JPH0327057A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0327057A
JPH0327057A JP1161850A JP16185089A JPH0327057A JP H0327057 A JPH0327057 A JP H0327057A JP 1161850 A JP1161850 A JP 1161850A JP 16185089 A JP16185089 A JP 16185089A JP H0327057 A JPH0327057 A JP H0327057A
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Pending
Application number
JP1161850A
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English (en)
Inventor
Tadafumi Shimizu
忠文 志水
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真プロセスを用いてハードコピー画像
を形成する画像形成装置に関する.〔従来の技術〕 従来より、電子写真プロセスは、複写機、ファクシ漬り
、レーザビームやL已Dアレイなどによる光学式プリン
タなどの画像形成装置におけるハードコピー画像の形威
手法として広く用いられている. 電子写真プロセスは、感光体の表面を一様に帯電させる
帯電プロセス、画像情報に応じて感光体の表面を露光す
ることにより部分的に帯電荷を除電して潜像を形成する
露光プロセス、潜像に現像剤中のトナーを付着させてト
ナー倣を形成する現像プロセス、トナー像を記録用紙に
転写する転写プロセス、及び記録用紙に転写されたトナ
ー像を定着させる定着プロセスからなる. 電子写真プロセスを用いた画像形成装置では、適正(す
なわち標準的)な濃度のハードコピー画像が得られるよ
うに、予め上述の各プロセスのそれぞれに対する物性値
(感光体の表面電位、露光量、トナー濃度など)が定め
られ、その物性値に応じて各機構部の動作が規定されて
いる。
しかしながら、通常は、使用頻度や設置場所の環境など
に起因して特定の物性値が定められた値から次第に隔た
るようになる.つまり、感光体への不純物の付着、露光
用ランプの劣化、光学系の逅ラーの汚れ、制御回路の回
路定数の経年変化などにより、画像の濃度が漸次変化す
る.なお、突発的な濃度の変動が起こることもある.こ
のため、サービスマンは、例えば定期点検時において画
像形成装置を動作させ、その時点で形威されたハードコ
ピー画像を見て濃度を確認し、必要に応じて、清掃、部
品交換、ディップスイッチの操作による各機構部に対す
る設定値の変更などの対処を行っている. (発明が解決しようとする課題〕 従来の画像形成装置では、サービスマンは、点検時の以
前における動作状J!!(コンディシッン)に対応した
ハードコピー画像の濃度を確認することができない. すなわち、点検時の濃度と適正濃度との間に差があって
もその差が急に生じたのか又は徐々に生じたのかを知る
ことができないので、濃度の変化の原因(不具合箇所)
を見極め、的確な処置を行うことが困難であるといった
問題があった.このため、取りあえず適正な濃度のハー
ドコピー画像を得るための対症的な処置が施された場合
には不具合の悪化が増進されることがあった.本発明は
、上述の問題に鑑み、形威されるハードコピー画像の濃
度の変化の原因を見極めて適正濃度を得るための的確な
処置を施すことのできる画像形威装Iを提供することを
目的としている.また、他の目的は、設置場所から離れ
た場所において、形威されるハードコピー画像の濃度の
検知を可能とし、点検作業の要否の判断を行うことので
きる画像形威装置を提供することである.〔課題を解決
するための手段〕 上述の課題を解決するため、請求項1の発明は、電子写
真プロセスを用いてハードコピー画像を形威する画像形
成装置であって、電子写真プロセスに伴う物性値を測定
するためのセンサー手段と、前記センサー手段の出力に
基づいて前記ハードコピー画像の推定濃度に対応した濃
度データを出力する濃度算出手段と、前記濃度データを
記憶する記憶手段とを設けたことを特徴として構威され
る.請求項2の発明は、上述の構威に加えて、前記記憶
手段から読み出した前記濃度データに基づく前記推定濃
度を表示するための表示手段を設けたことを特徴として
構威される. 請求項3の発明は、請求項1の発明の構威に加えて、通
信回線によって当該画像形成装置の動作状態を管理する
ための外部の管理装Iに接続され、前記記憶手段から読
み出した前記濃度データを前記管理装置へ送信するよう
にしたことを特徴として構威される. 〔作 用〕 センサー手段は、電子写真プロセスに伴う物性値を測定
する. 濃度算出手段は、センサー手段の出力に基づいてハード
コピー画像の推定濃度に対応した濃度データを出力する
. 記憶手段は、濃度データを記憶する. 表示手段は、記憶手段から読み出した濃度データに基づ
く推定濃度を表示する. また、濃度データは、記憶手段から読み出され、当咳画
像形成装置の動作状態を管理するための外部の管理装置
へ送信される. 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する. 第1図は複写機Aの要部を示す正面断面図である. 同図において、感光体ドラム5は矢印Maの方向に一定
の周速度Vで回転可能に配置され、その周囲には、電子
写真プロセスのための、帯電チャージャ6、像間イレー
サ10、現像装置7、転写チャージャ28、分離チャー
ジャ29、クリーニング装置9、及びメインイレーサ8
が配設されている.また、露光位置X2と像間イレーサ
10との間には、感光体ドラム5の表面電位を測定する
ための表面電位計90が設けられ、分離チャージャ29
とクリーニング装置9との間には、基準トナー像の濃度
を測定するために発光素子19a及び受光素子19bか
らなる反射型のフォトセンサー19が設けられている. 感光体ドラム5の表面は、帯電チャージャ6を通過する
ことにより一様に帯電され、露光位置X2にて光学系2
0により露光される.露光により感光体ドラム5の表面
電荷は部分的に除電され、感光体ドラム5の表面に原稿
Dに対応する潜像が形威される.潜像以外の部分の表面
電荷は、像間イレーサlOによって消去される. 光学系20は、原稿台ガラスl上に載置された原稿Dを
照射する露光ランブ21、原稿Dからの反射光Bを露光
位置X2へ導くためのミラー22a −= d、及び投
影レンズ23から構威されている.原稿Dに対する露光
走査時には、露光ランプ21及びξラー22aは矢印M
bの方向に速度v / m(mは複写倍率)で移動し、
ミラー22b.22Cは速度v / 2 mで移動可能
とされている.感光体ドラム5の表面に形成された潜像
は、現像装置7により現像されてトナー像として顕像化
される. 現像装置7は、磁性キャリアと!!!i縁性のトナーと
の混合物からなる現像剤を用い、周知の磁気ブラシ方式
によって現像位lX3を通過する潜像(電荷存在部分す
なわち非露光部分)にドナーを付着させる、いわゆる正
転現像を行なう.現像槽70の内部には、磁気ローラ7
2を内蔵した現像スリーブ71、穂高規制板73、パケ
ットローラ74、スクリエーローラ75が設けられ、ス
クリューローラ75の下方にはI・ナー濃度センサー8
0が配置されている. バケットローラ74が矢印Mcの方向に回転すると、現
像剤は現像スリーブ71の外周面に磁気ローラ72の磁
力で吸着され、現像スリーブ71の矢印Mdの方向への
回転に基づいて現像位置X3へ搬送される.トナー濃度
センサー80は現像剤の透磁率から現像剤の全体に対す
るトナーの重量比T/C[wt%]を測定するためのも
のである. 現像槽70の上部にはトナータンク76が設けられ、そ
の底部にはトナー補給ローラ77が設けられている.ト
ナー補給ローラ77が補給モータ78によって回転駆動
されると、トナータンク76からスクリューローラ75
ヘトナーが補給される.補給されたトナーは、スクリュ
