JPH03275935A - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気制御装置

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JPH03275935A
JPH03275935A JP2074498A JP7449890A JPH03275935A JP H03275935 A JPH03275935 A JP H03275935A JP 2074498 A JP2074498 A JP 2074498A JP 7449890 A JP7449890 A JP 7449890A JP H03275935 A JPH03275935 A JP H03275935A
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由利夫 野村
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秀樹 大林
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伊奈 敏和
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関の各気筒に連通する吸気通路毎に吸
気制御弁を設け、該吸気制御弁を磁気力を利用して開閉
することにより吸気を制御する内燃機関の吸気制御装置
に関する。
[従来の技術1 内燃機関の吸気行程開始時には、バルブオーバラップに
よってシリンダや排気通路内の既燃ガスが吸気通路へ逆
流し、吸気の充填効率が低下することがある。
そこで従来より、内燃機関の各気筒に連通ずる吸気通路
毎に吸気制御弁を設け、これを開閉制御することにより
、吸気を制御して、吸気の充填効率の向上延いては内燃
機関のトルクアップや燃費の向上を図るといった種々の
吸気制御装置が提案されており、その一つとして、特開
平2−16328号公報に記載の如く、吸気制御弁をソ
レノイドを通電することにより得られる磁気力を利用し
て開閉するようにした吸気制御装置が知られている。
この種の吸気制御装置によれ(ヱ吸気制御弁を磁気力を
利用して開閉するため、吸気制御弁を駆動する駆動系1
:、リンク機構等のメカニカルな駆動装置を設ける必要
がなく、駆動系の構成を簡単にでき、駆動系の耐久性を
向上できるといった効果を得ることができる。
一方、上記のように吸気制御弁を開閉制御し、で既燃ガ
スの逆流を防止する場合、内燃機関の回転速度が速い程
、吸気制御弁を速やかに開閉する必要がある。即ち、内
燃機関の回転速度が高い程、内燃機関の一行程当りに要
する時間が短くなり、バルブオーバラップ時開も短くな
るため、こうした吸気制御装置現するのに最低必要な吸
気制御弁の応答時間(要求応答時間:吸気制御弁の開弁
又は閉弁を開始した後吸気制御弁が実際に開弁又は閉弁
するのに要する時間)]友 第2図に示す如く、内燃機
関の回転速度NEが高い程短くなる。
このため上記のように吸気制御弁を磁気力を利用して開
閉する吸気制御装置では、内燃機関の低回転時は勿論の
こと、内燃機関の高回転時1−も吸気制御弁を良好に開
閉できるように、磁気力を発生するソレノイドの駆動電
圧を高い値に設定しでいる。つまり、吸気制御弁を磁気
力を利用して開閉4る場合、第3図に示す如く、磁気力
を発生4′るソL2ノイドの駆動電圧を高くすればする
程、吸気制御弁が実際17開弁(又は閉弁)するまでの
応答時間(実応答時間)Toを短くできるため、従来で
は、内燃機関高回転時の要求応答時間Tを確保で−きる
ように、ソレノイドの駆動電灯を高い値に設定12でい
るのである。
[発明が解決しようとJる課題1 しかしこのようにソL・ノイドの駆動電圧を高く設定し
た場合、内燃機関高回転時の吸気制御弁の要求応答時間
下を満足することはできるものの、内燃機関低回転時に
は、吸気制御弁の開閉速度が必要以」、に速くなり、電
力を無駄に消費し7でしまうといった問題がある。
つまり第4図に示す如く、吸気IJ御弁の開閉1こ必要
な消費電力は、吸気制御弁の実応答時間TOの二乗(−
二反比例し、実応答時間Toe短ぐずればする程、消費
電力が増大するため、上記のように内燃機関低回転時の
吸気制御弁の実応益時間丁0を高回転時と同様1−シて
