JPH03264083A - 携帯用小型電子ゲーム器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電池電源で作動して表示パネルに表示された
盤目上でチェス等の駒を動かして遊ぶ携帯用小型電子ゲ
ーム器に関し、とりわけ、その表示技術の改良に関する
。

（従来の技術） 近年、主として小学生以下の児童を対象とした電池電源
で作動して内蔵するマイクロコンピュータによって表示
画面を動かして遊ぶ携帯用小型電子ゲーム器が普及して
いる。

また、これに関連して、本出願人は、本発明に先立ち、
既にこのようなチェスゲーム器、即ち携帯用小型電子チ
ェスゲーム器の意匠出願（意願平１−２０３９４号）及
び複数種類の全ての駒が表示可能な表示要素の意匠出願
（意願平１−２６１０３号）を行なっているが、これ等
の出願当時から現在に至るまで、このための表示技術に
ついては公開していない。

他方、パーソナルコンピュータを対象として各種のゲー
ム用ソフトが販売され、ＡＣ１００Ｖｉｊ源に配線する
ことにより作動するパーソナルコンピュータによれば、
中学生を越える大人でも満足して遊べるチェスゲーム等
の高度なゲームが行なえるようになっている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来においては、中学生を超える大人で
も満足して遊べ、しかも安価であって手軽に購入できる
チェスゲーム等の高度なゲームが行なえる携帯用小型電
子ゲーム器はない。

他方、パーソナルコンピュータによるゲームはゲーム器
をいつでもどこでも持ち運んで行なうという訳にはいか
ない。

ここで、上述した携帯用小型電子ゲーム器を提供するた
めには、現在のところ、以下に示すような課題がある。

即ち、液晶を表示媒体としてドツトマトリックス表示を
行なえば、機能的には上記携帯用小型電子ゲーム器が提
供できるものの、表示パネルに形成されたマトリックス
電極が膨大な数にのぼる。

このため、このようなドツトマトリックス表示パネルを
機器に組付ける際の製造工程やそれぞれのマトリックス
電極を独立して駆動するための表示回路が複雑であり、
これに伴ないドツトマトリックス表示パネルを組付けた
機器は割り高となっており、表示電極の構造の簡素化が
必要である。

また、人力手段の操作により、表示パネルの表示、例え
ば敵味方の駒を適当に動かすために必要なゲームプログ
ラムデータ及びオペレーションシステムを記憶信号とし
て格納したマイクロコンピュータ中のメモリー及び表示
データを格納した表示駆動回路中のデータメモリーは、
周知のようにそれぞれ容量が小さい方が小型で安価であ
り、容量が小さいこれ等を利用することにより電子機器
を小型化でき、そのコストを低減することができる。

従ってこのような観点からも表示電極の構造は簡単な方
が良く、また、マイクロコンピュータ中のメモリーに格
納されたプログラムデータやオペレーションシステム、
表示駆動回路中のデータメモリーに格納された表示デー
タは少ない程好ましい。

しかしながら、ゲーム器でゲームを行なう場合、ゲーム
内容や表示は変化に富んでいた方が面白い。

従って、安価な電子ゲーム器を提供する場合には、マイ
クロコンピュータ中のメモリーに格納されたプログラム
データやオペレーションシステム、表示駆動回路中のデ
ータメモリーに格納された表示データの情報の効率化、
即ち、少ない情報量でいかに変化に富んだゲームや表示
が行なえるかが大きな課題であり、このためのゲーム器
の構成上の工夫が求められている。

（課題を解決するための手段） 上記課題を解決するため、本発明の携帯用小型電子ゲー
ム器は、ゲーム器本体と所定の行列数の盤目が表示され
ている表示パネル及び複数の操作ボタンを有する操作盤
が一体化していて、ゲーム器本体に表示駆動回路、マイ
クロコンピュータ及び電池電源を内蔵した携帯用小型電
子ゲーム器であって、所定の行列数の盤目が表示されて
いる表示パネルの各盤目のそれぞれを選択的に電圧を印
加することにより全ての駒が表示可能な複数の表示電極
からなる表示要素で構成し、これ等の表示要素のそれぞ
れに表示駆動回路を介して電池電源を切り換え可能に接
続し、かつ、この表示駆動回路に表示要素と電池電源と
の接続を周期的に断続するタイマー回路を切り換え可能
に付設したことを特徴とする。

