JPH03277820A - ボールねじ装置 - Google Patents

ボールねじ装置

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JPH03277820A
JPH03277820A JP7436390A JP7436390A JPH03277820A JP H03277820 A JPH03277820 A JP H03277820A JP 7436390 A JP7436390 A JP 7436390A JP 7436390 A JP7436390 A JP 7436390A JP H03277820 A JPH03277820 A JP H03277820A
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武樹 白井
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THK Co Ltd
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    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば工作機械、測定器等に用いられるオ
ルダム継手およびこれを用いたボールねじ装置に関し、
特にボールナットの振れ回りを吸収し得るようにしたも
のに関する。
(従来の技術) 従来のこの種のボールねじ装置としては、たえば第7図
乃至第9図に示すようなものがある。
(実公昭58−33324号公報参照)、すなわち、ボ
ールねじ軸100と、このボールねじ軸100に螺合さ
れるボールナット101と、このボールナット101と
ボールねじ軸100間に多数介在されるボール102と
から構成される装置そして、ポールナラ) 101をオ
ルダム継手103を介して摺動台104に固定し、ポー
ルねじ軸100の軸方向に対して直角方向の偏位を、こ
のオルダム継手103によって吸収して摺動台104の
変位を防止していた。
オルダム継手103はボールナラ)101のねじ軸10
0に対して直角で、かつ互いに直交するX、Y方向の2
方向に自由度を有し、ボールナット101の振れ回り偏
位の吸収を図ったものである。
このオルダム継手103は、第9図に示すようにボール
ナット101の一端に設けられた入力側部材105と、
摺動台104に固定される出力側部材106と、両部材
間に介在される中間部材107とから構成されている。
そして、入力部材105と出力部材106とは、中間部
材107の4列面を取囲むように配設される4列の転動
体列108.108,109.109を介して互いに直
交するX軸、Y軸方向に移動自在に組付られている。こ
の転動体列は、第1の方向としてのX軸方向への移動を
案内する一対の第1の転動体列108.108と、第2
のY軸方向への移動を案内する一対の第2の転動体列1
09,109とから構成されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記した従来技術の場合には、入力側部材
105と中間部材107間の第1の転動体列108と、
出力側部材106と中間部材107間の第2の転動体列
109の位置が第8図に示すように11だけ軸方向にず
れていた。
ここでねじ軸100の回転によって摺動台104が移動
している場合を考える。この状態では、第10図に示す
ように、ボールナット101には常にスラスト方向荷重
F、が作用している。ここで図示しないねじ軸100の
支持軸部とねじ軸溝面との偏心や、ねじ軸100の支持
軸受の偏心等によってねじ軸100が僅かに振れた場合
、オルグ。
ム継手103の入力側および出力側部材105゜106
と中間部材107間のXY力方向相対移動によって摺動
台104に微小変位を与えることなく、精密な移送がで
きるはずである。
ところが、オルダム継手のX−Y方向への移動は、第1
.第2の転動体列108,109.によるころがり抵抗
とはいえ、ボールナット101に作用するスラスト方向
荷重F、に比例した抵抗値f、が生じる。この抵抗値f
0は、ころがり摩擦係数をμとすると、f、=μFtで
