JPH03262999A - 結晶分光器 - Google Patents

結晶分光器

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JPH03262999A
JPH03262999A JP6162590A JP6162590A JPH03262999A JP H03262999 A JPH03262999 A JP H03262999A JP 6162590 A JP6162590 A JP 6162590A JP 6162590 A JP6162590 A JP 6162590A JP H03262999 A JPH03262999 A JP H03262999A
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JP
Japan
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wheel
crystal
rotary body
rotating body
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP6162590A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Tanida
義明 谷田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 結晶の表面に放射光を照射し、回転により回折分光する
結晶分光器に関し、 回転による不規則なバックラッシュや振動等を防止する
ことを目的とし、 駆動部により回転される第1のホイールに取付けられた
回転体に、回折分光を行うための結晶が設けられた結晶
分光器において、前記回転体の前記第1のホイールの反
対側に、これとバランスをとる第2のホイールを設ける
〔産業上の利用分野〕
本発明は結晶の表面に放射光を照射し、回転により回折
分光する結晶分光器に関する。
近年、例えば放射光X線を用いた分光実験では結晶の回
折を利用した結晶分光器が使用されている。このような
分光器は回折光の位置精度の向上が望まれている。この
ため、回転によるバックラッシュ、振動等を防止して回
転精度を向上させる必要がある。
〔従来の技術〕
第4図に従来の結晶分光器の構成図を示す。第4図にお
いて、結晶分光器1は、固定台2上に、ステッピングモ
ータ及びウオームギア(図示せず)が内蔵されたユニッ
ト3が位置される。また、固定台2にはホイール4が回
転可能に取付けられており、該ホイール4はユニット3
のウオームギアと係合している。そして、ホイール4に
取付は板5を介して回転体6が取付けられ、該回転体6
には結晶7が、その表面を回転軸と路間−に設けられる
このような結晶分光器1は、ユニット3のステッピング
モータの回転がウオームギアを介して伝達され、ホイー
ル4がこれに応じて第4図矢印のように回転する。これ
により、結晶7が回転し、該結晶7の表面に照射された
放射光による回折光が該回転角度に応じて分光するもの
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、ホイール4が回転する場合に生じる撓(捻れ)
によって回転体6にバックラッシュや振動、及び外部振
動等が不規則に発生する。これにより、結晶7の表面も
振動等が生じ回折分光の位置精度が悪化し、誤差許容範
囲の大きな分光実験にしか用いられないという問題があ
った。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、回転
による不規則なバックラッシュや振動等を防止する結晶
分光器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に本発明の原理説明図を示す。なお、第4図と同
一の構成部分には同一の符号を付す。第1図において、
結晶分光器1は、固定台2上に駆動部3が設けられ、該
駆動部3により固定台2に取付けられた第1のホイール
4が回転する。第1のホイールには取付板5により回転
体6が取付けられ、該回転体6に回折分光を行うための
結晶7が設けられる。
一方、回転板6の第1のホイール4の反対側にこれとバ
ランスをとる第2のホイール8が取付板5により取付け
られている。
〔作用〕
第1図に示すように、結晶7が設けられている回転体6
の両側に第1及び第2のホイール4.8が位置している
状態である。すなわち、第2のホイール8が第1のホイ
ール4とのバランスをとり、回転体6における慣性モー
メントを大きくしている。従って、回転体6は、回転時
に捻れがなく、回転停止時における左右へのブレや逆方
向へ回転させる際に生じるバックラッシュを一定に抑え
ることが可能となる。また、外部からの振動は第2のホ
イールの重量で防止される。これにより、当該結晶分光
器の回転精度及び回折分光の位置flat!が向上され
る。
〔実施例〕
第2図に本発明の一実施例の構成図を示す。第2図にお
ける結晶分光器1において、固定台2上の駆動部3は、
図示しないがステッピングモータ及びウオームギヤが内
蔵されており、該ウオームギヤは第1のホイール4が係
合されている。第1のホイール4は固定台2上に軸9に
より軸支されており、該軸9の延長上にロータリエンコ
ーダ10が設けられている。そして、ロータリエンコー