（作用） このような携帯用小型電子ゲーム器によれば、電源を入
れると敵味方の所定の駒がそれぞれ所定の盤目に表示さ
れ、操作ボタンの操作によりマイクロコンピュータ及び
表示駆動回路が作動して味方の駒の内で動かしたい駒の
種類の選択及びこの駒の移動、並びにこの駒の移動に対
応した敵の駒の移動が表示パネルの画面上で行なわれる
。

次いで、このような操作ボタンの操作を繰り返すことに
より表示パネルの画面上で勝負が決着するまで同様の敵
味方の駒の移動が行なわれる。

そして表示駆動回路中のタイマー回路により、操作ボタ
ンの操作により選択された動かしたい駒の表示及びこの
駒の移動を行なう際の移動位置の表示の少なくとも一部
、並びに相手の駒を取る際の相手の駒の表示が点滅する
。

この表示の点滅は、操作ボタンの操作により駒の移動を
決定した際、並びに相手の駒取りが完了した際にタイマ
ー回路が切り換えられ、移動前後及び駒取り確定後の表
示パネルの画面上に表示されている全ての駒が定常的に
表示される。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図は本発明に係るチェスゲーム器を示すもので、こ
のチェスゲーム器１は、ゲーム器本体２と８行８列の盤
目３が表示されている表示パネル４及び操作盤５が一体
化しているポケットサイズのゲーム器であり、この操作
盤５にはスライド式の電源スィッチａ、並びに押しボタ
ン式の上下左右及びその間の８つの方向指示ボタンｂ１
〜ｂ６、決定ボタンＣ１上級、中級、初級の３段階のプ
レイレベルの選定を行なうためのモードボタンｄ、サジ
ェストボタンｅ１サウンドボタンｆ及びクリアボタンｇ
からなる複数種類の入力手段６が取り付けられている。

尚、モードボタンｄは、３段階のプレイレベルの一部を
人間対人間のモード選定用とすることもできる。

そして前記表示パネル４の各盤目３はそれぞれ第２図（
ａ）に示すように７つのセグメント電極Ｅ１〜Ｅ７を有
し、液晶を表示媒体とする表示要素で構成され、不図示
の対向電極とセグメント電極Ｅ、及びＥ２との間に選択
的に電圧を印加することにより第２図（ｂ）に示すよう
にポーンが表示され、更に順次セグメント電極Ｅ、〜Ｅ
６を加えて不図示の対向電極とそれぞれのセグメント電
極との間に選択的に電圧を印加することにより同様に第
２図（ｂ）に示すようにそれぞれナイト、ルーフ、ビシ
ョップ、クイーン、キングが表示できるようになってい
る。

また、それぞれの駒の表示の際に、更にセグメント電極
Ｅ７を追加して不図示の対向電極とそれぞれのセグメン
ト電極との間に選択的に電圧を印加することにより相手
方の駒が表示される。

即ち、第２図（ｂ）に示すように敵味方の駒の内、一方
は胴白に、他方は胴黒に表示されるようになっている。

このようにして表示パネル４は、第２図（Ｃ）に示すよ
うに、１〜８行、Ａ−Ｈ列の６４の盤目３が全て前言己
第２図（ａ）の７すのセグメント電極Ｅ１〜Ｅ７を含む
表示要素ＵＩＡ””Ｕ８Ｈを含んで構成される他、更に
前記モードボタンｄに対応する３つのプレイレベルの表
示を行なう表示要素Ｕ（Ａ−Ｃ）、駒を動かす順番を示
す表示要素Ｕ（Ｙｏｕ、ＣＯＭＰＵＴＥＲ）　、チエツ
ク　メイト、ドローを示ｔ　表示要素Ｕ　（Ｃ）ＩＥＣ
Ｋ　ＭＡＴＥ、　ＤＲＡＷ）　、駒を移動させる際の移
動する駒及び移動先の表示要素Ｌ’ｌＡ〜０８Ｈの位置
座標を示す表示要素Ｕ（Ｘ。

