JPH03268818A - 折曲機の角度計測装置 - Google Patents

折曲機の角度計測装置

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JPH03268818A
JPH03268818A JP2062793A JP6279390A JPH03268818A JP H03268818 A JPH03268818 A JP H03268818A JP 2062793 A JP2062793 A JP 2062793A JP 6279390 A JP6279390 A JP 6279390A JP H03268818 A JPH03268818 A JP H03268818A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/006Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves combined with measuring of bends

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、曲げ加工中のワークの現在曲げ角を計測する
のに適した折曲機の角度計測装置に関する。
(従来の技術) 従来、例えば曲げ加工されたワークの曲げ角を測定する
場合、ワークに所定の角度をもつスコヤーやプロトラク
タなど角度測定用の治具を当て検査するのが一般的であ
る。
しかし、これらの方法では、測定者の個人誤差が生しる
と共に測定に多くの時間がかかるといった問題があった
。また、工場の自動化の流れの中で、検査工程の自動化
が不可能であった。さらに、折曲機では、上金型(パン
チ)及び下金型(ダイ)の相対的な接近・離反動作によ
り曲げ加工をしているが、曲げ加工中に角度計測し、自
動的な曲げ加工、すなわち金型の移動位置を最終曲げ角
が目標曲げ角となるように自動的に定めることができな
かった。
そこで、従来、例えば特公昭63−2687号公報(プ
レスブレーキの板曲げ角度検出装置)では、曲げ加工中
のワーク端面を視覚センサて撮像することにより、ワー
クの最小曲げ角を検出し、前述の自動的な曲げ加工を行
うことを試みている。
しかし、上記特公昭63−2687号をはじめとして、
従来よりのワークの曲げ角を視覚センサて検出する方式
では、ワーク端面を撮像し、ワーク端面での曲げ角を検
出するような方式であったため、曲げ角を正確に検出て
きず、この検出値を利用して自動的な曲げ加工を行って
も高精度の曲げ加工を行うことができず、実用化できな
いという問題点があった。
すなわち、曲げ加工される板状のワークにあっては、そ
の端面が素材の段階で歪んでいたり、パリが出ていたり
、断面がテーバ面になっているのが普通であり、ワーク
端面形状がら正規の曲げ角を検出するのは困難である。
特に、反射式の撮像方式でワーク端面を撮像する場合、
素材のワーク端面がテーバ面となっている場合には、そ
の反射光にムラが有り、この反射光により得られた像は
実際形状と異なるものとなる。さりとて、透過方式の撮
像装置を構成する場合は、そのための投光器を設けなけ
ればならず、それかため装置を大型化せさるを得ない。
また、ワーク端面での角度検出では、視覚センサの設定
位置がワーク端面方向に限定されるので、折曲機のフレ
ーム構成が限定されるという問題点もある。
加えて、ワーク端面ての角度検出では、いわゆる中垂れ
現象により、第15図に示すように、ワークは折曲機前
方側から見て弓状に歪曲するので、検出された曲げ角は
ワーク曲げ角の代表値となっていないという問題点かあ
った。
(発明が解決しようとする課題) そこで、本発明者等は、近時、折曲機の横方向から見て
V字形状に曲げ加工されるワークの被計測面としての2
平面の交差角を計測する角度計測方法として、前記2平
面にスリット光ないし線状ビームの走査による一つの面
状光を照射し、前記2平面にそれぞれ現われる線状の光
線パターンを前記2平面及び前記面状光の照射面と一定
関係にある撮像方向から一つの平面座標上に撮像し、撮
像された前記平面座標上での光線パターンの基準線に対
し為す角から前記2平面の交差角を計測する角度計測方
法を提案した。
この提案によれば、被計測面としての2平面に一つの面
状光を照射し、この面状光により各被計測面に現われる
光線パターンを一つの撮像装置で撮像することにより、
