JPH03276489A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH03276489A
JPH03276489A JP2073335A JP7333590A JPH03276489A JP H03276489 A JPH03276489 A JP H03276489A JP 2073335 A JP2073335 A JP 2073335A JP 7333590 A JP7333590 A JP 7333590A JP H03276489 A JPH03276489 A JP H03276489A
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JP
Japan
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data
memory
output
address
circuit group
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JP2073335A
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Chikao Ookubo
大久保 京夫
Takashi Kikuchi
隆 菊池
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、記憶技術さらにはデータベースを形成するた
めの半導体記憶装置に関し、例えばAI(人工知能)シ
ステムに適用して有効な技術に関する。 〔従来の技術〕 AIシステムは、人がその知能に基づいて行う動作を代
行するシステムであり、基本的にはデータベースとルー
ルベースとを推論エンジンに結合して成る。このような
システムでは推論エンジンにより単一化処理が行われ、
この処理においては、与えられた質問に対してデータベ
ースの探索(検索とも称される)が行われ、当該質問に
適合する事実が見い出される。例えばデータベースに下
記(1)〜(3)のような事実が含まれているものとす
る。 1ikes(taro、flower) −・・・・=
 ”・・= −−(1)1ikes(taro、han
ako)−−−−・・−・−=  (2)likes(
hanako、taro)・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・ (3)これらの事実の意味するとこ
ろは次の通りである。 太部は花が好き。 太部は花子が好き。 花子は太部が好き。 そして推論エンジンに対して、 ? −1ikes(taro、 X )という質問が与
えられたとする。この質問は[太部の好む何があるか」
という意味であり、Xは変数とされる。これに対して推
論エンジンは上記データベースを探索し、 1ikes (taro 、 f lowers)なる
事実を発見することにより、X=flowersつまり
「太部の好むものとして花がある」と応答する。AIシ
ステムでのデータベース検索は。 データの入力された順に、換言すればデータベースに含
まれるデータの配列順に行われるため、1ikes(t
aro+ fiowers)が最初に発見される。変数
×はこのときの事物flo+++ersを表わしている
。 尚、AIデータベースにおけるデータベース探索につい
て記載された文献の例としては、昭和58年7月25日
にマイクロソフトウェア社より発行されたrprolo
g プログラミング(W、F。 C1ocksin/C,S、Mellisk著、中村克
彦訳)がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら上記従来技術について本発明者が検討した
ところによれば、以下のような問題点のあることが見い
出された。 すなわち上述したようにデータベースの探索がデータの
入力順に行われるため、与えられた質問に対する事実が
データベースの初めの方に存在する場合はともかくとし
て、当該事実が膨大なデータベースの終わりの方に存在
する場合若しくは対応する事実が存在しない場合にはデ
ータ探索に長時間を要し、このことがAIシステムのス
ループットの低下を招来する主たる要因となっている。 本発明の目的は、データの高速探索を可能とする半導体
記憶装置を提供することにある。 本発明の前記並びにそのほかの目的と新規な特徴は本明
細書の記述及び添付図面より明らかになるであろう。 〔課題を解決するための手段〕 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。 すなわち、外部より取込まれたデータの属性を判定する
手段と、この判定結果に基づいてメモリのアクセス領域
指定を行う手段とを含んで半導体記憶装置を構成するも
のである。ここで、上記メモリへのデータ格納は、同一
