JPH0327240Y2 - - Google Patents

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JPH0327240Y2
JPH0327240Y2 JP1985041950U JP4195085U JPH0327240Y2 JP H0327240 Y2 JPH0327240 Y2 JP H0327240Y2 JP 1985041950 U JP1985041950 U JP 1985041950U JP 4195085 U JP4195085 U JP 4195085U JP H0327240 Y2 JPH0327240 Y2 JP H0327240Y2
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JP
Japan
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outer cylinder
internal structure
support legs
wall
water heater
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JP1985041950U
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JPS61159755U (ja
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、高層集合住宅などのように設置ス
ペースの狭い所において、壁に貫通して横向きに
設置する湯沸器に関する。
(従来の技術) 従来、高層集合住宅などに湯沸器を設置する場
合、湯沸器本体を室内側に設置しその給排気筒だ
けを壁を貫通して室外に導いている。したがつ
て、高層集合住宅などのように設置スペースの狭
い所ではその室内空間を著しく狭め室内空間の有
効利用上問題があり、また、湯沸器の各機能部が
外筒と一体的に組付けられているために器体が大
型化するばかりでなく、その保守、点検、修理な
どにも著しい困難性がともなう欠点があつた。そ
こで、上記諸欠点を解決した壁貫通設置型の湯沸
器を開発し出願人が先に出願している、(例えば、
実願昭59−200950号、実願昭59−200951号、実願
昭59−200952号など)が存在する。
(考案が解決しようとする問題点) 上記先願に係るものは、外筒に対する内部構造
物の位置決めと保持対策が施してないので、その
設置性の面で問題があつた。そこで、この考案
は、湯沸器の各機能部を一体化した内部構造物を
壁の取付孔に予め取付け固定した外筒に対し挿
入、引き出し自由としたものにおいて、外筒に対
する内部構造物の上下左右への移動を規制してこ
れらの位置決めと保持が容易確実に行いうる壁貫
通設置型湯沸器を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、壁Aの取付孔1に貫通して横設し
た外筒B内に燃焼筒、熱交換器、点滅器などの機
能部を一体的に備えた内部構造物Cを室内側の開
口2から挿入設置するものにおいて、該内部構造
物Cの下部両側の前後に外筒Bの両側壁内面に当
接する支持脚3,3′を設けるとともに、外筒B
の両側壁内面には外筒Bに対し内部構造物Cの所
定の位置まで挿入したとき上記支持脚3,3′が
潜入保持される脚押え4,4′を設けたことを特
徴とする技術的手段を採用し、上記問題点を解決
したものである。
(作用) この考案は、上記構成としたから、壁Aの取付
孔1に予め貫通して横設されている外筒Bの室内
側に位置する開口2から各機能部が一体的に組付
けられている内部構造物Cをその下部両側の前後
に備えた支持脚3,3′を外筒Bの底壁上に載せ
て所定の位置まで摺動挿入すれば、支持脚3,
3′が外筒Bの両側壁の内面に設けた脚押え4,
4′の下面に潜入保持されるので外筒Bに対する
内部構造物Cの上下方向への移動は規制されると
ともに、支持脚3,3′は外筒Bの両側壁内面に
当接する横幅となつているから外筒Bに対する内
部構造物Cの左右方向への移動も規制される。し
たがつて、外筒Bに対し内部構造物Cを所定の位
置まで直線的に挿入するだけで、外筒Bに対し内
部構造物Cは略同一軸心を保つた位置関係に保持
されるものである。
(実施例) 以下この考案による壁貫通設置型湯沸器の一実
施例を図面に基づき説明する。
図面において、Aは湯沸器を設置する壁、1は
該壁Aに穿つた取付孔、Bは一端を開口2し他端
の下面に給気口5を穿ち、かつ、端面両側角部に
は排気口6を穿つた外筒であつて、上記壁Aの取
付孔1に横向きに貫通してその開口2を室内側と
し、取付け固定金具Dにより室内Eと室外Fを気
密にシールして予め決められた所定の位置に設置
されるものである。Cは湯沸器の内部構造物で、
燃焼内筒7aと燃焼外筒7bとからなる燃焼筒
7、燃焼内筒7aの先端に備えた熱交換器8、該
熱交換器8を加熱するガスバーナ9、水圧応動式
点滅器10、吸気フアン11、電装ボツクス12
などの湯沸器に必要なすべての機能部を取付け台
板13を介して一体的に備えており、この内部構
造物Cは上記外筒B内に室内側の開口2から挿入
又は引き出しが自由に行えるようになつている。
3,3′は上記内部構造物Cの下部両側の前後に
設けた支持脚で、該支持脚3,3′はすべて同一
高さに形成され、これが外筒Bの底壁14上に載
つたとき内部構造物Cが外筒Bに対し水平に保持
され、かつ、該支持脚3,3′が外筒Bの底壁1
4上を滑動して外筒Bに対する内部構造物Cの摺
動挿入又は摺動引き出しが軽快かつ円滑に行え、
さらに、支持脚3,3′の外面が外筒Bの両側壁
15,15′の内面に軽るく当接して外筒Bに対
する内部構造物Cの左右方向への移動を規制して
