情報生成
部を設けたことを特徴とする。
また、状態情報生成装置を、異常発生機械の制御装置内
部に組み込み、 前記メーカ側の情報処理装置と通信するモデムに対して
は、記憶媒体を介して情報交換することを特徴とする。
(作用) 本発明のセルフメンテナンス支援方法及びそのシステム
は、上記構成であるので、機械ユーザ側に配置した状態
情報生成装置で機械、特に制御装置の現在ないし過去の
状態、例えば数値制御装置の数値状態、操作状態、ある
いは表示状態の情報を生成し、これをメーカ側に送信し
、メーカ側からユーザ側にその処置方を提供することに
より、ユーザ側において自主的にメンテナンスを行うこ
とができる。
また、メーカ側に送信されてきた状態情報は、適宜分類
整理されて蓄積されるので、同一または類似の故障に対
しては前の処置方を参照して即座に回答できるようにな
る。
さらに、ユーザ側の状態情報生成装置及びメーカ側の情
報処理装置を、適宜衛星回線などを利用した通信回路で
接続するので、広域規模のネ・ットワークシステムが構
築され、例えば一つの営業所にて対応不能の場合にも、
他の営業所ないしセンタで処置方をリアルタイムで回答
できるようになる。
接続し、状態情報を自動抽出する場合には、故障発生か
ら処置方を得るまでの間の時間をほんの稀かの時間とす
ることができる。
さらに、上記の状態情報生成装置をICカードなどCP
Uを有する記憶媒体で構成する場合には、装置を小型化
でき、かつ高度のセキュリティシステムを構築でき、各
種機械への対応が容易となる。
また、状態情報生成装置をNC装置など機械制御装置の
内部に組み込み、通信回線に対しては記憶媒体を介在さ
せる場合には、通信回線に対してオフラインとなるので
、バッカーの心配がなく、かつ前記のICカードなどC
PUを有する記憶媒体で状態情報生成装置を構成する場
合と同様に高度のセキュリティシステムを構築できる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係るメンテナンス支援シス
テムの構成例を示す説明図である。
本例では、電話回線1に、モデム2を介して、機械ユー
ザ3−1.3−2.3−3・・・の各加工ラインl−1
,4−2,4−3・・・に対する状態情報生成装置とし
てのユーザ端末5と、メーカ6(センタ)及び(営業所
)7の情報処理装置8,9を接続した例である。電話回
線1は、l5DNを用いることもできる。また、世界規
模の通信に対処するため衛星回線を用いることもてきる
メーカのセンタ6の情報処理装置8には、全ユーザ3−
1.3−2.3−3・・・から送られてきた状態情報に
適宜その処置方を対応させて記憶する情報ファイル10
と、故障診断を行うための知識データベース11が接続
されている。
また、メーカの営業所7の情報処理装置9には、自己の
管理下にあるユーザ3−1または3−2または3−3・
・・から送られてきた状態情報をその処置方を対応させ
て記憶する情報ファイル12が接続されている。
一方、各ユーザ3−1.3−2.3−3側には、本例で
は各ユーザに対し1つの端末5が設けられ、各モデム2
と接続されている。
各ユーザ毎に設けられる端末5は、例えばユーザ3−1
において自己の加工ライン4−1か有する機械、例えば
板材折曲げ加工装置13に異常が発生したとき、現在な
いし過去の状態をメーカ指定の書式で作成し、この情報
α1.α2.α3゜α4を電話回線1を介して自己を管
理するメーカ営業所7の情報処理装置9に対して送信す
るものである。
各情報αi (α1.α2.α3.α4)は、メーカ指
定の書式に従う情報種で、本例では、情報α1は各機械
を制御する数値制御装置の数値状態の情報、情報α2は
数値制御操作盤のランプ状態の情報、情報α3は基板の
動作状態を表示するランプの点灯状態の情報、情報α4
は故障診断のためのアラームコード情報であるとする。
一方、メーカ6.7側からは、各ユーザ用31.3−2
.3−3・・・に対し、回答としての情報β1.β2が
送信される。
本例では、情報β1は情報α1.α2.a3に対応する
技術者対応を含めた情報、情報β2は情報α4に対応す
る故障診断装置対応の情報であるとする。
第2図は、上記メーカ6.7のうちセンタ6に配置され
る情報処理装置8の詳細を示すブロック図である。
図示のように、センタ6に配置される情報処理装置8は
、CPUなどで構成される中央処理部14に、前記モデ
ム2と接続される通信部15と、キーボードやマウスな
どを備えた操作部16と、CRTなどで構成される表示
部17と、プリンタなとを備えた情報出力部18と、前
記知識データベース11と接続される故障診断部19と
