JPH03272386A - 管継手 - Google Patents

管継手

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Publication number
JPH03272386A
JPH03272386A JP6798390A JP6798390A JPH03272386A JP H03272386 A JPH03272386 A JP H03272386A JP 6798390 A JP6798390 A JP 6798390A JP 6798390 A JP6798390 A JP 6798390A JP H03272386 A JPH03272386 A JP H03272386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
tube
cylinder
peripheral surface
inner cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6798390A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kobayashi
昌弘 小林
Yoshihide Ito
伊藤 良英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6798390A priority Critical patent/JPH03272386A/ja
Publication of JPH03272386A publication Critical patent/JPH03272386A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、特に金属管の内周面が耐食性樹脂によりライ
ニングされたライニング管の接続に用いられる管継手に
関する。
【従来の技術】
住宅用の給排水管として、金属管の内周面を耐食性樹脂
によりライニングしたライニング管がある。 ライニング管は、金属管の持つ機械的強度を備えるとと
もに、ライニング層の耐食性により、従来の金属のみ配
管のように管壁に発生した赤錆などが給水中に混ざる、
所謂赤水が出ないと言う利点がある。 但し、ライニング管は、その端部で金属管部がそのまま
露出しているため、管と管の接続部において、充分シー
ルされていない時には、給水等が管の端面側に廻り込ん
で管端面の金属部を錆させてしまい、この錆が赤水の原
因となることがある。 そこで、従来、このライニング管(以下、「管」とのみ
記す)の継手としては、第8図に示すにようなものを用
いて接続していた。 この継手81は、外筒82と内筒83を備え、両筒82
,83が隔壁84を介して一体化されるとともに、その
間に所望の管9の端部が嵌入する空隙85が形成されて
いる。また、外筒82の内周面には、管9の外周面に形
成された雄ねじ92が螺合する雌ねじ82aが螺刻され
ている。また、この継手81は、その内周面に前記雌ね
じ82aの一部が形成され、中央内周面に凹溝87aが
形成された金属製筒体87を用意し、この金属製筒体8
7に、前記凹溝87aに嵌合し、雌ねじ82aの一部を
構成するねじ溝が螺刻された部分86と、隔壁84と、
内筒83とを射出成形によって一体成形することにより
形成されている。すなわち、この継手81は、内筒83
、隔壁84および外筒の隔壁84に連結する部分8Gが
合成樹脂により形成されている。 この継手81を管9に接合するためには、管9の金属管
91の外周面に先ず雄ねじ92を加工し、つぎに継手8
1の内筒83の外周面に接着剤またはシール剤を塗布し
たのち、外筒82の雌ねじ82aに雄ねじ92を螺入す
る。この螺入により、管9の端部が前記空隙85内に嵌
入される。つまり、外筒82が管9の端部に被さるとと
にも、内筒83が管9内に挿入されたようになり、その
外周面が前記接着剤またはシール剤を介して管9のライ
ニング層93に水密に密着するようになっている。
【発明が解決しようとする課M】
ところで、上記の継手81には、つぎのような問題があ
った。 すなわち、通常施工現場で雄ねじ92を加工形成する事
が多いので、ねじ径のバラツキか大きい。 しかも、継手81へのねじ込み量も一定ではない。 したがって、継手81への管9のねじ込み状態によって
その内径Dpが大きく変化する(因に、Dpの変化量は
、Dp=46.9の場合、σ=0.310であった。)
。 そのため、内筒83と管9の嵌合の状況は一定ではなく
大きく変わり、たとえば、[ip>>Df(内筒83の
外径)となると、内筒83と管9との間に大きな隙間が
でき、この隙間から水が侵入して管端部の金属管91部
分が腐蝕して赤水の原因となったり、Dp<<Ofとな
ると、管9の管端が内筒83の端面に衝突して内筒83
を破壊してしまったり、無理に嵌入させて内筒83の樹
脂に応力が加わり、割れが生じる危険性がある。 また、上記の継手81に加えて、実開昭61−1489
88号公報(以下、「イ号公報」と記す)、特開昭59
−62789号公報(以下、「日帰公報」と記す)、実
開昭61−109977号公報(以下、「ハ号公報」と
記す)、特開昭60−231090号公報(以下、「二
号公報」と記す)、実開昭59−186579号公報(
以下、「ホ号公報」と記す)に見られるような継手も提
案されている。 しかし、これら公報に見られるような継手にも、以下に
述べるような問題点がある。 すなわち、イ号公報の継手は、管のねじ込み程度が変化
すると、内筒の外周面と管の内周面との隙間が大きくな
ったり、管の端面が内筒の端部に支えると言った問題を
