JPH0327074Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327074Y2 JPH0327074Y2 JP14992984U JP14992984U JPH0327074Y2 JP H0327074 Y2 JPH0327074 Y2 JP H0327074Y2 JP 14992984 U JP14992984 U JP 14992984U JP 14992984 U JP14992984 U JP 14992984U JP H0327074 Y2 JPH0327074 Y2 JP H0327074Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- shaped rod
- pillar
- stone
- bundle
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000004575 stone Substances 0.000 claims description 22
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001294 Reinforcing steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Foundations (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は玄関等の柱と束石とを極めて簡単且つ
強固に結合できるようにした束石と柱の結合構造
に関するものである。
強固に結合できるようにした束石と柱の結合構造
に関するものである。
従来、この種の束石と柱の結合構造は、第3図
に示すように束石aの上面中央部に凹孔bを設
け、柱cの下端中央部にほぞdを作り、そのほぞ
dを凹孔bに嵌め合わせていた。
に示すように束石aの上面中央部に凹孔bを設
け、柱cの下端中央部にほぞdを作り、そのほぞ
dを凹孔bに嵌め合わせていた。
しかして、上述の結合構造によれば、単に柱の
ほぞを束石の凹孔に嵌め合わせているに過ぎない
ため、突風が吹くと柱が束石から外れて屋根が浮
上つてしまうような事態が応々にしてあつた。ま
た、束石の凹孔に水がたまつて柱のほぞ部分が腐
蝕し易いばかりでなく、柱にほぞを作る作業が非
常に面倒で施工が容易でなかつた。
ほぞを束石の凹孔に嵌め合わせているに過ぎない
ため、突風が吹くと柱が束石から外れて屋根が浮
上つてしまうような事態が応々にしてあつた。ま
た、束石の凹孔に水がたまつて柱のほぞ部分が腐
蝕し易いばかりでなく、柱にほぞを作る作業が非
常に面倒で施工が容易でなかつた。
本考案は束石に形成した上下に貫通する透孔に
下面からL形棒を挿通すると共に、その透孔とL
形棒との間の空〓にコンクリートを充填してL形
棒を束石に固定し、さらに柱の下端に形成した凹
孔をL形棒に挿入して柱の側面からL形棒の嵌合
孔に挿入したテーパーピンにより柱をL形棒に固
定して成る。
下面からL形棒を挿通すると共に、その透孔とL
形棒との間の空〓にコンクリートを充填してL形
棒を束石に固定し、さらに柱の下端に形成した凹
孔をL形棒に挿入して柱の側面からL形棒の嵌合
孔に挿入したテーパーピンにより柱をL形棒に固
定して成る。
図において、1は台形状をなす束石であつて、
これの中央部に上下に貫通した透孔2を設ける。
3は柱であつて、これの下端中央部に所要深さの
凹孔4を設け、その側面に凹孔4に連通するテー
パー孔5を形成する。6は鉄筋からなるL形棒で
あつて、これの束石1の高さよりも長い垂直杆部
先端近くに前記柱3のテーパー孔5に合致する嵌
合孔7が設けられる。8はテーパーピンである。
これの中央部に上下に貫通した透孔2を設ける。
3は柱であつて、これの下端中央部に所要深さの
凹孔4を設け、その側面に凹孔4に連通するテー
パー孔5を形成する。6は鉄筋からなるL形棒で
あつて、これの束石1の高さよりも長い垂直杆部
先端近くに前記柱3のテーパー孔5に合致する嵌
合孔7が設けられる。8はテーパーピンである。
本実施例は、束石1の透孔2にL形棒6の垂直
杆部を下面から挿入して上面へ突出させ、その透
孔2とL形棒6との間の空〓にコンクリート9を
充填し、それによつてL形棒6を束石1に固定す
る。次に柱3を束石1の上面に運んでL形棒6の
突出部分に柱3の凹孔4を挿入し、しかるのちに
テーパーピン8を柱3の側面からテーパー孔5に
挿入してL形棒6の嵌合孔7に打ち込み嵌挿し、
それによつて、柱3をL形棒6に固定する。尚、
束石1はその下方部分がL形棒6の水平杆部と共
に所定の位置にコンクリートで固定される。
杆部を下面から挿入して上面へ突出させ、その透
孔2とL形棒6との間の空〓にコンクリート9を