、前記情報ファイル10を接続して成る。
図示は省略するが、各営業所7に配置される情報処理装
置9は、メーカのセンタ6に配置される情報処理装置8
に対し、診断部19及び知識データベース11を適宜省
略する点と、自己の管理するユーザのみを対象とするた
め情報ファイル12の容量をセンタ側の情報ファイル1
0に対して小さくされる点である。
第3図は、各ユーザに配置される端末5の詳細を示すブ
ロック図である。
図示のように、端末5は、中央処理部20に、モデム2
と接続される通信部21と、書式及び起動手順を記憶さ
せたフロッピディスクFDと接続される媒体接続部22
と、記憶媒体FDから提供される機械に応じた書式を記
憶する書式記憶部23と、操作部24と、表示部25と
、情報出力部26と、前記書式記憶部23に記憶された
書式に従い手動で前記状態情報α1.α2.α3.α4
を生成する状態情報生成部27と、を接続して成る。
上記構成の端末5において、今、例えば板材折曲げ加工
装置13に異常が発生すると、オペレタの操作により、
前記板材折曲げ加工装置13を数値制御するNC装置の
状態を見て、所定の書式を表示部25に表示し、適宜対
話画面を用いて、前記状態情報α1.α2.α3が生成
される。
生成された状態情報は通信部21、モデム2を介して、
第1図に示す電話回線1に投入され、最寄りの営業所7
の情報処理装置9へ送信される。
送信された情報α1.α2.α3は、情報処理装置9の
情報ファイル12へ記憶されて、表示部(17)及び情
報出力部(18)から出力される。
そこで、各営業所7の技術者は、その処置方を検討し、
処置方不明の場合は、センタ6の類似の情報についての
ファイルをコンピュータ検索により取り寄せて、その処
置方を探索し、得られた処置方を該当するユーザに提供
する。よって、各ユーザはセルフメンテナンスを実行で
きる。処置方は、状態情報に対応させて該当営業所7及
びセンタ6の情報ファイル12.10に記録され、後の
類似の異常に対して参照される。
次に、異常を発生した機械が板材折曲加工装置13であ
るとして、具体的なセルフメンテナンス支援方法を説明
する。
第4図を参照するに、機械例としての板材折曲げ加工装
置13は、例えばプレスブレーキ等よりなるものであっ
て、この板材折曲げ加工装置13の前側にロボット28
が装着しである。また板材折曲げ加工装置13の側部に
は、板材Wを収容したマガジン部29が設けられると共
に、折曲げ後の製品Pを次工程に搬送する搬送装置30
が配置されている。上記マガジン部29や搬送装置30
の構成は一般的な構成でよいものであるから、その詳細
についての説明は省略する。
前記板材折曲げ加工装置13は、一般的なプレスブレー
キと同様に、上部フレーム31を備えると共に下部フレ
ーム32を備えており、上部フレーム31には上型33
が着脱自在に装着されている。また下部フレーム32に
は下型34が装着されている。
公知のように、上記構成のごとき板材折曲げ加工装置1
3においては、上下のフレーム31,32の一方を昇降
作動し、上型33と下型34とを係合することにより、
上型33と下型34との間に介在された板材Wの折曲げ
加工を行う。
なお、詳細な図示を省略するが、本例の板材折曲げ加工
装置13においては、下部フレーム32が昇降するよう
に構成されている。この下部フレーム32の昇降軸をD
軸と呼ぶ。
さらに板材折曲げ加工装置13には、前後方向(第5図
において左右方向=YY軸方向の板材Wの位置決めを行
うバックゲージ35が前後方向へ移動位置決め自在に設
けられている。このバーツクゲージ35の動作軸をL軸
と呼ぶ。このバックゲージ35の複数箇所には、板材W
の当接を検出するセンサ36が装着しである。上記セン
サ36は、例えば直動形のポテンシランメータのごとく
、測定工程が比較的長い線形トランスジューサよりなる
ものである。
上記構成により、通常の手段によって予め位置決めされ
たバックゲージ35に板材Wを当接して位置決めすると
き、複数箇所の各センサ36の出力が所定の出力値に一
致したか否かを検知することにより、板材Wの端縁が上
下の金型33,34による折曲げ線と平行であるか否か
を知ることができ、板材Wの正確な位置決めを行うこと
ができる。
上記センサ36からの出力信号は、上部フレーム31に
装着されたNC装置37に入力される。
このNC装置37は、板材折曲げ加工装置13における
各作動部の作動や前記バックゲージ36の作動および前
記ロボット28の作動を直接または間接的に制御するも
ので、前記各センサ36からの出力信号が入力されたと
きには、各センサ36の出力値が所望の出力値となるよ