いると、電力を無駄に消費してしまい、車両においては
、この電力を確保するため1こ内燃機関による発電量を
増加させな(Jればならず、燃費が悪くなるといった問
題が発生する。
また磁気力を発生するソレノイドに常に高電圧を印加す
るようにしていると、駆動系での発熱量が増加し、駆動
系が故障し易くなるといった間顕もある。
そこで本発明は、上記のように吸気制御弁を磁気力を利
用して開閉する吸気制御装置におい゛〔、吸気制御弁を
開閉するために消費する電力量を必要最小限にとどめる
ことにより、省電力化を図ると共に、駆動系での発熱量
を抑えて装置の信頼性を向上することを目的としてなさ
れ遷 [課題を解決するための手段] 即ち上記目的を達するためになされた本発明は、第1図
に例示する如く、 内燃機関の各気筒に連通ずる吸気通路毎に配設され、 
該各吸気通路を開放・閉鎖する弁体と、該弁体に連結さ
れるロータを有し、該ロータを磁気力を利用して回転駆
動する弁体駆動手段ど、該弁体駆動手段に、前記磁気力
を発生するための駆動電圧を印加する駆動電圧印加手段
と、該電圧印加手段が前記弁体駆動手段に印加1”る駆
動電圧糺 内燃機関の回転速度に応じ(、該回転速度が
低い程低くなるように制御する駆動電圧制御手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装置色要
旨としている。
「作用] 以上のように構成された本発明の吸気制御装置では、弁
体駆動手段が、駆動電圧印加手段からの駆動電圧を受け
て磁気力を発生し1、この磁気力1ごより目−夕を同転
駆動するごとにより、弁体を回転もしくは揺動させて、
内燃機関の名気筒毎の吸気通路を開放・閉鎖する。また
駆動電圧印加手段が弁体駆動手段に印加する駆動電圧は
、駆動電圧制御手段により、内燃機関の回転速度に応じ
て、回転速度が低い程低くなるように制御される。
このため内燃機関の高回転時には弁体駆動1段に高電圧
が印加され、 内燃機関の回転速度が低下する程、弁体
駆動手段の駆動電圧が減少する。
従って、内燃機関の回転速度に見合った応答速度で弁体
が動作し、特に内燃機関の低回転時に(よ 弁体駆動の
ための消費電力が低下する。
[実施例] 以下に本発明の実施例を図面に基づき説明する。
まず第5図は本発明が適用された実施例の内燃機関の制
御システムを表す概略構成図である。
図に示すように、本システム(よ 4気筒内燃機関(以
下、単にエンジンと呼7S”b ) 1の運転車により
操作されるスロットル弁2より下流の吸気系1aに配設
された吸気制御装置3、及びこれらを駆動制御する電子
制御装置(以下、単にECUと呼、S”、、 ) 4か
ら構成されている。
エンジン11上 4個の気筒5.6、7、8を備え、各
気筒5〜8に(戴高速適合カムにより開閉されるインテ
ークバルブ9,10.11,12が配設され2 さらに
、エキゾーストバルブ13,14.15.16も設けら
れている。吸気系1aから分岐して各気筒5〜8に連通
する吸気ポート17.18,19.20に1よ各々吸気
制御弁21゜22.23.24が配設さね これらの吸
気制御弁21〜24は、各々、弁体駆動手段としてのア
クチュエータ25,26,27.28により開閉駆動さ
れる。ここで、吸気制御弁21〜24(よインテークバ
ルブ9〜12の開閉とは独立して、エンジン回転速度N
Eの下降に従って実質的にバルブオーバラップ期間が減
少するようECU4の制御により開閉駆動される。即ち
、高速適合カム使用のエンジン1が、最大トルクを出力
可能な基準回転速度を上回る回転速度で運転されている
とき(よ吸気制御弁21〜24を、インテークバルブ9
〜12の開期間とほぼ同じ期間に亘って開弁状態に保持
するか、又は、全期間に亘って開弁状態を保持する。一
方、エンジン1が基準回転速度以下の回転速度で運転さ
れているとき(友該回転速度に応じて短縮するよう予め
定められているバルブオーバラップ期間となるように吸
気制御弁21〜24を開閉する制御が行われる。
エンジン1には、検出器として、各気筒5〜8の図示し
ないピストンが上死点(TDC)に位置するときにパル
ス信号を出力するクランク角センサ29a、所定のクラ
ンク角毎にパルス信号を出力する回転速度センサ29b
及びエンジン1のノッキング発生を検出するノックセン
サ29cを備える。
前記各センサの信号はECU4に入力され、該ECU4