Ｙ）、前記サウンドボタンｆの人力の有無に対応する表
示要素Ｕｔ、キングを右側にキャスリングした時に決定
ボタンＣを押すまで表示される表示要素Ｕ　（ＣＡＳ　
０−（１）　、キングを左側にキャスリングした時に決
定ボタンＣを押すまで表示される表示要素Ｕ　（ＣＡＳ
　０−０−０）　、駒移動の際に移動する駒を決定ボタ
ンＣを押して決定するまで表示される表示要素Ｕ　（Ｆ
ＲＯＭ）、移動する駒の移動位置を決定ボタンＣを押し
て決定するまで表示される表示要素Ｕ　（Ｔｏ）を有す
る。

以上の表示要素Ｕは、それぞれ透明基板上の透明電極と
セグメント電極の間にネマティック液晶等の液晶表示媒
体をサンドウィッチしたサンドウィッチ構造体となって
いるが、液晶表示媒体と同様に低消費電力駆動が可能で
あれば、この液晶表示媒体に代えてエレクトロクロミッ
ク表示媒体、発光ダイオード等の表示媒体を使用するこ
ともできる。更には、透明電極とセグメント電極との組
合せに変えて少なくとも一方が透明であるＸ、Ｙ方向に
それぞれ等間隔に線状電極を対向して組合せたマトリッ
クスを積構造とすることもできる。

また、それぞれの表示要素Ｕは、第３図に示すように表
示駆動回路７に接続され、この表示駆動回路７は電池電
源８に接続されたマイクロコンピュータ９に接続されて
いる。更にマイクロコンピュータ９には、前記人力手段
６が接続され、また、音発生回路１０を介してスピーカ
ー１１が接続されている。

そして、これ等の表示駆動回路７、電池電源８、マイク
ロコンピュータ９、音発生回路１ｏ及びスピーカー１１
はゲーム器本体２に内蔵されているが、勿論、この内の
電池電源８は、ゲーム器本体２の内部から取り外して交
換できるようになっている。

ここで、表示駆動回路７は、第４図に示すように、少な
くとも前記表示要素Ｕ、＾〜ＬＪａＮの表示データが書
き込まれているデータメモリー７１と、セグメントドラ
イバー７２と、セグメントドライバー７２への印加電圧
を周期的に断続するタイマー回路７３とを含んで構成さ
れている。

この内のセグメントドライバー７２は、データメモリー
７１及びタイマー回路７３を介してマイクロコンピュー
タ９に接続されているとともに、前記表示要素Ｕ　Ｉ　
Ａ””’　Ｕ　８Ｈの全てのセグメント電極Ｅ１〜Ｅ７
に接続されている。

以上の構成からなるチェスゲーム器１は、電源を入れる
と表示パネル４にゲーム開始時の敵味方の駒の配置が表
示される。即ち、ＵＩＡ〜Ｕ２Ｈの２列に味方の駒（胴
白）のそれぞれが配置して表示され、Ｕ７Ａ〜υ６Ｈの
２列に敵の駒（胴黒）のそれぞれが配置して表示される
。

次いで、モードボタンｄを押してプレイレベルを選択す
ると表示要素Ｕ（Ａ−Ｃ）のいずれか、例えば初級段階
に相当するＡが表示され、決定ボタンＣを押すことによ
りプレイレベルが決定される。

そして、ゲームの先攻、後攻は、この決定ボタンＣを押
すタイミングにより自動的に定まり、決定ボタンＣを押
してからしばらくして表示要素Ｕ（ｙｏｕ　、　ｃｏＭ
ｐｕｏＲ）の内のどちらか一方、例えば最初にＹＯｌｌ
とＣＯＭＰＵＴＥＲの両方の表示がなされた後に先攻の
方が残って表示される。

