JPH03273837A - 電力系統監視装置 - Google Patents

電力系統監視装置

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JPH03273837A
JPH03273837A JP7073790A JP7073790A JPH03273837A JP H03273837 A JPH03273837 A JP H03273837A JP 7073790 A JP7073790 A JP 7073790A JP 7073790 A JP7073790 A JP 7073790A JP H03273837 A JPH03273837 A JP H03273837A
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JP
Japan
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control
state
neutral point
power system
operator
Prior art date
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Pending
Application number
JP7073790A
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English (en)
Inventor
Akihiko Wakamatsu
若松 昭彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03273837A publication Critical patent/JPH03273837A/ja
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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、電力系統を遠方より監視制御するシステム
に係り、特に、中性点接地の状態を監視する電力系統監
視装置に関する。
(従来の技術) この種の従来の電力系統監視装置として、例えば、第5
図に示すものがあった。同図において、系統監視盤6は
電力系統設備の状態を表示し、運転員8は制御卓1を使
って電力系統設備、例えば、開閉器の大切を制御してい
た。この場合、運転員8が制御卓1を使って電力系統設
備へ制御指令を出力すると、この制御指令は制御卓1が
ら遠方監視制御装置の観測(以下、親局と言う)4へ渡
り、引続き、対象とする電気所A−Nの遠方監視制御装
置の子側(以下、子局と言う)5A〜5Nへ届く。
そして、対応する電気所の電力系統設備が制御され、こ
の設備の状態が変化する。また、この電力系統設備が変
化したという情報は子局5八〜5Nから、親局4を経由
して、系統監視盤6に届き系統監視盤6に表示される。
一般に、電力系統のあらかじめ決められた範囲では、常
時、一箇所でのみ中性点接地されていなければならない
。しかし、電力系統設備の停電作業や故障等の場合に備
えて、中性点接地をする箇所は、複数箇所用意されてい
る。
もし、運転員の間違った判断によって中性点接地が異常
になると、すなわち、電力系統のあらかじめ決められた
範囲(以下、同系統という)において中性点接地がなく
なった場合、電圧Oボルトの基準がなくなるため、正し
い電圧を維持することができなくなり、反対に、同系統
において中性点接地が複数箇所で行われた場合、中性点
接地間の電力系統に電流が流れ、本来の電流と区別がつ
かなくなる。
そこで、運転員は、上記監視装置を用いて中性点接地状
態を監視する必要性があるが、その具体例を第6図およ
び第7図を用いて説明する。
第6図は、電気所A、Bが共に発電中であり、中性点接
地は電気所Aで行っている状態を示している。そして、
第7図は電気所Aが停電作業などによって電力系統から
切り離されているため、電気所Bで中性点接地をしてい
る状態を示している。
しかして、第6図および第7図は、ともに中性点接地が
一箇所だけで行われており、電力系統としてはどちらも
正常である。
いま、第6図に示した状態において、電気所Aを作業の
ため停電させる場合は、開閉器25を「入」状態にしな
ければならないことを運転員が判断しなければならない
。また、第7図に示した状態において、電気所Aの停電
作業の終了時には、開閉器11.13を「入」とするだ
けでなく、開閉器25を「切」とし、開閉器15を「入
」にすることを運転員が判断する必要があった。
(発明が解決しようとする課題) 近年、電力系統の規模の拡大化と、電力系統システムの
集中制御化によって管轄する系統範囲も拡大し、運転員
の負担はますます重くなってきている。しかるに、上記
従来の電力系統監視装置では、運転員の制御指令が対応
する電気所の電力系統設備にそのまま制御信号となって
到達し、運転員が間違って中性点接地の状態を異常なも
のとする制御を行った場合も、制御卓1、親局4、子局
5A〜5Nは何等その異常を検出する機能を持っていな