属性毎にメモリ番地が連続するように行うことができ、
この場合のデータ探索は探索用データの属性に従って該
当領域について行われる。そして新たに取込まれたデー
タの該当領域への書込みを可能とするには、メモリ内の
格納データの一部をシフトすることにより当該データの
書込み番地を確保するようにするとよい。またこのよう
な半導体記憶装置は一つの半導体基板に形成することが
できる。 〔作 用〕 上記した手段によれば、外部より取込まれたデータの属
性の判定結果に基づいてメモリのアクセス対象領域指定
が行われ、このことが、当該データと異なる属性のデー
タ参照を不要とし、データ検索の高速化を達成する。 〔実 施 例〕 第9図には本発明の一実施例であるAIシステムが示さ
れる。同図に示されるAIシステムは、特に制限されな
いが、推論エンジンとしてのMPU(マイクロ・プロセ
ッシング・ユニット)2と、所定のルール(一般則)が
含まれるルールベース3と、外部とのデータ入出力製可
能とするl10(インプット・アウトプット)4と、推
論エンジンに与えられた質問に応答するに際して参照さ
れるデータが含まれるデータベース5とがバス6によっ
て結合されて成る。そしてこのパス6を介してのデータ
のやりとりはバスコントローラ1の制御下で行われる。  第1図には、上記データベース5が形成される半導体
記憶装置が示される。同図に示される半導体記憶装置9
は、特に制限されないが、公知の半導体集積技術により
シリコンなどの一つの半導体基板に形成される。 第1図に示される半導体記憶装置9は、3個のメモリ1
2,13,22と、2個のアップ・ダウンカウンタ11
,19と、4個のデ・マルチプレクサ16,21,24
,27と、1個のマルチプレクサ23と、4個のレジス
タ17,25,26゜28と、3個の比較器14.18
.29を含む。 」二記メモリ12,13.22には、スタティック型又
はダイナミック型メモリセルをマトリクス配置して成る
ものが適用される。メモリ12.13の番地指定はアッ
プ・ダウンカウンタ11の出力に基づいて行われる。メ
モリ22には推論において参照されるデータが格納され
、メモリ12にはデータの種類すなわちデータの属性を
判別する際に参照されるデータが格納され、メモリ13
には上記メモリ22のアドレス特にメモリ22のリード
・ライトの際の先頭アドレス情報が格納される。 この半導体記憶装置9へのデータ入力を可能とするデー
タ入力端子にはレジスタ25が結合され、このレジスタ
25の後段にはデ・マルチプレクサ24が配置されてい
る。レジスタ25に保持された入力データは、デ・マル
チプレクサ24によりアンド回路20、マルチプレクサ
23)比較器29に振分は可能とされる。レジスタ26
には、入力データの比較ビットを切出すための情報が格
納されており、このレジスタ26の保持値とデ・マルチ
プレクサ24の出力値との論理積を、8ビツト構成のア
ンド回路群20で得ることで比較ビットが切出される。 入力データの何ビット目を比較ビットとするかは予め決
定され、本実施例では8ビツト構成の入力データのうち
3ビツト目、4ビツト目、5ビツト目が比較ビットどさ
れ、この比較ビットによって入力データの属性が特定さ
れるようになっている。ここにいうデータの属性は、例
えば1ikes(taro、flower)の場合の1
ikesに相当する部分(これはAIシステムのPro
logにおいて述語とされる)によって区別される。P
rologにおける述語は多数存在し、それらを識別可
能とするコードが予め割当てられ、それに対応して、比
較ビットの内容が決定される。アンド回路群20によっ
て切出された比較ビット情報は、後段の比較器14に伝
達され、メモリ12より順次出力されるデータと比較さ
れる。 メモリ12.13の番地はアップ・ダウンカウンタ11
のカウント出力によって行われる。本実施例においてメ
モリ1.2.13は、アップ・ダウンカウンタ11のカ
ウント出力に基づいて同一アドレスが同時に指定される
ようになっている。 上記比較器14の比較結果は、8ビツト構成のゲート回
路群15の出力制御端子に伝達されるようになっており
、上記比較器14でのデータ比較において比較ビットと
メモリ12の出力データとが一致した場合にゲート回路
群15が出力可能状態とされ、このときメモリ13より
読出されたデータ(アドレス情報)がデ・マルチプレク
サ16により、後段のレジスタ17とアップ・ダウンカ
ウンタ19とに振分は可能とされる。このアップ・ダウ
ンカウンタ19はデ・マルチプレクサ16の出力を初期
値としてカウント動作し、このカウント動作は、当該カ
ウンタ19のカウント値が上記レジスタ17の保持値と
一致した場合に比較器18の比較出力に従って停止され
る。また、このアップ・ダウンカウンタ19のカウント
出力はデ・マルチプレクサ21を介することによりメモ
リ22のアドレス指定情報とされ、更にメモリ13への
