JPH0326602Y2 - - Google Patents

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JPH0326602Y2
JPH0326602Y2 JP1986145184U JP14518486U JPH0326602Y2 JP H0326602 Y2 JPH0326602 Y2 JP H0326602Y2 JP 1986145184 U JP1986145184 U JP 1986145184U JP 14518486 U JP14518486 U JP 14518486U JP H0326602 Y2 JPH0326602 Y2 JP H0326602Y2
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JP
Japan
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switch
remote control
sliding member
push plate
opening
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JP1986145184U
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JPS6352235U (ja
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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Slide Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車に装着されるリモートコント
ロールミラーを操作するためのスイツチに係り、
特に、安全性を改良したリモートコントロールミ
ラー用スイツチに関するものである。
〔従来技術〕
リモートコントロールミラーは一般に、ミラー
本体を上下に傾動せしめる為のモータと、左右に
傾動させる為のモータとを備えている。而して、
1台の自動車に対してその左、右両側にリモート
コントロールミラーが装着される。
このため、単一の機器であるスイツチによつて
上記2個のリモートコントロールミラーを操作で
きるようにするには、複合スイツチを構成するこ
とが必要となる。こうした機能を備えた複合スイ
ツチとしては、例えば実開昭58−40451号が公知
である。
第5図はこの種公知例のスイツチ1の一部を破
断して描いた斜視図である。
本例のスイツチ1は、中央に開口1aを備えた
方形のプツシユプレート1bを有し、該プツシユ
プレートの内側にスイツチ機構1cを収納してい
る。
前記方形のプツシユプレート1bの上下、左右
にそれぞれ矢印(三角形矢印)1b-1,1b-2〜1
b-4が付されていて、該矢印の何れか一つを指先
で押すと、スイツチ機構1cが作動して、ミラー
本体を矢印で示された方向に傾動させる。
上述のような1組のスイツチ機構1cによつ
て、自動車車体の左,右両方のリモートコントロ
ールミラーを操作するため、左右切換用のスイツ
チ1dが前記の開口1a内に設置され、その操作
レバーが開口部から突出している。この切換スイ
ツチ1dによつて車体左側又は車体右側何れか一
方のリモートコントロールミラーを選定して、プ
ツシユプレート1bの所望の矢印を押すと、選定
された側のリモートコントロールミラーが、押動
された矢印の示す方向に傾動する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上に説明(第5図)したように、リモートコ
ントロールミラーに設けられている複数個の駆動
用モータの通電を制御して、ミラーを上下、左右
に傾動操作するプツシユプレートを備えると共
に、上記プツシユプレートの中央部付近に開口を
設け、上記開口の中に切換スイツチを設けて2個
のリモートコントロールミラーの任意の何れか一
方を傾動操作する構造のリモートコントロールミ
ラー用スイツチによれば、1個のスイツチによつ
て2個のリモートコントロールミラーをそれぞれ
任意の方向に傾動させることが出来る。
しかし、上記公知のリモートコントロール用ス
イツチ(第5図)は、開口部から切換スイツチ1
dのレバーが突出しているので、万一の場合の安
全性について不安が無いとは言えない。
特に、輸出用自動車に装着するためのスイツチ
に関しては、それぞれ仕向先国の法規が適用さ
れ、硬部材の突出を許さない国が有る。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、
突出した硬部材を有せず、世界いずれの国の安全
基準にも適合し得る、リモートコントロールミラ
ー用のスイツチを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本考案は、 前記の切換スイツチは、可動電極を取り付けた
摺動部材を有するスライド形のスイツチとし、 上記摺動部材に対して、その摺動方向と直角方
向の摺動が自在なように操作用ノブを取り付け、 上記の操作用ノブをプツシユプレートの開口部
に臨ましめ、更に前記摺動部材と操作用ノブとの
間にコイルスプリングを圧縮介装したものであ
る。
〔作用〕
上記のように構成したリモートコントロールミ
ラー用スイツチは、操作ノブがコイルスプリング
に付勢されて開口部に露われているので、該ノブ
を介してスライド形スイツチを操作して、左,右
いずれかのリモートコントロールミラーを選定す
ることが出来る。
しかも、上記の操作用ノブはコイルスプリング
に付勢されて開口に露われているので、万一の場
合に身体の一部が該ノブに衝突すると、コイルス
プリングが撓んで該ノブは開口内に退く。このた
め、操作用ノブが身体の一部に突き刺さつたり、
打撲傷を負わせたりする虞れが無くて安全であ
る。
〔実施例〕
第2図は本考案のリモートコントロールミラー
用スイツチの1実施例の外観正面図を示し、その
−断面を第1図に、−断面を第3図に、
それぞれ示す。第4図は、第1図の部の拡大詳
細図である。
従来例を描いた第5図と同一の図面参照番号を
付したプツシユプレート1b、開口1a、スイツ
チ機構1cは前記従来例におけると類似の構成部
材である。
第1図及び第3図に示した2はスライドスイツ
チである。
説明の便宜上、図示の如く直交3軸X,Y,Z
を想定する。プツシユプレート1bはX−Y平面