面状光の照射方向ないし姿勢、及び撮像方向の関係から
、2平面の交差角、すなわちワークの曲げ角を計測する
ことができる。
しかしながら、上記の如く提案される角度計測方法にあ
っても、折曲機ではパンチ及びダイから成る金型間にワ
ークを介在させ、両全型の接近・離反動作により前記ワ
ークを曲げ加工するものであるため、撮像したい位置に
金型が存在し、折曲機に実装するのが難しいという難点
があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、か
つ上記提案を改善し、折曲機に実装でき、曲げ加工中の
ワークの端面より内側部分の曲げ角度を高精度に計測す
ることができる折曲機の角度計測装置を提供することを
目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明は、パンチ及びダイから成る
金型間に板状のワークを介在させ、前記パンチ及びダイ
の相対的な接近・離反動作により前記ワークを前記金型
の曲げ線に対して前後に曲げ加工する折曲機の角度計測
装置において、前記金型の一方または及び両方に、曲げ
加工されるワークの前記曲げ線に対する前後の面をそれ
ぞれ臨む孔部を設け、 前記ワークの前記曲げ線に対する前後の面を被計測面と
し、前記孔部を介し該被計測面にスリット光ないし線状
ビームの走査による面状光を照射し、前記被計測面に現
われる線状の光線パターンを前記被計測面及び前記面状
光の照射面と一定関係にある撮像方向から前記孔部を介
して撮像する撮像装置を設け、 前記撮像装置で撮像された前記光線パターンから前記ワ
ークの曲げ角を求める画像処理装置を設けたことを特徴
とする。
また、前記面状光は、一つの面上に有る部分的な光とさ
れ、前記光線パターンは一つの線上に現われ間欠的なス
ポット光とされ、前記画像処理装置は、これらスポット
光を連続されて一つの線状の光線パターンを認識するこ
とを特徴とする。
また、前記孔部は、前記金型の中央部分を含めて設けら
れる一つの貫通孔であることを特徴とする。
また、前記孔部は、前記曲げ線に対し、その前後にそれ
ぞれ設けられる貫通孔または切欠きであることを特徴と
する折曲機の角度計測装置。
また、前記撮像装置は、金型内部に組み込まれることを
特徴とする。
また、前記撮像装置はユニット化され、金型に対し、ま
たは金型ホルダに対し着脱自在とされることを特徴とす
る。
また、前記画像処理装置には、角度見本の映像信号を処
理し、計測角を補正する補正手段が内蔵されることを特
徴とする。
また、前記撮像装置は前記金型に対し左右方向へ適宜の
間隔を置いて複数設けられ、角度計測したい部分につい
て適宜切換え使用されることを特徴とする。
また、前記撮像装置は前記金型に対し左右方向に適宜の
間隔を置いて複数設けられ、複数の撮像装置で計測した
角度データの平均値を計測角度とすることを特徴とする
(作用) 本発明の折曲機の角度計測装置は、金型に設けた孔部を
介してワークの金型寄りの被計測面を撮像することによ
り、ワーク曲げ角を計測できる。
例えば、パンチ側からV字形状に曲げられたワークの上
面をパンチ中央を含めた1つの孔部を介して1つの撮像
装置で撮像する場合、一つの被計測面の法線を平面座標
YZ中に含む3次元XYZを考え、前記72面をX軸側
に角度βたけ傾けた面を前記照射面とし、前記光線パタ
ーンをZ軸上からXY平面座標上に撮像し、撮像された
光線パターンのX軸に対し為す角度をθとして、Z軸に
対する各被計測面の傾斜角α、を、 α+ −jan −’ (tanθatanβ)で求め
ることができ、両波計測面の傾斜角α1(αF、αB)
から、曲げ角αを α−αF+αBで求めることができる。
また、本発明では、金型に設けた孔部を介して■字形に
曲げられるワークの曲げ線寄りの位置を検出することが
できるので、正規のワーク曲げ角を計測できる。
而して、本発明では、■字形状に曲げられるワクの曲げ
線前後の被計測面を上方または下方側から、曲げ線前後
の被計測面を別々に撮像することにより、または同時的
に撮像することにより曲げ角αを求めることができるの
で、曲げ線前後の両波計測面に臨む1つの孔部を設け1
つまたは2つの撮像装置で撮像するか、または両波計測
面をそれぞれ臨む2つの孔部を介して2つの撮像装置で
撮像するか、あるいは貫通孔でなく金型側部に設けた切
欠きから臨むかなど自由に設計できる。
さらに、撮像装置を左右に複数設ける場合には、任意の