ーローラ75の回転により既に現像槽70の内部に存在
する現像剤と攪拌混合されてパケットローラ74に送ら
れる.ここでの攪拌混合により摩擦帯電が生じ、磁性キ
ャリア及びトナーは互いに異極性の電荷を帯びる.負極
性のトナーは、現像位置X3において、感光体ドラム5
の表面電荷との静電吸着によって感光体ドラム5の表面
に付着する.このとき感光体ドラム5の表面の残留電荷
(露光部分に残った電荷)によるトナーの付着を防止す
るため、現像スリーブ71には所定電圧の現像バイアス
VBが加えられる. 一方、タイミングローラ30により感光体ドラム5の回
転とタイミングをとりつつ用紙Pが搬送され、転写位置
X4にて転写チャージャ28により用紙Pトナー像かに
転写される.トナー像が転写された用祇Pは、分離チャ
ージャ29により感光体ドラム5から分離され、図外の
定着装置へ送られる. その後、感光体ドラム5の表面は、クリーニング装置9
によって残余のトナーが取り除かれ、メインイレーサ8
により残留電荷が除去されて次回の露光に備えられる. 第2図は光学系20の一部を拡大して示す図である. 露光ランプ21及びミラー22aを支持するスライダユ
ニット24は、複写動作時において、上述のように原稿
Dを露光走査するために原稿台ガラス1の下方で往復移
動可能に設けられ、また、後述する画像調整時において
、調整位置yt又はY2に置かれる. 複写機Aの本体上部カバー26の下面には、調整位置Y
l,Y2に対応するように調整用シール25a.25b
が貼り付けられている.li整用シール25aは通常の
原稿祇の地肌(白地〉に相当する反射率を有しており、
調整用シール25bは灰色の地肌(ハーフトーン画像)
に相当する反射率を有している. 第3図は帯電チャージャ6及び出力回路202の構戒を
示す図である. 帯電チャージ中6は、チャージワイヤ61、安定板64
、メッシェ状のグリッド63から構威されたスコロトロ
ン方式のチャージャである.チャージワイヤ61には、
後述する第I CF’U201によりオンオフ制御され
る高圧トランス62から一定の高電圧が供給される.グ
リッド63は、出力回路202内の直列接続のバリスタ
65a − iを介して接地されており、バリスタ65
a〜hのそれぞれの両端子間は短絡スイッチSWI〜8
によって短絡可能とされている.第I CPU201か
らの制御信号によって各短絡スイッチSW1〜8をオン
オフすることにより、グリッド63の電位が制御される
.これにより、チャージワイヤ6lから感光体ドラム5
の表面に向かう電荷量が制御され、感光体ドラム5の表
面電位が設定される. 第4図は帯電チャージャ6の設定レベルを示す図である
.本実施例では、バリスタ65a−hの定格電圧は15
ボルト、バリスタ651の定格電圧は790ボルトに設
定され、感光体ドラム5の表面電位は、標準となるレベ
ル5を中心に15ボルトピッチでレベル1〜9の9段階
の設定が可能である.例えばレベル5では、感光体ドラ
ム5の表面電位が650ボルトとなるように短絡スイッ
チSWI〜4をオンとする制御が行われる.なお、パリ
スタ65amhの定格電圧を互いに異ならせ、レベル数
を増大させることも可能である.なお、以下の説明では
、帯電チャージャ6の設定レベルのことをrHVレベル
」という.第5図は複写機Aの制御回路200のブロッ
ク図である. 制御回路200は、複写機Aの全体的な制御を行う第I
CPU201,時計aP:.をもつ第2CPU221、
RAM209,210、ROM2 1 1などを有して
いる.一方のRAM2 0 9は図外のメイン電源によ
りバックアップされ、メイン電源をオフすると初期化さ
れる.また、他方のRAM210は、バッテリーにより
バックアップされ、RAM2 1 0に書き込まれたデ
ータはメイン電源のオンオフに係わらず保持される.2
l2〜2l4はRAM209,210、ROM2 1 
1のそれぞれと第ICPU201とを接続するデータパ
スである. 第ICPU201には、上述の表面電位計90の出力電
圧VD,  トナー濃度センサー80の出力電圧VT、
及びフォトセンサー19の出力電圧■Pが、それぞれA
/D変換器205〜207によってデジタル信号に変換
されて入力され、また、露光ランプ21を点灯させるた
めの露光ランプ電源50、及び現像バイアスVBを印加
するための高圧電源40には、第ICPU201からD
/Af:換器203,204を介して制御信号が加えら
れる.208は補給モータ78を駆動するための電源、
216は後述する操作パネル100と第ICPU201
との間でデータの送受を行うためのインターフェイスで
ある. また、223は後述する外部の管理装置227との通信
のためのオンラインコントローラである.第9図は感光
体ドラム5の表面電位VHと表面電位計90の出力電圧
VDの関係を示すグラフである. 同図に示されているように、表面電位V}{が70ボル
トであれば、出力電圧VDは0.35ボルト、同様に表
面電位VHが350ボルトのとき出力電圧VDは1.7
5ボルト、表面電位VHが650ボルトのとき出力電圧
VDは3.25ボルトとなる。表面電位VHにおける7
0,350.650ボルトは、複写機Aでの明電位VR
,グレイ電位vi,及び暗電位VOのそれぞれに対する
標準値とされている. 明電位VRとは、露光により除電された部分(原稿Dの
白地部に対応する部分)に相当する電位であり、最良の
状態であっても残留電荷により0ボルトにはならない.
明電位VRぱ、110ボルト以下であれば、適正であり
、110ボルトを越えて150ボルトまでは不適正であ
るが異常ではなく、150ボルトを越えた場合は異常で
ある.なお、本実施例においては、調整用シール25a
に対応する露光部分の電位を明電位VRとしている。
グレイ電位Viとは、調整用シール25bに対応する露
光部分の電位であり、暗電位vOとは、感光体ドラム5
の表面における非露光部(黒の部分)に対応する部分の
電位である. これらグレイ電位vi、暗電位vO,及び現像バイアス
VBは、明電位VRを基準にして定められる.すなわち
、上述の感光体ドラム5及び現像装置7などの形状、材
質などから規定される標準の電子写真プロセス条件に対
応する最適値は、式(1)〜(3)で示される. VB−VR+150    ・ (1)Vl−VB+1
30    ・−(2)VO−VB+430    ・
 (3)第10図は現像バイアスVBの設定レベルを示
す図である. 式(1)のように、現像バイアスVBと明電位VRとの
差としては150ボルトが最適である.150ボルトよ
り小さくなると、露光部分(残留電荷のある部分)への
トナー付着、いわゆる地肌汚れが生じ、逆に150ボル
トより大きくなると、磁性キャリアの付着が生じる. そこで、本実施例では、明電位VRの変動に対応できる
ように、標準となる現像バイアスVB(220−70+
150ボルト)を目標値とするレベル5を中心にlOボ
ルトピッチで9段階の現像バイアスVBの設定が可能で
ある.なお、以下の説明では、現像バイアスVBの設定
レベルのことをrVBレベル」という. 第6図はトナー重量比T/Cとトナー濃度センサー80
の出力電圧VTの関係を示すグラフである. 標準の電子写真プロセス条件(標準値)として規定され
ているトナー重量比T/Cの値は5[wt%]であり、
このときのトナー濃度センサー80の出力電圧VTは2
.85ボルトである.この標準値をトナー重量比T./
Cの設定値として複写動作を行う場合には、第I CP
U2 0 1は、基準電位となる2.85ボルトと出力
電圧VTo値との比較を行う.出力電圧VTO値がr2
.85Jよりも大きいとき、つまり、トナー重量比T/
Cが標準値を下回るときには、第1cPU201は補給
モータ78の電源208をオンしてトナー補給を行ない
、トナー重量比T/Cを標準値に近づける. ゜このようにトナー重量比T/Cを設定値に保持する制
御は、複写動作時において随時行われるが、トナー重量
比T/Cの設定値は、後述する画像調整処理における自
己診断に基づいて変更される.第7図はトナー重量比T
/Cの設定レベルと暗電位vO及びグレイ電位Viの関
係を示す図である.本実施例では、トナー重量比T/C
の設定値はレベル1〜4の4段階の設定が可能である.
