JPH03275150A - 清浄作業台 - Google Patents

清浄作業台

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JPH03275150A
JPH03275150A JP7349290A JP7349290A JPH03275150A JP H03275150 A JPH03275150 A JP H03275150A JP 7349290 A JP7349290 A JP 7349290A JP 7349290 A JP7349290 A JP 7349290A JP H03275150 A JPH03275150 A JP H03275150A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、作業空間内の空気を浄化する清浄作業台に係
り、特に有害物質や微生物が外部に漏れるのを防止する
のに好適なものに関する。
[従来の技術] 従来のこの種の清浄作業台の一構成例を第10図により
説明する。同図において、送風機1から吐き出された空
気は、給気フィルタ2を通過して浄化されることにより
作業空間Aに送られ、その空気は、作業空間Aに設けら
れた排気開口部3からダクトBに吸込まれ、ダクトBの
下流側に設置された送風機lに吸込まれると共に、その
一部が抵抗板4.排気フィルタ5.建家ダクトCを通る
ことにより外部に排気されるようにしている。
作業空間Aは上部に給気フィルタ2及びその下流側に配
置された抵抗板9を夫々設けた給気開口部6と、下部に
流れ込んだ空気を排気するために形成した前記排気開口
部3どの他、その−側部に開閉可能に取付けられた扉7
をも有し、空気が排気開口部3からダク1〜Bに吸込ま
れたとき、扉7の開口部から外部空気も共に吸込むよう
にしている。
また、排気開口部3はダクトBに連絡され、該ダクトB
の下流側には前記送風機lが取付けられと共に、空気の
異常状態を検出する検出器1oが設けられている。該検
出器10は差圧計からなっており、その一方の圧力検出
穴]、 Obが排気フィルタ5の人気面側に配置される
と共に、その他方の圧力検出穴10aが抵抗板4の人気
面側に配置され、圧力検出穴10aと↓obとがそれぞ
れを通過する空気の圧力を検出して、その差圧を測定す
るようにしている。そして、その差圧が限度以下に下が
ると、フィルタ2が目詰まりしたことがわかるようにな
っている。第10図において、11は建家ダクトに設け
られた排気用の送風機である。
なお、この種の装置として関連するものには例えば実公
昭46−17261号公報等が挙げられる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記に示す従来技術の清浄作業台は、有害物
質や微生物を取扱う場合について配慮されていない問題
がある。
即ち、従来技術では、検出器10の一方10aと他方1
0bとが抵抗板4を挾んで上流側と下流側に配置されて
いるので、作業空間A内で有害物質を取扱った場合、作
業空間Aがその有害物質で汚染され、汚染された空気が
ダクIへBを通過すると、検出器10の一方の圧力検出
器10aのみならず、他方の圧力検出器10bも汚染さ
れてしまい、そのため、これらを保守点検する際に、作
業者が有害物質に触れ、危険を招くと云う問題があった
また、清浄作業台が例えば、1組換えDNA実− 験指針」に示される安全キャビネットとして使用する場
合には気密度が要求されるので、検出器10の本体及び
圧力検出器10a、10bの配管系統に至る気密度まで
配慮する必要がある。しかしながら、この検出器10を
予め設置していないものに、追加して改造しようとする
と、上記に示す問題に加え、使用した部品や取付けの不
備などにより、要求された気密度を満たすることかでき
にくい問題がある。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、検出器が有害物質な
どで汚染されるのを防止することができる清浄作業台を
提供することにあり、また他の目的は、予め設置してい
ないものに検出器を取付けても、確実に気密度を維持す
ることができる清浄作業台を提供することにあり、さら
に他の目的は作業空間のガス濃度や細菌類等が増えるの
を確実に防止し得る清浄作業台を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を遠戚するため、本発明の第一の発明では、排
