JPH03272299A - 消音装置 - Google Patents

消音装置

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Publication number
JPH03272299A
JPH03272299A JP2072741A JP7274190A JPH03272299A JP H03272299 A JPH03272299 A JP H03272299A JP 2072741 A JP2072741 A JP 2072741A JP 7274190 A JP7274190 A JP 7274190A JP H03272299 A JPH03272299 A JP H03272299A
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JP
Japan
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sound
propagating
error microphone
speaker
sound wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP2072741A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Matsumoto
健太郎 松本
Ryusuke Gotoda
龍介 後藤田
Yasushi Yoshimura
康史 吉村
Taku Kuribayashi
栗林 卓
Minoru Takahashi
稔 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は消音装置に係り、特に遮音壁で囲まれた室内に
設置される空調装置等の騒音源からの伝搬音波のうち、
その室内の換気口等の開口部から放射する伝搬音波を消
音する消音装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の消音装置は第5図に示すように、遮音壁
10の両側に形成された換気口12.14にそれぞれ吸
音管16.18が遮音壁10の外側に向けて取付けられ
る。前証吸音管16.18の内周面には、多孔質材によ
る吸音材20.20が内貼りされ、出口開口部22.2
4を図中下方に向けて湾曲形状に形成されている。これ
によって、室内26の空調装W28から放射する伝搬音
波のうち換気口12.14から放射する伝搬音波は、前
記吸音材20.20によって吸音されて消音する。また
、前記吸音管16.18を長くしたり、形状を工夫した
りすることにより、消音効果を更に向上させることがで
きる。
しかしながら、前記管構造による消音装置は、吸音材2
0自体が低周波の吸音能力に劣るので、低周波数の伝搬
音波を放射する機械設備には対応することができないと
いう欠点がある。
また、吸音管16.18を長くすると消音装置が大型化
し、吸音管16.18の形状を複雑にすると圧力損失が
増大して換気効果が悪化するという欠点がある。
一方、これに対して前記伝搬音波を消音するもう1つの
消音装置として、騒音源から伝搬してきた伝搬音波に対
し同一音圧、且つ逆位相の音波を放射し、音波干渉によ
って消音効果を強制的に生じさせるものがある。
前記消音装置は電子デバイス、信号処理技術等の急速な
発達に伴って、最近様々な観点からの研究成果が次々と
発表されている。
この消音装置について、本出頭人は既に特願昭61−7
115号明細書等に於いて実用化の為のシステム構成を
開示している。
かかるシステム構成を本件消音装置に適用したものとし
て第6図に示す消音装置が提案されている(特願平1−
177312号)。
第6図によれば、各換気口16.18に空調装置28か
らの伝搬音波を検出するセンサマイク30.30とエラ
ーマイク32.32とが付加音源(以下、スピーカとい
う)34.34・・・を基準にして、前記伝搬音波の放
射方向の上流側と下流側の位置にそれぞれ設置されてい
る。
前記センサマイク30.30は室内26側に設置され、
またエラーマイク32.32は、換気口16.18の出
口側、即ち外部空間に設置される。
更に、前記スピーカ34.34・・・は、換気口16.
18の出口側の遮音壁10外壁に取付けられている。ま
た、前記センサマイク30.30、エラーマイク32.