撮像装置を選択し、任意の位置で角度計測できる。また
、左右方向に複数設けた撮像装置を用いて計測面の平均
値を取る場合には、中間部の曲げ角が端面部の曲げ角よ
り甘くなると(1う、0わゆる中垂れ現象が生しても、
より適切な曲げ角を得ることかできる。加えて、この中
垂れ現象を計測して、シムなどの調整量を定めることが
できる。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。
まず、本発明を実施する折曲機の概要について示すと、
第2図に正面図で示すように、折曲機(ベンダー)1は
、側面側から見てC形となる側面フレーム2を有し、こ
の側面フレーム2を下方側及び上方側で結合する下部フ
レーム3及び上部フレーム4を備えて成る。
前記下部フレーム3の上部には、ダイホルダ5を介して
左右方向に延伸されるダイ6が固定配置されている。
また、前記上部フレーム4に沿っては上下に昇降自在の
ラム7が設けられ、このラム直下に前記ダイ5と対向す
るバンチ8が接続されている。
前記ラム7の上端はその上部両端に球状軸受を介してシ
リンダ装置SYL、S3/Rが設けられ、両シリンダ装
置SyL、SyRの同時動作番こより、前記バンチ8を
前記ダイ6に対して接近・離反させるようになっている
前記バンチ8の動作、すなわち前記シリンダSyL、S
yRの動作状態は、前記側面フレーム2の内側に設けら
れたリニアスケールを前記ラム7の側部に設けたロータ
リエンコーダで検出し、ラム7位置を管理することによ
り行われている。前記ラム7の動作軸はデプス(D)軸
と称され、図示しない電気油圧サーボ回路により、前記
ラム7を位置制御するようになっている。
位置制御方式の一例を示すと、予め作成された速度パタ
ーンを用い、バンチ8の先端がダイ6の上に置かれたワ
ークに接近するまではバンチ8を高速で下降させ、その
後ワークが曲げ目標角に近くなるまでは低速動作とし、
その後微速動作に切す換え、ワークのスプリングバック
を考慮して定められた最終曲げ位置で一時停止し、その
後上昇するような方式である。
上部フレーム4の左方には、水平面内で回転自在のアー
ム9が設けられ、その先端下方には操作盤としてのペン
ダント10が吊下げられている。
ペンダント10の操作面には、表示器と各種の操作スイ
ッチが設けられている。また、図示しないが例えば図左
方にはNC装置を内蔵したNC操作盤が設けられる。
一方、本例の折曲機1ては、前記バンチ8の中心に角度
計測のための撮像装置11が設けられ、地上に置かれた
画像処理装置12と電源線13及び信号線14を介して
接続されている。
画像処理装置12の盤面には角度表示器15と適宜の操
作キーか配置されている。この画像処理装置f12は前
記NC操作盤内のNC装置と接続されている。
前記撮像袋[11の詳細を第1図に示した。
(a)図は正面断面図、(b)図は(a)図の中央右側
面断面図である。
図示のように、撮像装置11は、パンチ8内に設けた孔
部15に曲げ加工されるワークの上面に向けて面状光と
してのスリット光SLを照射するレーザダイオード16
と、これら面状光によりワーク上面上で曲げ線前後に現
われる線状の光線パターンを撮像するレンズ17及びC
CDエリアセンサ18を備えた視覚センサ19を備えて
成る。
孔部15のワークと対向する面には防塵用の保護フィル
タ20が設けられている。
第3図に前記撮像装置11の光学的配置のモデルを示す
図において、まず視覚センサ19はパンチ8に沿う垂直
軸上に配置され、その直下のワークW上に現われる光線
パターンを撮像するものとする。
垂直軸を2、曲げ線方向をX1折曲機1の前後方向をY
軸に取る。
この状態において、スリット光SLは、YZ平面を角度
βだけX軸方向に傾けた面状にあるとする。
第4図は、第3図の関係を3次元座標XYZ上で示す光
学系の説明図である。
第4図の関係において、ワークWの前後に対する2平面
WF、WBの交差角α、すなわちワークWの曲げ角は、
Z軸に対して平面WP、WBの傾斜角αF9 α8の和
として表わすことができる。
α−αF+αB        ・・・(1)よって、
傾斜角α1.αBを計測し、その和を求めることにより
、2平面の交差角αを求めることができる。
第5図(a)は第4図の平面図、第5図(b)は第4図
の正面図、第5図(c)は第4図の右側面図である。
図において、第5図(a)の平面図を撮像装置11の視
覚センサ19のエリアセンサ18上に撮像することがで
きる。