与えられる。
一方、ねじ軸100はスラスト荷重を受けた場合には、
ねじ溝の形状が山形形状となっているために、ボールナ
ット101はねじ軸100に対して同心状になる効果(
向芯効果)があり、常に安定した運動が得られるような
構造となっている。
このような状態でねじ軸100の軸振れが生じると、ボ
ールナット101にはその軸方向の中心点0点と、オル
ダム継手103の第1.第2転動体列108,109の
位置A点の長さ!。に比例して、ナツト101を傾けよ
うとする曲げモーメントMが作用し、ナツト101を傾
けいしまい、摺動台104の正確な運動が不能となる。
また、X軸方向の第1転動体列108とY軸方向の第2
の転動体列109との間に11のずれがあるために、次
のような不都合もあった。
すなわち、摺動台104側にY軸方向のずれがあった場
合、出力側部材106と中間部材107間の第2の転動
体例109のころがり運動によって摺動台104のずれ
を吸収するが、ころがり摩擦のために第11図に示すよ
うに隣接する入力側部材105と中間部材107間の第
1の転動体列109のB点を中心とするモーメントM 
+ が生じる。第2の転動体列109の抵抗値をfl 
とすると、モーメントM1は、MI=llXflXμで
計算される。
このモーメン)M+ が作用すると第2の転動体列10
9の転動体の転動体転動溝との接触位置が軸方向にずれ
ることになり、このずれによってX方向の転動体の動き
精度が損なわれ、またその抵抗が増大し、X方向の調芯
作用が正常に作用しなくなってしまう。
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、互いに直交する
一方向の転動体列と他方向の転動体列の軸方向のずれを
無くすことにより、継手内の転動体のころがり抵抗に起
因するモーメントを無くし得るオルダム継手を提供し、
さらにこのオルダム継手を用いたボールねじ装置のボー
ルナットに作用するモーメントを可及的に低減し、送り
精度を向上させることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明にあっては、互いに平
行に対向配置される入力側部材と出力側部材との間に正
四角形状の中間部材を介装し、前記入力側部材と出力側
部材とを4列の転動体列を介して中間部材の四側面の長
さ方向に沿って互いに直交する方向に相対移動自在に組
付け、前記転動体列を、第1の方向への移動を案内する
一対の第1の転動体列と、第1の方向に対して直交する
第2の方向への移動を案内する一対の第2の転動体の列
とから構成したオルダム継手において、前記第1の転動
体の列と第2の転動体の列とを同一平面上に配置して成
ることを特徴とする。
また、本発明のボールねじ装置は、外周に螺旋状のねじ
溝を設けたボールねじ軸と、該ボールねじ軸のねじ溝に
対応するねじ溝を内面に設けたボールナツトと、該ボー
ルナットとボールねじ軸のねじ溝間に転動自在に介装さ
れる多数のボールとを備え、前記ボールナットの一端に
前記構成のオルダム継手の入力側部材を固着して構成さ
れる。
(作 用) 上記構成のオルダム継手は、入力部材が出力部材に対し
て互いに直交する方向に相対移動しても、第1の転動体
列と第2転動体列の転動によって吸収されて出力部材に
は伝達されない、そして第1の転動体列と第2の転動体
列を同一平面上に配置することにより、第1の転動体列
と第2の転動体列間に軸方向のずれがないので、一方の
転動体列のころがり抵抗により他方の転動体列側にモー
メントが作用しない。
また、オルダム継手をボールねじ装置のボールナットに
取付ければ、第1および第2の転動体列間に軸方向のず
れが無い分だけ、各転動体列に作用するころがり抵抗に
起因するモーメントがボールナットに作用せず、ボール
ナットが不用意に傾くことが無い。
(実施例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する0本発
明の一実施例に係るオルダム継手が適用されたボールね
じ装置を示す第1図乃至第4図において、lはボールね
じ装置全体を示しており、概略ポールねじ軸2と、この
