JPH0326846A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPH0326846A
JPH0326846A JP15829089A JP15829089A JPH0326846A JP H0326846 A JPH0326846 A JP H0326846A JP 15829089 A JP15829089 A JP 15829089A JP 15829089 A JP15829089 A JP 15829089A JP H0326846 A JPH0326846 A JP H0326846A
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JP
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value
period
torque fluctuation
engine
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JP15829089A
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English (en)
Inventor
Soichi Matsushita
宗一 松下
Takeshi Kotani
武史 小谷
Toshiyuki Takimoto
滝本 敏幸
Yoshihiko Hiyoudou
義彦 兵道
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はトルク変動量を利用した内燃機関の空燃比フィ
ードバック制御システムに関する。
〔従来の技術〕
近年、排気公害の防止と共に燃費対策として、機関の空
燃比をリーン状態で運転する希薄燃焼方式(リーンバー
ンシステム)が採用されている。
その1つとして、リーンミクスチャセンサを機関の排気
管中に設け、このリーンミクスチャセンサの出力を用い
て機関の空燃比を任意のりーン空燃比にフィードバック
制御するものがある。しかしながら、リーンミクスチャ
センサを用いたリーンバーンシステムにおいては、リー
ン≧クスチャセンサ、燃料噴射弁、等の部品のばらつき
、経時、あるいは経年的変化を考慮して制御空燃比を失
火限界(リーンリξット)ぎりぎりのりーン領域まで設
定しておくと、失火が発生してドライバビリティの悪化
を招く。したがって、リーンリミットよりもリッチ側の
安定領域で空燃比を制御するのが通常であり、この結果
、エミッションの低減および燃費改善が不十分であった
そこで、本願出願人らは、リーンミクスチャセンサを用
いないリーンバーンシステムを既に提案している(参照
:特開昭60−122234号公報)。すなわち、第2
図に示すように、空燃比A/Fがリーンとなって失火領
域(斜線部分)に近づくと、排気ガス成分、特に、NO
X成分は低下し、また、燃料消費率FCも減少するが、
失火領域に入ると急激に増加し、さらに、機関のトルク
変動量ΔTRQも急激に増加する。したがって、排気公
害のII/j止および燃費対策として、空燃比A/Fを
リーン側にすることは好ましく、この場合、失火領域ま
では空燃比A/Fをリーン側しないようにするために機
関のトルク変動量ΔTRQが一定の範囲にあるように制
御することを条件とすればよい。
つまり、トルク変動量ΔTRQが急激に立ち上がる点が
リーンリミット点であることから、トルク変動量ΔTR
Qが常に一定となるように機関の空燃比をライードハッ
ク制御することにより、燃費の点で最良のリーンリ案ッ
ト点での運転が可能となる。
このため、上述の特開昭60−122234号公報にお
いては,.機関のトルク変動量としての燃焼圧変動量を
検出し、機関の負荷領域毎に設けられた負荷領域別学習
値を、燃焼圧変動量が所定値となるように更新する、す
なわち、フィードバック制御する。
この場合、この所定値が空燃比のリーンリミット点に相
当する。
ところで、加速増量中におけるトルク変動量(燃焼圧変
動量)は、上述の負荷領域別学習値に加えて加速増量値
によって決定される。したがつ?、トルク変動量による
学習制御を行う際に、加速状態の場合にも上述の負荷領
域別学習値を更新すると、機関が不安定となって失火し
易くなる。
しかも、加速時においても負荷領域別学習値の更新が行
われているので、負荷領域別学習値は加速の際に大きく
変動し、この結果、加速終了後に負荷領域別学習値が安
定するのに時間を要し、この間、HC , CO . 
NOX工ξツションの悪化、ドライバビリティの悪化、
燃費の悪化等を招く。
このため、本願出願人は、既に、加速状態においては、
上述の負荷領域別学習値の更新を行わず、加速増量の初
期値を更新学習することを提案し(参照:実願昭63−
115902号)、これにより加速終了後も適正な学習
制御が行われるようにしている。また、加速増量の初期
値及びその減衰率(もしくは量)の学習方法としては特
開昭63−68743号公報(特に、第6図参照)があ
るが、これによれば、第1の期間(CI)内においてト
ルク(P.)が目標トルク(P■l4)未満( P =
 < P’!M)である回数に応じて加速増量の初期値
を更新し、第2の期間(C2)内においてトルク(P.
