JPH0327800A - 交流発電機装置の出力電圧制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は交流発電機装置の出力電圧制御装置の改良に関
する。

［従来の技術コ 従来のものは，第３図のように構戒されていた。

同図において．１は交流発電機２，励磁１ｌ！３より成
る交流発電機装置，２ａは発電機の界磁巻線２ｂはその
界磁回路に挿入されたダイオード，３ａは励磁機の界磁
巻線である。

１は自動電圧調整器で，これは電路５がらトランス６を
介して降下された電圧が印加されるサイリスタ等の制御
素子７，ゲート信号（またはベス信号）発生器８，増幅
器９，比較器１ｏがら戒つ，比較器９において設定電圧
Ｖａと電路５がらの帰還電圧Ｖ８とを比較し，その出力
を増．幅器ｌＯを介してゲート信号発生器８に与えて，
制御素子７のゲート制御をし，制御素子７の出力電流に
よって界磁巻線３ａの励磁電流を制御するようにしてい
る． １１は電圧設定器．１２は電圧設定器の設定端子を駆動
する制御モータである．モータ１２は遠隔操作され，電
圧設定器ｌ１を制御し，設定電圧Ｖ３を調節する．１３
はＰＴで，ｔ路がらの帰還電圧を適当レベルの帰還電圧
Ｖ８にして，比較器１０に与える。

なお，電路５は．交流発電機の出力電力を負荷に供給す
るための電路で，簡単のため単線図で描いてある． 交流発電機装置上の出力電圧は，自動電圧調整器歪の設
定電圧Ｖ．を所望値に設定すれば．電路からの帰還電圧
と設定電圧が比較器１０で比較され，これに基づき，制
御素子７を介して励磁機３の界磁電流を制御するので，
その値を常に所望値となるように調整することができる
． なお，ｔ圧設定器１１は可変抵抗器で構戒されており．
その設定電圧Ｖ．は可変抵抗器の調整で設定できる． また，電圧設定器１１を遠隔操作で，または目動力率調
整器等の自動調整器（図示せず）で調整したい場合には
，図示のように可変抵抗器に小形モータｌ２を取り付け
てモータ駆動式とすることにより設定電圧を連続的に調
整できる．［発明が解決しようとする課題］ 従来のものは，上記のように構成されているが，交流発
電機装置の出力電圧の設定を行う可変抵抗器及び小形モ
ータは，機械的な部品を有する構或であるため頻繁に使
用する場合には．寿命が短いという欠点があった． 又．モータの駆動時には機械音が発生し，外形寸法，重
量も比較的大きくなるという問題点があった． 本発明は従来のものの上記課題（問題点）を解決するよ
うにした交流発電機装置の出力電圧制御装置を提供する
ことを目的とする． ［課題を解決するための手段］ ？発明は交流発電機とその界磁巻線を励磁する励磁機よ
り成る交流発電機装置；この交流発電機装置の出力を変
圧器を介して印加される電圧で励磁電流を供給するサイ
リスタ等の制御素子，交流発電機装置の出力電圧の規定
電圧に相当する電圧を担当する固定分の設定電圧ＶＳ１
とこの固定分の設定電圧と加算または減算されて所望の
設定電圧を楕戒する可変分の設定電圧■．２の２つより
成る設定電圧を交流発電機装置の帰還電圧ｖ，ｌと比較
する比較器，この比較器の出力に基いて上記制御素子の
ゲート信号（ベース信号〉を発生するゲート信号（ベー
ス信号）発生器から成る自動電圧調整器とを備えた交流
発電機装置の出力電圧制御装置に関する． この場合，上記可変分の設定電圧Ｖｇ２は交流発電機装
置の出力電圧から受電し，外部信号によって設定電圧が
制御される電子式電圧設定器により発生するようにした
交流発電機用出力電圧制御装置とすることが望ましい． ［実施例］ 以下第１図〜第２図により本発明を具体的に説明する． 第１図において，従来と同等の構成については，対応部
分を第３図と同一の符号を付して示した．１４は．たと
えば．マイクロコンピュータがら成る電子式電圧設定器
で，ＰＴ１３の出力を操作電源とし．外部からの設定信
号に基づき比較器１５に可変分の設定電圧ＶｓｔＣ士両
方がありうる〉を与える． 本発明の比較器１５では．固定分の設定電圧Ｖ１と前記
設定電圧Ｖｇ２をＰＴ１３がらの帰還電圧Ｖｌ１と比較
するようにしている． 即ち，本発明の装置は，比較器に固定分と可変分の設定
電圧を設けた点と，この可変分の設定電圧を電子式電圧
設定器により行うようにした点に特徴がある． ［作用］ 本発明においては．可変分の設定電圧Ｖ．２を与える電
子式電圧設定器１４は，操作電源を自分の発電ｆｌｌ２
の出力電圧から受電するようにしてぃるから．始動時で
は発電機２が電圧確立されていないためその操作電圧が
無電圧であり，このため電子式電圧設定器１４を動作さ
せることができない．そこで．本発明では発電機出力電
圧の規定電圧に相当する設定電圧固定分の設定電圧をＶ
　ｓ　１として比較器１５に与えるようにし，可変分の
設定電圧Ｖ．２がＯの期間中も発電機電圧を規定電圧へ
と電圧確立させるようにしている． 発電機２が電圧確立すれば，電子式電圧設定器１４は操
作電源が与えられ，動作可能状態に移行するので．比較
器１５は可変分の設定電圧Ｖ。も考慮されて制御素子７
に対するゲート信号が制御され，したがって，これに対
応して発電機２の界磁電流も制御されるので，発電機電
圧を規定の範囲で可変することができる。

