JPH03262505A - 液体濾過装置 - Google Patents

液体濾過装置

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JPH03262505A
JPH03262505A JP6047190A JP6047190A JPH03262505A JP H03262505 A JPH03262505 A JP H03262505A JP 6047190 A JP6047190 A JP 6047190A JP 6047190 A JP6047190 A JP 6047190A JP H03262505 A JPH03262505 A JP H03262505A
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JP
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valve
opening
liquid
pressure
filter
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JP6047190A
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Yoshimi Oshitari
忍足 義見
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、逆洗浄を自動的に行えるようにし、液体を連
続して濾過することができるようにした液体濾過装置に
関するものである。
[発明の背景] 濾過装置の濾過エレメントは、通常、菊花状にするなど
してその濾過面積を大きくし、濾過面で多量の微粒子が
捕集てきるようにし、濾過エレメントを交換することな
く長時間濾過操作を行えるようにしているが、それても
なお、時間が経過するにしたがって、濾過エレメント上
に堆積した微粒子によって圧力損失が増大し、濾過の効
率が低下してくるので、濾過を継続するには濾過エレメ
ントを新しい濾過エレメントに交換しなければならなか
った。
交換した濾過エレメントは、これを廃棄してしまうこと
は不経済であるので、濾過エレメント上に堆積した微粒
子を除去し、濾過エレメントを再利用することがしばし
ば行われている。
通常、濾過エレメント上に堆積した微粒子の除去には、
濾過エレメントに濾過の方向とは逆の方向に液体または
気体(例えば空気)を通す方法、いわゆる逆洗浄方法が
採用されているが、濾過エレメントを濾過装置から取り
外し、逆洗浄方法により濾過エレメントを再利用てきる
ように再生することは操作に手数がかかり容易ではなか
った。
また、濾過エレメントに濾紙を用いたものにおいては、
除去した微粒子が濾紙の内部まで入り込んでいるためそ
の除去は困難であった。これを防ぐために、初めに濾紙
の表面にけいそう土の粒子をプリコートしてから濾過を
行うことが知られているが、多量の廃棄物が発生すると
ともにその操作に手数がかかるという欠点があるために
この方法は広く利用されていない。
[発明の目的〕 したがって、本発明の第1の目的は、濾過エレメントを
濾過装置から取り外すことなく濾過エレメントに堆積し
た微粒子を逆洗浄によって除去し、濾過流量を容易に回
復することができる液体濾過装置を提供することにある
また、本発明の第2の目的は、多量の廃棄物を発生する
ことなく濾過エレメントに堆積した微粒子を逆洗浄によ
って除去し、濾過流量を容易に回復することができる液
体濾過装置を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、 (1) 四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材を
連通孔を有する管の周囲に設けた濾過エレメントを支持
板に複数本設置した濾過体を挾んで、その下部に、開閉
弁を有する流入口及び開閉弁を有する排出口を設けた下
部槽を、また、その上部に、制閉弁を有する流出口及び
空気溜めを設けた上部槽を設けるとともに、逆洗浄開始
の信号を出す信号発生装置と、流出口の開閉弁の開閉、
・流入口の開閉弁の開閉、排出口の開閉弁の開閉を行う
制御装置を設けたことを特徴とする液体濾過装置。