ボールねじ軸2に螺合するボールナット3と、ボールね
じ軸2とボールナツト3間に介在される多数のボール4
とから構成されている。
ボールねじ軸2は外周に螺旋状のねじ溝21が刻設され
、ボールナット3の内周にはボールねじ軸2に設けたね
じ溝21に対応する螺旋状のねじ溝31が設けられ、両
ねじ溝21,31間に上記ボール4が転動自在に保持さ
れている。そして、ボール4はリターンチューブ5を介
して無限循環するようになっており、各ボール4には、
ボールナット3側のねじ溝31とボールねじ軸2側のね
じ溝21との間にピッチ差を設けることにより予圧が付
与されている。
そして、このボールナット3の一端にオルダム継手6が
設けられ、このオルダム継手6を介してチーフル7が取
付けられる。
オルダム継手6は互いに対向して配置される入力側部材
61と出力側部材62と、両部材61゜62間に介在さ
れる正四角形状の中間部材63とめ・ら構成され、入力
側および出力側部材61゜62は中間部材63の4辺に
沿って互いに直交するχ、Y軸方向に移動自在に組付け
られている。
そして、これら各部材61,62.63を貫いて回転軸
2が挿通される貫通孔81,82.83が貫通形成され
ている。
中間部材63は正方形の厚肉板状部材で、互いに直交す
る2列面をX軸、Y軸方向に向けて配置し、X軸と平行
の2列面63X、63XにX軸方向転動体転動溝X+、
X+ を設け、Y軸と平行の2列面63Y、63YにY
軸方向転動体転動溝YI。
Ylを互いに平行に設けられている。そして、このX軸
方向およびY軸方向転動体転動溝x1.XI;y、、y
、が1つの正方形の四辺を構成するように同一平面内に
設けられている。
一方、入力側部材61は、ボールナット3の一端に一体
的に設けられ、その両側縁に中間部材63のX軸方向転
動体転動溝X、、X、が設けられた側面63X、63X
を挟持するように互いに平行なX軸方向フランジ61X
、61Xが形成されている。このフランジ61X、61
Xの内側面に、上記中間部材63のX軸方向転動体転動
溝X、、X。
に対応する転動体転動溝X!、X!が互いに平行に設け
られている。そして、中間部材63と入力側部材61に
設けたY軸方向転動体転動溝XI、Xt間に多数の転動
体Bを1列に並べた第1の転動体列BX、BXが介在さ
れている。そして、この第1転動体列BXは、板状のゲ
ージ9によって各転動体B・・・が互いに離間するよう
に保持されている。
また、入力側部材61のχ軸方向両端面には、第1転動
体列BX、BXの脱落を防止するためのエンドプレート
10.10が取付けられている。
また、出力側部材62も、入力側部材61と同様の正四
角形状の断面コ字形の板状部材で、そのY軸方向両側縁
に中間部材63のY軸方向転動体転動溝Yt、Y+ が
設けられる側面63Y、63Yを挟持する互いに平行な
Y軸方向フランジ62Y。
62Yが形成されている。このY軸方向フランジ62Y
、62Yの内側面に、上記中間部材63のY軸方向転動
体転動溝Y、、Y、に対応するY軸方向転動体転動溝Y
t、Ytが互いに平行に設けられている。そして互いに
対向するX軸方向転動体転動溝Y+、Yt  ; y、
Yt間にゲージ9によって保持された多数の第2転動体
列BY、BYが転動自在に介在されている。また、この
出力側部材62のY軸方向両端面には、ゲージ9の脱落
を防止するためのエンドプレート10.10が取付けら
れている。
一方、この出力側部材62は、ブラケット11を介して
テーブル7が連結固定されている。すなわち、ブラケッ
ト11は互いに直角の継手固定片11aとテーブル固定
片11bとから成るL字状部材で、継手固定片11aが
出力側部材62の端面にポルト12により固定され、テ
ーブル固定片11bがテーブル7の下面にボルト13に
より固定されている。
上記構成のボールねじ装置にあっては、ボールねじ軸2
を回転させることにより、このボールねじ軸2に螺合さ
れるボールナツト3が軸方向に往復移動し、オルダム継
手6およびプラケッ)11を介してボールナット3に連
結されるテーブル7が移送される。そして、ボールねじ
軸2に回転振れが生じた場合には、入力側部材61がX