充填し、それによつてL形棒6を束石1に固定す
る。次に柱3を束石1の上面に運んでL形棒6の
突出部分に柱3の凹孔4を挿入し、しかるのちに
テーパーピン8を柱3の側面からテーパー孔5に
挿入してL形棒6の嵌合孔7に打ち込み嵌挿し、
それによつて、柱3をL形棒6に固定する。尚、
束石1はその下方部分がL形棒6の水平杆部と共
に所定の位置にコンクリートで固定される。
本考案は以上実施例について説明したように、
束石に上下に貫通した透孔2を設け、その透孔2
に下面からL形棒6を挿通して束石1に固定し、
柱3の下端に形成した凹孔4をL形棒6の突出端
に挿入して該L形棒6に柱3をテーパーピン8に
より固定するようにしたものであつて、柱3は従
来のようにほぞを作らなくてもドリルで凹孔4を
形成するだけでよく施工作業を至極容易にすると
共に、L形棒6によつて束石1に堅固に結合され
るから従来のような突風等による屋根の浮き上が
りを確実に防止することができる。
束石に上下に貫通した透孔2を設け、その透孔2
に下面からL形棒6を挿通して束石1に固定し、
柱3の下端に形成した凹孔4をL形棒6の突出端
に挿入して該L形棒6に柱3をテーパーピン8に
より固定するようにしたものであつて、柱3は従
来のようにほぞを作らなくてもドリルで凹孔4を
形成するだけでよく施工作業を至極容易にすると
共に、L形棒6によつて束石1に堅固に結合され
るから従来のような突風等による屋根の浮き上が
りを確実に防止することができる。
さらに、束石1に水がたまるようなこともない
から腐蝕しにくく長期間に亘つて安定且つ堅牢な
結合状態が維持できる。
から腐蝕しにくく長期間に亘つて安定且つ堅牢な
結合状態が維持できる。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は分解斜
視図、第2図は結合状態で示す断面図、第3図は
従来の結合状態を示す断面図である。 1……束石、2……透孔、3……柱、4……凹
孔、5……テーパー孔、6……L形棒、7……嵌
合孔、8……テーパーピン、9……コンクリー
ト。
視図、第2図は結合状態で示す断面図、第3図は
従来の結合状態を示す断面図である。 1……束石、2……透孔、3……柱、4……凹
孔、5……テーパー孔、6……L形棒、7……嵌
合孔、8……テーパーピン、9……コンクリー
ト。
Claims (1)
- 束石の中央部に上下に貫通した透孔を穿設し、
該束石の上面に載せる柱の下端中央部に所要深さ
の凹孔を設けると共に、該凹孔に連通するテーパ
ー孔を側面に設け、束石の下面から透孔にL形棒
を挿通してその先端部分を柱の凹孔に挿入すると
共に、該L形棒にテーパー孔に合致する嵌合孔を
形成し、透孔とL形棒との間の空〓にコンクリー
トを充填して該L形棒を束石に固定すると共に、
柱の側面からテーパー孔に挿入したテーパーピン
をL形棒の嵌合孔に嵌挿して柱をL形棒に固定す
るようにしたことを特徴とする束石と柱の結合構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14992984U JPH0327074Y2 (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14992984U JPH0327074Y2 (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6168144U JPS6168144U (ja) | 1986-05-10 |
JPH0327074Y2 true JPH0327074Y2 (ja) | 1991-06-12 |
Family
ID=30708094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14992984U Expired JPH0327074Y2 (ja) | 1984-10-03 | 1984-10-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0327074Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5371830B2 (ja) * | 2010-02-24 | 2013-12-18 | 株式会社長谷工コーポレーション | Pc飾り柱の連結構造 |
-
1984
- 1984-10-03 JP JP14992984U patent/JPH0327074Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6168144U (ja) | 1986-05-10 |
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