うに、マニピュレータ28の作動を制御するものである
前記マニピュレータ28は、本例においては昇降自在な
下部フレーム32に一体的に取付けたベースプレート3
8に装着されている。
より詳細には、上記ベースプレート38は、下型34の
長手方向に沿う左右方向(X軸方向)に延伸してあり、
このベースプレート38の前面に第1移動台39がX軸
方向に移動自在に支承されている。この第1移動台39
には、前記ベースプレート38に備えたX軸方向のラッ
ク杆40に噛合したピニオン(図示省略)が回転自在に
設けられていると共に、上記ピニオンを回転駆動するた
めの第1サーボモータ41が設けられている。なお、第
1サーボモータ41がピニオンを回転駆動するための動
力伝達機構は一般的な構成でよいので、その詳細につい
ては説明を省略する。
上記構成により、第1サーボモータ41を作動すること
によって第1移動台39をX軸方向に移動することがで
き、かつ基準位置に対する第1移動台39のX軸方向の
移動位置を検知することができる。
第4図、第5図より明らかなように、前記第1移動台3
9には、上部側が前後方向(Y軸方向)に拡大した扇形
状部42が設けてあり、この扇形状部42の上部には円
弧状のラック部材43が設けられている。このラック部
材43には、ラック部材43に沿うY軸方向に移動自在
の第2移動台44が支承されている。この第2移動台4
4には、ラック部材43に噛合したピニオン(図示省略
)が回転自在に設けられていると共に、このピニオンを
回転駆動する第2サーボモータ45が装着されている。
この第2サーボモータ45は、前記第1サーボモータ4
1同様にエンコーダのごとき位置検出装置を備えている
上記構成により、第2サーボモータ45を駆動すること
によって、第2移動台44はラック部材43に沿って円
弧状のY軸方向に移動される。上記第2移動台44のY
軸方向の位置は、第2す7ボモータ45に備えた位置検
出装置によって検出される。
第4図、第5図より明らかなように、前記第2移動台4
4には、第2移動台44の移動方向に対して直交する上
下のZ軸方向に移動自在な昇降支柱46が支承されてい
る。この昇降支柱46には上下方向のラックが形成しで
ある。このラックと噛合したピニオン(図示省略)が前
記第2移動台44に回転自在に支承されており、かつこ
のピニオンを回転駆動する第3サーボモータ47が第2
移動台44に装着されている。この第3サーボモータ4
7は第1サーボモータ41同様に位置検出装置を備えて
いる。
上記構成により、昇降支柱46は、第3サーボモータ4
7の駆動によって上下動され、かつ上下動位置は位置検
出装置によって検出される。
前記昇降支柱46の上部には、Y軸方向に延伸したアー
ム48が適宜に固定しである。このアーム48の先端部
には、板材Wの一側縁部を把持自在な板材把持装置49
が装着しである。より詳細には、第4図、第5図に示さ
れるように、板材把持装置49は、X軸と平行なり軸を
中心として上下方向に回動自在に設けられていると共に
、上記B軸と直交するA軸を中心として旋回自在に設け
られている。
上記A軸を中心として板材把持装置49を旋回するため
の第4サーボモータ50およびB軸を中心として板材把
持装置49を上下に回動するための第5サーボモータ5
1が前記アーム48に装着されている。上記第4、第5
のサーボモータ50゜51は、前述の第1サーボモータ
41同様に位置検出装置を備えている。
再び第4図を参照するに、前記下部フレーム32あるい
はベースプレート38の一側部には、板材Wを一時的に
把持自在な補助把持装置52が装着しであると共に、サ
イドゲージ装置53が適宜のブラケットを介して装着さ
れている。
上記補助把持装置52は、板材Wを把持するための上部
ジョー54と下部ジョー55を備えている。
前記サイドゲージ装置53は、ロボット28と板材把持
装置49に把持された板材Wの一側縁との位置関係を検
知するときに使用されるもので、側方センサ56を備え
ている。この側方センサ56は、前記バックゲージ35
に備えられたセンサ36と同様に、直動形のポテンショ
ンメータのごとき線形トランスジューサよりなるもので
ある。
この側方センサ56の出力値は前記NC装置37に入力
されるものである。
したがって、板材把持装置49に把持された板材Wの一
側縁が側方センサ56に当接され、この側方センサ56
の出力値か所定の出力値であるときに、ロボット28の
X軸方向の位置を第1サーボモータ41に備えられた位
置検出装置の検出値をNC装置37に読込み、板材Wを
把持していない時の基準位置の位置検出値と比較するこ
