JPH03269593A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

Info

Publication number
JPH03269593A
JPH03269593A JP2070509A JP7050990A JPH03269593A JP H03269593 A JPH03269593 A JP H03269593A JP 2070509 A JP2070509 A JP 2070509A JP 7050990 A JP7050990 A JP 7050990A JP H03269593 A JPH03269593 A JP H03269593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parameters
channel
register
data
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2070509A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Iizuka
朗 飯塚
Keiji Kawakami
川上 啓二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2070509A priority Critical patent/JPH03269593A/ja
Priority to EP91104229A priority patent/EP0448034B1/en
Priority to DE69129507T priority patent/DE69129507T2/de
Priority to US07/673,129 priority patent/US5340940A/en
Publication of JPH03269593A publication Critical patent/JPH03269593A/ja
Priority to HK98111675A priority patent/HK1010803A1/xx
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、電子楽器などに適用される楽音発生装置に
関し、詳しくは発生する楽音を特徴づける種々のパラメ
ータを記憶するパラメータ記憶装置を階層化し、パラメ
ータの書換え回数の削減および高速な書換えを可能とす
る楽音発生装置に関する。
[従来技術] 従来、電子楽器においては各チャンネルごとのパラメー
タを記憶する複数のレジスタ(パラメータ記憶手段)に
対し種々のパラメータ値を書込み、これらのパラメータ
にしたがった音色で楽音を発生していた。例えば、電子
楽器のFM音源などでは、所定の楽音発生チャンネルに
おいて所望の音色で発音しようとする場合、楽音形成手
段の内部のキャリアオペレータやモジュレータオペレー
タに周波数ナンバ(Fナンバ)などの楽音発生用パラメ
ータを与えるため所定のチャンネルのレジスタにパラメ
ータ値(音色データなど)を書込むことが必要であった
[発明が解決しようとする課題j このような従来のパラメータ記憶手段を有する楽音発生
装置においては、各発音チャンネルごとに全音色データ
分のレジスタが用意されている。
そのため、各チャンネルの音色を切換えるときには、チ
ャンネルごとに記憶している1組の全音色データを書換
える必要があった。したがって、書換えの処理が中央処
理装!(CPU)の負担となり、音色の切換えに要する
時間も多くなってしまうという問題点があった。
この発明は、上述の従来形における問題点に鑑み、電子
楽器などに用いる楽音発生装置において、CPUの負担
を軽減し、あるいは短時間で音色の変更ができる楽音形
成装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、この発明に係る楽音発生装
置は、発生すべき楽音を特徴づける種々のパラメータの
うち第1のパラメータのグループを発音チャンネルごと
に記憶する第1のパラメータ記憶手段と、この第1のパ
ラメータ記憶手段に記憶された指示情報に基づいて、選
択的に読み出すことの可能な第2のパラメータのグルー
プを記憶する第2のパラメータ記憶手段と、これらの第
1のパラメータ記憶手段と第2のパラメータ記憶手段と
から読み出されたパラメータを入力し、該パラメータの
指定に基づいて楽音を形成する楽音形成手段とを具備す
