JPH032641A - 半導体圧力センサ - Google Patents
半導体圧力センサInfo
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- JPH032641A JPH032641A JP13767189A JP13767189A JPH032641A JP H032641 A JPH032641 A JP H032641A JP 13767189 A JP13767189 A JP 13767189A JP 13767189 A JP13767189 A JP 13767189A JP H032641 A JPH032641 A JP H032641A
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は半導体圧力センサに関する。
〈従来の技術〉
第3図に従来の半導体圧力センサの構成例を示す。
ダイアフラム31aが形成されたシリコン基板31を、
パッケージ32内に封入している。このダイアフラム3
1aの片面側は真空室32aとなっており、その反対側
の面にはパイプ32bを通じて測定対象の圧力が加わる
構造となっている。
パッケージ32内に封入している。このダイアフラム3
1aの片面側は真空室32aとなっており、その反対側
の面にはパイプ32bを通じて測定対象の圧力が加わる
構造となっている。
ダイアフラム・31aには、ブリ・ンジ回路を構成する
4個のピエゾ抵抗素子が配置されており、この素子によ
って、測定対象の圧力によるダイアフラム31aの変位
を電気信号に変換して配線33から外部へと取り出すよ
う構成されている。
4個のピエゾ抵抗素子が配置されており、この素子によ
って、測定対象の圧力によるダイアフラム31aの変位
を電気信号に変換して配線33から外部へと取り出すよ
う構成されている。
〈発明が解決しようとする課題〉
以上のような構造の従来の半導体圧力センサによると、
■パッケージの内部に真空室を設ける必要があり、パッ
ケージの構造が複雑になるとともに、小型化が困難であ
る。
ケージの構造が複雑になるとともに、小型化が困難であ
る。
■半導体素子をパッケージに封入した後に、都度、真空
室の真空引きを行わなければならず、量産性が悪い。
室の真空引きを行わなければならず、量産性が悪い。
■ダイアフラムは、通常、異方性エツチングにより形成
されるので、膜厚制御が難しく、歩留りが悪い。またダ
イアフラム形成した以後の、シリコン基板の取扱いが非
常に困難である。
されるので、膜厚制御が難しく、歩留りが悪い。またダ
イアフラム形成した以後の、シリコン基板の取扱いが非
常に困難である。
等の問題があり、これらがコストダウンをはかる上での
妨げとなっていた。
妨げとなっていた。
く課題を解決するための手段〉
上記の諸問題点を一挙に解決するために、本発明の半導
体圧力センサでは、実施例に対応する第1図に示すよう
に、半導体基板1の内部に、ダイアフラム(シリコン窒
化物薄膜)3により外部と仕切られた真空領域4を設け
、さらに、ダイアフラム3に半導体抵抗(単結晶シリコ
ン薄膜)2を配設している。
体圧力センサでは、実施例に対応する第1図に示すよう
に、半導体基板1の内部に、ダイアフラム(シリコン窒
化物薄膜)3により外部と仕切られた真空領域4を設け
、さらに、ダイアフラム3に半導体抵抗(単結晶シリコ
ン薄膜)2を配設している。
〈作用〉
真空領域4と外部との圧力差によって、ダイアフラム3
とともに半導体抵抗2が変形し、これによって半導体抵
抗2の電気抵抗値が変化する。従って、その電気抵抗値
の変化から、ダイアフラム3の外部表面に作用する圧力
を知ることができる。
とともに半導体抵抗2が変形し、これによって半導体抵
抗2の電気抵抗値が変化する。従って、その電気抵抗値
の変化から、ダイアフラム3の外部表面に作用する圧力
を知ることができる。
〈実施例〉
第1図は本発明実施例の構成図で、(a)は縦断面図、
(ハ)は水平断面図を示す。
(ハ)は水平断面図を示す。
シリコン基板1中には、高真空の状態で、シリコン窒化
物薄膜3によって封じ込められた真空領域4が設けられ
ており、そのシリコン窒化物薄膜3の下面には、単結晶
シリコン薄膜2が形成されている。このような構造が、
シリコン基板1の2箇所もしくは4箇所に設けられてお
り、面方位による電気抵抗の圧力依存性の差を検出する
方式の、シリコン抵抗ブリッジを構成している。
物薄膜3によって封じ込められた真空領域4が設けられ
ており、そのシリコン窒化物薄膜3の下面には、単結晶
シリコン薄膜2が形成されている。このような構造が、