)が目標トルク(Pt,4)未満である回数に応じて加
速増量の減衰率を演算更新している。
〔発明が解決しようとする課題] ところで、加速後のトルクは、実際には、脈動ずる。つ
まり、減衰振動に似た変化をする(参照:第9図)。こ
れは、燃料が吸気管壁等に付着し、付着した燃料が脈動
しながら増加し、気筒内に吸入されるためである。また
、加速初期には、燃料の吸気管等への付着に加え、燃料
噴射量の演算遅れが生ずる。このことにより、加速初期
には、付着燃料の気筒内への流入に加え、燃料噴射量の
演算遅れの減少にともなう燃料量の増加が生じ、トルク
変動量の減衰割合は加速後半に比べ大きくなる。
しかしながら、上述の加速増量の減衰率の学習値は、負
荷領域別に設けたとしても、その減衰率は、加速状態の
全期間に亘って同一である。つまり、第3図に示すよう
に、加速増量の初期値をGACC+ とすれば、その後
、加速増量TACCは一定の減衰率αで減衰する。した
がって、例えば、加速後半に適合した減衰率αを与える
と、加速初期では燃料量が多くなり、燃費の悪化を招く
という課題がある。逆に、加速初期に適合した減衰量α
を与えると、加速後半では燃料量が少なくなり、ドライ
バビリティの悪化を招くという課題がある。
したがって、本発明の目的は、加速時におけるエミッシ
ョンの悪化、燃費の悪化、ドライバビリティの悪化等を
さらに防止したトルク変動量を利用した空燃比フィード
バック制御システムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述の.課題を解決するための手段はpt図に示される
.すなわち、トルク変動量演算手段は内燃機関のトルク
変動量ΔTRQを演算し、加速状態判別手段は機関が加
速状態か否かを判別する。この結果、前期過渡期間発生
手段は機関が加速状態と判別された時点からトルク変動
量ΔTRjlが第1の安定点αlに安定した時点までの
間を前期過渡期間CTOLFとして発生する。前期トル
ク変動量積算手段は前B,I1過渡期間CTOLFにお
けるトルク変動量ΔTI?Qを積算し、前期加速増量初
期値学習手段はこのトルク変動量ΔTRQの積算値ST
Fが所定値βlとなるように前期加速増量初期値GAC
F.を更新する。また、前期加速増N減衰率学習手段番
よ、前期過渡期間CTOLFが所定値γlとなるように
前期加速増量減衰率(もしくはfft)Gα]5.を更
新する。この結果、機関が加速状態の前期にあるときに
、前期加速増量演算手段は前期加速増量初期値GACF
,を前期減衰率(もしくは量)GαF.で減衰させて前
期加速増量TACFを得る。さらに、後期過渡期間発生
手段は、機関が加速状態にあってトノレク変動量ΔTR
Qが第1の安定点αlに安定した時点からトルク変動量
ΔTRQが第lの安定点α1より低い第2の安定点α2
に安定した時点までの間を後期過渡期間CTOLRとし
て発生し、後期トノレク変動置積算手段はこの後期過渡
期間CTOLHにおけるトルク変動量ΔTRQを積算し
、後期加速増量初期値学習手段は後期トルク変動遣の積
算値S T Rが所定値β2となるように後期加速増量
初期値GACR,を更新する。また、後期加速増量減衰
率学習手段は、後期過渡期間CTOLRが所定値T2と
なるように後期加速増量減衰率(もしくは量)GαR、
を更新する。この結果、機関が加速状態の後期にあると
きに、後期加速増量演算手段は後1υI加速増量初期値
GACR.を後朋減衰率(もしくは量)GαR.で減衰
させて後期加速増ITAcRを得る。そして、空燃比調
整手段は、機関の加速状態の前期においては前期加速増
量TACFに応じて機関の空燃比を調整し、機関の加速
状態の後期においては後期加速増量TACRに応じて機
関の空燃比を調整するものである。
〔作 用〕
上述の手段によれば、加速状態における加速増量の初期
値GACC及び減衰率(量)Gαを、加速前期と力■速
後期とで別個に設ける。すなわち、加速前期用の初期値
及び減衰率(量)を、GACF i及びGαF,とし、
カロ速後期用の初期値及び減衰率(量)を、GACR.
及びGαR+ とする。加速前期用の学習値GACF.
は過渡期間すなわち加速と判別されてからトルク変動量
ΔTRQが安定した低い値αlとなるまでの間における
トルク変動量積算値STFが所定値β1となるようにフ
イードバンク制御され、すなわち、過渡期間の長さに関
係なく、1回の加速によるトルク変動量積算値STFが
所定値とされ、また、学習値GαF1が上記過渡期間C
TOLFが所定値となるようにフィートバノク制御され
る。
すなわち、上記過渡期間CTOLFが所定値とされる.
