JPH03278112A

JPH03278112A - 電子機器

Info

Publication number: JPH03278112A
Application number: JP2076808A
Authority: JP
Inventors: Shigeki Mori; 重樹森; Manabu Kanazawa; 学金沢
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-03-28
Filing date: 1990-03-28
Publication date: 1991-12-09
Anticipated expiration: 2012-07-09
Also published as: JP2629058B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は電子機器、特に所定の入力ペンを収納する凹部
と、装置の所定部分を覆う回動自在なカバーと、前記カ
バーの開閉に応じて前記凹部内に収納された入力ペンを
昇降させる手段を有する電子機器に関するものである。

［従来の技術］従来より、電子機器の情報入力手段として、各種のデジ
タイザパッドなどが利用されており、このような装置で
は、入力専用のスタイラスペン（以下単に入力ペンとい
う）を使用することが多＋７）。

このような入力ペンは、紛失の危険性、あるいは誤って
他のペンをユーザが使用し故障を発生するなどの問題が
あるので、本体内にこれらのペンを収納するようにした
方式が知られている。

第１０図〜第１３図に従来の入力ペン収納方式の電子機
器の構造を示す。

各図において、符号ｌ、２は機器の上および下ケースで
、その端部には、回動中心１ｂを介して回動自在に表示
カバー４が設けられている。上ケース１上面には凹部１
ａが設けられており、機器の非使用時には、この凹部１
ａ内に入力ペン３が収容され、表示カバー４により覆わ
れるようになっている。

また、第１Ｏ図〜第１３図の構成では、入力ペン３の収
納、取り出しを容易にするため、表示カバー４の開閉に
応じて入力ペン３を凹部１ａ内で昇降させる構造が採用
されている。すなわち、表示カバー４の端部には、表示
カバー４の開閉に応じて凹部１ａ内部に出入りするｔリ
フト爪４ａがもうけられており、第１０図、第１１図・
・・第１３図のように、表示カバー４が開放されるにつ
れて入力ベン３が凹部１ａ内で上昇し、第１３図のよう
に完全に表示カバー４が開放された場合にユーザは容易
に入力ペン３を取り出せるようになる。

［発明が解決しようとする課題］ところが、第１Ｏ図以降に示した従来構造では、機器の
小型化をはかるために、表示カバ４の回動中心１ｂが、
入力ペン３が収容される凹部１ａにきわめて近い位置に
設けられている。

このため、表示カバー４が第１３図のように完全に開放
された状態では、入力ベン３を取り出しが容易な充分な
高さに上昇させるためにリフト爪４ａの先端の角部４Ｃ
は、急速な小回転半径の円弧上を移動し、第１１図、第
１２図の状態では、−時的に入力ペン３を凹部１ａの側
壁部分との間で挟み込む力が発生している。

これにより、入力ペン３を昇降させる際、入力ペン３の
外装部分や、機器と入力ペン３の当接部分に汚れ、キズ
などが発生し、また、接触時の摩擦係数が増加した場合
には、引っかかりゃ、最悪の場合リフト爪４ａ、入力ペ
ン３の破損、あるいは上ケース１の破損を生じる。

本発明の課題は、以上の問題を解決し、入力に使用する
入力ペンを本体内部に収納する電子機器において、機構
の破損などを生じることなく、スムーズに入力ペンを収
納、取り出しできる電子機器を提供することにある。

［課題を解決するための手段］以上の課題を解決するために、本発明においては、所定
の入力ペンを収納する凹部と、装置の所定部分を覆う回
動自在なカバーと、前記カバーの開閉に応じて前記凹部
内に収納された入力ペンを昇降させる手段を有する電子
機器において、前記凹部内で前記カバーの所定部位によ
り操作されカバーの開閉に連動して入力ペンを昇降させ
るとともに、前記凹部から充分離れた機器のケース内部
の所定位置において回動支持された回動部材を設けた構
成を採用した。

［作　用］以上の構成によれば、前記凹部から充分離れた機器のケ
ース内部の所定位置において回動支持された回動部材に
より入力ペンが昇降されるので、入力ペンがケースとの
間に挟持されることがない。

［実施例］以下、図面に示す実施例に基づき、本発明の詳細な説明
する。

第１図に、本発明を採用した電子機器の構成を示す。　
第１図において、装置は、上ケース１、および下ケース
２からなり、上ケースｌの上面にはＬＣＤパネルなどか
らなる表示面５が設けられている。表示面５上には、必
要に応じて透明タッチパネルなどの入力手段を設けても
よい。また、上ケース１、下ケース２の側面その他所定
の位置には、メモリカードや、フロッピーディスクなど
の媒体を収容する部分が必要に応じて設けられていてよ
い。

第１図において、表示面５の向こう側には、入力ペン３
を収納する凹部１ａが設けられている。

入力ペン３は、凹部１ａ内において、表示カバー４の開
閉に連動して回動板６を介して昇降される。

第２図〜第５図に、回動板６による開口部の昇降のため
の構造を示す。

第２図〜第５図に示すように、凹部１ａ、表示カバー４
の構造は、従来例とほぼ同じであるが、本実施例では、
表示カバー４のリフト爪４ｂで直接入力ベン３を昇降さ
せず、リフト爪４ｂの端部で、回動板６を操作すること
により間接的に凹部ｌａ内で、入力ベン３を昇降させる
。