そこで、第5図(a)の平面図において、面状光の撮像
方向2に対する傾斜角βを各被計測面W、、WBに対し
てそれぞれβP、βB (本例ではβ、−βB)とし、
前後の平面に現われる光線パターンPp、PBのX軸と
為す角をそれぞれθ、。
θ8、正面図において各平面の高さをHF、HB。
各光線パターンp、、pBのX軸への投影長さをり、、
LBとすると、平面WFに対し次式か成り立つ。
これにより、平面WFの傾斜角αFは、tan a p
 −tanθp−1anβFaP−jan −’ (t
anθp −tan B p )  −(5)で求めら
れる。
同様にして、平面WBにおいて、 aB−jan −’ (tanθB”tanβp ) 
 −(6)となる。
よって、ワークの曲げ角αを(1)式により求めること
ができる。
βF−βB−45度とした場合、 α−θ、+08 となるので、(5)、 (6)式の演算を行なう必要が
無い。
ただし、装置を小型化するためには、β−15〜30°
あるいはそれより小さくすることもできる。
上記実施例では、面状光をスリット光SLで構成したが
、面状光は線状ビームを照射面上で走査することにより
得ることもできる。また、面状光を一平面状にあるスポ
ットないしスリット光で形成し、線状の光線パターンを
線上に現われるスポット光を連続させることにより、得
ることもできる。
また、上記実施例では、視覚センサ]9としてCCDカ
メラを用いているが、2次元の画像を撮像できるもので
あれば、他のものでもかまわない。
また、発光器として、スリット光SLを照射するレーザ
ダイオード16を例にとっているが、面状の光を照射で
きるものであれば何でも良い。ただし、面状の光の直線
性が角度検出精度に影響を与えるので、レーザ光のよう
に直線性の高い発光器の方が精度良く検出できる。
第6図は上記視覚センサ19と接続される画像処理装置
12の内部構成のブロック図である。
本例の画像処理装置12は、システムバス20に、CP
U21、ROM22、RAM23、入出力装置(Ilo
)24、表示用インタフェイス25、画像メモリ26を
接続して成り、この画像メモリ26には視覚センサ19
の映像信号を2値化信号に変換する2値化(A/D)回
路27が接続されている。
表示用インタフェイス25には前記表示器15が接続さ
れている。入出力装置24には、前記NC操作盤中に設
けられるNC装置28が接続される。
上記構成において、画像メモリ26には、視覚センサ1
9で撮像された画像が得られ、CPU21で第7図に示
す処理を実行して、角度α、及びα。が求められ、その
和でワークWの曲げ角αが計測され、表示器15または
NC装置28へ演算結果が出力される。
第7図において、ステップ701で角度β(β1.β、
)が入力されているか否かが判別され、入力されていな
い場合にはステップ702で角度βを設定する。
次いて、ステップ703では、画像データを入力し、ス
テップ704て光線パターンPF、pHlよりメモリ上
での傾斜角θ4.θ8を検出し、検出できていない場合
にはステップ708を介してステップ703へ戻るが、
検出できている場合には、ステップ706へ移行して(
1)〜(6)式よりワク曲げ角αを算出し、ステップ7
07て出力する。
計測された曲げ角aを入力したNC装置28は、例えば
特公昭63−2687に示される制御方式と同様の制御
方式により自動的な曲げ加工を行うことができる。
すなわち、NC装置28は現在曲げ角αを人力して、こ
の角αを目標角α0となるようバンチ8を位置制御して
、スプリングバック後の曲げ角が製品精度となるように
制御することができる。
ただし、本例で計測された曲げ角αは、ワークWの端面
形状から得られたものではなく、上記の如くワークWの
前後の2平面WF、W8を被計測面として端面より内側
のワーク面を撮像して得られたものであるので、計測角
をワーク曲げ角として取り扱うことができるものであり
、実用的見地から従来例のものと異なる効果が得られる
ものである。
第8図は、バンチ8の曲げ線に対する前後にそれぞれ孔
部15p 、  15aを設け、各孔部15F。
1.5Bにレンズ17p、17BSCCDエリアセンサ
1.8F、18Bを備えた視覚センサ19゜1.9Bを
設け、孔部の下方に保護フィルタ20F2208を設け
て撮像装置29を構成した例である。
各視覚センサ19p、19aに対して設けられるダイオ
ードについては図示を省略して示しである。