同様にして、加速後期用学習値GACR., GCtR
.は加速後期において更新される。このようにして得ら
れた学習値GACFi, GαF. . GACR,,
 GαRiは、第4図に示すごとく、加速状態の前期、
後期において加速増量TAccの初期値、減衰率(量)
として用いられる。したがって、加速増量パターンは前
期と後期で異なる。
〔実施例〕 第5図は本発明に係る内燃機関の空燃比制御装置の一実
施例を示す全体概要図である。第5図において、機関本
体lの吸気通路2には圧カセンサ3が設けられている。
圧カセンサ3は吸入空気圧の絶対圧PMを直接計測する
ものであって、たとえば半導体式センサであり、吸入空
気圧に応したアナログ電圧の出力信号を発生する。この
出力信号は制御回路10のマルチプレクサ内蔵A/D変
換器101に供給されている。デイストリビュータ4に
は、その軸がたとえばクランク角に換算して720゜毎
に基準位置検出用パルス信号を発生ずるクランク角セン
サ5およびクランク角に換算して30’毎に基準位置検
出用パルス信号を発生するクランク角センサ6が設けら
れている。これらクランク角センサ5,6のパルス信号
は制御回路lOの入出力インターフェイス102に供給
され、このうち、クランク角センサ6の出力はCPll
103の割り込み端子に供給される。
さらに、吸気通路2には各気筒毎に燃料供給系から加圧
燃料を吸気ボートへ供給するための燃料噴射弁7が設け
られている。
また、機関本体1のシリンダブロックのウォータジャケ
ット8には、冷却水の温度を検出するための水温センサ
9が設けられている。水温センサ9は冷却水の温度TH
Wに応したアナログ電圧の電気信号を発生する。この出
力も制御回路lOのA/D変換器101に供給されてい
る。
11は機関の筒内たとえば第1気筒内の筒内圧力を直接
計測する耐熱性の圧電式燃焼圧センサであって、筒内圧
力に応したアナログ電圧の電気信号を発生する。この出
力も制御回路10のA/D変換器101に供給される。
徘気マニホールドl2より下流の排気系には、排気ガス
中の有毒戒分NOXを浄化するリーンNO.触媒を収容
する触媒コンバータ13が設けられている。
制御回路10は、例えばマイクロコンピュータとして構
成され、A/D変換器101 、人出力インターフエイ
ス102 、CPt1103(7)外に、ROMl04
 , RAM105、バックアップRAM106、クロ
ンク発生回路107等が設けられている。
また、制御回路10において、ダウンカウンタlO8、
フリップフロップ109、および駆動回路110は燃料
噴射弁7を制御するためのものである。すなわち、後述
のルーチンにおいて、燃料噴射量TAUが演算されると
、燃料噴射量TA[Jがダウンカウンタ108にプリセ
ットされると共にフリツプフロップ109もセントされ
る。この結果、駆動回路110が燃料噴射弁7の付勢を
開始する。他方、ダウンカウンタ108がクロック信号
(図示せず)を計数して最後にそのボローアウト端子が
゜゜l゜゜レベルとなったときに、フリップフロツブ1
09がセットされて駆動回路110は燃料噴射弁7の付
勢を停止する。つまり、上述の燃料噴射量TAUだけ燃
料噴射弁7は付勢され、従って、燃料噴射量TAUに応
じた量の燃料が機関本体1の燃焼室に送り込まれること
になる。
なお、CI”11103の割り込み発生は、A/D変換
器101のA/DitA終了時、入出力インターフエイ
ス102がクランク角センサ6のパルス信号を受信した
時、クロ・冫ク発生回路107からの割り込み信号を受
信した時、等である。
圧カセンサ3の吸入空気圧データPMおよび水温センサ
9の冷却水温データTHWは所定時間毎に実行されるA
/D変換ルーチンによって取り込まれてRAM105の
所定領域に格納される。つまり、RAM105における
データPMおよび’I’ H Wは所定時間毎に更新さ
れている。また、回転速度データNeはクランク角セン
サ6の3 0 ’ CA毎に割り込みによって演算され
てRAM105の所定領域に格納される。
以下、第5・図の制御回路10の動作を説明する.第6
図は平均有効トルク演算ルーチンであって、所定時間毎
に実行される。すなわち、第6図のルーチンは第6図に
示す複数のクランク角位置ATDC5″CA(上死点後
5゜), ATDC 20” CA,八TDC 35″
′CA, ATDC 50゜CAの4点における燃焼圧
P+ l  P z +P.,P,を演算し、これらの
瞬時の燃焼圧を加算することにより得られる平均有効燃
焼圧をトルク代用値(図示トルク値)TRQとするもの
である.なお、この演算方法については本願出願人は既
に特開昭63−61129号公報に提案している。
すなわち、ステップ601〜605にてクランク角位置
がBTOC 160’ CA (上死点前160°),
 ATDC 5’CA . ATDC 20’ CA 
, ATDC 35’ CA, もしくはATDC50
” CAか否かを判別する。いずれのクランク角位置で
もなければステップ617に直接進む。
クランク角度位置BTDC 160°CAであればステ
ップ606に進み、燃焼圧センサl1の燃焼圧をA/D
変換して取り込み、■。としてRAM105に格納する
。なお、吸気下死点付近の値V。は燃焼圧センサ11の
温度等による出力ドリフト、オフセット電圧のばらつき
等を吸収するために、他のクランク位置での燃焼圧の基
準値とするものである。
クランク角位置がATDC 5゜CAであればステップ
607に進み、燃焼圧センサ11の燃焼圧をA/D変換
してv1として取り込む。次に、ステップ608にて、
基準値■。を演算した値P.(=V,■。)をATDC
 5 ’ CAでの燃焼圧として演算して17刊105
に格納する。
クランク角位置がA1’DC 20゜CAであればステ