はエンジン1を制御する。
ECU4はCPU4a、ROM4b、RAM4Cを中心
に論理演算回路として構成され、 コモンバス4dを介
して入出力部4eに接続され 外部との入出力を行なう
。前記各センサの検出信号は、入出力部4eからCPU
4aに入力される。一方、CPLJ4aは、入出力部4
eを介して、アクチュエータ25〜28に吸気制御弁2
1〜24を開閉するための制御信号を出力すると共に、
入出力部4e内に設けられた駆動電圧印加手段としての
後述の駆動電圧供給回路60を介して、各アクチュエー
タ25〜28に供給する駆動電圧をエンジン1の回転速
度NEに応じて可変制御する。
吸気制御弁21〜24と、これらに対応するアクチュエ
ータ25〜28の構造は全て同一のため、吸気制御弁2
1及びアクチュエータ25を一例として、以下に説明す
る。
第6図に示すように、吸気制御弁21は、吸気ポート1
7内に、吸気ポート17の混合気流れ方向に対して垂直
に設けられ、一部が断面半円形に切り欠かれたシャフト
31と、そのシャフト31を軸支する軸受33,35と
、そのシャフト31の切り欠き部にボルト37.39で
固定されて、吸気ポート17内でそのシャフト31を軸
として揺動可能な円盤状の可動板41と、がら構成され
ている。尚、第6図のA−A線拡大断面図である第7図
に示すように、可動板41は、吸気ポート17の内径よ
りも大きな径を有しており、吸気ポート17の内壁に【
よ可動弁41の外周41aの回転面30]に対して、数
μm〜数百μmのクリアランス302をもった凹部30
3が寸法α以上の幅をもって形成されており、可動弁4
1が吸気ポート17の内壁に伏して非接触で揺動可能な
ようになされている。尚そのクリアランス302は、可
動弁41の材質を吸気ポート17の相賀よりも硬いもの
にして、使用前に擦り合わせを行うことで、数μm〜数
百μmというような微妙な制度となるようになされてい
る。
一方、アクチュエータ25は、所謂PM型のスデッピン
グモータであり、第6図及び第6図の8−B線断面図で
ある第8図に示すように、外装としてケーシング43が
用意さね該ケーシング43内に(友 前記シャフト31
に連結されるシャフト45と、シャフト45の回りに固
設された、2極に磁化された永久磁石47とを有し、さ
らにケーシング43の内壁には、2相4極のコイル5]
52.53,54が永久磁石47を囲むように配設され
ている。詳しくは、−相のコイル51,52は吸気ポー
ト]7の混合気流れ方向に、また、他の相のコイル53
.54はそのコイル51.52の配列方向と垂直となる
方向に、それぞれ配列されて、永久磁石47を囲んでい
る。各コイル51〜54は、ケーシング43の内壁にボ
ルト57等で固定されたボビン51 a、  52 a
、  53 a。
54aに1本のエナメル線を巻いた、モノファイラ巻の
構成をしている。
こうして構成されたアクチュエータ25の制御系を第9
図の回路図1′、X示し、7−、。
同図に示すように、各コイル51〜541:は、抵抗器
R1,R2,R3,R4及びコンデンサC1、C2,C
3,C4がそれぞれ何役されており、ECI、14から
出力される制御信号1こより切り換えられる切換回路2
5aを介し、て、互いに動向する一相のコイル51.5
2と他の相のコイル53゜54との間で励磁を切り換え
るようにされている。
またアクチュエータ25ft、  CP U 4 aか
らパスライン4dを介して入力されるデジタルの電圧指
令値をラッチするラッチ回路62と、このラッチされた
電圧指令値をアナログ電圧(ご変換するD/A変換器6
4と、D/A変換器64からの出力電圧を一端子に、ア
クチュエータ25ヒ供絵している駆動電圧を十一端子に
それぞれ受けて、その電圧差に応じた信号を発生するコ
ンパレータ66と、コンパレータ66からの出力を抵抗
器ROを介L7て受け、コンパレータ66からの出力が
0となるよう、即ちアクチュエータ25に供給する駆動
電圧がD/A変換器64から出力される指令電圧となる
よう、バッテリ70からアクチュエータ25に供給する
駆動電圧を制御するパワートランジスタTPOと、によ
り構成された駆動電圧供給囲路60から電源供給を受け
て、各相のコイル51゜52及び53.54をそれぞれ
励磁する。尚この駆動電圧供給回路601t、既述した
ようにECU4の入出力部4e内に設けられている。