とにより、板材把持装置49に把持された板材Wの一側
縁とロボット28とのX軸方向の位置的関係を知ること
ができる。よって、サイドゲージ装置53を基準として
、上下型33.34に対して板材WのX軸方向の位置決
めを正確に行うことができる。
以上のごとき構成により、本例の板材折曲げ加工装置1
3では、板材把持装置49によって板材Wを把持し、板
材Wの各辺側の折曲げ加工を行うときには、先ず、サイ
ドゲージ装置53に備えられた側方センサ56に板材W
の一側縁を接触せしめて、板材Wの一側縁とロボット2
8とのX軸方向の位置的関係を検知する。そして、X軸
方向の位置決めは、サイドゲージ装置53を基準として
行う。板材Wの姿勢及びY軸方向の位置決めは、バック
ゲージ35を予めL軸上で位置決めし、このバックゲー
ジ35に備えられた複数のセンサ36のそれぞれに板材
Wを接触せしめ、各センサ36の検出値がそれぞれ所望
の検出値となるように、ロボット28をY軸方向に移動
すると共に、A軸回りに板材把持装置45を適宜に旋回
することによって行われる。
すなわち、板材WがX軸方向およびY軸方向に正確に位
置決めされた後に、D軸駆動により折曲げ加工が行われ
るものである。
折曲げ加工終了後の板材Wは、ロボット28によって搬
送装置30の位置に移送され、次に、搬送装置30によ
り製品Pとして次工程に搬送される。
上記構成の板材折曲げ加工装置13において、NC装置
37は、ロボット28の制御ユニット(図示せず)と連
結され、間接的にロボット28を制御し、X、Y、Z、
A、B、L、Dの各軸をサーボ制御しつつ、折曲げ加工
を実施するようになる。
このとき、該NC装置37の操作盤上には、工程番号と
、L軸現在位置と、D軸現在位置が個別に設けられた表
示器に表示されるようになっている。また、各部材や制
御状態が一見して解るよう、各種のLEDランプが設け
られている。
さらに、NC装置37には、一般的なNC装置と同様に
、各種アクチュエータを駆動するためのプログラマブル
コントローラが設けられ、かつこのプログラマブルコン
トローラに対して信号入出力を行う入出力装置(ディジ
タルインプット及びディジタルアウトプット)が接続さ
れている。
さて、上記の如き構成の板材折曲げ加工装置13に対し
、何らかの異常が発生すると、ユーザは、前記端末(状
態情報生成装置)5を用いて情報α1、α2.α3、あ
るいは情報α4を生成し、メーカ(営業所)7の情報処
理装置9に対して送信することになる。
状態情報入力手順について示すと、まずユーザは、第3
図に示す端末5の媒体接続部22にアプリケーションソ
フトウェアを搭載したフロッピディスクFDを挿入し、
端末5に各種制御機能及びグラフィック機能を与える。
また、本例ではフロッピディスクFDに情報作成のため
の書式が記憶されており、フロッピディスクFDの挿入
により、書式記憶部23に、板材折曲加工装置13につ
いての情報入力のための書式が記憶される。
そこで、ユーザが電源投入し、起動指令を与えると、端
末5の表示部25に、第6図に示すような総合メニュー
の画面25−1が表われる。
この画面25−1には、システム名称RTSS(Rea
l  Time  5upport  System)
の下に、NC装置の操作盤状況の画面(情報α1.α2
に相当)の転送及び基板の表示状況の画面(情報α3に
相当)の転送を促す項目57と、故障診断データ(情報
α4に相当)の転送を促す項目58が表示される。
そこで、ユーザが、所定の項目、例えば項目57を選択
すると、第7図に示す画面25−2が表われる。
第7図に示す画面25−2には、NC操作盤状況をFl
とし、基板の表示状況をF2として、伝送したい項目を
FlまたはF2キーを押して選択すべきことが表示され
る。
そこで、F1キーを操作すると、第8図に示すような画
面25−3が表われ、情報α1またはα2を入力する準
備が完了する。この画面25−3の表示形式は、端末5
の書式記憶部23に記憶された書式によるものであるが
、この書式は、NC装置37の操作盤面と同一ないし類
似の配置とされるものである。その理由は、前述のよう
に、般にNC操作盤には制御の状況を示すため、適宜表
示部が設けられており、また適宜LEDランプが設けら
れており、これを見て制御状況がある程度判るようにな
っているからである。また、本セルフメンテナンス支援
システムは各種機械に対応されるので、各機械毎の書式
をNC操作盤のものと一致させることにより、該システ
ムに特別の知識が無くとも通常の機械技術者によって状
況判断できるからである。
第8図に示す画面25−3に対しては、情報α1及びα