ンプ609に進み、燃焼圧センサ11の燃焼圧をA/D
変換してv2として取り込む。次に、ステップ610に
て、基準値■。を減算した値P.(=V.■。)をAT
DC 20’ C^での燃焼圧として演算してRAM1
05に格納する。
クランク角位置がATDC 35’ CAであればステ
ップ611に進み、燃焼圧センサ1lの燃焼圧をA/D
変換して■3として取り込む。次に、ステップ612に
て、基準値■。を減算した値P.+(=V2Vo)をA
TDC 35゜C^での燃焼圧として演算してRA門1
05に格納する。
クランク角位置がATDC 50” CAであればステ
ップ613に進み、燃焼圧センサl1の燃焼圧をA/D
変換して■4として取り込む。次に、ステップ614に
て、基準値V0を減算した値P4(=V4Vo)をAT
DC 50゜CAでの燃焼圧として演算してRAM10
5に格納する。次に、ステップ615にて平均有効トル
ク値(図示トルク値)TRQを、TRQ ← 0.5・p++2.0・P,+3.0・Pi +4
. 0 −P4により演算し、次に、ステップ616に
て加速増量の学習値GACF., GαFえ, GAC
R,, GαR1及び負荷領域別学習値K,kの学習を
行う。なお、ステップ616については後述する。
そして、ステップ617にてこのルーチンは終了する。
なお、第6図のルーチンは所定時間毎に実行されるよう
に構戒しているが、実際には、クランク角センサ6の3
0’CA信号の割り込みによって行われる30@CA割
り込みルーチンによって行われる。この場合には、第7
図に示すごとく、720゜CA信号に応じてクリアされ
、30゜CA割り込み毎にカウントア・ンプするアング
ルカウンタNAを設け、アングルカウンタNAの値に応
じて燃焼圧をA/D変換するもノテアるが、ATDC 
5゜CA,ATDC 35゜CAの位置は30゜C^割
り込み時点と一致シナイ。したカッテ、ATDC 5 
’ CA ,  ATDC 35°CAでのA/D変換
はその直前の30゜CA割り込み時点(NA=“Qll
,l“1”)で15°CA時間を演算してタイマ設定し
、タイマによってCPU103に割り込ませるごとによ
り行う。
第8図は第6図の学習ステップ616の詳細なフローチ
ャートである.すなわち、ステップ801では、機関が
加速状態か否かを判別する。すなわち、吸入空気圧PM
をRAM106より読出し、PMが所定値以上か否かに
より判別する.たとえば、第9図に示すように、時刻1
.以前では、非加速状態であるので、ステップ807に
進み、以下のフラグ及びカウンタを初期化する(第9図
参照)。
FAC :加速状態フラグ GAC :加′速増量値学習フラグ GACR  :後期学習フラグ CTOLF  :前期学習増量値学習朋間カウンタCT
OLR  :後期学習増量値学習期間カウンタSTF 
:前期トルク変動量積算値 STR :後期トルク変動量積算値 CMINF  :前期トルク変動量安定期間カウンタC
MINR  :後期トルク変動量安定期間カウンタそし
て、ステップ808にて、負荷領域別学習値KJkを更
新する。すなわち、FAC =″0′゛の条件のもとで
K ,kの学習が行われる。なお、ステップ808につ
いては、後述する。次に、ステップ809に進み、加速
状態フラグFACをFACOとして次の実行に備え、ス
テップ810にてこのルーチンは終了する。
次に、第9図の時刻t,において、機関が非加速状態か
ら加速状態へ移行すると、ステップ801でのフローは
ステップ802に進み、加速状態フラグFACをセット
する(“1”)。この結果、ステップ803, 804
. 805を介して加速増量値学習フラグGACをセッ
トし、ステップ806に進む。ステップ806では、加
速増量の初期値GACC,及び減衰率Gα1を更新する
。つまり、GAC= ” 1″゜の条件のもとでGAC
C.及びGα.の学習が行われる。なお、ステップ80
6については後述する。
第10図は第8図のGACFi, GαF, , GA
CR=, GcrR=の学習ステップ806の詳細なフ
ローチャートである。第9図のタイミング図を参照しつ
つ説明する。
ステンプI001では、発生トルク値1− R Qのな
まし値(平均値でもよい)Tπ頁を T11 ?・了TEj+TRQ 4 により演算し、ステップ1002では、加速増i1TA
ccを含まない基本噴射量TAUPから目標トルクTR
QMを、TRQM   ←  TAUP  ・ α■,
ただし、α7,は定数 により演算し、ステップ1003では、トルクなまし値
TI頁と目標トルクTR叶との差からトルク変動量ΔT
RQを演算する。すなわち、 ΔTRQ ←一  TRQM−T1で【Σ ステップ1004では、加速増量値学習期間(GAC 
=“1”〉が前期(GACR=“゜0”)か後期(GA
CR=“l”)かを後期学習フラグGACRにより判別
する。この状態では、GACR−″O゜゛であるので、
ステップl005〜101lのフローが実行される。
ステップ1005〜1011では、トルク変動量ΔTR
Qが安定化(低レヘル化)したか否かを判別する。
すなわち、ΔTRQ≧αl(一定値)であれば、ステッ
プ1006にて前期安定期間カウンタCMINFをクリ
アし、ΔTRQ <αlであれば、ステノプ1007に
て前期安定期間カウンタCMINFを+1加算し、ステ
ップ1008にてCMINF <C I (一定値)か
否かを判別する。この結果、CMINF < C Iで
あれば、ステップ1009にて、前期学習期間カウンタ
CTOLI?を+1加算し、ステップ1010にて、前
期トルク変動量積算値STFを、 STF ← STF+ΔTRG により積算する。このステップ1009 . 1010
のフローは、第9図において、時刻t,から、ΔTI?