次に上記のように構成された吸気制御弁21及びアクチ
ュエータ25の動作を説明する。
ECLJ4からの制御信号により、切換回路25aが、
コイル51.52を励磁する位置に切り換えられると、
]コイル1からコイル52(もしくはコイル52からコ
イル51)への磁束が流ね永久磁石47がその磁極で定
まる所定の方向(第9図、矢印C方向)に揺動し、この
とき、その永久磁石47にシャフト31.45を介して
連結された可動板41も同時に揺動する。その後、永久
磁石47は、コイル51.52で定まる安定方向で揺動
を停止して、可動板41が吸気ボ・−)17の混合気流
れ方向に向けられる。こうして、吸気ポート17は開放
される。
方、ECU4からの制御信号により、切換回路25aが
、コイル53.54を励磁する位置1ご切り換えられる
と、可動板A]が、コイル53゜54で定まる安定方向
で揺動包停止1.て吸気ポート17の径方向に向けら札
吸気ボート17が閉鎖される。尚吸気ポート17が閉鎖
されたときには、可動板41の外周41aは鋪記凹部3
031こ位置するが、可動板41が閉鎖時バウンディン
グしても前記四部303はバウンディング量以上の幅と
しているため、閉鎖状態では可動板4]の外周41aは
必ず凹部内に制御され2 可動板4]の外周41aが凹
部内に位置する限り吸気ポート17を確実に閉鎖された
状態にすることができる。
再び、第6図に戻り、既述した吸気制御弁21の軸受3
3の上部には、可動板41の位置を検出する弁開度セン
サ59が設けられている。尚この弁開度センサ59の検
出信号1iEcU4に入力されて、各種の吸気制御(二
用いられる。
次1;ECLJ4が実行する吸気制御処理を、第10図
のフローチャートに基づいて説明する。尚本吸気制御処
理は、ECU4の起動に伴って開始される。
図に示す如く当該吸気制御処理で(よ まずステップ1
00にて、現在のエンジン回転速度NEを読み込む。そ
して続くステップ110では、その読み込んだエンジン
回転速度NEが基準回転速度4500[r、p、m、]
以下であるか否かを判定し、肯定判断されるとステップ
1201.一方否定判断されるとステップ160に各々
進む。ここで、基準回転速度の値は、エンジン1に使用
されている高速適合カムが最大充填効率を達成可能な回
転速度であって、エンジン仕様等により変更される値で
ある。
次にエンジン回転速度NEが4500[r、p、m、]
以下であると判断されたとき実行されるステップ120
では、エンジン回転速度NEから第11図に示すマツプ
に基づいてバルブオーバラップ期間を演算し、続くステ
ップ130では、前述の第2図に示したエンジン回転速
度NEと要求応答時間Tを示す図を満足する(図中の曲
線以下の値であればよい)よう予め設定された第12図
に示すマツプを用いて、エンジン回転速度NEに対応す
る要求応答時間Tを算出する。そして続くステップ14
0で(よ吸気制御弁21〜24を開弁するに当たってス
テップ120で求めたバルブオーバラップ期間を実現で
きるように、ステップ130で求めた要求応答時間Tを
用いてバルブオーバラップ期間を補正する。また続くス
テップ150では、ステップ130にて求めた吸気制御
弁の要求応答時間Tを実現するため、前述の第3図に示
した実応答時間Toと駆動電圧との関係図に基づき予め
設定された第13図のマツプを用いてアクチュエータ2
5〜28に印加する駆動電圧を算出する。
一方ステップ100でエンジン回転速度NEが基準回転
速度4500[r、l)、m、]を上回っていると判断
されたときに実行されるステップ160では、バルブオ
ーバラップ期間を22,5°の一定値に固定する処理を
行なう。尚この処理を実行した際には、アクチュエータ
25〜28に供給する駆動電圧として、吸気制御弁21
〜24を高速で開閉し得る高電圧が設定される。またこ
のバルブオバラップ期間の値22.5°法高速適合カム
が最大充填効率を達成可能な値であり、一般にエンジン
の仕様に応じて異なるものである。
以上のようにバルブオーバラップ期間とアクチュエータ
25〜28の駆動電圧とが算出されると、今度はステッ
プ170に移行し、各気筒のバルブオーバラップ期間を
上記求めた値に制御するためにアクチュエータ25〜2
8に送る制御信号の出力時期(即ち、吸気制御弁の開閉
時期)を決定する値を入出力部4eに出力すると共1.
