JPH03270946A - 熱転写プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 サーマルヘッドとプラテンとの間にインクシートと記録
紙を介在させ、サーマルヘッドの熱により記録を行なう
熱転写プリンタに関し、ランニングコストを低減可能に
することを目的とし、前記インクシートを巻回したイン
クシートロールを異なる色毎に複数個設けると共に、前
記各インクシートロールを円周方向に沿って搭載し、前
記各インクシートロールを前記サーマルヘッドとプラテ
ンとの間の記録位置に位置付は可能となるように回動可
能に設けられた搭載台と、前記インクシートロールから
インクシートを繰出す繰出手段と、を設けて構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、サーマルヘッドとプラテンとの間にインクシ
ートと記録紙を介在させ、サーマルヘッドの熱により記
録を行なう熱転写プリンタに関する。

熱転写プリンタは、小型で低価格、保守も容易であるこ
とから、ＯＡ用のプリンタとして脚光を浴びている。特
に、パソコンやファクシミリのプリンタとして、広く普
及している。

また、近年カラー出力へのユーザの強い要望があり、簡
易なカラー出力機器の開発が急務となっている。

〔従来の技術〕

第５図は従来の熱転写プリンタの印字機構部を示す図で
ある０図において、プラテン２１に記録紙２３を紙押さ
えローラ２４でプラテン２１と同期して動くように押さ
え、そして、更に、インクシート２５の上よりサーマル
ヘッド２２で押しつけて、サーマルヘッド２２を選択的
に発熱することで記録紙２３上に記録を行なう。

インクシート２５は、イエロー（Ｙ）、マゼンダ（Ｍ）
、シアン（Ｃ）の３色が順次に塗り分けられている。ま
ず、イエロー（Ｙ）を記録（この時、記録紙２３は矢印
Ａの方向に移動）する、このイエローの記録後、記録紙
２３は矢印Ｂの方向に記録の先頭位置まで戻される。次
に、マゼンダ（Ｍ）を記録する。同様にしてシアン（Ｃ
）を記録する。

このようにしてカラー記録を得ている。

〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、第５図に示される従来のカラー熱転写プ
リンタでは、カラー記録を行なうために面順次に塗り分
けられているインクシートの使用、未使用にかかわらず
巻き上げるため、ランニングコストが高くなる問題があ
った。

本発明の目的は、前述した従来の問題に鑑み、ランニン
グコストを低減可能な熱転写プリンタを提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

そして、この目的は、サーマルヘッドとフ゛ラテンとの
間にインクシートと記録紙を介在させ、サーマルヘッド
の熱により記録を行なう熱転写プリンタであって、前記
インクシートを巻回したインクシートロールを異なる色
毎に複数個設けると共に、前記各インクシートロールを
円周方向に沿って搭載し、前記各インクシートロールを
前記サーマルヘッドとプラテンとの間の記録位置に位置
付は可能となるように回動可能に設けられた搭載台と、
前記インクシートロールからインクシートを繰出す繰出
手段と、を備えて成る熱転写プリンタにより達成される
。

〔作　用〕

すなわち、本発明によれば、インクシートは各色毎に設
けられており、各色のインクシートがサーマルヘッドと
プラテンとの間に位置可能に設けられているので、各色
のインクシート毎に独立して使用されるので、未使用の
まま巻取られることはない。

〔実施例〕

以下、本発明に係る熱転写プリンタの実施例を図面を用
いて説明する。

第１図は本発明の実施例に係る熱転写プリンタの正面図
、第２図はその側面図、第３図はインクシートカセット
の説明図、第４図は他の実施例の説明図である。

図において、１はプラテン、３は記録紙、４は押えロー
ラであり、インクシートカセット５には各色のインクシ
ート、つまり、イエローインクシート６、マゼンダイン
クシート７、シアンインクシート８、ブラックインクシ
ート９が個別に保持されている。

つまり、各インクシート６〜９は、夫々中空円筒部材６
ａ〜９ａに巻回されており、先端部には中空円筒状の部
材から成る巻取コア１６〜１９が設けられている。

そして、各インクシート６〜９は、インクシートカセッ
ト５のフレーム５ａ、５ｂの間に保持されている。イン
クシートカセット５はフレーム５ａ、５色間を連結棒１
５ａ〜１５ｄ等により連結されている。インクシートカ
セット５のフレーム５ａには各インクシート６〜９の中
空円筒部材６ａ〜９ａ及び巻取コア１６〜１９の左端部
と嵌合するインクシートホルダ３６ａ〜３９ａ　　（３
６ａ３７ａは図示しない、以下同様）、６６ａ〜６９ａ
を軸方向にガイドする軸部材４６ａ〜４９ａ。

４６ｂ〜４９ｂが固定されており、また、インクシート
ホルダ３６ａ　〜３９ａ、３６ｂ　〜３９ｂはスプリン
グ５６ａ　〜５９ａ、５６ｂ　〜５９ｂの付勢力により
図の右方向に押されている。