Q <α1となった時刻L2からΔTRQ <α1の状
態が連続してCMINF − C Iとなる時刻t3ま
で実行され、その後ステップfoilに進む。
時刻t,において、ステップ1008のフローがステッ
プ1011に切替わると、後期学習フラグGACRがセ
ットされる(“1”).この結果、第10図のルーチン
が再び実行されると、ステップl004でのフローはス
テップ1012〜10l7に進むことになる。
ステップ1012〜l017では、トルク変動量ΔTR
Qがさらに安定化(低レベル化)したか否かを判別する
。すなわち、ΔTRQ≧α2(α1より小さい一定値)
であれば、ステップ10l3にて後期安定期間カウンタ
C旧NRをクリアし、ΔTI?Q <α2であれば、ス
テップ1014にて後期安定朋間カウンタCMINRを
+1加算し、ステップ1015にてCMINR <C2
(一定値)か否かを判別する。この結果、C旧NR<C
2であれば、ステップ1016にて、後期学習朋間カウ
ンタCTOLRを+1加算し、ステ・ノプ1017にて
、後朋゜トルク変動量積算値STRを、STR ←  STR+ΔTRQ により積算する。このステップ1016 . 1017
のフローは、第9図において、時刻L2から、ΔTRQ
 <α2となった時刻t4からΔTRQ <α2の状態
が連続してCMINR = C 2となる時刻Usまで
実行され、その後ステップ1018〜1034に進む。
ステップ1018〜1025は前期学習値GACF.及
びGαF▲を更新するためのものであり、ステップ10
26〜1033は後期学習値GACR.及びGαR.を
更新するためのものである.なお、これらの学習値は、
第1表に示すごとく、たとえば冷却水温THW (た−
とえば、0゜C〜80゜Cの範囲)を等間隔(不等間隔
でもよい)で区切った領域毎に1次元マップとして与え
られる。
第  1  表 ステップ1018〜1025について説明する。ステッ
プ101Bにおいては、前期トルク変動量積算値STF
 (この場合、第9図の左側の斜線部分の面積に相当)
が一定値βlより小さいか否かを判別し、この結果、S
 T F’ <β■のときには、ステッブ1019にて
、 ΔGACF ← B・ (β1−STF) ただし、Bは正の所定値により演算し、STF≧β1の
ときには、ステップ1020にて、ΔGACF ← B′ ・ (STF−β1) ただし、B′は負の所定値により演算し、ステップ10
21にて、冷却水温THWに属する領域の初期値GAC
P.をバックアップRAM106より読出し、GACF
.← GACF.一ΔGACCとする。すなわち、ST
F<β1であれば初期値GACF.は小さくされ、ST
F≧β1であれば初期値GACF.は大きくされる。そ
して、更新された学習値GACF,は再びバックアップ
RAM106の同一領域に格納される。このようにして
、前期トルク変動量積算値STFが一定値β1となるよ
うに学習値GACI’i はフィードバック制御される
また、ステップl022においては、前期学習期間CT
OLFが一定値TIより小さいか否かを判別し、この結
果、CTOLF <γ1のときには、ステノプ1023
にて、 ΔGαF ← A・ ( r 1 −CTOLF)ただし、Aは正
の所定値により演算し、C 1’ O L F≧T1の
ときには、ステップ1024にて、ΔGαF ←  A′  ・  (CTOLF  − γ 1 )
ただし、A′は負の所定値により演算し、ステップ10
25にて、冷却水温THWに属する領域の減衰率GαF
.をバックアップRAMl06より読出し、GαF.←
 GαF五一ΔGαF とする。すなわち、CTOLF < 7 1であれば減
衰率GαF.は小さくされ、CTOLF≧T1であれば
減衰率値GαF.は大きくされる。そして、更新された
学習値Gctp.は再びバックアップRAM106の同
一領域に格納される。このようにして、前期学習期間C
TOLFが一定値T1となるように学習値GαF,はフ
ィードバック制御される。
次に、ステップl026〜1033について説明する。
ステップ1026においては、後期トルク変動量積算値
STR (この場合、第9図の右側の斜線部分の面積に
相当)が一定値β2より小さいか否かを判別し、この結
果、STR<β2のときには、ステップ1027にて、 ΔGACR ← B・ (β2−STR) により演算し、STR≧β2のときには、ステ・ンブ1
028にて、 ΔGACR ← B′ ・ (STR−β2) により演算し、ステップ1029にて、冷却水温THW
に属する領域の初期値GACR.をバ・ンクア・ンブR
AM106より読出し、 GACR .  ←  GACR,  −ΔGACRと
する。すなわち、STR<β2であれば初期値GACR
+ は小さくされ、STR≧β2であれば初期値GAC
R.は大きくされる。そして、更新された学習値GAC
R,は再びバックアップRIV106の同一領域に格納
される。このようにして、後期トノレク変動?積算値S
TRが一定値β2となるように学習値GACR,はフィ
ードバック制御される。
また、ステソプ1030においては、後期学習期間C↑
OLRが一定値T2より小さいか否かを判別し、この結
果、CTOLR < r 2のときには、ステップ{0
31にて、 ΔGtxR ← A・ ( 7 2 −CTOLR)により演算し、
CTOLR≧T2のときには、ステップ1032にて、 ΔGαR ← A′ ・ (CTOLR−γ2) により演算し、ステップ1033にて、冷却水温THW
