JPH0326466Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0326466Y2
JPH0326466Y2 JP1985083626U JP8362685U JPH0326466Y2 JP H0326466 Y2 JPH0326466 Y2 JP H0326466Y2 JP 1985083626 U JP1985083626 U JP 1985083626U JP 8362685 U JP8362685 U JP 8362685U JP H0326466 Y2 JPH0326466 Y2 JP H0326466Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
object detection
integrated
adhesive sheet
sensitivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985083626U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61199686U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985083626U priority Critical patent/JPH0326466Y2/ja
Publication of JPS61199686U publication Critical patent/JPS61199686U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0326466Y2 publication Critical patent/JPH0326466Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、障害物などの物体の接近状態を検知
する物体検知装置に関する。
従来技術 最近、例えば自動車走行時における障害物検知
などに用いられる物体検知装置として、例えば第
5図に示すように、電極部材からなるセンサ1を
自動車9における誘電率の低い絶縁材からなるウ
レタンフオーム製などのバンパー10内にそれに
沿つてライン状に装着し、そのセンサ1と障害物
との間における浮遊容量の変化に基いて物体の接
近状態を検知するようにしたものが開発されてい
る(特願昭58−220412号参照)。
第6図その物体検知の基本原理を示す回路図
で、電極部材1と抵抗Rとの直列回路に交流信号
を印加したとき、センサ1と物体Oとの距離に応
じてその間の浮遊容量Cが変化してセンサ1と抵
抗Rとの分圧点における交流出力電圧が変動する
ことに着目し、センサ1によりそれに物体Oが接
近したときの出力電圧の下降状態を検出して物体
Oの接近状態を検知するようにしている。
第7図はこのような基本原理に基いて構成され
た物体検知装置を示すもので、一定周波数の交流
信号を発生する発振器2と、その発振器2の出力
側に並列的に設けられた抵抗分割回路からなるネ
ツトワーク3およびそのネツトワーク3の分割点
に接続されたセンサ1と、そのネツトワーク3か
らの交流出力信号のノイズ除去および増幅の処理
をそれぞれ行なう帯域ろ波増幅器4と、その増幅
出力信号の検波を行なう検波器5と、その検波さ
れた電圧信号の下降状態から物体Oの接近状態を
検出して予め設定された条件を越える電圧下降が
あればそれを検出する電圧変動検出回路6と、そ
の検出信号に応じて警報器8の動作を制御するド
ライバ7とによつて構成されている。
このように構成されたものにあつては、発振器
2から一定周波数F0をもつた交流信号がネツト
ワーク3に与えられると、センサ1に対向する物
体Oの接近度に比例して適宜減衰された交流信号
が帯域ろ波増幅器4に送られ、そこでセンサ1な
どに誘導されたノイズが除去されて周波数F0
交流成分のみの増幅が行なわれる。そしてその所
定に増幅された交流信号が検波器5において検波
され、その交流信号の振幅に対応した直流電圧信
号が電圧変動検出回路6に送られる。電圧変動検
出回路6は、その与えられた直流電圧信号の下降
状態を検出して、センサ1に対して物体Oが接近
しつつあるものとしてドライバ7に警報指令を与
える。それにより警報器8は、鳴動または点灯駆
動されるなどしてその旨の警報を発するようにな
つている。
以上のような物体の検知手段をとる場合、セン
サ(電極部材)1による物体の検知感度すなわち
警報が発せられたときのセンサ1と物体Oとの間
の距離は、その物体のセンサ1への対向面積にほ
ぼ比例することになるため、第5図に示すように
センサ1を自動車9のバンパー10部分にそれに
沿つてライン状に装着した場合、そのセンサ端部
に物体が対向するとそのセンサ1への対向面積が
減少してその分センサ1と物体との間の浮遊容量
が小さくなつてしまう。したがつてその場合、第
8図に示すように、センサ1の両端部分における
物体の検知感度が実質的に低下してしまうことに
なる。図中、S1はライン状のセンサ1における
感度分布状態を示している。
目 的 本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
前述した基本原理による物体の検知をなす際、セ
ンサの両端部分における物体の検知感度を上げて
センサにおけるみかけ上の感度分布の均一化を図
るように物体検知装置を提供するものである。
構 成 本考案はその目的達成のため、センサの両端部
分における感度が上がるようにそのセンサの両端
部分を集積させて物体に対向するセンサ面積を実
質上増大させるようにするものである。
その際特に本考案では、そのようなセンサを形
成しやすいように、またバンパーなどへ装着しや
すいように、センサの両端部分を粘着シート上に
集積させるようにしたことを特徴としている。
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例に
ついて詳述する。
本発明による物体検知装置にあつては、第1図
に示すように、浮遊容量の変化により物体の接近
状態を検知する自動車のバンパー部分にライン状
に配設されるセンサ1として、その両端部分を粘
着シート11上に図示のように三角形状のパター
ンをもつて巻回させて集積させることによつて形
成するようにしている。
しかしこのようなセンサ1にあつては、その両
端における集積部分Pの面積および密度をそれぞ
れ適宜設定すれば、図示のようにそのセンサ1に
おける物体検知の感度分布を均一にすることがで
きるようになる。図中、S2は均一化された感度
分布状態を示している。
その場合、センサ1における両端部分を三角形
状に巻回すればその中央部分から両端部分にわた
つて感度分布の均一化を円滑に図ることができる
が、その他に例えば第2図に示すようにセンサ両
端部分を単に折曲げたようなパターンをもつて適
宜集積させるようにしてもよいことはいうまでも
ない。
また本考案では、特にセンサ1における両端の
集積部分Pを粘着シート11上に形成するように
しているため、そのパターン形成を容易かつ自在
に行なわせることができるようになる。同時にセ
ンサ1をバンパーの裏面などに装着させる場合、
第3図に示すように、その集積部分Pが形成され
ている粘着シート11を用いてそのまま装着面1