回動板６は、図示のように、ケース内部において、凹部
１ａから充分離れた位置に配置された支点６ａを介して
回動自在に支持されている。

回動板６は、第１図のように、凹部１ａ内でも左右のい
ずれか一方にわずかに偏った位置に配置される。

回動板６は、第２図〜第５図に示されるような形状の平
板状のプラスチックなどから構成され、その先端部には
、入力ペン３の外径にほぼ相当する曲率の凹部６Ｃを有
する。

回動板６は、表示カバー４の開閉にともない、表示カバ
ー４の端部４ｂを介して操作され、凹部１ａ内の開口部
を介して凹部１ａ内部に出入りする。

表示カバー４が閉成された状態では、第２図のように、
リフト爪４ｂはもっとも低い位置にあり、回動板６の先
端もまた最低位にある。

この状態から、第３図〜第５図のように、表示カバー４
を開いてゆくと、表示カバー４およびその端部４ｂは回
動中心１ｂの回りに回動し、端部４ｂは、回動板６の先
端を下側からす（い上げる。

第５図のように、表示カバー４をほぼ完全に開いた状態
では、入力ペン３は、回動板６先端の凹部６ｃに乗り、
安定した状態で保持され、ユーザの手に引き渡される。

以上の実施例によれば、第２図〜第５図に明らかなよう
に、回動板６は、機器のケース内部において、入力ベン
３が収納される凹部１ａから充分離れた位置に配置され
た支点６ａを介して回動自在に支持されているので、従
来のように表示カバ−４端部のソフト爪で直接入力ベン
３を操作する方式におけるように入力ペン３が凹部と表
示カバー４の端部の間に挟まれ、当接部分に汚れ、キズ
などが発生したり、各部材の破損を招いたりする問題が
なくなる。

また、回動板の回動方向は図中の矢印方向であるが、こ
の方向はユーザの入力ペン３の取り出し方向に概ね一致
しているので、表示カバー４を開く動作によりスムーズ
に入力ペン３の取り出しが可能である。

示すような構造も考えられる。

第６図〜第９図において、回動板６は下ケース２との間
に張架されたスプリング７により、入力ベン３リフト時
の回動方向とは逆方向に付勢されている。また、回動板
６の下部（下ケース２側）には、凹部６ｂが設けられて
おり、この凹部６ｂには、表示カバー４が完全に開放さ
れた状態ではリフト爪４ｂが係合する。

このような構造によれば、表示カバー４の開成状態では
、回動板６の先端でリフト爪４ｂを押下することにより
、また、開放状態では、回動板６の凹部６ｂにリフト爪
４ｂが係合することにより、表示カバー４の動作、入力
ペン３のリフトを一時的に保持し、表示カバー４の開閉
、入力ペン３のリフトに明確なりリック感を与えること
ができる。

［発明の効果］以上から明らかなように、本発明によれば、所定の入力
ペンを収納する凹部と、装置の所定部分を覆う回動自在
なカバーと、前記カバーの開閉に応じて前記凹部内に収
納された入力ペンを昇降させる手段を有する電子機器に
おいて、前記凹部内で前記カバーの所定部位により操作
されカバーの開閉に連動して入力ペンを昇降させるとと
もに、前記凹部から充分離れた機器のケース内部の所定
位置において回動支持された回動部材を設けた構成を採
用しているので、前記凹部から充分離れた機器のケース
内部の所定位置において回動支持された回動部材により
入力ペンが昇降されるので、入力ペンがケースとの間に
挟持されることがなく、入力ペンの破損などを生じるこ
とがなく、スムーズに入力ペンを収納、取り出してきる
優れた電子機器を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を採用した電子機器の構造を示　０した斜視図、第２図〜第５図は第１図の装置の動作を示
した断面図、第６図〜第９図は本発明の異なる実施例を
示した断面図、第１０図〜第１３図は従来の電子機器の
構造を示した断面図である。１−ｍ−上ケース　　２・・・下ケース３・・−開口部
　　　４・・・表示カバ５−・・表示面　　　６・・・
回動板７−・−スプリング

Claims

【特許請求の範囲】１）所定の入力ペンを収納する凹部と、装置の所定部分
を覆う回動自在なカバーと、前記カバーの開閉に応じて
前記凹部内に収納された入力ペンを昇降させる手段を有
する電子機器において、前記凹部内で前記カバーの所定
部位により操作されカバーの開閉に連動して入力ペンを
昇降させるとともに、前記凹部から充分離れた機器のケ
ース内部の所定位置において回動支持された回動部材を
設けたことを特徴とする電子機器。２）前記凹部から前記回動部材の回動支点までの距離が
少なくとも前記回動部材を支持する前記カバーの所定部
位とカバーの回動中心の距離よりも大であることを特徴
とする請求項第１項に記載の電子機器。