:  アクチュエータ25〜28の駆動電圧を上記求め
た値に制御するための電圧指令値を入出力部4e内の駆
動電圧供給回路60に出力する、制御信号出力処理を実
行し、再度ステップ100に移行する。
次に、以上のような制御の様子の一例を、第14図のタ
イミングチャートに沿って説明する。ECU4ば、各気
筒5〜8毎に、クランク角センサ29a及び回転速度セ
ンサ29bからの検出信号をもとに、エキゾーストバル
ブ13〜]6の閉弁タイミングに対応する第1のクラン
ク角を推定し、該第1のクランク角から上述のように、
所定のバルブオーバラップ期間に適合するよう求められ
たクランク角だけ進角した第2のクランク角を算出し、
該第2のクランク角において、閉鎖していた吸気制御弁
21〜24を開放するように、制御信号をハイレベルか
らロウレベル(二切り換える。
方、ECU4は、各気筒5〜8毎に、クランク角センサ
29a及び回転速度センサ29bからの検出信号をもと
に、インテークバルブ9〜12の閉弁タイミングに対応
する第3のクランク角を推定し、該第3のクランク角(
二おいて、開放していた吸気制御弁21〜24を閉鎖す
るよ)に、制御信号をロウレベルからハイレベルに切り
換える。
従って、1.ンジン回転速度N巳が基準E」転速度45
00 [l−、p、m。]1メ十−であるときは、同図
に’jrz”4ように、各気筒5へ・8の吸気制御弁2
1−・24は、インテークバルブ9・・・12の開弁時
期より遅れて開放され該インテークバルブ9−12の閉
弁晩期とほぼ同じ時期に閉鎖される。尚、混合気の吹き
返j7が大きい場合(ご(j、同図に破線で二゛にすよ
う+=、インテークバルブ9・・−12の閉弁時期より
速く閉鎖する。
ここで本実施例では開弁時期を制御し混合気の吹き返し
が大きい場合IJ閉弁時期を制御する構成としたが、混
合気の吹ぎ返1.が大きい状態Cば、開弁時期はインテ
ークバルブ9〜12の開弁時期と同じとし2、閉弁時期
をイン5“−クバルブ9〜12の開弁時期より速く閉鎖
制御する構成と12でもよい。また、現在の回転速度が
基準回転速度4500 [r、 p、m。]を上刈る回
転速度にあるときは、吸気制御弁21”−24ば、イン
テークバルブ9〜12の開閉時期とほぼ同じ時期に開放
・閉鎖することで、バルブオーバラップ期間を−22,
5’ とI5たが、吸気制御弁21〜・24は常に開状
態のままと12で7もj、い。
以上詳述(・ノニように本実施例の吸気制御装置3は、
吸気ボート17内に、混合気の流れ方向に一対して垂直
になるように円盤状0届1動板41を設け、アクチュエ
ータ25へ・28の回転運動[よりそ0)可動板41を
揺動さ廿で、吸気ボ一一−1・17の開放・閉鎖1罪接
触で行う六め]二、駄音の発生を防止することができる
とともに、その而・1久性を向上−できる。またアクチ
ュ丁−夕の曲線運動キーニメカニカルな機構により他の
方向1ニニ変換し2で弁を開閉するものではないためj
こ、弁体部分を複雑化する必要がなく、構造が簡単であ
る。また史1雫り記のような各効果に伴い、基準回転速
度以ト−の回転速度ぐエンジンが運転さ机ているときで
も、バルブオバラップ期間を最適lご設定可能なため、
充填効率の向七汲びトルク特性の改善が可能になる。ま
た、所謂ミラーサイクル(Atkinson Cycl
e) ’E実現できるため、ニンジンの吸気イj程1−
お(夕るポンプ損失を低減できると共に、圧縮混用低下
によりノッキングの発生を抑制で・き、ユ、ンジンの熱
効率等の性能も向上する。尚、圧縮比も低下させられる
ので、始動性も改善て゛きる。
古本実施例では、エンジン回転速度N Eが低い程吸気
制御弁21−24の開閉速度を遅くすることができ、ま
