JPH03266622A - 成形機の製品自動検査方法 - Google Patents

成形機の製品自動検査方法

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JPH03266622A
JPH03266622A JP6436590A JP6436590A JPH03266622A JP H03266622 A JPH03266622 A JP H03266622A JP 6436590 A JP6436590 A JP 6436590A JP 6436590 A JP6436590 A JP 6436590A JP H03266622 A JPH03266622 A JP H03266622A
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microcomputer
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Akio Yamada
明雄 山田
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/7686Measuring, controlling or regulating the ejected articles, e.g. weight control
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/768Detecting defective moulding conditions

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、射出成形機、ダイスストマシン等の成形機に
おいて製品の良否を自動判別する製品自動検査方法に関
する。
[従来の技術] 例えば、射出成形機による成形作業を自動運転で行う際
、成形された製品が不良品の山となったのでは全く意味
がないため、製品の品質決定要因となる多数の成形運転
条件はきめ細かく設定されている。そして、成形機全体
の制御を司るマイクロコンピュータ(以下マイコンと称
す)は、予め設定された成形運転条件値に基づき各種セ
ンサからの計測データを参照して自動運転を実行し、成
形品を連続的に成形するようになっている。
また、上述した成形運転条件の設定値と共に、このそれ
ぞれの設定値に併せて上限値並びに下限値を設定し、自
動成形を行いながら各成形運転条件値が実際にどのよう
に変化したかを実測し、該実測値が上記した設定上・下
限値の範囲内にあれば良品、設定上限値または設定下限
値から外れた場合には不良品と判断し、不良判定がなさ
れた場合にはその際の成形品を、型開き・取り出し時に
正規の製品集積(載置)部所以外の場所に持ってゆくよ
うにした、所謂自動検査機能付きの射出成形機も最近で
は普及し始めている。
この自動検査機能付きの射出成形機として、本願出願人
が特願平1−169993号として提案した技術におい
ては、射出成形機全体の制御を司るマイコンが、各成形
運転条件値の計測データを所定ショット数取り込んで、
これを統計演算処理し、前記した上・下限値を決定する
ようにしている。
ところで、射出成形の技術分野では、各成形運転条件の
相関関係の詳細や樹脂挙動の詳細メカニズムなど未解明
の事柄が多々あり、これらを正確に把握するための研究
が進められているが、前記した成形運転条件の設定値や
、自動検査機能付きの射出成形機において設定される前
記上・下限値は、現状では、豊かな経験と知識を有する
オペレータによる設定に頼っている。この点に鑑み前記
した先願では、上・下限値の設定を良品成形時の実測デ
ータを統計計算して自動設定できるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の射出成形機の製品自動判別手法に
おいては、良否判定のために用いられるモニタ項目は総
べて射出成形機の運転条件と対応するものであり、成形
品質と密接に関連する成形品重量や成形品寸法等の項目
が含まれておらず、型開きして成形品を金型外に取り出
す前に良否判定を行っているため、多分に「見做しJ良
否判定であった。このため、不良品を確実に排除するた