なお、以下の説明では、トナー重量比T/Cの設定レベ
ルのことをrT/Cレベル」という.一般にトナー重量
比T/Cの値が大きくなるにしたがって現像効率が高ま
るので、感光体ドラム5と現像スリーブ71との間の電
位差を小さくした場合であっても、トナー重量比T/C
を大きくすることによって適正濃度のハードコピー画像
を得ることが可能である.そこで、後述する画像調整処
理では、標準のトナー重量比T/C、つまり、T/Cレ
ベル「1」において帯電チャージャ6の出力調整が限界
になった場合には、T/Cレベルが変更される.ただし
、トナー重量比T/Cが8[wL%]を越えると、バケ
ットローラなどに過剰の駆動トルクが加わり、また現像
槽70からトナーが溢れ出るなどの弊害が生じるため、
トナー重量比T/Cの上限値は9[wt%〕に規定され
ている. 第11図は露光量の設定レベルを示す図である.露光量
は露光ランプ電源50から露光ランプ2lへ供給される
点灯電力を制御することによって設定される.複写機A
では、2.00 [Lux・see]を目標値とするレ
ベル5を中心に1.6〜2.4 [Lux−see]の
範囲で9段階の設定が可能である.なお、以下では、露
光量の設定レベルのことをrEXPレベル」という.第
8図はフォトセンサ19の出力電圧vPと推定濃度ID
の関係を示すグラフである.このグラフは、感光体ドラ
ム5上のトナー像の濃度と、そのトナー像を用紙Pに転
写定着したハードコピー画像について実測した濃度との
関係に対応する.例えば、出力電圧vPの値が「2.5
」であれば、形威されるハードコピー画像の濃度は1.
0[マクベス]であると推定できる.グラフデータGD
は予めROM2 1 1に格納されている。
第ICPU201は、ROM2 1 1のデータを参照
し、フォトセンサ19の出力電圧vPに基づいて複写動
作において形威されるハードコピー画像の推定濃度ID
を算出する.つまり、電子写真プロセスに伴う物性値の
1つであるトナー像の濃度(トナー像の反射率)に基づ
いて、オペレータが目視することになるハードコピー画
像の濃度が推定される. 第12図は複写機Aの操作バネル100の一例を示す平
面図である. 操作バネル100は、複写枚数や濃度などの複写条件を
設定するための操作部219a、各部の状態の表示に関
係する表示操作部219bに区分される. 操作部219aには、複写動作をスタートさせるための
プリントキー101、複写枚数などを表示する7セグメ
ントLED102、それぞれ1,2.・・・9.0の数
値に対応するテンキー104〜113、複写条件の設定
を解除するためのクリア・ストップキー103、複写画
像濃度を段階的に変更し設定するためのアップ及びダウ
ンキー114.115、複写画像濃度を表示する5濃度
表示部116などが配夏されている. また、表示操作部219bには、液晶ディスプレイから
なるメッセージ表示部117、サービスマン用キー11
8〜124が配置されている.サービスマン用キー11
8〜124は、後述するように、RAM2 1 0に格
納された管理情報の表示操作やデータ処理操作などのサ
ービスマンによるメンテナンスにおいて主に使用される
.なお、サービスマン用キー118〜124は、通常で
の操作が行えないようにカバーにより被うか、又は本体
内に設けるようにしてもよい. 第13図は管理ネットワークシステム500の概略の構
戒を示すブロック図である. 管理ネットワークシステム500は、被管理装置となる
5台の同型の複写機A,A・・・と管理装置227とを
電話回線230を用いてオンライン化したもので、5台
の内の3台は、自動交換機225a及び内部回線229
a〜Cにより内線網が構威された建物Bl内に設置され
ており、他の2台はそれぞれ建物B2,B3内に設這さ
れ、自動交換機225b,225cを介して電話回線2
30に接続されている. 各複写機A,A・・・では、第ICPU201による通
信処理が適時実行され、それぞれの動作状態を示す管理
情報がサービスステーシッンSSへ送信される.サービ
スステーションSSでは、送られてきた管理情報が自動
交換機226を介して管理装置227へ入力される。サ
ービスマンは管理装置227へ入力された各複写機A,
A・・・の管理情報を表示又はプリントさせることによ
り、各複写機A,A・・・の動作状態を確認することが
できる.これにより、各複写4ilA,A・・・の設置
場所と異なる場所において、各複写機A,A・・・に対
するメンテナンスの要否の判断を行うことができる.次
に、第14図〜第21図のフローチャートに従って複写
機Aの動作を説明する. 第14図は第I CPU20 1の動作を概略的に示す
メインフローチャートである. 電源が投入されてプログラムがスタートすると、まず、
ステップ#1で各部の初期設定を行い、ステップ#2で
、第1cPU201の1ルーチンの長さを規定するため
の内部タイ゛7−のセットを行う. ステップ#3では、操作パネル100の操作キー、各部
のセンサーやスイッチ類からの信号を受け付ける入力処
理を行う. 続いて、i!i倣調整処理(ステップ#4)、警告表示
・複写禁止処理(ステップ#5)、データ書き込み処理
(ステップ#6)、データ表示処理(ステップ#7)、
データ送信処理{ステップ#8}を順次実行した後に、
ステップ#9において、複写動作を実行する. 次のステップ#10では、第2CPU221との通信処
理を行う. これらの処理を実行した後、ステップ#11で、内部タ
イマーの待ち合わせを行い、ステップ#2へ戻る.これ
により、1ルーチンの長さが一定に保たれ、電源が投入
されている間は、ステップ#2〜ステップ#1lの処理
が繰り返される.第15図(a)〜(d)は上述のステ
ップ#4の画像調整処理のフローチャートである.この
ルーチンは、複写機Aの動作状態が、適正状態、不通正
状態、及び異常状態のいずれの状態であるかを判断する
自己診断に基づいて、感光体ドラム5の周囲の各装置に
対する設定を行う画像調整のための設定処理(ステート
「1」〜ステー}rl5J)と、自己診断によって得ら
れた各部の状態を示す状態データを記憶する状態記憶処
理(ステー}rl6J〜ステー} r22」)とから構
威されている. このルーチンでは、最初にステップ#101でステート
のチェックを行い、ステートに応じて以下のような処理
を実行する. ステート「1」においては、ステップ#11lで、現時
点のT/CレベルをRAM209から読み出す. 次に、T/CレベルがrlJであるか否か、すなわち、
標準のT/Cレベルに設定されているか否かをチェック
し(ステップ#112)、イエスであればステップ#1
13でステートを「2」とする.ステップ#112でノ
ーであれば、ステップ#1l4で、T/Cレベルを「1
」に設定した後にステップ#113を実行する. ステート「2」においては、ステップ#121で、帯電
チャージ中6をオンして感光体ドラム5を回転させ、H
Vレベルを順次変更して各HVレベルrl」〜「9』に
おける暗電位vOの測定を行う. ステップ#122では、ステップ#121での測定値、
つまり表面電位計90の出力電圧VDの値が、暗電位v
Oの標準値(650ボルト)に対応する3.25ボルト
に最も近い値となったHVレベルrxl」 (HVレベ
ル「1」〜「9」の中のいずれか)を選択する.そして
ステートを「3」とする(ステップ#l23). ステート「3」においては、ステップ#131で、前の
ステート「2」で選択したHVレベル「x1」での出力
電圧VDの値rVDxl」が2.0ボルト以上であるか
否かをチェックする。すなわち、暗電位■0が複写動作
を可能とする下限値(400ボルト)以上であるか否か
をチェックする.ステップ#131でイエスであれば、
ステップ#132で、仮のHVレベルとしてHVレベル
rx1)を設定する. ステップ#131でノーの場合は、帯電チャージ中6の
チャージワイヤ61の断線などの重大な不具合(トラブ
ル)が発生しており、複写動作の実行は不可能である.