書込みデータとされる。 また上記比較器18での比較結果はマルチプレクサ23
の動作制御信号とされる。 メモリ22のデータ出力端子にはデ・マルチプレクサ2
7が結合され、このデ・マルチプレクサ27によって上
記メモリ22の読出しデータが後段のレジスタ28と比
較器29とに振分は可能とされる。レジスタ28の保持
値はマルチプレクサ23に伝達され、このマルチプレク
サ23により、当該レジスタ28の保持値と、上記デ・
マルチプレクサ24の呂カデータが択一的に上記メモリ
22のデータ入力端子に伝達可能とされる。 上記比較器29は、上記デ・マルチプレクサ24.27
の出力データの比較を行うもので1両データの比較結果
は、第9図に示されるパス6を介してMPU2に伝達可
能とされる。 尚、第1図に示される半導体記憶装置9の各部の動作は
、MPU2に結合されたコントローラ10によって制御
されるようになっている。 第2図には上記デ・マルチプレクサ16の詳細な構成が
示される。同図に示されるようにこのデ・マルチプレク
サ16は、特に制限されないが、8ビツト構成のバッフ
ァ回路群31.32を有し、このうちバッファ回路群3
1にはコントローラ10からの1ビット切換え信号φ1
が直接入力され、バッファ回路群32には、この切換え
信号φ1がインバータ35を介することにより反転され
て入力されるようになっているにの結果、切換え信号φ
□がロウレベルの場合にバッファ回路群31が出力可能
状態とされることでメモリ13の出力データがレジスタ
17へ転送可能とされ、逆に切換え信号φ1がハイレベ
ルの場合にバッファ回路群32が出力可能状態とされる
ことでメモリ13の出力データがアップ・ダウンカウン
タ19へ転送可能とされる。 第3図には上記デ・マルチプレクサ21の詳細な構成が
示される。同図に示されるようにこのデ・マルチプレク
サ21は、特に制限されないが、8ビツト構成のバッフ
ァ回路群37.38.39を有し、このうちバッファ回
路群37にはコントローラ10からの切換え信号φ2が
入力され、バッファ回路群38にはコントローラ10か
らの切換え信号φ3が入力され、バッファ回路群39に
はコントローラ10からの切換え信号φ、が入力される
ようになっている。切換え信号φ2がロウレベルの場合
にバッファ回路群37が出力可能状態とされ、切換え信
号φ、がロウレベルの場合にバッファ回路群38が出力
可能状態とされ、切換え信号φ、がロウレベルの場合に
バッファ回路群39が出力可能状態とされる。従って本
デ・マルチプレクサ21においては、切換え信号φ2が
ロウレベルとされた場合にアップ・ダウンカウンタ19
のカウント出力が比較器18へ伝達可能とされ、切換え
信号φ、がロウレベルとされた場合にアップ・ダウンカ
ウンタ19のカウント出力がメモリ13へ伝達可能とさ
れ、切換え信号φ、がロウレベルとされた場合にアップ
・ダウンカウンタ19のカウント出力がメモリ22へ伝
達可能とされる。 第4図には上記デ・マルチプレクサ27の詳細な構成が
示される。同図に示されるようにこのデ・マルチプレク
サ27は、特に制限されないが、上記デ・マルチプレク
サ16と同様に、8ビツト構成のゲート回路群44.4
5及びインバータ48を有し、コントローラ10からの
切換え信号φ。 がロウレベルの場合にバッファ回路群44が出力可能状
態とされることでメモリ22の出力データが比較器29
へ伝達可能とされ、切換え信号φ5がハイレベルの場合
にバッファ回路群45が出力可能状態とされることでメ
モリ22の出力データがレジスタ28へ伝達可能とされ
る。 第5図には上記デ・マルチプレクサ24の詳細な構成が
示される。同図に示されるようにこのデ・マルチプレク
サ24は、特に制限されないが、上記デ・マルチプレク
サ21と同様に、8ビツト構成のゲート回路群50,5
1.52を有し、コントローラ10からの切換え信号φ
6がロウレベルとされた場合にバッファ回路群50が出
力可能状態とされることでレジスタ25の保持値出力が
比較器29へ伝達可能とされ、コントローラ10からの
切換え信号φ7がロウレベルとされた場合にバッファ回
路群51が出力可能状態とされることでレジスタ25の
保持値出力がマルチプレクサ23へ伝達可能とされ、コ
ントローラ10からの切換え信号φ8がロウレベルとさ
れた場合にバッファ回路群52が出力可能状態とされる
ことでレジスタ25の保持値出力がアンド回路群20へ
伝達可能とされる。 第6図には上記マルチプレクサ23の詳細な構成が示さ
れる。同図に示されるようにこのマルチプレクサ23は
、特に制限されないが、8ビツト構成のバッファ回路群
57.58を有し、このうちバッファ回路群57には切
換え信号φll(比較器18の出力)が直接入力され、
バッファ回路群28にはこの切換え信号φ9がインバー
タ61により反転されて入力される。この結果、切換え
信号φ、がロウレベルの場合にはバッファ回路群57が