他方、フレーム５ｂには、中空円筒部６ａ〜９ａ及び巻
取コア１６〜１９の右端部と嵌合するインクシートホル
ダ３６ｂ〜３９ｂ、６６ｂ〜６９ｂが回動可能に取付け
られている。

従って、各インクシート６〜９はインクシートホルダ３
６ａ〜３９ａ、６６ａ〜６９ａをスプリングの付勢力に
抗して左方に移動させた状態で挿入する。

また、インクシートカセット５は第２図に示されるよう
に、熱転写プリンタに搭載される。つまり、インクシー
トホルダ３６ｂ〜３９ｂ、６６ｂ〜６９ｂの他端部に設
けられた摩擦円板７６ａ〜７９ａ、８６ａ〜８９ａがイ
ンクシートカセットホルダ２０に回動自在に設けられた
軸部材９６ａ〜９９ａ、１０６ａ〜１０９ａの一端に取
付けらられた摩擦パッド７６ｂ〜７９ｂ、８６ｂ〜８９
ｂと当接するようにインクシートカセット５が搭載され
る。摩擦バンド７６ｂ等はスプリング１１６ａ〜１１９
ａ、１２６ａ〜１２９ａにより図の左方向に付勢されて
いる。

また、フレーム２０は各インクシート６〜９に対応して
モータ１３６〜１３９が設けられており、各モータはモ
ータ軸１３６ａ−１３９ａを介してタイミングベルｌ−
１３６ｂ〜１３９ｂを回転駆動することで、インクシー
トホルダ３６ｂ〜３９ｂ１６６ｂ〜６９ｂが回転駆動さ
れてインクシート６〜９の巻取りを行なう。

サーマルヘッド２は図示しないモータにより往復駆動さ
れるレバー３０により上下動可能に設けられている。

更にインクシートカセット５、インクシートカセットホ
ルダ２０は、モータ４１の回転によりタイ暑ングベルト
４２、プーリ４３、軸４４を介して回転駆動される。

以上説明した構成において、まず、レバー３０によりサ
ーマルヘッド２を上方位置に位置付けた状態でモータ４
１を回転させて、例えば、イエローインクシート６をサ
ーマルヘッド２とプラテン１との間に位置付ける。

次に、サーマルヘッド、ローラ５２．５３を第１図に実
線で示すように下方に位置付ける。

その後、プラテン１の回転により記録紙３を送ると共に
、イエローインクシート６用のモータ１３６を回転させ
ることで摩擦パフドア６ｂ、８６ｂを介して中空円筒部
材６ａ、６６ａを回転させてインクシートを巻取コア１
６に巻取らせ、サーマルへラド２による熱転写記録を行
なわせる。

次いで、マゼンダを記録する場合には、まず、ようにモ
ータ４１を回転させてマゼンダインクシート７をサーマ
ルへラド２とプラテン１との間に介在させる。そして、
それ以降前述と同様にして記録動作を行なわせ、次の色
も同様にして記録を行なう。

これにより、インクシートを個別に使用することが可能
となる。

第４図は他の実施例の説明図である。

図において、第１図乃至第３図と同一部分には同一番号
を付す他、モータ４１はインクシートカセット５のみを
回転させ、摩擦パッド６０は装置のフレーム６１に回転
可能に設けられた軸部材６２のみに取付けられている。

この摩擦パッド６０はスプリング６３により図の左方向
に付勢しており、また、伝達レバー６４はモータ４１に
よるインクシートカセット５の回転時に摩擦パッド６０
を摩擦円板７６ａ等から分離するように支点６４ａの回
りに回動自在にフレーム６１に固定されて成る。

ソレノイド６５は伝達レバー６４を分離位置に付けるも
のであり、モータ７０はプーリ７１ａ。

７１ｂ、タイミングベルト７２を介して軸部材６２を回
転させる。

この実施例によれば、インクシート６〜９の巻取用の駆
動機構を共用出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、それぞれのインクシートを選択して、
必要量を使用するため、ランニングコストを下げること
ができる。また、単色インクシートであるため、インク
シート長さが従来の４倍になり、インクシート交換が従
来の１／４回以下になる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例に係る熱転写プリンタ
の印字機構部の正面図と側面図を示す図、第３図はイン
クシートカセットを示す図、第４図は他の実施例の説明
図、第５図は従来の熱転写プリンタの印字機構を示す図
である。 図中、１はプラテン、２はサーマルヘッド、３は記録紙
、４は押えローラ、５はインクシートカセット、６はイ
エローインクシート、７はマゼンダインクシート、８は
シアンインクシート、９はブラックインクシートである
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正面図第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 サーマルヘッドとプラテンとの間にインクシートと記録
   紙を介在させ、サーマルヘッドの熱により記録を行なう
   熱転写プリンタであって、 前記インクシートを巻回したインクシートロールを異な
   る色毎に複数個設けると共に、 前記各インクシートロールを円周方向に沿って搭載し、
   前記各インクシートロールを前記サーマルヘッドとプラ
   テンとの間の記録装置に位置付け可能となるように回動
   可能に設けられた搭載台と、前記インクシートロールか
   らインクシートを繰出す繰出手段と、 を備えて成る熱転写プリンタ。