(2)四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材を連
通孔を有する管の周囲に設けた濾過エレメントを支持板
に複数本設置した濾過体を挾んで、その下部に、開閉弁
を有する流入口及び開閉弁を有する排出口を設けた下部
槽を、また、その上部に、開閉弁を有する流出口及び開
閉弁を介して接続する圧力空気発生装置を設けた上部槽
を設けるとともに、逆洗浄開始の信号を出す信号発生装
置と、流出口の開閉弁の開閉、流入口の開閉弁の開閉、
排出口の開閉弁の開閉、圧力空気発生装置に接続する開
閉弁の開閉を行う制御装置を設けたことを特徴とする液
体濾過装置。
(3)下部槽に空気溜めを設けたことを特徴とする前記
(1)項または(2)項記載の液体濾過装置。
(4)流出口に定流量弁を設けたことを特徴とする前記
(1)項乃至〈3)項記載の液体濾過装置。
(5〉排出口の下に逆洗浄排出液受は槽を設けたことを
特徴とする前記(1)項乃至(4〉項記載の液体濾過装
置。
(6〉濾過エレメントが、四フッ化エチレン樹脂からな
るフィルター材と連通孔を有する管の間に網状物又は不
織布を介在させたものであることを特徴とする前記(1
)項乃至(5)項記載の液体濾過装置。
によって達成される。
以下、本発明の詳細な説明する。
四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材は、四フッ
化エチレンまたは四フッ化エチレンを主体とする樹脂か
らなるフィルムに微細な多数の孔を形成したものである
かかる四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材は各
種のものが市販されており、市販されているものには厚
さが5〜85μm1平均孔径が0.1〜10μmのもの
がある。
本発明の四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材は
、これらの中から除去すべき微粒子の大きさ等を考慮し
て選択すればよい。
連通孔を有する管の周囲に四フッ化エチレン樹脂からな
るフィルター材を設けることよって濾過エレメントが形
成される。濾過エレメントは一端が開口し、他端が閉鎖
されており、四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター
材を通った濾過された液体は開口部から流出するように
なっている。
四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材と連通孔を
有する管との間に網状物又は不織布を介在させることが
好ましい。これら網状物又は不織布としては各種のもの
が用いられる。
網状物としては、厚さが0.3〜0.5w11で、網目
20〜50メツシユであるのものが好ましい。また、不
織布としては、厚さが0.3〜0.5mであるのものが
好ましい。
網状物又は不織布の材料は、濾過体に要求される性能を
満たすものであればいずれでもよい。例えばポリ四フッ
化エチレン、四フッ化エチレンー六フッ化プロピレン共
重合体、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステルを
用いることができる。
四フッ化エチレン樹脂から通るフィルター材と網状物又
は不織布とは、接着剤によりあるいは融着により一体化
した方が四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材が
より補強されるので好ましいが、四フッ化エチレン樹脂
からなるフィルター材と網状物又は不織布とは必ずしも
一体化してなければならないものではない。
四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材と網状物又
は不織布とを融着により一体化する場合には、網状物又
は不織布として四フッ化エチレン樹脂からなるフィルタ
ー材よりも融点の低いものが用いられる。
四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材により濾過
された液体は、連通孔を有する管の連通孔を通り、管の
中心孔から排出される。
連通孔を有する管の材料は、使用する液体によって犯さ