出力可能状態とされ、このときデ・マルチプレクサ24
の出力データがメモリ22へ伝達可能とされる。また切
換え信号φ、がハイレベルの場合にはバッファ回路群5
8が出力可能状態とされ、このときレジスタ28の保持
値出力がメモリ22へ伝達可能とされる。 次に上記のように構成された実施例装置の作用について
説明する。 第7図にはデータ書込み時の動作例が示される。 データベース形成用の8ビツトデータ例えば”0011
1111”がレジスタ25に保持され。 それがデ・マルチプレクサ24を介してアンド回路群2
0に伝達されると、このアンド回路群20において、当
該データと、レジスタ26に予め設定された比較ビット
切出し用情報例えば”00111000”との論理積が
求められることにより入力データ“00111111”
の比較ビット(3ビツト目、4ビツト目、5ビツト目)
が切出される。本例の場合アンド回路群20の出力は”
 OO111000”とされ、これが当該入力データの
属性すなわち種類を示している。 アンド回路群20の出力” OO111000”は比較
器14に伝達され、このとき、アップ・ダウンカウンタ
出力に基づいてメモリ12.13の記憶データがアドレ
ス下位より順に読出される。 そして比較器14の比較動作において、上記アンド回路
群20の出力とメモリ12の読出しデータとが一致した
場合には、ゲート回路群15が出力可能状態とされ、メ
モリ13の出力データがデ・マルチプレクサ16に伝達
される。本例において7’/ド回路群20の出力”00
111000”と一致するデータはメモリ12のO番地
に存在するため、このO番地のデータが読出された時点
でゲート回路群15が出力可能状態とされ、メモリ13
のO番地に格納されているデータ$1000がゲート回
路群15を介してデ・マルチプレクサI6に伝達され、
更にこのデ・マルチプレクサ16を介してレジスタ17
に書込まれる。このレジスタ17に書込まれたデータ$
1000は1本例において外部より入力されたデータベ
ース形成用データ”00111111”の属性に対応す
るメモリ22のアクセス対象領域を特定するための先頭
番地とされる。つまりこのデータ$1000に基づいて
当該データベース形成用データ”00111111 ”
の書込み番地が特定される。 ここで、データベース形成のために取込まれたデータは
、同一の属性毎にメモリ番地が連続するようにメモリ2
2へ書込まれる。換言すれば、取込まれた複数のデータ
が同一述語(例えば1ikes)である限りにおいて、
それらは$1001)$1002.$1003)$10
04・・・のように連続する番地に書込まれ、これによ
ってメモリ22内には同−属性毎のデータブロックが形
成される0本例において入力データ″’0011111
1”が、当該データの属性のうち最初に取込まれたもの
である場合、当該入力データはレジスタ17によって現
在保持されているデータ$1000に従ってメモリ22
の$1000番地に書込まれる。 しかし、データ$1000はメモリ22のアクセス対象
領域を特定するための先頭アドレスとされることから、
当該対象領域に既にデータが格納されている場合には、
当該メモリ22内に格納されているデータの一部をシフ
トすることにより当該入力データの書込み番地を確保す
る必要がある。 本実施例では、かかる場合に以下のように格納データの
シフトを行うことにより$10011001番地(デー
タ書込み可能番地を意味する)とし、これにより当該$
10011001番地力データ” OO111111”
の書込みを行うようにしている。 すなわち、メモリ13において最後尾のデータ例えば$
2009がデ・マルチプレクサ16を介してアップ・ダ
ウンカウンタ19にロードされ、このアップ・ダウンカ
ウンタ19のカウント機能によりメモリ22の番地が順
次特定されることにより、現在$2009番地に格納さ
れていたデータ“OO101010”が$2010番地
にシフトされ、$2008番地に格納されていたデータ
が$2009番地にシフトされ、$2007番地に格納
されていたデータが$2008番地にシフトされる。こ
のようにメモリ22内のデータが1番地づつシフトされ
、これによって当該入力データの書込み用空番地が確保
される。尚、このデータシフトにおけるデータのリード
・ライトはデ・マルチプレクサ27.レジスタ28及び
マルチプレクサ23を介して行われる。 上記空番地を確保するための一連のメモリ制御は、レジ
スタ17の現在の保持値$1000と。 アップ・ダウンカウンタ19よりデ・マルチプレクサ2
1を介して伝達されたカウント値とが比較器18におい
て一致したと判断された時点で終了される。またこのよ
うな空番地形成が行われることにより、メモリ22内に
おける同−属性毎のデータブロックの頭出し番地が変わ
ってしまうため。 これに対応するようにメモリ13の格納データの変更が
行われる。このデータ変更は上記空番地形成のための一