めに許容範囲が狭く設定される傾向にあり、不良品とし
て排除された成形品中に実用上は良品として許容される
成形品が混入しているという指摘があった。
この点に対処するため、本願出願人は特願平2−931
号において、1シヨツト毎に各運転条件モニタ項目の実
測値と共に、成形品重量を計測して取り込み、この成形
品重量を良否判定のためのモニタ項目の1つとして利用
する手法を提案した。
上記した特願平2−931号においては成形品重量を良
否判別に利用しているため、良否判定精度は大きく改善
されるが、反面、1シヨツト毎に成形品重量を計量して
いるため、 ■型開き・エジェクト行程後に必ず計量を行わねばなら
ず、この計量のための装置(成形品載置手段や電子秤等
)を連続運転中に稼動させる必要があり、装置側の動作
制御が複雑になる。
■計量完了時点では次のショットのためのサイクル(例
えばチャージ動作等)が開始されており、各ショットの
運転条件実測値と計量情報との対応材は処理が面倒であ
る。
■型開き・エジェクト行程の直後(金型からの成形品の
取り出しの直後)に、直ちに良品と不良品とを振り分け
ることができず、計量行程後に良/不良を振り分けねば
ならず、この点でも装置側の動作制御が複雑になる。
という問題があった。
従って、本発明の解決すべき技術的課題は上述した従来
技術のもつ問題点を解消することにあり、その目的とす
るところは、運転条件モニタ項目以外に製品の良否判別
の重要なファクターとなる特定重要モニタ項目、例えば
成形品重量などを良/不良判定に見掛は上反映させ得て
、適正な良/不良の自動判別が可能であると共に、連続
自動運転時には、前記特定重要モニタ項目の実測値を取
り込むことなく、各運転条件モニタ項目の実測値に基づ
き1シヨツト毎に特定重要項目のデータを予測・演算で
きる成形機の製品自動検査方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記した目的を達成するため、設定された各運
転条件値と各センサからの計測情報とに基づき成形機の
各部を駆動制御するマイコンを具備し、該マイコンは、
連続自動運転時における製品の品質を判別するため、予
め定められた複数の運転条件モニタ項目の実測値を取り
込んで製品の良否判別処理に反映させる機能を有する成
形機の製品自動検査方法において、 予め定められた所定ショット数の試ショット期間中に、
前記運転条件モニタ項目以外に製品の良否判別の重要な
ファクターとなる特定重要モニタ項目の実測値を前記マ
イコンに取り込ませ、該マイコンはこの特定重要モニタ
項目の実測値と他の各運転条件モニタ項目の実測値とに
よって、特定重要モニタ項目と各運転条件モニタ項目と
の相間関係式における関係定数を演算し、 連続自動運転時には、前記特定重要モニタ項目の実測値
を取り込むことなく、前記マイコンは、前記求められた
関係定数をもつ相関関係式を用いて、前記各運転条件モ
ニタ項目の実測値に基づき1シヨツト毎に前記特定重要
項目のデータを予測・演算し、該予測・演算結果を製品
の良否判定に使用するようにされる。
[作 用〕 例えば、射出成形機に内蔵されたマイコンは、予め定め
られた所定ショット数の試ショット期間中には、1シヨ
ツト(各サイクル)毎に射出条件等々の運転条件に関す
る各モニタ項目の実測値を取り込むと共に、この運転条
件モニタ項目以外にも、製品の良否判別の重要なファク
ターとなる特定重要モニタ項目の実測値もショット毎に
対応付けて取り込むようにされる。例えば、上記特定重
要項目を成形品(製品)重量とすると、試ショット期間
中には1シヨツト毎に取り出し機によって金型から取り
出した成形品を例えば電子秤に載置して計量を行い、成
形品重量の実測値が電子秤からマイコンに送出されるよ
うにされる。
そして、マイコンはこの成形品重量の実測値と他の各運
転条件モニタ項目の実測値とによって、成形品重量と他
の各運転条件モニタ項目との相関関係式における関係定
数を演算する。すなわち、「多変量解析法による重回帰
分析」手法によって、成形品重量の予測値をy′、各運
転条件モニタ項目のデータをX、、 X、、・・・・・
・Xl、成形品重量の実測値をyとしたとき、 ’I” =7+k)+OC+−マ、)+b、(x、−マ
、)+・・・・・・+b、(xp−マハ     ■で