いので、熟練した運転員ですら誤制御の恐れが多分にあ
った。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、中性点接地に対する運転員の誤制御を確実に防止す
ることのできる電力系統監視装置を得ることを目的とす
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、電力系統の中性点接地の状態を識別する手
段と、運転員の制御指令通りに制御した場合の前記中性
点接地の状態を推定する手段と、運転員の制御指令が与
えられる直前の識別された前記中性点接地の状態と制御
指令から推定される前記中性点接地の状態とを比較し、
状態変化があるときに運転員に通報する手段とを備えた
ものである。
(作 用) この発明においては、運転員の制御によって中性点接地
の状態に変化が現れる場合には、その旨のメツセージを
運転員に通報することにより、誤制御の可能性を事前に
運転員に認識させることができる。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。同図中、第5図と同一の要素には同一の符号を付
してその説明を省略する。ここでは、CRT表示装置2
を含んでなる制御卓1と遠方監視制御装置との間に、記
憶装置7を付帯する電子計算機3が設けられている。電
子計算機3はその機能に着目したとき、中性点接地識別
手段31、中性点接地推定手段32、比較判定手段33
および通報手段34を備えている。
このうち、CRT表示装置2は電力系統設備の状態を表
示するものであり、運転員はその表示画面から電力系統
の状態を判断する。また、運転員が中性点接地に変化を
与える制御をしようとした場合には注意メツセージを表
示するものである。中性点接地識別手段31は、子局5
八〜5Nおよび親局4を経由して渡される電力系統設備
の情報を用いて現在の中性点接地の状態を判断するもの
であり、中性点接地推定手段32は親局4から渡される
情報と、これから運転員が制御しようとする電力系統設
備の制御方向(入または切)を示す情報とに基づいて、
運転員の制御後の中性点接地状態を推定するものである
。比較判定手段33はこれら中性点接地識別手段31お
よび中性点接地推定手段32の判定結果を比較し、両者
が同じでない場合には運転員の制御によって中性点接地
状態が変化する旨の信号を発生するもの、通報手段34
は中性点接地状態が変化するとの信号を受けてCRT表
示装置2にメツセージを表示させるものである。
一方、記憶装置7はこれらの各手段が使用するデータや
、各手段の判定結果等を格納するもので、具体的には第
2図(a) 、 (b) 、 (c)に示す電力系統状
態テーブル41、制御後の電力系統状態テーブル42、
現在の中性点接地数テーブル43と、第3図(a) 、
 (b) 、 (c)に示す制御後の中性点接地数テー
ブル44、同系杭内中性点設備定義テーブル45、電力
系統設備接続定義テーブル46とを含んでいる。
このうち、電力系統状態テーブル41には、親局4から
の情報と、現在の電力系統設備の状態(大または切)を
示す情報とが格納され、制御後の電力系統状態テーブル
42には、制御したと推定した場合の電力系統設備の状
態(大または切)を示す情報が格納されている。中性点
接地数テーブル43には、現在の同系統毎の中性点接地
数の情報が格納され、制御後の中性点接地数テーブル4
4には、制御したと推定した場合の電力系統状態におけ
る同系統毎の中性点接地数情報が格納されている。同系
杭内中性点設備定義テーブル45には、同系統内にある
中性点設備の全てについて、中性点設備が繋がっている
ノード番号が定義されている。なお、ノード番号とは、
電力系統設備相互間を電気的に結んでいる線に割り付け
られた番号を言う。また、電力系統設備接続定義テーブ
ル46には、電力系統設備の接続情報が定義されている
。この場合、各設備毎にFROM側とTo側のノード番
号が格納されている。
上記の如く構成された本実施例の動作を以下に説明する
先ず、中性点接地識別手段31は、電力系統設備接続定
義テーブル4Bと、電力系統状態テーブル41と、同系
杭内中性点設備定義テーブル45とから現在の中性点接
地数テーブル43を作成する。この場合、電力系統設備
接続定義テーブル46には電力系統の接続を示す情報、
すなわち、開閉器の両端のr FROMノード番号」お
よび「TOノード番号」が格納され、電力系統状態テー
ブル41には現在の電力系統設備の状態が、例えば、人
ならば「1」が、切ならば「0」が保存されている。こ
れら二つの情報を用いて人の電力設備で結ばれるノード
番号を作成し、電気的に加圧状態にあるノード番号を求
める。なお、ノード番号の作成方法は、例えば、特開昭
55−66240号公報に開示されているのでその説明
を省略する。次に、同系杭内中性点設備定義テーブル4
5の同系統1〜mMAXについて、テーブルに格納され
ている中性点設備接続ノード番号を順番に取出し、その
ノード番号が加圧状態であるか否かを判断する。その具
体的な処理については後述する。そしてその処理結果を