シリコン基板1の2箇所もしくは4箇所に設けられてお
り、面方位による電気抵抗の圧力依存性の差を検出する
方式の、シリコン抵抗ブリッジを構成している。
次に、以上の本発明実施例の製造方法を説明する。第2
図はその製造手順の説明図である。
図はその製造手順の説明図である。
まず、シリコン単結晶基板1に、シリコン酸化物5を埋
め込む(a)。この構造は、LOCO5法、またはトレ
ンチエッチとCVD法によるシリコン酸化物の埋め込み
、およびその後のエッチバンクにより得ることができる
。次いで、酸化等により、(b)に示すように段付部5
aを形成する。
め込む(a)。この構造は、LOCO5法、またはトレ
ンチエッチとCVD法によるシリコン酸化物の埋め込み
、およびその後のエッチバンクにより得ることができる
。次いで、酸化等により、(b)に示すように段付部5
aを形成する。
次に、CVD法等により、ポリシリコンを積層し、さら
にこのポリシリコンをレーザ照射により単結晶化して単
結晶シリコン薄膜を形成する。このとき、積層したポリ
シリコンの一部を下地のシリコン基板1に接触させてお
き、シリコン基板1と同一の結晶方位を持つ単結晶シリ
コンを形成する。次いで、単結晶化したシリコンを圧力
検出に適した形状、すなわち、第1図(b)に示す形状
に加工して、抵抗体としての単結晶シリコン薄膜2を得
る(C)。なお、この工程において、所望の検出感度を
持たせるために、単結晶化したシリコンに不純物を添加
してもよいし、あるいは、部分的に不純物を添加してp
n接合を形成してもよい。
にこのポリシリコンをレーザ照射により単結晶化して単
結晶シリコン薄膜を形成する。このとき、積層したポリ
シリコンの一部を下地のシリコン基板1に接触させてお
き、シリコン基板1と同一の結晶方位を持つ単結晶シリ
コンを形成する。次いで、単結晶化したシリコンを圧力
検出に適した形状、すなわち、第1図(b)に示す形状
に加工して、抵抗体としての単結晶シリコン薄膜2を得
る(C)。なお、この工程において、所望の検出感度を
持たせるために、単結晶化したシリコンに不純物を添加
してもよいし、あるいは、部分的に不純物を添加してp
n接合を形成してもよい。
次に、フッ素系のウェットエツチングを行い、先の工程
において埋め込んだシリコン酸化物5を除去した後(d
)、真空度の高い雰囲気中で、CVD法等によりシリコ
ン窒化物を積層することによって、(e)に示すように
、シリコン基板1の内部に、真空領域4がシリコン窒化
物薄膜3によって封じ込まれる。このとき、シリコン窒
化物は、単結晶シリコン薄膜2と基板1の段付部との狭
い隙間の一部を埋めるだげで、高真空とすべき領域には
入り込むことはない。なお、真空領域4を封じ込む薄膜
2はシリコン酸化物であってもよい。
において埋め込んだシリコン酸化物5を除去した後(d
)、真空度の高い雰囲気中で、CVD法等によりシリコ
ン窒化物を積層することによって、(e)に示すように
、シリコン基板1の内部に、真空領域4がシリコン窒化
物薄膜3によって封じ込まれる。このとき、シリコン窒
化物は、単結晶シリコン薄膜2と基板1の段付部との狭
い隙間の一部を埋めるだげで、高真空とすべき領域には
入り込むことはない。なお、真空領域4を封じ込む薄膜
2はシリコン酸化物であってもよい。
以上の本発明実施例によると、真空領域4と外部との圧
力差によって、単結晶シリコン薄膜2およびシリコン窒
化物薄膜3はともに変形し、単結晶シリコン薄膜2の電
気抵抗値が変化する。従って、その電気抵抗値の変化か
ら、シリコン窒化物薄膜3の外部表面に作用する圧力を
知ることができる。
力差によって、単結晶シリコン薄膜2およびシリコン窒
化物薄膜3はともに変形し、単結晶シリコン薄膜2の電
気抵抗値が変化する。従って、その電気抵抗値の変化か
ら、シリコン窒化物薄膜3の外部表面に作用する圧力を
知ることができる。
なお、以上の実施例では、シリコン窒化物薄膜3に一枚
のシリコン抵抗を形成する例について説明したが、本発
明はこれに限られることなく、シリコン窒化物薄膜3の
2箇所あるいは4個所に、個別にシリコン抵抗を形成し
て抵抗ブリ・ンジを構成してもよい。
のシリコン抵抗を形成する例について説明したが、本発
明はこれに限られることなく、シリコン窒化物薄膜3の
2箇所あるいは4個所に、個別にシリコン抵抗を形成し
て抵抗ブリ・ンジを構成してもよい。
また、上述の製造工程において、シリコンウェハ上に、
抵抗ブリッジの出力を増幅するICを同時に形成してお
いてもよい。
抵抗ブリッジの出力を増幅するICを同時に形成してお
いてもよい。
さらにまた、ゲルマニュウム等の他の半導体材料を、上
述の製造方法と同様の方法により加工して、圧力センサ
