JPH03265422A - 保護継電装置 - Google Patents

保護継電装置

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JPH03265422A
JPH03265422A JP5982890A JP5982890A JPH03265422A JP H03265422 A JPH03265422 A JP H03265422A JP 5982890 A JP5982890 A JP 5982890A JP 5982890 A JP5982890 A JP 5982890A JP H03265422 A JPH03265422 A JP H03265422A
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JP
Japan
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relay
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accident
current
outputs
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Pending
Application number
JP5982890A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Shinpo
新保 芳之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明、は電力系統の事故を電流の変化により検出する
変化幅検出電流継電器を使用している保護継電装置に関
する。
(従来の技術) 保護継電装置1例えば距離継電装置について説明する。
通常の距離保護継電装置は、保護区間内の事故を電力系
統の電圧および電流の大きさから事故息遣のインピーダ
ンスを検出することにより判定し動作する距離継電器(
以下、主検出リレーと称する)と、事故検出リレーとし
て電流の変化幅を検出し動作する変化幅検出電流継電器
(以下、Δエリレーと称する)と、電流が一定値以上で
あることを検出する継電器(以下、HOCリレーと称す
る)より構成されている。そして1通常の保護継電装置
のトリップ指令は、−個のリレー不良による不要応動で
誤しゃ断しないように主検出リレーと事故検出リレーと
のAND構成で行なっている。
この事故検出リレーにΔエリレーが通常適用されている
のは、電力系統に流れる負荷電流と電力系統に事故が発
生したとき流れる事故電流との大きさの差が極めて小さ
いことがあり、単に電流の大きさのみに応動する過電流
リレーではこの電流が事故によるものか否かを区別する
ことが出来ない場合があるからである。ΔIlリレー電
流の変化を検出し動作するものであるため上記の負荷電
流と事故電流に差がなくても、事故時電流が一定値以上
変化すれば十分動作できる。但し、Δlリレーは動作原
理上、電流が変化した時のみ出力を出すだけなので、出
力を一定時限引延ばす必要がある。引延ばし時間は1通
常保護装置の区間内事故を検出する主検出リレーの検出
時間以上に整定される。
第2図はΔlリレーの動作特性図である。ΔIlリレー
変化前置流と変化後置流との差が検出レベル△Ix以上
あったとき動作する。
したがって、第3図のように系統電流の変化幅Δエアが
検出レベルΔIX以上あったとき△■lリレー動作する
が、△■lリレー動作出力は動作原理上検出したとき一
瞬出力を出すだけなので出力を一定時限以上引延ばして
いる。このため、Δlリレーの引延ばし時間内に一定間
隔で変化するような負荷変動においては、第3図のタイ
ムチャートのように、ΔIlリレー出力が常時動作とな
る。
ところで、電力系統にフリッカ負荷があると電流は短発
的に変化し、第3図のような系統電流となることが知ら
れている。しかしながら、事故検出リレーを改番ブてい
る目的は、前記のように主検出リレーが何らかの理由で
不要応動した時に保護継電装置が誤出力しないためであ
り、フリッカ負荷の影響で事故検出リレーが常時連続動
作していると本来の機能を果せなくなる。
このためフリッカ負荷がある系統には、ΔIlリレー使
用せずOHCリレーのみを使用している。
但し、HOCリレーは負荷電流と事故電流の差が小さい
ときは使用できないので、系統運用で差を設ける等の配
慮をしている。
(発明が解決しようとする課題) 前述のように、Δ■lリレー負荷電流と事故電流の大き
さの差を気にせず適用できるが、HOCリレーのみのと
きは、この差を考え適用することが必要であり、差が小
さいときは運用上の制約がある。このため系統にフリッ
カ負荷が有るか無いかで、事故検出リレーの要素が違っ
てくる。またフリッカ負荷系統なのか否かが事前に分が
らない場合や装置搬入後、フリッカ負荷が接続された場