に属する領域の減衰率GαRiをバックアップRAM1
06より読出し、 GαR!← GαR■ −ΔGαR とする。すなわち、CTOLR <γ2であれば減衰率
GαR.は小さくされ、CTOLR≧T2であれば減衰
率GαR1 は大きくされる。そして、更新された学習
{!!GαR1 は再びバックアップRAM106の同
一領域に格納される。このようにして、後期学習期間C
TOLRが一定値γ2となるように学習値GαRi L
まフィードバック制御される。
このようにして、学習が終了すると、ステ.,フ゛10
34にてフラグGAC, GACR ,カウンタCTO
LF, CTOLR,STF, STR, CM1NF
, CMINI?をリセ・ノ1・もしくはクリアして次
の実行に備える。
そして、ステソフ゜1035にてこのノレーチンは寒冬
了する。
ステップ1034にて学習フラグGACがリセ・ノト・
されると、その後、加速状B (FAC =“1”)で
あっても、第8図のステップ803, 804によりス
テップ806の学習ルーチンは実行されず、したがって
、第10図のルーチンは実行されない。
第11図は第8図の負荷領域別学習値Kjkの学習ステ
ンプ808の詳細なフローチャートである。
すなわち、ステップ1101では、平均有効トノレク値
(図示トルク値)TRQの1サイクル前の値TI?(1
0からのトルク変動量(この場合、低下量)ΔTRQを
演算する.つまり、 ΔTR[]  ←TRQO−TRQ とする。ステップ1102では、次の実行に備え、TR
QをTRロ0とする。
ステップl103では、トルク低下量ΔTI?Qが正か
負かを判別する。すなわち、トルク低下量ΔTRQが負
の場合には、言い換えると、トルクとしては増大する場
合には、トルク値TRQは理想トルクに沿って変化して
いるものとみなし、ステップ1l05にてトノレク変動
量としての{直ΔT]?0をOとする。他方、トルク低
下量TRQが正の場合には、言い換えると、トルクとし
ては減少する場合のみ、トルク変動が生じたものとみな
し、値ΔTRQをトルク変動量とみなすが、この場合に
は、減速時にもトルクが減少するのでステップ1104
にて減速処理を行う。つまり、減速時には、吸入空気量
の減少に伴うトルク低下と燃焼悪化に伴う1〜ルク低下
とが区別できないため、後述のごとく、トルク変動量に
よる学習値K4kの更新を停止するようにしたものであ
る。
ステップ1106では、減速状態(FD=“″1″)か
否かを判別する。減速状態でなければステップ1l07
に進み、減速状態であればステップ1110に直接進む
。次に、ステップl107では、トルク低下量ΔTRQ
が設定値X,より大きいか否かを判別する。この結果、
設定値X1より大きいときにはステップ1108に進み
、RAM105より吸入空気圧データPMおよび回転速
度データNeを読み出し、PMおよびNeに属する領域
の負荷領域別学習値K4,をバックアソプRAMi06
より読み出し、 K,k←K j k 千1% とする。なお、負荷領域別学習値K,kは、第2表に示
すごとく、PMおよびNeをそれぞれ等間隔(不等間隔
でもよい)で区切った領域毎に2次元マップとして与え
られる。
以下余白 第  2  表 他方、設定値XIより小さいときにはステップ1109
に進み、PM.PjよびNeに属する領域の負荷領域別
学習値K4,を、 K,k−K;*− 1% とする。すなわち、設定値X1より大きいときには、領
域別学習値K,kを大きくしてリッチ側としてΔTRQ
を設定値X1に近づくようにする。他方、設定値X.よ
り小さいときには領域別学習値K,うを小さくしてリー
ン側としてΔTRロを設定値Xに近づくようにする。学
習値Kjkは再びバックアップRAM106の同一の領
域に格納される。
そして、ステップ1110にてこのルーチンは終了する
第12図は第l1図の減速処理ステップl104の詳細
なフローチャートである。すなわち、ステップ1201
では、トルク低下量ΔTRQが所定植X2より大きいか
否かを判別し、ステンブ1202ではΔTRQ〉X2の
状態が連続して現れる回数CNTを計数する。この結果
、ΔTRQ>X2の状態がX,回以上持続した場合のみ
、ステップ1203のフローはステ・ノプ1204に進
み、滅速ララグFDをセン1・する(FD=”l”)、
他方、ΔTRQ ≦X z 7’ アレば、ステップ1
201でのフローはステップ1205に進み、カウンタ
C N Tをクリアし、さらに、ステップ1206にて
減速フラグFDをリセットする(FD=“O″)。
そして、ステップl207にてこのルーチンは終了する
なお、ステンフ゜1203での{直X3はたとえば3で
ある。
第13図は噴射量演算ルーチンであって、所定クランク
角毎たとえば360゜CA毎に実行される。
ステップ1301では、RAM105により吸入空気圧
データPMおよび回転速度データNeを読出して基本噴
射量TAUPを演算する。ステップ1302では、RA
M105より吸入空気圧データPMおよび回転速度デー
タNeを読出してバックアップRAM106に格納され
た第2表に示す2次元マノプにより値Kを補間計算する
ステップ1303では、加速状態(FAC一“’ 1 
”)か否かを判別する。第14図に示す時刻t,におい
て加速状態(FAC一“1”)となると、フローはステ
ップ1304を介してステップ1305に進み、加速フ
