JPH03277544A - 高熱伝導性絶縁金属基板 - Google Patents

高熱伝導性絶縁金属基板

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JPH03277544A
JPH03277544A JP2078377A JP7837790A JPH03277544A JP H03277544 A JPH03277544 A JP H03277544A JP 2078377 A JP2078377 A JP 2078377A JP 7837790 A JP7837790 A JP 7837790A JP H03277544 A JPH03277544 A JP H03277544A
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JP
Japan
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copper
alumina film
molybdenum alloy
alloy plate
alumina
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Pending
Application number
JP2078377A
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English (en)
Inventor
Osamu Miyazawa
修 宮沢
Takeshi Sato
武 佐藤
Kazunobu Ogawa
和伸 小川
Nobuyuki Asaoka
浅岡 伸之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/10Process efficiency
    • Y02P20/129Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は高熱伝導性絶縁金属基板に係り、特に、高集積
化、ハイパワー化を対象とするハイブリッドrc用の高
熱伝導性、高熱放散性絶縁金属基板、とりわけ、セラミ
ックス絶縁基板と金属板とを一体複合化した金属基板の
改良に関するものである。
[従来の技術] 電子部品の軽薄短小化、高機能化、高集積化に対応して
、パワーIC等を搭載する実装基板においては、ICか
ら発生する熱を系外へより多量に、より速く放散させる
ことが強く要望されている。このため、従来から種々の
熱伝導性金属基板が開発され、製品化されてきた。一般
には、厚さ600〜1000μm程度のアルミナ基板に
メタライズ層を形成しておき、これと銅、ニッケル、ア
ルミニウム等の熱伝導性の良い金属板等とを、ハンダ、
銀ろう等により接合した熱伝導性絶縁金属基板或いはア
ルミナ基板と該金属板とを有機樹脂等により接着した熱
伝導性絶縁金属基板が提供されている。
具体的には、第6図に示す如く、800μmの厚みのア
ルミナ基板11にパラジウム処理した後、無電解めっぎ
により2〜3μmの銅メタライズ層12を形成し、これ
と2mm厚さの無酸素銅板13とを共晶ハンダ14でハ
ンダ付けしたもの、或いは、第7図に示す如く、635
μm厚みのアルミナ基板15とアルミニウム板16とを
シリコーン樹脂17で接着したものがある。
また、アルミナより熱伝導車が大きい絶縁基1として、
ベリリヤ、窒化アルミニウム等があり、これにメタライ
ズ層を形成したものを前記と同4に金属板に接合或いは
接着した熱伝導性絶縁金1基板も提案されている。
[発明が解決しようとする課I!] しかしながら、上記従来の熱伝導性絶縁金属1板は、次
のような欠点があった。
■ アルミナ絶縁基板又はアルミナよりも更叡熱伝導率
が大きいベリリヤ、窒化アルミニテム絶縁基板は、銅、
アルミニウム等の熱伝導性の良い金属板と熱膨張係数が
大きく異なくため、両者を接合ないし接着して一体化し
た熱伝導性絶縁金属基板は、ヒートシミツタに弱く、ア
ルミナ等のセラミックス絶縁基板自体のクランク、割れ
発生等の破損、或いは、メタライズ層の剥離が発生する
。一方、アルミナの熱膨張係数に合うものとして、コバ
ール、42アロイ等の金属があるが、これらは熱伝導率
が極めて低いため実用的ではない。
■ 従来使用されている厚さ600〜1000μm程度
のアルミナ絶縁基板では厚みが大きいため、基板自体の
熱伝導性が悪く、熱伝導性絶縁金属基板としての性能に
劣る。
■ 熱伝導性の良いベリリヤ絶縁基板は、毒性があるこ
とから国内では殆ど製造できず、供給地がアメリカなど
一部の場所に限定されるため、コスト高となる。また、
窒化アルミニウム絶縁基板では、表面が変質する、或い
は、コストが高い等の難題がある。
このように、従来の熱伝導性絶縁金属基板では上記のよ
うな欠点があり、いずれも、性能、品質、コスト、信頼
性等の面で問題があフた。
本発明は上記従来の問題点を解決し、パワーハイブリッ
ドIC用熱伝導性絶縁金属基板として好適な、高性能、