軸方向およびY軸方向に移動して回転振れを吸収し、テ
ーブル7に回転振れが伝達されない。
ここで、テーブル移送中において、オルダム継手6に作
用するスラスト荷重に比例して入力側および出力側部材
62にX、Y軸方向のころがり抵抗が作用するが、第1
図に示すように、X軸およびY軸方向の第1.第2転動
体列BX、BXが同一平面上に位置しているので、第1
0図に示した従来のように第1および第2転動体列10
8゜109間の軸方向のずれ11が無くなり、その分だ
けボールナット3に作用するモーメントM0の腕の長さ
が短くなるので、転動体Bのころがり抵抗に起因するボ
ールナット3の傾むきを防止することができる。
また、X軸方向およびX軸方向の第1.第2転動体列B
X、BYが同一平面上にあるので、たとえば入力側部材
61と出力側部材62がY軸方向に相対移動しても、こ
の移動によるY軸方向のころがり抵抗によってX軸方向
の第1転動体列BX。
BXに介在する転動体Bに対してモーメントが作用せず
、X軸方向の抵抗が増大することは無い。
尚、このオルダム継手の利用分野としては、このような
ボールねじ装置に限定されるものでは無く、2回転部材
間を連結し、2回転部材間の回転軸の軸ずれを吸収する
ような伝動部にも適用することができる。
また、中間部材63と各人、出力部材61゜62間に介
在する転動体を、この実施例では1列構成としたが、転
動体列を2列並べた複列構成としてもよく、その場合に
は複列の転動体の接触角をねじ軸2に対する直交線に対
して角度を持たせてアンギュラコンタクトの配置構成と
しておけば、モーメント荷重等に対する耐負荷能力を向
上させることができ、効果的である。
第5図および第6図には本発明の他の実施例に係るオル
ダム継手およびボールねじ装置が示されている。上記第
1実施例と同一の構成部分については同一の符号を付し
て説明すると、この実施例では入力側部材61がボール
ナツト3とは別体構成となっており、入力側部材61と
出力側部材62とが同一形状の断面コ字形部材により成
形されている。そしてボールナット3の一端に設けられ
たフランジ32にポルト33によって入力側部材61が
連結固定されている。
そして、入力側部材61と出力側部材62の組合せが上
記実施例とは90度だけ位相をずらした形式で組合わさ
れており、入力側部材61のY軸方向フラグ61Y、6
1Yと中間部材63との間にY軸方向の第2転動体列B
Y、BYが介装され、出力側部材62のX軸方向フラン
ジ62X。
62Xと中間部材63との間にX軸方向の第1転動体列
BX、BXが介装されている。
このようにオルダム継手6の入力側部材61をボールナ
ット3と別体構成とすれば、入力側部材61と出力側部
材62を共用化でき、既存の種々のボールねじ装置に適
用でき汎用性に優れる。
その他の構成および作用については上記実施例と同一で
あるので説明を省略する。
尚、上記各実施例のオルダム継手6の転動体Bとしては
、ボールやローラ等積々のものが適用可能で、各転動体
転動溝X、、X、、Y、、Y、間の間隔を調整すること
によって適宜予圧が付与される。
また、転動体転動溝x、、x、、y、、y、の断面形状
としては、円弧状、■字状等種々の形状を選択できる。
さらに、上記各実施例の中間部材63の四側面に設けら
れる転動体転動溝X、、X、、Y、、Y、の加工は、割
出し盤等に中間部材63を載せて90゜づつ回転させ、
同一の研削砥石にて加工することができる。特に、直交
する溝は高精度の平面度が要求され、平面度がずれると
ボールナット3に不必要なモーメントが作用してねじ送
り精度に影響を与える。
この点、各転動体転動溝X、X1.Y、Y1が同一平面
上にあるので、平行度、直角度、軸方向位置、溝形状の
同一性を出し易く、高精度の加工が可能であり、また安
価に製作できる。
(路明の効果) 本発明は以上の構成および作用を有するもので、入力側
部材と出力側部材とを相対的に互いに直交する方向に移
動案内する第1転動体列と第2転動体列を同一平面内に
配置したので、従来のような第1転動体列と第2転動体
列の間に存在する軸方向のずれが無くなり、一方の転動
体列のころがり抵抗に起因するモーメントによる他方の