2を入力することかできる。
情報α1の人力手順を第9図に示す。この図は、工程数
値、例えば123を適宜対話式画面を用いて入力させる
ものであり、同様手順でL軸数値、D軸数値を入力する
。これら数値は実際のNC操作盤に表示されている数値
を転記するだけでよい。
情報α2の入力手順を第10図に示す。図は、「準完」
ランプ(LED)の点灯状況の入力に次いで、モード表
示状態を入力するなどにより、順次ランプ点灯状態を入
力させて行く手順が示されている。
第8図のランプ内容を示すと、曲げ「準完」LEDは、
点灯状態において、自動運転で、L及びD軸の位置決め
を完了していることを示している。
運転「モード」のLEDは、各モードの選択時に点灯表
示するもので、「ロボット」はロボットとの同期自動運
転を示す。「運転」は単体自動運転を示す。「プログラ
ム」はプログラム入力及び編集を示す。「プレイ」バッ
クは上限ハンドルによるD軸値の教示を示す。「手動」
は原点復帰等の手動操作を示す。「送信」は現在未使用
である。
「受信」は自動プログラミング装置よりのNCデータの
受信を示す。
また、「原点J LEDは原点復帰中に点滅し、原点復
帰完了で点灯し、LはL軸を、DはD軸を示している。
「表示」は、座標表示内容の切換表示を示し、選択され
ると点灯するようになっており、「目標」値はプログラ
ムされた座標を、「現在」値は機械軸上の現在位置座標
を示す。
「速度」は手動モード及び寸動用速度切換表示を示し、
選択されると点灯し、「高速」、「低速」用に分けられ
ている。
「使用金型」は、実際のLEDは、バンチ33、ダイ3
4に固定されているもので、選択使用された金型位置が
点灯するようになっている。
「項目J LEDは、手動モード時はり、Dを除いて消
灯し、L、Dは選択されると点灯する。また、手動モー
ド以外では、その項目が入力されていれば点灯し、プロ
グラムモード時、選択された入力項目のランプが点滅す
る。受信モード時には全て消灯する。
項目表示において、LはL軸、DはD軸、LSはマルチ
下限位置、aは伸び補正値、Tはタイマ、L′はプルバ
ック、D′はプルバックデプス、Fは折り曲げ速度、S
Qはシーケンス切換位置、Cは突き当て高さ指令位置、
HAはバックゲージ35の7’%ネアゲ動作を示す。
以上により、第8図に示す画面25−3には、NC装置
37の主要な数値状態と、各部材ないし制御状態を示す
ランプの点灯状態が入力される。
言い換えれば、情報α1.α2が入力される。
再度第7図において、F2キーを操作すると、第11図
に示す情報α3としての基板ランプ表示状態を入力する
ための画面25−4が表われる。
図において、「POWERJは電源基板、「JUNBO
Jは各部材の制御状態を示す基板、「■NAXI、IN
AX2Jは軸制御部の基板、[Ilo (1)、Ilo
 (2)Jは入出力装置の基板を示す。特定キーの操作
によってサーボアンプに切り換わり、サーボアンプ基板
状況の作画を行うことができる。
第12図は、電源基板の人力操作の手順を示す。
図には、ランプの点灯または消灯状態を順次入力する手
順が示されている。
第12図に示す手順の繰り返しを行うことにより、第1
1図示す各基板のランプ状態が入力される。
これら情報α3は、NC装置37及びそれと接続される
各部材の動作状況を示すものであるので、異常原因の追
求、特にNC装置自身の故障診断には重要なものである
。ただし、これら情報α3について既にアラームと断定
できる種類のものについてはアラーム番号のデータα4
て故障診断できるので、ここではアラーム番号で処理で
きない原因を追求するため、これをメーカ側の技術者に
提示して原因追求させるようにしている。
再度第6図において、項目58の選択により端末5の表
示部25に第13図に示す画面25−5が表われる。
この画面25−5に対し、故障診断用のデータとして、
アラームコードを人力すると、メーカ6の診断部19か
らますアラームコードの内容が返送され、また特定キー
の操作により処置方法が送信され表示される。
さらに、第14図に示すように、処置方法の画面25−
6上には、リバース表示59が示され、リバース表示5
9のある項目についてHELPキーを操作する場合には
、各項目毎のへルプデータが次々と表示されるようにな
っている。
以上において、ユーザ3が端末5に対して情報α1.α
2.α3を入力し、メーカ7の情報処理装置9に対して
送信すると、その内容がメーカ7の情報ファイルに登録
され、かつ表示部17に表示され、情報出力部18から
適宜プリントアウトされる。
そこで、同一内容の故障をコンピュータ検索するか、あ