ラグFAをセットする。この加速フラグFAは加速状態
中にステップ1305〜1311のフローを1回のみ実
行させるためである。他方、非加速状態であればステッ
プ1312にて加速フラグFAをリセッ1・シ、ステッ
プ1313にて加速増ITAccをOとしてステップ1
3l4に進む。
ステップ1306では、後述するiir a加速増量か
ら後期加速増量への切換えを指示するフラグF″rAC
をリセットし、ステップ1307では、RAM105よ
り冷却水温データT H Wを読出してRO旧04に格
納された1次元マップにより基本加速増量値TACCを
補間計算する。なお、この1次元マップも第l表と同様
な第3表のごとく構成されている。
第3表 次に、ステップ1308にて冷却水温データTHWにも
とすくバックアップRAM106に格納された第1表に
示すl次元マップにより前期学習値GACF及び後期学
習値GACRを補間計算する。そして、ステップ130
9にて、初期加速増量値TACCを前期学習値GACF
により補正する。すなわち、 TACC 4−TACC − GACFとする。また、
後期加速増量値TACRを、ステップ1310にて、 TACI−TACR − GACR により演算しておく。さらに、ステップ1311にて冷
却水温データT H WにもとすくバックアップRAM
106に格納された第1表に示す1次元マップにより前
期学習{IIGαF及び後期学習値GαRを補間計算ず
る。
なお、上述のごとくして得られた加速増量値TACCは
第15図に示すタイマルーチンにより所定時間毎に減衰
され、前期加速増量から後期加速増量に切換わるが、こ
れについては後述する。
ステップ1314では、最終噴射量TAUを、TAU ← TAUP − K・β十TACC+ 7により演算
する。なお、β,γは他の運転状態パラメータによって
定まる補正量であり、たとえば図示しないスロットル位
置センサからの信号、あるいは吸気温センサからの信号
、バッテリ電圧等により決められる補正量であり.、こ
れらもRAM105に格納されている。次いで、ステッ
プl315にて、噴射ITAUをダウンカウンタ108
にセットすると共にフリップフロツブ109をセットし
て燃料噴射を開始させる。そして、ステップ1316に
てこのルーチンは終了する。なお、上述のごとく、噴射
iTAUに相当する時間が経過すると、ダウンカウンタ
108のボローアウト信号によってフリップフロップ1
09がリセットされて燃料噴射は終了する。
第15図は上述したタイマルーチンであって、加速増量
値TACCの演算と共に、第14図における加速状態に
あって(FAC一“1″)、前期加速増量から後期加速
増量への切替点t,lを検出するためのものである。す
なわち、ステップ1501では前期加速増量中(FTA
C=“O”)か否かを判別し、前期加速増量中であれば
ステップ1502〜1505のフローが実行される。
ステップ1502では、加速増量値TACCを前期学習
値(減衰率)GαFにより減衰させ、ステップ1503
では、加速増量値TACCが初期後期加速増量値TAC
Hに到達したか否かを判別する。TACC>TACRで
あればステップl509に直接進む。
上述の状態で加速増量値TACCが初期後期加速増量値
TACRに到達した時点(第14図の時刻L2′)でス
テップl503でのフローはステップ1504 . 1
505に進み、前期加速増量から後期加速増量への切替
動作が行われる。すなわち、ステップ1504では、加
速増量値TACCを初期後期加速増量値TACRに置換
し、フラグFTACをセットする。この結果、第15図
のルーチンが再び実行されると、フローはステップ15
01を介してステップ1506〜1508に進むことに
なる。
ステップ1506では、加速増量値TACCを後期学習
値(減衰率)GαRで減衰させる。ステップ1507 
.1508では、加速増量値TACCが小さい値となっ
たときには0にすると共に、加速増量値TACCが負と
ならないように0でガードする。
なお、上述の実施例では、加速増量値TACCを所定時
間毎に所定比率(減衰率)で減少せしめているが、この
比率の代りに、所定時間毎に所定量だけ減少せしめても
よい。
また、上述の実施例においては、学習値GACFi,G
αh, GACRi, GαR1の学習期間の分割(第
9図のフラグGACRO値)時点L3と、実際の加速増
量の加速増量期間の分割(第14図のフラグFTAC 
)の時点t , lとは必ずしも一致していないが、こ
れは加速増量時のドライバビリティの悪化を最小限にす
るためである。
また、上述の実施例では、吸入空気圧および機関の回転
速度に応じて燃料噴射量を演算しているが、吸入空気量
および機関の回転速度、もしくはスロットル弁開度およ
び機関の回転速度に応じて燃料噴射量を演算してもよい
さらに、上述の実施例では、燃料噴射弁により吸気系へ
の燃料噴射量を制御する内燃機関を示したが、キャブレ
タ式内燃機関にも本発明を適用し得る。たとえば、エレ
クトリック・エア・コントロールバルブ(EACV)に
より機関の吸入空気量を調整した空燃比を制御するもの
、エレクトリック・ブリード・エア・コントロールバル
ブによりキャブレタのエアブリード量を調整してメイン
系通路およびスロー系通路への大気の導入により空燃比
を制御するもの、機関の排気系へ送り込まれる2次空気
量を調整するもの、等に本発明を適用し得る。この場合
