JPH03279914A - 眼鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は画像表示機能を育する眼鏡に関するものである
。

従来の技術 近年、画像表示装置に液晶技術が採り入れられて、その
小型化、薄型化が図られている。

従来、この種の画像表示装置は、第４図〜第６図に示す
ように、第１ガラス基板２１と、この第１ガラス基板２
１に対向して配置された第２ガラス基板２２と、上記第
１ガラス基板２１の表面に設けられた画素電極２３と、
この画素電極２３側に対向する上記第２ガラス基板２２
の表面に設けられた対向電極２４と、上記両ガラス基板
２１゜２２間に注入された液晶部材２５と、上記第１ガ
ラス基板２１の裏面側に配置される第１偏光板２６と、
上記第２ガラス基板２２の裏面側に配置される第２偏光
板２７とから構成されていた。また、第５図に示すよう
に、第１ガラス基板２１の表面には、複数本の信号電極
母線２８と、同じく複数本のゲート電極母線２９とが直
角方向に配置されるとともに、信号電極母線２８にはＸ
方向ドライバ３０が、またゲート電極母線２９にはＸ方
向ドライバ３１がそれぞれ接続されている。さらに、第
６図に示すように、各画素電極２３は、信号電極母線２
８とゲート電極母線２９との間の部分に設けられるとと
もに、その交差部には画素電極２３に信号を印加するた
めの薄膜トランジスタ（ＴＰＴ）３２が設けられている
。

上記構成においてその動作について説明する。

すなわち、Ｘ方向ドライバ３０およびＹ方向ドライバ３
１により、オンさせたい画素に対応する薄膜トランジス
タ３２に信号を送る。そして、この薄膜トランジスタ３
２がオンすると、液晶材料２５の旋光性により、第１偏
光板２６を通過した外来光Ａを旋光させ、第２偏光板２
７との間で光の透過度合いが変わり、所定の画像が表示
される。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記の構成によると、外来光を通過させる小イ
ンチの小型テレビにしか利用できず、たとえば液晶テレ
ビに組み込んだ場合、持ち運びが不便であるとともに、
見たい時に見れないという問題があった。

そこで、本発明は上記課題を解消し得る画像表示機能を
有する眼鏡を提供することを目的とすゐ。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の眼鏡は、眼鏡本体に
装着されるレンズの一方の面を平坦にするとともにこの
平坦面の所定部分に第１偏光板を設け、この第１偏光板
の表面に第１ガラス基板を設け、この第１ガラス基板の
表面側に所定間隔を有して第２ガラス基板を配置し、上
記第１ガラス基板の表面に画素電極を設けるとともにこ
れに対向する第２ガラス基板の表面に対向電極を設け、
上記両ガラス基板間に液晶部材を注入し、かつ上記液晶
部材の配列を制御する制御部を上記レンズ、上記第１ガ
ラス基板および第２ガラス基板のいずれかに実装したも
のである。

作用 上記構成によると、眼鏡の各レンズに画像表示機能を有
せしめたので、特別な画像表示装置を持ち運ぶ必要が無
いとともに、眼鏡の視野の一部に画像を表示させるため
、いつでも画像情報を得ることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図に基づき説明
する。

第１図および第３図において、１は眼鏡本体すなわち眼
鏡フレームで、左右に凸または凹レンズ２がそれぞれ装
着されている。これら各レンズ２の一方の面たとえば外
側面は平坦に構成されるとともに、その平坦面には、第
１ガラス基板３が設けられるとともに、この第１ガラス
基板３から所定間隔有して第２ガラス基板４が配置され
ている。

そして、これら各ガラス基板３，４の所定部分の互いの
対向面には、画素電極５および対向電極６が配置される
とともに、両ガラス基板３，４間には液晶部材７が注入
され、さらに両ガラス基板３゜４の外側には、第１およ
び第２偏光板８，９が配置されている。上記画素電極５
駆動用のＸ方向ドライバ１０およびＹ方向ドライバ１１
は、上記ガラス基板３，４（またはレンズ２側でもよい
）のいずれかに実装され、制御信号線１２を介して各画
素電極５のオン・オフ用のトランジスタを制御するよう
にしている。

上記構成において、外来光Ａは液晶部材７を通過するが
、この時トランジスタがオンされることにより、それに
対応する画素電極５の部分が旋光し、レンズ２を通して
画像を虚像として見ることになり、画像が一定の距離を
置いて見えるようになる。

なお、本実施例においては、レンズ２を第１ガラス基板
３側に配置したが、たとえばレンズ２を第２ガラス基板
４側に配置してもよく、またレンズ自体を凸レンズと凹
レンズとを組み合わせたものでもよい。

発明の効果 以上のように本発明の構成によると、眼鏡の各レンズに
画像表示機能を有せしめたので、特別な画像表示装置を
持ち運ぶ必要が無いとともに、眼鏡の視野の一部に画像
を表示させるため、いつでも画像情報を得ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第３図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は眼鏡を装着した時の斜視図、第２図は眼鏡の断面図
、第３図はレンズの正面図、第４図〜第６図は従来例を
示すもので、第４図は画像表示装置の断面図、第５図は
同正面図、第６図は同要部拡大平面図である。 １・・・・眼鏡本体、２・・・・レンズ、３・・・・第
１ガラス基板、４・・・・第２ガラス基板、５・・・・
画素電極、６・・・・対向電極、７・・・・液晶部材、
８・・・・第１偏光板、９・・・・第２偏光板、１０・
・・・Ｘ方向ドライバ、１１・・・・Ｘ方向ドライバ、
１２・・・・制御信号線。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、眼鏡本体に装着されるレンズの一方の面を平坦にす
   るとともにこの平坦面の所定部分に第１偏光板を設け、
   この第１偏光板の表面に第１ガラス基板を設け、この第
   １ガラス基板の表面側に所定間隔を有して第２ガラス基
   板を配置し、上記第１ガラス基板の表面に画素電極を設
   けるとともにこれに対向する第２ガラス基板の表面に対
   向電極を設け、上記両ガラス基板間に液晶部材を注入し
   、かつ上記液晶部材の配列を制御する制御部を上記レン
   ズ、上記第１ガラス基板および第２ガラス基板のいずれ
   かに実装した眼鏡。