たこの開閉速度はアクチ」、、]−タ25〜28に印加
する駆動電圧と定接(=゛関係1.2でいることを利用
し7、エンジン回転速度NEから吸気制御弁21〜24
の開閉制御を良好に実現し、得る要求g、、答時間下を
求め、この要求応答時間rからアクチュエータ21〜2
4の駆動電圧を設定するよう(:し2ているため、従来
装置に対し℃、エンジンの低回転域での駆動電圧を低重
することができ、吸気制御弁21〜240制御粘度1損
なうこ。
となく大幅な省電力化が達成できる。またこれによりパ
ップリア0の消費電力を低減する二二とができるので、
バッテリ70を充電するオルタネータを駆動するエンジ
ン1の負荷を低減し−C5当該吸気制御装置1:よって
得られるトルク特性の改善効果や、エンジンの熱効率改
善により得られる燃費改善効果を一1更に高めることが
可能となる。j−た吸気制御弁2]へ・24のバウンデ
ィング量は、吸気制御弁21−74の開閉速度が速<4
4:るほと大きくなるが、エンジン低G!]転時には駆
動電圧が減少しく−1その開閉速度が低下するので、丁
ンジン低回転域でのバウンディング量も大幅(J低減す
る、=とができ、制御性が向−[する。また更1−アク
ブーコエータに印加する駆動電圧を低減できるので、ア
クチ:IJ−夕の発熱量を抑制するごとができ、アク3
’:vT−夕の寿命を延ばし、信頼性を高めるこ−とも
できる。
ここで上記実施例では、アク、Lhエータ25〜28の
駆動電)王を−、エンジン回転速度N巳に基づき算出し
た吸気制御弁21へ・24の要求応答時間下に応じて制
御1−℃いるが、吸気制御弁25〜28の応答時間下0
とアクチュエータ25”−28の駆動電圧との関係は、
駆動系の経時変化等によって変化4ることがあり、上記
実施例のようなエンジン回転速度NEに基づくオープン
ループ制御のみでは、こうした経時的変化(二対し7て
、吸気制御弁25〜28の開閉側#を良好に実行できな
くなることが考えられる。
そこでこうした経時的変化に対しても吸気制御を常に精
度よく実行できるようにするために、例えば第15図に
示す如く、前述のステップ170にて制御信号の出力処
理を実行した後、吸気制御弁25〜28が実際に開弁す
るのに要する時間(実応答時間)Toを計測しくステッ
プ180)、この計測結果がステップ130で求めた要
求応答時間Tから所定値α以上外れているか否かを判断
して(ステップ190)、実応答時間Toが要求応答時
間Tから所定値α以上外れているような場合に(よ駆動
電圧算出用のマツプにおける現在のエンジン回転速度N
Eに対する駆動電圧値を補正する(ステップ2]O,ス
テップ220)ようにヒしてもよい。
尚駆動電圧値の補正(上図に示す如く、ステップ200
にて、実応答時間Toが要求応答時間Tより小さいか否
かを判断し、実応答時間TOが要求応答時間Tより小さ
い場合に(よ吸気制御弁21〜25が必要以上に速く開
閉しているので、ステップ210にて駆動電圧値を低下
させ、逆に実応答時間Toが要求応答時間1以上となっ
ている場合に(よ吸気制御弁21〜25の開閉が遅すぎ
るので、ステップ220にて駆動電圧値を上昇させる、
といった手順で実行すればよい。またステップ180に
て行なう実応答時間TOの計測は、例えば第16図に示
すように、吸気制御弁21〜25の開度を検出する弁開
度センサ59からの出力信号(二基づき、吸気制御弁2
1〜25の開弁指令を行った後、吸気制御弁21〜25
が90%の開度になるまでの時間を検出するようにすれ
ばよい。
また次に上記実施例では、アクチュエータ25〜28に
印加する駆動電圧を、エンジン回転速度NEに基づき求