また、同時にＹＯＵが先攻の場合には味方の駒は胴白の
ままで表示要素ＵＩＡのルーフを示す表示要素Ｕ　（Ｘ
、Ｙ）がＡ−１と、あるいは表示要素ＵＩＨのキングを
示す表示要素Ｕ　（Ｘ、Ｙ）がＥ−１と表示され、表示
要素ＵＩＡのルーフ又は表示要素ＵＩＥのキングが点滅
するとともに表示要素Ｕ　（ＦＲＯＭ）も同時に表示さ
れる。これに対し、後攻の場合には味方の駒は胴黒とな
り、表示要素Ｕ（Ｘ、Ｙ）がＵＳＡのルーフに相当する
Ａ−８、又は表示要素ＵＳＥのキングに相当するＥ−８
と表示され、ＣＯＭＰＵＴＥＲが駒を動かし、ＹＯＵの
番になった時点で前記ルーフ又はキングが点滅する。

ＹＯＵが先攻の場合、あるいはＹＯｌｌＯ番の場合には
、表示要素Ｕ　（ＦＲＯＭ）が表示され、Ｕ３Ｏのボー
ンを動かしたい場合には、例えば方向指示ボタンｂ１を
押し、次いで続けて方向指示ボタンｂ３を３回押すこと
により表示要素Ｕ　（Ｘ、Ｙ）はＤ−２と表示され、Ｕ
３Ｏのボーンの表示が点滅する。また、サーチ方向に自
分の駒がない時には元の駒、例えばＹＯＩＩが先攻でゲ
ーム開始時には表示要素ＵＩＡのルーフ又はＵＩＥのキ
ングが点滅する。

次いで、決定ボタンＣを押すと、表示要素Ｕ（ＦＲＯＭ
）の表示が消え、表示要素Ｕ　（Ｔｏ）が表示される。

そこで、このＵ３Ｏのボーンを４行り列の盤目まて動か
したい場合には指示ボタンｂ１を２回押すことにより、
この位置に相手の駒が存在する場合には相手の駒の表示
が、空の場合にはＵ３Ｏのセグメント電極５１部に相当
するアンダーライン表示が点滅し、次いで、決定ボタン
Ｃを押すとこの位置にＵ３Ｏのボーンが移動して定常的
に表示される。

こうして自分の駒の移動が完了すると、手番がコンピュ
ータとなり、表示要素Ｕ（Ｙｏｕ、ＣＯＭＰＵＴＥＲ）
の内のＣＯＭＰＵＴＥＲが表示され、自分の駒の移動の
時と同様の動かす駒及び移動先の点滅を行ないながら自
動的な駒の移動が行なわれる。

このようにしてゲームが進められ、ギヤスリング時には
表示要素Ｕ　（ＣＡＳ　０−０）又は表示要素Ｕ（ＣＡ
Ｓ　０−０−０．）　、チエツク時に表示要素Ｕ　（Ｃ
ＨＥＣにＭＡＴＥ、　ＤＲＡＷ）の内のＣＨＥＣＫの表
示が、チエツクメイト時にＣＨＥＣにＭＡＴＥの表示が
、スティールメイト、もしくは同じ手を３回行なうとＤ
ＲＡＷが表示され、チエツクメイト及びドローによって
ゲームが終了する。

また、ゲーム中にコンピュータの次の手を知りたい時に
は、サジニストポタンｅを押してから方向指示ボタンｂ
、−ｂ♂と決定ボタンＣを押して適当な自分の駒を動か
すことにより、この駒の移動に対するコンピュータの次
の手を知ることができる。

更に、サウンドボタンｆを押すことにより、表示要素Ｕ
、にサウンドマークが表示され、駒の移動時やチエツク
及びチエツクメイト時あるいはドロー時にそれぞれ異な
る電子音を発することができるようになっている。

ポーズスイッチａは、ゲーム途中で休憩したい時に押す
と、表示パネル４の表示が全て消え、再びこのスイッチ
ａを押すことにより消す前の表示パネル４の表示が表示
される。