すなわち、複写機Aの動作状態は異常状態である.この
場合には、ステートを「2l」とする(ステップ#l3
4)。
ステート「4」においては、光学系20のスライダユニ
ット24を上述の調整位置Y1に停止させ(ステップ#
141)、ステートを「5」とする(ステップ#142
), ステート「5」においては、まず、ステップ#151で
、EXPレベルを順次変更して調整用シール25aを照
射し、各EXPレベル「1』〜『9」における明電位V
Rの測定を行う.次に、ステップ#152では、ステッ
プ#15lでの測定値である表面電位計90の出方電圧
VDの値が、明電位VRの標準値(70ボルト)に対応
する0.35ボルトに最も近い値となったEXPレベル
「x2」を選択する.そしてステートをr6,とする(
ステシブ#153).ステート「6jにおいては、ステ
ップ#161で、EXPレベル「x2」での出力電圧V
Dの値’VDX2Jが0.75ボルト以下であるか否か
をチェックする.すなわち、明電位voが複写動作を可
能とする上限値(15oボルト)以下であるか否かをチ
ェックする. ステップ#161でノーの場合には、露光ランブ2lの
故障などのトラブルが発生しており、複写動作は不可能
である.すなわち、複写機Aの動作状態は異常状態であ
る.この場合には、ステップ#l66へ移ってステート
を「22」とする.ステップ#l61でイエスであれば
、ステップ#l62で、仮のEXPレベルとしてEXP
レベル「x2」を設定する. 続くステップ#163で、実測値rVDx2」が0.5
5ボルト以下であるか否かを判断する.ステップ#16
3でイエスであれば、上述の式(1)を満たす現倣バイ
アスVBの設定が可能であり、適正な画質の複写H倣を
形威することができる.複写11Aの動作状態は適正状
態である.この場合にはステップ#164でステートを
「7」とする. ステップ#163でノーの場合には、複写動作の実行は
可能であるが、調整限界であるVBレベル「9」を選択
したとしても式(1)を満たす現像バイアスVBを設定
することは不可能であり、複写画像の画質が不適正とな
る恐れがある.したがって、複写機Aの動作状態は不適
正状態となる.この場合にはステートを「1日」とする
(ステップ#165). ステート「7」においては、電子写真プロセス条件の1
つである現像バイアスVBが定められる.すなわち、上
述の実測値rVDx2」に対応する明電位VRの値rV
Rx2」を算出し、現像バイアスvBの目標値がrVR
x2+150」ボルトに最も近くなるVBレベル「x3
」を選択し(ステップ#171)、VBレベルとしてV
Bレベル「x3」を設定する(ステップ#172),例
えば、実測値ryDx2」が0.35ボルトであったと
すると、これに対応する明電位VRの値’VR x 2
 Jは最適値の70ボルトであり(第9図参照)、22
0 (70+150)ボルトを目標値とするVBレベル
「5」 (第10図参照)の設定が行われる.そしてス
テップ#173ではステートを「8」とする. ステート「8」においては、まず、ステップ#181で
、VBレベル「x3」での現像バイアスVBの値rVB
x3Jを式(3)に代入して暗電位VOの目標値ryo
x4」に対応する出力電圧VDの計算値rVDx4」を
算出する.次に、ステップ#182で、値rVBx3」
を式(2)に代入してグレイ電位Vtの目標値「V1x
6」に対応する出力電圧VDの計算値rVDX6Jを算
出する.そして、ステップ#183でステートを「9」
とする. ステート「9」においては、上述のステートr2,のス
テップ#121での測定値(出力電圧VDの値)が計算
値rVDx4」に最も近いHVレベル「x5」を遍沢し
(ステップ#191)、ステートを「10」とする(ス
テップ#192).ステー}rlOJにおいては、先ず
ステップ#201で、実際の暗電位vOが計算により求
めた目標値に応じて定まる適正範囲内の値であるか否か
を確認する.すなわち、HVレベル「x5」に対応する
出力電圧VDの実測値rvDx!lzと計算値「vDx
4」との関係が、次の式(4)を満たすか否かをチェッ
クする. VDx5≧VDx4=0.25 [V] = (4)な
お、出力電圧VDにおける0.25ボルトの差は表面電
位VHに換算すると50ボルトの差となる. ステップ#201でイエスであれば、暗電位■0は適正
であるので、HvレベルとしてHVレベル「X5」を設
定し(ステップ#202)、ステ一トを「11」とする
(ステップ#203).ステップ#201でノーの場合
には、ステップ#204でステートを「l4」とする.
この場合は、暗電位VOが適正値よりも低く、動作状態
は不適正状態である.この不適正状態において複写動作
が実行されると、トナーの付着量が少なく淡い画像が形
威される. ステート「l1」においては、スライダユニット24を
調整位置Y2に停止させ(ステップ#211)、ステー
トを「12」とする(ステップ#2 1 2) . ステー}rl2Jにおいては、まず、ステップ#221
で、EXPレベルを順次変更して調整用シール25bを
照射し、各EXPレベル「1』〜「9」におけるグレイ
電位Vtの測定を行う.次に、前のステップ#221で
の測定値である出力電圧VDの値が、上述の計算値rV
Dx64に最も近い値となったEXPレベル「x7」を
選択し(ステップ#221)、EXPレベルとしてEX
Pレベル「x7」を設定する(ステップ#222〉.そ
して、ステップ#223でステートを「13』とする. ステー}rl3Jにおいては、ステップ#231で、実
際のグレイ電位v1が計算により求めた目標値rVix
6」に応じて定まる適正範囲内の値(V i x B±
10ボルト)か否かを確認する.すなわち、EXPレベ
ル「x7」に対応する出力電圧VDの実測値rvDx7
」と計算値rVDχ6」との関係が、次の式(5)を満
たすか否かをチェックする. VDx6−0.05≦VDx7≦VDx6+0.05 
[V](5) ステップ#23lでイエスであれば、グレイ電位vOは
適正であり、ステップ#232へ進んでステートを「l
6』とする. ステップ#231でノーの場合には、グレイ電位vOは
不適正であり、ステップ#233でステートを「17」
とする. ステート「14』は、上述のステート「10」において
暗電位■Oが不適正であると判断された場合に実行され
る.ステップ#24lで、チャージワイヤ6lの清掃状
態を示すチャージ中フラグFC,Iが「0」であるか否
かをチェックする.ステップ#24lでイエスの場合は
、チャージワイヤ61の清掃が行われておらず、暗電位
vOが不適正である原因はチャージャイヤ61の汚れと
考えられる.そこで、ステップ#242で、チャージワ
イヤ6lの清掃を実行する.その後、ステップ#243
で、チャージャフラグFCMを「1」にセットし、ステ
ップ#244でステートを「2Jとする.したがって、
ステップ#241でイエスの場合には、チャージャイヤ
61の汚れを落とした状態で、再度、ステート「2」以
降の各処理が実行される. ステップ#24lでノーの場合は、既にチャージワイヤ
61の清掃が行われているにも係わらず適正な暗電位v
Oが得られない場合である.この場合には、ステップ#
245で、ステートを「15」とする. ステート「15」においては、まず、ステップ#25l
で、T/Cレベルの変更回数nが「3」であるか否かを
チェックする. ステップ#251でノーの場合には、ステップ#252
へ進み、T/Cレベルを1レベルだけアップさせる.す
なわち、トナー重量比T/Cが大きくなるようにT/C
レベルの設定変更を行う.例えば、現状の設定がT/C
レベル「1』であれ&;l’ T / Cレベル「2」
に変更する.次に、ステップ#253で、変更回数nを
現状の値に1を加えた値とし、ステップ#254で、ス
テートを「8』とする. したがって、ステップ#251でノーの場合には、第7
図に示したように、新たなT/Cレベルに対応した暗電
位vO及びグレイ電位Viの各目標値が算出され、その
目標値に基づいて適正な画像が得られるようにMVレベ
ル及びEXPレベルの設定が行われることになる. ステップ#251でイエスの場合は、T/Cレベルとし
てT/Cレベルr4Jが設定されている場合であり、既
にT/Cレベルは調整限界に達しているので、T/Cレ
ベルの変更は行われず、ステップ#255でステートを
「19」とする.ステート「l6」においては、ステッ
プ#261で、変更回数nが「0」であるか否かをチs