ダイオードは両視覚センサ19p 、  19Bに対し
て共通とすることもてきる。
本例でも第4図及び第5図に示した原理でワークWの曲
げ角αを求めることができる。
第9図は、ダイ6側に撮像装置を設けた例である。(a
)図は正面断面図、(b)図はその右側面中央断面図で
ある。
本例は、第1図(a)、(b)ζこ示すと同様1こ、ダ
イ6に設けた孔部15に、レーザダイオード16、レン
ズ17、CCDエリアセンサ18を備えて撮像装置30
を構成した例である。
本例では、第10図に示す関係力1ら、ワークWの底面
側から曲げ線BLに対する前後の被計肺1面を検出し、
ワークWの曲げ角αを求めること力・できる。
第11図は、第8図に示す実施例と同様(こ、ダイ6側
で、曲げ線前後に設けた一対の視覚センサ19p、19
8て撮像装置31を構成しf二PIである。
本例でも、第9図のものと同様原理で曲げ角aを求める
ことができる。ただし、各視覚センサの撮像方向は任意
に設計できるので、両視覚センサて得た傾斜角α1.α
Bの合成値には両撮像方向のずれに対する分だけオフセ
ットを与えなけれ(fならない。
第12図は、バンチ8の左右方向に比較的短かな2本の
貫通孔32.33を設け、各貫通孔32゜33にワーク
Wの曲げ線面後のそれぞれの被計測面を撮像する撮像ユ
ニット34.35を設け、両撮像ユニット34.35の
撮像結果からワークWの曲げ角αを求めるようにした例
である。
本例では、各種のバンチ8に貫通孔32.33を設けて
おき、これら貫通孔に撮像ユニット34゜35を装着す
ることにより、ワークWの角度αを計測することができ
るので、全ての金型に撮像装置を組み込む必要がなく、
設備コストを低減することができる。貫通孔32.33
を1本とし、1つの撮像ユニットで角度計測することも
可能である。また、孔部は貫通孔でなく、金型側部に設
けた切欠きとしてもよい。
第13図は、ダイ6に貫通孔36.37を設け、各貫通
孔36.37を介してワークWの曲げ線面後のそれぞれ
の被計測面を撮像する撮像ユニット38.39をダイホ
ルダ40に内蔵させた例である。
本例ではダイ6には比較的小さな径の貫通孔36.37
を設けるのみで良いので、設備コストを低減することが
でき、各覆面げ作業に対応できる。
本例でも、貫通孔は1本とすることもでき、孔部は貫通
孔でなく切欠きで構成することもできる。
第14図は、第12図や第13図で用いる撮像ユニット
41 (34,35,38,39)の構成例を示す斜視
説明図である。
図示のように、撮像ユニット41は、箱状のケース42
に、レンズ17、CCDカメラ18、スリット光SLを
照射するレーザダイオード16を第4図に示す関係を構
成できるよう内蔵したものである。装置をコンパクトに
構成するためには、β−10〜20°程度に構成するの
が良い。
上記の如く、本例の撮像ユニット41を用いれば、これ
を金型や金型ホルダに内蔵ないしその一部に装着するこ
とにより、各種金型に対して対応できる。
ここで、撮像ユニット41の金型ないしホルダへの取付
は精度が問題となるが、取付は精度は比較的低精度であ
ってよい。
その理由は、第6図に示す画像処理装置に補正手段43
を内蔵し、角度見本のワークを実際曲げ状態に配置して
角度計測することにより計測誤差を容易に補正可能だか
らである。
上記実施例では、一箇所のワーク曲げ角を計測する例を
示したが、ワーク長手方向に沿って複数組の撮像装置を
設け、複数位置で角度計測することにより、ワーク長さ
に応じた計測を行ったり、平均的な値の算出により、適
切な曲げ角αを得ることができる。
複数位置でのワーク曲げ角の計測によりワークの中垂れ
現象を実測し、中間板やシム調整量を適正化することも
できる。また、中央シリンダを備える場合には、その調
整量を適正化することもできる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、適宜の
設計的変更を行うことにより、適宜態様で実施し得るも
のである。
[発明の効果コ 以上の通り、本発明は、特許請求の範囲に記載の通りの
折曲機の角度計測装置であるので、折曲機に実装でき、
曲げ加工中のワークWをワーク端面より内側で任意の位
置で高精度に計測することができる。
また、曲げ角をワークWの曲げ線寄りの位置で計測でき
るので、ワークの曲げ角の代表値を知ることができ、よ
り高精度の自動的な曲げ加工が実現できる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)、(b)は本発明の一実施例に係る撮像装