2に貼り付けるようにすれば、その装着を容易に
行なわせることができるようになる。
なおその際、第4図に示すように、集積部分P
が形成されている粘着シート11の上に両面粘着
シート13を配して装着面12に貼り付けるよう
にすれば装着面積が増大して、センサ1の装着を
より強固に行なわせることができるとともに、集
積部分Pにおけるパターンの保持を確実に行なわ
せることができるようになる。
なお、参考のため、第9図a,bに従来の単な
るライン状のセンサ1′を用いた場合と、本考案
による両端部分を三角形状のパターン(10回巻)
に集積させたセンサ1を用いた場合とにおける物
体の検知感度の測定結果をそれぞれ示す。
ここでは、物体Oとして、第10図に示すよう
に、25cm四方の厚さ2mmのアルミニウム板14を
用いて、そのアルミニウム板14をリニヤ駆動機
構15によつてv=20cm/secの速度で垂直にセ
ンサ1′またはセンサ1に対して接近させて、そ
の検知感度を測定している。
なお、リニヤ駆動機構15として、ここではモ
ータ16の正、逆転によつてアーム17が伸び縮
みする構造のものを用いている。
効 果 以上、本考案による物体検知装置にあつては、
物体との間における浮遊容量の変化を検知するラ
イン状(帯状を含む)のセンサの両端部分におけ
る感度が上がるようにそのセンサの両端部分を集
積させるとともに、その集積されるセンサ部分を
粘着シート上に形成するようにしたもので、セン
サの両端部分における物体の検知感度を上げてセ
ンサにおけるみかけ上の感度分布の均一化を容易
に図ることができるとともに、その集積部分の形
成および装着を容易に行なわせることができると
いう優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による物体検知装置に用いられ
るセンサの構成例を示す正面図、第2図はセンサ
の他の構成例を示す正面図、第3図はセンサ両端
部分に形成された集積部分の装着状態を示す図、
第4図はセンサ両端部に形成された集積部分の他
の装着状態を示す図、第5図はセンサの自動車へ
の設置状態の一例を示す平面図、第6図は本考案
に係る物体検知の基本原理を示す回路構成図、第
7図は物体検知装置の具体的な構成例を示すブロ
ツク図、第8図はライン状のセンサのおける物体
検知の感度分布状態を示す図である、第9図a,
bは従来の単なるライン状のセンサを用いた場合
と本考案による両端部分を三角形状のパターンに
集積させたセンサを用いた場合とにおける物体の
検知感度の測定結果をそれぞれ示す図、第10図
はその測定に用いられる物体としてのアルミニウ
ム板の駆動機構を示す斜視図。 1……センサ、10……バンパー、11……粘
着シート、12……装着面、13……両面粘着シ
ート、P……集積部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電極部材からなるライン状のセンサと物体との
    間における浮遊容量の変化を周波数信号の変化に
    置換する手段と、その周波数信号の減衰に応じて
    物体の接近状態を検知する手段とからなるものに
    おいて、センサの両端部分における感度が上がる
    ようにそのセンサの両端部分を集積されるととも
    に、その集積されるセンサ部分を粘着シート上に
    形成するようにしたことを特徴とする物体検知装
    置。
JP1985083626U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0326466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985083626U JPH0326466Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985083626U JPH0326466Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61199686U JPS61199686U (ja) 1986-12-13
JPH0326466Y2 true JPH0326466Y2 (ja) 1991-06-07

Family

ID=30632428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985083626U Expired JPH0326466Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0326466Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5873886A (ja) * 1981-10-28 1983-05-04 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 静電容量変化型検出器
JPS58115384A (ja) * 1981-12-29 1983-07-09 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車の障害物検知装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5873886A (ja) * 1981-10-28 1983-05-04 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 静電容量変化型検出器
JPS58115384A (ja) * 1981-12-29 1983-07-09 Fuji Heavy Ind Ltd 自動車の障害物検知装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61199686U (ja) 1986-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0326466Y2 (ja)
US3825889A (en) Vehicle detection system
JPS60111983A (ja) 物体検知装置
JPH0360395B2 (ja)
US3430221A (en) Proximity detector
US3649958A (en) Vehicle detection system
JPS63289415A (ja) 容量型検出器およびそれによる距離検出方法
JPH0526492Y2 (ja)
JPS6171554U (ja)
JPS6280502A (ja) 静電容量型近接検出装置
JPH0361914B2 (ja)
JPS5854711Y2 (ja) 電界センサ
JPH0360035U (ja)
JP2534340Y2 (ja) センサ
JPH03121554U (ja)
JPS63105857U (ja)
JPH0234117Y2 (ja)
JPS6126183U (ja) 物体検知装置
JPS61167513U (ja)
JPS6125087A (ja) 物体検知装置
JPS61279000A (ja) 多車線対応形車両感知器
JPS61282999A (ja) 駐車車両感知装置
JPH044230Y2 (ja)
JPS637380U (ja)
JPH0399272A (ja) 自動車の走行状態検出装置