れないものであれば、セラミック、ガラス等の無機質の
ものであっても、合成樹脂等の有機質のものであっても
よい。
連通孔を有する管は、発泡成形等、通常用いられる方法
によって形成することができるが、四フッ化エチレンー
六フッ化プロピレン共重合体、塩化ビニル樹脂、塩化ビ
ニリデン樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリア
ミド、ポリエステル等の熱可塑性合成樹脂からなる微粒
子あるいは繊維を融着し、連通孔を形成したものが好ま
しい。
連通孔を有する管は、濾過圧により、四フッ化エチレン
樹脂からなるフィルター材が変形するのをさけるために
剛性を有することが好ましい。
四フッ化エチレン樹脂それ自身はその侭では接着剤によ
って接着することはできないが、四フッ化エチレン樹脂
からなるフィルター材は接着することができるので、四
フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材がフィルム状
のものであっても、容易にこれを通気性を有する管の周
囲に設けることができる。また、連通孔を有する管と四
フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材との間に網状
物又は不織布を介在させる場合、該網状物又は不織布の
材料として四フッ化エチレン樹脂より低い融点を有する
合成樹脂を採用すれば、該網状物又は不織布を熱融着性
の接着剤として働かせ、四フッ化エチレン樹脂からなる
フィルター材を通気性を有する管の周囲に設けることが
できる。
濾過体は、例えば支持板に濾過エレメントを挿入するこ
とができる大きさの複数の孔を設け、該孔に濾過エレメ
ントの開口部側を挿入し、接着剤を用いて気密に固着す
ることによって構成することができる。
濾過体の下部には下部槽が設けられ、また、上部には上
部槽が設けられている。
また、下部槽には処理される液体が流入する流入口が開
閉弁を介して設けられている。
流入口は下部槽のいかなる位置に設けてもよいが、濾過
体の周囲に整流板を設けるとかして流入口から流入した
処理される液体が直接濾過エレメントに当たらないよう
にしておくことが好ましい。
下部槽にはまた逆洗浄によって濾過エレメントから洗い
落とされた排出物を排出する排出口が開閉弁を介して設
けられている。排出口の下には逆洗浄によってできた排
出液を受ける逆洗浄排出液受は槽を設けておくことがで
きる。逆洗浄排出液受は槽には濾紙袋を設け、逆洗浄に
よって濾過エレメントから洗い落とされた排出物とそれ
とともに排出される液とを分離することができるように
しておくことが好ましい。
下部槽には空気溜めが設けることが好ましい。
空気溜めは下部槽の中心、その他如何むる位置に設けて
もよいが、下部槽の周囲に設けることが好ましい。
流入口の開閉弁が解放されると流入口から入ってくる液
体によって空気溜めにある空気は圧縮される。次いで、
流入口が閉じられ、排出口が解放されるとこの圧縮され
た空気によって下部槽の液体は一気に排出口から排出さ
れ、その勢いによって濾過エレメント上に堆積した微粒
子の殆どは濾過エレメントから落下し、次に行われる逆
洗浄の効果を高めることができる。
上部槽には処理された液体を送り出す流出口が開閉弁を
介して設けられ、さらに、空気溜めが設けられている。
流出口の開閉弁が閉じられると流入口から入ってくる液
体によって空気溜めにある空気は圧縮され、上部槽の圧
力は流入口の圧力あるいはそれに近い圧力にまで高めら
れる。流入口が閉じられ、排出口が解放されるとこの空
気圧によって上部槽の液は濾過エレメントを通り排出口
から排出され逆洗浄が行われる。
また、上部槽に空気溜めを設けあるいは設けることなく
上部槽に圧力空気発生装置を接続し、逆洗浄を空気溜め
に得られた空気圧及び圧力空気発生装置からの空気圧、
あるいは、圧力空気発生装置からのみの空気圧によって
行うようにしてもよい。
濾過を継続すると、濾過エレメント上に除去された微粒
子が堆積し、圧力損失が増大する。圧力損失が大きくな
ると流入口から液を一定の圧力で送っているときには流
出量が少なくなり、また、流出量を一定にしようとする
と流入口から送る液の圧力を高めなければならなくなり
濾過を効率よく行うことができなくなる。逆洗浄開始の