連の処理と平行して行われる。すなわち、アップ・ダウ
ンカウンタ19のカウント出力をデ・マルチプレクサ2
1を介してメモリ13に転送することにより、それまで
の記憶内容が変更される。本例では、メモリ22の格納
データが1番地づつシフトされるため、これに対応して
頭出し番地も1番地づつずらされ、それまでのメモリ1
3の格納データ$1054は$1055に、$2009
は$2010に変更される。 そして以上の処理が終了された後に、確保された上記空
番地$1001番地に、データベース形成用として入力
されたデータ゛’00111111”が書込まれる。こ
のデータ書込みは、レジスタ25の保持値がデ・マルチ
プレクサ24によってマルチプレクサ23に転送され、
更にこの転送データがマルチプレクサ23によって選択
されてメモリ22に伝達されることにより可能とされる
。 第8図にはデータ検索時の動作例が示される。 上記のデータ書込みが終了された後のデータ検索例えば
データ“00110111 ”の検索は以下のように行
われる。 外部(MPU2)から検索用データ”0011011)
1 ”レジスタ25に転送され、上記データの書込みの
場合と同様に、この検索用データ″00110111’
M:L/レジスタ6の保持値”o。 111000”との論理積がアンド回路群2oで求めら
れることにより比較ビットの切出しが行われる。この比
較ビットによって当該検索用データ” OO11011
1”の属性判別が可能とされる。 本例の場合、アンド回路群2oの出力は’001i o
 o o o ”となり、この値が比較器14に伝達さ
れることにより、メモリ12の記憶データとの比較が行
われる。この比較は上記データ書込みの場合と同様にメ
モリ12の下位アドレスのデータより順に行われる。メ
モリ12の1番地に′0O110000”が記憶されて
おり、このデータが読出された場合に比較器14では両
データが一致したと判断され、上記のデータ書込みの場
合と同様に、ゲート回路群15が出力可能状態とされる
ことにより、メモリ13内の1番地のデータ$1055
がデ・マルチプレクサ16に伝達される。 そしてこの読出しデータ$1055はデ・マルチプレク
サ16を介してアップ・ダウンカウンタ19にロードさ
れる。そして、同一属性のデータ検索の終了の判定を可
能とするために、検索終了番地情報がレジスタ17に書
込まれる。この情報書込みは、ゲート回路群15及びデ
・マルチプレクサ16を介して行われる。本例ではメモ
リ13よリデータ検索用の頭出し番地として$1055
が読出されているため、レジスタ17には$1001が
書込まれる。これは、メモリ22において$1055番
地を読出し時の先頭アドレスとする一連のデータ群、換
言すれば$1055番地の格納データが含まれる同一属
性のデータブロックのみを検索すれば十分とされること
による。 そしてアップ・ダウンカウンタ19のディクリメントに
よりメモリ22の格納データが$1055番地より順に
読出され、この読出しデータと、上記レジスタ25の保
持値(検索用データ)゛′00110111 ”との比
較が比較器29において行われる。この比較において両
データが一致した場合には、比較器29の出力状態がア
サートされることにより、そのことがMPU2に認識さ
れる。 AIシステムにおいてデータベースを検索するするとい
うことは、上記従来技術で述べたように、「〜の事実が
あるか否か」の判別であるから、メモリ22の読出しデ
ータそのものではなく、上記比較器29での比較結果を
MPU2に伝達すれば十分とされる。尚、本例ではメモ
リ22の$1053番地のデータが読出されることによ
り、上記比較器29において1両データが一致する」と
判断されることになるが、一致するデータがメモリ22
より読出されない場合でも、レジスタ17の保持値($
1001)とアップ・ダウンカウンタ19のカウント出
力値とが一致した時点で当該カウント動作が停止され、
当該検索用データ゛′001 L O111”について
の検索が終了される。 本実施例によれば以下の作用効果を得ることができる。 (1)データベース形成用データの書込み、及びデータ
検索において、比較器14により当該データの属性判別
が行われ、この判別結果に基づいてメモリ22の先頭番
地指定が行われることにより。 当該メモリ22のアクセス対象領域指定が行われるため
、データ検索においては当該データと異なる属性のデー
タを参照しないで済み、データ検索時間が大幅に短縮さ
れる1例えばAIシステムにおいて10Mバイトのデー
タベースがあり、そのデータの種類すなわち属性を10
00種類、そして1種類当りのデータ量を10にバイト
と仮定した場合1本実施例によれば、従来方式に比して
10Mバイト−10にバイト=9990にバイトものデ
ータベース検索が不要とされ、この場合従来の1/10
00の時間でデータベース検索が完了されることになる