ることを特徴とする。
[作 用コ このような構成によれば、パラメータ記憶手段が第1の
パラメータ記憶手段と第2のパラメータ記憶手段とに階
層化され、第1のパラメータ記憶手段に記憶されている
指示情報に基づいて第2のパラメータ記憶手段をアクセ
スすることができる。
したがって、この指示情報を書換えることで簡単に第2
のパラメータ記憶手段の記憶パラメータを変更して読み
出すことができる。
[実施例] 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明の一実施例に係る楽音発生装置を適
用した電子鍵盤楽器の概略構成を示すブロック図である
この図において、鍵盤2の押鍵により発生した押鱒デー
タはインターフェース3を介してマイコン4に人力し、
所定の処理の後、楽音発生装置(音源)1のインターフ
ェース11に入力する。
同様に、各種のパネルスイッチなどの操作子5の操作に
より発生した操作データはインターフェース6を介して
マイコン4に人力し、所定の処理の後、音源1のインタ
ーフェース11に人力する。
音源1は、インターフェース11、ラッチ12゜13、
微分回路14、クロック発生器15、チャンネルレジス
タ部(第1のパラメータ記憶手段)16、ボイスレジス
タ部(第2のパラメータ記憶手段)17、および楽音発
生ブロック(楽音形成手段)18を具備している。
音色データなどのパラメータは、マイコン4からアドレ
スおよびデータに分けてインターフェース11へと入力
する。
このアドレスは、チャンネルレジスタ部16あるいはボ
イスレジスタ部17の内部にあるレジスタのどの記憶位
置にデータを書込むかを示すアドレスである。このアド
レスは、後述するようにチャンネルおよびスロットを特
定する情報である。
このチャンネルおよびスロット特定情報は、データとし
て書込み信号WRの出力のタイミングでラッチ13にラ
ッチされ、チャンネルレジスタ部16またはボイスレジ
スタ部17に転送される。
レジスタ内アドレスに相当するチャンネルおよびスロッ
ト特定情報の転送の直後に、レジスタに実際に書込むパ
ラメータデータの転送を行う。このパラメータデータは
書込み信号WRの出力の立上がりタイミングでラッチ1
3に記憶される。
方、レジスタを特定するレジスタアドレスは書込み信号
WRの出力の立上がりタイミングでラッチ12にラッチ
される。ラッチされたレジスタアドレスRADは、ラッ
チ12からチャンネルレジスタ部16あるいはボイスレ
ジスタ部17に入力する。そして、ラッチ13に記憶さ
れたパラメータデータWRDはチャンネルレジスタ部1
6あるいはボイスレジスタ部17に入力し、書込み信号
パルスWRPの出力タイミングでチャンネルレジスタ部
16あるいはボイスレジスタ部17の内部にある指定さ
れたレジスタの指定された記憶位置へ記憶される。
書込み信号WRは、微分回路14を経て適当なタイミン
グの書込み信号パルスWRPとして各レジスタ部へと出
力される。
クロック発生器15は、レジスタなどの書込みおよび読
出しのタイミングなどを規定するクロック信号を出力す
る。クロック発生器15は、具体的には第6図に示すパ
ルス信号φ○〜φ6.φS1〜φS4を発生する。φO
〜φ6は、φ0を20 ビット、φ1を21 ビット、
φ2を22 ビット、・・・・・・、φ6を26ビツト
の桁とした7ビツトデータを順次カウントアツプしてい
った際の各桁の値を出力する。このうちφ1〜φ6のパ
ルス信号は、レジスタへの書込みおよび読出しの際に使
用する。なお、この実施例の装置は16個の時分割発音
チャンネルを有しており各チャンネルは4個のオペレー
タに対応した4つのタイムスロットから構成されている
。各オペレータを特定してパラメータを書込むにはチャ
ンネルおよびオペレータを特定する必要がある。そこで
、この実施例の装置では、上位4ビツトのφ6〜φ3を
チャンネルを特定するチャンネルカウンタとして使用し
、下位2ビツトのφ2.φ1をオペレータを特定するス
ロットカウンタとして使用している。さらに、各スロッ
トのタイミングを現すスロット信号φS1〜φS4を出
力する。
チャンネルレジスタ部16はチャンネルごとのパラメー
タデータを記憶する複数のレジスタを備えている。この
レジスタに記憶されるチャンネルごとのパラメータとし
ては、例えば周波数ナンバ(Fナンバ)、イニシャルフ
ェーズ、楽音信号にビブラートをかけるための低周波発
振器LFOの深さ、アフタタッチの幾つかの検出値を補