を構成することも可能である。
述の製造方法と同様の方法により加工して、圧力センサ
を構成することも可能である。
〈発明の効果〉
本発明によれば、半導体基板の内部に、ダイアフラムに
より外部と仕切られた真空領域を設け、さらに、そのダ
イアフラムに半導体抵抗を配設して圧力センサを構成し
たので、センサチップを封入するパッケージに真空室を
設ける必要がなくなり、パッケージ構造の簡略化をはか
ることができるとともに、センサチップ封入後の真空引
きが不要となって、製品の小型化および大幅なコストダ
ウンを実現できる。
より外部と仕切られた真空領域を設け、さらに、そのダ
イアフラムに半導体抵抗を配設して圧力センサを構成し
たので、センサチップを封入するパッケージに真空室を
設ける必要がなくなり、パッケージ構造の簡略化をはか
ることができるとともに、センサチップ封入後の真空引
きが不要となって、製品の小型化および大幅なコストダ
ウンを実現できる。
なお、本発明においては、ダイアフラムを、膜厚制御が
容易なCVD法等により形成するので、再現性がよく、
製品の歩留りが向上するという効果もある。
容易なCVD法等により形成するので、再現性がよく、
製品の歩留りが向上するという効果もある。
第1図は本発明実施例の構成図、第2図はその本発明実
施例の製造手順の説明図である。 第3図は従来の半導体圧力センサの構成例を示す図であ
る。 1 ・ ・ ・シリコン基(反 2・・・単結晶シリコン薄膜(半導体抵抗)3・・・シ
リコン窒化物薄膜(ダイアフラム)4・・・真空領域 特許出願人 シャープ株式会社 代 理 人 弁理士 西1)新 築2図 (a) 第3図
施例の製造手順の説明図である。 第3図は従来の半導体圧力センサの構成例を示す図であ
る。 1 ・ ・ ・シリコン基(反 2・・・単結晶シリコン薄膜(半導体抵抗)3・・・シ
リコン窒化物薄膜(ダイアフラム)4・・・真空領域 特許出願人 シャープ株式会社 代 理 人 弁理士 西1)新 築2図 (a) 第3図
Claims (1)
- 半導体基板の内部に、ダイアフラムにより外部と仕切ら
れた真空領域が形成され、かつ、そのダイアフラムに半
導体抵抗が配設されてなる、半導体圧力センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13767189A JPH032641A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 半導体圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13767189A JPH032641A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 半導体圧力センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH032641A true JPH032641A (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=15204098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13767189A Pending JPH032641A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | 半導体圧力センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH032641A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258075A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-11-05 | Denso Corp | 圧力センサチップおよびその製造方法並びに圧力センサ |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP13767189A patent/JPH032641A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258075A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-11-05 | Denso Corp | 圧力センサチップおよびその製造方法並びに圧力センサ |
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