気フィルタの下流側に排気の異常状態を4 検出する検出手段を配置したことに特徴を有する。
また本発明の第二の発明では、排気フィルタの下流側に
接続したチャンバー内に検出手段を取付けている。本発
明の第三の発明では、外部の空気を吸い込みかつ給気開
口部から作業空間に送り込む送風機を有している。
[作用] 本発明では、上述の如く、検出器が排気フィルタの下流
側に配置されているので、作業空間の排気開口部から出
た空気は、排気フィルタを通過して浄化されてから検出
器側を通過することとなる。
従って、作業空間で取扱うものが有害物質であってこれ
に汚染されても、その汚染された空気を排気フィルタに
よって確実に浄化できるので、検出器が汚染されると云
うことがなくなり、保守。
点検時に作業者が検出器に触れても危険を招くことがな
い。
また、検出器が排気フィルタの下流側に接続したチャン
バー内に取付けられているので、該検出器を有するチャ
ンバーを一つのユニットとし、これを検出器のないもの
に後から追加すれば、チャンバーにおける検出器の気密
度を確実に維持することができ、作業空間を流れる空気
が外部に漏れることがない。
さらに、外部の空気を吸い込みかっ給気開口部から作業
空間に送り込む送風機を有しているので、作業空間内で
ガス或いは細菌類を取扱った場合には、作業空間内の空
気が外部に吐き出されることとなり、循環しなくなる。
そのため、作業空間内の空気を循環させるタイプのもの
に比べると、作業空間内でガス濃度或いは細菌が増える
のを防止することができ、それだけ危険度を回避するこ
とができるのに加え、ガスや細菌類を取扱うものにいっ
そう有益である。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第工図乃至第9図により説明す
る。第1図は本発明の清浄作業台の第一の実施例を示す
説明用断面図、第2図は空気圧と検出器の差圧スイッチ
の開閉との関係を示す説明図、第3図は清浄作業台の検
出器における差圧スインチの正常立ち上げ手段の制御内
容を示すフロー図である。
この清浄作業台は、作業空間Aと、排気フィルタ5とを
有して構成されている。
詳しく述べると、作業空間Aは給気フィルタ2で浄化さ
れた空気が流入する給気開口部6を有している。該給気
開口部6の下流側には作業空間Aに流入する空気を整流
するための抵抗板9が取付けられている。また、作業空
間Aは下部に流れ込んだ空気を排気するために形成して
なる排気開口部3の他、その−側部に開閉可能に取付け
られた扉7をも有し、空気が排気開口部3からダクトB
に吸込まれたとき、扉7の開口部から外部空気も共に吸
込むようにしている。なお、排気開口部3が第一ダクト
B1に連絡され、該第−ダクトB工の下流側には前記送
風機1の吸込み部が接続され、送風機1が第一ダクトB
1を通る空気を吸い込むようにしている。
排気フィルタ5は送風機工の吐き出し側に設けられた第
二ダクトB2の下流側に接続されて、第ニダクトB2に
おいて前記給気フィルタ2と対向する位置に配置されて
いる。従って、送風機1により第一ダクトB1から吸い
込まれた空気は第二ダクトB2を介し給気フィルタ2側
に送り込まれる一方、排気フィルタ5にも送り込まれる
ようにしている。
そして、実施例においては、排気フィルタ5の下流側に
検出器10が配置されている。該検出器10は差圧計で
構成されており、またこれらに接続された二つの圧力検
出穴10a、10bを有している。そして一方の圧力検
出穴10aが排気フィルタ5の下流側に設けられたチャ
ンバー12内において抵抗板121の上流側に配置され
、他方の圧力検出穴10bが抵抗板]−21の吐き出し
側に配置され、双方の圧力検出穴10a、10bが夫々
の位置を通る空気を取込むことによって該空気の差圧を
検出するようにしている。
その際、圧力検出口10aの先端は、連結部17内にお
いて排気フィルタ5を通過した空気の流れに対向して配
置され、静圧と動圧とを検出することにより、差圧検出
精度を上げることができるようにしている。
前記チャンバー12は、排気フィルタ5及び建家ダクト
C間に接続され、その内部には上流側に設けた前記抵抗
板121と、下流側に設けた排気用の送風機11とが内
蔵され、排気フィルタ5を通過した空気が、抵抗板12
1を通って整流され、送風機11に吸込まれることによ
り、建家ダクトCを経て外部に排出されるようにしてい
る。
また、前記検出器10は差圧スイッチ100を有してい