間してアフタタッチを滑らかに作用させるためのタッチ
EG(エンベロープジェネレータ)データ、イニシャル
タッチを利かせるためチャンネルごとに作用させるアタ
ックレートやピークレベルなどがある。さらに、チャン
ネルレジスタには、ボイスレジスタ部17に記憶するボ
イスごとのパラメータデータを特定するためのボイスナ
ンバが記憶されるようになっている。
ボイスレジスタ部17は、ボイスごとのパラメータデー
タを記憶するための複数のレジスタを備えている。この
ボイスレジスタに記憶するデータは、例えば各ボイス毎
の音色を特定するような楽音合成演算のアルゴリズムを
指示するデータや、各オペレータのEGのレベル、レー
トのデータ、LFOのデータ、アタックピッチのデータ
などがある。この実施例では、チャンネルレジスタは1
6チヤンネル分のデータを記憶できるようになっており
、音色を決めるパラメータデータが入っているボイスレ
ジスタは8音色分のパラメータデータが記憶できるよう
になっている。
チャンネルレジスタに記憶されているボイスナンバによ
り指定されたボイスレジスタの音色データが楽音発生ブ
ロック18に転送される。楽音発生ブロック18から出
力される楽音信号(デジタル値)は、デジタル/アナロ
グ変換器7を介してサウンドシステム8に入力し、楽音
として発生される。
第2図は、この実施例の電子楽器のチャンネルレジスタ
部16の詳細なブロック回路図である。
第3図は、この電子楽器の微分回路14の詳細なブロッ
ク回路図である。第5図は、ボイスレジスタ部17の構
成を示すブロック回路図である。
第2図を参照して、チャンネルレジスタ部16は、レジ
スタアドレスRADを入力してデコードするアドレスデ
コーダ21,22.23を具備する。24,25.26
はそれぞれアドレスデコーダ21,22.23のデコー
ド信号と書込み信号パルスWRPとの論理積をとるAN
D回路である。
AND回路24の出力は、チャンネルおよびスロット指
示ラッチ27に対し、書込み指示信号として入力する。
この実施例の音源は、4つのオペレータを種々のアルゴ
リズムで組合わせて1ボイスを形成するタイプのもので
ある。したがって、各オペレータに対してパラメータを
与えるため、チャンネルごとに4つのオペレータに対応
する4つの時間タイミング(スロット)を有している。
したがって、書込むパラメータのレジスタ内での位置は
チャンネルおよびスロットによって特定される。ラッチ
27は、パラメータデータを記憶すべき位置であるチャ
ンネルおよびスロットの指示データをう・ノチする。ラ
ッチ27の出力は6ビツトである。チャンネル数は16
個であるからチャンネルを特定する情報は4ビツト、ス
ロットは4個であるからスロットを特定する情報は2ビ
ツト必要であり、ラッチ27の出力6ビツトのうち上位
4ビツトをチャンネル情報、下位2ビツトをスロット情
報としている。
セレクタ28は、スロット信号φs4のタイミングにし
たがって、ラッチ27のデータかまたはカウンタφ6〜
φ1のデータを選択して出力する。
29.31.33はチャンネルごとのパラメータデータ
を格納するチャンネルレジスタである。
チャンネルレジスタには、チャンネル内の4つのオペレ
ータすべてについて共通のパラメータデータを格納する
タイプのレジスタと、チャンネルの各オペレータごとに
異なるパラメータを格納するタイプのレジスタとの、2
つのタイプがある。
29はチャンネルの全オペレータに共通のパラメータ(
例えば、音高を示すFナンバ、該チャンネルの音色を示
すボイスナンバなど)を格納するレジスタである。レジ
スタ29はチャンネル数分(16個)のパラメータデー
タを記憶する記憶エリアを有するレジスタである。レジ
スタ2つにはAND回路25から出力される書込み信号
が入力している。セレクタ28からはラッチ27に記憶
された6ビツトのデータ(上位4ビツトがチャンネルを
特定し、下位2ビツトがスロットを特定する)が出力さ
れるが、レジスタ29ではチャンネルが特定されれば良
いから、セレクタ28の6ビツトの出力のうち上位4ビ
ツトのみを入力している。さらに、レジスタ29には書
込むべきパラメータデータのWRDが入力する。
レジスタ31.33はチャンネル内の各オペレータごと
に持つパラメータ(例えば、オペレータ毎のアタックレ
ート、ピークレベルなど)を記憶するタイプのレジスタ
である。レジスタ31および33は並列構造を有してお
り、偶数アドレスのデータはレジスタ31に、奇数アド