第２図には，電子式電圧設定器１４により与えられる可
変分設定電圧と発電機の電圧の関係を示している． なお．本発明の交流発電機装置上の場合も．その出力電
圧の設定は，電子式電圧設定器１４に対して外部から与
える設定信号を制御することにより任意に行うことがで
き，あとは自動電圧調整器４によって交流発電機装置の
出力電圧は常に設定電圧に維持されるよう制御される。

［発明の効果］ 本発明の交流発電機装置の出力電圧制御装置は自動電圧
調整器の電圧設定回路に，固定分電圧設定回路と可変分
電圧設定回路を設け，固定分は発電機の規定電圧に相当
する設定電圧とし，可変分は発電機規定電圧時，零ボル
トになるように楕或したもので，次のような優れた効果
を有する．■電圧設定器の楕戊要素から機械的楕或部品
である可変抵抗器やモータを除去し，電子部品を主体に
楕或するようにしたため，．装置を長寿命，低騒音，小
型軽量とすることができる．■このために使用される電
子式電圧設定器は，被制御対象である交流発電機装置自
身の発生電圧で操作するから，電圧確立後しか出力する
ことができないが，この間は，別に備えた固定分の電圧
設定回路からの設定電圧によりカバーされるので何等の
支障もない．

【図面の簡単な説明】

第１図〜第２図は本発明の一実施例を示すもので，その
内第１図は接続図，第２図は電子式電圧設定器の特性図
である． また，第３図は従来例を示す接続図である．第１図、 上： ２　： ３　： ｉ： ■　４　： １　５　： 交流発電機装置 交流発電機 励磁機 自動電圧調整器 電子式電圧設定器 比較器 発電槽電圧 １５；比鮫器

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、交流発電機とその界磁巻線を励磁する励磁機より成
   る交流発電機装置；この交流発電機装置の出力を変圧器
   を介して印加される電圧で励磁電流を供給するサイリス
   タ等の制御素子、交流発電機装置の出力電圧の規定電圧
   に相当する電圧を担当する固定分の設定電圧Ｖ＿Ｓ＿１
   とこの固定分の設定電圧と加算または減算されて所望の
   設定電圧を構成する可変分の設定電圧Ｖ＿Ｓ＿２の２つ
   より成る設定電圧を交流発電機装置の帰還電圧Ｖ＿Ｒと
   比較する比較器、この比較器の出力に基いて上記制御素
   子のゲート信号（またはベース信号）を発生するゲート
   信号（ベース信号）発生器から成る自動電圧調整器とを
   備えたことを特徴とする交流発電機装置の出力電圧制御
   装置。 ２、上記可変分の設定電圧Ｖ＿Ｓ＿２は交流発電機装置
   の出力電圧から受電し、外部信号によって設定電圧が制
   御される電子式電圧設定器により発生するようにした請
   求項１記載の交流発電機用出力電圧制御装置。