信号を出す信号発生装置は、濾過を効率よく行うことが
できなくなったときにもたらされるこれら変化を検知し
て、逆洗浄が必要となったことを知らせる信号を発生す
るものである。
逆洗浄開始の信号を出す信号発生装置は、逆洗浄開始の
信号を出すことができるものであればどのようなもので
もよい。
逆洗浄開始の信号を出す信号発生装置は、濾過エレメン
トでの圧力損失を直接測定し、これが−定の値を超えた
ときに信号を出す信号発生装置であってもよいし、また
、濾過エレメントでの圧力損失を間接的に測定し、これ
が一定の値を超えたときに信号を出す信号発生装置であ
ってもよい。
濾過エレメントでもたらされる圧力損失は濾過エレメン
トを通過する液体の量によって変わるので、上記一定の
値は、濾過エレメントを通過する液体の量によって変化
する。
また、逆洗浄開始の信号を出す信号発生装置は、例えば
、濾過エレメントを通過する液体の量を一定にしておき
、上部槽及び下部槽の圧力をそれぞれ測定し、或いは上
部槽又は下部槽の圧力を測定し、演算によって圧力差を
算出し信号を発生するもの、濾過エレメントを通過する
液体の量を一定にしておき、上部槽及び下部槽の圧力差
を直接測定し信号を発生するものであることができる。
また、流入口から送る液体の圧力を一定にしておき、流
出口から出る液体の量を測定し、これが一定の値以下に
なったときに信号を発生するもの、流入口から送る液体
の圧力を一定にし、また、流出口に定流量弁を設け、上
部槽の圧力を測定し、これが一定の値以下になったとき
に信号を発生するものであることができる。
信号発生装置からの信号に基づいて逆洗浄が開始され、
流出口の開閉弁、流入口の開閉弁、排出口の開閉弁、圧
力空気発生装置に接続する開閉弁の開閉が行われる。
上部槽に空気溜めを設け、ここに生じた空気圧によって
逆洗浄を行う場合には、信号発生装置からの信号に基づ
いてまず流出口の開閉弁が閉鎖される。次いで上部槽の
空気溜めの圧力が必要とする圧力になったとき、流入口
の開閉弁が閉鎖され、排出口の開閉弁が解放される。こ
れら一連の開閉弁の操作は各種センサーを設け、センサ
ーからの信号に基づいて行うことができ、また、シーケ
ンス制御で行うこともできる。
逆洗浄が終わった後、濾過を開始するには、排出口の開
閉弁を閉鎖し、流入口及び流出口の開閉弁を解放すれば
よい。
逆洗浄を圧力空気発生装置からのみの空気圧で行う場合
には、信号発生装置からの信号に基づいて流入口及び流
出口の開閉弁を閉鎖し、次いで排出口の開閉弁及び圧力
空気発生装置に接続する開閉弁を解放する。これら一連
の開閉弁の操作は上記と同様に各種センサーを設け、セ
ンサーからの信号に基づいて行うことができ、また、シ
ーケンス制御で行うこともできる。
逆洗浄が終わった後、濾過を開始するには、圧力空気発
生装置に接続する開閉弁を閉鎖し、次いで排出口の開閉
弁を閉鎖し、流入口及び流出口の開閉弁を解放すればよ
い。
上部槽に空気溜めを設け、逆洗浄に圧力空気発生装置か
らの空気圧とともに空気溜めに生じた空気圧を用いる場
合には、流出口の開閉弁を閉鎖し、上部槽の空気溜めの
圧力が必要とする圧力になったとき、流入口の開閉弁を
閉鎖し、排出口の開閉弁を解放し、次いで圧力空気発生
装置に接続する開閉弁を解放するのが好ましい。
各開閉弁の操作の順序は本発明所期の目的を達成する範
囲で変更することが可能である。
本発明においてはフィルター材として四フッ化エチレン
樹脂からなるものを用いているので、逆洗浄によってフ
ィルター材の表面に堆積し、固まった微粒子は容易に脱
落し、濾過エレメントを容易に再生することができる。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は連続液体濾過装置の一部切り欠き側面図である
図において1は濾過エレメントを示す。
濾過エレメント1は管2の周囲にlI!3を融着した四
フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材4が設けられ
ている。また、濾過エレメント1の一端は蓋体5で閉じ
られている。管2は合成樹脂の粒子を焼結して作られた
もので、管2の外側から管2の中心16に液体が通過で
きるように連通孔が形成されている。濾過されるべき液
体は濾過エレメント1の外側から入り、微粒子を四フッ
