JPH03267644A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は各被空調室への風量を制御することにより室
温制御するダクト式の空気調和機に関するものである。

従来の技術 以下図面を参照に従来例について説明する。

第４図は従来の空気調和機の一例を示す構成概略図であ
る。１は室内機本体で、内部に室内側送風機２、前記室
内側送風機２の運転周波数を制御する送風機用制御器２
ａ、室内側熱交換器３、冷媒を膨張させる室内側膨張弁
４を具備している。

５は室外機本体で内部に圧縮機６、室内側熱交換器了、
室外側送風機８、室外側膨張弁９、前記室外側熱交換器
７の着霜量を検出する着霜検出器１０、除霜運転の開始
及び終了を制御する除霜制御器１１を具備している。

前記室内側送風機２からはダクト１２を被空調室１３ま
で配設している。ダクト１２の途中には可変風量ユニッ
ト１４が取付けられている。前記可変風量ユニット１４
、内部にダンパー　１４　ａ　１前記ダンパー１４ａを
駆動させるモータ１４ｂと、前記モータ１４ｂを制御す
る風量制御器１４ｃを具備している。また前記被空調室
１３内には、内部に室内温度設定器１５ａと室内温度検
出器１６ｂを有した温度コントローラ１５を配設してい
る。

前記ダクト１２内には機外静圧を検出する圧力検出器１
６と機外静圧を一定に設定する圧力設定器１６ａを具備
している。

次に動作について説明する。

前記室内機本体１より吹き出された温風又は冷風は前記
ダクト１２を通過し、被空調室１３まで導かれる。また
ダクト１２の途中に設けられている可変風量ユニット１
４は、衆知の制御回路を構成しており、温度コントロー
ラ１５内の室内温度設定器１５ａにて設定された温度と
、室内温度検出器１６ｂにて検出された温度との差によ
り風量制御器１４ｃを介してモータ１４ｂを駆動させダ
ンパー１４ａの開度を変化させ通過風量を変化させるも
のである。

以下第５図を参照に説明する。

前記可変風量ユニット１４にて風量が変化すると、前記
ダクト１２内の機外静圧が変化し、ステップ２１にて前
記圧力検出器１６により変化をとらまえ前記送風機用制
御器２ａにより機外静圧を圧力設定器１６ａによる設定
値にしようと、室内側送風機２の運転周波数を制御する
。

暖房運転時には、室外側熱交換器７の着霜にともない除
霜運転をする必要があるが、その着霜量の変化を着霜検
出器１０にて検出する。ステップ２２にて前記着霜検出
器１０の検出量により除霜制御器１１から除霜開始の指
示を送風機用制御器２ａが受ける場合には、ステップ２
３にて室内側送風機２の運転周波数Ａを読取り、ステッ
プ２４にて除霜中室内側送風機Ａの周波数を維持し一定
とする。その稜、ステップ２５にて除霜制御器１１より
、除霜終了の信号を受けると、再びステップ２１に戻り
、通常の静圧卸御運転を行なう。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では、除霜運転時、被空調室へ
の送風量は、除霜前とほとんど同一であるが、除霜時被
空調室への送風温度が急低下するため、送風量が多い場
合は、被空調室内の人体へ冷風感を与えてしまい、快適
性を大きく損なってしまうという課題を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、可変風量式の空気調和機にお
いて、除霜時の室内側送風機の運転周波数を所定の周波
数以下とする機能を有する空気調和機を提供するもので
ある。

課題を解決するための手段 そこで本発明の空気調和機では、従来に加えて、除霜制
御器から除霜開始の信号を受けると、室内側送風機の運
転周波数が所定の周波数以上の場合は、除霜中の室内側
送風機の運転周波数を所定の周波数に変更すると共に一
定とし、一方で除霜開始時の周波数が所定の周波数以下
の場合は、除霜中そのまま維持し一定とする除霜時冷風
防止機能付送風機用制御器を備えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、被空調室への吹出空気
温度が低下する除霜運転時、被空調室への送風量を所定
量以下に抑え、被空調室内の人体への冷風感を解消する
ことにより、快適な空調を実現するものである。

実施例 第１図は本発明の一実施例を示す構成概略図である。以
下図面にしたがって説明する。従来例と同一の構成のも
のについては、同一の番号を付与し、詳細な説明は省略
する。

本発明の一実施例では、従来例と比べて、圧力検出器１
６と圧力設定器１６ａとの圧力差により室内側送風機２
の回転数を制御し風量を可変しかつ、除霜制御器１１か
ら除霜開始の信号を受信した時に、室内側送風機の運転
周波数が所定の周波数以上の場合は除霜中の室内側送風
機２の運転周波数を所定の周波数に変更し除霜中一定と
し、除戸開始時の周波数が所定の周波数以下の場合は、
除霜中そのまま維持し一定とする除霜時冷風防止機能付
送風機用制御器１了を具備している。