。 (2)上記(1)の作用効果により半導体記憶装w9に
よりデータベースを形成するAIシステムのスループッ
トの向上が図れる。 (3)メモリ22への格納用として取込まれたデータが
同一の属性毎にメモリ番地が連続するように当該メモリ
22へ格納されるようになっているため、データベース
検索においては、アップ・ダウンカウンタ19のディク
リメントにより、当該属性のデータ読出しを容易に行う
ことができる。 (4)メモリ22へのデータの一部をシフトすることに
より当該データ格納の対象とされるデータの書込み番地
(空番地)を確保するようにしているため、所定データ
ブロック(領域)への同一属性データの追加書込みを簡
単にしかも適確に行うことができる。 以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず
、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であ
る。 例えば、メモリ12,13.22の番地指定を上位番地
より行うようにしてもよい、AIシステムのバス6や半
導体記憶装[9内部を16ビツト構成若しくは32ビツ
ト構成としてもよい。 また上記実施例では同−属性毎にメモリ22の番地が連
続するようにデータベース形成用データの書込みを行う
ようにしたが、同一述語が格納されている番地をメモリ
制御系で把握可能とする限りにおいて、書込み番地を不
連続とすることができる。 更に半導体記憶装!9を複数個備えるようにしてもよい
し、外付けRAM (ランダム・アクセス・メモ1月な
どによりメモリ22等の記憶容量を拡張可能に構成して
もよい。また、データベースが形成されるメモリ22を
外付けRAMとし、半導体記憶袋!9内部にデータベー
スを持たない仕様とすることもできる。 以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるAIシステムに適用
した場合について説明したが、本発明はそれに限定され
るものではなく1例えばデータベースシステムやそれら
を含む制御装置などにも広く適用することができる0本
発明は少なくとも、データベースが形成される条件のも
のに適用することができる。 〔発明の効果】 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。 すなわち、外部より取込まれたデータの属性判定結果に
基づいてメモリのアクセス対象領域指定が行われ、これ
により、当該データと異なる属性のデータ参照が省略さ
れ、データ検索の高速化。 更にはAIシステムのスループットの向上を図ることが
できる。 4)
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるAIシステムに含まれ
る半導体記憶装置のブロック図、第2図乃至第6図は第
1図に示される半導体記憶装置の主要部の回路図、 第7図は第1図に示される半導体記憶装置のデータ書込
み動作側説明図、 第8図は第1図に示される半導体記憶装置のデータ検索
動作例説明図。 第9図は本発明の一実施例であるAIシステムのブロッ
ク図である。 9・・・半導体記憶装置、1o・・・コントローラ、1
1.19・・・アップ・ダウンカウンタ、12,13゜
22・・・メモリ、14,18.29・・・比較器、1
5・・・ゲート回路群、16.21,24.27・・・
デ・マルチプレクサ、17,25,26,28・・・レ
ジスタ、20・・・アンド回路群、23・・・マルチプ
レクサ。 第 図 プ゛−yA/J MPLIどへ 第 図 6 第 5 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)データの書込み読出しを可能とするメモリと、外部
    より取込まれたデータの属性を判定する手段と、この判
    定結果に基づいて上記メモリのアクセス対象領域指定を
    行う手段とを含んで成る半導体記憶装置。 2)上記メモリへの格納用として取込まれたデータは同
    一の属性毎にメモリ番地が連続するように上記メモリに
    格納され、この格納データの検索は検索用データの属性
    に従って該当領域に属するデータについて行われる請求
    項1記載の半導体記憶装置。 3)外部より取込まれたデータの書込みに際して上記メ
    モリ内の格納データの一部をシフトすることにより当該
    データの書込み番地を確保する手段を含む請求項1又は
    2記載の半導体記憶装置。 4)一つの半導体基板に形成された請求項1、2又は3
    記載の半導体記憶装置。
JP2073335A 1990-03-26 1990-03-26 半導体記憶装置 Pending JPH03276489A (ja)

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