と平行である。
固定電極(図示省略)を固定したコンタクトプ
レート2aをX−Y平面と平行に設置する。
可動電極2b(第1図)を固着した摺動部材2
cを構成し、コンタクトプレート2aに対向せし
めてX軸方向の摺動自在に支承する。
2dはホルダで、摺動部材2cがコンタクトプ
レート2aから離間しないように支承している。
2eは摺動部材2cをX軸方向に案内しているガ
イドである。
上記摺動部材の摺動位置は、ボール・スプリン
グ手段3と、波形縁を設けた係合板4とによつて
弾性的に2個所で位置決めされる。
5は、固定電極(図示せず)に導通されたコネ
クタ電極である。
前記の摺動部材2cと一体に、Z軸方向のガイ
ド筒2fを連設する。
一方、操作用のノブ6を構成する。このノブ6
は、第1図に示すようにプツシユプレート1bの
内面に摺触するガイド板6aを一体に連設すると
共にZ軸方向に内側に向けてガイド柱6bを一体
に連設してある。このガイド柱6bを、前述した
ガイド筒2fに、Z軸方向の摺動自在に嵌合する
と共に、摺動部材2cとノブ6との間にコイルス
プリング7を圧縮介装して双方の部材が離間する
方向に付勢する。これにより、摺動部材2cに固
着された可動電極2bがコンタクトプレート2a
上の固定電極(図示省略)に向けて押圧され、一
方、ノブ6はプツシユプレート1bの内面に押し
つけられ、該ノブ6の頭部が開口1aの外側に露
出する。
上記のノブ露出部に指先でX軸方向の力を加え
ると、摺動部材2cがX軸方向に摺動して切換作
動を行う。
また、ノブ6に対して矢印F方向(又は矢印
F′乃至F″方向)の外力が加えられると、コイル
スプリング7が撓んでノブ6の頭部がプツシユプ
レートの開口1a内に引ツ込み、外力に対して強
い抵抗を示さない。このため、外力を与えた物
体、若しくは外力を与えた身体部分に損傷を与え
る虞れが無く、また、スイツチの構成部材もコイ
ルスプリング7で緩衝されるので破損する虞れが
無い。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案を適用したリモー
トコントロールミラー用スイツチは突出した硬部
材を有しないので安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案のリモートコントロ
ールミラー用スイツチの1実施例を示し、第1図
は水平縦断面図である。第2図は正面外観図、第
3図はその−断面図である。第4図は第1図
の部拡大詳細図である。第5図は従来例のリモ
ートコントロールミラー用スイツチの一部を破断
して描いた斜視図である。 1……リモートコントロールミラー用の複合ス
イツチ、1a……開口、1b……プツシユプレー
ト、1c……スイツチ機構、1d……切換スイツ
チ、2……スライドスイツチ形の切換スイツチ、
2b……可動電極、2c……摺動部材、2f……
ガイド筒、6……操作用のノブ、6b……ガイド
柱、7……コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リモートコントロールミラーに設けられている
    複数個の駆動用モータの通電を制御して、ミラー
    を上下、左右に傾動操作するプツシユプレートを
    備えると共に、上記プツシユプレートの中央部付
    近に開口を設け、上記開口の中に切換スイツチを
    設けて2個のリモートコントロールミラーの任意
    の何れか一方を傾動操作する構造のリモートコン
    トロールミラー用スイツチにおいて、 前記の切換スイツチは、可動電極を取り付けた
    摺動部材を有するスライド形のスイツチとし、 上記摺動部材に対して、その摺動方向と直角方
    向の摺動が自在なように操作用ノブを取り付け、 上記の操作用ノブをプツシユプレートの開口部
    に臨ましめ、更に前記摺動部材と操作用ノブとの
    間にコイルスプリングを圧縮介装したことを特徴
    とするリモートコントロールミラー用スイツチ。
JP1986145184U 1986-09-24 1986-09-24 Expired JPH0326602Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986145184U JPH0326602Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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JP1986145184U JPH0326602Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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Publication Number Publication Date
JPS6352235U JPS6352235U (ja) 1988-04-08
JPH0326602Y2 true JPH0326602Y2 (ja) 1991-06-10

Family

ID=31056489

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JP1986145184U Expired JPH0326602Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7462790B2 (en) * 2004-01-15 2008-12-09 Miyama Electric Co., Ltd. Cushioning means holding member, and slide switch including the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0220739Y2 (ja) * 1981-06-10 1990-06-06
JPS60110941U (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 株式会社東海理化電機製作所 スイツチ装置

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JPS6352235U (ja) 1988-04-08

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