次にその動作について図２のブロック図にて説明する。

１８は本空気調和機を制御するＣＰＵ（図示せず）で、
内部に前記圧力設定器１６ａにより設定された設定圧力
Ｘと前記圧力検出器１６にて検出された圧力Ｙとを比較
する圧力比較器１９と、前記着霜検出器１ｏにて検出さ
れた検出量から除霜運転の開始と終了を制御する前記除
霜制御器１１を内蔵している。前記ＣＰＵ１８は、前記
圧力比較器１９の比較結果によシ前記室内側送風機２の
運転周波数を可変させるとともに、前記除霜制御器１１
の指示により前記室内側送風機２の運転周波数を変化さ
せる。

次にこの動作の具体例を第３図のフローチャートで示す
。なお、暖房中の除霜運転時の制御を除き、通常運転時
の制御及び基本動作は従来例と同一なので説明を省略す
る。

通常は可変風量ユニット１４によって風量が変化すると
、ダクト１２内の機外静圧が変化し、ステップ３１にて
圧力検出器１６により変化をとらまえ除霜時冷風防止機
能付送風機用制御器１７により機外静圧を圧力設定器１
６ａによる設定値にしようと、室内側送風機２の運転周
波数を制御する。しかし、ステップ３２にて、除霜制御
器１１から除霜開始の信号を除霜時冷風防止機能付送風
機用制御器１７が受ける場合は、ステップ３３にて室内
側送風機２の運転周波数Ａを読取り、ステップ３４にて
所定の周波数Ｂに対しＡ２Ｂかどうか比較し、Ａ２Ｂの
場合には、ステップ３５にて、室内側送風機２の周波数
ＡをＢと変更し、除霜中維持し一定とする。また、Ａ（
Ｈの場合には、ステップ３６にで、室内側送風機の周波
数Ａをその甘ま除霜中維持し一定とする。その後、ステ
ップ３７にて、除霜制御器１１より、除霜終了の信号を
受けると、再びステップ３１に戻り、通常の静圧制御運
転を行なう。

以上の様に本実施例によれば、除霜中、室内側送風機の
運転周波数を所定値以下にすることで、被空調室への送
風量を所定量以下に抑え、除霜時の吹き出し空気温度の
低下によって生ずる被空調室内の人体へ冷風感を与える
課題を解消でき、快適性を向上させるものである。

発明の効果 以上の様にダクト内圧力を検出する圧力検出器と圧力設
定器との圧力差により室内側送風機の回転数を制御し送
風量を可変するとともに、除霜制御器から除霜開始の信
号を受信した時に、室内側送風機の運転周波数の所定の
周波数以上の場合は除霜中の室内側送風機の運転周波数
を所定の周波数に変更し除霜中一定とし、除霜開始時の
周波数が所定の周波数以下の場合は、除霜中そのまま維
持し一定とする除霜時冷風防止機能付送風機用制御機を
具備することにより、除霜中、被空調室への送風量を所
定量以下に抑え、除霜中の吹き呂し空気温度の低下によ
って生する被空調室内の人体への冷風機感を与える課題
を解消し、快適な空調を実現するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空気調和機の構成概念
図、第２図は本発明の動作を示すブロック図、第３図は
本発明の具体例の動作を示すフローチャート図、第４図
は従来の空気調和機の構成概念図（第１図と同じ）、第
５図は従来の動作を示すフローチャート図である。 １・・・・・・室内機本体、２・・・・・・室内側送風
機、３・・・・・・室内側熱交換器、６・・・・・・室
外機本体、６・・・・・・圧縮機、７・・・・・・室外
側熱交換器、８・・・・・・室外側送風機、１ｏ・・・
・・・着霜検出器、１１・・・・・・除霜制御器、１２
・・・・・ダクト、１３・・・・・・被空調室、１４゛
°・°°°可変風量ユニット、１６・・・・・・圧力検
出器、１６　ａ　−・・・圧力設定器、１７・・・・・
・除霜時冷風防止機能付送風機用制御器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内側熱交換器と、運転周波数制御式の室内側送風機を
   有するダクト接続式の室内機本体と、圧縮機と室外側熱
   交換器と、室外側送風機と、前記室外側熱交換器の着霜
   を検出する着霜検出器と、前記着霜検出器の検出量から
   除霜運転の開始及び終了を制御する除霜制御器とを具備
   するとともに、前記室内機本体から冷風又は温風を被空
   調室に送るダクトと、前記ダクト内に前記被空調室の室
   温により風量を可変する可変風量ユニットと、前記ダク
   ト内の圧力を検出する圧力検出器とを具備し、前記圧力
   検出器と圧力設定器との圧力差により前記室内側送風機
   の運転周波数を制御し送風量を可変し、かつ、前記除霜
   制御器から除霜開始の信号を発信した時に、室内側送風
   機の運転周波数が所定の周波数以上の場合は室内側送風
   機の運転周波数を所定の周波数に変更し、除霜中一定と
   し、除霜開始時の周波数が所定の周波数以下の場合は、
   除霜中そのまま維持し一定とする除霜時冷風防止機能付
   送風機用制御器を具備したことを特徴とする空気調和機
   。