解決することができない。 日帰公報の継手は、管の差し込まれる空隙の奥にシーラ
ント等の液状のシール剤を充填する場所が設けられてい
て、この充填場所にシール剤を充填しておくことにより
、管の端面を水から保護して錆びないようにしているが
、施工現場でシール剤を過不足無く充填することは熟練
工と錐も難しく、量不足や不均一な充填が生じて充分な
シールができないことがある。また、例えシール剤が完
全に充填されていても内筒と管との隙間が大きすぎると
、シール剤か抜は出てしまってシール効果が損なわれる
虞がある。 ハ号公報の継手は、内筒の先端部外周面に1本の突条を
設け、この突条が管内周面に圧接してシールするもので
あるが、突条と管内周面との接触は、線接触であるので
、全周にわたって均一に隙間のない状態にすることは難
しい。 二号公報の継手は、内筒と管の隙間をシーリング剤にて
塞ぎ、管端への水の流入を防止するようにしているが、
やはり隙間が大き過ぎると、シーリング剤が容易に流出
してしまうと言う問題や施工現場で過不足無くシーリン
グ剤を注入することが難しいと言う問題もある。 ホ号公報の継手は、イ号公報の継手と同様に管のねじ込
み程度が変化すると、内筒の外周面と管の内周面との隙
間が大きくなったり、管の端面が内筒の端部に支えると
言った問題を解決することができない。 本発明は、上記事情に鑑みて、これら従来の継手の問題
点を全て解決する新規な管継手を提供することを目的と
している。
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、接続され
る管の端部外周面に形成された雄ねじが螺合する雌ねじ
が内周面に螺刻された外筒と、この外筒との間に前記管
の端部が嵌入する空隙を形成するように外筒内に設けら
れた隔壁を介して外筒と一体化され、前記空隙に管の端
部が嵌入されると、その外周面が前記管の内周面に密着
するようになっている内筒とを備えてなる管継手におい
て、前記内筒の前記管内に挿入される部分が2層構造に
なっていて、その外側の層がエラストマーにより形成さ
れていることを特徴とする管継手を要旨としている。
【作  用】
上記構成によれば、管の外周面に形成された雄ねじを外
筒内周面に形成された雌ねじに螺入させることにより空
隙に管端部が挿入されるとともに、内筒が管内に挿入さ
れるのであるが、内筒の外層がエラストマーにより形成
されており、その弾性により内筒の外周面が管の内周面
に密着し、管の端部を管内を流れる水等から水密に保護
する。
【実 施 例】
以下に、本発明を、その実施例をあられす図面を参照し
つつ詳しく説明する。 第1図は本発明にかかる管継手の第1の実施例にライニ
ング管を接続した状態を側面から見て断面であられして
いる。 図にみるように、この継手1は、外筒2と内筒3を備え
、両筒2,3が隔壁4を介して一体化されるとともに、
その間に所望の管9の端部が嵌入する空隙5が形成され
ている。また、外筒2の内周面には、管9の外周面に形
成された雄ねじ92が螺合する雌ねじ2aが螺刻されて
いる。 外筒2は、中央内周面に凹溝24aが形成され、凹溝2
4a以外の部分に雌ねじ2aが形成された金属製筒体2
4と、前記凹溝24aに嵌合するとともに、内周面に雌
ねじ2aの一部を形成するねし溝が形成された比較的硬
質の合成樹脂からなる樹脂リング25とから構成されて
いる。 内筒3は、内層となる内筒本体3aとこの内筒本体3a
を覆うように設けられた外層となるエラストマー層3b
とから構成されている。 内筒本体3aは、樹脂リング25と同じ樹脂によって形
成されていて、隔壁4及び樹脂リング25と、第2図に
みるような形状の樹脂体として一体成形されている。こ
の樹脂体は、射出成形により金属製筒体24に一体成形
されるようになっている。また、内筒本体3aの端縁は
、流路断面の変化をなだらかにして継手1内を流れる水
等の流体の圧力損失を少なくするために、その内周面が
面取りされてテーパ状にされているとともに、所望間隔
毎に複数の切欠31が形成されている。 エラストマー層3bは、熱可塑性エラストマー(硬度が
ショアA硬度で20〜80程度の比較的低い合成樹脂)
を用いて形成されており、第3図〜第5図にみるように
、その外周面に断面半円形の突条32が3本形成されて
いるとともに、その一部が切欠31内に入り込み内筒3
の内周面の一部を構成していて、内筒本体3aの外側に
複層射出成形(内筒本体3aを成形した後、その上にエ
ラストマー層3bを形成する樹脂を射出して成形するこ
とで、2色成形又は複合成形とも言う)により成形され
ている。 さらに、この継手1は、内筒3の先端部外径り。 が管9の内径りより小さくされていて、内筒の他の部分
の外径D1が前記内径りより大きくされている。なお、
外径り。とDlは、管9の寸法公差、および、エラスト
マー層3bを形成する樹脂の硬度等を考慮して経験的に
決定される。 この継手1を管9に接合するためには、管9の金属管9
1の外周面に先ず雄ねじ92を加工し、つぎに、外筒2
の雌ねじ2aに雄ねじ92を螺入する。この螺入により
、管9の端部が前記空隙5内に嵌入される。つまり、外
筒2が管9の端部に被さるとともに、内筒3が管9内に
挿入されたようになる。内筒3は、管9内に挿入される
ことにより、エラストマー層3bの弾性力により突条3
2が管9内周面のライニング層93に圧接される。 なお、第1図では、継手1の構造を理解しやすくするた
めに、突条32を略原形の状態であられしているが、実
際は突条32は、圧接によりもっと平らに潰れたように
なる。したがって、突条32とライニング層93とは線
接触と言うよりも、ある程度の幅をもって充分に密着さ