化エチレン樹脂からなるフィルター材4の表面に残し、
管2の連通孔を通過し、管2の中心部6に集まり、解放
端7から排出される。(第3図参照)濾過エレメント1
の解放端7が支持板8に埋め込まれ濾過体9が形成され
る。(!1図参照)濾過体9の上部には空気溜め10を
有する上部槽11が設けられている。また上部槽11は
流出口12及び圧力計13を有しており、流出口12に
は電磁弁14及び定流量弁15が設けられている。16
は電磁弁17を有する管を、18は下限圧カリミツトス
イッチを、19は上限圧力リミットスイッチを示す。
濾過体9の下部には下部槽20が設けられている。また
下部槽20は流入口21、排出口22及び圧力計23を
有しており、流入口21には電磁弁24が、排出口22
には電磁弁25が設けられている。
流入口21から入った液が直接S過エレメント1にあた
らないようにし、また、流入口21から入った液を濾過
体9の下方から送るようにするために整流筒26が濾過
体9の周囲に設けられている。27は電磁弁を示す。
上部槽11、濾過体9及び下部槽20よりなる濾過装置
は、機台28に載置されている。
排出口22の下には沈降槽29が設けられ、沈降槽29
の中には多数の孔を設けた液切り槽30が設けられてい
る。液切り槽30の中には濾紙袋31が入れられる。
32は排出口22から排出される液の勢いを和らげる緩
衝板を、33は沈降槽29に溜まった液を排出するポン
プを、34は濾過装置を操作する装置が入っているコン
トロールボックスを示す。
第4図は第1図の液体濾過装置を操作するための制御装
置である。
図において、35は制御装置、36は各電磁弁を開閉す
る電力を供給する装置である。
制御装置35は、下限圧カリミツトスイッチ18からの
信号を受は入れる受入れ部37、上限圧力リミットスイ
ッチ19からの信号を受は入れる受入れ部38を有して
いる。
各電磁弁を開閉する電力を供給する装置36は、流出口
12の電磁弁14を開閉する電力を供給する電力供給部
39、流入口21の電磁弁24を開閉する電力を供給す
る電力供給部40、排出口22の電磁弁25を開閉する
電力を供給する電力供給部41を有している。
次に第1図に示された濾過装置の作動を説明する。
加工装置から排出された廃液は一定の圧力(例えば1 
kg / cd )で流入口21から入り、電磁弁24
を通り、下部槽20に入る。下部槽20に入った廃液は
整流筒26で流れが変えられ、濾過体9の下方から濾過
体9に入り、濾過エレメント1で濾過される。廃液に含
まれた微粒子は濾過エレメント1のフィルター材4で除
かれ、清浄になった廃液は、網3を通り、管2の連通孔
を通り、中心部6から上部槽11に集められ、電磁弁1
4、定流量弁15を通り流出口12から排出され再利用
される。
濾過が進むにしたがって、フィルター材4表面に堆積す
る微粒子の量が増加し、濾過エレメント1での圧力損失
が増加し、濾過を効率よく行うことができなくなる。
定流量弁15は送られてくる液体の圧力、すなわち上部
槽11の圧力により絞り開度を調節して流量を一定に維
持するものでる。
廃液は一定の圧力で流入口21から送られて来ており、
また、流出口12には上記定流量弁15が設ケられてい
るので、フィルター材4表面に堆積する微粒子の量が増
加し、濾過エレメント1での圧力損失が増加し、流量が
低下してくると定流量弁15の絞り開度が大きくなり、
上部槽11の圧力は低下してくる。
上部槽11の圧力は低下は濾過エレメント1での圧力損
失の増加を示し、濾過を効率よく行うことができなくな
る時期、すなわち逆洗浄開始の時期を判断する指標にな
る。
上部槽11の圧力がある値(例えば0.8)cg/cd
)まで低下したとき、下限圧カリミツトスイッチ18が
働き逆洗浄開始の信号を出す。咳信号に基づいて電力供
給部39から電力が供給され流出口12の電磁弁14が
閉鎖される。
流出口12の電磁弁14が閉鎖されたのちにも廃液は一
定の圧力で流入口21から供給され続けているので上部
槽11の圧力は上昇し、空気溜め10の空気は圧縮され
る。上部槽11の圧力がある値にまで上昇したときに、
上限圧力リミットスイッチ1つが働き信号を出す。該信
号に基づいて電力供給部40から電力が供給され流入口
21の電磁弁24が閉鎖され、次いで、電力供給部41