レスのデータはレジスタ33に、それぞれ書込まれる。
インバータ36およびAND回路37.38はこのレジ
スタ31.33の並列構造を実現する。すなわち、セレ
クタ28から出力される6ビツトのチャンネルおよびス
ロットを特定するデータは、その下位1ビツトがインバ
ータ36を介してAND回路37に人力している。この
下位1ビツトはAND回路38にも人力している。
AND回路37.38はAND回路26の出力信号(書
込み指示信号)を入力する。AND回路37の出力はレ
ジスタ31への書込み信号として入力し、AND回路3
8の出力信号はレジスタ33への書込み信号として入力
する。したがって、セレクタ28から出力される6ビツ
トのチャンネルおよびスロット特定データのうち下位1
ビツトが“0”である場合にレジスタ31が書込まれ、
この下位1ビツトが1”であるときにレジスタ33への
書込みが行われる。レジスタ31.33へは書込みデー
タWRDが入力している。
このようにレジスタ31とレジスタ33とは並列構造と
なっているので、これらのレジスタ31゜33に対する
アドレスデータは、上位5ビツトのみを使用すれば良い
。すなわち、レジスタ31゜33にはセレクタ28から
上位5ビツトが人力するようになっている。
レジスタ29のパラメータデータを読み出すためにラッ
チ30が設けられている。また、レジスタ31.33の
パラメータを読み出すためラッチ32.34がそれぞれ
設けられている。ラッチ30.32.34はカウント信
号φ1に基づいてそれぞれのレジスタから読み出される
パラメータを記憶する。レジスタ29からはラッチ30
を介してチャンネルごとのパラメータ例えばFナンバあ
るいはボイスナンバなどが出力される。
セレクタ35はラッチ32.34を介してレジスタ31
.33から出力されるパラメータデータを選択して出力
するためのセレクタである。セレクタ35はカウンタφ
1の値に応じてラッチ32あるいは34の記憶値を出力
する。このパラメータは例えばアタックレートあるいは
ピークレベルなどである。
書込みパルスWRPは、後述するように、スロット信号
φS4に同期している。また、セレクタ28がラッチ2
7のチャンネルおよびスロットの指示データを選択して
出力するのはスロット信号φS4のタイミングである。
すなわち、第2図の回路図において、各レジスタ29,
31.33への書込みはスロット信号φS4のタイミン
グで行われる。
次に、第2図のチャンネルレジスタ部16における書込
み動作について詳しく説明する。
まず、書込みを行うチャンネルおよびスロットを特定す
るデータ(アドレス情報)をラッチ27に記憶させる。
このために、レジスタアドレスRADにラッチ27を指
示するレジスタアドレスを出力し、書込みデータWRD
にチャンネル(上位4ビツト)およびスロット(下位2
ビツト)のデータを出力する。そして、スロット信号φ
S4に同期した書込みパルスWRPを出力する。これに
より、ラッチ27は書込みパルスWRPのタイミングで
書込みデータWRDすなわちチャンネルおよびスロット
を特定するデータを記憶する。
次に、書込むべきパラメータデータを書込みデータWR
Dとして出力し、レジスタアドレスRADは書込みを行
うレジスタを指示するデータを出力する。そして、スロ
ット信号φS4に同期した書込みパルスWRPを出力す
る。
これにより、例えばチャンネルごとのパラメータを格納
するレジスタ2つへの書込みであれば、まずスロット信
号φS4のタイミングで、ラッチ27に記憶されたチャ
ンネルおよびスロットを特定する6ビツトのアドレス情
報がセレクタ28から出力される。レジスタ29にはA
ND回路25から書込み指示信号が入力されると共に、
セレクタ28からの出力のうち上位4ビツトすなわちチ
ャンネルデータが入力される。したがって、ここで指示
されたチャンネル位置に書込みデータWRDすなわちパ
ラメータデータが書込まれる。
一方、並列構造のレジスタ31.33への書込みの場合
は、まず上記と同様にして、ラッチ27にチャンネルお
よびスロットを特定するデータを記憶させる。次に、書
込むべきパラメータデータを書込みデータWRDとして
出力し、レジスタアドレスRADは書込みを行うレジス
タ31.33を指示するデータを出力する。そして、ス
ロット信号φS4に同期した書込みパルスWRPを出力
する。
これにより、スロット信号φS4のタイミングで、ラッ
チ27に記憶されたチャンネルおよびスロットを特定す