る。該差圧スイッチ100は検出器10の検出結果、空
気の差圧が所望の範囲から外れたときに動作することに
より、コントローラ13が警報器↓4を鳴らし、図示し
ない表示器によりNG表示させるようにしている。なお
、本例では表示器が図示されていないが、作業台の空気
の風量が所望の範囲内であれば、OK表示し、また範囲
外であれば、NG表示するようにしている。
ところで、一般に差圧スイッチは第2図に示すようにあ
る圧力Puに達すると、閉じていたものが立上がって開
くことによりO→↓に変化し、またこれと異なる圧力P
dに達すると、立ち下がって閉じることにより1→Oに
変化し、従って差圧スイッチの動作圧力が安定に行うた
めに上記PuとPdとの値を別々にする必要がある。
しかしながら、例えば清浄作業台の立ち上げ時に給気フ
ィルタ2が目詰まりしている場合、検出器上Oによる検
出値が圧力Puより小さくかつ圧力Pdより大きくなる
と、この検出値をそのまま取り込めば、差圧スイッチ1
00は立ち上がることがないので、動作しない。そして
、そのとき、前記圧力Pdを所定風量の下限値に設定し
ているとすれば、差圧スイッチ100が立ち上がらない
ので、コントローラ13が警報器↓4を鳴らしてNG表
示させることとなり、正常な風量であるにも拘らず、差
圧スイッチが動作しなくなる。
そこで、実施例では、清浄作業台を立ち上げた時(送風
機工1の運転時)、その作業台内を流れる空気の風量が
所定風量の下限値に達すると、前記差圧スイッチ100
が正常に立ち上げ動作するようにするために差圧スイッ
チの立ち上げ手段を有している。該手段は、検出器10
の一方の圧力検出穴10aが差圧スイッチ100に接続
されると共に、その差圧スイッチ]−〇〇にさらに圧力
検出穴101が接続されている。該圧力検出穴101は
チャンバー12内の送風機11の吐き出し側に配置され
、送風機↓1から吐き出される空気圧を検出するように
している。また圧力検出穴101と差圧スイッチ100
との間の配管の途中位置にはこの管路を開閉するための
電磁弁102が取付けられ、該電磁弁102がコントロ
ーラ↑3の指令によって開閉するようにしている。
前記手段は、清浄作業台の立ち上げ時、コン1−ローラ
■3からの指令に従って電磁弁102の電磁石103を
励磁し、該電磁弁102を開けておき、その間に差圧ス
イッチ100が一方の圧力検出穴1.0 aと圧力検出
穴101とによる空気の差圧で立ち」二かり、これによ
り、所定風量の下限値に達すれば、確実に立ち上げ動作
するようにしている。なお、電磁弁103は差圧スイッ
チが立ち11− ]2− 上げ動作すると、コントローラ13の指令によって閉じ
るようになっている。
実施例の清浄作業台は、上記に如く、検出器10が排気
フィルタ5の下流側に配置されているので、送風機1か
ら吐き出された空気が、給気フィルタ2を通過して浄化
されてから作業空間Aに供給される一方、排気フィルタ
5を通過して浄化されてから検出器10側に送られるこ
ととなる。
従って、作業空間Aで取扱うものが有害物質であってこ
れに汚染されても、その汚染された空気を排気フィルタ
5によって確実に浄化できるので、検出器10の圧力検
出口10a、10bの双方が汚染されると云うことがな
くなり、保守9点検時に作業者が圧力検出器10a、1
0bに触れても危険を招くことを確実に防止できる。
また、検出器10が排気フィルタ5の下流側に接続した
チャンバー12内に取付けられているので、該検出器1
0を有するチャンバー12を一つのユニットとし、これ
を検出器10のないものに後から追加すれば、チャンバ
ー5における圧力検出穴↑Oa、10b周辺の気密度を
確実に維持することができ、作業空間Aを流れる空気が
外部に漏れることがない。
さらに、清浄作業台を立ち上げた時(送風機1工の運転
時)、その作業台内を流れる空気の風量が所定風量の下
限値に達すると、前記差圧スイッチ100が正常に立ち
上げ動作するようにするための手段を有しているので、
該手段により差圧スイッチ100が作業台の立ち上げ時
に確実に動作することができる。その結果、コントロー
ラ13が警報器13にNG表示させることを防止できる
因みにコントローラ13の制御例を第3図により述べる
第3図において、清浄作業台が運転されると、コントロ
ーラ13は電磁弁102の電磁石103をオンして電磁
弁102を開け(301)、警報器14を鳴らしてNG
表示する(302)と共に、正常状態である意味を示す