34及びスピーカ34.34・・・は制御装置36.3
6に接続される。
前記制卸装置36は第7図に示すように、主としてアン
プ38.38.38、A/D変換部40.42、D/A
変換部44、適応型フィルタ46及びコントローラ部4
8から構成され、前記センサマイク30、エラーマイク
32の入力信号に基づいてスピーカ34を制御する信号
を出力する。
即ち、空調装置28より放射された伝搬音波がセンサマ
イク30、エラーマイク32によって検出されると、セ
ンサマイク30の出力信号がアンプ38、A/D変換部
40を介して適応型フィルタ46、コントローラ部48
に入力され、またエラーマイク32の出力信号がアンプ
38、A/D変換部42を介して前記コントローラ部4
8にそれぞれ入力される。前記コントローラ部48では
、空調装置28からの伝搬音波の伝搬特性等を考慮して
、これらの特性を示す伝搬関数を求め、これらの伝搬関
数に基づいて消音効果、即ち空調装置からの伝搬音波と
スピーカ34から放射された音波との音波干渉状態を検
出するエラーマイク32の出力信号が最小になるように
適応型フィルタ46に付与すべき伝達関数を決定し、こ
の伝達関数を特定する為の制御パラメータを適応型フィ
ルタ46に設定する。尚、コントローラ部48は、伝搬
特性の変化及び制御系の特性変化に応じて前記制御パラ
メータの修正を随時行う。
この結果、センサマイク30、エラーマイク32によっ
て検出された空調装置28からの伝搬音波は電子信号に
変換され、アンプ38、A/D変換部40を介して適応
型フィルタ46に入力さ・れる。この入力信号(X)は
、適応型フィルタ46によってコントローラ部48から
与えられた伝達関数に基づいて所定の振幅特性及び位相
特性を有するディジタル信号(Y)に変換される。前記
ディジタル信号(Y)は、D/A変換部44によってD
/A変換され、スピーカ34の駆動信号としテスヒーカ
34の図示しない駆動コイルに印加スる。これによって
、スピーカ34からは、空調装置28から放射された伝
搬音波を打ち消す為の音波が放射される。
この結果、エラーマイク32の取付位置に於いて、音波
の干渉により空調装置からの伝搬音波を消音することが
できる。尚、同図に於いて、Eは残留伝搬音波を示す信
号である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第6図に示した消音装置では、エラーマ
イク32及びスピーカ34が遮音壁10の外側に設置さ
れているので、外部空間の音場の状況によってスピーカ
34からの放射音圧が上昇する場合がある。前記音圧が
上昇すると、その上昇分が外部空間に対して騒音として
与えられるという欠点があり、これによって、開口部1
2.14から放射される伝搬音波を完全に消音できない
という欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、外部
空間に悪影響を与えないで遮音壁の開口部から放射され
る伝搬音波を完全に消音することができる消音装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は、前記目的を達成する為に、遮音壁(10)で
囲まれた室内(26)に設置される騒音源(28)から
の伝搬音波のうち前記遮音壁(10)に形成された開口
部(12,14)から放射する伝搬音波を消音する消音
装置に於いて、前言己騒音源(28)から前記開口部(
12,14)に伝搬する伝搬音波を検出する騒音検出手
段(30)と、前記室内(26)に設けられ、騒音検出
手段(30)で検出した伝搬音波に対して逆位相で同一
音圧の音波を発生する付加音発生手段(34)と、前記
開口部(12,14)の開口位置に取付けられ、前記騒
音源(28)から放射された伝搬音波と前証付加音発生
手&(34)から放射された付加音とが音波干渉した以
後の音波を検出するエラーマイク (32)と、から成
り、騒音源(28)からの伝搬音波を音波干渉により前
記開口部(12,14)位置で消音するようにしたこと
を特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、付加音発生手段(34)を室内(26
)に設置し、エラーマイク(32)を開口部(12,1
4)の開口位置に設けたので、外部空間の音場に影響さ
れることなく、騒音源(28)からの伝搬音波を音波干
渉により遮音壁(10)の開口部(12,14)位置で
消音することができる。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る消音装置の好ましい
実施例を詳説する。
第1図には本発明に係る消音装置の第1実施例を示す断
面図が示され、第6図に示した従来例中と同−若しくは
類似の部材については、同一の符号を付して説明する。
第1図に於いて、遮音壁10の両側に開口された換気口
12.14近傍には、それぞれ一対のセンサマイク30
.30、エラーマイク32.32及びスピーカ34.3
4が設置される。また、前記センサマイク30、エラー
マイク32及びスピーカ34は、室内26に取付けられ
た制御装置36にそれぞれ接続される。尚、ここでは第
7図に示した前記制御装置36の作用を省略し、またセ
ンサマイク30、エラーマイク32及びスピーカ36の
各作用についても省略する。
前記室内26には空調装置28が設置され、この空調装
置28によって空調されたエアーが遮音壁10の換気口
12.14に連通された図示しない送風ダクトを介して
被空調空間に送り込まれる。
前記換気口12.14の近傍で室内26側にはセンサマ
イク301.30が取付けられ、また換気口12.14
の中央部にはエラーマイク32.32がそれぞれ取付け
られる。前記センサマイク30とエラーマイク32の各
受音面は室内26において同じ高さの位置に取付けられ
る。また、スピーカ34は、それらの受音面同士を結ぶ
直線に対して直交方向に音波が放射される位置に設けら
れる。
前記スピーカ34は遮音壁10の内壁面に固定設置され
、その音波放射面34aが遮音壁10の天井方向に向け
て取付けられている。
次に、前記の如く構成された消音装置の第1実施例の作
用について説明する。
前記したようにエラーマイク32.32を換気口12.
