JPH0327068B2 - - Google Patents
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- JPH0327068B2 JPH0327068B2 JP59247989A JP24798984A JPH0327068B2 JP H0327068 B2 JPH0327068 B2 JP H0327068B2 JP 59247989 A JP59247989 A JP 59247989A JP 24798984 A JP24798984 A JP 24798984A JP H0327068 B2 JPH0327068 B2 JP H0327068B2
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- waveform
- signal
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- peeling
- impact
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 238000009527 percussion Methods 0.000 description 1
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/04—Analysing solids
- G01N29/045—Analysing solids by imparting shocks to the workpiece and detecting the vibrations or the acoustic waves caused by the shocks
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、建築物の壁面に取付けられたタイル
面を打撃して、その際発生する打撃音を受信し
て、その受信した信号によつてタイルの剥離の状
態を判別する壁面タイルの剥離検知方法に関す
る。
面を打撃して、その際発生する打撃音を受信し
て、その受信した信号によつてタイルの剥離の状
態を判別する壁面タイルの剥離検知方法に関す
る。
[従来技術]
建築物の壁面にモルタルで取付けられたタイル
等が剥離して落下すると、危険であるから、従来
打撃音によつてタイル等の添着の状態を検知する
剥離検知装置が、本出願人によつて特公昭56−
20498号公報、特公昭57−23221号公報、実公昭53
−1992号公報等で提案されている。
等が剥離して落下すると、危険であるから、従来
打撃音によつてタイル等の添着の状態を検知する
剥離検知装置が、本出願人によつて特公昭56−
20498号公報、特公昭57−23221号公報、実公昭53
−1992号公報等で提案されている。
これ等の公知の技術はそれ自体効果的なもので
あるが、(a)直径5cm程度の小さな剥離や、深さ7
cm程度の表面から奥深いところにある剥離は検知
が困難である。(b)検知装置の移動に時間がかか
り、また凹凸部の多い壁面には実施しにくい、(c)
データの処理や図面化に時間と労働力を必要とす
る、という欠点があつた。
あるが、(a)直径5cm程度の小さな剥離や、深さ7
cm程度の表面から奥深いところにある剥離は検知
が困難である。(b)検知装置の移動に時間がかか
り、また凹凸部の多い壁面には実施しにくい、(c)
データの処理や図面化に時間と労働力を必要とす
る、という欠点があつた。
そこで、本出願人は、特願昭59−67470号にお
いて、剥離の大きさや深さも検知でき、移動が容
易であり、かつデータを簡単に図面化できる剥離
検知装置を提案した。
いて、剥離の大きさや深さも検知でき、移動が容
易であり、かつデータを簡単に図面化できる剥離
検知装置を提案した。
本発明をよく理解するために、まず、第1図お
よび第1a図を参照して前記特願昭59−67470号
で提案した装置について説明する。
よび第1a図を参照して前記特願昭59−67470号
で提案した装置について説明する。
第1図は建築物Bの壁面Wに添着したタイルT
の剥離の程度を検知しようとしている所が示され
ており、全体を符号1で示す吊下げ移動部は建築
物Bの屋上に形成されているパラペツトPの両側
部と係合して固定されてる複数の固定金具2と、
それらの複数の固定金具2上に固定されてパラペ
ツトPの上部を延びるガイドレール3と、そのガ
イドレール3上を走行する車輪4および係合部5
を有し全体的にコ字状に形成された吊下げユニツ