表わされるの式における、各定数す、、  b、。
・・・b、を算出する(但し、上記■式において、y並
びにマ、、マ1.・・・・・・マ、は各実測値の平均値
である)。上式■の各定数は、実際の計測値から各運転
条件モニタ項目のデータと成形品重量データとの相関度
合いの強弱によって求めらる。そして、定数が確定され
ると、■式によって】ショット分の各運転条件の実測値
が計測された時点で、リアルタイムで成形品重量の予測
値y′が演算可能となる。
前記した試ショットの後、成形品を連続成形する連続自
動運転に入ると、前記マイコンは、各運転条件モニタ項
目の実測値を取り込み、この実測値と予め設定されてい
る各モニタ項目の上・下履値とを対比すると共に、成形
品重量などの特定重要モニタ項目のデータを予測・演算
して、この予測演算値と予め設定されている当該モニタ
項目の上・下限値とを対比して良否判定を1シヨツト毎
にリアルタイムで型開きまでに行う。そして、良品と判
別した際には、当該ショットの成形品を正規の製品置場
に持ち運び、また不良品と判別した際には、当該ショッ
トの成形品を不良品集積箇所に持ち運ぶように、例えば
取り出し機を制御する。
斯様にすることによって、成形品重量等の製品良否判定
に重要なファクターとなる特定重要項目を含んだ多数の
モニタ項目による良否自動判定が型開き以前にリアルタ
イムで行え、良否判別精度が向上する。また、連続自動
運転時に成形品重量などの運転条件モニタ項目以外のデ
ータを実測する必要なく、各運転条件モニタ項目の実測
値からこれを予測・演算するので、良否判定の時間が型
開き以前に実施され、成形品の金型からの取り出し時点
で、良品と不良品とを振り分けることができる。
[実施例] 以下、本発明をインラインスクリュータイプの射出成形
機に適用した第1図及び第2図に示した1実施例によっ
て説明する。なお本実施例では、油圧駆動方式の射出成
形機を例にとって説明するが、サーボ電動機駆動方式の
射出成形機においても、本発明は同様に実施することが
できる。
fJ1図は射出成形機の要部の概略構成を示す説明図で
ある。同図における左上部分は型開閉メカニズム系を示
しており、該図示部分において、1はベース、2は該ベ
ース1上に固設された固定ダイプレート、3はベースl
に延設されたスライドベースla上に設置された支持盤
、4は固定ダイプレート2と支持盤3との間に架設され
た複数本のタイバーである。上記支持盤3には、型開閉
駆動源たる型締シリンダ(油圧シリンダ)5が固設され
ており、該型締シリンダ5のピストンロッド5aの先端
部には、公知のトグルリンク機構6を介して前記タイバ
ー4に押通された可動ダイプレート7が連結されている
。そして、ピストンロッド5aを約後進させることによ
り、可動ダイプレート7を固定ダイプレート2に対し、
接近または後退させるようになっている。
また、前記固定ダイプレート2と前記可動ダイプレート
7の相対向する面には、固定側金型8と可動側金型9と
が取付けられている。そして、成形サイクル中の型閉じ
行程時には、前記ピストンロッド5aの前進で前記トグ
ルリンク機構6を伸長させて可動ダイプレート7を前進
させ、両金型8.9を密着させ、続いて公知のようにト
グルリンク機構6を突っ張らせて所定の型締力を与える
ようになっている。一方、成形サイクル中の型開き行程
時には、ピストンロッド5aの後退でトグルリンク機構
6を折り縮めて可動ダイプレート7を後退させ、両金型
8,9を離間させ、公知の図示せぬエジェクト機構と成
形品の自動取り出し機10とによって成形品を取り出す
ようになっている。なお上記自動取り出し機10は、図
示していないが、例えば成形品を挟持するハンド部と、
ハンド部を旋回・上下動させるアーム部とを具備してお
り、後述するマイコン30によって制御される。
本実施例においては、上記した自動取り出し機10は、
lショット毎に取り出した成形品50を、後述する如く
各モニタデータを総合判断して良品判定がなされた場合
は、当該成形品50を例えばベルトコンベア5】上に載
置し、また、不良品判定がなされた場合には、当該成形
品50を不良品溜め52に投入するようになっている。
なお、試ショット期間中は、自動取り出し機10は全数
の成形品50をベルトコンベア50に載置し、この試シ