めた吸気制御弁21〜24の要求応答時間Tから算出す
るようにしたが、この駆動電圧は、エンジン回転速度N
Eから直接束めるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明の内燃機関の吸気制御装置に
よれば、弁体を駆動する弁体駆動手段の駆動電圧を、内
燃機関の回転速度に応じて、回転速度が低い程低い値に
変更するようにしているので、吸気制御の精度を損なう
ことなく、大幅な省電力化が達成できる。またこれによ
り駆動電圧を供給する電源装置の電力消費を低減するこ
とができるので、車両のように内燃機関の回転により電
源装置を充電する装置において(よ吸気制御装置によっ
て得られる内燃機関のトルク特性の改善効果や、内燃機
関の熱効率改善により得られる燃費改善効果を、より高
めることが可能となる。また弁体の開閉を急速に行なう
と、弁体は開弁又は閉弁位置付近で揺動し易くなり、弁
体を開弁又は閉弁位置で固定するのに時間がかかるとい
ったことがあるが、本発明ではエンジン低回転時には駆
動電圧が減少して、その開閉速度が低下するので、エン
ジン低回転域での制御性を大幅に改善できる。
また更に弁体駆動手段に印加する駆動電圧を低減できる
ので、弁体駆動手段からの発熱量を抑制することができ
、弁体駆動手段の寿命を延ばして、装置の信頼性を高め
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を例示するブロック図、第2図は
内燃機関の回転速度と吸気制御弁の要求応答時間算出用
を表す線図、第3図は吸・気制御弁を開閉するアクチュ
エータの駆動電圧と吸気制御弁の応答時間との関係を表
す線図、第4図は吸気制御弁の応答時間と消費電力との
関係を表す線図、第5図は実施例の内燃機関の制御シス
テム全体の構成を表す概略構成は第6図は吸気制御弁及
びアクチュエータの構成を表す縦断面は第7図は第6図
のA−A線拡大断面図、第8図は第6図のB−B線断面
図、第9図はアクチュエータの制御系を表す電気回路図
、第10図は電子制御装置にて実行される吸気制御処理
を表すフローチャート、第11図はその制御に利用され
るバルブオーバラップ期間算出用のマツプを表す線図、
第12図はその制御に利用される吸気制御弁の要求応答
時間算出用のマツプを表す説明図、第13図は同じくぞ
の制御に利用されるアクチュエータの駆動型Jj。 算出用のマツプを表す説明図、第14図は吸気制御の様
子を示すタイミングヂャート、第15図は吸気制御処理
の他の例を−表すフローチャー ト、第16図は第15
図の吸気制御処理1:おける吸気制御弁の実応答速度の
計測あ法を説明する説明図、である。 1・・・ユ゛−ンジン    3・・・吸気制御装置4
−・・電イ制御装@(巳CU)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内燃機関の各気筒に連通する吸気通路毎に配設され、該
    各吸気通路を開放・閉鎖する弁体と、該弁体に連結され
    るロータを有し、該ロータを磁気力を利用して回転駆動
    する弁体駆動手段と、該弁体駆動手段に、前記磁気力を
    発生するための駆動電圧を印加する駆動電圧印加手段と
    、該電圧印加手段が前記弁体駆動手段に印加する駆動電
    圧を、内燃機関の回転速度に応じて、該回転速度が低い
    程低くなるように制御する駆動電圧制御手段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の吸気制御装置。
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