ト6とを備えている。この吊下げユニツト6の壁
面W側には下方に延びる一対のロツド7,7が固
着されており、そしてこのロツド7,7にはそれ
ぞれパラペツトPの側面と係合する案内車輪8,
8が回転自在に設けられ、かつその下端にはそれ
ぞれパラペツトPの下側を壁面Wの方に延びる一
対のアーム9,9が水平面内を回動自在に設けら
れている。これらの各アーム9,9の壁面W側の
端部にはそれぞれプーリ10,10が設けられ、
これらのプーリ10,10にはガイドワイヤ1
1,11がそれぞれ巻回されている。
の剥離の程度を検知しようとしている所が示され
ており、全体を符号1で示す吊下げ移動部は建築
物Bの屋上に形成されているパラペツトPの両側
部と係合して固定されてる複数の固定金具2と、
それらの複数の固定金具2上に固定されてパラペ
ツトPの上部を延びるガイドレール3と、そのガ
イドレール3上を走行する車輪4および係合部5
を有し全体的にコ字状に形成された吊下げユニツ
ト6とを備えている。この吊下げユニツト6の壁
面W側には下方に延びる一対のロツド7,7が固
着されており、そしてこのロツド7,7にはそれ
ぞれパラペツトPの側面と係合する案内車輪8,
8が回転自在に設けられ、かつその下端にはそれ
ぞれパラペツトPの下側を壁面Wの方に延びる一
対のアーム9,9が水平面内を回動自在に設けら
れている。これらの各アーム9,9の壁面W側の
端部にはそれぞれプーリ10,10が設けられ、
これらのプーリ10,10にはガイドワイヤ1
1,11がそれぞれ巻回されている。
これらのガイドワイヤ11,11には全体を符
号12で示す打撃部が取付けられていると共に、
ワイヤ11,11の下端には駆動部13が設けら
れ、したがつて駆動部13に設けた図示しないモ
ータを作動することによつてガイドワイヤ11は
移動し、ガイドワイヤ11の移動によつて打撃部
12は上下動するようになつている。そして打撃
部12は前述の如く壁面Wに沿つて上下するの
で、適数の案内ローラ14を有している。
号12で示す打撃部が取付けられていると共に、
ワイヤ11,11の下端には駆動部13が設けら
れ、したがつて駆動部13に設けた図示しないモ
ータを作動することによつてガイドワイヤ11は
移動し、ガイドワイヤ11の移動によつて打撃部
12は上下動するようになつている。そして打撃
部12は前述の如く壁面Wに沿つて上下するの
で、適数の案内ローラ14を有している。
第1a図に示すように、打撃部12には打撃ユ
ニツトUが設けられている。この打撃ユニツトU
は打撃部12のほぼ中央部を横方向に延びる案内
ロツド15と、その案内ロツド15に沿つて図示
しないモータで図面の左右方向に移動する移動部
16と、この移動部16に設けられた打撃ハンマ
17と、その打撃ハンマ17の先端に設けられた
荷重検出器18と、その打撃ハンマ17でタイル
Tを打撃したときの打撃音を検知するマイクロフ
オン19とを備えている。
ニツトUが設けられている。この打撃ユニツトU
は打撃部12のほぼ中央部を横方向に延びる案内
ロツド15と、その案内ロツド15に沿つて図示
しないモータで図面の左右方向に移動する移動部
16と、この移動部16に設けられた打撃ハンマ
17と、その打撃ハンマ17の先端に設けられた
荷重検出器18と、その打撃ハンマ17でタイル
Tを打撃したときの打撃音を検知するマイクロフ
オン19とを備えている。
したがつて打撃部12の上下移動と、移動部1
6の左右移動とによつて打撃ハンマ17は壁面W
を面状に検査することができる。上記の駆動部1
3および移動部16の移動指令や荷重検出器18
およびマイクロフオン19からの信号は制御部2
0に送受される。すなわち制御部20は制御盤2
1を備え、各種の作動は操作盤22で行われる。
そして制御部20にはデータ処理を行うためにモ
ニタ23、フロツピーデイスク24、プリンタ2
5およびホストコンビユータ26を備えている。
6の左右移動とによつて打撃ハンマ17は壁面W
を面状に検査することができる。上記の駆動部1
3および移動部16の移動指令や荷重検出器18
およびマイクロフオン19からの信号は制御部2
0に送受される。すなわち制御部20は制御盤2
1を備え、各種の作動は操作盤22で行われる。
そして制御部20にはデータ処理を行うためにモ
ニタ23、フロツピーデイスク24、プリンタ2
5およびホストコンビユータ26を備えている。
建築物BのパラペツトPに移動自在に設けた吊
下げユニツト6は前述の如く横移動自在である
が、説明を解り易くするために、壁面Wの検査範
囲は第1図において一対のワイヤ11,11の間