れている。 この実施例の継手Iは、上記のようになっており、施工
現場でシール剤等を用いなくても、エラストマー層3b
の突条32が管9内周面のライニング層93に圧接され
ることにより、管9内とその端縁との間を水密状態にす
ることができ、管9内を流れる水等が空隙5内へ浸入す
ることを完全に防止することができる。したがって、管
内を流れる水等による管端の金属管91部分の腐蝕が防
止され、それが原因となる赤水の発生を防止することが
できる。 しかも、内筒本体3aの端部に切欠31が形成されてお
り、管9へ挿入されるとき、先端部が縮径するので、管
9の内径りが内筒3の外径り。より少し小さくても簡単
に挿入できる。 さらに、管9が空隙5内に挿入されるとき、管9の内周
面は、エラストマー層3bの外周面に螺旋状に摺接しつ
つ移動するため、エラストマー層3bに捩じれるような
力が加わるが、この継手1は、エラストマー層3bの一
部が切欠31内に入り込んでこの部分が内筒本体3aと
嵌合したようになっており、内筒本体3aからのずれや
はがれを防止できる。 本発明にかかる継手は、上記の実施例に限定されない。 たとえば、上記の実施例では、エラストマー層3bの外
周面に断面半円形の突条32が形成されていたが、第6
図にみるように、ひれ状の突条33としても構わないし
、第7図にみるように、突条32をなくしエラストマー
層3bの厚みを厚くするようにしても構わない。また、
上記の実施例では、直管式の継手であったが、エルボ型
、T型、ソケット型の継手あるいはエンドキャップ等に
も適用することができる。また、上記の実施例では、ラ
イニング管と接続されるようになっていたが、他の管と
の接続も可能である。上記の実施例では、エラストマー
層が複層成形により内筒本体と一体成形されるようにな
っていたか、内筒本体に嵌合する形状にエラストマー層
となる筒状体を成形し、この筒状体を内筒本体に嵌合す
ることにより内筒本体と一体化するようにしても構わな
い。
【発明の効果】
本発明にかかる管継手は、以上のように構成されている
ので、内筒の外径を管の内径と路間しか少し大きくして
おけば、管の空隙への挿入によりエラストマー層が、管
の内周面形状に沿うように変形してその弾性力により密
着する。したがって、管の外周面に形成される雄ねじ精
度のバラツキが大きかったり、ねじ込み程度が大きく変
動しても、エラストマー層により吸収して内筒と管内周
面との間を常に水密状態に保つことができ、赤水の原因
となる管端部の錆を確実に防止することができる。 また、施工現場でシール剤、接着剤、シールテープ等で
処理すると言う作業がなくなり、作業性が向上するとと
もに、その精度も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる管継手の第1の実施例にライニ
ング管を接続した状態をあられす横断面図、第2図はそ
の合成樹脂体をあられす横断面図、第3図は合成樹脂体
の内筒部外周面に樹脂弾性体層を形成した状態をあられ
す横断面図、第4図は第3図のA−A断面図、第5図は
第3図のB−B断面図、第6図は本発明にかかる管継手
の第2の実施例の内筒の端部を切り欠いてあられす断面
図、第7図は本発明にかかる管継手の第3の実施例の内
筒の端部を切り欠いてあられす断面図、第8図は従来の
管継手にライニング管を接続した状態をあられす横断面
図である。 l。 8 ■・・・継手 2゜ 82・・・外筒 3・・・ 内筒 4゜ 84・・・隔壁 5゜ 5・・・空隙 9・・・管 (ライニング管) 92・・・雄ねじ 2a。 2a ・・・雌ねじ 3b・・・エラストマー層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接続される管の端部外周面に形成された雄ねじが
    螺合する雌ねじが内周面に螺刻された外筒と、この外筒
    との間に前記管の端部が嵌入する空隙を形成するように
    外筒内に設けられた隔壁を介して外筒と一体化され、前
    記空隙に管の端部が嵌入されると、その外周面が前記管
    の内周面に密着するようになっている内筒とを備えてな
    る管継手において、前記内筒の前記管内に挿入される部
    分が2層構造になっていて、その外側の層がエラストマ
    ーにより形成されていることを特徴とする管継手。
JP6798390A 1990-03-16 1990-03-16 管継手 Pending JPH03272386A (ja)

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JP6798390A JPH03272386A (ja) 1990-03-16 1990-03-16 管継手

Applications Claiming Priority (1)

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JP6798390A JPH03272386A (ja) 1990-03-16 1990-03-16 管継手

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JP (1) JPH03272386A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104747830A (zh) * 2014-08-18 2015-07-01 吴华林 一种直通气动快速接头

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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