る6ビツトのアドレス情報がセレクタ28から出力され
る。セレクタ28から出力される6ビツトのアドレス情
報の下位1ビツトが“O″であるときは、AND回路3
7からレジスタ31に書込み指示信号が入力される。ま
た、セレクタ28から出力される6ビツトのアドレス情
報の下位1ビツトが“12であるときは、AND回路3
8からレジスタ33に書込み指示信号が入力される。レ
ジスタ31.33にはセレクタ28からの出力のうち上
位5ビツトが入力される。以上より、ここで指示された
記憶位置に書込みデータWRDすなわちパラメータデー
タが書込まれる。
次に、第3図を参照して、微分回路14による書込みパ
ルスWRPの発生につき説明する。
第3図において、書込み信号WRは、フリップ・フロッ
プ回路43のS端子に入力すると共に、インバータ41
に人力する。インバータ41の出力は、AND回路42
に人力する。AND回路42の出力は、フリップ・フロ
ップ回路43のR端子に接続されている。フリップ・フ
ロップ回路43の出力はデイレイ回路44に入力し、デ
イレイ回路44の出力はラッチ45に入力する。このラ
ッチ45は、スロット信号φS2のタイミングで入力デ
ータをラッチする。ラッチ45の出力は、AND回路4
2に入力すると共に、デイレイ回路46に入力する。デ
イレイ回路46の出力は、デイレイ回路47およびイン
バータ48に入力する。
デイレイ回路47およびインバータ48の出力は、AN
D回路49に入力する。AND回路4つはその出力とし
て書込みパルスWRPを発生する。
第4図(a)は、書込み信号WRの立上がり時のタイミ
ングチャートを示す。既に述べた通り書込み信号WRの
立上がりは第1図のラッチ12゜13がぞれぞれレジス
タアドレスとデータをラッチするタイミングである。■
はデイレイ回路44の出力でラッチ45の人力の位置の
信号を示す。
■はラッチ45の出力でデイレイ回路46の人力の位置
の信号を示す。結果として、書込み信号WRの立上がり
時には、書込みパルスWRPはパルスを発生しない。
第4図(b)は、書込み信号WRの立下がり時のタイミ
ングチャートを示す。結果として、書込み信号WRの立
下がり時には、書込みパルスWRPが発生する。
以上のように、微分回路14はスロット信号φS4のタ
イミングで書込みパルスWRPを発生させる。
次に、第2図を参照して、チャンネルレジスタ部16か
らのパラメータデータの読出しについて詳しく説明する
スロット信号φS4以外のスロットのタイミングにおい
て、セレクタ28はチャンネルカウンタφ6〜φ3(上
位4ビツト)およびスロットカウンタφ2.φ1(下位
2ビツト)を出力する。これが読出しのアドレスとなり
、レジスタ29,31.33が読み出される。レジスタ
から読み出されたパラメータデータはスロット信号φS
l、  φS3のタイミングで、ラッチ30,32.3
4より読み出され、スロットカウントφ1の立上がりの
タイミングでラッチ30,32.34へ取り込まれる。
ラッチ30.32.34は、それに続くスロットカウン
トφlの立下がりのタイミングでその取り込まれたデー
タを新データとして出力する。したがって、パラメータ
は与えたアドレスより2タイムスロット分遅れラッチ3
0,32.34より出力される。。
すなわち、レジスタ2つでは、スロット信号φSl、 
 φS2.  φS3のタイミングで、そのときのチャ
ンネルカウンタφ6〜φ3で指示されるチャンネルのパ
ラメータデータが読出し可能となり、ラッチ30は上記
したようにスロット信号φSl。
φS3のタイミングで動作する。結果として、レジスタ
2つのパラメータデータはスロット信号φSl、  φ
S3のタイミングで読み出され、第1図の楽音発生ブロ
ック18へと転送される。また、読み出されたボイスナ
ンバのデータは、ボイスレジスタ部17へと転送されボ
イスパラメータの読出しに使用される。
レジスタ2つのパラメータデータはセレクタ28からの
出力の上位4ビツトでアクセスするから、チャンネルご
とにある16個のパラメータデータは、チャンネルカウ
ンタφ6〜φ3にしたがって順次読出される。読み出さ
れないデータはない。
レジスタ31.33では、スロット信号φSl。
φS2.  φS3のタイミングで、そのときのカウン
タφ6〜φ2で指示されるパラメータデータが読出し可
能となる。ラッチ32.34は上記したように、レジス
タ31.33のパラメータデータはスロット信号φSl
、  φS3のタイミングで読み出され、ラッチ32.