の範囲内であるものとし、したがつて吊下げユニ
ツト6は固定されているものとする。
下げユニツト6は前述の如く横移動自在である
が、説明を解り易くするために、壁面Wの検査範
囲は第1図において一対のワイヤ11,11の間
の範囲内であるものとし、したがつて吊下げユニ
ツト6は固定されているものとする。
制御部20からの移動指令信号によつて所定位
置に打撃部12が移動し、移動体16が所定位置
に移動する。すると打撃位置検出器30が打撃ハ
ンマ17の打撃位置(X、Y)を検出してホスト
コンピユータ26にその座標信号を送る。他方打
撃ハンマ17の打撃作動により荷重検出器18は
荷重すなわち打撃力を、またマイクロフオン19
はその打撃音を剥離判定部31に送る。この剥離
判定部は剥離部の大きさ、深さを判定するもので
あり、その判定信号はホストコンピユータ26に
送られる。このようにしてワイヤ11,11の間
の各位置(各座標)の判定結果がホストコンピユ
ータ26に記憶され、その結果はフロツピーデイ
スク24に格納され、モニタ23に表示され、ま
たプリンタ25で印字される。
置に打撃部12が移動し、移動体16が所定位置
に移動する。すると打撃位置検出器30が打撃ハ
ンマ17の打撃位置(X、Y)を検出してホスト
コンピユータ26にその座標信号を送る。他方打
撃ハンマ17の打撃作動により荷重検出器18は
荷重すなわち打撃力を、またマイクロフオン19
はその打撃音を剥離判定部31に送る。この剥離
判定部は剥離部の大きさ、深さを判定するもので
あり、その判定信号はホストコンピユータ26に
送られる。このようにしてワイヤ11,11の間
の各位置(各座標)の判定結果がホストコンピユ
ータ26に記憶され、その結果はフロツピーデイ
スク24に格納され、モニタ23に表示され、ま
たプリンタ25で印字される。
他方、近時電子機器の発展に伴い、音声判別装
置が各方向で利用されている。その一例を第2図
で説明すると、マイクロフオン30からの音声
は、前処理回路31において、増幅されフイルタ
をかけて特定の周波数のレベルを上げ、そして
AD変換回路32においてAD変換され、処理回
路33において音声の周波数の特性から周波数を
まとめてパラメータを生成し、必要に応じてその
パラメータを圧縮し、これを記憶回路34にパタ
ンとして登録する。このようにして記憶回路34
には、各種の音声がパタンとして登録される。次
いで同様にして別の音声が判別回路35に入力パ
タンとして入力されると、比較回路36において
記憶回路34に登録されたパタンと判別回路35
からの入力パタンとを比較し、パタン距離が比較
的に小さい場合は入力された音声は登録されたパ
タンと一致するものと、パタン距離がある場合は
次のパタンを求める(ステツプS1)。次いで次の
パタンの有無を調べ(ステツプS2)、ある場合は
再び比較し、ない場合およびステツプS1でパタ
ンと一致した場合は、その結果を表示装置に表示
する(ステツプS3)。このようにして入力された
音声の表示を行うようになつている。
置が各方向で利用されている。その一例を第2図
で説明すると、マイクロフオン30からの音声
は、前処理回路31において、増幅されフイルタ
をかけて特定の周波数のレベルを上げ、そして
AD変換回路32においてAD変換され、処理回
路33において音声の周波数の特性から周波数を
まとめてパラメータを生成し、必要に応じてその
パラメータを圧縮し、これを記憶回路34にパタ
ンとして登録する。このようにして記憶回路34
には、各種の音声がパタンとして登録される。次
いで同様にして別の音声が判別回路35に入力パ
タンとして入力されると、比較回路36において
記憶回路34に登録されたパタンと判別回路35
からの入力パタンとを比較し、パタン距離が比較
的に小さい場合は入力された音声は登録されたパ
タンと一致するものと、パタン距離がある場合は
次のパタンを求める(ステツプS1)。次いで次の
パタンの有無を調べ(ステツプS2)、ある場合は
再び比較し、ない場合およびステツプS1でパタ
ンと一致した場合は、その結果を表示装置に表示
する(ステツプS3)。このようにして入力された
音声の表示を行うようになつている。
さて、第1図記載のタイル剥離検知装置におい
て、第2図記載の音声認識ポートを利用すると、
その比較作業が比較的に簡単であり、かつ確実で
ある。
て、第2図記載の音声認識ポートを利用すると、
その比較作業が比較的に簡単であり、かつ確実で
ある。
しかしながら、音声の場合、例えば「ア」とい
う通常発音は約0.3秒間継続しているが、打撃音
の場合は約10ミリ秒程度して継続しない。そのた