には、ステップ1301における基本噴射量TAUP相
当の基本燃料噴射量がキャブレタ自身によって決定され
、すなわち、吸入空気量に応じた吸気管負圧と機関の回
転速度に応じて決定され・ステップ1314にて最終燃
料噴射i1TAUに相当する供給空気量が演算される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、加速時には、加速
後の学習値K4アとは別の学習値を更新すると共に、加
速増量中のトルク変動量の脈動に合わせて加速増量学習
値を加速前期と加速後期に分割したので、加速後の空燃
比と共に加速時の空燃比も安定し、従って、HC , 
CO , NOxエミッションの悪化、ドライバビリテ
ィの悪化、燃費の悪化等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を説明するための全体ブロック図
、 第2図はトルク変動量、燃費、および徘気工ξッション
特性を示すグラフ、 第3図は加速増量値の一般的なタイミング図、第4図は
本発明の作用を説明するタイ貴ング図、第5図は本発明
に係る内燃機関の空燃比制御装置の一実施例を示す全体
概略図、 第6図、第8図、第10図A、第10図B、第11図、
第12図、第13図、第15図は第4図の制御回路の動
作を説明するためのフローチャート、第7図、第9図、
第14図はそれぞれ第6図、第8図、第13図のフロー
チャ−1・を補足説明するためのタイミング図、 第10図は第10図A、第10図Bの結合を示すブロッ
ク図である。 1・・・機関本体、     3・・・圧カセンサ、4
・・・ディストリビュー夕、 5,6・・・クランク角センサ、 10・・・制御回路、    11・・・燃焼圧センサ
、l3・・・触媒コンバータ。 第2図 TACC 1 第 3 図 弟4図 第 5 図 5.6・・・クランク角センサ ]3・・・触媒コンバ
ータ巨二圓十809 弟8図 第11 図 5年雌1315 C在ニア1316 第13図 第 12 図 エ FAC ^ 学習値演算 第14図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内燃機関のトルク変動量(ΔTRQ)を演算するト
    ルク変動量演算手段と、 前記機関が加速状態か否かを判別する加速状態判別手段
    と、 前記機関が加速状態と判別された時点から前記トルク変
    動量が第1の安定点(α1)に安定した時点までの間を
    前期過渡期間(CTOLF)として発生する前期過渡期
    間発生手段と、 該前期過渡期間における前記トルク変動量を積算する前
    期トルク変動量積算手段と、 該前期トルク変動量の積算値(STF)が所定値(β1
    )となるように前期加速増量初期値(GACF_i)を
    更新する前期加速増量初期値学習手段と、該前期過渡期
    間が所定値(γ1)となるように前期加速増量減衰率(
    もしくは量)(GαF_i)を更新する前期加速増量減
    衰率学習手段と、 前記機関が加速状態の前期にあるときに前記前期加速増
    量初期値(GACF_i)を前記前期減衰率(もしくは
    量)(GαF_i)で減衰させて前期加速増量(TAC
    F)を得る前期加速増量演算手段と、 前記機関が加速状態にあって前記トルク変動量が前記第
    1の安定点(α1)に安定した時点から該トルク変動量
    が該第1の安定点より低い第2の安定点(α2)に安定
    した時点までの間を後期過渡期間(CTOLR)として
    発生する後期過渡期間発生手段と、 該後期過渡期間における前記トルク変動量を積算する後
    期トルク変動量積算手段と、 該後期トルク変動量の積算値(STR)が所定値(β2
    )となるように後期加速増量初期値(GACR_i)を
    更新する後期加速増量初期値学習手段と、該後期過渡期
    間が所定値(γ2)となるように後期加速増量減衰率(
    もしくは量)(GαR_i)を更新する後期加速増量減
    衰率学習手段と、 前記機関が加速状態の後期にあるときに前記後期加速増
    量初期値(GACR_i)を前記後期減衰率(もしくは
    量)(GαR_i)で減衰させて後期加速増量(TAC
    R)を得る後期加速増量演算手段と、 前記機関の加速状態の前期においては前記前期加速増量
    に応じて前記機関の空燃比を調整し、前記機関の加速状
    態の後期においては前記後期加速増量に応じて前記機関
    の空燃比を調整する空燃比調整手段と、 を具備する内燃機関の空燃比制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5645236A (en) * 1993-10-29 1997-07-08 Teisaku Corporation Crushing equipment
JP2008014152A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Denso Corp 噴射特性の学習方法及び燃料噴射制御装置
JP2010281215A (ja) * 2009-06-02 2010-12-16 Daihatsu Motor Co Ltd 内燃機関の空燃比制御方法

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