転動体列のずれ等を無くすことができ、滑らかな移動案
内を行なうことができる。
また、本発明のオルダム継手を用いたボールねじ装置で
は、従来のような第1転動体列と第2転動体列間の軸方
向のずれが無いので、その分だけ転動体のころがり抵抗
によりボールナットに作用するモーメントを小さくする
ことができ、ボールナンドの移動を滑らかに行なうこと
ができる。
さらに、第1転動体列と第2転動体列を同一平面上に配
置したので、中間部材に設ける転動体転動溝の加工を、
割出し盤等により90°づつ回転させるだけで同一研削
砥石によって加工することができ、転動体転動溝間の平
行度、面角度、軸方向の位置および溝形状の同−性等が
でやすくなり、加工精度が向上すると共に、安価に製作
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るオルダム継手の分解斜
視図、第2図は第1図のオルダム継手を用いたボールね
じ装置を示しており、同図(a)は−部破断正面図、同
図(b)は左側面図、同図(C)は右側面図、同図(d
)は同図(a)のD−D線断面図、第3図は第2図のオ
ルダム継手を用いたボールねじ装置のテーブルを組付け
た状態を示す一部破断正面図、第4図は第2図のボール
ナツト部の縦断面図、第5図は他の実施例のオルダム継
手を示しており、同図(a)は一部破断正面図、同図(
ロ)は同図(→のBB線断面図、同図(C)は同図(a
)の右側面図、同図(d)は左側面図、第6図は第5図
のオルダム継手を用いたボールねじ装置を示しており、
同図(a)は一部破断正面図、同図(ロ)はテーブルを
外した左側面図、同図(C)はテーブルを外した右側面
図、第7図は従来のボールねじ装置の要部縦断面図、第
8図は第7図の右側面図、第9図は第7図のオルダム継
手の分解斜視図、第10図および第11図は従来のボー
ルねじ装置の軸振れ時のボールナツトおよびオルダム継
手に作用するモーメントを説明するための模式的正面図
である。 符  号  の  説  明 l・・・ボールねじ装置  2・・・ボールねじ軸3・
・・ボールナフト   4・・・ボール5・・・リター
ンチューブ 6・・・オルダム継手   61・・・入力側部材62
・・・出力側部材   63・・・中間部材61X、6
3Y・・・フランジ X、、X、・・・X軸方向転動体転動溝y、、y、・・
・Y軸方向転動体転動溝B・・・転動体      B
X・・・第1転動体列BY・・・第2転動体列  7・
・・テーブル81.82.83・・・貫通孔 9・・・ゲージ      10・・・エンドプレート
第3図 61X 弔 図 第6図 第7図 第 図 U5 1υO 0g 第9図 第10図 第1I図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに平行に対向配置される入力側部材と出力側
    部材との間に正四角形状の中間部材を介装し、前記入力
    側部材と出力側部材とを4列の転動体列を介して中間部
    材の四側面の長さ方向に沿って互いに直交する方向に相
    対移動自在に組付け、前記転動体列を、第1の方向への
    移動を案内する一対の第1の転動体列と、第1の方向に
    対して直交する第2の方向への移動を案内する一対の第
    2の転動体の列とから構成したオルダム継手において、 前記第1の転動体の列と第2の転動体の列 とを同一平面上に配置して成ることを特徴とするオルダ
    ム継手。
  2. (2)外周に螺旋状のねじ溝を設けたボールねじ軸と、
    該ボールねじ軸のねじ溝に対応するねじ溝を内面に設け
    たボールナットと、該ボールナットとボールねじ軸のね
    じ溝間に転動自在に介装される多数のボールとを備え、
    前記ボールナットの一端に請求項1のオルダム継手の入
    力側部材を固着して成るボールねじ装置。
JP07436390A 1990-03-23 1990-03-23 ボールねじ装置 Expired - Lifetime JP3210658B2 (ja)

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