めに、打撃音を通常の市販されている音声認識手
段で判別すると、本正確となり、正しい剥離の常
態すなわち剥離の位置、大きさ等が判別できな
い。
う通常発音は約0.3秒間継続しているが、打撃音
の場合は約10ミリ秒程度して継続しない。そのた
めに、打撃音を通常の市販されている音声認識手
段で判別すると、本正確となり、正しい剥離の常
態すなわち剥離の位置、大きさ等が判別できな
い。
[発明の目的]
したがつて、本発明の目的は、通常の音声認識
手段を用いて正確に打撃音からタイルの剥離の状
態を判断できる壁面タイルの剥離検知方法を提供
するにある。
手段を用いて正確に打撃音からタイルの剥離の状
態を判断できる壁面タイルの剥離検知方法を提供
するにある。
[発明の構成]
本発明によれば、受信した打撃音の信号を一次
記憶し、その一次記憶した打撃波形信号を複数区
間に時間分割して、その区間内の波形信号を1回
毎に反転して接続し、これを必要回数くり返し
て、時間伸長した信号を生成し、登録された信号
と比較する。
記憶し、その一次記憶した打撃波形信号を複数区
間に時間分割して、その区間内の波形信号を1回
毎に反転して接続し、これを必要回数くり返し
て、時間伸長した信号を生成し、登録された信号
と比較する。
[発明の作用効果]
したがつて、波形を折り返してくり返すこと
で、その波形の特徴を保持して時間を伸長できる
ので、登録された波形との比較判別が容易にな
る。
で、その波形の特徴を保持して時間を伸長できる
ので、登録された波形との比較判別が容易にな
る。
また、波形を折り返すことによつて連続的な波
形を生成でき、くり返し波形の生成を容易になし
得る。
形を生成でき、くり返し波形の生成を容易になし
得る。
[好ましい実施例]
本発明の実施に際して一次記憶回路71に記憶
された波形を処理して、波形を時間方向へ自由に
引き伸ばしたり、又は振幅を圧縮したりして予め
登録された標準の特徴パターンとの比較を容易、
かつ確実に達成することもできる。
された波形を処理して、波形を時間方向へ自由に
引き伸ばしたり、又は振幅を圧縮したりして予め
登録された標準の特徴パターンとの比較を容易、
かつ確実に達成することもできる。
[実施例]
以下、第4図以下の図面を参照して本発明の実
施例を説明する。
施例を説明する。
第4図は本発明を実施する回路の一例であつ
て、打撃ハンマからの入力信号X1は回路51に
入力され、増幅器60で増幅されて信号Vとして
取出される。この信号Vと予定設定した基準信号
V0とを比較器61で比較して、信号V0より大
きいときに、ピークホールド回路62を作動し
て、信号X1のピークホールド回路62を作動し
て信号X1のピーク値をホールドし、AD変換器
63で処理してインターフエースとして作用する
パラレル入出力ポート64へ送る。
て、打撃ハンマからの入力信号X1は回路51に
入力され、増幅器60で増幅されて信号Vとして
取出される。この信号Vと予定設定した基準信号
V0とを比較器61で比較して、信号V0より大
きいときに、ピークホールド回路62を作動し
て、信号X1のピークホールド回路62を作動し
て信号X1のピーク値をホールドし、AD変換器
63で処理してインターフエースとして作用する
パラレル入出力ポート64へ送る。
同時に、マイクロホンからの入力信号X2は回
路52の増幅器65、ハイバスフイルター66、
帯域制限フイルター67を通して前処理を行い、
サンプルホールド回路68でホールドし、AD変
換器69を介してデイジタル化し、インターフエ
ースとして作用するパラレル入出力ポート70へ
送り、ランダムアクセスメモリ(RAM)71に
入力する。制御装置はRAM71の外にROM7
2や中央制御部(CPU)73、バス74を備え、
パラレル入出力ポート75を介して出力56を送
信するようになつている。
路52の増幅器65、ハイバスフイルター66、
帯域制限フイルター67を通して前処理を行い、
サンプルホールド回路68でホールドし、AD変
換器69を介してデイジタル化し、インターフエ
ースとして作用するパラレル入出力ポート70へ
送り、ランダムアクセスメモリ(RAM)71に
入力する。制御装置はRAM71の外にROM7
2や中央制御部(CPU)73、バス74を備え、
パラレル入出力ポート75を介して出力56を送
信するようになつている。
第5図は入力信号X2の一例を示し、横軸に時
刻、縦軸に音圧振幅が表示されている。本発明に
従つて、入力信号波形を処理する技術を以下に説
明する。
刻、縦軸に音圧振幅が表示されている。本発明に
従つて、入力信号波形を処理する技術を以下に説