OK表示をオフにする(303)。
そして、差圧スイッチ100がオンしたか否かを判定す
る(304)。該判定結果、差圧スイッチ100がオン
すると、電磁石103をオフしく305)L、また警報
器14のNG表示をオフする(306)と共に、OK表
示した(307)後、差圧スイッチ100がオンしてい
るか否かを判定する(308)。なお、304の判定結
果、差圧スイッチ100がオンしないと、後述する31
1の処理を実行する。
また308の判定結果、差圧スイッチ100がオンして
いると、305からの処理を繰返し実行し、一方、差圧
スイッチ]−〇〇がオフすると、OK表示をオフしく3
09)、またNG表示をオンさせる(310)。
その後、作業台の風量を増加させることができるか否か
を判定しく311)、その結果、増加させることが可能
であれば、送風機土工の風量を増加させ(3↑2)た後
、301以降の処理を繰返し実行し、一方、風量を増加
する必要がなければ、そのままとし、以下、最終的に電
磁石103をオフして(313)作業台の運転を停止す
る。
従って、コントローラ13によって上述の如く電磁弁1
02の開閉及び警報器14並びに送風機11を制御する
ことにより、警報器14のNGとOKの表示を的確にす
ることができる。
第4図は本発明の第二の実施例を示している。
この実施例では、基本的には空気の流れが前記第一の実
施例と同様であるので、異なる点を述べる。
即ち、この場合は、排気フィルタ5の下流側がチャンバ
ー↓2.建家ダクトC等を介し排気用の送風機工1に連
絡されている。チャンバー12は排気フィルタ5と建家
ダクトCとの間に設けられ、下流側に第一、第二の抵抗
板16.17を取付けた連結部15を有している。
そして、排気フィルタ5の下流側に配置されている検出
器10は、差圧計と差圧スイッチとが一体的しこ構成さ
れたものからなっており、その一方の圧力検出口10a
が連結部17内の第一の抵抗板16の上流側に、他方の
圧力検出口10bがその第一の抵抗板16の下流側に夫
々配置されてい15 16 る。
また検出器10には、これによって検出された差圧状態
が異常か否かを知らせる表示器18が接続されている。
該表示器18は、検出器10による検出値が適正な範囲
より下がったときと上がった場合に異常状態を知らせる
NG用のランプが点灯し、適正な範囲内にある場合のみ
正常状態を知らせるOK用のランプが点灯するようにな
っており、しかも異常状態のときにはこれに接続された
警報器14が警報を発することによって周囲の作業者に
確実に報知できるようにしている。検出器10にはコン
1−ローラ13が接続され、検出器t○の検出値に基づ
いて送風機1及び排気用の送風機1王のオン・オフやそ
の送風量を制御するようにしている。
さらに、この検出器10は前記空気の差圧を検出する他
、ガス濃度や塵埃等を夫々検出するためのセンサ10c
を有し、該センサ10cがガス濃度や塵埃等を検出する
と、これらのガス濃度や塵埃量に応じ検出器10が表示
器14にNGやOKの表示することができるようになっ
ている。そのため、この実施例の検出器↓Oはセンサ1
0cの検出に基づいて表示器14にその旨を表示する構
成にもなっている。
またさらに、チャンバー12の連結部15にはその通路
を開閉するための仕切り弁19が設けられている。この
仕切り弁↓9は作業空間Aが細菌等で汚染されたことに
よる滅菌時に連結部工5の通路を閉じることができるよ
う、連結部上5内において圧力検出穴10aより上流側
の位置に移動可能に取付けられている。
この実施例によれば、排気フィルタ5の下流側に検出器
10が配置され、またその検出器10がチャンバー12
の連結部15に配置されているので、第一の実施例と同
様の作用効果を得ることができる。
これに加え、滅菌に際し、仕切り弁19でチャンバー1
2の連結部15の通路を閉じると共に、扉7を閉めるだ
けで、作業空間Aを外部と遮断することができるので、
滅菌に際しての前作業を容易に行うことができる。また
滅菌時には、作業空間Aを含む空間内に消毒剤を入れる
ことによって滅菌を行うが、その際、仕切り弁19を移
動可能に取付けると、仕切り弁19の操作を極めて簡単
に操作することができる。しかも、センサ10cによっ
てガス濃度や塵埃を検出するので、作業時間が長くなる
ことによってガス濃度や塵埃等が増えた場合にも有効で
ある。
第5図は本発明の第三の実施例を示している。
この場合は、ダクトBの下流側に送風機1及び排気フィ