るいはメーカ7の技術者が情報α1.α2、α3を適宜
過去の情報ファイル12または10を参照して判定する
ことにより、その対策をユーザ3に与えることができる
処置完了すると、メーカ(営業所)7の情報はメーカ(
センタ)6にも転送され、メーカ6の情報ファイル10
に登録される。
また、情報α4に対しては、第2図に示す診断部19で
対応でき、第14図で示したような処置方を提示するこ
とにより、ユーザ側でセルフメンテナンスを実行するこ
とができる。例えばアラームコードrl E 11Jに
対しては、寸動または手動パルサーでD軸がマイナス(
−)となったので、「寸動」キーを操作して、D軸をプ
ラス(+)方向へ移動させるべきであることが示される
メーカ(センタ)6の情報処理装置8では、情報ファイ
ル10を蓄積し、これを分析することによりアラーム番
号では対応できなかった機械異常に対しても、新たなア
ラーム番号を生成し、アラーム番号で処置可能となる。
また、情報α1.α2.α3は、全てディジタル信号で
処理するので、これを診断部19で処理することにより
、特定の異常に対しては、自動的に処置方を提示させる
ことも可能である。しかも、このとき神経回路網やファ
ジィ推論手段を備えておくことにより類似の異常に対す
るファイル検索を日増しに高度化してゆくこともできる
第15図は、第3図に示す端末5の中央処理部20に、
新たにコネクタ60を備えた通信部61を設け、NC装
置37側に、数値制御処理を行うNC部37Aと接続さ
れる状態情報抽出部62及び、これと接続される通信部
63を設け、電線64を介して端末5とNC装置37と
を接続することにより、状態情報を自動的に得るように
した例である。
NC装置37に設けた状態情報抽出部62は、端末5か
らの゛要求により、前記情報α1.α2゜α3.α4を
自動的に抽出するものである。
本例では、端末5に対して手動入力する手間を省くこと
ができる。ただし、端末5とNC装置37を常時接続し
ておくとバッカー侵入の恐れがあるので、不Aきはコネ
クタ60を切り離しておくことが必要である。
第16図は、モデム2にICカードインタフェイス66
Aを接続し、NC装置37に情報自動抽出部65及びI
Cカードインタフェイス66Bを設け、CPUを備えた
記憶媒体、例えばICカード67に書式記憶部68及び
状態情報生成部69を設け、前記端末5にかえてICカ
ード67を活用するようにした例である。
ICカード67の書式記憶部68は、機械種母の状態情
報生成のためのメーカ指定の書式が記憶されている。
状態情報生成部69は、ICカードインクフェイス66
Bを介してNC装置37から得たデータにより、書式記
憶部68に記憶された書式に従って情報転送のためのデ
ータを編集する。
NC装置37の情報自動抽出部65は、ICカードイン
タフェイス66HにICカード67が挿入されたとき、
指定の順序で上記の如き情報α1゜α2.α3.α4を
自動抽出するものである。
ICカード67に記憶された情報は、ICカードインタ
フェイス66A1モデム2を介してメーカ7に転送でき
、メーカ7から送られてくるデータを記憶できる。
第16図に示す実施例では、端末5に代えてICカード
67を用いることができるので、装置構成が簡易であり
、各種機械に容易に対応可能である。また、ICカード
67には暗証を含めてセキュリティ機能を持たせること
ができる。
第17図は、第16図のICカード67をcpUを有さ
ない記憶媒体、例えばフロッピディスクに代え、モデム
2及びNC装置37′に媒体接続部70A、70Bを設
け、かつNC装置37内部に、書式記憶部68、状態情
報生成部69、並びに保全キー71を内蔵させた例であ
る。
保全キー71はセキュリティ確保のため、メーカの特定
人物以外は操作できないようになっており、この操作で
状態情報を出力することを可能とするものである。
本例では、記憶媒体としてフロッピディスク70が用い
られ、NC装置37に状態情報抽出のための各機能を持
たせているので、記憶媒体として何でも利用できる利点
がある。
上記において、NC装置及び関連機器の状態情報の自動
抽出は、NC装置の数値状態及び入出力装置のビット情
報は数値制御の状態及びプログラマブルコントローラの
イメージ情報から容易に読み取れる。また、基板の状態
は、各ランプを点灯させる回路の信号を並列的に取り出
すことにより容易に読み取れる。また、ロボットコント
ローラなど、NC装置と接続される部材についてのデー
タは、当該ロボットコントローラ側で作成し、ロボット
側から転送させればよい。
上記実施例では、機械1の状態情報として、数値制御装