から電力が供給され排出口22の電磁弁25が解放され
る。排出口22の電磁弁25が解放されると空気溜め1
0に溜められた空気の圧力によって、上部槽11の液体
は逆流し、濾過エレメント1に堆積した粒子を剥離する
。剥離された粒子は液体とともに排出口22から排出さ
れる。排出に当り、排出口22から空気が取り込まれる
ので、排出される剥離された粒子は砕かれ排出を容易に
する。
排出口22から排出された液は緩衝板32にあたり勢い
を和らげられ濾紙袋31の中に落下する。
濾過エレメント1から剥離された粒子は濾紙袋31の中
に残り、分離された液体はポンプ33で排出される。排
出された液体は流入口21に戻し再利用してもよい。
排出が終わった後、排出口22の電磁弁25が閉鎖され
、流出口12の電磁弁14及び流入口24の電磁弁24
が解放され、下限圧カリミツトスイッチ18及び上限圧
力リミットスイッチ19がリセットされ、濾過が再び開
始される。
第2図は下部槽20の周囲に空気溜め42を設けた実施
例を示す。
第2図における1〜25.27〜34は第1図における
1〜25.27〜34と同義である。
第2図に示された濾過装置も第1図の濾過装置と同様に
して操作することができる。
加工装置から排出された廃液は一定の圧力(例えば1 
kg / cJ )で流入口21から入り、電磁弁24
を通り、下部槽20に入る。下部槽20に入った廃液は
空気溜め42の壁で流れが変えられ、濾過体9の下方か
ら濾過体重に入り、濾過エレメント1て濾過される。廃
液に含まれた微粒子は濾過エレメント1のフィルター材
4で除かれ、清浄になった廃液は、網3を通り、管2の
連通孔を通り、中心部6から上部槽11に集められ、電
磁弁14、定流量弁15を通り流出口12から排出され
再利用される。
空気溜め42内の空気は、流入口21から入った廃液の
圧力で圧縮される。
濾過が進むにしたがって、フィルター材4表面に堆積す
る微粒子の量が増加し、濾過エレメント1での圧力損失
が増加し、濾過を効率よく行うことができなくなる。
定流量弁15は送られてくる液体の圧力、すなわち上部
槽11の圧力により絞り開度を調節して流量を一定に維
持するものでる。
廃液は一定の圧力で流入口21から送られて来ており、
また、流出口12には上記定流量弁15が設けられてい
るので、フィルター材4表面に堆積する微粒子の量が増
加し、濾過エレメント1での圧力損失が増加し、流量が
低下してくると定流量弁15の絞り開度が大きくなり、
上部WJ11の圧力は低下してくる。
上部槽11の圧力は低下は濾過エレメント1での圧力損
失の増加を示し、濾過を効率よく行うことができなくな
る時期、すなわち逆洗浄開始の時期を判断する指標にな
る。
上部槽11の圧力がある値(例えばOJkg/cJ)ま
で低下したとき、下限圧カリミツトスイッチ18が働き
逆洗浄開始の信号を出す。該信号に基づいて電力供給部
39から電力が供給され流出口12の電磁弁14が閉鎖
される。
流出口12の電磁弁14が閉鎖されたのちにも廃液は一
定の圧力で流入口21から供給され続けているので上部
槽11の圧力は上昇し、空気溜め10の空気は圧縮され
る。上部槽11の圧力がある値にまで上昇したときに、
上限圧力リミットスイッチ19が働き信号を出す。該信
号に基づいて電力供給部40から電力が供給され流入口
21の電磁弁24が閉鎖され、次いで、電力供給部41
から電力が供給され排出口22の電磁弁25が解放され
る。排出口22の電磁弁25が解放されると、空気溜め
42に溜められた空気の圧力によって、下部槽20の廃
液は排出口22から排出され、その勢いで濾過エレメン
ト1に堆積した粒子の殆どは剥離する。また、空気溜め
10に溜められた空気の圧力によって、上部槽11の液
体は逆流し、濾過エレメント1に堆積した粒子を更に剥
離する。
剥離された粒子は液体とともに排出口22から排出され
る。
排出に当り、排出口22から空気が取り込まれるので、
排出される剥離された粒子は砕かれ排出を容易にする。
排出口22から排出された液は緩衝板32にあたり勢い
を和らげられ濾紙袋31の中に落下する。
濾過エレメント1から剥離された粒子は濾紙袋31の中
に残り、分離された液体はポンプ33で排出される。排
出された液体は流入口21に戻し再利用してもよい。
排出が終わった後、排出口22の電磁弁25が閉鎖され