現在の中性点接地数テーブル43へ格納する。
次に、中性点接地推定手段32は、制御卓1からの制御
指令を受は付けると、電力系統状態テーブル41を取出
し、運転員がこれから制御しようとする電力系統設備の
状態を、制御しようとする方向に合わせて状態を変化さ
せる。この場合も、人ならば「1」に、切ならば「0」
にする。そして、その結果を制御後の電力系統状態テー
ブル42に格納する。また、通報手段34は電力系統設
備接続定義テーブル46と、電力系統状態テーブル41
と、同系杭内中性点設備定義テーブル45とから制御後
の中性点接地数テーブル44を作成する。
次に、比較判定手段33は、現在の中性点接地数テーブ
ル43と制御後の中性点接地数テーブル44の同系統1
〜mMAX毎に格納されている数値を比較する。これら
の数値が全て同じ場合には運転員の制御によって中性点
接地状態は変化しないと判断する。もし、数値に違いが
あれば比較判定手段33は中性点接地状態に変化を生じ
ると判断し、異常メツセージを出力する。
次に、通報手段34はこのメツセージをCRT 表示装
置2に表示せしめる。
ここで、第4図のフローチャートに従って中性点接地識
別手段31の詳しい動作を説明する。
先ず、ステップ101にて同系統の数の繰返しのための
カウンタ(−m)を初期化する。このカウンタの増加は
ステップ110で行い、同系統毎にステップ102から
ステップ110までの処理をm MAX回繰返す。そし
て、ステップ102では、同系統mに対応する中性点接
続ノード番号(n MAX個)を、同系杭内中性点設備
定義テーブル45から取出す。
次に、ステップ103にて、同系統mにおける中性点接
地数を数えるカウンタ(以下、中性点接地数カウンタと
言う)を0クリアする。つづいて、ステップ104では
、同系統内の中性点接地の繰返しのためのカウンタ(−
X)を初期化する。その繰返しはn MAX回であり、
ステップ108までの繰返しである。
次に、ステップ105にて、同系統mにおけるn MA
XのうちのX番目の中性点接地装置が加圧されているか
否かの判断をする。加圧されていると判断した場合に、
ステップ106では中性点接地数カウンタをカウントア
ツプする。
次に、ステップ107では、同系統mにおける次のX番
目の中性点接地装置を対象にするために、Xをカウント
アツプする。そして、ステップ108では、同系統内の
中性点接地の繰返しのためのカウンタ(−X)とn M
AXとを比較し、nMAXMAX回繰返か否かを判断す
る。
次に、ステップ109では、同系統mにおける中性点接
地数を現在の中性点接地数テーブル43に格納する。続
いて、ステップ110では、次の同系統における中性点
接地数を求めるために、繰返しカウンタ(−m)をカウ
ントアツプする。
最後のステップ111では、全ての同系統について、中
性点接地数を調べたか否かを判断し、調べていなければ
ステップ102以下の処理に戻り、調べておれば一連の
処理を終了する。
かくして、この実施例によれば、運転員の指令通りに制
御を行なったときに、中性点接地に変化を及ぼす場合に
は、制御の実行前に異常メツセージを出力して運転員に
知らせることができる。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなようにこの発明によれば、
運転員の指令通りに制御を行なったときに中性点接地の
状態が変化する場合には、メツセージが出力されるため
、運転員はこの変化を認識することができ、中性点接地
に対する誤制御を確実に防止することができる。また、
運転員の負担を大幅に軽減することができるという効果
かある。
1・・・制御卓、2・・・CRT表示装置、3・・・電
子計算機、4・・・遠方監視制御装置の観測、5A〜5
N・・・遠方監視制御装置の子側、6・・・系統監視盤
、7・・・記憶装置、31・・・中性点接地識別手段、
32・・・中性点接地推定手段、33・・比較判定手段
、34・・・通報手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力系統の中性点接地の状態を識別する手段と、運転員
    の制御指令通りに制御した場合の前記中性点接地の状態
    を推定する手段と、運転員の制御指令が与えられる直前
    の識別された前記中性点接地の状態と制御指令から推定
    される前記中性点接地の状態とを比較し、状態変化があ
    るときに運転員に通報する手段とを備えたことを特徴と
    する電力系統監視装置。
JP7073790A 1990-03-20 1990-03-20 電力系統監視装置 Pending JPH03273837A (ja)

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JP7073790A JPH03273837A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 電力系統監視装置

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