いる。4,4′は外筒Bの両側壁15,15′の内
面下部に設けた脚押えであつて、内部構造物Cを
外筒B内に所定の位置まで挿入したとき、内部構
造物Cに備えた支持脚3,3′が該脚押え4,
4′の下面に潜入して係合し、外筒Bに対する内
部構造物Cの上下方向への移動が規制されるよう
になつている。該脚押え4,4′の一端(潜入側)
又は両端を斜め上方へ屈折してガイド片4a,4
a′を形せしめると、支持脚3,3′の潜入、離脱
が円滑確実に行えるから実施上有益である。ま
た、上記支持脚3,3′の高さは外筒Bに内部構
造物Cを開口2から挿入するだけで外筒Bに対す
る内部構造物Cの位置関係がその左右方向の規制
と相まつて略同一軸心を保つ高さとし、その挿入
又は引き出し時に後述する固定側支持片19の下
面をくぐり抜ける高さとするものである。
なお、図中16は外筒Bの給気口5と排気口6
との間に設けた固定側仕切板で、該固定側仕切板
16に内部構造物Cを外筒B内に挿入したとき内
部構造物Cの熱交換器8に固設した可動側仕切板
17がシール材18を介して圧接されることで外
筒B内の給気側と排気側が気密に区画されるよう
になつている。19は外筒Bの基端内面両側下部
に設けた固定側支持片で、該固定側支持片19は
上記支持脚3,3′がくぐり抜けてゆく高さ位置
にあり、かつ、固定側支持片19に内部構造物に
設けた可動側支持片20が外筒B内に内部構造物
Cを所定の位置まで挿入したとき当接係合し(こ
のとき、上記両仕切板16,17もシール材18
を介在して圧接される)、これらを止めネジ21
で固定すれば内部構造物Cを外筒Bから脱出しな
いよう保持せしめ、両仕切板16,17の圧接と
相まつて外筒Bに対する内部構造物Cの挿入設置
位置が常に正確に決めうるものである。また、上
記取付け固定金具Dとしては、例えば、壁A側に
固設した取付け部材22に対し外筒Bにその位置
が壁厚などに応じて自由に変換できるよう備えた
取付け部材23をシール材24を介在して固定す
る手段などを用いる。25は外筒Bの開口2を密
閉する蓋、26はフロントカバー、27は排気口
6の遮風板、28は給水管、29はガス管、30
は出湯管である。
(考案の効果) この考案は以上説明したように、壁Aの取付孔
1に貫通して予め横設されている外筒B内に内部
構造物Cをその室内側の開口2から所定の位置ま
で摺動するだけで、内部構造物Cに設けた支持脚
3,3′が外筒Bの両側壁の内面に設けた脚押え
4,4′の下面に潜入するから外筒Bに対する内
部構造物Cの上下方向の移動は規制され、かつ、
支持脚3,3′は外筒Bの両側壁の内面に軽く当
接するため外筒Bに対する内部構造物Cの左右方
向への移動も規制される。したがつて、外筒Bに
対する内部構造物Cが支持脚3,3′により水平
に保持されることと相まつてその位置決めが容
易、確実に行えるばかりでなく、その組立て、分
離は外筒に対し内部構造物を挿入又は引き出すだ
けであり、必要以上の固定用ボルト、ナツトなど
は使用せず、また、その設置性も著しく向上する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による壁貫通設置型湯沸器の
一実施例を示した縦断側面図、第2図は横断平面
図、第3図は各構成部を分離した縦断側面図、第
4図は第2図のX−X線の要部の一部縦断正面
図、第5図は脚押えの斜視図である。 A……壁、1……取付孔、B……外筒、C……
内部構造物、2……開口、3,3′……支持脚、
4,4′……脚押え。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁Aの取付孔1に貫通して横設した外筒B内に
    燃焼筒、熱交換器、点滅器などの機能部を一体的
    に備えた内部構造物Cを室内側の開口2から挿入
    設置するものにおいて、該内部構造物Cの下部両
    側の前後に外筒Bの両側壁内面に当接する支持脚
    3,,3′を設けるとともに、外筒Bの両側壁内面
    には外筒Bに対し内部構造物Cを所定の位置まで
    挿入したとき上記支持脚3,3′が潜入保持され
    る脚押え4,4′を設けたことを特徴とする壁貫
    通設置型湯沸器。
JP1985041950U 1985-03-22 1985-03-22 Expired JPH0327240Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985041950U JPH0327240Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985041950U JPH0327240Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61159755U JPS61159755U (ja) 1986-10-03
JPH0327240Y2 true JPH0327240Y2 (ja) 1991-06-12

Family

ID=30552250

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JP1985041950U Expired JPH0327240Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185551U (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 株式会社 ガスタ− 外壁貫通設置型湯沸器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61159755U (ja) 1986-10-03

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