、流出口12の電磁弁14及び流入口24の電磁弁24
が解放され、下限圧カリミツトスイッチ18及び上限圧
力リミットスイッチ19がリセットされ、濾過が再び開
始される。
逆洗浄開始の信号を出す信号発生装置は、定流量弁15
の代わりに流量計を設け、該流量計、圧力計13及び圧
力計14からの信号を演算して逆洗浄開始の信号を出す
ものであってもよい。また、流入口21の電磁弁24及
び排出口22の電磁弁25を、流出口12の電磁弁14
が閉鎖された後一定の時間後に流入口21の電磁弁24
を閉鎖し、次いで一定時間後に排出口22の電磁弁25
を解放するように操作してもよい。
管16に圧力空気発生装置を接続し、逆洗浄するための
上部槽11の液体の逆流を、圧力空気発生装置からの空
気圧によって行ってもよい。この場合空気溜め10は設
けても、設けなくてもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、容易に濾過流量を回復することができ
、長時間連続して自動的に運転することができるコンパ
クトな液体濾過装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の連続液体濾過装置の一部切り欠き側面
図、第2図は本発明の他の連続液体濾過装置の一部切り
欠き側面図、第3図は本発明に係る濾過エレメントの断
面図、第4図は本発明の連続液体濾過装置を操作するた
めの制御装置を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材を連
    通孔を有する管の周囲に設けた濾過エレメントを支持板
    に複数本設置した濾過体を挾んで、その下部に、開閉弁
    を有する流入口及び開閉弁を有する排出口を設けた下部
    槽を、また、その上部に、開閉弁を有する流出口及び空
    気溜めを設けた上部槽を設けるとともに、逆洗浄開始の
    信号を出す信号発生装置と、流出口の開閉弁の開閉、流
    入口の開閉弁の開閉、排出口の開閉弁の開閉を行う制御
    装置を設けたことを特徴とする液体濾過装置。
  2. (2)四フッ化エチレン樹脂からなるフィルター材を連
    通孔を有する管の周囲に設けた濾過エレメントを支持板
    に複数本設置した濾過体を挟んで、その下部に、開閉弁
    を有する流入口及び開閉弁を有する排出口を設けた下部
    槽を、また、その上部に、開閉弁を有する流出口及び開
    閉弁を介して接続する圧力空気発生装置を設けた上部槽
    を設けるとともに、逆洗浄開始の信号を出す信号発生装
    置と、流出口の開閉弁の開閉、流入口の開閉弁の開閉、
    排出口の開閉弁の開閉、圧力空気発生装置に接続する開
    閉弁の開閉を行う制御装置を設けたことを特徴とする液
    体濾過装置。
  3. (3)下部槽に空気溜めを設けたことを特徴とする請求
    項(1)または(2)記載の液体濾過装置。
  4. (4)流出口に定流量弁を設けたことを特徴とする請求
    項(1)乃至(3)記載の液体濾過装置。
  5. (5)排出口の下に逆洗浄排出液受け槽を設けたことを
    特徴とする請求項(1)乃至(4)記載の液体濾過装置
  6. (6)濾過エレメントが、四フッ化エチレン樹脂からな
    るフィルター材と連通孔を有する管の間に網状物又は不
    織布を介在させたものであることを特徴とする請求項(
    1)乃至(5)記載の液体濾過装置。
JP6047190A 1990-03-12 1990-03-12 液体濾過装置 Pending JPH03262505A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534128A (en) * 1978-08-31 1980-03-10 Ito Tekkosho:Kk Back wash type filtering device by air
JPS63209714A (ja) * 1987-02-27 1988-08-31 Takuwa:Kk 濾過用フイルタ素子の逆洗浄法

Patent Citations (2)

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