ョット期間中にのみ使用される通信機能付きの電子秤1
1によって、成形品重量を個別に計量させるようになっ
ている。
第1図における右上部分は射出メカニズム系を示してお
り、該図示部分において、12は加熱シリンダ、13は
該加熱シリンダ12内に回転並びに前後進可能に配設さ
れたスクリュー 14は加熱シリンダ12の先端に取付
けられたノズル、15は加熱シリンダ12の外周に巻装
されたバンドヒータ、16は樹脂材料をスクリュー13
の後部に供給するためのホッパー、17はスクリュー1
3の回転駆動源たるモータ(本実施例では例えば電磁モ
ータを用いているが、油圧モータなどにも代替可能であ
る)、18はスクリュー13の前後進を制御するための
射出シリンダ(油圧シリンダ)である。公知のように、
ホッパー16から供給された樹脂材料は、スクリュー1
3の回転によって混線・可塑化されつつスクリュー13
の先端側に移送されながら溶融され、溶融樹脂がスクリ
ュー13の先端側に貯えられるに従ってスクリュー13
が背圧を制御されつつ後退し、1ショット分の溶融樹脂
がスクリュー13の先端側に貯えられた時点でスクリュ
ー回転は停止される。そして、所定秒時を経た後、射出
開始タイミングに至ると、スクリュー13が前進駆動さ
れて、型締めされた前記金型8,9間のキャビティへ溶
融樹脂が射出される。
20は油圧測定ヘッド等よりなる打出圧力検出センサ、
21はエンコーダ等よりなる射出ストローク検出センサ
、22は回転エンコーダ等よりなるスクリュー回転検出
センサ、23は加熱シリンダ】2の温度を検出する温度
検出センサ、24はノズル14先端部における溶融樹脂
温度を検出する温度検出センサ、25はエンコーダ等よ
りなる型開閉ストローク検出センサ、26は油圧測定ヘ
ッド等よりなる型締圧力検出センサ、27は前記自動取
り出し機10の動作検出センサで、これら各センサ20
〜27の計測情報信号5i−ssや、図示せぬ他の各セ
ンサからの計測情報信号、並びに試ショット時にはこれ
らの計測情報信号に加えて、前記電子秤11からの成形
品重量を示す計測情報信号S9が、後記するマイコン3
0に必要に応じ適宜入力変換処理を施して送出される。
30は、マシン全体の動作制御などを司るマイコンで、
型開閉動作、チャージ動作、射出動作などの成形行程全
体の制御や、良品/不良品判定処理等々の各種演算処理
を実行する。該マイコン30は実際には、各種I10イ
ンターフェース、主制御プログラム並びに各種固定デー
タなどを格納したROM、各種フラグや測定データ等を
読み書きするRAM、全体の制御を司るCPU (セン
トラルプロセッサーユニット)等を具備しており、予め
作成された各種プログラムに従って各種処理を実行する
も、本実施例においては説明の便宜上、成形条件設定記
憶部31、成形プロセス制御部32、演算処理部33、
実測値記憶部34、上・下限値設定記憶部35、比較演
算部36、定数演算部37、特定重要モニタデータ算出
部38等の機能部を具備しているものとして、以下の説
明を行う。
上記成形条件設定記憶部31には、キー人力手段40も
しくは他の適宜入力手段によって入力された各種成形条
件値が、必要に応じ演算処理されて書き替え可能な形で
記憶されている。この成形条件としては、例えば、チャ
ージ行程時のスクリュー位置とスクリュー回転数及び背
圧との関係、サックバック制御条件、射出開始点(位置
)から保圧切替点(位置)までの細分化された射出速度
条件、保圧切替時点から保圧終了時点までの細分化され
た2次射出圧力(保圧圧力)条件、各部のバンドヒータ
温度、型閉じストロークと速度、型締め力、型開きスト
ロークと速度、エジェクト制御条件、製品取り出し機制
御条件等々が挙げられる。
前記成形プロセス制御部32は、予め作成された成形プ
ロセス制御プログラムと成形条件設定記憶部31に格納
された設定条件値とに基づき、前記したセンサ20〜2
7などからの計測情報及びマイコン30に内蔵されたク
ロックからの計時情報を参照しつつ、ドライバ群41を
介して対応する駆動源を駆動制御し、一連の成形行程を
実行させる6第1図においては、ドライバ群4】の駆動
信号D1が制御弁42を介して前記型締シリンダ5を駆
動制御し、駆動信号D2が前記バンドヒータ15の電熱
源を駆動制御し、駆動信号D3が前記モータ17を駆動