yクする.ステップ#261でイエスの場合には、T/
Cレベルとして標準のT/Cレベル「1」が設定されて
いるので、ステップ#262で、T/Cレベルが適正で
あることを示す状態データCoκを記憶する.本ルーチ
ンにおける記憶は、RAM209にデータを格納するこ
とにより行われる.ステップ#26lでノーの場合には
、ステップ#264で、T/Cレベルが不適正であるこ
とを示す状態データC?/Cを記憶する.ステップ#2
62又はステップ#264の実行の後、ステップ#26
3でステートを「20」とする.ステート「17」にお
いては、ステップ#271で、変更回数nが「0」であ
るか否かをチェックし、イエスの場合は、グレイ電位V
iが不適正であることを示す状態データCV!を記憶し
(ステップ#272)、ノーの場合は、状態データCv
▲及び状態データC T/Cを記憶する(ステップ#2
73).ステップ#272又はステップ#273の実行
の後、上述のステップ#263へ進む.ステート「18
」においては、明電位VRが不適正であることを示す状
態データCvlを記憶し(ステップ#2 7 5) 、
上述のステップ#263へ進む. ステート「19」においては、暗電位vOが不適正であ
ることを示す状態データCVOを記憶し(ステップ#2
76)、上述のステップ#263へ進む. ステート「20」においては、上述のようにして設定さ
れた電子写真プロセス条件によるハードコピー画像の濃
度を推定するための処理が実行される. すなわち、ステップ#28lで、露光ランプ2lを消灯
して形威したトナー像(黒色に相当するトナー像)、調
整位置Y1で露光ランプ21を点灯して形威したトナー
像(白色に相当するトナー像)、及び調整位置Y2で露
光ランブ21を点灯して形威したトナー像(灰色に相当
するトナー像)の3種のトナー像の濃度をフォトセンサ
ー19を用いて測定する. 次に、ステップ#282で、フォトセンサーl9の出力
電圧VPと、ROM2 1 1に格納されているグラフ
データGDIとに基づいて、ハードコピー画像の推定濃
度IDを求める演算を行い、黒色、白色、灰色の3種の
ハードコピー画像のそれぞれに対する推定濃度データ1
0.,IDI,IDiを算出する. その後、ステップ#283で、感光体ドラム5周囲の各
装置に対する設定が終了したことを示すための画像調整
終了フラグFCを「1」にセットする. ステー}r21Jにおいては、ステップ#291で、上
述のステート「3」での自己診断に基づき、帯電チャー
ジャ6が異常状態であることを示す状態データC0を記
憶する.そして、ステップ#292で、画像調整終了フ
ラグFCを「l」にセットする. ステート「22」においては、上述のステートr6,で
の自己診断に基づき、露光ランブ2lが異常状態である
ことを示す状態データC E.,を記憶し(ステップ#
293)、上述のステップ#292へ進む. 第16図は第14図のステップ#5の警告表示・複写禁
止処理のフローチャートである.このルーチンにおいて
も、まず、ステップ#30lでステートをチェックし、
ステートに応じて以下の処理を実行する. ステー}r31jにおいては、ステップ#311で、信
号S1の入力の有無をチェックする.信号Slは、操作
パネル100のアップキー114又はダウンキー115
が押されたときに、インターフェイス216を介して第
I CPU2 0 1に入力される.ステップ#3l1
でノーであれば、ステップ#3l5で、ステートを「3
2」とする.ステップ#311でイエスの場合は、オペ
レータが画質の1つの要素である濃度の設定を行った場
合である.この場合には、オペレータは画質に対して特
に注意を払っていると考えられる.このため、複写機A
の動作状態が不適正状態のときには、複写動作の開始以
前に、所望画質の複写画像の形成が困難であることをオ
ペレータに知らせる必要がある. そこで、ステップ#3I2〜ステップ#3l4で、状態
データCvt+ CVl+ Cveがそれぞれ記憶され
ているか否か、つまり、各データがRAM209内にあ
るか否かをチェックする.各ステップ#312〜ステッ
プ#314のいずれかでイエスの場合は、複写機Aの動
作状態は不適正状態である.この場合にはステップ#3
l6へ進む.ステップ#316では、操作パネル100
のメッセージ表示部117に複写機Aの動作状態が不適
正状態である旨の警告表示を行なう.第22図(a)〜
(k)はメッセージ表示部l17の表示画面の一例を示
す図である.第22図(a)は、ステップ#312でイ
エスと判断されたときの表示N面を示しており、不適正
状態の場合のメッセージ文Zlとともに不適正?所を示
す’CvIJの文字が表示されている.ステップ#31
3,314においてもイエスと判断されたときには、さ
らにrC■1、’CvoJの文字が合わせて表示される
. ステートr32Jにおいては、まず、ステップ#321
で、状態データCCNが記憶されているか否かをチェッ
クし、記憶されているときには、ステップ#322で、
第22図(b)に示される異常状態の警告表示を行う.
この場合には、異常状態の場合のメノセージ文Z2とと
もにトラブル箇所(異常箇所)を示す’CCIIJの文
字が表示される. 次に、ステップ#323で、複写動作の開始を禁止する
複写禁止処理を実行する.すなわち、操作パネル100
の各キー101.103〜115の入力を禁止するとと
もにデータ処理に関係する装置を除いて各部の電源をオ
フするための制御を行う. その後、ステップ#324で、ステートを「33」に更
新する. ?テートr33」においては、まず、ステップ・#33
1で、状態データC !IPが記憶されているか否かを
チェックし、記憶されているときには、ステップ#33
2で、第22図(C)に示される異常状態の警告表示を
行う.この場合には、トラブル箇所を示す’CtxrJ
の文字が表示される.なお、このとき既にステップ#3
22で、rCc問の警告表示がなされている場合は、’
 C CMJの下方にrcwxpJの文字表示がなされ
る.ステップ#333では、上述のステップ#323と
同様の複写禁止処理が実行され、ステップ#334で、
ステートを「31」に戻す.第17図(a)〜(C)は
第14図のステップ#6のデータ書き込み処理のフロー
チャートである. ステップ#40lでステートのチェックが行われ、ステ
ートに心して以下の処理が実行される.ステート「41
」においては、まず、ステップ#411で、このルーチ
ンの終了を示す書込み終了フラグPRAMがr■,であ
るか否かを判断す?.ステップ#411でノーの場合に
は、つまり、書込み終了フラグFRAMが「1」の場合
には、直ちにメインルーチンへリターンする.このステ
ップ#4l1を実行することにより、以降の各処理は、
上述の画像調整処理の後に1度だけ実行されることにな
る. ステップ#411でイエスであれば、ステップ#412
で、画像調整終了フラグFCがr■,であるか否かをチ
ェックする. ステップ#412でノーの場合は、つまり、画像調整終
了フラグFCが「1jの場合は、ステップ#413で画
像調整終了フラグFCを「0」としてステップ#414
へ進む. ステップ#4l4で、第2CPU221から日付、曜日
などの時刻情報を示す日時データTDの読み出しを行う
.その後、書込み終了フラグFRAMを「1」とし(ス
テップ#415Lステートを「42」とする(ステップ
#416),ステー}r42Jにおいては、ステップ#
42lで、RAM209に状態データCv+が記憶され
?いるか否かをチェックする. ステップ#421でイエスであれば、ステップ#422
で、後述するようにグレイ電位Vtの不適正に対応して
RAM2 1 0へ日時データTDを書き込んだ回数を
示す回数データklをRAM210から読み出す. 次に、読み出した回数データk1の値に「1」を加えて
新たな回数データklとし(ステップ#423)、その
新たな値の回数データk1をRAM210へ書き込む. 続いて、ステップ#425で、上述のステップ#424
で読み出した日時データTDを、状態データCVLと対
応付けてRAM2 1 0へ書き込み、ステップ#42
6で、ステートを「43」に更新する. ステート「43」〜ステート「47」においては、それ
ぞれ各状態データC,,c,C,■ Cw。,C CI
L+  C tarに対応してステー}r42Jと同様
の処理が行われる. すなわち、RAM209における状態データC?/C 
+ CVII CVIII CC,lI CIIPの格