明する。
まず、波形X2の全体を適当な時間区分T1〜
T9に分割する。この実施例では波形は8つの時
間区間A1〜A8に分割されている。区間A1の
始めから終りまでの波形をW1/W2と称する
と、この波形W1/W2は入力波X2の特徴を最
もよく表現できる内容を含んでいる。
T9に分割する。この実施例では波形は8つの時
間区間A1〜A8に分割されている。区間A1の
始めから終りまでの波形をW1/W2と称する
と、この波形W1/W2は入力波X2の特徴を最
もよく表現できる内容を含んでいる。
しかしながら、この波形W1/W2の時間長さ
は通常10ミリ秒と短いものであるので、この波形
W1/W2を引き伸す処理を行う。この処理は回
路中の中央制御部73を用いるが、第6図に示す
ように波形W1/W2に続けてこの波形を折り返
した波形W1/W2を生成して波形W1/W2に
続ける。これによつて波形W1/W2とW2/W
1の接合部は極めてスムーズに連結される。次に
波形W2/W1に続けて再び波形W1/W2を接
続し、以下この処理をくり返す。
は通常10ミリ秒と短いものであるので、この波形
W1/W2を引き伸す処理を行う。この処理は回
路中の中央制御部73を用いるが、第6図に示す
ように波形W1/W2に続けてこの波形を折り返
した波形W1/W2を生成して波形W1/W2に
続ける。これによつて波形W1/W2とW2/W
1の接合部は極めてスムーズに連結される。次に
波形W2/W1に続けて再び波形W1/W2を接
続し、以下この処理をくり返す。
第6図はくり返してを8回行つた例を示してお
り、区間A1が10ミリ秒であるとすると、波形W
1/W2を80ミリ秒まで引き伸したものを得るこ
とができる。この信号はパラレル入出力ポート7
5から出力56側へ出力されて音声判別回路47
へ送られる。
り、区間A1が10ミリ秒であるとすると、波形W
1/W2を80ミリ秒まで引き伸したものを得るこ
とができる。この信号はパラレル入出力ポート7
5から出力56側へ出力されて音声判別回路47
へ送られる。
次に主として第7図を参照して波形X2を処理
する態様を具体的に説明する。
する態様を具体的に説明する。
まず、スタートし、一次記憶装置45のRAM
71に入力された波形X2は区間A1……(代表
してAiと記す)毎にデータとして記憶されてお
り、まず取出し個数を零(A0)とする(ステツ
プS10)。次いで中央制御部73は、一番目(A
1すなわちi+1)取出し(ステツプS11)、折
り返しか否かを判断する(ステツプS12)。iが
奇数の場合は折り返す必要がないので(NO)、
そのデータを出力し、音声判別回路47に送る
(ステツプS13)。今第6図に示すように合計8個
の波形W1/W2、W2/W1を生成するものと
すると、トータル数N=8であり、前記の出力し
た回数がN=8以上か以下かを判断する、(ステ
ツプS14)今は1回目であり、1<9であるから
NOである。したがつてステツプS11において、
再び波形W1/W2を取り出す。今度は2回目で
あるからステツプS12はYESを判断し、波形を方
向反転して折り返す(ステツプS15)。そして折
り返した波形W2/W1を出力する(ステツプ
S13)。このようにして、8回出力したならばト
ータル回数が8となりステツプS14においてYES
となり作業は終了する。
71に入力された波形X2は区間A1……(代表
してAiと記す)毎にデータとして記憶されてお
り、まず取出し個数を零(A0)とする(ステツ
プS10)。次いで中央制御部73は、一番目(A
1すなわちi+1)取出し(ステツプS11)、折
り返しか否かを判断する(ステツプS12)。iが
奇数の場合は折り返す必要がないので(NO)、
そのデータを出力し、音声判別回路47に送る
(ステツプS13)。今第6図に示すように合計8個
の波形W1/W2、W2/W1を生成するものと
すると、トータル数N=8であり、前記の出力し
た回数がN=8以上か以下かを判断する、(ステ
ツプS14)今は1回目であり、1<9であるから
NOである。したがつてステツプS11において、
再び波形W1/W2を取り出す。今度は2回目で
あるからステツプS12はYESを判断し、波形を方
向反転して折り返す(ステツプS15)。そして折
り返した波形W2/W1を出力する(ステツプ
S13)。このようにして、8回出力したならばト
ータル回数が8となりステツプS14においてYES
となり作業は終了する。
なお、本発明の実施に際して区間A2の波形を
同様に処理して連続させてもよい。
同様に処理して連続させてもよい。
[まとめ]