ルタ5を夫々設置し、ダクトB内の空気が送風機1に吸
込まれると共に、1排気フイルタ5を通過するようにし
たものに適用している。従って、基本的には前述の実施
例と同様の作用効果が得られるので、ここでは詳細な説
明を省略する。
第6図は本発明の第四の実施例を示している。
この場合は、送風機1が外部の空気を吸込むものに適用
したものである。
即ち、この実施入側では、作業台本体の上部に第二ダク
トB2が形成され、該ダクトB2の上部に外部と連絡す
る吸込み口3↓が形成されると共に、ダクトB2内に送
風機工の吸込み側が配置され、送風機1が吸込み口31
から外部の空気を吸込んで作業空間Aに送り込むように
している。吸込み口3↓には外部空気に混在している塵
埃等を除去するフィルタが設けられている。
また、第一ダクトB1の下流側が排気フィルタ5のみに
連絡され、作業空間Aから排出された空気がダクトBl
、排気フィルタ5等を経て外部に排気されるようにして
いる。
この実施例によれば、送風機1が外部からの空気を取込
んで作業空間Aに供給するので、作業空間A内でガス或
いは細菌類を取扱った場合には、作業空間A内の空気が
第一ダクトB1を経て送風機11により外部に吐き出さ
れることとなり、循環しなくなる。そのため、前述の実
施例のように作業空間A内の空気を循環させるタイプの
ものに比べると、作業空間A内でガス濃度或いは細菌が
増えるのを防止することができ、それだけ危険度を回避
することができるのに加え、ガスや細菌類19 を取扱うものにいっそう有益である。
第7図及び第8図は第五の実施例を示している。
この場合は、前記第二乃至□第四の実施例の変形例であ
って、滅菌作業を自動化できるようにしたものである。
即ち、チャンバー12に取付けられた仕切り弁19を移
動させるためのローラ20,20’ が設けられ、その
ローラ20,20’ を回転開動させるための操作部2
1が設けられ、さらには該操作部21の操作によって滅
菌ガスを作業空間Aに噴射させるガス発生装置22が設
けられている。ローラ20,20’ は第8図に示すよ
うに、両者で仕切り弁19を挾みつけるように配置され
、図示しない駆動手段によって回転すると、仕切り弁1
9が移動し、チャンバー12の連結部15に設けられた
パツキン23の内部を仕切るようになっている。そのた
め、この実施例の検出器10は操作部21の操作により
駆動手段を介し仕切り弁上9を駆動する機能をも具えて
いる。
従って、検出器10に基づいて表示器18及び20 警報器14が異常を報知したとき、作業者が作業空間A
内で取扱っていた被検体を隔離し、かつ扉7を閉めた後
、操作部20のスイッチを押すと、ローラ20,20’
 が回転し、仕切り弁20が移動して連結部15の通路
を遮断し、該遮断した時点でガス発生装置22から作業
空間Aに滅菌ガスが噴射されるようにしている。
このように、異常の場合には、操作によって滅菌作業を
自動化できるので、前述の実施例に比べ、滅菌作業をス
ムースに行うことができる。
第9図は本発明の他の実施例を示している。
前述の実施例では、滅菌後、排気用の送風機11によっ
て作業空間A内の滅菌ガスを外部に排出させたとき、そ
の滅菌ガスが検出器10に入り込み、悪影響を与えるお
それがある。
この実施例では、滅菌ガスが検出器10内に入っても、
ガス除去手段により確実に除去するようにしたものであ
る。即ち、該除去手段としては、検出器10と圧力検出
穴↓Oaとの間の通路に例えば三方弁からなる電磁弁2
4が設けられと共に、圧力検出穴10bと検出器1oと
の間の通路に同様に電磁弁25が設けられ、これら電磁
弁25及び24がバイパス管31により共に接続されて
いる。また前記電磁弁25ど圧力検出穴10aとの間に
設けられた接続部に対して電磁弁26が接続され、該電
磁弁26に対しフィルタ27を介し送風機28が接続さ
れると共に、ガス濃度や塵埃量等を分析するための分析
装置29が接続されている。30は制御部であって、前
述した実施例のコントローラとほぼ同様の機能を有して
いる。
そして、滅菌後に排気用の送風機工↑が作業空間A内の
滅菌ガスを外部に排出しているとき、分析装置29によ
って電磁弁24〜26を閉じておくと、圧力検出穴10
a、10bから内部に滅菌ガス等が入り込んでも、その
滅菌ガス等が検出器10の本体側である差圧計や差圧ス
イッチ100゜また分析装置29まで入り込むのを防ぐ
また滅菌ガスが外部に排出された頃、電磁弁24〜26