納の有無のチェック(ステップ#431,441,45
1,461,471)、回数データk2〜6の読み出し
(ステップ#432,442,452,462.472
L回数データk2〜6の更新(ステップ#433,44
3,453,463,473)、回数データk2〜6の
書き込み(ステップ#434,444,454,464
,474)、日時データTDの書き込み(ステップ#4
35,445,455,465,475)、ステートの
更新(ステップ#436,446,456,466.4
76)が実行される. ステートr48Jにおいては、画像調整処理を実行した
回数を示す処理回数データNをRAM210から読み出
し(ステップ#481)、処理回数データNに「1」を
加えてその値を更新し(ステップ#4 8 2) 、更
新した処理回数データNをRAM2 1 0へ書き込み
(ステップ#483)、ステート壱「49」とする(ス
テップ#484).ステート「49」においては、ステ
ップ#491〜ステップ#495の各ステップで、状態
データCoin Cv!* Ctyc + CwII+
 CwmのそれぞれがRAM209にて記憶されている
か否かのチェックを行う.いずれの状態データも記憶さ
れていなければ、ステップ#496で、ステートを「5
0」とする. ステップ#491〜ステップ#495のいずれかでイエ
スの場合には、ステップ#497で、複写機Aの動作状
態の経時変化をtl!認するための管理データCDIを
RAM210に書き込む.管理データCDIは、日時デ
ータTD、ステップ#491〜ステップ#495でイエ
スと判断された状態データ、画像調整処理の終了の後に
測定された3種の表面電位VH(暗電位vO、グレイ電
位Vl、明電位VR)の最終測定値、各設定レベル(V
B,T/C,HV,EXP) 、及び推定濃度データI
 Do ,  I Dt ,  I DIからなる.ス
テー}’50Jにおいては、状態データCCMが記憶さ
れているか否かをチェックし(ステップ#501)、イ
エスであれば、管理データCD2?RAM2 1 0に
書き込み(ステップ#502)、ステートを「51」と
する(ステップ#503).管理データCD2は、日時
データTD、状態データCC)I、画像調整処理の終了
の後に測定された暗電位V○の最終測定値、HVレベル
からなる.ステート「51」においては、RAM209
に状態データC■,が記憶されているか否かをチェック
し(ステップ#511)、イエスであれば、管理データ
CD3をRAM2 1 0に書き込み(ステップ#5 
1 2) 、ステートを「52jとする(ステップ#5
13). 管理データCD3は、日時データTD,状態データC0
,、画像調整処理の終了の後に測定された暗電位VO及
び明電位VRの最終測定値、HVレベル及びEXPレベ
ルからなる. このように、管理データCD1〜3は、複写機Aの動作
状態が不適正状態となった原因の識別が可能となる最低
限の情報をもつように、不適正状態の要因、つまり、何
が不適正であるかによって、内容の項目が異なる.これ
により、RAM2 1 0の小容量化、後述する表示の
簡素化、及び管理装寛227へのデータ送信の効率化が
可能となる.ステート「52」〜ステー}r54Jでは
、RAM210のメモリの使用効率を高めるための定期
的なデータ消去、又はデータの初期化に関係する処理が
実行される. ステート「52」においては、まず、ステップ#521
で、過去に書き込まれた管理データCD1〜3をRAM
2 1 0から読み出す.次に、ステップ#522で、
読み出された管理データCD1〜3が、特定の曜日、例
えば月曜日に書き込まれたもの(「月曜日のもの」とい
う.以下同様)であるか否かを判断する. ステップ#522でイエスであれば、ステップ#525
で、過去2ケ月以内のものであるか否かを判断する.ス
テップ#525でもイエスであれば、データ消去は行わ
れず、ステップ#526でステートが更新される. ステップ#522でノーの場合は、ステップ#523で
、過去1週間以内のものであるか否かを判断する.ステ
ップ#523でイエスあれば、ステップ#526へ進む
. ステップ#523又はステップ#525でノーの場合に
は、ステップ#524で、不必要な管理データCD1〜
3の消去を実行する. これにより、過去1週間以内の毎日ものと、過去2ケ月
以内の毎月曜日のものだけが引き続いてRAM2 1 
0にて記憶されることになる.ステート「53」におい
ては、まず、上述のステー}’42J〜ステート「47
」で、各状態データに対応付けて書き込まれた日時デー
タTDをRAM2 1 0から読み出す. 次に、ステップ#532で、過去1年以内のものである
か否かを判断する.ステップ#532でイエスであれば
、データ消去を行わず、ステップ#53−4でステート
を更新する. ステップ#532でノーであれば、ステップ#533で
、不必要な日時データTDの消去を実行する。
これにより、過去1年以内の日時データTDのみが引き
続いてRAM2 10にて記憶されることになる. ステート「54」においては、ステップ#54lで、信
号S2が入力されたか否かをチェックする. 信号S2は、サービスマン用キー118が押された場合
及び管理装N227から初期化制御信号S2が複写機A
に加えられた場合に第I CPU201に入力される. ステップ#54lでノーであれば、ステップ#543で
、ステートを「41」に戻す.ステップ#541でノー
の場合は、ステップ#542で、回数データk1〜6及
び処理回数データNの値を「0」とする初期化を行って
ステップ#543へ進む. 第l8図(a)〜(d)は第14図のステップ#7゛の
データ表示処理のフローチャートである.最初にステッ
プ#601で、ステートのチェックが行われ、ステート
に応じて以下の処理が実行される. ステー}r61Jにおいては、ステップ#611で、こ
のルーチンの実行経過を示す処理フラグFS3が「0」
であるか否かをチェックする.ステップ#6l1でノー
であれば、ステップ#616へ移ってステートを「62
」に更新し、イエスであれば、ステップ#612へ進む
.ステップ#612で、信号S3の入力の有無をチェッ
クする.信号S3は、サービスマン用キー119が押さ
れたときに第ICPU201に入力される. ステップ#612でイエスであれば、ステップ#613
へ進み、ノーであれば、上述のステップ#616へ移る
. ステップ#613では、管理データCD1〜3の中の本
日(このルーチンの実行日)のものをRAM210から
読み出し、そのデータをメッセージ表示部117に表示
する. 第22図(d)及び(g)はそれぞれ適正状態及び不適
正状態に対応する管理データCDIに基づいて表示され
た画面を示し、第22図(e)及び(f)はそれぞれ管
理データCD2及びCD3に基づいて表示された画面を
示している.これらの図において、301は日付、30
2は状態データに対応する文字、303〜305は各最
終測定値、306〜309は各設定レベル値、310は
推定濃度値である. 次に、ステップ#614では、表示画面の中の不適正の
項目に対応する表示文字の近くに識別記号300、例え
ば第22図(e) 〜(g)のような黒の三角印を表示
する.これにより、各項目が適正であるか不適正である
かを容易に確認することができる. ステップ#615で、処理フラグFS3を「1」とする
. ステート「62」〜ステート「68」においては、ステ
ート「62」と同様に処理フラグFS3の値及び信号S
3の入力の有無のチェックが行われる.また、管理デー
タCD1〜3の中から、前日、2日前、3日前・・・6
日前、7日前のものがそれぞれ読み出されて表示され、
不適正の項百に対しては識別記号300が付される. つまり、サービスマンがサービスマン用キーl19を押
す毎に、表示される管理データCD1〜3がさらにl日
前のものに変わる.また、7日前のものが表示されてい
るときに、さらにキー119を押すと再び当日のものが
表示される.ステート「69」においては、ステップ#
651で、信号S4の入力の有無をチェックする.信号
S4は、クリア・ストップキー103、又はキー119
以外のサービスマン用キー118,120〜124が押
されたときに入力される。
ステップ#651でイエスであれば、ステップ#652
で処理フラグFS3を「0」に戻す.これにより、例え
ば、クリア・ストップキー103を押すことによって管
理データCD1〜3の表示を中止させることができる.