置のパンチへの取付構造を示す正面断面図及びその右側
面中央断面図、第2図は角度計測装置を備えた折曲機の
正面図、第3図は第1図をモデル化して示す斜視説明図
、第4図は第3図に示す実施例の光学的関係を座標系で
示す説明図、第5図(a)、(b)、(c)は第4図の
平面図及び正面図並びに右側面図、第6図は画像処理装
置のブロック図、第7図は角度計測のアルゴリズムを示
すフローチャート、第8図は撮像装置の他の取付構造を
示す側面断面図、第9図(a)。 (b)は撮像装置のダイへの取付構造を示す正面断面図
及びその右側面中央断面図、第10図は第9図の実施例
についてのモデルを示す斜視説明図、第11図は撮像装
置の他の取付構造を示す右側面断面図、第12図(a)
、(b)は撮像ユニットのパンチへの適合例を示す右側
面断面図、第13図は撮像ユニットのダイへの適合例を
示す右側面断面図、第14図は撮像ユニットの構成例を
示す斜視説明図、第15図は中垂れ現象を生じたワーク
の斜視図である。 6・・・ダイ 8・・・パンチ 11・・・撮像装置 12・・・画像処理装置 16・・・レーザダイオード 19・・・視覚センサ 28・・・NC装置 41・・・撮像ユニット W・・・ワーク W、・・・ワークの前面 WB・・・ワークの後面 Pp、PR・・・光線パターン SL・・・スリット光 αF、αB・・・傾斜角

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パンチ及びダイから成る金型間に板状のワークを
    介在させ、前記パンチ及びダイの相対的な接近・離反動
    作により前記ワークを前記金型の曲げ線に対して前後に
    曲げ加工する折曲機の角度計測装置において、 前記金型の一方または及び両方に、曲げ加工されるワー
    クの前記曲げ線に対する前後の面をそれぞれ臨む孔部を
    設け、 前記ワークの前記曲げ線に対する前後の面を被計測面と
    し、前記孔部を介し該被計測面にスリット光ないし線状
    ビームの走査による面状光を照射し、前記被計測面に現
    われる線状の光線パターンを前記被計測面及び前記面状
    光の照射面と一定関係にある撮像方向から前記孔部を介
    して撮像する撮像装置を設け、 前記撮像装置で撮像された前記光線パターンから前記ワ
    ークの曲げ角を求める画像処理装置を設けたことを特徴
    とする折曲機の角度計測装置。
  2. (2)請求項1において、前記面状光は、一つの面上に
    有る部分的な光とされ、前記光線パターンは一つの線上
    に現われ間欠的なスポット光とされ、前記画像処理装置
    は、これらスポット光を連続されて一つの線状の光線パ
    ターンを認識することを特徴とする折曲機の角度計測装
    置。
  3. (3)請求項1において、前記孔部は、前記金型の曲げ
    線部分を含めて設けられる一つの貫通孔であることを特
    徴とする折曲機の角度計測装置。
  4. (4)請求項1において、前記孔部は、前記曲げ線に対
    し、その前後にそれぞれ設けられる貫通孔または切欠き
    であることを特徴とする折曲機の角度計測装置。
  5. (5)請求項1において、前記撮像装置は、金型内部に
    組み込まれることを特徴とする折曲機の角度計測装置。
  6. (6)請求項1において、前記撮像装置はユニット化さ
    れ、金型または金型ホルダに対し着脱自在とされること
    を特徴とする折曲機の角度計測装置。
  7. (7)請求項1において、前記画像処理装置には、角度
    見本の映像信号を処理し、計測角を補正する補正手段が
    内蔵されることを特徴とする折曲機の角度計測装置。
  8. (8)請求項1において、前記撮像装置は前記金型に対
    し左右方向へ適宜の間隔を置いて複数設けられ、角度計
    測したい部分について適宜切換え使用されることを特徴
    とする折曲機の角度計測装置。
  9. (9)請求項1において、前記撮像装置は前記金型に対
    し左右方向に適宜の間隔を置いて複数設けられ、複数の
    撮像装置で計測した角度データの平均値を計測角度とす
    ることを特徴とする折曲機の角度計測装置。
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