制御し、駆動信号D4が制御弁43を介して前記射出シ
リンダ18を駆動制御し、駆動信号D5が前記自動取り
出し機10の駆動源(例えば、モータ、エアシリンダ等
)を駆動制御し、また、他の駆動信号が図示せぬ適宜の
駆動源を駆動制御するようになっている。
前記実測値記憶部34には、予め設定されたモニタ項目
の総べての実測値Xが、連続する所定多数回のショット
略こわたってその記録エリアに取り込まれる。取り込ま
れるモニタ項目は大別すると、■時間監視項目、■位置
監視項目、■回転数監視項目、■速度監視項目、■圧力
監視項目、■温度監視項目、■電力監視項目が挙げられ
、前記した成形運転条件設定項目の相当部分がこれとオ
ーバーラツプし、成形品の品質に密接するファクターが
モニタ項目として予め設定されている。このモニタ項目
の数は任意であるが、本実施例ではモニタ項目の数は3
0〜50程度とされ、前記したセンサ20〜27などか
らの計測情報及びマイコン30に内蔵されたクロックか
らの計時情報が必要に応じ変換処理されて順次格納され
る。なお、モニタ項目はオペレータが選択入力して設定
することも可能である。
また、本実施例においては、上記したモニタ項目に加え
て、■成形品重量が特定重要モニタ項目として設定され
ており、試ショット期間中には、前記電子秤11からの
成形品重量を示す計測情報信号S9による実測データも
、前記実測値記憶部34に格納される。なお、上記試シ
ョット期間中は、総べて良品成形が保証されている場合
であっても、多少不良品が混入している場合の何れであ
ってもよい。
前記演算処理部33は、実測値記憶部34に記憶された
データが所定サンプリングショット数に達すると(すな
わち、試ショット期間が終了すると)各運転条件モニタ
項目毎の実測値Xを統計演算処理し、 実測値Xのバラツキ範囲R= (X a −x  X 
m + −)と実測値Xの中央値Me= (x、、、+
R/2)、及び/または、 実測値Xの平均値x=(Σx、)/nと標準側を先ず算
出し、 次に上記算出結果と適宜経験値によって予め設定されて
いる修正係数aとによって、各運転条件モニタ項目毎の
上・下限値を 上限値=Me+a−R/2 下限値=Me−a−R/2 もしくは、 上限値=マ+a・3σ/2 下限値=マーa・3σ/2 として算出する。このようにして算出された各運転条件
モニタ項目毎の上限値並びに下限値は、前記した上・下
限値設定記憶部35に転送されて記憶される。なお、こ
の各運転条件モニタ項目の上・下限値は従来に較べて相
当ゆるやかな値に設定可能であり、また、運転条件モニ
タ項目の数も削減可能である。(何となれば、本実施例
では成形品重量をモニタ項目としているからである。)
また、同様に演算処理部33は、特定重要モニタ項目た
る成形品重量の実測値yを統計演算処理し、成形品重量
の上限値並びに下限値を算出し、これも同様に上・下限
値設定記憶部35に転送されて記憶される。なお、この
上・下限値の自動設定手法については、必要があれば前
記した先願(特願平1−169993号)を参照された
い。
前記定数演算部37は、試ショット期間中における成形
品重量の実測値y、並びに前記各運転条件モニタ項目の
実測値をX、、 X、、・・・・・・X、としたとき、
これらを用いたF4変量解析法による重回帰分析」手法
によって、成形品重量の予測値y″を表わす前述し下記
に示した、 y’ =y + b+ (x、  xl) + b+ 
(xs  x、)+・・・・・+be(Xp−マ、) 
   ■で表わされる0式(重回帰式)における、各定
数b++bs+ ・・・・・・b、を算出する(但し、
上記0式において、y並びに71.マ、、・・・・・・
マ、は各実測値の平均値である)。上式■の各定数は、
各運転条件モニタ項目のデータと成形品重量データとの
相関度合いの強弱によって求められる。なお、重回帰式
の算出手法は各種「多変量解析法Jを表わした学術書等
に詳しく、ここではその詳細は該種学術書に譲るが、最
近では「算術計算用ソフト」として市販されているので
、これらを利用することにより上記各定数す、、b、、
・・・・・・bpの算出は比較的容易に行うことができ
る。
前記特定重要モニタデータ算出部38は、定数演算部3
7で得られた定数す、、b、、・・・・・・bpと、最
