JPH03268196A - プリペイドカード決済機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 料金前払いにより発行されるプリペイドカードと、小売
店等に配置されるプリペイドカード決済機に関し、 プリペイドカードの金額と請求金額の通貨単位が異なる
ときでも決済を行うことができることを目的とし、 プリペイドカードを使用した取り引きで、請求金額の決
済を行うプリペイドカード決済機において、発行者の識
別番号および金額に加えて、金額の通貨単位情報が記録
されるプリペイドカードが挿入され、その金額および通
貨単位情報を読み取る読み取り部と、あらかじめ指定さ
れる請求金額の通貨単位とプリペイドカードの金額の通
貨単位情報から、通貨単位間の変換レートを求める変換
レート抽出手段と、求められた変換レートを用いて、請
求金額およびプリペイドカードの金額の通貨単位を一致
させた後に決済を行う決済手段とを備えて構成される。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、料金前払いにより発行されるプリペイドカー
ドと、小売店等に配置されるプリペイドカード決済機に
関するものである。

近年の流通業界では、プリペイドカードがキャシュレス
、顧客の固定化、販売促進等のために幅広く導入されて
いる。

この中で、今後プリペイドカードが国際的に利用される
ことも考えられるようになってきた。

〔従来の技術〕

プリペイドカードでは、発行者の識別番号および金額に
応じた度数情報が記録されていた。すなわち、金額が度
数で管理されていた。

しかし、度数による決済および金額管理は、例えば電話
料金のように定額の度数で決済されるものについては特
に支障ばないが、一般の買い物のように決済単位が金額
（円単位）である場合には、請求金額を度数情報に変換
する必要かある。また、残度数と残額との対応も不明確
であった。このために、最近では、使用目的に応じて度
数情報ではなく金額がそのまま記録されるプリペイドカ
ードが多くなっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、金額がそのまま記録されるプリペイドカート
では、金額に対応する数値が記憶されるのみで、通貨単
位は記憶されない。このため、プリペイドカード内の通
貨単位と決済する通貨単位が異なる場合には、従来のプ
リペイドカードによる決済ができなかった。

本発明は、このような点を解決するものであり、プリペ
イドカードの金額と請求金額の通貨単位が異なるときで
も決済を行うことができるプリペイドカードとプリペイ
ドカード決済機を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、請求項（１）に記載の発明の原理ブロック図
である。

図において、プリペイドカードは、発行者の識別番号お
よび金額が記録される。

本発明のプリペイドカードは、金額の通貨単位を示す通
貨単位情報が記録される。

第２図は、請求項（２）に記載の発明の原理ブロック図
である。

図において、プリペイドカード決済機は、プリペイドカ
ーＦを使用した取り引きで、請求金額の決済を行う。

読み取り部１１は、請求項（１）に記載のプリペイドカ
ードが挿入され、その金額および通貨単位情報を読み取
る。

変換レート抽出手段１３は、あらかしめ指定される請求
金額の通貨単位とプリペイドカードの金額の通貨単位情
報から、通貨単位間の変換レーＩ・を求める。

決済手段１５は、求められた変換レートを用いて、請求
金額およびプリペイドカードの金額の通貨単位を一致さ
せた後に決済を行う。

〔作　用〕

請求項（１）に記載の発明では、プリペイドカードに、
金額およびその通貨単位情報が記録されるので、通貨単
位を識別することが可能となる。

請求項（２）に記載の発明では、請求項（１）に記載の
プリペイドカードから通貨単位情報を読み取り、プリペ
イドカードの金額の通貨単位と指定される請求金額の通
貨単位との変換レートを求め、プリペイドカードの金額
および請求金額の通貨単位をそろえた後に決済を行う。

すなわち、プリペイドカードの金額と請求金額の通貨単
位が異なるときでも決済を行うことができる。

なお、決済後のプリペイドカードは、その通貨単位に対
応する残額が更新される。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第３図は、本発明のプリペイドカード決済機の実施例構
成を示すブロック図である。

図において、制御部３１には、プリペイドカードが挿入
される挿入部３３と、挿入部３３に挿入されたプリペイ
ドカードから発行者の識別番号、金額および通貨単位情
報を読み取る読み取り部３５と、読み取った情報を記憶
する一時記憶部３７と、通貨単位変換レートテーブルが
格納される記憶装置３９と、決済のための計算および通
貨単位の変換を行う演算部４１と、金額等を表示する表
示部４３と、請求金額が入力されるキーボード４５と、
決済後の残額をプリペイドカードに書き込む書き込み部
４７と、プリペイドカードを装置の外部に排出する排出
部４９と、ホスト・コンピュータ５５との接続を制御す
る回線制御部５１とが接続される。

ここで、第２図と第３図との対応関係を説明す読み取り
手段１１は、挿入部３３、読み取り部３５、−時記憶部
３７に相当する。

変換レート抽出手段１３は、制御部３１、通貨単位変換
レートテーブルおよび記憶装置３９に相当する。

決済手段１５は、演算部４１に相当する。

他の構成部は、決済機３０の標準構成部である。

第４図は、プリペイドカード決済の実施例の処理の流れ
を説明する図である。

以下、第１図、第３図および第４図を参照して動作につ
いて説明する。

なお、決済機は、入力される数値を全て通貨単位「ドル
」と判定して処理を行うものとする。また、コード番号
ｒ１．００２」は通貨単位「円」に対応するものとする
。

挿入部３３に挿入されたプリペイドカードは、読み取り
部３５で発行者の識別番号ｒ　１２３４５６　Ｊ、金額
ｒ　６３２３４５　」および通貨単位情報のコード番号
ｒ　１００２　Ｊが読み取られる。これらの情報は、制
御部３１により一時記憶部３７に格納される。