を開け、送風機28を駆動し、フィルタ27を通過した
清浄空気を送り込むことにより、圧力検出穴10a、1
0bど電磁弁24〜26間の管路に入り込んだ残留ガス
を、圧力検出穴1゜a、↑obを経て連結部15に排気
させるようにする。
従って、この実施例によれば、滅菌ガスが送風機11に
よって排気されたときに検出器1oに入り込んでも、そ
れを確実に取り出すことができるので、検出器10ばか
りでなく分析装置29も滅菌ガスによって悪影響を受け
ることがなくなり、特にガス等に悪影響を受けやすい装
置を用いた場合には極めて有効であるい。
[発明の効果コ 述べたように、本発明の請求項1によれば、作業空間で
取扱うものが有害物質であってこれに汚染されても、そ
の汚染された空気を排気フィルタによって確実に浄化で
きるので、検出器が汚染されると云うことがなくなり、
保守2点検時に作業者が検出器に触れても危険を招くこ
とがない効果がある。
また、請求項2によれば、作業空間内の空気が23 外部に吐き出され、循環しなくなるので、作業空間内の
空気を循環させるタイプのものに比べると、作業空間内
でガス或いは細菌類を取扱った場合には、作業空間内で
ガス濃度或いは細菌が増えるのを防止することができ、
それだけ危険度を回避することができるのに加え、ガス
や細菌類を取扱うものにいっそう有益である。
請求項3によれば、検出器が排気フィルタの下流側に接
続したチャンバー内に取付けられているので、該検出器
を有するチャンバーを一つのユニットとし、これを検出
器のないものに後から追加すれば、チャンバーにおける
検出器の気密度を確実に維持することができ、作業空間
を流れる空気が外部に漏れることがない。
請求項4によれば、仕切り弁を閉じることによって作業
空間を外部と遮断することができるので、滅菌に際して
の作業を簡便化できる効果がある。
そして、請求項5によれば、ガス発生装置によって作業
空間に滅菌ガスを注入するので、滅菌作業の自動化でき
る効果がある。
24
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の清浄作業台の第一の実施例を示す説明
用断面図、第2図は空気圧と検出器の差圧スイッチの開
閉との関係を示す説明図、第3図は清浄作業台の検出器
における差圧スイッチの正常立ち上げ手段の制御内容を
示すフロー図、第4図は本発明の第二の実施例を示す説
明用断面図、第5図は本発明の第三の実施例を示す説明
用断面図、第6図は本発明の第四の実施例を示す説明用
断面図、第7図は本発明の第五の実施例を示す説明用断
面図、第8図は仕切り弁とチャンバーとを示す要部の斜
視図、第9図は圧力検出器内に入り込んだガスの除去手
段を示す要部の配管図、第二0図は従来の清浄作業台の
一構成例を示す説明用断面図である。 1・・送風機、2・・・給気フィルタ、A・・・作業空
間、口部、10・・・検出器、10a・・・圧力検出穴
、10b・・・圧力検出穴、12・チャンバー、13・
・・コントローラ、 19・・仕切り弁、 22・・ガス発生装置。 7 ;W’  2 符開平 ?151’)υ(田 雪

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、空気の給気開口部及び排気開口部を夫々設けた作業
    空間と、該作業空間の排気開口部に連通した設けた排気
    フィルタとを有し、作業空間内の空気を排気開口部から
    前記排気フィルタを介し作業外部に排気する清浄作業台
    において 前記排気フィルタの下流側に、作業空間を経た空気の異
    常状態を検出する検出手段を配置したことを特徴とする
    清浄作業台。 2、請求項1において、外部の空気を吸い込みかつ給気
    開口部から作業空間に送り込む送風機を有することを特
    徴する清浄作業台。 3、請求項1において、前記検出手段は、排気フィルタ
    の下流側に接続したチャンバー内に取付けたことを特徴
    とする清浄作業台。 4、請求項3において、前記チャンバーには検出手段よ
    り上流側の位置にそのチャンバーの通路を遮断する仕切
    り弁を取付けたことを特徴とする清浄作業台。 5、請求項4において、前記仕切り弁がチャンバーの通
    路を閉じた時点で作業空間内に滅菌ガスを注入するガス
    発生装置を有することを特徴とする清浄作業台。
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