JPH03272708A - 棚装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明はショーケース等に使用される棚装置に間する。

（口〉従来の技術 実公昭５２−３８１５４号公報ＣＩＯ／Ｊ７４）に記載
されたオーブンシ３−ケースの棚構造には、−側の上部
には錐状係合片を、下部には係合突片を、その内方下部
には長孔状の軸支孔を、該軸支孔を中心とする同心円状
には軸支溝をそれぞれ設けた係止板と、該係止板の軸支
孔と軸支溝もしくは軸支溝に遊動自在に嵌合した軸を一
側の上下にそれぞれ設け、該軸の端部に停止円板を固着
するとともに、上部に棚を固着した支承板を設けた柵成
が示されている。

（八〉発明が解決しようとする課題 上記従来の技術では、傾斜時には棚を上方に持ち上げる
ことにより軸も上方に移動し、次に軸をそれぞれ軸支溝
もしくは軸支溝に移動するので１度係止板の錐状係合片
を移動するために、角度変更の際にＬｌｌ全全体持ち上
げることになり、このため載置した商品を棚から取り除
いて棚の角度を変更する手間がかへるという課題がある
。

本発明は上記課題を解決することを目的とする。

（二〉課題を解決するための手段 上記課題を解決するための手段として本発明では、棚板
と、この棚板に夫々固定され、後縁上部に内向きの上軸
、後縁下部に捩子がりに傾斜する長孔を夫々有する左右
一対のブラケットと、上縁に後方に向うにしたがい徐々
に低くなる階段状の複数の段部、この段部の下方に外向
きに突出し前記長孔に嵌められる下軸、後縁に支柱に係
合される係合片を有した左右一対の係合板とから棚装置
を構成した。

０〉作用 上記手段によれば、上軸を上段の段部から下段の段部に
移動して棚板の傾斜角度を変更する場合、棚板の先端を
持ち上げることに伴ない、長孔が移動しその後部に接す
る下軸が支点として作用し、長孔の前方への移動距離だ
け上軸が後方に移動して下段の段部上に位置し、棚板を
離すことにより下段の段部に上軸が載置されると共に、
ブラケットの重心移動で長孔が後方に移動しその前部に
下軸が接することになる。

（へ〉実施例 以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図に示す１は棚板、２はブラケット、３は係止板、
４は支柱であり、これらの部材で棚装置は構成されてお
り、ショーケースの庫内に配置される。

前記ブラケット２は相互に間隔を存して左右−対で使用
されるもので、その上部は前記棚板１に固着されている
。このブラケット２の後縁の上部にはストッパー兼用の
上軸５が内向きに固定され、又後縁下部には捩子がりに
傾斜する長孔９が形成されている。

前記係止板３は前記ブラケット２と同様に左右一対で使
用されるもので、その上縁には後方に向うにしたがい徐
々に低くなり、前記上軸５を載置する複数の段部８−１
、６−２、６−３、６−４が設けられ、又前記段部のう
ち最上段に位置する段部６−１の下方には前記長孔６に
遊嵌される外向きの下軸７が固定され、更に後縁には前
記支柱４のラック孔１０に係合される上下一対の係合片
８が設けられている。

前記支柱４は左右一対で使用されるもので、前記係止板
３を直接支持、この係止板に支持される前記ブラケット
２を間接的に支持しており、ブラケット２は一方向のみ
で支持される片持式となっている。

次に第２図乃至第７図を参照して棚板１、即ちブラケッ
ト２の角度変更について説明する。

第２図において上＄Ｉｋ５は最下段の段部６−４に載置
され、一方下軸７は長孔９の前部に位置しており、か＼
る状態では棚板１は水平に支持される。

次に棚板１先端を第２図の如く持ち上げて上軸５を段部
６−４から浮き上げると共に、長孔９を前方に移動させ
てその後部に接する下＠７をブラケット２の下部ストッ
パー兼支点として作用させて第４図の如く棚板１を手前
に引く、即ち前方に移動させ、棚板１を離すことにより
第５図に示す如く上軸５が最上段の段部６−１に載置さ
れ、ブラケット２の重心移動で長孔９が後方に移動して
その前部に下軸７が接し、棚板１は水平方向に対して荷
下がりとなり最大傾斜角度となる。

次に上軸５を段部６−１から段Ｎ６−２に移動して棚板
１の傾斜角度を緩く変更する場合、棚板１の先端を第６
図の如く持ち上げることに伴ない、長孔９が移動しその
後部に接する下軸７が支点として作用し、長孔９の前方
への移動距離だけ上軸５が後方に移動して段部６−２上
に位置し、棚板１を離すことにより、段部６−２に上軸
５がａｔされると共に、ブラケット２の重心移動で長孔
９が後方に移動しその前部に下軸７が接する。

尚、上軸５を段部６−２から６−３に、６−３から６−
４に移動させて棚板の角度を変更する場合には、上述し
た段部６−１から６−２に上軸５を移動させる操作と同
じ操作を行なえばよい。

従って、棚板１を持ち上げることによってブラケット２
の重心が下軸７で規制される長孔９の範囲で移動する関
係上、棚板ｌを離すことで上軸５が自動的に上段の段部
例えば６−１から後段の段部例えば６−２に移動し且つ
ブラケット２の重心が元の状態に戻るために、棚板１を
持ち上げて降ろすことにより１段づつ上軸５を下げて傾
斜角度を変えることができる。

又、上軸５と段部６−１・・・６−４とを対、長孔９と
下軸７とを対の関係としているので、角度を変更するた
めの構成部品がブラケット２と係合板３とですみ、構成
部品点数が減ると共に、横ゆれに対してはブラケット２
、係合板３双方が規制しあうので、棚装置としての横ゆ
れが僅かとなる。

（ト）発明の効果 本発明によれば、棚板を持ち上げることによってブラケ
ットの重心が下軸で規制される長孔の範囲で移動する関
係上、棚板を離すことで上軸が自動的に上段の段部から
下段の段部に移動し且つブラケットの重心が元の状態に
戻るために、棚板を持ち上げて降ろすことにより１段づ
つ上軸を下げて傾斜角度を変えることができ、この結果
、棚板に商品をのせたままで棚板の角度を簡単に変更で
きる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

図面は何れも本発明棚装置の実施例を示し、第１図は全
体縦断側面図、第２図乃至第７図は傾斜度変更を説明す
る側面図である。 １・・・棚板、　２・・・ブラケット、　３・・・係合
板、４・・・支柱、　５・・・上軸、　６−１〜６−・
４・・・段部、　　７・・・下軸、　　８・・・係合片
、　　９・・・長孔。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、棚板と、この棚板に夫々固定され、後縁上部に内向
   きの上軸、後縁下部に後下がりに傾斜する長孔を夫々有
   する左右一対のブラケットと、上縁に後方に向うにした
   がい徐々に低くなる階段状の複数の段部、この段部の下
   方に外向きに突出し前記長孔に嵌められる下軸、後縁に
   支柱に係合される係合片を有した左右一対の係合板とか
   らなる棚装置。