34にラッチされ、2タイムスロツト遅れてラッチ32
.34より出力される。ラッチされた後は、何時でも読
み出せるようになる。セレクタ35は、最下位ビットφ
1が“0”のときにレジスタ31のパラメータデータを
出力し、最下位ビットφ1が“1′のときにレジスタ3
3のパラメータデータを出力する。読み出されたパラメ
ータデータは、第1図の楽音発生ブロック18へと転送
される。
レジスタ31.33のパラメータデータは、旦ラッチ3
2.34に記憶された後、セレクタ35を介して出力さ
れるので、読み出すことのできないデータはない。
次に、第5図を参照して、ボイスレジスタ部17の構成
および動作を説明する。
ボイスレジスタ部17は、上述したチャンネルレジスタ
部16とほぼ同じ構成であり、動作も類似している。対
応関係を挙げれば、以下のようになる。
■第5図のアドレスデコーダ61,62.63は、第2
図のアドレスデコーダ21.22゜23にそれぞれ対応
する。
■第5図のAND回路64,65,66.78.79は
、第2図のAND回路24,25゜26.37.38に
それぞれ対応する。
■第5図のラッチ67.71,73.75は、第2図の
ラッチ27.30.32.34にそれぞれ対応する。
■第5図のセレクタ68.76は、第2図のセレクタ2
835にそれぞれ対応する。
■第5図のレジスタ70,72.74は、第2図のレジ
スタ29,31.33にそれぞれ対応する。ここでレジ
スタ70は各ボイスごとのLFOの制御パラメータや周
波数グライドのパラメータを記憶し、一方、レジスタ7
2.74はFMのアルゴリズムデータや各オペレータの
EGパラメータなどのパラメータを記憶している。
異なるのは、チャンネルは16個設定されているのに対
し、ボイスは8個であること、およびセレクタ68とそ
の周辺回路が異なることである。
ボイスは8個すなわち設定可能な音色は8個であるから
、ラッチ67は5ビツトのラッチである。
セレクタ68の出力も5ビツトであり、下位1ビツトが
インバータ77およびAND回路79に接続される。上
位4ビツトはそれぞれのレジスタにアドレス情報として
人力する。ただし、レジスタ70は8つのボイスごとの
パラメータを記憶するレジスタであるから上位3ビツト
で良い。
セレクタ68は、スロット信号φS4を上位、スロット
信号φS2を下位とした2ビツトの人力に応じて出力を
選択する。すなわち、スロット信号φS4.  φS2
の値が“10”のときはラッチ67の値を、“01°の
ときはカウンタφ5〜φ1の値を、それぞれ出力する。
また、“Oo”のときは、チャンネルレジスタから転送
されるボイスナンバVN(チャンネルごと)を上位3ビ
ツトとし、スロットカウンタφ2をインバータ69で反
転したビットを下位から2ピツチ目のデータとし、スロ
ットカウンタφ1のビットを最下位ビットとした、5ビ
ツトデータを出力する。スロットカウンタの値をインバ
ータ6つで変換しているのは、ボイスナンバが出力され
るときはチャンネルカウンタからみて2タイムスロット
分遅れるため、それを補正するためである。この遅れの
様子を第6図の読出しタイミングのチャートに示ス。
カウンタは、φ5〜φ3(上位3ビツト)をリフレッシ
ュカウンタ、φ2.φ1(下位2ビツト)をスロットカ
ウンタとしている。リフレッシュカウンタは、レジスタ
70.7274としてダイナミックRAMを用いたため
リフレッシュが必要だからである。
なお、レジスタに記憶するデータは、FM音源のパラメ
ータに限らない。PCMや高調波合成などの音源のパラ
メータ、あるいは残響効果回路のためのパラメータにつ
いても適用することができる。
また、レジスタは上記実施例では、ダイナミックRAM
を用いたが、スタティックRAMとしても良い。
さらに、上記実施例では、チャンネル数が16で、ボイ
ス数が8であるが、チャンネル数とボイス数の数や組み
合わせはこれに限らない。
また、打楽器音や効果音の発生などに適用する場合、チ
ャンネルレジスタに記憶するデータはボイスナンバだけ
であっても良い。
この発明は、RAM構成のレジスタだけでなく、従来の
シフトレジスタ型のものにも適用可能である。
[発明の効果コ 以上説明したように、この発明によれば、音源内のレジ
スタを階層化しているので、各チャンネルレジスタ中の
ボイスナンバを書換えることで、音色の変更ができるよ
うになり、CPUの負担を軽減することができる。また
、音色の切換えに要する時間が短くなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る楽音発生装置を適
用した電子鍵盤楽器の概略構成を示すブロック図、 第2図は、この実施例の電子楽器のチャンネルレジスタ
部の詳細なブロック回路図、 第3図は、この電子楽器の微分回路の詳細なブロック回
路図、 第4図は、WR信号立上がり時および立ち下かり時のタ
イミングチャート、 第5図は、ボイスレジスタ部の構成を示すブロック回路
図、 第6図は、クロック信号などのタイミングチャートであ
る。 1:音源、2:鍵盤、 3.6,11:インターフェース、 4:マイコン、5:操作子、 12.13:ラッチ、14:微分回路、15:クロック
発生器、 16:チャンネルレジスタ部(第1のパラメータ記憶手
段)、 17:ボイスレジスタ部(第2のパラメータ記憶手段)
、 18:楽音発生ブロック(楽音形成手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発生すべき楽音を特徴づける種々のパラメータの
    うち第1のパラメータのグループを発音チャンネルごと
    に記憶する第1のパラメータ記憶手段と、 この第1のパラメータ記憶手段に記憶された指示情報に
    基づいて、選択的に読み出すことの可能な第2のパラメ
    ータのグループを記憶する第2のパラメータ記憶手段と
    、 この第2のパラメータ記憶手段とから読み出されたパラ
    メータを入力し、該パラメータの指定に基づいて楽音を
    形成する楽音形成手段と を具備することを特徴とする楽音発生装置。
  2. (2)前記第1のパラメータ記憶手段は、前記指示情報
    の他に楽音形成用のパラメータも記憶しており、 前記楽音形成手段は、前記第1のパラメータ記憶手段と
    前記第2のパラメータ記憶手段に記憶されたパラメータ