ダ10には表示器11が設けられ、第1のホイール4の
回転角度をロータリエンコーダ10により読取り、表示
器11で表示する。
一方、第1のホイール4に取付板5により結晶7が設け
られた回転体6が取付けられ、回転体6の反対側に取付
板5により第2のホイール8が設けられているのは、第
1図と同様である。この場合、第2のホイール8は、第
1のホイール4より厚み(重量)が薄い(軽い)もので
、回転体6の両側(第1及び第2のホイール4.8)の
重量バランスを考慮したものである。この重量バランス
は、例えば取付板5にねじ等を取付けて、第2のホイー
ル8を左右に移動可能にして微調整することによっても
行うことができる。
従って、回転体6(結晶7)は、駆動部3のステッピン
グモータが制御パルスの供給停止で励磁状態になると、
最大動作位置(取付ガタを含む回転移動位置)で停止す
ることとなる。そのため、1転速度、角速度の設定によ
って逆方向へ移動することなく、上記最大動作位置で停
止する。
すなわち、この重量バランスにより回転体6の左右(結
晶6の左右)において慣性モーメントを等しくするもの
で、慣性モーメントの増加とあいまって回転時の捻れ及
び回転体6の回転停止による振動を防止し、逆方向へ回
転させる際に生じるバックラッシュを一定に抑えること
ができる。このバックラッシュを一定にすることは逆方
向への回転移動距離が一定に把握できることを意味し、
制御が安定し、回転精度が向上する。
次に、第3図に、本発明の一適用例の概念図を示す。第
3図は、本発明の結晶分光器1を2組用いて回折分光さ
せるものである。この場合、例えば放射光としてX線を
用いて分光実験を行うとき、2組の結晶分光器1は、そ
の結晶7の表面を常に平行に保つように制御して回折分
光させる。このように2結晶独立駆動型の分光器を構成
した場合でも、第3図では図示しないが第1及び第2の
ホイール4.8により、回転の捻れ、振動を防止でき、
バックラッシュも一定に抑えることができることから、
2組の結晶分光器を精度よく制allすることができる
〔発明の効果〕
以上の本発明によれば、回転体の第1のホイールの反対
側に第2のホイールを設けることにより、回転体の捻れ
や振動を防止することができると共に、バックラッシュ
を一定に抑えることができ、回転体の回転精度、ひいて
は結晶の回折分光の位置精度を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の一実施例の構成図、 第3図は本発明の一適用例の概念図、 第4図は従来の結晶分光器の構成図である。 図において、 1は結晶分光器、 2は固定台、 3は駆動部(ユニット)、 4は第1のホイール、 5は取付板、 6は回転体、 7は結晶、 8は第2のホイール を示す。 本発明の原理説明図 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 駆動部(3)により回転される第1のホィール(4)に
    取付けられた回転体(6)に、回折分光を行うための結
    晶(7)が設けられた結晶分光器において、 前記回転体(6)の前記第1のホィール(4)の反対側
    に、これとバランスをとる第2のホィール(8)を設け
    ることを特徴とする結晶分光器。
JP6162590A 1990-03-13 1990-03-13 結晶分光器 Pending JPH03262999A (ja)

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JP6162590A JPH03262999A (ja) 1990-03-13 1990-03-13 結晶分光器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6162590A JPH03262999A (ja) 1990-03-13 1990-03-13 結晶分光器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03262999A true JPH03262999A (ja) 1991-11-22

Family

ID=13176550

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JP6162590A Pending JPH03262999A (ja) 1990-03-13 1990-03-13 結晶分光器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012510320A (ja) * 2008-12-01 2012-05-10 ザ ユニバーシティ オブ ノース カロライナ アット チャペル ヒル 多色分布を持つx線ビームからのマルチビームイメージングを用いる対象の画像の検出システム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012510320A (ja) * 2008-12-01 2012-05-10 ザ ユニバーシティ オブ ノース カロライナ アット チャペル ヒル 多色分布を持つx線ビームからのマルチビームイメージングを用いる対象の画像の検出システム及び方法
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