高信頼性、高品質かつ安価な高熱伝導性絶縁金属基板を
提供することを目的とする。
[i3!題を解決するための手段] 請求項(1)の高熱伝導性絶縁金属基板は、銅−モリブ
デン合金板と、厚さ10〜150μmのアルミナフィル
ムとを貼り合せてなることを特徴とする 請求項(2)の高熱伝導性絶縁金属基板は、請求項(1
)において、該銅−モリブデン合金板が#!5〜30重
量%を含有してなることを特徴とする。
即ち、本発明者らは、前記従来の問題点を解決すべく種
々検討した結果、絶縁基板として従来にない超薄型のア
ルミナフィルムを用いることにより熱伝導性を良くし、
また、このアルミナフィルムと熱膨張係数の近似した、
しかも熱伝導性の高い金属板、即ち銅−モリブデン合金
板を貼り合せて一体化することにより、前述の種々の問
題が解決されることを見出し、本発明を完成させた。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明で使用される錆−そリプデン合金板は、例えば、
モリブデン粉末を焼結して多孔体とし、これに銅を溶浸
することにより製造される複合材料であり、銅とモリブ
デンとの配合比により、熱膨張係数又は熱伝導率を任意
に変えることができる。従って、銅とモリブデンとの配
合比を調整することにより、少なくともアルミナフィル
ムの熱膨張係数に近似した銅−モリブデン合金板を使用
するのが好ましい、即ち、アルミナの熱膨張係数は73
 x 10−7前後であるので、これに適合させるため
に銅−モリブデン合金中の銅含有量は5〜30!量%の
範囲とするのが好適であり、特に10〜30重量%の範
囲とするのが好ましい。
なお、銅〜モリブデン合金は市販品が提供されているた
め、これを購入使用することができる。
一方、本発明で使用されるアルミナフィルムは厚さ10
〜150μmのものであり、このような極薄アルミナフ
ィルムは、従来のアルミナ粉末法では製造不可能である
。このような極薄アルミナフィルムは、水酸化アルミニ
ウムのコロイド物買を出発原料として製造することが好
ましく、例えば、アルコキシド加水分解法は好適な製造
方法の一つである。即ち、アルミニウムアルコキシドを
合成した後、これに水を加えて加水分解し、ベーマイト
を生成させる。更に、これに酸を添加して解膠させ、超
微粒子のコロイドを作製する。
次いで、これに有機バインダーを加え、粘度調整し、成
形乾燥した後、得られたグリーンシートを焼成する。こ
のような方法によって、10〜150μmという極く薄
い、緻密なアルミナフィルムを作ることができる。もち
ろん、本発明に係るアルミナフィルムの製造方法は上記
アルコキシド加水分解法に何ら限定されるものではなく
、その他の方法、例えば無機塩加水分解法でも製造でき
るや 銅−モリブデン合金板とアルミナフィルムとを貼り合せ
て一体化する方法としては、特に制限はなく、銀ろう付
け、ハンダ付は等による接合法或いは有機樹脂等による
接着法を採用することができる。
銀ろう付け、ハンダ付は等で接合する場合には、銅−モ
リブデン合金板及びアルミナフィルムの接合面側に、銅
、ニッケル、銀、金の接合用メタライズ層を予めめっき
或いは厚膜法で形成しておけば良い、また、樹脂で接着
する場合には、熱伝導性の良いシリコーン樹脂等を用い
て直接接着すれば良い、その他、熱伝導性グリースを使
用することもできる。
[作用] 厚さ10〜150μmの極薄アルミナフィルムは、熱抵
抗が小さく、また、銅−モリブデン合金はアルミナと熱
膨張係数が近似しているため、綱−モリブデン合金板と
アルミナフィルムとを一体化することにより熱?#撃に
強い高熱伝導性絶縁金属基板が提供される。特に、銅−
モリブデン合金の銅含有量を5〜30重量%とじた場合
には、熱膨張係数をアルミナに署しく近づけることがで
き、より一層優れた効果が奏される。
[実施例コ 以下に図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図〜第5図は本発明の高熱伝導性絶縁金属基板の実
施例を示す断面図である。
実施例1 第1図に示す本発明の高熱伝導性絶縁金属基板lを製造
した。
第1図において、アルミナフィルム2は、100μmの
厚みを有している。このアルミナフィルム2は、超微粒
子のベーマイトゾルを出発原料とするものであり、アル
コキシド加水分解法により作製されている。具体的には
、アルミニウムインゴットとアルコールとを反応させ、
アルミニウムアルコキシドを合成し、加水分解した後、
更に酸を添加して解膠し、ベーマイトゾルを生成させた
。これに有機バインダーを加え、スラリー化した後は、
ドクターブレードを通しキャスティングしながら成形、
乾燥してグリーンシートとした。その後、所定の形状に
切断して、焼成炉で焼成し、緻密なアルミナフィルムを
得ることができた。なお、アルミナ粒は微粒子からなっ
ているため、焼成体の厚みが薄くなってもピンホールが
なく、表面の平滑性も非常に良いものであった。また、
アルミナフィルムの厚みも所望の厚みに制御できた。
