JPH03268484A - 冷却ファン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ概　要〕 データ処理装置の筐体内に該筐体のメツシュ付開口部に
近接させて設けられて駆動源に接続する冷却ファンによ
って、該筐体内の雰囲気を排出する冷却ファン装置に関
し、 開口部のメツシュの目詰まりを防止することを目的とし
、 前記冷却ファン装置において、前記冷却ファンを前記開
口部に向け進退可能に設け、かつ前記冷却ファンの翼の
前記メツシュ側の端縁上にブラシを列状に形成するとと
もに、前記駆動源と前記冷却ファンの間に、該冷却ファ
ン停止時には前記ブラシを前記メツシュに押し付け、該
冷却ファン作動時には排気の反力によって該冷却ファン
を前記ブラシが前記メッシュから離間する位置まで移動
させることを可能にする賦勢手段を設けた構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、データ処理装置の筐体内に該筐体のメツシュ
付開口部に近接させて設けられて駆動源に接続する冷却
ファンによって、該筐体内の雰囲気を排出する冷却ファ
ン装置に関するものである。

ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータ等のデータ
処理装置は、近年一般家庭に普及するようになっており
、塵埃等の悪条件下での動作、メンテナンスフリー化が
要求されている。このため、装着されている冷却ファン
装置についてもメンテナンスフリーとする必要がある。

（従来の技術） しかし、従来は冷却ファン装置のメンテナンスフリー化
について格別の対策はとられておらず、サービス員のメ
ンテナンスにまかされているのが現状である。

〔発明が解決しようとする課題〕

従って、長期間メンテナンスを怠ったり、埃の多い環境
で使用すると、冷却ファンが対向する装置筐体開口部の
メンシュに目詰まりを生じ、熱暴走、温度ヒユーズ溶断
等の問題を生していた。

本発明は開口部のメンシュの目詰まりを防止することの
できる冷却ファン装置を提供することを目的としている
。

〔課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理説明図で、図中、１は装置の筐体
、２は冷却ファンである。

筐体１は開口部１ａを備え、該開口部１ａにはメッシュ
３が取り付けられている。

冷却ファン２は、筐体１ａ内に駆動源４と接続しかつメ
ッシュ３に近接して設けられている。この冷却ファン２
は、メツシュ３に向け進退可能で、該冷却ファン２の翼
２ａのメッシュ３側の端縁上にはブラシ５が列状に形成
されている。

冷却ファン２と駆動源４の間には状勢手段６が設けられ
ている。該状勢手段６は、冷却ファン２停止時にはブラ
シ５をメツシュ３に押し付け、該冷却ファン２作動時に
は排気の反力によって該冷却ファン２をブラシ５がメツ
シュ３から離間する位置まで移動させることを可能にし
ている。

〔作　用〕

冷却ファン停止時には、ブラシはメツシュに押し付けら
れているが、装置作動時に冷却ファンが駆動源に駆動さ
れて回転すると、該回転による排気の反力によって、冷
却ファンはに勢手段の敵勢力に抗し後退し、ブラシはメ
ツシュから離れる。

また装置作動停止時に冷却ファンが停止すると、状勢手
段の敵勢力によってブラシはメツシュに押し付けられる
。この冷却ファン回転開始からブラシがメツシュを離れ
るまで、及び冷却ファン回転停止時にブラシがメツシュ
に押し付けられるときは、メ・ノシュをブラシが掃過す
ることによってメツシュが自動的に清掃される。従って
、メツシュの目詰まりを防ぐことができる。

〔実施例〕

以下、第２図及び第３図に関連して本発明の詳細な説明
する。

第２図は本例の冷却ファン装置の構造説明図（第２図（
ａ）は側面図、第２図（ｂ）は正面図）で、図中、１１
はファン外枠である。なお、第１図と共通の部材には同
符号を用いている。第１図で述べた構成を第２図により
補足説明すると次の通りである。

ファン外枠１１は開口部１ａの周縁部で筺体１に固定さ
れ、冷却ファン２．駆動源４．状勢手段（スプリング）
６はこのファン外枠１１内に設けられている。駆動源４
は、ファン外枠１１に固定されたブラケット１２に取り
付けられ、冷却ファン２は、駆動源４の軸４ａに摺動自
在に支持されている。ブラシ５は、翼２ａの端縁に張り
付けるか、または、ファン成形時に一体成形で形成する
。

冷却ファン２停止時には、ブラシ５は、冷却ファン２を
第２図（ａ）の右方に敵勢する状勢手段６の敵勢力によ
ってメッシュ３に押し付けられている。また、冷却ファ
ン２作動時には、該冷却ファン２により、筐体１内の雰
囲気は第３図に矢印で示すように排気される。この場合
、排気の反力によって、冷却ファン２は状勢手段６の敵
勢力に抗し第２図（ａ）の左方に移動し、ブラシ５はメ
ッシュ３から離間する。これらの動作時にメッシュ３を
ブラン５が掃過することによって、メツシュ３は自動的
に清掃され、メッシュ３は目詰まりしなくなる。

Ｃ発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、冷却ファンの起動
時及び停止時に、該冷却ファンに張り付けられたブラシ
がメツシュを掃過し、これによりメツシュが目詰まりを
起こすことはなくなるため、従来問題となっていた熱暴
走、電源部のヒユーズ溶断等を防止することが可能にな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、 第２図（ａ）、（ｂ）は本発明の実施例の、冷却ファン
装置の構造説明図、 第３図は同、冷却ファンによる排気作用説明図で、 図中、 １は筐体、 １ａは開口部、 ２は冷却ファン、 ａは翼、 はメツシュ、 は駆動源、 はブラシ、 は状勢手段である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　メッシュ（３）を備えた筐体開口部（１ａ）に、駆動
   源（４）に接続された冷却ファン（２）を近接させて設
   け、該冷却ファン（２）の回転により前記開口部（１ａ
   ）を通し筐体（１）内の雰囲気を排出する冷却ファン装
   置において、 前記冷却ファン（２）を前記開口部（１ａ）に向け進退
   可能に設け、かつ、前記冷却ファン（２）の翼（２ａ）
   の前記メッシュ（３）側の端縁上にブラシ（５）を列状
   に形成するとともに、 前記駆動源（４）と前記冷却ファン（２）の間に、該冷
   却ファン（２）停止時には前記ブラシ（５）を前記メッ
   シュ（３）に押し付け、該冷却ファン（２）作動時には
   排気の反力によって該冷却ファン（２）を前記ブラシ（
   ５）が前記メッシュ（３）から離間する位置まで移動さ
   せることを可能にする賦勢手段（６）を設けたことを特
   徴とする冷却ファン装置。