    に基づき楽音を形成することを特徴とする請求項1に記
    載の楽音発生装置。
JP2070509A 1990-03-20 1990-03-20 楽音発生装置 Pending JPH03269593A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2070509A JPH03269593A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 楽音発生装置
EP91104229A EP0448034B1 (en) 1990-03-20 1991-03-19 A musical tone generation apparatus capable of writing/reading parameters at high speed
DE69129507T DE69129507T2 (de) 1990-03-20 1991-03-19 Vorrichtung zur Musiktonerzeugung, wobei Parameter mit hoher Geschwindigkeit geschrieben und gelesen werden können
US07/673,129 US5340940A (en) 1990-03-20 1991-03-20 Musical tone generation apparatus capable of writing/reading parameters at high speed
HK98111675A HK1010803A1 (en) 1990-03-20 1998-10-30 A musical tone generation apparatus capable of writing/reading parameters at high speed

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2070509A JPH03269593A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 楽音発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03269593A true JPH03269593A (ja) 1991-12-02

Family

ID=13433573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2070509A Pending JPH03269593A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 楽音発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03269593A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58211784A (ja) * 1982-06-04 1983-12-09 ヤマハ株式会社 電子楽器のパラメ−タ設定装置
JPS6113296A (ja) * 1984-06-29 1986-01-21 カシオ計算機株式会社 電子楽器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58211784A (ja) * 1982-06-04 1983-12-09 ヤマハ株式会社 電子楽器のパラメ−タ設定装置
JPS6113296A (ja) * 1984-06-29 1986-01-21 カシオ計算機株式会社 電子楽器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4184400A (en) Electronic musical instrument utilizing data processing system
US4184403A (en) Method and apparatus for introducing dynamic transient voices in an electronic musical instrument
JPS62200399A (ja) 電子楽器におけるパラメ−タ供給装置
US5340938A (en) Tone generation apparatus with selective assignment of one of tone generation processing modes to tone generation channels
US5340940A (en) Musical tone generation apparatus capable of writing/reading parameters at high speed
US4562763A (en) Waveform information generating system
US4612839A (en) Waveform data generating system
JPH03269593A (ja) 楽音発生装置
JPS6326398B2 (ja)
JPH0331273B2 (ja)
JPH03269592A (ja) 楽音発生装置
JPH03249699A (ja) 電子楽器のゆらぎ発生装置
JP2584054B2 (ja) パラメータ信号生成装置
JP2935053B2 (ja) 電子楽器
JP2591160B2 (ja) 波形選択合成装置
JP3116447B2 (ja) デジタル信号処理プロセッサ
US5817964A (en) Electronic musical instrument and method for storing a plurality of waveform sampling data at a single address
JPH073439Y2 (ja) 自動リズム演秦装置
JP2615544B2 (ja) 電子楽器の音源装置
JPH0467197B2 (ja)
JPH0332080B2 (ja)
JPH0675574A (ja) 電子楽器の音色制御装置
JPS6224797B2 (ja)
JPS6118757B2 (ja)
JPH1055182A (ja) 波形加工装置および音源