本発明は以上のように打撃音の振幅の特徴部分
を時間的に伸長するに際して、区分した波形を反
転して接続していくので、接続部をスムーズに成
形することができ、標準のパターンとの比較をよ
り確実なものとすることができる。さらに市販の
音声認識機器を使用することができるので、安価
で小型、軽量な検知システムを提供できるもので
ある。
を時間的に伸長するに際して、区分した波形を反
転して接続していくので、接続部をスムーズに成
形することができ、標準のパターンとの比較をよ
り確実なものとすることができる。さらに市販の
音声認識機器を使用することができるので、安価
で小型、軽量な検知システムを提供できるもので
ある。
第1図は本発明の基礎となる壁面タイル剥離検
知装置の説明図、第1a図はその打撃部分の説明
図、第2図は公知の音声判別装置を示すブロツク
図、第3図は本発明の一実施例を示すブロツク
図、第4図は第3図に示すブロツク図の要部の詳
細を示すブロツク図、第5図は打撃音の波形を示
す図、第6図は本発明により生成された波形を示
す図、第7図は本発明のフローチヤートを示す図
である。 42……マイク、45……一次記憶回路、46
……繰返し波形生成回路、47……音声判別回
路、51……打撃荷重入力処理回路、52……打
撃音入力処理回路、71……ランダムアクセスメ
モリ、72……リードオンリーメモリ、73……
中央処理部。
知装置の説明図、第1a図はその打撃部分の説明
図、第2図は公知の音声判別装置を示すブロツク
図、第3図は本発明の一実施例を示すブロツク
図、第4図は第3図に示すブロツク図の要部の詳
細を示すブロツク図、第5図は打撃音の波形を示
す図、第6図は本発明により生成された波形を示
す図、第7図は本発明のフローチヤートを示す図
である。 42……マイク、45……一次記憶回路、46
……繰返し波形生成回路、47……音声判別回
路、51……打撃荷重入力処理回路、52……打
撃音入力処理回路、71……ランダムアクセスメ
モリ、72……リードオンリーメモリ、73……
中央処理部。
Claims (1)
- 1 建築物の壁面に取付けられたタイル面を打撃
し、その際発生する打撃音を受信して、その受信
した信号によつてタイルの剥離の状態を判別する
壁面タイルの剥離検知方法において、受信した打
撃音の信号を一次記憶し、その一次記憶した打撃
波形信号を複数区間に時間分割して、その区間内
の波形信号を1回毎に反転して接続し、これを必
要回数くり返して、時間伸長した信号を生成し、
登録された信号と比較することを特徴とする壁面
タイルの剥離検知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59247989A JPS61126465A (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 壁面タイルの剥離検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59247989A JPS61126465A (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 壁面タイルの剥離検知方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61126465A JPS61126465A (ja) | 1986-06-13 |
JPH0327068B2 true JPH0327068B2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=17171536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59247989A Granted JPS61126465A (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 | 壁面タイルの剥離検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61126465A (ja) |
-
1984
- 1984-11-26 JP JP59247989A patent/JPS61126465A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61126465A (ja) | 1986-06-13 |
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