合があると不具合が発生する恐れがあり、この対策に苦
慮しており、何等かの改善策が望まれていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、系統がフリッカ負荷の有無に影響されない保護継電装
置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) と記目的を達成するために、本発明の保護継電装置は保
護区間内の事故を検出し動作出方を出す第1の継電器と
、電力系統の電流が一定値以」二の変化があったことを
検出し動作出方を出す第2゜竿3の継電器と、電力系統
の電流が定められた検出レベル以上を検出し動作出力を
出す第4の継電器と、前記第2.第3の両jイの継電器
が一定時限以上動作出力を継続していることによりフリ
ッカ負荷系統と判定するフリッカ負荷検出回路とから構
成され、前記第2.第3の両方の継電器が動作出力を一
定時限以上継続するときは前記第3の継電器の整定を自
動的に出力継続しないレベルまで上げることを特徴とす
る。
(作 用) 本発明によると、事故検出リレーのΔエリレー整定は、
通常、定格の10%となっているが、フリッカ負荷が有
る場合は自動的にへ■リレーの整定レベルを上げるため
、常時連続動作する恐れがなく監視不良とならない。ま
た、自動的に上げる整定の上限は保護区間の最小事故電
流で動作する値としておく。通常、フリッカ−負荷のあ
る系統でフリッカ−の大きさが最小事故電流を越えるこ
とはない。フリッカ負荷無しでは従来の△■lリレー感
度と変わらないので、フリッカ負荷電とフリッカ負荷無
しの系統との差がなく、保護機能が期待できる。
(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の論理回路図である。
第1図において、1は保護区間内の事故を検出”し、動
作出力を出す距離継電器、2,3は電力系統の電流が一
定値以上の変化があったことを検出し動作出力を出すΔ
■リレー、4は電力系統の電流が定められた検出レベル
以上を検出し、動作出力を出す過電流検出リレー(以下
HOCリレーと称す)、5.6は△エリレーが動作した
ことを一定時限引延ばすタイマ、7は主検出リレーと事
故検出リレーの両方のΔエリレーが動作したことを検出
するAND回路、8はフリップフロップ11をリセット
するためのNOT回路、9はAND回路7の出力が一定
時間以上継続したときフリッカ負荷系統と判定し、フリ
ップフロップをセットするためのタイマ、lOはフリッ
カ負荷が復帰したことによりフリップフロップ11を元
に戻すためのタイマ、11はフリッカ負荷となりタイマ
9の出力があるときセットし出力を出すとともに保持し
、フリッカ負荷がなくなるとタイマ10の出力によりリ
セットし出力するのをやめるフリップフロップ回路。
12はフリップフロップ回路11の出力と事故検出リレ
ー3の引延しタイマ7の出力が共にあるのを検出するA
ND回路で、出力がある間事故検出リレー3の感度を上
げる。13は引延ばしタイマ6とH○Cリレー4のどち
らかが出力があったとき出力するOR回路、14は距離
継電器1とOR回路13の両方共出力があったとき出力
するAND回路でこの出力が電力系統に設置されたしゃ
断器を引外すトリップ指令となる。
次に、本実施例の作用について説明する。
保護区間内に事故が発生したときは、保護区間内事故を
検出する距離継電装置lが動作し、主検出リレーの△エ
リシー2及び事故検出リレーのΔエリシー3が一瞬動作
し、その出力はそれぞれオフデイレイタイマ5,6によ
り一定時限引延ばされる。また事故時の電流の大きさに
よってはHOCリレー4も動作する。またΔエリシー2
,3の動作によりAND回路7も出力するが、フリッカ
負荷検出タイマ9の出力は一定時限出力されない。
このためフリップフロップ回路11はセットされず出力
されない。このときΔエリシー3が動作するのでOR回
路13は出力され、AND回路14によりトリップ指令
が呂され、しゃ断器が引外され事故除去される。事故除
去されるとΔエリシー2,3は復帰するのでオフデイレ
イタイマ5,6の出力がなくなり、AND回路7の出力
もなくなる。このためフリッカ負荷検出タイマ9の起動
もされなくなる。
次に、フリッカ負荷により電流が変化するときの応動に
ついて説明する。
第3図は系統電流の変化Δ工Yがオフデイレイタイマ5
,6の時限以内にΔエリレーの検出レベル618以上の
大きさで発生したものである。このときΔ1リレー2,
3の出力は、系統電流が変化したとき一瞬だけ出力され
る。この出力はオフデイレイタイマ5,6により連続化
される。
この状態で本発明である第3図の応動を説明する。
△エリシー2,3の両方動作し、オフデイレイタイマ5
,6が出力される。このためAND回路7によりフリッ
カ負荷検出タイマ9が起動され、前記一定時限以上経過