新ショットによる各運転条件モニタ項目の実測値X、、
X、、・・・・・・Xpとを用い、前記0式によって成
形品重量の予測値y′をリアルタイムで演算する。
前記比較演算部36は、上・下限値設定記憶部35に格
納されたデータと、最新のショットにおける各運転条件
の実測値データ(例えば実測値記憶部34から転送され
る)並びに前記特定重要モニタデータ算出部38で算出
された成形品重量の予測値y′ とを対比し、各実測値
xIT x、、・・・・・・xp並びに成形品重量の予
測値y′が上・下限値範囲内(許容範囲内)にあるか否
かを判断する。
そして、上・下限値範囲内を外れた場合には、この旨を
前記成形プロセス制御部32に認知させて、該成形プロ
セス制御部32による前記自動取り出し機10の駆動制
御により、前記した如く当該最新ショットによる成形品
50を不良品として所定の不良品溜めに搬送させるよう
になっている。
なおここで、第1図において、44はカラーCRTデイ
スプレィ等よりなる表示装置、45はドツトプリンタ等
のプリンタで、この出力装置44゜45には、マイコン
30での処理結果などが必要に応じ出力される。また、
46は磁気ディスク装置等の外部メモリで、マイコン3
0との間で必要に応じ情報の授受がなされる。
上述した構成をとる本実施例においては、運転開始後、
ショットが安定して良品が連続して成形されていること
が、製品の計量・視認により確認されている所定回数シ
ョットのサンプリングによって、成形品の良否判定のた
めの各運転条件モニタ項目毎の前記した上・下限値、並
びに成形品重量(特定重要モニタ項目)の上・下限値が
マイコン30に設定される。また、この所定回数ショッ
トのサンプリングによって、前記0式(重回帰式)にお
ける、各定数す、、 b、、・・・・・・bpが算出さ
れる。そしてこれ以後は、マイコン30は、運転条件に
対応する各モニタ項目の上・下限値並びに成形品重量に
関する上・下限値と、最新ショットにおけるこれに対応
する実測値並びに成形品重量予測・演算値とをそれぞれ
対比し、前述した如き成形品の良/不良判別処理と、こ
の判定結果に基づく成形品搬送位置の仕分は制御を実行
する。
第2図は上述した成形品自動検査処理を実行した際の、
特定ショットにおける実測値のプリント出力の一部を示
す説明図であり、モニタ項目、実測値、設定値、上限値
、下限値、良/不良判定マークが、モニタ項目類にプリ
ントされた様子を示している。(実際には、ブランク部
に数値、単位表示、マークが印字される。)同図に示し
た例では、モニタ項目として、1次(射出)圧、2次圧
(保圧)切替位置、1次射出時間、クツション位置くス
クリューの最前進位置)、チャージ完了位置くスクリュ
ーの最後退位置)、サーモ(ノズル先端部の樹脂温度)
、チャージ時間、サイクル時間、2次圧(保圧)、・・
・・・・成形品重量(予測演算値)等が設定されている
以上述べたように、本実施例においては、自動良/不良
判別に成形品重量という、成形品品質と密接に関連する
ファクターをモニタ項目に含めて、各ショット毎にリア
ルタイムで(製品取り出し向に)良否の自動判別を行っ
ているので判別精度が大幅に向上する。また、連続自動
運転時(製品自動検査処理の実行時)には、成形品重量
を実測することなく重回帰式によって成形品重量を予測
・演算するので、製品自動検査処理の実行時には、面倒
な計量のための動作制御や時間遅れする計量データの取
り込み処理を必要とせず、金型がらの成形品取り出し時
に直ちに製品の良/不良に応じた仕分けが行える。
なお、上述した実施例においては、特定重要モニタ項目
として成形品重量を挙げたが、特定重要モニタ項目とし
ては、この他に、成形品の寸法、外観性状(例えば、パ
リ、ヒケ等々の度合い)などの任意項目を採用すること
が可能であり、これらを複数採用するとより一層判別精
度を向上させることができる。
また、前記した実施例においては、良/不良判別に各運
転条件モニタ項目と特定重要モニタ項目とを用いている
が、場合によっては、特定重要モニタ項目のみによって
良/不良判定を行わせることも可能である。
なおまた、本発明は射出成形機以外にもダイカストマシ
ン等の成形機にも適用可能であることは言うまでもない
[発明の効果] 斜上のように、本発明によれば、運転条件モニタ項目以