このようにして得られた100μm厚みのアルミナフィ
ルム2にパラジウム処理して、無電解め)ぎにより銅メ
タライズ層3Aを形成した。
次に、銅10重量%、モリブデン90重量%の組成の銅
−モリブデン合金板4に電気めっぎにより2〜3μmの
銅メタライズ層3Bを形成した後、共晶ハンダ5でハン
ダ付けを行ない、アルミナフィルム2と銅−モリブデン
合金板4とを一体化した。
実施例2 第2図に示す本発明の高熱伝導性絶縁金属基板1人を製
造した。
第2図の高熱伝導性絶縁金属基板IAは、実施例1と同
様にして得られた10μm厚さのアルミナフィルム2A
と、銅20重量%、モリブデン80重量%の組成の2m
m厚さの銅−モリブデン合金板4Aとをシリコーン樹脂
6で接着し一体化したものである。
実施例3 第3図に示す本発明の高熱伝導性絶縁金属基板IBを製
造した。
第3図の高熱伝導性絶縁金属基板IBは、実施例1と同
様にして得られた150μm厚さのアルミナフィルム2
Bに、無電解めっきにより2〜4μm厚みのニッケルメ
タライズ層7Aを形成したものと、銅22.5重量%、
モリブデン77.5重量%の組成の錆−モリブデン合金
板4Bに同様にニッケルメタライズ層7Bを形成したも
のとを銀ろう8でろう付けし一体化したものである。
実施例4 !4rI!Jに示す本発明の高熱伝導性絶縁金属基板t
Cを製造した。
1A4図の高熱伝導性絶縁金属基板ICは、実施例!と
同様にして得られた100μm厚さのアルミナフィルム
2Cに無電解めっぎにより銅メタライズ層3Aを形成し
たものと、425重量%、モリブデン75重量%の組成
の銅−モリブデン合金板4Cに同様に銅メタライズ層3
Bを形成したものとを、銅面を介して共晶ハンダ5でハ
ンダ付けしたものである。
実施例5 第5図に示す本発明の高熱伝導性絶縁金属基板IDを製
造した。
第5図の高熱伝導性絶縁金属基板IDは、実施例1と同
様にして得られた50μm厚さのアルミナフィルム2D
に、銅導体パターン9と銅メタライズ層3Aとを厚膜法
で形成したものと、銅30重量%、モリブデン70重量
%の組成の銅−モリブデン合金板4Dに無電解めっきに
より銅メタライズ層3Bを形成したものとを、共晶ハン
ダ5でハンダ付けして一体化したものである。
上記実施例1〜5で製造した高熱伝導性絶縁金属基板!
、IA、1B、IC,IDについて、それぞれ、温度サ
イクル及びサーマルシせツク等の熱衝撃試験を行ない、
また、熱抵抗等を調べた結果、いずれも、接合部分のメ
タライズの剥れ、アルミナのクランクや破損がなく、ま
た、熱抵抗も従来のものよりも低く、高性能、高信頼性
のものであることが確認された。
[発明の効果] 以上詳述した通り、請求項(1)の高熱伝導性絶縁金属
基板によれば、熱衝撃に強く、しかも熱抵抗の小さい、
高性能、高信頼性かつ低コストの高熱伝導性絶縁金属基
板が提供される。
特に、請求項(2)の高熱伝導性絶縁金属基板によれば
、より一層優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
!1図、第2図、第3図、14図及び第5図は本発明の
高熱伝導性絶縁金属基板の実施例を示す断面図、第6図
及び第7図は従来例を示す断面図である。 1、IA、IB、IC,ID ・・・高熱伝導性絶縁金属基板、 2.2A、2B、2C,2D ・・・アルミナフィルム、 4.4A、4B、4C,4D ・・・銅−モリブデン合金板。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)銅−モリブデン合金板と、厚さ10〜150μm
    のアルミナフィルムとを貼り合せてなることを特徴とす
    る高熱伝導性絶縁金属基板。
  2. (2)該銅−モリブデン合金板が銅5〜30重量%を含
    有してなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の高熱伝導性絶縁金属基板。
JP2078377A 1990-03-27 1990-03-27 高熱伝導性絶縁金属基板 Pending JPH03277544A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015063866A1 (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 新日鐵住金株式会社 表面処理金属板及び表面処理金属板の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015063866A1 (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 新日鐵住金株式会社 表面処理金属板及び表面処理金属板の製造方法
JPWO2015063866A1 (ja) * 2013-10-29 2017-03-09 新日鐵住金株式会社 表面処理金属板及び表面処理金属板の製造方法

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