JPH03274340A - ダクト用換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、浴室など湿気の多い室内から屋外へ連通した
ダクトの中間に取付けられ、前記ダクトを通して排気す
るダクト用換気扇に関するものである。

従来の技術 従来のこの種のダクト用換気扇は、一般に第２図に示す
ように構成されていた。すなわち、換気扇本体の枠体１
００の内部に送風Ｉａ１０１を配設し、下面には、前記
枠体１００の内部で発生した結露水１０２を受け、さら
にその結露水１０２を外部へ流出させるためのホース１
０３を接続するドレン抜き１０４を具備したドレン板１
０５を配設し、また１側面に前記送風機１０１の吹出口
と連通ずる吐出口１０６を、さらに前記吐出口１０６の
対向する側面には吸込口１０７を形成している。そして
、前記吐出口１０６および吸込口１０７には室外へ連通
したダクト１０８あるいは室内へ連通したダクト１０９
を接続するためのダクト接続装置１１０が固定されてい
る。

発明が解決しようとする課題 ところで、ダクト用換気扇から発生する騒音値を風量を
一定のまま低減させるためには、室内外に連通している
ダクト１０８．１０９のダクト径を大きくしたり、枠体
１０１を大きくするなどして風速を低減させるか、各々
のダクトに消音器等を設置しなければならなく、前記手
法では、本体寸法が大きくなる他、ダクト径も大きくな
るので、施工上も悪くなり、施工費も多くかかることと
なる。また、後記手法でも、別に設備を要するので施工
費が多くかかってしまう。

本発明はこのような課題を解決するもので、枠体の大き
さやダクト径の大きさをかえることなく、また、別の設
備を必要としないで、風量を一定のまま騒音値を低減す
ることのできるダクト用換気扇を提供することを目的と
するものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、送風機を内蔵した
換気扇本体の枠体内の通風路に高分子ポリマーから成る
吸水性シート材を具備させたダクト用換気扇を構成した
ものである。

作　　　用 この構成により、換気扇本体内で発生した結露水が高分
子ポリマーから成る吸水シートに吸水され、遮音および
吸音材となり、換気扇から発生する騒音値を低減させる
こととなる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図にもとづき説明する。

換気扇本体の枠体１の内部に送風機２を配設し、下面に
は、前記枠体１の内部で発生した結露水３を受け、さら
にその結露水３を外部へ流出させるためのホース４を接
続するドレン抜き５を具備したドレン板６を配設し、ま
た１側面に前記送風機２の吹出口と連通ずる吐出ロアを
、さらに前記吐出ロアの対向する側面には吸込口８を形
成している。前記枠体１の内面の通風路である前記吐出
ロアと吸込口８を除く側面およびドレン板６の内面には
高分子ポリマーから威る吸水性シート材９が取付けられ
ている。そして、前記吐出ロアおよび吸込口８には室外
へ連通したダクト１０あるいは浴室等の室内へ連通した
ダクト１１を接続するためのダクト接続袋ｆｌｉ１２が
固定されている。

上記構成におけるダクト用換気扇は、送風機２により浴
室内等の湿った空気を排気するときに枠体１の内部に発
生する結露水３は吸水シート材９により吸水され、前記
吸水シート９が飽和状態となったときに、ドレン抜き５
を通しホース４にて外部へ流出することとなる。このと
き、水を吸水した吸水シート材９は、換気扇本体内で発
生した音を吸音する効果を発揮し、換気扇本体から発生
する騒音値を低減することとなる。これは、浴室等に人
が入っているときに蒸気が多く発生するため、換気扇本
体の騒音値が低減し、人がいない時は、浴室等の内部の
乾燥とともに、吸水シート材９も乾燥するので騒音値は
もとの値となり、人が入っているときのみ騒音値を低減
できることとなる。

なお、本発明は実施例の構成の換気扇に限定されるもの
ではなく、浴室等、湿気の多い部屋を換気する換気扇で
あれば、あらゆる種類において同様の作用効果を発揮す
るものである。

１・・・・・・枠体、２・・・・・・送風機、９・・・
・・・吸水性シート材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送風機を内蔵した換気扇本体の枠体内の通風路に高分子
   ポリマーから成る吸水性シート材を具備させたダクト用
   換気扇。