外に製品の良否判別の重要なファクターとなる特定重要
モニタ項目を良/不良判定に見掛は上反映させ得て、適
正な良/不良の自動判別が可能であると共に、連続自動
運転時には特定重要モニタ項目の実測値を取り込むこと
なく、各運転条件モニタ項目の実測値に基づき1シヨツ
ト毎に特定重要項目のデータを予測・演算できるという
、該種成形機にあって多大な利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の1実施例に係り、第1図は
射出成形機の要部の概略構成を示す説明図、第2図は成
形品自動検査処理を実行した際の特定ショットにおける
実測値のプリント出力の一例を示す説明図である。 1・・・・・・ベース、2・・・・・・固定ダイプレー
ト、3・・・・・・支持盤、4・・・・・・タイバー、
5・・・・・・型締シリンダ、6・・・・・・トグルリ
ンク機構、7・・・・・・可動ダイプレート、8・・・
・・・固定側金型、9・・・・・・可動側金型、10・
・・・・・自動取り出し機、11・・・・・・電子秤、
12・・・・・・加熱シリンダ、13・・・・・・スク
リュー、14・・・・・・ノズル、15・・・・・・バ
ンドヒータ、16・・・・・・ホッパー17・・・・・
・モータ、18・・・・・・射出シリンダ、20・・・
・・・射出圧力検出センサ、21・・・・・・射出スト
ローク検出センサ、22・・・・・・スクリュー回転検
出センサ、23.24・・・・・・温度検出センサ、2
5・・・・・・型開閉ストローク検出センサ、26・・
・・・・型締圧力検出センサ、27・・・・・・自動取
り出し機の動作検出センサ、30・・・・・・マイコン
、31・・・・・・成形条件設定記憶部、32・・・・
・・成形プロセス制御部、33・・・・・・演算制御部
、34・・・・・・実測値記憶部、35・・・・・・上
・下限値設定記憶部、36・・・・・・比較演算部、3
7・・・・・・定数演算部、38・・・・・・特定重要
モニタデータ算出部、40・・・・・・キー人力手段、
41・・・・・・ドライバ群、42.43・・・・・・
制御弁、44・・・・・・表示装置、45・・・・・・
プリンタ、46・・・・・・外部メモリ、50・・・・
・・成形品、51・・・・・・ベルトコンベア、52・
・・・・・不良品溜め。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)設定された各運転条件値と各センサからの計測情
    報とに基づき成形機の各部を駆動制御するマイクロコン
    ピュータを具備し、該マイクロコンピュータは、連続自
    動運転時における製品の品質を判別するため、予め定め
    られた複数の運転条件モニタ項目の実測値を取り込んで
    製品の良否判別処理に反映させる機能を有する成形機に
    おいて、予め定められた所定ショット数の試ショット期
    間中に、前記運転条件モニタ項目以外に製品の良否判別
    の重要なファクターとなる特定重要モニタ項目の実測値
    を前記マイクロコンピュータに取り込ませ、該マイクロ
    コンピュータはこの特定重要モニタ項目の実測値と他の
    各運転条件モニタ項目の実測値とによって、特定重要モ
    ニタ項目と各運転条件モニタ項目との相関関係式におけ
    る関係定数を演算し、 連続自動運転時には、前記特定重要モニタ項目の実測値
    を取り込むことなく、前記マイクロコンピュータは、前
    記求められた関係定数をもつ相関関係式を用いて前記各
    運転条件モニタ項目の実測値に基づき1ショット毎に前
    記特定重要項目のデータを予測・演算し、該予測・演算
    結果を製品の良否判定に使用するようにしたことを特徴
    とする成形機の製品自動検査方法。
  2. (2)請求項1記載において、前記特定重要モニタ項目
    は、少なくとも製品重量を含むことを特徴とする成形機
    の製品自動検査方法。
  3. (3)請求項1記載において、前記した相関関係式は、
    多変量解析法の重回帰分析による回帰式であることを特
    徴とする成形機の製品自動検査方法。
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