このようなチェスゲーム器１の動きは以下のようにして
達成される。

即ち、方向指示ボタンｂ、〜ｂ８、決定ボタンＣ、モー
トボタンｄ１サジェストボタンｅ、クリアボタンｇは、
それぞれマイクロコンピュータ９に接続されているが、
それぞれの人力手段を操作することによりマイクロコン
ピュータ９がそれぞれの入力に対応して作動し、マイク
ロコンピュータ９中に格納されている適当なプログラム
データやオペレーションシステムを読み出す。

すると、このプログラムデータやオペレーションシステ
ムに従ってマイクロコンピュータ９が表示駆動回路７中
のデータメモリー７１から適当な表示データを読み出し
てセグメントドライバー７２を作動し、適当な表示要素
ＵＩＡ＝Ｕ６Ｈの適当なセグメント電極Ｅ、〜Ｅ７に選
択的に電圧を印加したり、その他の適当な表示要素、例
えば表示要素Ｌｌ”（Ｘ、　Ｙ）等及びこれ等の表示要
素を構成する表示電極に選択的に電圧を印加して上述し
たような駒の配列や駒の移動を表示パネル４の適当な盤
目３に表示したり、あるいは移動する駒の位置やその移
動位置を表示要素Ｕ　（Ｘ、Ｙ）中に表示したりする。

同様にサウンドボタンｆを押して人力した場合にも、プ
ログラムデータやオペレーションシステムに従ってマイ
クロコンピュータ９が表示駆動回路７中のデータメモリ
ー７１から適当な表示データを読み出して音発生回路１
ｏを作動し、適時、上述したような電子音をスピーカー
１１から発生する。

ここで、上記表示要素を全てセグメント電極で構成した
場合には、既に説明したようにそれぞれの盤目３が７つ
のセグメント電極Ｅ１〜Ｅ７で構成されており、チェス
ゲームの場合は８行８列の盤目３があるから、通常のセ
グメントドライブ方式の場合には駒の表示のために７Ｘ
８Ｘ８、即ち４４８セグメントをドライブする必要があ
り、その他の表示要素を全て１つのセグメント電極で構
成した場合には１４セグメントをドライブする必要があ
り、加えて表示要素Ｕ　（Ｘ、Ｙ）のＸ及びＹの表示の
ために７×２、即ち１４セグメントをドライブする必要
があるから合計４７６セグメントをドライブする能力の
ある表示駆動回路が必要である。しかし、この程度のセ
グメントは、現在市販されているハンディタイプ機器用
のチップ状のドツトマトリックス駆動液晶表示用表示駆
動回路では１チツプでドライブする能力のあるものがＣ
ＭＯＳタイプであり、また、このＣＭＯＳタイプの表示
駆動回路に適合した１チツプマイクロコンピユータも市
販されており、チェスゲーム器１はこのような表示駆動
回路及びマイクロコンピュータを活用して小型に安価に
製造することができる。

（発明の効果） 以上の実施例からも明らかなように、本発明によれば、
表示パネルの各盤目のそれぞれを選択的に電圧を印加す
ることにより全ての駒が表示可能な複数の表示電極から
なる表示要素で構成し、これ等の表示要素のそれぞれに
表示駆動回路を介して電池電源を切り換え可能に接続し
であるので、表示パネルに表示された駒を入力手段、例
えば前記実施例における方向指示ボタンｂｌ−ｂｅ及び
決定ボタンＣを操作して動かす場合には、表示要素及び
その内の適当な表示電極を指定することにより動かす駒
を指定したり、指定した駒を適当に動かすことができる
。