するとフリップフロップ11がセットされ出力を出す。
するとAND回路12の条件が成立しΔエリシー3の感
度が△Iリレー3の出力がなくなるまで上げられる。Δ
■リレー3の感度が上がった後はその状態でフリップフ
ロップ11の出力がなくなるまで保持され、出力がなく
なるとタイマ10により一定時限後(タイマ10は系統
のフリッカ負荷に合せて可変8来るタイマとする。)に
元の感度に戻すようΔエリシー3は構成されている。
なお、Δエリシー3の感度は保護区間内の最小事故電流
で動作するレベルで押えられ動作8来ないレベルに上が
らないよう考慮している。
次に、上記状態で保護区間内に事故が発生するとΔIリ
レー3が出力されるので、距離リレー1が動作してAN
D回路14が成立し、トリップ指令出力を出す。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、フリッカ負荷の
有無による影響を考慮せず系統運用を行なうことが可能
となる。このことは間接的に系統運用の制約をなくし、
電力供給の安定化に寄与すると共に近年デジタル形保護
継電装置の信頼性向上にかかせない標準化に添うもので
あり、系統の信頼性向上に大いに寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の論理回路図、第2図はΔ■
リレーの動作特性図、第3図はフリッカ負荷時の系統電
流とΔIリレーの出力との関係を説明するための図であ
る。 1・・・距離継電器 2.3・・・変化幅検出電流継電器(△lリレー)4・
・・過電流継電器(HOCリレー)5.6・・・引延ば
しタイマ 7.12.14・・・AND回路 8・・・NOT回路
9.10・・・タイマ回路   13・・・OR回路1
1・・・フリップフロップ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  保護区間内の事故を検出し動作出力を出す第1の継電
    器と、電力系統の電流が一定値以上の変化があったこと
    を検出し動作出力を出す第2、第3の継電器と、電力系
    統の電流が定められた検出レベル以上を検出し動作出力
    を出す第4の継電器と、前記第2、第3の両方の継電器
    が一定時限以上動作出力を継続していることを条件にフ
    リッカ負荷系統と判定するフリッカ負荷検出回路とから
    構成され、前記第2、第3の両方の継電器が動作出力を
    一定時限以上継続するときは前記第3の継電器の整定を
    自動的に出力継続しないレベルまで上げるようにしたこ
    とを特徴とする保護継電装置。
JP5982890A 1990-03-13 1990-03-13 保護継電装置 Pending JPH03265422A (ja)

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JP5982890A JPH03265422A (ja) 1990-03-13 1990-03-13 保護継電装置

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JP5982890A JPH03265422A (ja) 1990-03-13 1990-03-13 保護継電装置

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JPH03265422A true JPH03265422A (ja) 1991-11-26

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ID=13124479

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JP5982890A Pending JPH03265422A (ja) 1990-03-13 1990-03-13 保護継電装置

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JP (1) JPH03265422A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009060743A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 短絡事故検出継電器および整定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009060743A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Chugoku Electric Power Co Inc:The 短絡事故検出継電器および整定方法

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