14の中央部に取付けたので、エラーマイク32.32
は外部空間の音場の状況に影響されず、空調装置28か
ら放射された伝搬音波のみを検出する。従って、スピー
カ34から放射される音波は、前記伝搬音波のみを検出
する前記エラーマイク32、センサマイク30からのそ
れぞれの出力信号に基づいて制御されるので、エラーマ
イク32.32の位置、即ち換気口12.14の中央部
で前記伝搬音波を消音させる音圧に決定される。これに
よって、外部空間に対して騒音を与えることなく、空調
装置28から放射された伝搬音波を音波干渉により換気
口12.14の位置で完全に消音することができる。
また、エラーマイク32、スピーカ34を遮音壁10の
室内26側に設けたので、消音装置を従来の消音装置と
比較して小型化することができる。
第2図には本発明に係る消音装置の第2実施例が示され
ている。
第2図に於いて、センサマイク30.30は空調装置2
8の両側上方に設けられる。また、エラーマイク32は
第1図に示したエラーマイクと同1 位置、即ち換気口12.14の中央部に取付けられてい
る。更に、前記センサマイク30とエラーマイク32の
受音面も第1図に示した第1実施例と同様に、室内26
において同じ高さの位置に取付けられる。
スピーカ34は遮音壁10の天井部近傍に設置され、そ
の音波放射面34aがセンサマイク30とエラーマイク
32の受音面同士を結ぶ直線の中央部に向けて傾斜して
取付けられる。
従って、第2実施例によれば第1実施例と同様に、エラ
ーマイク32は外部空間の音場台の状況に影響されるこ
となく、またスピーカ34から放射される音波は空調装
置28からの伝搬音波のみを検出するセンサマイク30
、エラーマイク32からの出力信号によって決定される
ので、前記伝搬音波を換気口12.14の位置で完全に
消音することがきる。
尚、本実施例ではスピーカ34を各換気口12.14に
対して1台設置したが、この台数に限られるものではな
い。第3図に示すように、各換気口2 12.14の室内26側に2台設け、それらの音波放射
面34a、34aを対向して取付けると共に、センサマ
イク30とエラーマイク32の各受音面を結ぶ直線に対
して対照の位置に設置することにより、第1実施例及び
第2実施例で示した消音装置と同様の効果を得ることが
できる。
また、第4図に示すように、センサマイク30の代わり
に加速度ピックアップ50を空調装置28に接着し、空
調装置28から発生する振動を電気信号に変換して制御
装置36に人力する。これによって、センサマイク30
とスピーカ34との間で発生するハウリングを防止する
ことができるので、安定した消音効果を得ることができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る消音装置によれば、付
加音発生手段を遮音壁で囲まれた室内に設置し、エラー
マイクを開口部の開口位置に取付けたので、外部空間に
影響されることなく、室内に設けられた騒音源からの伝
搬音波を音波干渉により遮音壁の開口部位置で完全に消
音することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る消音装置の第1実施例を示す断面
図、第2図は本発明に係る消音装置の第2実施例を示す
断面図、第3図は本発明に係る消音装置の第3実施例を
示す断面図、第4図は本発明に係る消音装置の第4実施
例を示す断面図、第5図は従来の消音装置の第1実施例
を示す断面図、第6図は従来の消音装置の第2実施例を
示す断面図、第7図は制御装置の制御系を示す説明図で
ある。 10・・・遮音壁、   12.14換気口、28・・
・空調装置、   30・・・センサマイク、32・・
・エラーマイク、34・・・スピーカ、50・・・加速
度ピックアップ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遮音壁で囲まれた室内に設置される騒音源からの伝搬音
    波のうち前記遮音壁に形成された開口部から放射する伝
    搬音波を消音する消音装置に於いて、 前記騒音源から前記開口部に伝搬する伝搬音波を検出す
    る騒音検出手段と、 前記室内に設けられ、騒音検出手段で検出した伝搬音波
    に対して逆位相で同一音圧の音波を発生する付加音発生
    手段と、 前記開口部の開口位置に取付けられ、前記騒音源から放
    射された伝搬音波と前記付加音発生手段から放射された
    付加音とが音波干渉した以後の音波を検出するエラーマ
    イクと、 から成り、騒音源からの伝搬音波を音波干渉により前記
    開口部位置で消音するようにしたことを特徴とする消音
    装置。
JP2072741A 1990-03-22 1990-03-22 消音装置 Pending JPH03272299A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5790673A (en) * 1992-06-10 1998-08-04 Noise Cancellation Technologies, Inc. Active acoustical controlled enclosure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6248911A (ja) * 1985-08-28 1987-03-03 Nippon Soken Inc 能動的消音装置
JPH01248797A (ja) * 1988-03-30 1989-10-04 Toshiba Corp 消音装置
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