従って、表示要素及び表示電極のそれぞれの種類につい
ての指示プログラムデータ、即ち、前記実施例における
チェスゲームの場合には表示要素につき８行８列の盤目
の数に対応する６４通りのデータと表示電極の数に対応
する７通りのデータ、合計７１通りのデータをマイクロ
コンピュータ中のメモリーに書き込んでおけばゲームを
行なうことができ、表示要素に関係なく全ての表示電極
の指示プログラムデータ、即ち前記実施例におけるチェ
スゲームの場合には７Ｘ８Ｘ８＝４４８通りのデータを
マイクロコンピュータ中のメモリーに記憶しておく場合
に比較して、関連プログラムデータを含めるとプログラ
ムデータの大幅な節約を行なうことができる。

本発明は、このようにしてメモリー容量の小さなマイク
ロコンピュータを使用し、電子ゲーム器中の小型化、低
価格化を達成したものである。

また、本発明によれば、表示駆動回路に表示要素と電池
電源との接続を周期的に断続するタイマー回路を切り換
え可能に付設しであるので、このタイマー回路により、
人力手段を操作し′て移動の対象として指定した駒、及
びこの駒の移動先にある駒、あるいはアンダーライン等
の表示の一部を点滅することができ、この変化に冨んだ
表示のためにゲームをより一層面白くすることができる
。

更に、マイクロコンピュータに音発生回路を接続してゲ
ーム器本体内部に設け、この音発生回路に接続してスピ
ーカーを取り付けた場合には、ゲーム進行中に電子音を
発生でき、この音の効果により、ゲームはさらに面白く
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るチェスゲーム器の外観を示す斜視
図、第２図（ａ）は第１図のチェスゲーム器における駒
の表示要素のセグメント電極を示す平面図、第２図（ｂ
）は第２図（ａ）のセグメント電極で表示したチェスの
各駒を示す平面図、第２図（Ｃ）は第１図のチェスゲー
ム器における表示パネルを示す平面図、第３図は第１図
のチェスゲーム器のシステム構成図、第４図は第３図の
システム中における表示駆動回路を示すブロック図であ
る。 なお、図面中、１はチェスゲーム器、２はゲーム器本体
、３は盤目、４は表示パネル、５は操作盤、６は人力手
段、７は表示回路、８は電池電源、９はマイクロコンピ
ュータ、１ｏは音発生回路、１１はスピーカー　Ｅ１〜
Ｅ７はチェス駒の表示のためのそれぞれのセグメント電
極、ＵＩＡ〜０８）１はそれぞれ表示パネルの盤目にあ
る表示要素である。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）ゲーム器本体と所定の行列数の盤目が表示されて
   いる表示パネル及び複数の操作ボタンを有する操作盤が
   一体化していて、ゲーム器本体に表示駆動回路、マイク
   ロコンピュータ及び電池電源を内蔵した携帯用小型電子
   ゲーム器であって、前記表示パネルの各盤目のそれぞれ
   を選択的に電圧を印加することにより全ての駒が表示可
   能な複数の表示電極からなる表示要素で構成し、これ等
   の表示要素のそれぞれに表示駆動回路を介して電池電源
   を切り換え可能に接続し、かつ、この表示駆動回路に表
   示要素と電池電源との接続を周期的に断続するタイマー
   回路を切り換え可能に付設したことを特徴とする携帯用
   小型電子ゲーム器。
2. （２）前記表示電極がセグメント電極であり、ゲームが
   チェスゲームである請求項１記載の携帯用小型電子ゲー
   ム器。
3. （３）前記タイマー回路によって電池電源との接続が周
   期的に断続される表示要素の表示電極が、駒の移動選択
   時には移動先の盤目の駒の一部を表示する際に駆動する
   表示電極であって、かつ、表示電極が複数種類の全ての
   駒を表示する際に共通して駆動する表示電極の一部であ
   る請求項１又は２記載の携帯用小型電子ゲーム器。
4. （４）前記セグメント電極の一部を二組の駒の一方は白
   く、他方は黒く表示した請求項２記載の携帯用小型電子
   ゲーム器。
5. （５）前記マイクロコンピュータに音発生回路を接続し
   てゲーム器本体内部に設け、この音発生回路に接続して
   スピーカーを取り付けた請求項１ないし３のいずれか１
   項記載の携帯用小型電子ゲーム器。