また、クリア・ストップキー103を押し、続けてサー
ビスマン用キー119を押すと、2〜7日前のものが表
示されている場合であっても、直ちに当日のものに変更
させることができる. ステート「70Jにおいては、ステップ#661で、処
理フラグFS5が「0」であるか否かをチェックする. ステップ#661でノーであれば、ステップ#666へ
移ってステートを「71」に更新し、イエスであれば、
ステップ#662へ進む.ステップ#662で、信号S
5の入力の有無をチェックする.信号S5は、サービス
マン用キー120が押されたときに入力される。ステッ
プ#662でイエスであれば、ステップ#663へ進み
、ノーであれば、上述のステップ#666へ移る. ステップ#663では、管理データCD1〜3の中の1
週間前の月曜日のものをRAM2 1 0から読み出し
、それをメッセージ表示部117に表示する. 次に、ステップ#664では、表示画面の中の不適正の
項目に対応する表示文字の近くに上述の識別記号300
を表示する. ステップ#665で、処理フラグFS5を「1」に更新
する. ステート「71」〜ステート「78」においては、ステ
ート「70」と同様に処理フラグFS5の値及び信号S
5の入力の有無のチェックが行われる.また、管理デー
タCD1〜3の中から、1週間前、2週間前・・・8週
間前の各月曜日のものがそれぞれ読み出されて表示され
、不適正の項目に対しては識別記号300が付される. つまり、サービスマンがサービスマン用キー120を押
す毎に、表示される管理データCD1〜3がさらに1週
間前のものに入れ替わる.また、8週間前のものが表示
されているときに、さらにキー120を押すと再び1週
間前の月曜日のが表示される. ステート「79Jにおいては、ステップ#691で、信
号S6の入力の有無をチェックする.信号S6は、クリ
ア・ストップキー103、又はキー120以外のサービ
スマン用キーl18.119,121〜124が押され
たときに入力される.ステップ#691でイエスであれ
ば、ステップ#692で処理フラグFS5を「O」に戻
す.これにより、例えば、クリア・ストップキー103
を押すことによって管理データCD1〜3の表示を中止
させることができる. ステー} r80」においては、ステップ#701で、
信号S7の入力の有無をチェックする.信号S7は、サ
ービスマン用キー121が押されたときに入力される.
ステップ#70lでノーであれば、ステップ#703へ
移ってステートの更新を行い、イエスであれば、ステッ
プ#702へ進む. ステップ#702では、回数データk1〜6及び処理回
数データNをRAM2 1 0から読み出し、読み出た
データをメッセージ表示部117に表示する. 第22図(h)はステップ#702の処理での表示画面
を示している.同図において、313〜319は、それ
ぞれ回数データkl〜6及び処理回数データNの値を示
す数字である.また、31lはデータk1〜6,Nを初
期化した後、これらデータの計数を開始した年日である
. ステート「81」においては、ステップ#711で、信
号S8の入力の有無をチェックする.信号S8は、サー
ビスマン用キー122が押されたときに人力される.ス
テップ#711でノーであれば、ステップ#713へ移
ってステートの更新を行い、イエスであれば、ステップ
#7l2へ進む. ステップ#712では、不適正状態及び異常状態に対応
する状態データCv+,CT/C ,  CVR.  
C11 C CMI  C txp及びこれらを記憶し
た日付を日付順に並べて表示する.第22図(i)はス
テップ#712の処理での表示画面を示しており、同図
の400が各状態データを記憶した日付(月日)である
. ステート「82」においては、ステップ#721で、信
号S9の入力の有無をチェックする.信号S9は、サー
ビスマン用ヰー123が押されたときに人力される.ス
テップ#72lでノーであれば、ステップ#723へ移
ってステートの更新を行い、イエスであれば、ステップ
#722へ進む.ステップ#722では、処理フラグF
S9をrlJとする. ステート「83」においては、ステップ#731で、処
理フラグFS9が「0」であるか否かをチェックし、イ
エスであれば、ステップ#759へ移ってステートの更
新を行う. ステップ#731でノーの場合、すなわち、サービスマ
ン用キー123が押された場合には、ステップ#732
〜ステップ#739で、信号321〜28の入力の有無
を順次チェックする.信号321〜28及び後述する信
号S29は、テンキーl04〜112の操作に対応して
入力される.ステップ#732〜ステップ#739にお
いてイエスの場合には、それぞれステップ#751〜ス
テップ#758へ進む. ステップ#751〜ステップ#758では、それぞれ過
去1週間の毎日の、暗電位vO、グレイ電位Vi,明電
位vR1vBレベル、T/Cレベル、Hvレベル、EX
Pレベル、及ヒ推fl1度1Dを時系列にグラフ化(図
式化)してメッセージ表示部117に表示する。これに
より、サービスマンは、自己診断の項目毎に、過去1週
間の動作状熊の変化を確認することができる. 第22図(j)はステップ#751による表示画面を示
している.同図において、320は暗電位■0の最適値
を示す横線、321及び322は適正範囲の上限値及び
下限値を示す横線、323〜329は日(本日、前日・
・・6日前)を示す縦線、330〜336は各日の暗電
位■0の値を示すプロットである.第22図(j)の例
では、暗電位■Oの値は、6日前には最適値であったが
、その後徐々に低下し、本日には下限値を下回っている
このため、縦l4ll323の上部に識別記号300が
表示されている. ステップ#732〜ステップ#739で全てノーの場合
には、ステップ#740で信号S29の入力の有無をチ
ェッ゛クする.信号S29はクリア・ストップキー10
3及びキー123を除くサービスマン用キー118〜1
22,124が押されると入力される. ステップ#740でイエスであれば、ステップ#741
で、処理フラグFS9を「0」にリセットして上述のス
テップ#759へ移る.ステート「84Jにおいては、
ステップ#76lで、信号S10の入力の有無をチェッ
クする.信号SIOは、サービスマン用キー124が押
されたときに入力される.ステップ#761でノーであ
れば、メインルーチンへリターンする.ステップ#76
lでイエスであれば、ステップ#762で、処理フラグ
FSIOをrlJとし、ステップ#763で、ステート
を「85』とする更新を行う. ステートr85Jにおいては、ステップ#771で、処
理フラグFSIOが「0」であるか否かをチェックし、
イエスであれば、ステップ#799へ移ってステートを
「61」に戻す.ステップ#771でノーの場合、すな
わち、サービスマン用キー124が押された場合には、
ステート「83」と同様に、ステップ#772〜ステッ
プ#779で、信号321〜28の入力の有無を順次チ
ェックする. ステップ#772〜ステップ#779においてイエスの
場合には、それぞれステップ#791〜ステップ#79
8へ進む. ステップ#79l〜ステップ#798では、それぞれ過
去2ケ月の毎月曜日における、暗電位VO,グレイ電位
Vt,明電位VR,VBレベル、T/Cレベル、HVレ
ベル、EXPレベル、及び推定濃度IDを時系列にグラ
フ化してメッセージ表示部117に表示する.これによ
り、サービスマンは、自己診断項目毎に、過去2ケ月(
8週間)の動作状態の変化を確認することができる.第
22図(k)はステップ#791での表示画面を示して
いる.同図において、320〜322は第22図(j)
と同様の横線、342〜349は週(今週、先週、先々
週・・・)を示すNI!、359〜366は各週の暗電
位vOo値を示すプロットである. ステップ#772〜ステップ#779で全てノ一の場合
には、ステップ#780で信号330の入力の有無をチ
ェックし、イエスであれば、ステップ#781で、処理
フラグFSIOを「0」にリセットして上述のステップ
#799へ移る.なお、信号S30は、クリア・ストッ
プキー103及びキー124を除くサービスマン用キー
118〜123が押されると入力される信号である.第
19図は第14図のステップ#8のデータ送信処理のフ
ローチャートである. このルーチンでは、複写機Aの動作状態の管理上の必要
性に応じて、自己診断の項目毎に予め定められた時期に
、対応する管理情報が管理装置227へ送られる. 最初にステップ#901で、ステートのチェックが行わ
れ、ステートに応じて以下の処理が実行される. ステート「91」においては、まず、データを送信する
時期(曜日、時刻)′cあるか否かを確認するために、
ステップ#911〜ステップ#913で、それぞれ信号
Sll〜13の入力の有無を順次チェックする.信号3
11,S12は、後述するように予め定められた時期に
第2CPU221から入力され、信号313は、管理装
置227からデータ送信を指示する制御信号が加えられ
たときに入力される. ステップ#911でイエスの場合は、ステップ#9l5
へ進み、また、ステップ#911でノーでありステップ
#9l2でイエスの場合は、ステップ#914へ進む. ステップ#913でノーの場合、すなわち、信号Sll
−13のいずれも入力されなかった場合には、ステップ
#920へ移ってステートの更新を行う. ステップ#9l4〜ステップ#918では、それぞれ自
己診断の各項目の診断結果をチェックする.すなわち、
適正及び不適正状熊に対応する状態データCoin  
Cwt,  C?/C +  CVl+  Cwtが記
憶されているか否かを判断する.ステップ#914〜ス
テップ#918のいずれかでイエスの場合には、ステッ
プ#919へ進み、いずれもノーであ?ば、ステップ#
920へ移る. ステップ#919では、上述の管理データCDIをオン
ラインコントローラ223を介して管理装置227へ送
信する. つまり、このステート「9l』の実行により、不適正の
項目が有る場合には、曜日に係わらず毎日の午前lO時
において、管理装置227に対して管理情報が送られる
が、不適正の項目が無い場合には、毎週の月曜日及び木