制御部３１は、コード番号ｒｌｏ０２Ｊをキーとして記
憶装置３９に格納される通貨単位変換レートテーブルを
検索する。

記憶装置３９には、第３図に示すように通貨単位「ドル
」に対する各種通貨単位の変換レートを示す通貨単位変
換レートテーブルが格納される。

通貨単位変換レートテーブルを検索した結果、コード番
号「１００２」の変換レートｒ　１４５１が抽出される
。

キーボーＦ−４５から請求金額ｒ　１７５Ｊが入力され
る。

制御部３１ば、演算部４１において、入力された請求金
額ｒ　１７５ｊをプリペイドカードに記録される通貨単
位「円」に変換し、プリペイドカードに記録される金額
ｒ６３２３４５Ｊから減算する（６３２３４５１７５　
Ｘ　１４５＝６０６９７０）　、すなわち、通貨単位１
円」のプリペイドカードを用いて、通貨単位「トル」の
買い物を行い、その決済を行うことができる。

なお、決済の方法として、上述した「円」立ての方法の
他に、「ドル」立ての方法がある。決済を「ドル」立て
で行う場合には、プリペイドカーＦの金額ｒ　６３２３
４５　Ｊの通貨単位を１円」から「ドル」に変換しく６
３２３４５／１７５＝４３６１．）、通貨単位［ドルＪ
に換算したときの金額から入力された請求金額の減算を
行い、その残額の通貨単位を「円」に戻す（（４３６１
−１７５）　Ｘ　１４５＝６０６９７０）。

制御部３］は、−時記憶部３７に記憶したプリペイドカ
ードの残額部を更新して、更新された残額を書き込み部
４７でプリペイドカードに書き込む。

決済処理が終了したプリペイドカードは、排出部４９か
ら装置の外部に排出され、取引は完了する。

決済機３０からホスト・コンピュータ５５へは、決済処
理された金額が送信される。

ポスト・コンピコ、−夕５５は、通貨単位変換レートテ
ーブルを有し、決済機３０の使用開始時、あるいは所定
の時間間隔で、決済機３０に通貨単位変換シー１〜テー
ブルを送信し、記憶装置３９の０ 通貨単位変換レートテーブルを更新する。

なお、変換レートを求める方法は、上述したように決済
ｍ３０の内部に通貨単位変換レートテーブルを備えるの
ではなく、必要に応じてホスト・コンピュータ５５に問
い合わせる方式でも良い。

また、上述した処理の中で、通貨単位の変換レートを得
た後に、演算部４１においてプリペイｌ”カードの金額
ｒ　６３２３４．５　Ｊの通貨単位を「円」から「ドル
」に変換し、通貨単位「ドル」に変換された金額情報ｒ
　４３６１　Ｊを表示部４３から表示出力させることも
可能である。この表示出力は、他国の通貨単位で発行さ
れたプリペイドカードの金額を使用国の通貨単位で表示
するものであり、プリペイドカードを使用する者に対し
、買い物できる金額を明確にする。

また、決済ｍ３０における請求金額の通貨単位の指定方
法は、決済機に固定とする方法、通貨単位を指定するキ
ーをキーボード４５に設け、決済の前に使用したい通貨
単位を選択する方法等のいずれでもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、プリペイドカーＦには金額の通貨単位
情報を持たせ、決済機には通貨単位の変換レートを求め
る機能を持たせることにより、プリペイドカードの金額
および請求金額の通貨単位を合わせて決済を行うことが
できるので、プリペイドカードを通貨単位の異なる国で
使用することが可能となる。通貨単位の異なる複数の国
で使用できることにより、プリペイドカードをトラベラ
ーズチェックの代替品として使用することも可能となる
。

【図面の簡単な説明】 第１図は請求項（１）に記載の原理ブロック図、第２図
は請求項（２）に記載の原理ブロック図、第３図は実施
例構成を示すブロック図、第４図は実施例の処理の流れ
を説明する図である。 １ ２ 図において、 １１は読み取り手段、 １３は変換レート抽出手段、 １５は決済手段、 ３１は制御部、 ３３は挿入部、 ３５は読み取り部、 ３７は一時記憶部、 ３９は記憶装置、 ４１は演算部、 ４３は表示部、 ４５ばキーボード、 ４７は書き込み部、 ４９は排出部、 ５１は回線制御部、 ５５はホスト・コンピュータである。 ３ エ 不閃

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）発行者の識別番号および金額が記録されるプリペ
   イドカードにおいて、 前記金額の通貨単位を示す通貨単位情報が記録されるこ
   とを特徴とするプリペイドカード。
2. （２）プリペイドカードを使用した取り引きで、請求金
   額の決済を行うプリペイドカード決済機において、 請求項（１）に記載のプリペイドカードが挿入され、そ
   の金額および通貨単位情報を読み取る読み取り部（１１
   ）と、 あらかじめ指定される前記請求金額の通貨単位と前記プ
   リペイドカードの金額の通貨単位情報から、通貨単位間
   の変換レートを求める変換レート抽出手段（１３）と、 求められた変換レートを用いて、前記請求金額および前
   記プリペイドカードの金額の通貨単位を一致させた後に
   決済を行う決済手段（１５）とを備えたことを特徴とす
   るプリペイドカード決済機。