置の数値状態の情報α1、操作盤のランプ表示状態の情
報α2、基板のランプ表示状態の情報α3、アラームコ
ードα4を用いたが、状態情報はこれに限定されず、こ
の他人出力装置の過去のビット情報や、NC装置37の
CRT画面の画像情報、その油制御装置の情報など各種
の情報を用いることができる。
また、特殊な応用例としては、例えば急を要さないが不
自然な動作を追求するため、第16図及び第17図で情
報抽出を行ったICカード67やフロッピディスク70
をメーカ側へ郵送ないし宅配することにより、メーカ側
で原因追求し、後日メンテナンスを行ったり、機械設計
の参考とすることなどもてきる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明は、特許請求の範囲に記載の通りの
加工機械のセルフメンテナンス方法及びセルフメンテナ
ンスシステム並びに該システムで用いることができる状
態情報生成装置であるので、機械の異常に対し即その対
処方をユーザに提供することにより、ユーザ側において
即メンテナンスを行うことができる。
また、機械の状態をメーカ側が指定した書式の情報とし
てメーカ側に設けた情報ファイルに登録し、−その対処
方と共に蓄積するので、対処方の決定時間を日増しに減
少させることができる。
さらに、情報ファイル蓄積した情報をその処置力と対応
させて解析し、因果関係を求める場合には、新たなアラ
ームコードを生成できるなど、自動的な故障診断の範囲
を拡大してゆくことができる。
また、状態情報生成装置をICカードやフロッピディス
クを用いて制御装置との関連で構成する場合には、機械
対応か簡易となり、装置コストの低減を図ることができ
、システム活動範囲を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はセルフメンテナンスシステムの概念を示す通信
システムの説明図、 第2図はメーカ(センタ)に配置される情報処理装置の
構成を示すブロック図、 第3図は状態情報生成装置としての端末の構成を示すブ
ロック図、 第4図は機械の一例としての板材折曲げ加工装置の斜視
図、 第5図は上記板材折曲げ加工装置の左側面図、第6図は
総合メニューを表示する端末画面の説明図、 第7図は項目分類を示す端末画面の説明図、第8図は情
報α1.α2を入力するための端末画面の説明図、 第9図は第8図に示す画面に対し情報α1の入力手順を
示す説明図、 第10図は第8図に示す画面に対し情報α2の入力手順
を示す説明図、 第11図は基板表示ランプの表示状況を入力させるため
の端末画面の説明図、 第12図は第11図の画面に対する情報α4の入力手順
を示す説明図、 第13図はアラームコード人力用の端末画面の説明図、 第14図は第13図の画面に次いで表わされる端末画面
の説明図、 第15図は端末(状態情報生成装置)の他の実施例を示
すブロック図、 第16図及び第17図はそれぞれ他の状態情報生成装置
の構成を示す説明図である。 1・−・電話回線 2・・・モデム 3 (3−1,3−2,3−3)・・・ユーザ4 (4
−1,4−2,4,−3)・・・加工ライン5・・・端
末(状態情報生成装置) 6・・・メーカ(センタ) 7・・・メーカ(営業所) 8・・・センタの情報処理装置 9・・・営業所の情報処理装置 10・・・センタの情報ファイル 11・・・知識データベース 12・・・営業所の情報ファイル 13・・・板材折曲げ加工機械 37・・・NC装置 37′・・・状態情報生成部を備えたNC装置67・・
・ICカード 70・・・状態情報を媒介するフロッピディスクα1・
・・NC装置の数値状態情報 a2・・・NC操作時のランプ表示状態情報α3・・・
基板のランプ表示状態情報 α4・・・アラームコード β1・・・技術者対応による処置方 β2・・・診断装置による処置方

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機械に異常が発生したとき、機械メーカ側の指定
    の書式により機械ユーザ側で当該機械の現在ないし過去
    の状態情報を生成し、 生成された一定書式の状態情報を通信回線を介してメー
    カ側の情報処理装置に対して送信し、前記メーカ側で送
    信されてきた状態情報を適宜分類整理して情報記憶装置
    に蓄積すると共に、当該異常に対する処置方を、ユーザ
    側に提供し、前記処置方に基いてユーザ側で前記異常に
    対するメンテナンスを実行することを特徴とする加工機
    械のセルフメンテナンス支援方法。
  2. (2)請求項1において、前記機械の状態情報は、異常