曜日の午前lO時において、管理情報が送られることに
なる.ステート「92」においては、ステップ#92l
で、状態データCc.が記憶されているか否かをチェッ
クし、ノーであれば、ステートの更新を行い(ステップ
#923Lメインルーチンへリターンする.ステップ#
921でイエスであれば、ステップ#923で、管理デ
ータCD2を管理装置227へ送信する. ステート「93」においては、ステップ#931で、状
態データC■,が記憶されているか否か・をチェックし
、ノーであれば、ステートの更新を行い(ステップ#9
33)、メインルーチンへリターンする.ステップ#9
31でイエスであれば、ステップ#923で、管理デー
タCD3を管理装置227へ送信する. つまり、ステート「92」及びステート「93ノは異常
状態に対処するための処理であり、異常状態においては
、日時及び管理装置227からの指示の有無に係わらず
、異常状態の内容を示すデータが管理装置227へ送信
される.これにより、迅速なメンテナンス作業が実施さ
れ、複写機Aのダウンタイム(故障時間)が短縮される
.第20図は第2CPU221の動作を概略的に示すメ
インフローチャートである. プログラムがスタートすると、各部の初期設定(ステッ
プ#51)、内部タイマーのセット(ステップ#52)
、入力処理(ステップ#53)、計時処理(ステップ#
54)、を順次実行した後に、ステップ#55において
、第ICPU201との通信処理を実行する.これらの
処理を実行した後、ステップ#56で、内部タイマーの
待ち合わせを行い、ステップ#52へ戻る.なお、第2
CPU221は、バッテリーによりバックアップされて
おり、本体電源がオフ状態となっても時計機能は保持さ
れる. 第21図は上述のステップ#55の第I CPU201
との通信処理のフローチャートである.このルーチンで
は、最初にステップ#6lでステートのチェックを行い
、ステートに応じて以下のような処理を実行する. ステートrl O 1」においては、ステップ#62で
、現在の日付、曜日、時刻を示す日時データTDを送信
し、ステップ#63でステートを「102ノとする. ステ−1102Jにおいては、ステップ#71で、現在
の時刻が例えば午前10時(AMIO:00)であるか
否かをチェックし、ノーであれば、ステップ#76で、
ステートをrloIJに戻す. ステップ#71でイエスであれば、つまり、午前10時
であれば、続いてステップ#72で月曜日であるか否か
を判断する.月曜日でなければ、次にステップ#73で
、木曜日であるか否かを判断する.これらの判断により
、本日の曜日が月曜日又は木曜日の場合はステートをr
l04Jとし(ステップ#75L他の曜日の場合はステ
ートを「103」とする(ステップ#74),ステート
「lO3」においては、ステップ#8Iで、第ICPU
201へ信号Sllを送信する.つまり、信号Sllは
、本日が月曜日及び木曜日以外の他の曜日において送信
されることになる.ステップ#8lの実行の後に、ステ
ップ#82で、ステートをrl 0 1Jに戻す. ステート「104」においては、ステップ#91で、第
ICPU201へ信号S12を送信する.つまり、信号
S12は、本日が月曜日又は木曜日において送信される
ことになる.ステップ#91の実行の後に、ステップ#
92で、ステートを’IOIJに戻す. 上述の実施例において、所定の管理情報を管理装置22
7へ送信する時期は、管理の実情に応じて任意に選定す
ることができる. 上述の実施例においては、日々発生する管理情報を固定
のRAM2 1 0に記憶するようにしたが、これら管
理情報を複写機Aに対して着脱可能な記憶媒体、例えば
ICカードなどを用いて記憶するようにしてもよい.そ
の場合には、メンテナンス用としてサービスマンが携行
する専用データ処理装置を用いて複写機Aのコンディシ
ッンを分析することも可能となる. 〔発明の効果〕 請求項1の発明によると、形威されるハードコピー画像
の濃度の変化の原因を見極めて適正濃度を得るための的
確な処直を施すことが可能となる.請求項2の発明によ
ると、上述の効果に加えて、別途に専用の濃度データ読
み取り装置を用意する必要がなく、サービスマンのみな
らずユーザーにおいても必要に応じて手軽にハードコピ
ー画像の客観的な濃度を確認することができる.請求項
3の発明によると、請求項lの発明の効果に加えて、設
置場所から離れた場所において、形威されるハードコピ
ー画像の濃度に基づいて点検作業の要否の判断を行うこ
とができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の要部を示す正面断面図、第2図は光学
系の一部を拡大して示す図、第3図は帯電チャージ中及
び出力回路の構威を示す図、 第4図は帯電チャージ中の設定レベルを示す図、第5図
は複写機の制御回路のブロック図、第6図はトナー重量
比とトナー濃度センサーの出力電圧の関係を示すグラフ
、 第7図はトナー重量比の設定レベルと暗電位及びグレイ
電位の関係を示す図、 第8図はフォトセンサの出力電圧と推定濃度の関係を示
すグラフ、 第9図は感光体ドラムの表面電位と表面電位計の出力電
圧の関係を示すグラフ、 第lO図は現像バイアスの設定レベルを示す図、第11
図は露光量の設定レベルを示す図、第12図は複写機の
操作パネルの平面図、第13図は管理ネットワークシス
テムの概略の構或を示すブロック図、 第14図〜第21図は複写機の動作を示すフローチャー
ト、 第22図(a)〜(k)はメッセージ表示部の表示画面
の一例を示す図である. 19・・・フォトセンサー(センサー手段)、117・
・・メッセージ表示部(表示手段),209.210・
・・RAM(記憶手段)、227・・・管理装置、23
0・・・電話回線(通信回線)、A・・・複写機(西像
形威装置)、ID五,IDo ,ID+t・・・推定濃
度データ(濃度データ). 第3図 62

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子写真プロセスを用いてハードコピー画像を形
    成する画像形成装置において、 電子写真プロセスに伴う物性値を測定するためのセンサ
    ー手段と、 前記センサー手段の出力に基づいて前記ハードコピー画
    像の推定濃度に対応した濃度データを出力する濃度算出
    手段と、 前記濃度データを記憶する記憶手段とを設けた ことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)前記記憶手段から読み出した前記濃度データに基
    づく前記推定濃度を表示するための表示手段を設けた ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. (3)通信回線によって当該画像形成装置の動作状態を
    管理するための外部の管理装置に接続され、前記記憶手
    段から読み出した前記濃度データを前記管理装置へ送信
    するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
JP1161850A 1989-06-23 1989-06-23 画像形成装置 Pending JPH0327057A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1161850A JPH0327057A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 画像形成装置
US07/541,750 US5146269A (en) 1989-06-23 1990-06-21 Image forming apparatus having self-diagnostic function
US07/897,452 US5223896A (en) 1989-06-23 1992-06-10 Image forming apparatus having self-diagnostic function relating to the potential of the photoreceptor

Applications Claiming Priority (1)

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JP1161850A JPH0327057A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 画像形成装置

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JP2153092A Division JPH03129365A (ja) 1990-06-12 1990-06-12 複写機における画質制御方法

Publications (1)

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ID=15743132

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JP1161850A Pending JPH0327057A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 画像形成装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003533922A (ja) * 2000-05-17 2003-11-11 ハイデルバーグ デジタル エル.エル.シー. 電子写真マーキングマシンの動作に対応するパラメータを監視するための方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003533922A (ja) * 2000-05-17 2003-11-11 ハイデルバーグ デジタル エル.エル.シー. 電子写真マーキングマシンの動作に対応するパラメータを監視するための方法及び装置

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