    発生機械を制御する数値制御装置の数値状態及び操作状
    態並びに動作状態であることを特徴とする加工機械のセ
    ルフメンテナンス支援方法。
  3. (3)請求項2において、前記数値制御装置の数値状態
    及び操作状態並びに動作状態は、数値制御操作盤の表面
    状態そのもの及び基板ランプの表示状態で代用され、前
    記書式は当該操作盤の表示部及びスイッチ並びにランプ
    の配列状態に合わせて規定されることを特徴とするセル
    フメンテナンス支援方法。
  4. (4)機械ユーザ側に、異常発生機械の現在ないし過去
    の状態情報を生成する状態情報生成装置を設け、 機械メーカ側に、前記状態情報生成装置から送られてく
    る状態情報を適宜分類整理して記憶蓄積すると共に、適
    宜当該メーカ側に常備の機械技術者による診断作業を含
    めて当該異常に対する処置方を生成する情報処理装置を
    設け、 前記状態情報生成装置及び前記情報処理装置を通信回線
    を介して直接または間接的に接続し、前記情報処理装置
    側からユーザ側に提供される処置方に基いてユーザ側で
    自主的なメンテナンスを実行することを特徴とするセル
    フメンテナンス支援システム。
  5. (5)請求項4において、前記異常発生機械の状態情報
    は、当該機械を制御する数値制御装置の状態信号である
    ことを特徴とするセルフメンテナンス支援システム。
  6. (6)請求項4において、前記通信回線は、衛星通信網
    を含むことを特徴とするセルフメンテナンス支援システ
    ム。
  7. (7)請求項4に記載のセルフメンテナンス支援システ
    ムで用いることができる状態情報生成装置において、 異常発生機械ないしその制御装置と接続されるコネクタ
    を有し、 該コネクタを介して接続された機械に対して状態抽出指
    令を出力する手段と、 前記端子を介して接続機械側から送信されてきた状態情
    報を適宜書式に変換して、メーカ側の情報処理装置に対
    して送信する送信手段を備えたことを特徴とする状態情
    報生成装置。
  8. (8)請求項4に記載のセルフメンテナンス支援システ
    ムで用いることができる状態情報生成装置において、 装置本体にICカードやフロッピディスクなど記憶媒体
    を装着可能の媒体接続部を有し、 異常発生機械ないしその制御装置に前記記憶媒体に対し
    て状態情報を抽出する状態情報抽出手段を設け、前記記
    憶媒体を介して異常発生機械側から状態情報を自動抽出
    することを特徴とする状態情報生成装置。
  9. (9)請求項4に記載のセルフメンテナンス支援システ
    ムで用いることができる状態情報生成装置において、 装置本体をICカードなどCPUを備えた携帯可能の記
    憶媒体で形成し、その内部に機械の状態情報を一定書式
    に形成するための書式記憶部及び該書式に従って一定書
    式の状態情報を生成する状態情報生成部を設けたことを
    特徴とする状態情報生成装置。
  10. (10)請求項4に記載のセルフメンテナンス支援シス
    テムで用いることができる状態情報生成装置において、 該装置を、異常発生機械の制御装置内部に組み込み、 前記メーカ側の情報処理装置と通信するモデムに対して
    は、記憶媒体を介して情報交換することを特徴とする状
    態情報生成装置。
JP2078862A 1990-03-29 1990-03-29 加工機械のセルフメンテナンス支援方法及びセルフメンテナンス支援システム並びに該システムで用いることができる状態情報生成装置 Pending JPH03280105A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172576A (ja) * 2000-12-05 2002-06-18 Sony Corp 診断装置
JP2002332664A (ja) * 2001-05-08 2002-11-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械の故障診断方法、建設機械の故障診断システム、建設機械、情報管理センタ、および故障診断プログラム
JP2013152624A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 診断システムおよび診断方法

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